JP2006060355A - 機器プログラムの更新システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】家庭用電気機器に対してプログラム更新の必要が生じた際には、メモリーカードなどの記録媒体を利用してプログラムの書き換えを行うか、メーカーのサービス拠点へ持ち込んでプログラムを書き換える必要があり、多大な労力と費用がかかっていた。
【解決手段】プログラムデータを取得する手段を有する機器がデジタル放送経由、もしくはサーバ、記録媒体からアップデートプログラムを取得し、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】プログラムデータを取得する手段を有する機器がデジタル放送経由、もしくはサーバ、記録媒体からアップデートプログラムを取得し、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明はプログラムを受信する手段を有しない機器に対して、電力線を介してプログラムを送信してプログラムの更新を行うシステムに関する。
従来この種のプログラム更新システムとしては、例えば特許文献1に記載されているようなものがあった。
図9は前記特許文献1に記載されたデジタル放送受信機のブロック図であり、1は電波を受けるためのアンテナ、2は目的の電波を受信するためのチューナ、3は受信したデジタル放送用電波から、目的の番組やデータを選別するフィルタ、4は前記フィルタで選別されたデータのうち、プログラム更新用のデータかそれ以外のデータかを判断し選別するデータ判定手段、5は前記データ判定手段でアプリケーションプログラムが使用するデータと判断されたデータをつなぎ合わせてアプリケーションプログラムから使用できるように構築するアプリ用データ構築手段、6は番組表やデータ放送などの機能を実現するためのアプリケーションプログラム、7は前記アプリ用データ構築手段で構築されたデータを保管するためのRAM2、8は前記データ判定手段でプログラム更新用データと判定されたデータを集めてプログラムを構築するプログラム構築手段、9は構築したプログラムを一時的に保管するRAM1、10は前記RAM1に保管されたプログラム格納用メモリに書き込むためのメモリ書込手段、11は2つあるメモリのアドレスの割り当てを入れ替えるメモリ切替手段、12はプログラムを格納する目的で用意される電気的に書き換え可能で、電源を供給されなくても書き込まれたデータを保持することが可能なメモリであり、たとえばFlashROMである。
13は前記12のメモリと同様のメモリ、14はシステム起動時、立ち上がるべきプログラムが格納されているメモリを自動的に選択し、メモリ切替手段を制御する起動判定手段、15は起動するべきプログラムの内容が正規のプログラムか否かを検査するための起動メモリ検査手段、16は起動するべきプログラムが格納されているメモリがメモリ1かメモリ2かを保持している不揮発性メモリであり、たとえばEEPROMである。17は前記RAM1に保管されたプログラム更新用データのCRCやCheck―Sumを計算するプログラム検査手段、18は起動時に、通常のシステム起動かプログラム更新目的での起動かを判断し、起動モードを切り替える起動モード判定手段、19はメモリに書き込まれたプログラムが異常で起動ができない場合にユーザに知らせる起動失敗通知手段である。
チューナによって受けた電波から、フィルタによって必要なデータをデータ判定手段に送る。データ判定手段では、フィルタから送られてきたデータをプログラム更新用のデータかそうでないかを判定する。データ判定手段でプログラム更新用のデータと判断されたデータは、動作可能なプログラムの形に構築された後、いったんRAM1に蓄積され、プログラム検査手段によってCRCもしくはCheck−Sumなどの計算を行う。プログラムの検査が終了すると、メモリ書き込み手段はRAM1からプログラムを読み出す。メモリ切り替え手段は起動判定手段から、現在起動しているプログラムが格納されているメモリとは逆のメモリに対して書き込みを行う。メモリ書き込み手段はすべてのプログラムの書き込みが終了したら、次回起動するべきプログラムが書き込まれたメモリがどのメモリかを不揮発性メモリに書き込んでおく。
システム起動時には、起動判定手段は不揮発性メモリから立ち上がるべきプログラムが入っているメモリがどちらかを読み込み、メモリ切り替え手段に通知し、立ち上がるべきプログラムが格納されているメモリがプログラムの実行に支障のないアドレスにマッピングされる。メモリの切り替えが終了したら、起動メモリ検査手段はまず立ち上がるべきプログラムが格納されているメモリの内容を読み込み、CRCもしくはCheck―Sumもしくはそれ以外の手法で計算を行い、不揮発性メモリに格納されたプログラム検査手段の計算結果と比較する。計算結果が一致すれば、正常に起動できると判断し、通常の立ち上がりシーケンスに基づいてシステムを起動するが、計算結果が一致しなかった場合は、反対側のメモリを検査する。検査の結果計算結果が一致すれば不揮発性メモリに正しい立ち上がるべきプログラムが格納されたメモリから起動するようにデータを変更し、メモリ切り替え手段に通知する。
特開2002−149430号公報
しかしながら前記従来の構成では、デジタル放送のダウンロードによってプログラムの書き換えを行う対象機器はデジタル放送受信機であり、デジタル放送受信機以外の家庭用の電気機器、たとえばデジタルビデオホームシステムレコーダー(以下DVHSと呼ぶ)、携帯電話、電気冷蔵庫、電気洗濯機などはダウンロードによりプログラムを書き換えることはできなかった。
そのためこれらの家庭用電気機器に対してプログラム更新の必要が生じた際には、サービスマンが利用者宅を訪問してメモリーカードなどの記録媒体を利用してプログラムの書き換えを行うか、メーカーのサービス拠点へ持ち込んで前記記録媒体あるいはプログラムの書き換えツールによりプログラムを書き換える必要があり、多大な労力と費用がかかっていた。
本発明は上記課題を解決するために、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うものである。その結果、プログラム書き換えのためにサービスマンが利用者宅を訪問することも、機器をメーカーのサービス拠点へ持ち込むことも必要なくなり、多大な労力と費用の削減が可能になる。
上記従来の課題を解決するために、本発明では機器を制御する制御部と、前記制御部で実行されるプログラムを格納しておく記憶手段と、新たにプログラムデータを取得する手段と、前記取得したプログラムを保持しておく一時記憶手段と、電力線を介して通信する手段とを有する第1の機器と、機器を制御する制御部と、前記制御部で実行されるプログラムを格納しておく記憶手段と、前記プログラムを書き換える手段と、電力線を介して通信する手段とを有する第2の機器からなるシステムであって、前記第1の機器と、前記第2の機器が電力線を介して通信可能に構成されていることを特徴とする機器プログラムの更新システムとしている。
本構成によって、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
以上のように本発明のプログラムの更新システムによれば、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。その結果、プログラム書き換えのためにサービスマンが利用者宅を訪問することも、機器をメーカーのサービス拠点へ持ち込むことも必要なくなり、多大な労力と費用の削減が可能になる。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるプログラム更新システムの構成を示すブロック図である。デジタル放送受信機(以下受信機と呼ぶ)1は、チューナー101、復調部102、トランスポートデコード部103、AVデコード部104、表示制御部105、加算器106、一時メモリ107、プログラムメモリ108、CPU109、リモコンインターフェース110、デジタル通信インターフェース111、電力線モデム112を備えている。表示装置2は受信機1に接続される。DVHS3は、デジタル通信インターフェース301、リモコンインターフェース302、CPU303、一時メモリ304、プログラムメモリ305、DVHSフォーマット変換部306、アンプ307、記録・再生部308、メカ制御部309、電力線モデム310を備えている。受信機1のデジタル通信インターフェース111とDVHS3のデジタル通信インターフェース301は通信ケーブル4を介して接続されている。受信機1の電力線モデム112とDVHS3の電力線モデム310は電力線5を介して接続されている。
図1は本発明の実施の形態1におけるプログラム更新システムの構成を示すブロック図である。デジタル放送受信機(以下受信機と呼ぶ)1は、チューナー101、復調部102、トランスポートデコード部103、AVデコード部104、表示制御部105、加算器106、一時メモリ107、プログラムメモリ108、CPU109、リモコンインターフェース110、デジタル通信インターフェース111、電力線モデム112を備えている。表示装置2は受信機1に接続される。DVHS3は、デジタル通信インターフェース301、リモコンインターフェース302、CPU303、一時メモリ304、プログラムメモリ305、DVHSフォーマット変換部306、アンプ307、記録・再生部308、メカ制御部309、電力線モデム310を備えている。受信機1のデジタル通信インターフェース111とDVHS3のデジタル通信インターフェース301は通信ケーブル4を介して接続されている。受信機1の電力線モデム112とDVHS3の電力線モデム310は電力線5を介して接続されている。
図2は受信機1がダウンロードによりプログラムを取得する手順を示したものである。
上記構成を詳述する。
デジタル放送信号はアンテナ(図示せず)で受信され、PF信号としてチューナー101に入力される。アンテナはBSデジタル放送の場合にはパラボラアンテナ、地上デジタル放送の場合にはUHFアンテナが使用される。チューナー101は利用者が希望するチャンネルを選局し、復調部102はBSデジタル放送の場合には例えば8PSK、地上デジタル放送の場合には例えば64QAMなどの復調を行い、トランスポートストリーム(以下TSと呼ぶ)を出力する。トランスポートデコード部103は、前記TSから必要なパケットをフィルタリングし、ビデオ・オーディオのパケットはAVデコード部104に送り、データ放送、字幕、ダウンロードなどのデータは一時メモリ107に保持される。
ビデオ・オーディオパケットはAVデコード部104でアナログの信号に変換され、ビデオ信号は加算器106に送られ、オーディオ信号はアンプ(図示せず)を介してスピーカー(図示せず)に出力される。
CPU109は一時メモリ107に保持されたパケットデータのヘッダ情報を識別し、データ放送および字幕のデータは表示制御部105に送られ、データ放送プレーンや字幕プレーンを生成し、加算器106でビデオ信号と重畳して出力し、表示装置2で表示される。CPU109は前述のように一時メモリ107に保持されたパケットデータのヘッダ部を識別するとともに、受信機1の各部を制御する。プログラムメモリ108は前記CPU109が各部を制御するために必要なプログラムが格納されている。リモコンインターフェース110は該受信機1を操作するリモコン(図示せず)からの赤外線信号を受信する。
デジタル放送信号をDVHS3へ録画する際には、トランスポートデコード部103は所望のビデオ・オーディオパケットを、パーシャルTSとしてデジタル通信インターフェース(以下デジタル通信I/F)111に出力する。デジタル通信I/F111は、通信ケーブル4を介してDVHS3のデジタル通信I/F301にビデオ・オーディオパケットを転送する。
デジタル通信I/F301で受信された前記ビデオ・オーディオパケットは一時メモリ304に蓄積され、DVHSフォーマット変換部306に転送される。前記ビデオ・オーディオパケットはDVHSフォーマット変換部306で磁気テープに記録するための変換を行った後、アンプ307で増幅され、記録再生部308で磁気テープに記録される。メカ制御部309は記録再生部308を制御する。CPU303は一時メモリ304に蓄積されたパケットデータのヘッダを識別するとともに、DVHS3の各ブロックを制御する。プログラムメモリ305は前記CPU303がDVHS3の各部を制御するために必要なプログラムが格納され、書き換え可能なフラッシュROMなどで構成されている。
リモコンインターフェース302は該DVHS3を操作するリモコン(図示せず)からの赤外線信号を受信する。
次に図2によってダウンロードでプログラムを取得する手順を説明する。
受信機1はあらかじめ電力線モデム112を介して、電力線に接続されているDVHS3のmaker−id、model_idなどの情報を取得しており一時メモリ107に保持している。受信機1はダウンロード告知情報SDTTを受信すると、取得したmaker_idおよびmodel_idを前記一時メモリ107に保持したDVHS3のデータと比較してプログラムの更新対象機種か判断する。更新対象でなければ再度SDTTの受信を行う。更新対象であれば電力線モデム112を介してDVHS3に現在のプログラムのversion_idを要求し、返ってきたversion_idを一時メモリ107に保持し、SDTTに記載されたtarget_versionと比較する。対象バージョンでなければ再度SDTTの受信を行う。対象バージョンであれば受信機はダウンロードの準備を行い、スタンバイ状態であればSDTTに記載されたstart_timeまで待機し、starat_timeになれば受信を開始し、DownloadInfoIndication(以下DIIと呼ぶ)を取得する。
次に取得したDIIに記述されたdownload_idとSDTTに記述されたdownload_idを比較し、一致しなければDIIを再取得するが、このときstart_timeからの経過時間をSDTTに記述されたdurationと比較し、durationを越えていればダウンロードが終了したと判断してスタンバイ状態に戻る。一致すればDIIとSDTTに記述されたmaker_id、model_id、version_idを比較し、異なればDIIを再取得するが、start_timeからのdurationを確認するのは上記と同様である。
一致すればプログラムデータ本体が入ったDownloadDataBlock(以下DDBと呼ぶ)を取得し、CRCチェックを行う。計算結果に誤りがあれば、取得データに誤りがあると判断しDIIを再取得するが、start_timeからのdurationを確認するのは上記と同様である。計算結果に問題がなければ、更新すべきプログラムデータであると判断し、一時メモリに保持する。
次に図3によってプログラムデータをDVHS3に転送する手順について説明する。
受信機1は電力線モデム112を介してプログラムのmaker_id、model_id、version_idを送信する。DVHS2は自機プログラムのmaker_id、model_id、version_idと比較し、合致すればOKを、合致しなければNGを返信する。
受信機1はNGが返信された場合あるいは返信がない場合には、再度maker_id、model_id、version_idを送信する。その際NGになった回数をカウントしており、あらかじめ決まった回数たとえば5回続けてNGとなった場合には、DVHS3が使用中であるなど何らかの事情で受信できないことが考えられるので、一定時間たとえば1時間待機後再度最初から送信を行う。その際一定時間待機後の再送信でNGになった回数をカウントしており、あらかじめ決められた回数たとえば5回続けて一定時間待機後の再送信がNGになった場合には受信機1はプログラムの送信を終了する。受信機1にOKが返信された場合には、受信機1は電力線モデム112を介してプログラムデータを送信する。DVHS3はプログラムデータを一時メモリ304に保持し、あらかじめ決められた手順でプログラム書き換え処理を行う。プログラムの書き換えが成功した場合には、DVHS3は受信機1に書き換え成功を通知する。プログラムの書き換えに失敗した場合には、DVHS3は受信機1に書き換え失敗通知を行い、DVHS3もエラー表示する。
なお本実施の形態1では、受信機1に電力線モデムを介して接続される機器をDVHSとして説明したが、これはDVHSに限定されるものではなく、たとえば電気洗濯機、電気冷蔵庫、電子レンジといった家庭用電気機器としても何ら差し支えない。またDVHSは1台として説明したが、複数台接続されていても差し支えない。
以上のように構成されたプログラムの更新システムによれば、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2におけるプログラム更新システムの構成を示す図である。
図4は本発明の実施の形態2におけるプログラム更新システムの構成を示す図である。
1から5、101から112、301から310は図1と同じである。
デジタル通信I/F113は受信機1に内蔵されており、サーバー6は前記デジタル通信I/F113と接続されている。
図5は受信機1がサーバー6からプログラムを取得する手順を示したものである。受信機1がデジタル放送を受信して映像および音声をデコードする手順、DVHS3に録画する手順は実施の形態1と同じである。
サーバー6にはDVHS3の更新すべきプログラム情報が保持されている。受信機1はあらかじめ電力線モデム112を介して、電力線に接続されているDVHS3のmaker−id、model_idなどの情報を取得しており一時メモリ107に保持している。
受信機1がダウンロード告知情報SDTTを受信してから、受信機1がスタンバイかどうか判断する手順までは実施の形態1と同じである。
受信機1はスタンバイ状態になると、デジタル通信I/F113を介してあらかじめ決められたアドレスのサーバー6にアクセスし、プログラム本体および関連データをダウンロードし、受信機1の一時メモリ107に保持する。関連データ中のmaker_id、model_id、target_versionを、それぞれSDTTから取得したmaker_id、model_id、target_versionと比較する。NGであれば再度サーバーにアクセスしてプログラム本体および関連データをダウンロードするが、NGの回数をカウントしており、あらかじめ決められた回数たとえば5回ダウンロードしていずれもNGであればダウンロードを終了する。OKであれば更新すべきプログラム本体であると判断し、一時メモリ107に保持する。
DVHS3がプログラムを書き換える手順は図3と同じである。
なお本実施の形態2では、受信機1に電力線モデムを介して接続される機器をDVHSとして説明したが、これはDVHSに限定されるものではなく、たとえば電気洗濯機、電気冷蔵庫、電子レンジといった家庭用電気機器としても何ら差し支えない。またDVHSは1台として説明したが、複数台接続されていても差し支えない。
以上のように構成されたプログラムの更新システムによれば、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3におけるプログラム更新システムの構成を示す図である。
図6は本発明の実施の形態3におけるプログラム更新システムの構成を示す図である。
1から5、101から112、301から310は図1と同じである。
受信機1は記録媒体インターフェース(以下記録媒体I/F)114を介して記録媒体115に記録されたデータを読み出す。受信機1がデジタル放送を受信して映像および音声をデコードする手順、DVHS3に録画する手順は実施の形態1と同じである。
記録媒体115にはDVHS3の更新すべきプログラム情報が記録されている。受信機1はあらかじめ電力線モデム112を介して、電力線に接続されているDVHS3のmaker−id、model_idなどの情報を取得しており一時メモリ107に保持している。受信機1がダウンロード告知情報SDTTを受信してから、受信機1がプログラムデータを取得する手順は図5と同じである。
プログラムデータをメモリ107に保持した後、DVHS3がプログラムを書き換える手順は図3と同じである。
なお本実施の形態3では、受信機1に電力線モデムを介して接続される機器をDVHSとして説明したが、これはDVHSに限定されるものではなく、たとえば電気洗濯機、電気冷蔵庫、電子レンジといった家庭用電気機器としても何ら差し支えない。またDVHSは1台として説明したが、複数台接続されていても差し支えない。
以上のように構成されたプログラムの更新システムによれば、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4におけるプログラム更新システムの構成を示す図である。
図7は本発明の実施の形態4におけるプログラム更新システムの構成を示す図である。
10はパーソナルコンピューター(以下PCと呼ぶ)、11は前記PC10に内蔵の電力線モデム、12はデジタル通信I/F、13は外部メモリーI/F、14は外部メモリー、30は電気洗濯機、31は洗濯機30に内蔵の電力線モデム、5は電力線、6はサーバーである。
PC10が洗濯機30のプログラムを取得する手段としては、PC10に内蔵のデジタル通信I/F12を介してサーバー6から取得する手段と、外部メモリーI/F13を介して外部メモリー14から読み出す手段を有する。
図8はPC10がプログラムを取得する手順を示したものである。
プログラム更新の通知はメールで行われる。PC10はプログラム更新通知メールを受信すると、デジタル通信I/F12を介してサーバー6から更新プログラムと関連データを取得する。PC10は電力線モデム11を介して電気洗濯機30からプログラムのmaker−id、model_id、version_idを取得する。PC1は関連データと電気洗濯機30のmaker−id、model_id、version_idを比較し、NGであれば再度サーバーからプログラムデータと関連データを取得する。この際連続してNGになった回数をカウントしており、あらかじめ決められた回数たとえば5回連続してNGになった場合にはプログラム更新手順を終了する。OKならプログラムデータをメモリに保持し、電気洗濯機30のプログラム更新手順を行う。電気洗濯機30のプログラム更新手順は図3に示した手順と同じである。以上のPCを操作する手順は基本的に利用者が行う。
以上はサーバー6からプログラムを取得する場合について説明したが、外部メモリー14から取得する場合の手順も全く同じである。
電力線に接続される電気洗濯機は1台として説明したが、その他に電気冷蔵庫や電子レンジといった機器が接続されていても差し支えない。
以上のように構成されたプログラムの更新システムによれば、プログラムデータを取得する手段を有する機器が取得したプログラムデータを、電力線モデムを介してプログラムデータを取得する手段を持たない機器に転送することにより、受信した機器はプログラムの書き換えを行うことができる。
本発明は直接自らプログラムデータを取得する手段を有していない機器であっても、プログラムデータを取得する手段を有する機器から電力線を介してプログラムを受信することでプログラムの更新を行うことを可能にするシステムに関し、家電産業において利用可能である。
1 デジタル放送受信機
2 表示装置
3 DVHS
4 通信ケーブル
5 電力線
6 サーバー
10 PC
11 電力線モデム
12 外部メモリI/F
13 デジタル通信I/F
14 外部メモリ
30 電気洗濯機
31 電力線モデム
107 一時メモリ
108 プログラムメモリ
109 CPU
111 デジタル通信I/F
112 電力線モデム
113 デジタル通信I/F
114 記録媒体I/F
115 記録媒体
301 デジタル通信I/F
303 CPU
304 一時メモリ
305 プログラムメモリ
310 電力線モデム
2 表示装置
3 DVHS
4 通信ケーブル
5 電力線
6 サーバー
10 PC
11 電力線モデム
12 外部メモリI/F
13 デジタル通信I/F
14 外部メモリ
30 電気洗濯機
31 電力線モデム
107 一時メモリ
108 プログラムメモリ
109 CPU
111 デジタル通信I/F
112 電力線モデム
113 デジタル通信I/F
114 記録媒体I/F
115 記録媒体
301 デジタル通信I/F
303 CPU
304 一時メモリ
305 プログラムメモリ
310 電力線モデム
Claims (7)
- 機器を制御する制御部と、前記制御部で実行されるプログラムを格納しておく記憶手段と、プログラム更新を通知する手段と、プログラムデータを取得する手段と、前記取得したプログラムを保持しておく一時記憶手段と、電力線を介して通信する手段とを有する第1の機器と、機器を制御する制御部と、前記制御部で実行されるプログラムを格納しておく記憶手段と、前記プログラムを書き換える手段と、電力線を介して通信する手段とを有する第2の機器からなるシステムであって、前記第1の機器と、前記第2の機器が電力線を介して通信可能に構成されていることを特徴とする機器プログラムの更新システム。
- 第1の機器が、プログラムの取得手段としてデジタル放送の受信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の機器プログラムの更新システム。
- プログラムを取得する手段としてデジタル通信手段を有する第1の機器と、プログラムを記憶しておく記憶装置とが、前記デジタル通信手段によって接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプログラムの更新システム。
- 第1の機器が、プログラムを取得する手段として記録媒体の読み出し手段を有することを特徴とする請求項1に記載のプログラムの更新システム。
- 第1の機器は、デジタル放送により更新すべき第2の機器のプログラムをダウンロードし、電力線を介して第1の機器と接続されている第2の機器に対してプログラムデータ送信し、第2の機器はプログラムデータを受信後プログラムの更新を行うことを特徴とする請求項2に記載のプログラムの更新方法。
- 第1の機器は、記憶装置に記憶された更新すべき第2の機器のプログラムをダウンロードし、電力線を介して第1の機器と接続されている第2の機器に対してプログラムデータ送信し、第2の機器はプログラムデータを受信後プログラムの更新を行うことを特徴とする請求項3に記載のプログラムの更新方法。
- 第1の機器は、記録媒体に記録された更新すべき第2の機器のプログラムを読み出し、電力線を介して第1の機器と接続されている第2の機器に対してプログラムデータ送信し、第2の機器はプログラムデータを受信後プログラムの更新を行うことを特徴とする請求項3に記載のプログラムの更新方法。
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