JP4483283B2 - インターネット端末 - Google Patents

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この発明はインターネット端末に関する。
インターネット上には、様々な情報が行き交い、各種のサービスが展開されているので、パーソナルコンピュータをインターネットに接続すれば、それらの情報やサービスを享受することができる。
しかし、パーソナルコンピュータによりインターネットを利用する場合には、煩雑な操作や特別な知識を必要とするので、パーソナルコンピュータに不慣れなユーザや、簡単な操作でインターネットを利用したいユーザは、パーソナルコンピュータを使用しないで、家電組み込み型のインターネット端末を利用するようになりつつある。
例えば、家電組み込み型のインターネット端末として、テレビ放送の受信機能を備えることにより、任意のチャンネルのテレビ番組を視聴することができるとともに、通信機能を有することにより、インターネットを通じてホームページの閲覧や電子メールの送受信などを行えるようにしたものがある。このようなインターネット端末を利用すれば、簡単な操作でホームページの閲覧や電子メールの送受信などを行うことができる。
なお、先行技術文献として例えば以下のものがある。
特開2002−163112号公報
ところで、パーソナルコンピュータや家電組み込み型のインターネット端末は、購入して使用を開始するとき、その使用状態の設定を行う必要がある。また、周辺機器に変更が生じたときには、制御プログラム(いわゆるドライバソフト)を変更する、すなわち、バージョンアップをする必要がある。さらに、モデムやルータなどの外部機器の使用環境が変化したときにも、制御プログラムのバージョンアップを必要とすることがある。
これらのバージョンアップは複数回にわたり累積的に適用される場合がある。また、複数種類のバージョンアップが提供されることによりバージョンアップの累積順序が分岐することもある。
そのような状況において、ユーザが複数のバージョンアップの中から適切なバージョンアップを選択することは、困難である。特に、複数のバージョンアップの累積順序に分岐のある場合に、正しい順序でバージョンアップしながら、希望する、あるいは指定された仕様の状態に設定することは、煩雑であり、なおさら困難である。
この発明は、このような問題点を解決しようとするものである。
この発明においては、ベース装置と、可搬型表示装置とを有し、上記ベース装置は、インターネットとの接続を行う通信制御回路と、上記可搬型表示装置との間を電波により接続する送受信回路と、上記ベース装置で実行されるソフトウェアを格納する2つの系統から構成される不揮発性メモリとを有し、上記可搬型表示装置は、表示手段と、操作手段と、上記ベース装置の送受信回路とにより上記ベース装置の間を電波により接続する送受信回路と、上記可搬型表示装置で実行されるソフトウェアを格納する2つの系統から構成される不揮発性メモリとを有し、上記インターネットを通じて得られる情報を、上記ベース装置から上記可搬型表示装置に送信して上記表示手段に表示するとともに、上記操作手段の操作を示す情報を、上記可搬型表示装置から上記ベース装置を通じて上記インターネットに送り出して上記表示手段に所望の情報を表示し、上記操作手段から上記ベース装置あるいは上記可搬型表示装置のいずれかの上記ソフトウェアのバージョンアップが指示されたとき、上記ベース装置を上記インターネットを通じて、上記ベース装置と上記可搬型表示装置のうちの、上記操作手段により指定された方の新バージョンの上記ソフトウェアを格納したサーバに接続し、上記サーバから、上記ソフトウェアのバージョンを自動的に整合するために、バージョンの上記ソフトウェアのうち最も古いバージョンから順に上記ソフトウェアをダウンロードし、上記ベース装置上記可搬型表示装置のうち上記操作手段により指定された方におけるつの系統から構成される上記不揮発性メモリのうち古いバージョンの上記ソフトウェアが格納されている方に、ダウンロードされた上記ソフトウェアを上書きにより格納することで、ダウンロードされた上記ソフトウェアを2つの系統から構成される上記不揮発性メモリに交互に格納するようにしたインターネット端末とするものである。
この発明によれば、可搬型表示装置から制御プログラムのバージョンアップを指示するだけで、最適な制御プログラムがダウンロードされる。
1.インターネット端末の全体の構成例
図1は、この発明を適用した家電組み込み型のインターネット端末の一例を全体として示す。この家電組み込み型のインターネット端末は、ベース装置100と、可搬型表示装置200とから構成される。
ベース装置100は、後述するようにテレビ放送の受信用のチューナ回路(図示せず)を内蔵するとともに、外部AV機器として例えばDVDプレーヤ300が接続される。さらに、ベース装置100は、例えば、ブロードバンドルータ401およびADSL回線402を通じてISP403に接続され、このISP403はインターネット410に接続されている。そして、ベース装置100は、これに供給された信号のうち、ユーザの指定したビデオ信号およびオーディオ信号を選択し、無線により可搬型表示装置200に伝送する。
なお、インターネット410には、バージョンアップ用のサーバ420が接続される。このサーバ420には、ベース装置100および可搬型表示装置200が必要とする制御プログラムの最新バージョンを始めとする各バージョンが用意される。
一方、可搬型表示装置200は、その表示部が例えばLCD205により構成されるとともに、スピーカ207を内蔵している。また、可搬型表示装置200は、その電源は内蔵の充電式電池(図示せず)とされる。
さらに、可搬型表示装置200は、ベース装置100をリモコン(遠隔操作)する機能をも有する。このため、可搬型表示装置200の表示画面には、リモコンの操作部としてタッチパネルが積層され、リモコン時には、指やタッチペンなどによりそのタッチパネル(表示画面)を触れたり、所定のパターン(文字や記号など)を描いたりすると、これが認識されて対応するリモコンのコマンド信号(必要に応じてデータ信号を含む。以下同様)が形成され、このコマンド信号がベース装置100に送信されてベース装置100がリモコンされる。なお、ベース装置100と可搬型表示装置200との間の信号の送受信は、電波を用いて例えばIEEE802.11方式のプロトコルにより行われる。
したがって、この家電組み込み型のインターネット端末によれば、ベース装置100に供給されるテレビ放送、DVDプレーヤ300により提供されるコンテンツ、あるいはインターネット410を通じて得られるコンテンツや電子メールなどを、可搬型表示装置200により手元で視聴することができる。
そして、そのとき、可搬型表示装置200によりベース装置100をリモコンすることができるとともに、そのリモコンのために別に送信機を用意する必要がない。
2.ベース装置100の構成例
図2は、ベース装置100の一例を示し、これは、チューナ回路102、セレクタ回路104、通信制御回路106を有する。この場合、チューナ回路102は、テレビ放送の指定されたチャンネルを選局してビデオ信号およびオーディオ信号を出力するものであり、その出力信号はセレクタ回路104に供給される。また、通信制御回路106は、ネットワーク通信を実現するためのLSIであり、TCP/IPにより送受信されるパケットの解析を行い、データの選択や送受信の制御を行なうものである。
さらに、ベース装置100は、エンコーダ回路111、送受信回路112、デコーダ回路114を有する。この場合、エンコーダ回路111は、セレクタ回路111の出力信号を例えばMPEG方式によりエンコードしてデータ圧縮するものであり、送受信回路112は、可搬型表示装置200との間を電波を用いて接続するためのものである。さらに、デコーダ回路114は、可搬型表示装置200から送信されてきたコマンド信号が送受信回路112から供給されてデコードするものである。
また、ベース装置100は、システム制御用としてマイクロコンピュータ120を有する。このマイクロコンピュータ120は、各種のプログラムを実行するCPU121と、所定のプログラムの書き込まれているROM122と、ワークエリア用のRAM123とを有し、これらメモリ122、123はシステムバス129を通じてCPU121に接続されている。
この場合、ROM122に書き込まれているプログラムは、このベース装置100を動作させるときの基本的なプログラム、および制御プログラムをバージョンアップするためのプログラムなどである。つまり、ROM122のプログラムは、主として、バージョンアップの必要がないか、バージョンアップが困難なプログラムである。
さらに、マイクロコンピュータ120は、フラッシュメモリなどにより構成された不揮発性メモリ124A、124Bを有する。このメモリ124A、124Bには、制御プログラムなどのバージョンアップが必要なプログラムやバージョンアップ可能なプログラムが格納される。ただし、メモリ124Aのプログラムと、メモリ124Bのプログラムとは、同一のプログラムであるが、一方は旧バージョンのプログラム、他方は新バージョンのプログラムの関係とされる。そして、メモリ124A、124Bは、切り換え回路125を通じてシステムバス129に接続され、どちらか一方のメモリ、通常は、新バージョンのプログラムを格納しているメモリが有効(アクセス可能)とされている。
また、マイクロコンピュータ120は、グラフィックコントロール回路126を有し、これもバス129に接続されている。このグラフィックコントロール回路126は、図示はしないが、ビデオRAMおよびD/Aコンバータ回路などを有し、マイクロコンピュータ120が処理した静止画や動画あるいはテキストファイルなどのデジタルデータを表示用のビデオ信号に変換して出力するものである。
そして、テレビ放送の放送波信号がアンテナ101により受信されてチューナ回路102に供給されるとともに、マイクロコンピュータ120から所定の選局信号がチューナ回路102に供給され、チューナ回路102からは指定したチャンネルのビデオ信号およびオーディオ信号が取り出され、この取り出された信号がセレクタ回路104に供給される。
また、DVDプレーヤ300からビデオ信号およびオーディオ信号が取り出され、これら信号がライン入力端子103を通じてセレクタ回路104に供給される。さらに、グラフィックコントロール回路126からのビデオ信号もセレクタ回路104に供給される。
そして、マイクロコンピュータ120によりセレクタ回路104が制御され、セレクタ回路104からは、これに供給されたビデオ信号およびオーディオ信号のうちの任意のビデオ信号およびオーディオ信号が選択されて取り出され、この取り出された信号がエンコーダ回路111に供給されてMPEG方式の信号にエンコードされる。なお、このとき、マイクロコンピュータ120から可搬型表示装置200を制御するためのコマンド信号も取り出されてエンコーダ回路111に供給され、エンコードされる。
そして、このエンコーダ回路111の出力信号が送受信回路112に供給されて所定の送信信号とされ、この送信信号がアンテナ113に供給されて可搬型表示装置200へと送信される。
一方、可搬型表示装置200からコマンド信号が送信されてくると、これがアンテナ113により受信されてその受信信号が送受信回路112に供給され、デコーダ回路114からはもとのコマンド信号が取り出され、このコマンド信号がマイクロコンピュータ120に供給される。
そして、チューナ回路102およびセレクタ回路104は、マイクロコンピュータ120により、可搬型表示装置200から送信されてきたコマンド信号にしたがって制御され、そのコマンド信号にしたがった動作あるいは状態とされる。したがって、ベース装置100は可搬型表示装置200によりリモコンされることになる。
また、可搬型表示装置200からホームページの閲覧や電子メールの送受信などに関するコマンド信号が送信されてくると、マイクロコンピュータ120は通信制御回路106を通じてインターネット410に接続され、対応する情報がマイクロコンピュータ120に供給される。
3.可搬型表示装置200の例
図3は、可搬型表示装置200の一例を示し、これは、送受信回路202、デコーダ回路203、エンコーダ回路208を有する。この場合、送受信回路202は、ベース装置100の送受信回路112との間を電波により接続するものであり、デコーダ回路203は、送受信回路202の受信したベース装置100からの信号をデコードしてもとのビデオ信号、オーディオ信号、コマンド信号を出力するものである。
そして、デコーダ回路203によりデコードされたビデオ信号は、映像回路204を通じてLCD205に供給され、映像として再生される。また、デコーダ回路203によりデコードされたオーディオ信号は、音声回路206を通じてスピーカ207に供給され、音響として出力される。
さらに、デコーダ回路203によりデコードされたコマンド信号は、制御回路を構成するマイクロコンピュータ220に供給される。また、マイクロコンピュータ220において、ベース装置100などに対するコマンド信号が形成されたとき、それらの信号がエンコーダ回路208によりエンコードされて送受信回路202に供給される。
また、マイクロコンピュータ220は、各種のプログラムを実行するCPU221と、所定のプログラムの書き込まれているROM222と、ワークエリア用のRAM223とを有し、これらメモリ222、223はシステムバス229を通じてCPU221に接続されている。
この場合、ROM222に書き込まれているプログラムは、この可搬型表示装置2100を動作させるときの基本的なプログラム、および制御プログラムをバージョンアップするためのプログラムなどである。つまり、ROM222のプログラムは、主として、バージョンアップの必要がないか、バージョンアップが困難なプログラムである。
さらに、マイクロコンピュータ220は、フラッシュメモリなどにより構成された不揮発性メモリ224A、224Bを有する。このメモリ224A、224Bには、制御プログラムなどのバージョンアップが必要なプログラムやバージョンアップ可能なプログラムが格納される。ただし、メモリ224Aのプログラムと、メモリ224Bのプログラムとは、同一のプログラムであるが、一方は旧バージョンのプログラムであり、他方は新バージョンのプログラムの関係とされる。そして、メモリ224A、224Bは、切り換え回路225を通じてシステムバス229に接続され、どちらか一方のメモリ、通常は、新バージョンのプログラムを格納しているメモリが有効(アクセス可能)とされている。
また、マイクロコンピュータ220は、グラフィックコントロール回路226を有し、これもバス229に接続されている。このグラフィックコントロール回路226は、図示はしないが、ビデオRAMおよびD/Aコンバータ回路などを有し、このマイクロコンピュータ220が処理した静止画や動画あるいはテキストファイルなどのデジタルデータを表示用のビデオ信号に変換して映像回路204に供給するものである。
さらに、操作部として、LCD205の表示面に透明のタッチパネル227が積層され、その出力が座標検出回路228に供給される。そして、タッチパネル227に指やタッチペンなどが触れたとき、その座標が検出回路228により検出され、その検出出力がマイクロコンピュータ220に供給される。
すると、マイクロコンピュータ220は、その検出出力からタッチパネル227の触れた位置、あるいはタッチパネル227に描かれたパターンを判別して対応するコマンド信号に変換する。そして、そのコマンド信号はエンコーダ回路208を通じて送受信回路208に供給されて送信信号とされ、この送信信号がアンテナ201に供給されてベース装置100へと送信される。
したがって、上述のように、ベース装置100は可搬型表示装置200から送信されてきたコマンド信号にしたがった動作あるいは状態となり、すなわち、ベース装置100は可搬型表示装置200によりリモコンされたことになる。なお、このとき、上述のようにベース装置100から送信されてきたビデオ信号がLCD205に映像として表示されるとともに、オーディオ信号がスピーカ207から再生音として出力される。
4.バージョンアップの方法
上述のように、メモリ124A、124Bの一方には、新しいバージョンの制御プログラムが格納され、他方には古いバージョンの制御プログラムが格納されているが、以下の説明においては、メモリ124Aに新しいバージョンの制御プログラムが格納され、メモリ124Bに古いバージョンの制御プログラムが格納されているとする。したがって、このとき、切り換え回路125はメモリ124Aに接続され、ベース装置100はメモリ124Aの制御プログラムを使用ないし実行することになる。
そして、タッチパネル27によりベース装置100の制御プログラムのバージョンアップを指示すると、可搬型表示装置200において、ベース装置100の制御プログラムのバージョンアップを指示するコマンド信号が形成され、ベース装置100へと送信される。
すると、ベース装置100は、可搬型表示装置200から送信されてきたコマンド信号にしたがって、切り換え回路125を、メモリ124A、124Bのうち、古いバージョンの制御プログラムを格納しているメモリに切り換える。また、ベース装置100をインターネット410を通じてサーバ420に接続し、サーバ420から最新バージョンの制御プログラムをダウンロードし、このダウンロードした最新バージョンの制御プログラムを、切り換え回路125を通じてメモリ124Aあるいは124Bに上書きにより格納する。
今の場合、メモリ124A、124Bのうち、古いバージョンの制御プログラムを格納しているメモリはメモリ124Bであり、切り換え回路125はそのメモリ124Bに切り換えられているので、最新バージョンの制御プログラムはメモリ124Bに上書きにより格納される。
したがって、メモリ124Bの制御プログラムは、それまでの古いバージョンから最新バージョンとなり、メモリ124Aの制御プログラムが1世代前の古いバージョンとなる。ただし、メモリ124Bの制御プログラムは、この時点までベース装置100において使用されていたものである。
したがって、以後、ベース装置100においては(切り換え回路125を切り換えないことにより)、メモリ124Bの最新バージョンの制御プログラムが実行されることになるので、ベース装置100は、その最新バージョンの制御プログラムにしたがって適切に処理を行うことになる。
そして、もし、この最新バージョンの制御プログラムにバグなどの不具合があるときには、切り換え回路125を切り換えることにより、今の場合、メモリ124Aの1世代前のバージョンの制御プログラムが有効となるので、すなわち、今回のバージョンアップを行うまで使用していた制御プログラムが有効となるので、最新バージョンの制御プログラムに生じている不具合を回避することができる。
そして、以後、最新バージョンの制御プログラムをダウンロードするごとに、メモリ124Aとメモリ124Bとの関係が逆転するので、ダウンロードした最新バージョンの制御プログラムにしたがってベース装置100を動作させることができる。そして、その最新バージョンの制御プログラムに不具合があっても、1世代前のバージョンの制御プログラムに戻すことができる。
一方、タッチパネル27により可搬型表示装置200のバージョンアップを指示すると、ベース装置100のバージョンアップの場合と同様に、サーバ420から最新バージョンの制御プログラムがダウンロードされ、メモリ224Aあるいは224Bに上書きにより格納される。したがって、可搬型表示装置200にも、最新バージョンの制御プログラムを適用することができるとともに、その最新バージョンに不具合があるときには、1世代前のバージョンに戻すことができる。
こうして、上述のベース装置100および可搬型表示装置200においては、最新バージョンの制御プログラムをダウンロードして使用することができるとともに、その最新バージョンの制御プログラムに不具合があるときには、以前のバージョンの制御プログラムに戻すことができ、ベース装置100および可搬型表示装置200を適切に作動させることができる。
5.制御プログラムのバージョンアップの整合
図4において符号500は、制御プログラムのバージョンを自動的に整合するためのバージョンルーチンの一例を示す。このルーチン500は、マイクロコンピュータ120により実行されるものであり、このため、例えばROM122に用意されている。
そして、タッチパネル227からベース装置100の制御プログラムのバージョンアップの指示を行うと、マイクロコンピュータ120の処理がルーチン500のステップ501からスタートし、次にステップ502において、マイクロコンピュータ120は、インターネット410を通じてバージョンアップサーバ420に接続し、続くステップ503において、サーバ420からスクリプトファイル421を取得する。
このスクリプトファイル421には、例えば図5に示すように、制御プログラムのバージョン番号と、そのバージョン番号の制御プログラムの格納位置(サーバ420における格納位置)とを1組とし、その複数組、例えば4組が記載されている。
続いて、処理はステップ511に進み、このステップ511において、メモリ124A、124Bに格納されている制御プログラムのバージョンが確認される。次にステップ512において、ステップ503により取得したスクリプトファイル421に、ステップ511により確認したメモリ124A、124Bの制御プログラムよりも新しいバージョン番号が記載されているかどうかが判別される。
そして、この判別の結果、より新しいバージョン番号が記載されているときには、処理はステップ512からステップ513に進み、このステップ513において、スクリプトファイル421に記載されているバージョン番号のうち、メモリ124A、124Bの制御プログラムよりも新しいバージョン番号が取り出される。例えば、メモリ124A、124Bの制御プログラムのうち、新しいもののバージョン番号が「1.01」であるとすれば、スクリプトファイル421からバージョン番号「1.12」、「2.00」が取り出される。
次に、ステップ514において、ステップ513により取り出されたバージョン番号のうち、最も古いバージョン番号が選択される。今の場合、ステップ513により取り出されたバージョン番号は「1.12」、「2.00」であり、バージョン番号「1.12」がより古いので、このバージョン番号「1.12」が選択される。
そして、処理はステップ515に進み、このステップ515において、スクリプトファイル421の格納位置のうち、ステップ514により選択されたバージョン番号と組になっている格納位置から制御プログラムが取り出されてメモリ124Aあるいは124Bにダウンロードされ、その後、処理はステップ511に戻る。
したがって、以後、ステップ511〜515が繰り返されることになり、スクリプトファイル421に記載されているバージョン番号のうち、古い制御プログラムから順にダウンロードされることになる。
そして、最新の制御プログラムがダウンロードされると、スクリプトファイル421には、ステップ511により確認したメモリ124A、124Bの制御プログラムよりも新しいバージョン番号が記載されていなくなるので、これがステップ512において判別され、処理はステップ512からステップ521に進み、ルーチン500を終了する。
なお、可搬型表示装置200のメモリ224A、224Bにおける制御プログラムも、ルーチン500と同様のバージョンアップルーチンによりベース装置100を通じてバージョンアップされる。
こうして、上述のルーチン500によれば、可搬型表示装置200の操作によりシステム全体のバージョンアップを行うことができる。また、制御プログラムに複数のバージョンが存在するときにも、システム全体に対して、自動的に正しいバージョンアップを行うことができる。
なお、上述において、メモリ124A、124Bは、1つの不揮発性メモリのエリアを2分割して実現することができ、メモリ224A、224Bについても同様である。
〔略語の一覧〕
ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line
AV :Audio and Visual
CPU :Central Processing Unit
D/A :Digital to Analog
IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers
ISP :Internet Service Provider
LCD :Liquid Crystal Display
LSI :Large Scale Integration
MPEG:Motion Picture Image Coding Experts Group
RAM :Random Access Memory
ROM :Read Only Memory
TCP/IP :Transmission Control Protocol/Internet Protocol
この発明の一形態の全体を示す系統図である。 この発明の一部の一携帯を示す系統図である。 この発明の一部の一携帯を示す系統図である。 この発明に使用できるルーチンのフローチャートである。 この発明を説明するための図である。
符号の説明
100…ベース装置、200…可搬型表示装置、300…DVDプレーヤ、401…ルータ、410…インターネット、420…バージョンアップサーバ

Claims (2)

  1. ベース装置と、
    可搬型表示装置と
    を有し、
    上記ベース装置は、
    インターネットとの接続を行う通信制御回路と、
    上記可搬型表示装置との間を電波により接続する送受信回路と、
    上記ベース装置で実行されるソフトウェアを格納する2つの系統から構成される不揮発性メモリと
    を有し、
    上記可搬型表示装置は、
    表示手段と、
    操作手段と、
    上記ベース装置の送受信回路とにより上記ベース装置の間を電波により接続する送受信回路と、
    上記可搬型表示装置で実行されるソフトウェアを格納する2つの系統から構成される不揮発性メモリと
    を有し、
    上記インターネットを通じて得られる情報を、上記ベース装置から上記可搬型表示装置に送信して上記表示手段に表示するとともに、
    上記操作手段の操作を示す情報を、上記可搬型表示装置から上記ベース装置を通じて上記インターネットに送り出して上記表示手段に所望の情報を表示し、
    上記操作手段から上記ベース装置あるいは上記可搬型表示装置のいずれかの上記ソフトウェアのバージョンアップが指示されたとき、上記ベース装置を上記インターネットを通じて、上記ベース装置と上記可搬型表示装置のうちの、上記操作手段により指定された方の新バージョンの上記ソフトウェアを格納したサーバに接続し、
    上記サーバから、上記ソフトウェアのバージョンを自動的に整合するために、バージョンの上記ソフトウェアのうち最も古いバージョンから順に上記ソフトウェアをダウンロードし、
    上記ベース装置上記可搬型表示装置のうち上記操作手段により指定された方におけるつの系統から構成される上記不揮発性メモリのうち古いバージョンの上記ソフトウェアが格納されている方に、ダウンロードされた上記ソフトウェアを上書きにより格納することで、ダウンロードされた上記ソフトウェアを2つの系統から構成される上記不揮発性メモリに交互に格納する
    ようにしたインターネット端末。
  2. 請求項1に記載のインターネット端末において、
    上記サーバに用意されているスクリプトファイルの内容と、上記ベース装置上記可搬型表示装置のうち上記操作手段により指定された方における2つの系統から構成される上記不揮発性メモリにダウンロードされている上記ソフトウェアのバージョンとから、上記サーバから上記ソフトウェアをダウンロードするときのバージョンを選択する
    ようにしたインターネット端末。
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