JP2002344644A - 遠隔操作システム - Google Patents
遠隔操作システムInfo
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- JP2002344644A JP2002344644A JP2001147821A JP2001147821A JP2002344644A JP 2002344644 A JP2002344644 A JP 2002344644A JP 2001147821 A JP2001147821 A JP 2001147821A JP 2001147821 A JP2001147821 A JP 2001147821A JP 2002344644 A JP2002344644 A JP 2002344644A
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- Japan
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- electronic mail
- control
- terminal
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠隔操作の操作性を高め、利便性を向上させ
ることができる遠隔操作システムを提供する。 【解決手段】 遠隔操作システムは、外出先で電子メー
ルを送受信する電子メール送受信端末10、家電機器3
0を遠隔制御し、制御した状態を電子メールで電子メー
ル送受信端末10に通知する情報端末20、情報端末2
0と遠隔地の電子メール送受信端末10を電話回線等で
接続するインターネット等のネットワーク50からな
り、電子メール送受信端末10は、電子メールを受信す
る情報端末20が家電機器30の制御情報として解釈可
能な一定ルールに従った電子メールを作成し、作成した
電子メールをネットワーク50を介して情報端末20に
送信する制御を実行し、また、情報端末20は、電子メ
ール送受信端末10が送信した電子メールを、ネットワ
ーク50を介して受信し、受信した電子メールから家電
機器30を制御する情報を読み取り、読み取った制御情
報に基づいて家電機器30を制御する物理的な制御命令
を光通信ポート部26を介して送出する制御を実行す
る。
ることができる遠隔操作システムを提供する。 【解決手段】 遠隔操作システムは、外出先で電子メー
ルを送受信する電子メール送受信端末10、家電機器3
0を遠隔制御し、制御した状態を電子メールで電子メー
ル送受信端末10に通知する情報端末20、情報端末2
0と遠隔地の電子メール送受信端末10を電話回線等で
接続するインターネット等のネットワーク50からな
り、電子メール送受信端末10は、電子メールを受信す
る情報端末20が家電機器30の制御情報として解釈可
能な一定ルールに従った電子メールを作成し、作成した
電子メールをネットワーク50を介して情報端末20に
送信する制御を実行し、また、情報端末20は、電子メ
ール送受信端末10が送信した電子メールを、ネットワ
ーク50を介して受信し、受信した電子メールから家電
機器30を制御する情報を読み取り、読み取った制御情
報に基づいて家電機器30を制御する物理的な制御命令
を光通信ポート部26を介して送出する制御を実行す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電製品等の被制
御機器の遠隔制御を行う遠隔操作システムに関し、詳細
には、ノート型パーソナルコンピュータ(PC)を含む
PDA(PersonalDigital Assistant)、携帯電話機、
PHS(Personal Handy-Phone System)などのインタ
ーネットを介した電子メールの送受信が可能な装置と、
インターネットを介した電子メールの送受信機能を備
え、かつ赤外線による情報の送受信が可能な光通信ポー
ト部を有するPCを含む情報端末に利用可能な遠隔操作
システムに関する。
御機器の遠隔制御を行う遠隔操作システムに関し、詳細
には、ノート型パーソナルコンピュータ(PC)を含む
PDA(PersonalDigital Assistant)、携帯電話機、
PHS(Personal Handy-Phone System)などのインタ
ーネットを介した電子メールの送受信が可能な装置と、
インターネットを介した電子メールの送受信機能を備
え、かつ赤外線による情報の送受信が可能な光通信ポー
ト部を有するPCを含む情報端末に利用可能な遠隔操作
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオデッキやテレビなどの映像機器、
音響機器、空調機器といった電化機器には、リモートコ
ントロール装置(以下、リモコン装置という)が付属す
るものが多く、室内の離れた場所から電化機器を操作す
ることができるようになっている。リモコン装置は、電
化機器への制御信号の送出に赤外線を使用するのものが
主流である。
音響機器、空調機器といった電化機器には、リモートコ
ントロール装置(以下、リモコン装置という)が付属す
るものが多く、室内の離れた場所から電化機器を操作す
ることができるようになっている。リモコン装置は、電
化機器への制御信号の送出に赤外線を使用するのものが
主流である。
【0003】また、これらの電化機器は予約機能を備え
たものも多く、放送番組の録画/録音予約や、予約時刻
に室温や湯温を設定した温度に自動調整することが可能
になっている。番組放送時刻に外出している場合や、帰
宅時刻に部屋の温度を快適にしておきたい場合に使用す
る機能である。電化機器の予約には、リモコン装置を使
用することが可能になっている。
たものも多く、放送番組の録画/録音予約や、予約時刻
に室温や湯温を設定した温度に自動調整することが可能
になっている。番組放送時刻に外出している場合や、帰
宅時刻に部屋の温度を快適にしておきたい場合に使用す
る機能である。電化機器の予約には、リモコン装置を使
用することが可能になっている。
【0004】ところで、外出している時に番組予約をし
ていないことを思い出したり、急用で帰宅が遅くなる時
に空調機器の予約を解除したくなるなど、外出先から電
化機器を操作したくなる場合が少なくない。VTR等の
家電製品を外出先等の遠隔地から操作する遠隔操作シス
テムが実用化されている。例えば、特開平6−1647
47号公報には、遠隔地において電話装置のボタンを直
接操作することで被制御機器に対する操作を行う装置が
開示されている。
ていないことを思い出したり、急用で帰宅が遅くなる時
に空調機器の予約を解除したくなるなど、外出先から電
化機器を操作したくなる場合が少なくない。VTR等の
家電製品を外出先等の遠隔地から操作する遠隔操作シス
テムが実用化されている。例えば、特開平6−1647
47号公報には、遠隔地において電話装置のボタンを直
接操作することで被制御機器に対する操作を行う装置が
開示されている。
【0005】また、急速なインターネットの普及に伴っ
て電子メールの利用が日常的になってきている。電子メ
ールは人と人とのコミュニケーション手段に活用される
のが一般的であり、PCやPDAなどの情報端末だけで
なく、携帯電話機やPHSにもインターネットを介した
電子メールの送受信機能を有するものが急増している。
これらの電子メール送受信端末を使用することで、場所
や時間にとらわれず、いつでもどこでも電子メールを送
受信することが可能になっている。
て電子メールの利用が日常的になってきている。電子メ
ールは人と人とのコミュニケーション手段に活用される
のが一般的であり、PCやPDAなどの情報端末だけで
なく、携帯電話機やPHSにもインターネットを介した
電子メールの送受信機能を有するものが急増している。
これらの電子メール送受信端末を使用することで、場所
や時間にとらわれず、いつでもどこでも電子メールを送
受信することが可能になっている。
【0006】一方、PCを含む情報端末もインターネッ
トの普及に対応し、アナログ電話回線などを通じてネッ
トワークに接続するためのモデムポート部が搭載され、
モデムポート部を使用して電子メールを送受信するため
の電子メール機能を有するのが通例である。また、伝達
手段に赤外線を使用する光通信ポート部を搭載するもの
が多いが、ケーブルなどの物理的な接続手段を必要とせ
ず情報端末同士でお互いの情報を交換する目的で主に使
用される。
トの普及に対応し、アナログ電話回線などを通じてネッ
トワークに接続するためのモデムポート部が搭載され、
モデムポート部を使用して電子メールを送受信するため
の電子メール機能を有するのが通例である。また、伝達
手段に赤外線を使用する光通信ポート部を搭載するもの
が多いが、ケーブルなどの物理的な接続手段を必要とせ
ず情報端末同士でお互いの情報を交換する目的で主に使
用される。
【0007】例えば、電子メールを使用して家電機器を
制御する技術には、以下のような技術がある。『リモー
ト端末制御装置』(特願平9−164745号)は、電
子メールを使用して、遠隔地のISDN装置によりリモ
ート端末を制御する。『赤外線通信装置及び方法』(特
願平7−116790号)は、パーソナルコンピュータ
の赤外線通信装置を家電用リモコンの間で単方向又は双
方向の通信を可能にする。また、外出先より家電機器を
制御する方法として、例えば特開平9−98252号公
報には、外出先から予約内容をファクシミリ装置に送信
し、赤外線リモートコントロール信号によりビデオデッ
キの録画予約を行う通信機器が開示されている。
制御する技術には、以下のような技術がある。『リモー
ト端末制御装置』(特願平9−164745号)は、電
子メールを使用して、遠隔地のISDN装置によりリモ
ート端末を制御する。『赤外線通信装置及び方法』(特
願平7−116790号)は、パーソナルコンピュータ
の赤外線通信装置を家電用リモコンの間で単方向又は双
方向の通信を可能にする。また、外出先より家電機器を
制御する方法として、例えば特開平9−98252号公
報には、外出先から予約内容をファクシミリ装置に送信
し、赤外線リモートコントロール信号によりビデオデッ
キの録画予約を行う通信機器が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遠隔操作システムにあっては、以下のような
問題点があった。リモコン装置から電化機器に送出する
制御信号の伝達に赤外線を使用しているため、外出先で
電化機器を操作する必要が生じた場合に、遠隔地でリモ
ートコントロール装置を使用して電化機器を操作するこ
とはできない。
うな従来の遠隔操作システムにあっては、以下のような
問題点があった。リモコン装置から電化機器に送出する
制御信号の伝達に赤外線を使用しているため、外出先で
電化機器を操作する必要が生じた場合に、遠隔地でリモ
ートコントロール装置を使用して電化機器を操作するこ
とはできない。
【0009】電子メールを使用してリモート端末を制御
する『リモート端末制御装置』(特願平9−16474
5号)では、外出先から電化機器を遠隔操作することが
可能であるが、電子メールの受信端末がISDN回線に
接続されたISDN装置に限定されており、現在インタ
ーネット利用の多数を占めるアナログ電話回線の利用者
や、より高速のインターネット接続を実現するケーブル
テレビの回線を使用したインターネットの利用者は使用
することができない。また、ISDN装置とリモート端
末の接続方法は「何らかのインターフェース」となって
おり、場合によっては専用の接続装置が必要になること
も考えられる。なお、『赤外線通信装置及び方法』(特
願平7−116790号)を適用することで、情報端末
の光通信ポート部を家電機器の赤外線リモコン装置の代
わりに使用することができ、情報端末に標準的に搭載さ
れる光通信ポート部を活用して家電機器を制御すること
ができる。
する『リモート端末制御装置』(特願平9−16474
5号)では、外出先から電化機器を遠隔操作することが
可能であるが、電子メールの受信端末がISDN回線に
接続されたISDN装置に限定されており、現在インタ
ーネット利用の多数を占めるアナログ電話回線の利用者
や、より高速のインターネット接続を実現するケーブル
テレビの回線を使用したインターネットの利用者は使用
することができない。また、ISDN装置とリモート端
末の接続方法は「何らかのインターフェース」となって
おり、場合によっては専用の接続装置が必要になること
も考えられる。なお、『赤外線通信装置及び方法』(特
願平7−116790号)を適用することで、情報端末
の光通信ポート部を家電機器の赤外線リモコン装置の代
わりに使用することができ、情報端末に標準的に搭載さ
れる光通信ポート部を活用して家電機器を制御すること
ができる。
【0010】また、電子メールを使用して家電機器を外
出先から制御する場合に、電子メールに記述する制御内
容がルールに従っていないと、電子メールを受信した情
報端末が要求内容を正しく解釈できなくなり、家電機器
に制御内容が伝えられなかったり、家電機器が利用者の
意図と異なる動作を行うことが予想される。また、遠隔
地より家電機器を制御して、例えばビデオ録画予約を行
ったり、空調機器が稼動された場合に、それらの制御内
容が伝わったのかどうかを確認できなければ利用者は機
器の状態が目の前に見えないだけに不安である。
出先から制御する場合に、電子メールに記述する制御内
容がルールに従っていないと、電子メールを受信した情
報端末が要求内容を正しく解釈できなくなり、家電機器
に制御内容が伝えられなかったり、家電機器が利用者の
意図と異なる動作を行うことが予想される。また、遠隔
地より家電機器を制御して、例えばビデオ録画予約を行
ったり、空調機器が稼動された場合に、それらの制御内
容が伝わったのかどうかを確認できなければ利用者は機
器の状態が目の前に見えないだけに不安である。
【0011】上記『リモート端末制御装置』(特願平9
−164745号)では、電子メールを使用して遠隔地
の家電機器を制御することはできるが、送信した電子メ
ールがISDN装置に正しく受信されたのか、また、I
SDN装置からリモート装置に制御信号が発信されたの
かを確認することができない。本発明は、このような課
題に鑑みてなされたものであって、特定の通信回線に制
限されることなく、また、専用の機器や装置を使わずに
現在広く利用されている機器をそのまま使用すること
で、外出先から家電機器を遠隔操作できる遠隔操作シス
テムを提供することを目的とする。
−164745号)では、電子メールを使用して遠隔地
の家電機器を制御することはできるが、送信した電子メ
ールがISDN装置に正しく受信されたのか、また、I
SDN装置からリモート装置に制御信号が発信されたの
かを確認することができない。本発明は、このような課
題に鑑みてなされたものであって、特定の通信回線に制
限されることなく、また、専用の機器や装置を使わずに
現在広く利用されている機器をそのまま使用すること
で、外出先から家電機器を遠隔操作できる遠隔操作シス
テムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作システ
ムは、被制御機器を制御する制御情報を記述した電子メ
ールを作成する作成手段と、作成した電子メールをネッ
トワークを経由して情報端末に送信する通信手段とを備
える電子メール送受信端末と、前記ネットワークを経由
して送信された電子メールを受信する通信手段と、受信
した電子メールから前記制御情報を抽出する抽出手段
と、抽出した制御情報に基づいて被制御機器を制御する
制御命令を有線又は無線により出力する出力手段とを備
える情報端末とを具備することを特徴としている。
ムは、被制御機器を制御する制御情報を記述した電子メ
ールを作成する作成手段と、作成した電子メールをネッ
トワークを経由して情報端末に送信する通信手段とを備
える電子メール送受信端末と、前記ネットワークを経由
して送信された電子メールを受信する通信手段と、受信
した電子メールから前記制御情報を抽出する抽出手段
と、抽出した制御情報に基づいて被制御機器を制御する
制御命令を有線又は無線により出力する出力手段とを備
える情報端末とを具備することを特徴としている。
【0013】また、より好ましくは、前記情報端末は、
一定時間毎に前記ネットワークに接続して電子メールを
受信する制御手段をさらに備えるものであってもよい。
また、より好ましくは、前記電子メール送受信端末は、
被制御機器を制御する電子メールを作成する際、電子メ
ールの作成手順の送付を、電子メールを使用して前記情
報端末に要求し、前記情報端末は、電子メール作成手順
の送付を要求する電子メールを受信し、被制御機器を制
御するための電子メール作成手順を、電子メールを使用
して前記電子メール送受信端末に返信するものであって
もよい。
一定時間毎に前記ネットワークに接続して電子メールを
受信する制御手段をさらに備えるものであってもよい。
また、より好ましくは、前記電子メール送受信端末は、
被制御機器を制御する電子メールを作成する際、電子メ
ールの作成手順の送付を、電子メールを使用して前記情
報端末に要求し、前記情報端末は、電子メール作成手順
の送付を要求する電子メールを受信し、被制御機器を制
御するための電子メール作成手順を、電子メールを使用
して前記電子メール送受信端末に返信するものであって
もよい。
【0014】また、より好ましくは、前記情報端末は、
被制御機器に出力した制御命令を基に電子メールを作成
し、作成した電子メールを前記ネットワークを介して前
記電子メール送受信端末に送信し、前記電子メール送受
信端末は、前記情報端末が送信した電子メールを前記ネ
ットワークを介して受信し、受信した電子メールを被制
御機器の制御結果として出力するものであってもよい。
また、より好ましい具体的な態様としては、前記出力手
段は、赤外線通信又は無線通信により被制御機器を制御
する制御命令を送信するものであってもよい。
被制御機器に出力した制御命令を基に電子メールを作成
し、作成した電子メールを前記ネットワークを介して前
記電子メール送受信端末に送信し、前記電子メール送受
信端末は、前記情報端末が送信した電子メールを前記ネ
ットワークを介して受信し、受信した電子メールを被制
御機器の制御結果として出力するものであってもよい。
また、より好ましい具体的な態様としては、前記出力手
段は、赤外線通信又は無線通信により被制御機器を制御
する制御命令を送信するものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な遠隔操作システムの実施の形態について詳
細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の遠隔操作
システムの構成を示す図である。本実施の形態に係る遠
隔制御システムは、TVやビデオデッキ等に代表される
被制御機器を、ノート型PC、PDA等の携帯情報端末
で遠隔制御するシステムに適用した例である。
発明の好適な遠隔操作システムの実施の形態について詳
細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の遠隔操作
システムの構成を示す図である。本実施の形態に係る遠
隔制御システムは、TVやビデオデッキ等に代表される
被制御機器を、ノート型PC、PDA等の携帯情報端末
で遠隔制御するシステムに適用した例である。
【0016】図1において、10は外出先で電子メール
を送受信する電子メール送受信端末、20は家電機器3
0を遠隔制御し、制御した状態を電子メールで電子メー
ル送受信端末10に通知する情報端末、30は情報端末
20により制御される家電機器(被制御機器)、40は
家電機器30と赤外線通信を行うためのIR送信部を備
えるリモコン装置、50は情報端末20と遠隔地の電子
メール送受信端末10を電話回線等の一般公衆回線で接
続するインターネット等のネットワーク、60はネット
ワーク50に接続され、電子メール送受信端末10と無
線通信を行う無線基地局である。
を送受信する電子メール送受信端末、20は家電機器3
0を遠隔制御し、制御した状態を電子メールで電子メー
ル送受信端末10に通知する情報端末、30は情報端末
20により制御される家電機器(被制御機器)、40は
家電機器30と赤外線通信を行うためのIR送信部を備
えるリモコン装置、50は情報端末20と遠隔地の電子
メール送受信端末10を電話回線等の一般公衆回線で接
続するインターネット等のネットワーク、60はネット
ワーク50に接続され、電子メール送受信端末10と無
線通信を行う無線基地局である。
【0017】情報端末20は、アナログ回線,ISDN
回線,パケット回線,PHS回線,無線回線等からなる
様々なネットワーク50に接続されている。ネットワー
ク50は、移動体通信網、公衆電話網、LANやインタ
ーネットなどから構成するネットワークであり、有線系
又は無線系などネットワークの種類とプロトコルの種類
は特に問わない。また、ネットワーク50のアクセス回
線としてはFTTH(Fiber To The Home)、HFC(H
ybrid Fiber Coax:光同軸ケーブル)、及びADSL
(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の大容量回
線が利用可能である。
回線,パケット回線,PHS回線,無線回線等からなる
様々なネットワーク50に接続されている。ネットワー
ク50は、移動体通信網、公衆電話網、LANやインタ
ーネットなどから構成するネットワークであり、有線系
又は無線系などネットワークの種類とプロトコルの種類
は特に問わない。また、ネットワーク50のアクセス回
線としてはFTTH(Fiber To The Home)、HFC(H
ybrid Fiber Coax:光同軸ケーブル)、及びADSL
(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の大容量回
線が利用可能である。
【0018】電子メール送受信端末10は、本装置全体
を制御するCPU11(作成手段)、キーボードなどの
入力部12、液晶などの表示部13、電話番号等各種情
報を記憶する記憶部14、及び通信部15(通信手段)
から構成される。電子メール送受信端末10は、通信部
15を使用して無線基地局60と無線通信を行い、イン
ターネット等のネットワーク50に接続する。
を制御するCPU11(作成手段)、キーボードなどの
入力部12、液晶などの表示部13、電話番号等各種情
報を記憶する記憶部14、及び通信部15(通信手段)
から構成される。電子メール送受信端末10は、通信部
15を使用して無線基地局60と無線通信を行い、イン
ターネット等のネットワーク50に接続する。
【0019】CPU11は、電子メールを受信する情報
端末20が家電機器30の制御情報として解釈可能な一
定ルールに従った電子メールを作成し、作成した電子メ
ールをネットワーク50を介して情報端末20に送信す
る制御、及び家電機器30を制御するための電子メール
の作成手順の送付を、電子メールを使用して情報端末2
0に要求する処理を実行する。
端末20が家電機器30の制御情報として解釈可能な一
定ルールに従った電子メールを作成し、作成した電子メ
ールをネットワーク50を介して情報端末20に送信す
る制御、及び家電機器30を制御するための電子メール
の作成手順の送付を、電子メールを使用して情報端末2
0に要求する処理を実行する。
【0020】情報端末20は、赤外線ポートを備えたP
DA等の携帯情報端末やノート型パソコンからなる情報
処理装置であり、本装置全体を制御するCPU21(抽
出手段,制御手段)、データ入力や各種機能の指示を行
うためのキーボード及びマウス等のポインティングデバ
イス等で構成される入力部22、LCDディスプレイ及
び各ドライバ等で構成される表示部23、記憶部24、
電話回線などを通じてネットワーク50に接続するため
のモデムポート部25(通信手段)、赤外線(IR)で
通信を行う光通信ポート部26(出力手段)、HDD等
の外部記録装置や各種機器28を接続するためのインタ
フェース27を備えて構成される。この記憶部24に
は、光通信ポート部26の受信データを一時的に記憶す
る受信データの記憶領域が確保されている。CPU21
は、制御プログラム、演算に使用するデータを記憶した
メモリを用いて情報端末の各種処理を実行する。
DA等の携帯情報端末やノート型パソコンからなる情報
処理装置であり、本装置全体を制御するCPU21(抽
出手段,制御手段)、データ入力や各種機能の指示を行
うためのキーボード及びマウス等のポインティングデバ
イス等で構成される入力部22、LCDディスプレイ及
び各ドライバ等で構成される表示部23、記憶部24、
電話回線などを通じてネットワーク50に接続するため
のモデムポート部25(通信手段)、赤外線(IR)で
通信を行う光通信ポート部26(出力手段)、HDD等
の外部記録装置や各種機器28を接続するためのインタ
フェース27を備えて構成される。この記憶部24に
は、光通信ポート部26の受信データを一時的に記憶す
る受信データの記憶領域が確保されている。CPU21
は、制御プログラム、演算に使用するデータを記憶した
メモリを用いて情報端末の各種処理を実行する。
【0021】特に、CPU21は、電子メール送受信端
末10が送信した電子メールを、ネットワーク50を介
して受信し、受信した電子メールから家電機器30を制
御する情報を読み取り、読み取った制御情報に基づいて
家電機器30を制御する物理的な制御命令を光通信ポー
ト部26を介して送出する制御、及び一定時間毎にネッ
トワーク50に接続し、電子メールを受信する受信処理
を実行する。また、電子メール作成手順の送付を要求す
る電子メールを受信し、家電機器30を制御するための
電子メール作成手順を要求に従って電子メール送受信端
末10に電子メールで自動返信する処理を実行する。
末10が送信した電子メールを、ネットワーク50を介
して受信し、受信した電子メールから家電機器30を制
御する情報を読み取り、読み取った制御情報に基づいて
家電機器30を制御する物理的な制御命令を光通信ポー
ト部26を介して送出する制御、及び一定時間毎にネッ
トワーク50に接続し、電子メールを受信する受信処理
を実行する。また、電子メール作成手順の送付を要求す
る電子メールを受信し、家電機器30を制御するための
電子メール作成手順を要求に従って電子メール送受信端
末10に電子メールで自動返信する処理を実行する。
【0022】記憶部24は、ROM、RAM等からな
り、ROMはCPU21が動作する際に必要なプログラ
ム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専
用の半導体メモリである。また、ROMには、電子メー
ルにより入力された制御信号から家電機器30の制御コ
マンドを解析するための制御情報及び機器固有の情報が
格納されている。RAMは、文字表示に関するデータや
演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶す
るいわゆるワーキングメモリとして使用される。また、
RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリで
あるEEPROM(electrically erasable programmab
le ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラム
を変えることによって、情報端末20における各種の仕
様を変更することができる。すなわち、最近ではシステ
ム開発のデバッグごとにマスクROMを変更する時間損
失を回避するため、プログラムROMを不揮発性メモ
リ、例えばEPROM,EEPROMとし、プログラム
開発・修正時間の短縮の大幅な短縮を図っている。ま
た、プログラムをダウンロードしてEEPROMのプロ
グラム内容を書き換えるようにすれば機能のアップグレ
ードや機能の変更を容易に行うことが可能になる。
り、ROMはCPU21が動作する際に必要なプログラ
ム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専
用の半導体メモリである。また、ROMには、電子メー
ルにより入力された制御信号から家電機器30の制御コ
マンドを解析するための制御情報及び機器固有の情報が
格納されている。RAMは、文字表示に関するデータや
演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶す
るいわゆるワーキングメモリとして使用される。また、
RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリで
あるEEPROM(electrically erasable programmab
le ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラム
を変えることによって、情報端末20における各種の仕
様を変更することができる。すなわち、最近ではシステ
ム開発のデバッグごとにマスクROMを変更する時間損
失を回避するため、プログラムROMを不揮発性メモ
リ、例えばEPROM,EEPROMとし、プログラム
開発・修正時間の短縮の大幅な短縮を図っている。ま
た、プログラムをダウンロードしてEEPROMのプロ
グラム内容を書き換えるようにすれば機能のアップグレ
ードや機能の変更を容易に行うことが可能になる。
【0023】表示部23は、LCDディスプレイからな
り、例えば1024×768ドットマトリクス表示が可
能である。この表示画面には、遠隔制御時には相手の家
電機器の名称や制御情報が表示される。モデムポート部
25は、公衆電話網などの通信回線を通じてデジタル・
データを送受信する周辺機器である。光通信ポート部2
6は、赤外線を利用してデータを伝送するための規格、
IrDA(Infrared Data Association),ASK等に
準拠して光通信を行うためのI/Oポートである。
り、例えば1024×768ドットマトリクス表示が可
能である。この表示画面には、遠隔制御時には相手の家
電機器の名称や制御情報が表示される。モデムポート部
25は、公衆電話網などの通信回線を通じてデジタル・
データを送受信する周辺機器である。光通信ポート部2
6は、赤外線を利用してデータを伝送するための規格、
IrDA(Infrared Data Association),ASK等に
準拠して光通信を行うためのI/Oポートである。
【0024】インタフェース27は、PCMCIA(Pe
rsonal Computer Memory Card Interface Associatio
n)規格として規定されるPCカードインタフェース
部、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商
標)カード等を接続するための挿入スロット及びコネク
タからなるカード接続部である。
rsonal Computer Memory Card Interface Associatio
n)規格として規定されるPCカードインタフェース
部、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商
標)カード等を接続するための挿入スロット及びコネク
タからなるカード接続部である。
【0025】家電機器30は、例えばビデオデッキ30
a、液晶テレビ30b、エアーコンディショナー30c
などの機器であり、リモコン装置40や情報端末20の
光通信ポート部26から送出された制御信号を受信する
ための制御信号受光部31a〜31cを備える。リモコ
ン装置40は、家電機器30専用もしくは、それと同等
の機能を有する学習型リモコンである。また、情報端末
20に内蔵された光通信ポート部26を通じて赤外線に
よる制御信号、もしくは応答信号の送受信を行う。
a、液晶テレビ30b、エアーコンディショナー30c
などの機器であり、リモコン装置40や情報端末20の
光通信ポート部26から送出された制御信号を受信する
ための制御信号受光部31a〜31cを備える。リモコ
ン装置40は、家電機器30専用もしくは、それと同等
の機能を有する学習型リモコンである。また、情報端末
20に内蔵された光通信ポート部26を通じて赤外線に
よる制御信号、もしくは応答信号の送受信を行う。
【0026】図2は、電子メール送受信端末10と情報
端末20間の電子メールの送受信を示す図であり、ネッ
トワーク50としてインターネットを介して電子メール
が送受信される一般的な流れを示す。電子メール送受信
端末10と情報端末20の間で、インターネットを介し
て電子メールが送受信される仕組みはどのようなもので
もよく、回線に端末を接続する形態や利用する通信サー
ビスによって実際の仕組みは異なる。
端末20間の電子メールの送受信を示す図であり、ネッ
トワーク50としてインターネットを介して電子メール
が送受信される一般的な流れを示す。電子メール送受信
端末10と情報端末20の間で、インターネットを介し
て電子メールが送受信される仕組みはどのようなもので
もよく、回線に端末を接続する形態や利用する通信サー
ビスによって実際の仕組みは異なる。
【0027】以下、上述のように構成された遠隔操作シ
ステムの動作を説明する。図3は、電子メール送受信端
末10で電子メールを作成する手順を示すフローチャー
トである。図中、Sはフローの各ステップを示す。ま
ず、ステップS1で電子メール作成が選択されたか否か
を判別し、電子メール作成が選択されなければ他の処理
へ進み、電子メール作成が選択されたときはステップS
2で電子メール作成状態に切り替える。次いで、ステッ
プS3で送信相手を指定し、ステップS4で電子メール
の本文を入力する。次いで、ステップS5で送信を選択
し実行する。ステップS6では、送信相手が指定されて
いるか否かを判別し、送信相手が指定されていればステ
ップS7で電子メールの本文が入力されているか否かを
判別する。電子メールの本文が入力されていれば、ステ
ップS8で電子メール送信処理を実行して本フローを終
了する。ステップS6で送信相手が指定されていないと
きはステップS3に戻り、ステップS7で電子メールの
本文が入力されていないときはステップS4に戻る。
ステムの動作を説明する。図3は、電子メール送受信端
末10で電子メールを作成する手順を示すフローチャー
トである。図中、Sはフローの各ステップを示す。ま
ず、ステップS1で電子メール作成が選択されたか否か
を判別し、電子メール作成が選択されなければ他の処理
へ進み、電子メール作成が選択されたときはステップS
2で電子メール作成状態に切り替える。次いで、ステッ
プS3で送信相手を指定し、ステップS4で電子メール
の本文を入力する。次いで、ステップS5で送信を選択
し実行する。ステップS6では、送信相手が指定されて
いるか否かを判別し、送信相手が指定されていればステ
ップS7で電子メールの本文が入力されているか否かを
判別する。電子メールの本文が入力されていれば、ステ
ップS8で電子メール送信処理を実行して本フローを終
了する。ステップS6で送信相手が指定されていないと
きはステップS3に戻り、ステップS7で電子メールの
本文が入力されていないときはステップS4に戻る。
【0028】上記処理については利用する電子メール送
受信端末10に依存して操作の順序が異なっていたり、
メールタイトルの入力や同報送信相手の指定、添付ファ
イルの選択など、付加的な作業項目の追加がある。操作
の順序や付加項目の追加は、どのようなものでも構わな
い。
受信端末10に依存して操作の順序が異なっていたり、
メールタイトルの入力や同報送信相手の指定、添付ファ
イルの選択など、付加的な作業項目の追加がある。操作
の順序や付加項目の追加は、どのようなものでも構わな
い。
【0029】図4は、家電機器30を制御するための電
子メールの例を示す図である。図4において、70は家
電機器30を制御するための電子メール、71はその電
子メールの本文を示す。電子メール送受信端末10を使
用して家電機器30を制御するための電子メールを作成
する場合、利用者は図4に示すように電子メールの本文
71に、家電機器を制御する情報であることを示すヘッ
ダ(固定内容)72、制御する機器名73、基本制御内
容74、及び基本制御内容に伴って付加されるオプショ
ン項目75の、4つの項目を入力する。
子メールの例を示す図である。図4において、70は家
電機器30を制御するための電子メール、71はその電
子メールの本文を示す。電子メール送受信端末10を使
用して家電機器30を制御するための電子メールを作成
する場合、利用者は図4に示すように電子メールの本文
71に、家電機器を制御する情報であることを示すヘッ
ダ(固定内容)72、制御する機器名73、基本制御内
容74、及び基本制御内容に伴って付加されるオプショ
ン項目75の、4つの項目を入力する。
【0030】入力する内容は機器を制御するための特殊
な数列や文字列である必要はなく、例えばビデオデッキ
を予約録画する場合は、制御機器名73に「ビデオ」、
基本制御内容74に「予約」と入力する。これにより、
通常の電子メールを作成する場合と同じ感覚で利用で
き、かつ、余計な特殊コードを利用者に憶えさせる必要
がなくなる。また、制御する機器や制御内容が増えた場
合でも自由に拡張することができる。
な数列や文字列である必要はなく、例えばビデオデッキ
を予約録画する場合は、制御機器名73に「ビデオ」、
基本制御内容74に「予約」と入力する。これにより、
通常の電子メールを作成する場合と同じ感覚で利用で
き、かつ、余計な特殊コードを利用者に憶えさせる必要
がなくなる。また、制御する機器や制御内容が増えた場
合でも自由に拡張することができる。
【0031】図5は、項目の入力方法が判らない場合の
電子メールの例を示す図である。図5に示すように、家
電機器30を制御する電子メールについて、各項目の具
体的な入力の仕方が判らない、あるいは忘れてしまった
場合は、判らない項目に、例えば、「?」を入力して不
明項目として電子メール70を作成する。また、どのよ
うな家電機器を制御できるのかを知りたい場合は、制御
する機器名に「?」を入力する。また、照明に対してど
のような制御ができるのかを知りたい場合は、制御する
機器名に「照明」を入力し、基本制御内容に「?」を入
力する(番号76参照)。
電子メールの例を示す図である。図5に示すように、家
電機器30を制御する電子メールについて、各項目の具
体的な入力の仕方が判らない、あるいは忘れてしまった
場合は、判らない項目に、例えば、「?」を入力して不
明項目として電子メール70を作成する。また、どのよ
うな家電機器を制御できるのかを知りたい場合は、制御
する機器名に「?」を入力する。また、照明に対してど
のような制御ができるのかを知りたい場合は、制御する
機器名に「照明」を入力し、基本制御内容に「?」を入
力する(番号76参照)。
【0032】一方、情報端末20は、電子メール機能に
より電子メール送受信端末10が送信した電子メールを
受信する。利用者がアナログ電話回線を利用している場
合は、通信している時間に応じて通信料金が発生するた
め、通常はインターネットに接続されていないことが多
い。このため、電子メールを直ちに受信することができ
ない。しかし、上記、家電機器30を制御する電子メー
ル70は、情報端末20の利用者の予定外に送信される
ケースが殆どのため、これでは目的を達成することがで
きない。そこで、本実施の形態では、情報端末20に、
一定間隔毎に定期的にインターネットに接続し、電子メ
ールを受信する仕組みを設ける。この処理は、図6のフ
ローチャートにより示される。
より電子メール送受信端末10が送信した電子メールを
受信する。利用者がアナログ電話回線を利用している場
合は、通信している時間に応じて通信料金が発生するた
め、通常はインターネットに接続されていないことが多
い。このため、電子メールを直ちに受信することができ
ない。しかし、上記、家電機器30を制御する電子メー
ル70は、情報端末20の利用者の予定外に送信される
ケースが殆どのため、これでは目的を達成することがで
きない。そこで、本実施の形態では、情報端末20に、
一定間隔毎に定期的にインターネットに接続し、電子メ
ールを受信する仕組みを設ける。この処理は、図6のフ
ローチャートにより示される。
【0033】図6は、情報端末20の電子メール受信処
理を示すフローチャートであり、CPU21により所定
タイミングで実行される。まず、ステップS11で電子
メールを受信する一定時間が経過したか否かを判別し、
電子メールを受信する一定時間が経過していなければ本
フローを終了する。電子メールを受信する一定時間が経
過していれば、ステップS12でインターネットに接続
しているか否かを判別し、インターネットに接続してい
なければステップS13でダイアルアップ接続等により
インターネットへの接続処理を実行してステップS14
に進む。インターネットに接続していればそのままステ
ップS14に進む。
理を示すフローチャートであり、CPU21により所定
タイミングで実行される。まず、ステップS11で電子
メールを受信する一定時間が経過したか否かを判別し、
電子メールを受信する一定時間が経過していなければ本
フローを終了する。電子メールを受信する一定時間が経
過していれば、ステップS12でインターネットに接続
しているか否かを判別し、インターネットに接続してい
なければステップS13でダイアルアップ接続等により
インターネットへの接続処理を実行してステップS14
に進む。インターネットに接続していればそのままステ
ップS14に進む。
【0034】ステップS14では、図2に示すようにメ
ール受信サーバに着信メールがあるか否かを判別し、着
信メールがあればステップS15で新着メールを受信し
てステップS16に進み、着信メールがなければそのま
まステップS16に進む。ステップS16では、インタ
ーネットへの接続処理を行ったか否かを判別し、インタ
ーネットへの接続処理を行っていなければ上記ステップ
S11に戻って上記処理を繰り返す。インターネットへ
の接続処理をおこなっていれば、ステップS17でイン
ターネットへの接続を終了して上記ステップS11に戻
る。
ール受信サーバに着信メールがあるか否かを判別し、着
信メールがあればステップS15で新着メールを受信し
てステップS16に進み、着信メールがなければそのま
まステップS16に進む。ステップS16では、インタ
ーネットへの接続処理を行ったか否かを判別し、インタ
ーネットへの接続処理を行っていなければ上記ステップ
S11に戻って上記処理を繰り返す。インターネットへ
の接続処理をおこなっていれば、ステップS17でイン
ターネットへの接続を終了して上記ステップS11に戻
る。
【0035】図7は、電子メール送受信端末10が送信
した電子メールを受信した情報端末20が、電子メール
から家電機器を制御する情報を読み取る処理を示すフロ
ーチャートである。まず、ステップS21で受信した新
着メールがあるか否かを判別し、受信した新着メールが
なければ本フローを終了する。受信した新着メールがあ
れば、ステップS22で電子メールの本文をチェックす
るための変数mを初期化(m=0)し、変数nに新着メ
ール数を格納する(n=新着メール数)。
した電子メールを受信した情報端末20が、電子メール
から家電機器を制御する情報を読み取る処理を示すフロ
ーチャートである。まず、ステップS21で受信した新
着メールがあるか否かを判別し、受信した新着メールが
なければ本フローを終了する。受信した新着メールがあ
れば、ステップS22で電子メールの本文をチェックす
るための変数mを初期化(m=0)し、変数nに新着メ
ール数を格納する(n=新着メール数)。
【0036】次いで、ステップS23でmを+1インク
リメントし、ステップS24でmがnを超えたか(m>
nか)否かを判別する。m>nのときは、家電機器を制
御するための電子メールの情報読み取りが終了したと判
断して本フローを終了する。m≦nのときは、ステップ
S25でm件目の新着メールの本文71(図4参照)を
取り出し、ステップS26で制御情報のヘッダ72(図
4参照)が存在するか否かを判別する。制御情報のヘッ
ダが存在していなければ、この新着メールに家電機器3
0の制御情報はないと判断して上記ステップS23に戻
り、次の新着メールチェックを行う。
リメントし、ステップS24でmがnを超えたか(m>
nか)否かを判別する。m>nのときは、家電機器を制
御するための電子メールの情報読み取りが終了したと判
断して本フローを終了する。m≦nのときは、ステップ
S25でm件目の新着メールの本文71(図4参照)を
取り出し、ステップS26で制御情報のヘッダ72(図
4参照)が存在するか否かを判別する。制御情報のヘッ
ダが存在していなければ、この新着メールに家電機器3
0の制御情報はないと判断して上記ステップS23に戻
り、次の新着メールチェックを行う。
【0037】すなわち、情報端末20は、電子メール本
文の内容を確認し、家電機器30を制御するための記述
がないかどうかをチェックする(ステップS26)。電
子メールの中に家電機器30を制御する情報であること
を示すヘッダが存在する場合、情報端末20は、その電
子メールを家電機器30を制御するための情報として扱
う。
文の内容を確認し、家電機器30を制御するための記述
がないかどうかをチェックする(ステップS26)。電
子メールの中に家電機器30を制御する情報であること
を示すヘッダが存在する場合、情報端末20は、その電
子メールを家電機器30を制御するための情報として扱
う。
【0038】ステップS27では、電子メールを作成す
るときに入力した制御する機器名73(図4参照)を確
認し、ステップS28で制御する機器名73は「?」か
否かを判別する。制御する機器名が「?」でなければ、
ステップS29で基本制御内容74(図4参照)を確認
し、ステップS30で基本制御内容74は「?」か否か
を判別する。基本制御内容74が「?」でなければステ
ップS31で基本制御内容74に伴って付加されるオプ
ション項目75(図4参照)を確認し、ステップS32
でオプション項目75は「?」か否かを判別する。オプ
ション項目75が「?」でなければ、ステップS33で
制御情報をもとに光通信ポート部26より制御信号を家
電機器30に送出する。このように、電子メール本文7
0からヘッダ72、機種名73、基本制御内容74、オ
プション項目75を順番に読み取り、電子メール送受信
端末10より要求された家電機器30の制御内容を解釈
する。
るときに入力した制御する機器名73(図4参照)を確
認し、ステップS28で制御する機器名73は「?」か
否かを判別する。制御する機器名が「?」でなければ、
ステップS29で基本制御内容74(図4参照)を確認
し、ステップS30で基本制御内容74は「?」か否か
を判別する。基本制御内容74が「?」でなければステ
ップS31で基本制御内容74に伴って付加されるオプ
ション項目75(図4参照)を確認し、ステップS32
でオプション項目75は「?」か否かを判別する。オプ
ション項目75が「?」でなければ、ステップS33で
制御情報をもとに光通信ポート部26より制御信号を家
電機器30に送出する。このように、電子メール本文7
0からヘッダ72、機種名73、基本制御内容74、オ
プション項目75を順番に読み取り、電子メール送受信
端末10より要求された家電機器30の制御内容を解釈
する。
【0039】電子メールから家電機器を制御する情報を
読み出した情報端末は、例えば公知の『赤外線通信装置
及び方法』(特開平7−116790号)などの技術を
使用して、家電機器30を制御するための信号を光通信
ポート部26より送出する。すなわち、CPU21は光
通信ポート26を動作させて、解析した結果である制御
信号を光通信ポート26を通して赤外線信号に変換して
対象の家電機器30に対して送信する。情報端末20の
光通信ポート部26から送出された信号を受信した家電
機器30は、赤外線リモコン装置40から制御信号を受
信した場合と同様に、信号に従った処理を実施する。
読み出した情報端末は、例えば公知の『赤外線通信装置
及び方法』(特開平7−116790号)などの技術を
使用して、家電機器30を制御するための信号を光通信
ポート部26より送出する。すなわち、CPU21は光
通信ポート26を動作させて、解析した結果である制御
信号を光通信ポート26を通して赤外線信号に変換して
対象の家電機器30に対して送信する。情報端末20の
光通信ポート部26から送出された信号を受信した家電
機器30は、赤外線リモコン装置40から制御信号を受
信した場合と同様に、信号に従った処理を実施する。
【0040】光通信ポート部26から家電機器30に向
けて制御信号を送出した後、ステップS34で家電機器
30を制御した内容を、電子メール送受信端末10に通
知する電子メールを作成し、ネットワーク50を経由し
て電子メール送受信端末10に送信する。通知する電子
メールは、家電機器30を制御する目的で電子メール送
受信端末10から送信された電子メールの本文を引用し
た返信メールの形態をとる。
けて制御信号を送出した後、ステップS34で家電機器
30を制御した内容を、電子メール送受信端末10に通
知する電子メールを作成し、ネットワーク50を経由し
て電子メール送受信端末10に送信する。通知する電子
メールは、家電機器30を制御する目的で電子メール送
受信端末10から送信された電子メールの本文を引用し
た返信メールの形態をとる。
【0041】図8は、家電機器30を制御するための電
子メールと制御内容(結果)を通知するための電子メー
ルの例を示す図である。図8に示すように、通知する電
子メールは、家電機器30を制御する目的で電子メール
送受信端末10から送信された電子メールの本文を引用
した返信メールの形態となっている。これにより、電子
メールの返信という簡単な処理で、家電機器30を制御
した内容を電子メール送受信端末に通知することができ
る。また、家電機器30の制御の通知として受信した電
子メールを電子メール送受信端末10に保存しておけ
ば、次回に、家電機器を制御する電子メールを作成する
際に、雛型として利用することも可能となる。なお、光
通信ポート26及び家電機器30との間で双方向通信が
可能である場合、家電機器30から送信された制御結果
を、上記電子メールに含めてもよい。
子メールと制御内容(結果)を通知するための電子メー
ルの例を示す図である。図8に示すように、通知する電
子メールは、家電機器30を制御する目的で電子メール
送受信端末10から送信された電子メールの本文を引用
した返信メールの形態となっている。これにより、電子
メールの返信という簡単な処理で、家電機器30を制御
した内容を電子メール送受信端末に通知することができ
る。また、家電機器30の制御の通知として受信した電
子メールを電子メール送受信端末10に保存しておけ
ば、次回に、家電機器を制御する電子メールを作成する
際に、雛型として利用することも可能となる。なお、光
通信ポート26及び家電機器30との間で双方向通信が
可能である場合、家電機器30から送信された制御結果
を、上記電子メールに含めてもよい。
【0042】上記ステップS28、ステップS30、あ
るいはステップS32で家電機器30を制御する情報の
各項目のいずれかに「?」が見つかった場合は、ステッ
プS35で「?」が確認された項目の入力方法を説明し
た電子メールを作成し、電子メール送受信端末に送信す
る。以下、情報端末が受信した、家電機器を制御する電
子メールの情報に「?」を見つけた場合に処理について
述べる。電子メール中の制御情報に「?」が検出された
場合は、ステップS35で「?」が含まれていた項目の
入力方法を記述した電子メールを作成し、電子メール送
受信端末に送信する。
るいはステップS32で家電機器30を制御する情報の
各項目のいずれかに「?」が見つかった場合は、ステッ
プS35で「?」が確認された項目の入力方法を説明し
た電子メールを作成し、電子メール送受信端末に送信す
る。以下、情報端末が受信した、家電機器を制御する電
子メールの情報に「?」を見つけた場合に処理について
述べる。電子メール中の制御情報に「?」が検出された
場合は、ステップS35で「?」が含まれていた項目の
入力方法を記述した電子メールを作成し、電子メール送
受信端末に送信する。
【0043】図9は、項目の入力方法が判らない場合の
電子メールと制御情報の入力方法を記述した電子メー
ル、及び家電機器30を制御するための電子メールの例
を示す図である。図9は、制御内容の項目で「?」が検
出された場合の具体的な例を記述したものであり、図9
の番号80に示すように、情報端末20は、受信した電
子メールの本文を引用した返信メールを作成する。引用
された文中の「?」の部分を、その項目の入力方法に置
き換える(番号81参照)ことで、家電機器30を制御
する電子メールの作成手順とすることができる。電子メ
ール送受信端末10において、この電子メールを受信し
た利用者は、受け取った電子メールの本文を引用した返
信を作成し、利用したい制御内容の部分を残す(番号8
2参照)ことで、そのまま、家電機器30を制御する電
子メールを作成することができる。
電子メールと制御情報の入力方法を記述した電子メー
ル、及び家電機器30を制御するための電子メールの例
を示す図である。図9は、制御内容の項目で「?」が検
出された場合の具体的な例を記述したものであり、図9
の番号80に示すように、情報端末20は、受信した電
子メールの本文を引用した返信メールを作成する。引用
された文中の「?」の部分を、その項目の入力方法に置
き換える(番号81参照)ことで、家電機器30を制御
する電子メールの作成手順とすることができる。電子メ
ール送受信端末10において、この電子メールを受信し
た利用者は、受け取った電子メールの本文を引用した返
信を作成し、利用したい制御内容の部分を残す(番号8
2参照)ことで、そのまま、家電機器30を制御する電
子メールを作成することができる。
【0044】以上説明したように、本実施の形態の遠隔
操作システムは、外出先で電子メールを送受信する電子
メール送受信端末10、家電機器30を遠隔制御し、制
御した状態を電子メールで電子メール送受信端末10に
通知する情報端末20、情報端末20と遠隔地の電子メ
ール送受信端末10を電話回線等で接続するインターネ
ット等のネットワーク50からなり、電子メール送受信
端末10は、電子メールを受信する情報端末20が家電
機器30の制御情報として解釈可能な一定ルールに従っ
た電子メールを作成し、作成した電子メールをネットワ
ーク50を介して情報端末20に送信する制御、及び家
電機器30を制御するための電子メールの作成手順の送
付を、電子メールを使用して情報端末20に要求する処
理を実行し、また、情報端末20は、電子メール送受信
端末10が送信した電子メールを、ネットワーク50を
介して受信し、受信した電子メールから家電機器30を
制御する情報を読み取り、読み取った制御情報に基づい
て家電機器30を制御する物理的な制御命令を光通信ポ
ート部26を介して送出する制御、及び一定時間毎にネ
ットワーク50に接続し、電子メールを受信する受信処
理を実行する。
操作システムは、外出先で電子メールを送受信する電子
メール送受信端末10、家電機器30を遠隔制御し、制
御した状態を電子メールで電子メール送受信端末10に
通知する情報端末20、情報端末20と遠隔地の電子メ
ール送受信端末10を電話回線等で接続するインターネ
ット等のネットワーク50からなり、電子メール送受信
端末10は、電子メールを受信する情報端末20が家電
機器30の制御情報として解釈可能な一定ルールに従っ
た電子メールを作成し、作成した電子メールをネットワ
ーク50を介して情報端末20に送信する制御、及び家
電機器30を制御するための電子メールの作成手順の送
付を、電子メールを使用して情報端末20に要求する処
理を実行し、また、情報端末20は、電子メール送受信
端末10が送信した電子メールを、ネットワーク50を
介して受信し、受信した電子メールから家電機器30を
制御する情報を読み取り、読み取った制御情報に基づい
て家電機器30を制御する物理的な制御命令を光通信ポ
ート部26を介して送出する制御、及び一定時間毎にネ
ットワーク50に接続し、電子メールを受信する受信処
理を実行する。
【0045】すなわち、電子メール送受信端末10を使
用して、図4に示す内容の電子メールを作成・送信し、
その電子メールを受信した情報端末で図7のフローに従
って家電機器を制御する情報と解釈し、解釈した情報に
従って情報端末の光通信ポート部より家電機器を制御す
る信号を送出する。
用して、図4に示す内容の電子メールを作成・送信し、
その電子メールを受信した情報端末で図7のフローに従
って家電機器を制御する情報と解釈し、解釈した情報に
従って情報端末の光通信ポート部より家電機器を制御す
る信号を送出する。
【0046】また、図6のフローに従って情報端末20
が、家電機器30を制御する電子メールを定期的に受信
する。また、電子メール送受信端末10を使用して図5
に示す内容の電子メールを作成・送信し、その電子メー
ルを受信した情報端末が、図9のフローに従って電子メ
ール送受信端末10への返信メールを作成・送信する。
このため、家電機器30を制御する電子メールの作成方
法が判らなくても、電子メールを使用して外出先から確
認することができる。さらに、情報端末20が図8のフ
ローに従って電子メール送受信端末10への返信メール
を作成・送信する。これにより、情報端末が家電機器を
制御した内容を、電子メールを使用して外出先から確認
することができる。
が、家電機器30を制御する電子メールを定期的に受信
する。また、電子メール送受信端末10を使用して図5
に示す内容の電子メールを作成・送信し、その電子メー
ルを受信した情報端末が、図9のフローに従って電子メ
ール送受信端末10への返信メールを作成・送信する。
このため、家電機器30を制御する電子メールの作成方
法が判らなくても、電子メールを使用して外出先から確
認することができる。さらに、情報端末20が図8のフ
ローに従って電子メール送受信端末10への返信メール
を作成・送信する。これにより、情報端末が家電機器を
制御した内容を、電子メールを使用して外出先から確認
することができる。
【0047】以上により、特定の通信回線に制限される
ことなく、また、専用の機器や装置を使わずに現在広く
利用されている電子メール送受信端末と情報端末をその
まま使用することで、外出先から家電機器を遠隔操作す
ることが可能となる。なお、上記実施の形態では、被制
御機器を遠隔操作する情報端末及び電子メール送受信端
末に適用した例であるが、電子メールの送受信を行う機
器であればどのような装置にも適用可能である。また、
専用の制御装置により実現してもよい。
ことなく、また、専用の機器や装置を使わずに現在広く
利用されている電子メール送受信端末と情報端末をその
まま使用することで、外出先から家電機器を遠隔操作す
ることが可能となる。なお、上記実施の形態では、被制
御機器を遠隔操作する情報端末及び電子メール送受信端
末に適用した例であるが、電子メールの送受信を行う機
器であればどのような装置にも適用可能である。また、
専用の制御装置により実現してもよい。
【0048】また、本実施の形態では遠隔制御システ
ム、情報端末及び電子メール送受信端末という名称を用
いたが、これは説明の便宜上であり、電子メール処理装
置、通信装置や赤外線通信方法等でもよいことは勿論で
ある。また、本機能が組み込まれたPHS/携帯電話
機、PDAや小型ノート型パソコンにも応用できる。さ
らに、被制御機器は、どのような機器でもよく、例えば
TV受信機、VTR、DVD等のAV機器のほか、いわ
ゆる白物家電に適用可能である。
ム、情報端末及び電子メール送受信端末という名称を用
いたが、これは説明の便宜上であり、電子メール処理装
置、通信装置や赤外線通信方法等でもよいことは勿論で
ある。また、本機能が組み込まれたPHS/携帯電話
機、PDAや小型ノート型パソコンにも応用できる。さ
らに、被制御機器は、どのような機器でもよく、例えば
TV受信機、VTR、DVD等のAV機器のほか、いわ
ゆる白物家電に適用可能である。
【0049】また、受信した電子メールを家電機器の制
御結果として表示する表示例や電子メールの記述例は一
例であり、他の表示・記述例であってもよい。また、上
記端末を構成する各機能部、例えば通信部、記憶部等の
種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限ら
れない。さらに、被制御機器に対し制御コマンドを無線
又は有線通信により送信するようにしているが、遠隔操
作できるものであればよく、例えば電波による無線通信
であってもよい。また、ネットワークは、無線、有線の
いずれであってもよい。
御結果として表示する表示例や電子メールの記述例は一
例であり、他の表示・記述例であってもよい。また、上
記端末を構成する各機能部、例えば通信部、記憶部等の
種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限ら
れない。さらに、被制御機器に対し制御コマンドを無線
又は有線通信により送信するようにしているが、遠隔操
作できるものであればよく、例えば電波による無線通信
であってもよい。また、ネットワークは、無線、有線の
いずれであってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、特定の通信回線に制限されることなく、また、専用
の機器や装置を使わずに現在広く利用されている機器を
そのまま使用することで、外出先から家電機器を遠隔操
作できる遠隔操作システムを実現することができる。
ば、特定の通信回線に制限されることなく、また、専用
の機器や装置を使わずに現在広く利用されている機器を
そのまま使用することで、外出先から家電機器を遠隔操
作できる遠隔操作システムを実現することができる。
【図1】本発明の実施の形態の遠隔操作システムの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本実施の形態の遠隔操作システムの電子メール
送受信端末と情報端末間の電子メールの送受信を示す図
である。
送受信端末と情報端末間の電子メールの送受信を示す図
である。
【図3】本実施の形態の遠隔操作システムの電子メール
送受信端末で電子メールを作成する手順を示すフローチ
ャートである。
送受信端末で電子メールを作成する手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】本実施の形態の遠隔操作システムの家電機器を
制御するための電子メールの例を示す図である。
制御するための電子メールの例を示す図である。
【図5】本実施の形態の遠隔操作システムの項目の入力
方法が判らない場合の電子メールの例を示す図である。
方法が判らない場合の電子メールの例を示す図である。
【図6】本実施の形態の遠隔操作システムの情報端末の
電子メール受信処理を示すフローチャートである。
電子メール受信処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態の遠隔操作システムの電子メール
送受信端末が送信した電子メールを受信した情報端末
が、電子メールから家電機器を制御する情報を読み取る
処理を示すフローチャートである。
送受信端末が送信した電子メールを受信した情報端末
が、電子メールから家電機器を制御する情報を読み取る
処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の遠隔操作システムの家電機器を
制御するための電子メールと制御内容(結果)を通知す
るための電子メールの例を示す図である。
制御するための電子メールと制御内容(結果)を通知す
るための電子メールの例を示す図である。
【図9】本実施の形態の遠隔操作システムの項目の入力
方法が判らない場合の電子メールと制御情報の入力方法
を記述した電子メール、及び家電機器を制御するための
電子メールの例を示す図である。
方法が判らない場合の電子メールと制御情報の入力方法
を記述した電子メール、及び家電機器を制御するための
電子メールの例を示す図である。
【符号の説明】 10 電子メール送受信端末 11 CPU(作成手段) 12 入力部 13 表示部 14 記憶部 15 通信部(通信手段) 20 情報端末 21 CPU(抽出手段,制御手段) 22 入力部 23 表示部 24 記憶部 25 モデムポート部(通信手段) 26 光通信ポート部(出力手段) 27 インタフェース 30 家電機器(被制御機器) 30a ビデオデッキ(被制御機器) 30b 液晶テレビ(被制御機器) 30c エアーコンディショナー(被制御機器) 31a〜31c 制御信号受光部 40 リモコン装置 50 ネットワーク 60 無線基地局 71 電子メールの本文 72 ヘッダ(固定内容) 73 機器名 74 基本制御内容 75 オプション項目
Claims (5)
- 【請求項1】 被制御機器を制御する制御情報を記述し
た電子メールを作成する作成手段と、作成した電子メー
ルをネットワークを経由して情報端末に送信する通信手
段とを備える電子メール送受信端末と、 前記ネットワークを経由して送信された電子メールを受
信する通信手段と、受信した電子メールから前記制御情
報を抽出する抽出手段と、抽出した制御情報に基づいて
被制御機器を制御する制御命令を有線又は無線により出
力する出力手段とを備える情報端末とを具備することを
特徴とする遠隔操作システム。 - 【請求項2】 前記情報端末は、 一定時間毎に前記ネットワークに接続して電子メールを
受信する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求
項1記載の遠隔操作システム。 - 【請求項3】 前記電子メール送受信端末は、 被制御機器を制御する電子メールを作成する際、電子メ
ールの作成手順の送付を、電子メールを使用して前記情
報端末に要求し、 前記情報端末は、 電子メール作成手順の送付を要求する電子メールを受信
し、被制御機器を制御するための電子メール作成手順
を、電子メールを使用して前記電子メール送受信端末に
返信することを特徴とする請求項1記載の遠隔操作シス
テム。 - 【請求項4】 前記情報端末は、 被制御機器に出力した制御命令を基に電子メールを作成
し、作成した電子メールを前記ネットワークを介して前
記電子メール送受信端末に送信し、 前記電子メール送受信端末は、 前記情報端末が送信した電子メールを前記ネットワーク
を介して受信し、受信した電子メールを被制御機器の制
御結果として出力することを特徴とする請求項1記載の
遠隔操作システム。 - 【請求項5】 前記出力手段は、 赤外線通信又は無線通信により被制御機器を制御する制
御命令を送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔
操作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001147821A JP2002344644A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 遠隔操作システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001147821A JP2002344644A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 遠隔操作システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002344644A true JP2002344644A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18993242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001147821A Pending JP2002344644A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 遠隔操作システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002344644A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007233893A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Rinnai Corp | 遠隔操作システム |
JP2007304787A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Hitachi Information & Communication Engineering Ltd | 遠隔操作システム、制御方法、及び、制御プログラム |
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JP2009188877A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Fujitsu Ltd | 商用電力使用量抑制方法、多機能通信機器及び商用電力供給側サーバ装置 |
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JP2019052844A (ja) * | 2018-11-12 | 2019-04-04 | 井関農機株式会社 | 穀物乾燥機の運転情報管理システム |
JP2020042561A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | シャープ株式会社 | 機器制御装置 |
-
2001
- 2001-05-17 JP JP2001147821A patent/JP2002344644A/ja active Pending
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