JP2006059451A - 磁気ヘッド - Google Patents

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高橋  彰
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Abstract

【課題】 WIIを低減し、前記再生用磁気ヘッドの再生特性を向上させることが可能な磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】 下部コア層と上部コア層に磁界を与えるコイル層を有する記録用磁気ヘッドと、上部シールド層と下部シールド層間に再生用素子が設けられた再生用磁気ヘッドを有している。前記上部シールド層のトラック幅方向の幅寸法をA、ハイト方向の幅寸法をBとしたときに、前記上部シールド層のアスペクト比B/Aは0.6以上1.2以下であり、且つ前記上部シールド層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下であるように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば浮上式磁気ヘッドなどに使用される記録用の磁気ヘッドに係り、特に高い周波数や大きな電流が与えられた場合でも、周囲の構成部材に悪影響を与え難い磁気ヘッドに関する。
図10および図11には、従来の磁気ヘッドH100を示している。図10は、この従来の磁気ヘッドH100を上方向(図示Z1方向)側から示す部分平面図、図11は図10をXI−XI線で切断し、図示X2方向から見た切断断面図である。
図10または図11に示すように、記録用磁気ヘッドH100wは、いわゆるインダクティブヘッドである。この記録用磁気ヘッドH100wは、例えば磁気抵抗効果を利用した再生用磁気ヘッドH100rの上に積層される。
図10および図11に示される磁気ヘッドH100は、浮上式ヘッドを構成するセラミック材のスライダ101のトレーリング側端面101aに形成されたものである。
スライダ101のトレーリング側端面101a上にAl膜102を介して前記再生用磁気ヘッドH100rが形成されている。再生用磁気ヘッドH100rは、磁気抵抗効果を利用してハードディスクなどの記録媒体からの磁界を検出し、記録信号を読み取るものである。
再生用磁気ヘッドH100rは、下部シールド層103、下部ギャップ層104の上に設けられた磁界読み取り部M、上部ギャップ層105、上部シールド層106を有している。
下部ギャップ層104及び上部ギャップ層105は、AlやSiOなどの絶縁性材料からなり、下部シールド層103及び上部シールド層106は、NiFe系合金(パーマロイ)などの高透磁率の軟磁性材料で形成されている。
上部シールド層106の上には、AlやSiOなどの絶縁性材料からなる分離層107が積層されており、分離層107の上に記録用磁気ヘッドH100wが積層されている。
分離層107の上には、下部コア層110が積層されている。下部コア層110上には、ギャップデプス(Gd)を規制するGd決め層111が形成されている。
また、記録媒体との対向面TからGd決め層111上にかけて磁極部112が形成されている。
磁極部112は下から下部磁極層113、非磁性のギャップ層114、及び上部磁極層115が積層されて形成されている。上部磁極層115は、その上に形成される上部コア層116と磁気的に接続される。
上部磁極層115及び下部磁極層113は、NiFeなどの軟磁性材料を用いて形成される。
下部コア層110の上であって、Gd決め層111のハイト方向(図示Y方向)後方にはコイル絶縁下地層117が形成されており、コイル絶縁下地層117上には、Cuなどの導電性材料によって第1コイル層118aが螺旋状にパターン形成されている。この第1コイル層118aの上には、コイル絶縁下地層123を介して第2コイル層118bが形成されている。
前記第1コイル層118aと前記第2コイル層118bとでコイル層118が構成される。前記第1コイル層118aの周囲には、有機絶縁材料や無機絶縁材料からなる絶縁層119が形成されており、前記第2コイル層118bの周囲には絶縁層120が形成されている。
上部コア層116の基端部116aは、下部コア層110上に形成された磁性材料製の接続層121上に接続されている。
上部コア層116と下部コア層110は、NiFeなどによってメッキ形成されている。
前記上部コア層116の上はアルミナなどで形成された保護層122が形成されている。
コイル層118に記録電流が与えられると、下部コア層110及び上部コア層116に記録磁界が誘導され、ギャップ層114を介して対向する下部磁極層113及び上部磁極層115間に漏れ磁界が発生し、この漏れ磁界により、ハードディスクなどの記録媒体に磁気信号が記録される。
このような構造を有する磁気ヘッドは、以下に示す特許文献1に開示されている。
特開2003−085710号公報
図10および図11に示すような構造を有する前記特許文献1に開示された従来の磁気ヘッドH100においては、近年の高記録密度化に伴って、前記記録用磁気ヘッドH100wでの書き込み周波数が高くなってきているとともに、書き込み電流も大きくなってきているという現状がある。
このように前記記録用磁気ヘッドH100wでの書き込み周波数の高周波数化と、書き込み電流の大電流化に伴って、前記再生用磁気ヘッドH100rには、前記上部シールド層106に高周波および高電流によるジュール熱が発生し、この上部シールド層106が膨張する。すると、前記上部シールド層106に応力が与えられることとなり、これによって前記上部シールド層106の磁区状態が変化する。そのため、前記上部シールド層106の透磁率が変化し、再生用磁気ヘッドH100rにストレスが与えられる。
そして、このストレス後の前記再生用磁気ヘッドH100rの出力が、前記ストレス前の前記再生用磁気ヘッドH100rの出力に対して変化する現象が発生する。
このような現象は、WII(Write Induced Instability)と呼ばれる。特に近年では、前記したように前記記録ヘッドに対して高周波および大電流の記録磁界が与えられることから、磁気ヘッドの高記録密度化が進み、前記上部シールド層106に生じる透磁率の変化も大きくなる傾向にあり、前記再生用磁気ヘッドH100rの再生特性(出力特性)に大きな影響を及ぼすようになっている。
したがって、前記記録用磁気ヘッドH100wに高い周波数や大きな電流が与えられた場合であっても、前記上部シールド層106の磁区状態の変化を少なくする必要性が生じた。
特に、前記磁気ヘッドH100では、実際に使用されるときの記録ヘッドに与えられる周波数および電流よりも高い周波数および大きな電流を与えた場合の磁気検出素子100の磁気特性を調べるため、磁気ヘッドH100のいわゆる加速度試験を行うことが多い。この場合、再生用磁気ヘッドH100rには更に大きなストレスが与えられることとなることから、前記上部シールド層106の磁区状態が大きく変化し、そのため透磁率も大きく変化してしまい、前記WII発生の問題が顕著になる。
したがって、このような加速度試験を行う場合は、前記WIIの問題を効果的に低減し、前記上部シールド層106の磁区状態の変化を適切に少なくすることが強く求められる。
しかし、前記特許文献1には、前記WIIの低減に関する着目はなされておらず、前記上部シールド層106に関して、どのように構成すれば、記録用磁気ヘッドH100wに高い周波数や大きな電流が与えられた場合でも、磁区状態の変化を抑えることができるのかに関しては、何らの記載もなされていない。
したがって、前記図10および図11に示すような構造を有する前記特許文献1に開示された磁気ヘッドでは、前記WIIを低減し、前記再生用磁気ヘッドH100rの再生特性(出力特性)を向上させることができない。
本発明は前記従来の課題を解決するものであり、前記WIIを低減し、前記再生用磁気ヘッドH100rの再生特性を向上させることが可能な磁気ヘッドを提供することを目的とする。
本発明は、下部コア層と、前記下部コア層の上方に形成された上部コア層と、前記両磁性層に磁界を与えるコイル層とを有する記録用磁気ヘッドと、
上部シールド層と下部シールド層間に再生用素子が設けられた再生用磁気ヘッドを有する磁気ヘッドにおいて、
前記上部シールド層のトラック幅方向の幅寸法をA、ハイト方向の幅寸法をBとしたときに、前記上部シールド層のアスペクト比B/Aは0.6以上1.2以下であり、且つ前記上部シールド層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下であることを特徴とするものである。
また、前記下部コア層のトラック幅方向の幅寸法をC、ハイト方向の幅寸法をDとしたときに、前記下部コア層のアスペクト比D/Cは0.6以上1.2以下であり、且つ前記下部コア層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下であるものとして構成することができる。
この場合、前記上部シールド層の上面の面積をS1とし、前記下部コア層の下面の面積をS2としたときに、前記面積S1と前記面積S2との面積比S2/S1が0.90以上1.0以下であるものとして構成することが好ましい。
また、前記下部シールド層のトラック幅方向の幅寸法をE、ハイト方向の幅寸法をFとしたときに、前記下部シールド層のアスペクト比F/Eは0.6以上1.2以下であり、且つ前記下部シールド層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下であるものとして構成することができる。
また、前記上部シールド層の磁歪定数λは、−2ppm以上0ppm以下であるものとして構成することが好ましい。
この場合、前記上部シールド層は、Feの含有量が18.6wt%以上19.5%wt以下であるFeNi合金で形成されたものとして構成することができる。
前記磁気ヘッドでは、上部シールド層のトラック幅方向の幅寸法をAとし、ハイト方向の幅寸法である縦方向の幅寸法をBとすると、B/A(アスペクト比)を0.6以上1.2以下の範囲内となるように構成している。
また、前記上部シールド層の大きさは、前記アスペクト比の範囲内に加えて、前記幅寸法Aが75μm以上150μm以下の範囲内となるように構成されている。
前記上部シールド層の前記アスペクト比を0.6以上1.2以下の範囲内となるように構成し、且つ前記幅寸法Aが75μm以上として構成すると、近年の高記録密度化に伴う書き込み周波数の高周波数化と、書き込み電流の大電流化に伴って、前記上部シールド層に高周波および高電流によるジュール熱が発生しても、この上部シールド層の膨張を少なく抑えることができる。したがって、前記上部シールド層に生じる応力も少なくすることができ、この応力に基く前記上部シールド層の磁区状態の変化を抑制することができる。そのため、前記上部シールド層の透磁率の変化を抑制し、再生用磁気ヘッドHrに与えられるストレスを低減することができる。
このように前記再生用磁気ヘッドHrに与えられるストレスを低減できると、このストレス後の前記再生用磁気ヘッドHrの出力が、前記ストレス前の前記再生用磁気ヘッドHrの出力に対する変化を抑制することが可能となる。
また、前記上部シールド層の前記幅寸法Aを150μm以下とすることにより、磁気ヘッドの適切な浮上設計を行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態の磁気ヘッドHを上方向(図示Z1方向)から示す部分平面図、図2は図1に示す磁気ヘッドHをII−II線から切断し図示X2方向から見た部分縦断面図、図3は図1に示す磁気ヘッドHを記録媒体との対向面(図1に示す符号Tで示す面)から示す部分正面図である。なお図1では図を分かり易くするために、図2に示す保護層52を省略して図示している。
本発明の磁気ヘッドHは、図2に示すように記録用の記録用磁気ヘッドHwを有しており、いわゆる記録用磁気ヘッドHwである。この記録用磁気ヘッドHwは、例えば磁気抵抗効果を利用した再生用磁気ヘッドHrの上に積層される。
図1及び図2に示される磁気ヘッドHは、浮上式ヘッドを構成するセラミック材のスライダ31のトレーリング側端面31aに形成されたものであり、再生用磁気ヘッドHrと、書込み用の記録用磁気ヘッドHwとが積層された、複合型薄膜磁気ヘッドとなっている。
図1及び図2に示すように、スライダ31のトレーリング側端面31a上にAl膜32を介して再生用磁気ヘッドHrが形成されている。再生用磁気ヘッドHrは、磁気抵抗効果を利用してハードディスクなどの記録媒体からの洩れ磁界を検出し、記録信号を読み取るものである。
再生用磁気ヘッドHrは、下部シールド層33、下部ギャップ層34の上に設けられた磁界読み取り部M、上部ギャップ層35、上部シールド層36を有している。磁界読み取り部Mは、例えばスピンバルブ膜に代表される巨大磁気抵抗効果を利用したGMR素子やトンネル磁気抵抗効果を利用したTMR素子、異方性磁気抵抗効果を利用したAMR素子で形成される磁気抵抗効果素子である。
磁界読み取り部Mのトラック幅方向(X方向)の長さが、再生用磁気ヘッドHrのトラック幅Trである。
下部ギャップ層34及び上部ギャップ層35は、AlやSiOなどの絶縁性材料からなり、下部シールド層33及び上部シールド層36は、NiFe系合金(パーマロイ)などの高透磁率の軟磁性材料で形成されている。
上部シールド層36の上には、AlやSiOなどの絶縁性材料からなる分離層37が積層されており、分離層37の上に記録用磁気ヘッドHwが積層されている。
分離層37の上には、下部コア層40が形成されている。下部コア層40はNiFe系合金などの磁性材料で形成される。下部コア層40は記録媒体との対向面Tからハイト方向(図示Y方向)に所定の長さ寸法で形成される。
下部コア層40上には、ギャップデプス(Gd)を規制するGd決め層41が形成されている。
また、記録媒体との対向面TからGd決め層41上にかけて磁極部42が形成されている。磁極部42はトラック幅方向(図示X1−X2方向)への幅寸法がトラック幅Twで形成されている。トラック幅Twは、例えば0.1μm〜1.0μmで形成される。
磁極部42は下から下部磁極層43、非磁性のギャップ層44、及び上部磁極層45が積層されて形成されている。上部磁極層45は、その上に形成される上部コア層46と磁気的に接続される。
上部磁極層45及び下部磁極層43は、NiFe、CoFe、FeCoNi、或いはCoFeX又はFeNiX(ただしXは、Pd,Ir,Rh,Ru,Ptのいずれか1種または2種以上の元素である)の組成式で示される軟磁性材料のうちいずれか1種或いは2種以上を用いて形成される。
ただし、上部磁極層45及び下部磁極層43は、下部コア層40や上部コア層46よりも高い飽和磁束密度を有する軟磁性材料によって形成されることが好ましい。
このようにギャップ層44に近い上部磁極層45及び下部磁極層43を飽和磁束密度の大きい磁性材料で形成することで上部コア層46や下部コア層40から流れてきた磁束をギャップ近傍に集約することが容易になり、記録密度を向上させることが可能になる。
また下部磁極層43の上に形成されたギャップ層44は、NiP、NiPd、NiPt、NiRh、NiW、NiMo、Au、Pt、Rh、Pd、Ru、Cr、Ag、Cu、Tiのうち1種または2種以上を選択できる。また、ギャップ層44は単層膜で形成されていても多層膜で形成されていてもどちらであってもよい。
下部磁極層43は、下部コア層40上にメッキ形成されている。また下部磁極層43の上に形成されたギャップ層44は、メッキ形成可能な非磁性金属材料で形成されていることが好ましい。このようにギャップ層44がメッキ形成可能な非磁性金属材料で形成されると、下部磁極層43、ギャップ層44及び上部磁極層45を連続してメッキ形成することが可能である。
下部コア層40の上であって、Gd決め層41のハイト方向(図示Y方向)後方にはコイル絶縁下地層47が形成されており、コイル絶縁下地層47上には、CuやAuなどの電気抵抗の低い導電性材料によって第1コイル層48aが螺旋状にパターン形成されている。この第1コイル層48aの上には、コイル絶縁下地層53を介して第2コイル層48bが形成されている。
前記第1コイル層48aと前記第2コイル層48bとでコイル層48が構成される。なお、図1では図を分かり易くするために、コイル層48を円状に示しているが、実際は前記コイル層48は後記する接続層51を中心として螺旋状に巻き回されている。
前記第1コイル層48aの周囲には、レジストなどの有機絶縁材料や、Alなどの無機絶縁材料からなる絶縁層49が形成されており、前記第2コイル層48bの周囲には、レジストなどの有機絶縁材料や、Alなどの無機絶縁材料からなる絶縁層50が形成されている。
なお前記コイル層48は2層で構成されるものに限定されるものではなく、例えば前記コイル層48が1層構造で構成されていても良い。
上部コア層46の基端部46aは、下部コア層40上に形成された磁性材料製の接続層51上に磁気的に接続されているため、前記下部コア層40と前記上部コア層46とが磁気的に接続されている。
上部コア層46と下部コア層40は、NiFeなどによってメッキ形成されている。
接続層51は下部コア層40と同じ材質で形成されてもよいし、別の材質で形成されていてもよい。また接続層51は単層であってもよいし多層の積層構造で形成されていてもよい。
前記下部コア層40及び接続層51に囲まれて形成された空間内にコイル絶縁下地層47が形成されている。前記コイル絶縁下地層47は、後記する第1材料層55よりも研磨レートが早い材料で形成され、例えばAlなどの絶縁材料で形成されている。コイル絶縁下地層47上に、前記接続層51の周囲をらせん状に巻回する第1コイル層48aが螺旋状にパターン形成されている。
前記第1コイル層48aの上面48a1および側面48a2から、前記コイル絶縁下地層47の上面47aにかけて、SiOなどから成る第1材料層55が形成されている。
前記第1コイル層48aの上に形成された前記第1材料層55の上には、コイル絶縁下地層53を介して第2コイル層48bが形成されている。
前記第1コイル層48aと前記第2コイル層48bとでコイル層48が構成される。前記第1コイル層48aおよび前記第2コイル層48bは、Cuなどの導電性材料によって形成されている。前記第1コイル層48aの周囲には、有機絶縁材料や無機絶縁材料からなる絶縁層49が形成されており、前記第2コイル層48bの周囲には絶縁層50が形成されている。
前記上部コア層46の上はアルミナなどで形成された保護層52が形成されている。
コイル層48に記録電流が与えられると、下部コア層40及び上部コア層46に記録磁界が誘導され、ギャップ層44を介して対向する下部磁極層43及び上部磁極層45間に漏れ磁界が発生し、この漏れ磁界により、ハードディスクなどの記録媒体に磁気信号が記録される。
以下に本発明の特徴部分について説明する。
図1および図2に示すように、前記磁気ヘッドHでは、前記上部シールド層36のトラック幅方向の幅寸法(図1および図3に示すX1−X2方向の長さ寸法)をAとし、ハイト方向の幅寸法である縦方向の幅寸法(図1および図3に示すY1−Y2方向の長さ寸法)をBとすると、B/A(アスペクト比)を0.6以上1.2以下の範囲内となるように構成している。
また、前記上部シールド層36の大きさは、前記アスペクト比の範囲内に加えて、前記幅寸法Aが75μm以上150μm以下の範囲内となるように構成されている。
前記上部シールド層36の前記アスペクト比を0.6以上1.2以下の範囲内となるように構成し、且つ前記幅寸法Aが75μm以上として構成すると、近年の高記録密度化に伴う書き込み電流の高周波数化と大電流化に伴って、前記上部シールド層36に高周波電流および大電流によるジュール熱が発生しても、この上部シールド層36の膨張を少なく抑えることができる。したがって、前記上部シールド層36に生じる応力も少なくすることができ、この応力に基く前記上部シールド層36の磁区状態の変化を抑制することができる。そのため、前記上部シールド層36の透磁率の変化を抑制し、再生用磁気ヘッドHrに与えられるストレスを低減することができる。
このように前記再生用磁気ヘッドHrに与えられるストレスを低減できると、このストレス後の前記再生用磁気ヘッドHrの出力が、前記ストレス前の前記再生用磁気ヘッドHrの出力に対して変化する量を低く抑えることが可能となる。
前記ストレス前の再生用磁気ヘッドHrの出力が、前記ストレス前の再生用磁気ヘッドHrの出力に対して変化する現象は、WII(Write Induced Instability)と呼ばれる。特に近年では、前記したように前記記録ヘッドに対して高周波および大電流の記録磁界が与えられることから、磁気ヘッドの高記録密度化が進み、前記上部シールド層36に生じる透磁率の変化も大きくなる傾向にあり、前記再生用磁気ヘッドHrの再生特性(出力特性)に大きな影響を及ぼすようになっている。
したがって、前記記録用磁気ヘッドHwに高い周波数電流や大きな電流が与えられた場合であっても、前記上部シールド層36の磁区状態の変化を少なくする必要性が大きくなっているが、本発明の磁気ヘッドでは、前記上部シールド層36のアスペクト比を前記範囲内とし、かつ幅方向の前記寸法Aを前記範囲内として構成されているため、前記記録用磁気ヘッドHwに高周波や大電流が与えられた場合でも、前記上部シールド層36の透磁率の変化を少なくすることができ、前記WIIを少なくすることが可能となる。
また、前記幅寸法Aが150μmより大きくなると、磁気ヘッドHが大きく成り過ぎて、磁気ヘッドHの浮上設計を行うことに支障が生じる。すなわち、磁気ヘッドHの記録媒体との対向面には、磁気ヘッドの浮上姿勢を安定させるなどの目的でレール部が形成されるが、前記上部シールド層36は、このレール部の寸法に応じて形成されることが好ましい。したがって、前記上部シールド層36が大きいと、このレール部の幅寸法も大きくすることとなるため、前記磁気ヘッドHの大きさも大きくなり、前記磁気ヘッドHの浮上設計を行うことに支障が生じるのである。
図1ないし図3に示すように、前記下部シールド層33は、前記上部シールド層36と同じ大きさで形成されていることが好ましい。すなわち、前記下部シールド層33のトラック幅方向の幅寸法(図1および図3に示すX1−X2方向の長さ寸法)をEとし、ハイト方向の幅寸法である縦方向の幅寸法(図1および図3に示すY1−Y2方向の長さ寸法)をFとすると、F/E(アスペクト比)を0.6以上1.2以下の範囲内となるように構成する。
また、前記下部シールド層33の大きさは、前記アスペクト比の範囲内に加えて、前記幅寸法Eが75μm以上150μm以下の範囲内となるように構成する。
このように構成すると、前記再生用磁気ヘッドHrの磁気抵抗曲線(印加磁場に対する出力との関係を表した曲線、即ちQSTカーブ)の対象性を確保することができるため好ましい。
また、前記上部シールド層36の上面36aの面積をS1としたとき、前記下部コア層40の下面40bのトラック幅方向の幅寸法(図1および図3に示すX1−X2方向の長さ寸法)をCとし、ハイト方向の幅寸法である縦方向の幅寸法(図1および図3に示すY1−Y2方向の長さ寸法)をDとしたときの面積をS2とした場合、前記面積S1と前記面積S2との面積比、S2/S1を0.90以上1.0以下とすることが好ましい。
このように、前記上部シールド層36の前記上面36aの面積S1と前記下部コア層40の前記下面40bの面積S2との面積比を0.90以下とすると、前記記録用磁気ヘッドHwに高周波電流や大電流が与えられた場合でも、前記下部コア層40の体積を大きくすることができるため、前記下部コア層40の磁区状態の変化を抑制することができるため、前記再生用磁気ヘッドHrに与えられるストレスを低減することができ、前記WIIの問題を抑制することができる。また、前記面積比が1.0より大きくなると、下部コア層40のうち、前記上部シールド層36の上面36aからはみ出した部分を支えられるように、前記上部シールド層36の上面36aと同一の平坦面を絶縁材料などで形成する必要があるため、製造工程が複雑になり、また製造工程が多くなってしまい製造効率が劣る。
この場合、前記下部シールド層33の上面33aの面積S3と、前記下部コア層40の下面40bの面積S2との比S2/S3を、0.90以上1.0以下とすると、前記下部シールド層33の体積も大きくすることができるため、さらに効果的に前記WIIの問題を抑制することができる。
また、前記上部シールド層36の磁歪定数λを、−2ppm以上0ppm以下の範囲内にすると、WIIの問題を低減することができるため好ましい。さらに、前記下部シールド層33の磁歪定数λも前記範囲内であると、さらに効果的にWIIの問題を低減することができる。
前記上部シールド層36や前記下部シールド層33をNiFe系合金(パーマロイ)で形成した場合、Feの含有量を18.6wt%以上19.5wt%以下の範囲内とすると、磁歪定数λを、−2ppm以上0ppm以下の範囲内とすることができる。
図4は、図1ないし図3に示す構造の磁気ヘッドを作成し、この磁気ヘッドの上部シールド層のアスペクト比(図1に示す寸法AとBについてのB/A)とWII不良発生率との関係を測定した結果を示したグラフである。
ここで、図4に示す測定に使用した磁気ヘッドでは、前記上部シールド層のトラック幅方向の長さ寸法(図1に示す前記幅寸法Aに相当)を100μmとして一定とした。またWII不良品として、記録ヘッドに380MHzの周波数電流を与える前の再生用磁気ヘッドHrの出力に対し、この周波数電流を与えた後の再生用磁気ヘッドHrの出力が10%以上変化したものをWII不良品とした。
図4に示すように、アスペクト比を0.6から1.2の範囲内とすれば、WII不良率を10%以下とすることができることが分かる。
図5は、図1ないし図3に示す構造の磁気ヘッドを作成し、この磁気ヘッドの上部シールド層のトラック幅方向の長さ寸法A(図1参照)と、WII不良発生率との関係を測定した結果を示したグラフである。
図5に示す測定では、前記上部シールド層のトラック幅方向の幅寸法Aと縦方向の幅寸法B(図1参照)(A×B)、および前記下部シールド層のトラック幅方向の幅寸法Eと縦方向の幅寸法F(E×F)が、それぞれ100×70μm、80×60μm、64×24μmとしたものについて、WII不良率を測定した。
図5に示すように、上部シールド層のトラック幅方向の長さ寸法Aを75μmより大きいものとすると、WII不良率を10%以下とすることができることが分かる。
図6は、図1ないし図3に示す構造の磁気ヘッドを作成し、この磁気ヘッドの上部シールド層と下部コア層との面積比とWII不良率との関係を測定した結果を示すグラフである。
図6に示す測定では、上部シールド層の寸法(図1に示す寸法A×B)を100×70μmに固定して、上部シールド層の上面の面積S1(図1参照)を一定とした。一方、下部コア層の寸法(図1に示す寸法C×D)を、それぞれ60×20μm、96×48μm、96×60μm、96×70μmとして下部コア層の面積S2を変えて測定した。
図6に示すように、面積比S2/S1を0.90以上とすると、WII不良率を10%以下とすることができることが分かる。
図7は、図1ないし図3に示す構造の磁気ヘッドを作成し、記録用磁気ヘッドHwに与えた電流の周波数と、WII不良率との関係を測定した結果を示すグラフである。
図7に示すグラフでは、上部シールド層のトラック幅方向の長さ寸法A×縦方向の長さ寸法Bを、64×24μm(アスペクト比B/Aが0.38)としたものを比較例1とし、前記長さ寸法A×縦方向の長さ寸法Bを、100×70μm(アスペクト比0.7)としたものを実施例1とした。なお、前記比較例1および実施例1とも、上部シールド層の磁歪定数λは−2.5ppmである。
図7に示すように、実施例1は比較例1と比較して、記録用磁気ヘッドに高い周波数を与えた場合でも、WII不良率が低いことが分かる。
図8は、図1ないし図3に示す構造の磁気ヘッドを作成し、記録用磁気ヘッドHwに与えた周波数と、WII不良率との関係を測定した結果を示すグラフである。
図8に示すグラフでは、上部シールド層のトラック幅方向の長さ寸法A×縦方向の長さ寸法Bを、64×24μm(アスペクト比B/Aが0.38)としたものを比較例2とし、前記長さ寸法A×縦方向の長さ寸法Bを、100×70μm(アスペクト比0.7)としたものを実施例2とした。此の点は、前記図7に示測定と同じ条件である。しかし図8に示す測定では、前記比較例2および実施例2とも、上部シールド層の磁歪定数λが−1.0ppmとなるように制御したものである。
図8に示すように、実施例2は比較例2と比較して、記録用磁気ヘッドに高い周波数電流を与えた場合でも、WII不良率が低いことが分かる。
また、図8に示す測定結果を図7に示す測定結果と比較すると、上部シールド層の磁歪定数λを−1.0ppmとすると、記録用磁気ヘッドに高い周波数を与えた場合でも、WII不良率が低いことが分かる。
図9は、図1ないし図3に示す構造の磁気ヘッドを作成し、上部シールド層をNiFe合金で形成したときの、Fe含有量と磁歪定数λとの関係を測定した結果を示すグラフである。
図9に示すように、Feの含有量を18.6%以上19.5%以下の範囲内とすると、磁歪定数λを−2ppm以上0ppm以下の範囲内とすることができることが分かる。
本発明の実施の形態の磁気ヘッドを上方向(図示Z1方向)から示す部分平面図、 図1に示す磁気ヘッドをII−II線から切断し矢印方向から見た部分縦断面図、 図1に示す磁気ヘッドHを記録媒体との対向面(図1に示す符号Tで示す面)から示す部分正面図、 上部シールド層のアスペクト比とWII不良発生率との関係を測定した結果を示したグラフ、 上部シールド層のトラック幅方向の長さ寸法AとWII不良発生率との関係を測定した結果を示したグラフ、 上部シールド層と下部コア層との面積比とWII不良率との関係を測定した結果を示すグラフ、 記録用磁気ヘッドに与えた周波数とWII不良率との関係を測定した結果を示すグラフ、 記録用磁気ヘッドに与えた周波数とWII不良率との関係を測定した結果を示すグラフ、 上部シールド層をNiFe合金で形成したときの、Fe含有量と磁歪定数λとの関係を測定した結果を示すグラフ、 従来の磁気ヘッドを上方向側から示す部分平面図、 図10のXI−XI線での切断断面図、
符号の説明
33 下部シールド層
34 下部ギャップ層
35 上部ギャップ層
36 上部シールド層
36a 上面
40 下部コア層
40b 下面
42 磁極部
43 下部磁極層
44 ギャップ層
45 上部磁極層
46 上部コア層
48 コイル層
48a 第1コイル層
48b 第2コイル層
Hr 再生用磁気ヘッド
Hw 記録用磁気ヘッド

Claims (6)

  1. 下部コア層と、前記下部コア層の上方に形成された上部コア層と、前記両磁性層に磁界を与えるコイル層とを有する記録用磁気ヘッドと、
    上部シールド層と下部シールド層間に再生用素子が設けられた再生用磁気ヘッドを有する磁気ヘッドにおいて、
    前記上部シールド層のトラック幅方向の幅寸法をA、ハイト方向の幅寸法をBとしたときに、前記上部シールド層のアスペクト比B/Aは0.6以上1.2以下であり、且つ前記上部シールド層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下であることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 前記下部コア層のトラック幅方向の幅寸法をC、ハイト方向の幅寸法をDとしたときに、前記下部コア層のアスペクト比D/Cは0.6以上1.2以下であり、且つ前記下部コア層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下である請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 前記上部シールド層の上面の面積をS1とし、前記下部コア層の下面の面積をS2としたときに、前記面積S1と前記面積S2との面積比S2/S1が0.90以上1.0以下である請求項1または2記載の磁気ヘッド。
  4. 前記下部シールド層のトラック幅方向の幅寸法をE、ハイト方向の幅寸法をFとしたときに、前記下部シールド層のアスペクト比F/Eは0.6以上1.2以下であり、且つ前記下部シールド層の前記トラック幅方向の幅寸法は75μm以上150μm以下である請求項1ないし3のいずれかに記載の磁気ヘッド。
  5. 前記上部シールド層の磁歪定数λは、−2ppm以上0ppm以下である請求項1ないし4のいずれかに記載の磁気ヘッド。
  6. 前記上部シールド層は、Feの含有量が18.6wt%以上19.5%wt以下であるFeNi合金で形成された請求項1ないし5のいずれかに記載の磁気ヘッド。
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