JP2006059429A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006059429A
JP2006059429A JP2004239132A JP2004239132A JP2006059429A JP 2006059429 A JP2006059429 A JP 2006059429A JP 2004239132 A JP2004239132 A JP 2004239132A JP 2004239132 A JP2004239132 A JP 2004239132A JP 2006059429 A JP2006059429 A JP 2006059429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
resistance
semiconductor memory
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004239132A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kawasaki
利昭 川崎
Masashi Agata
政志 縣
Masanori Shirahama
政則 白濱
Ryuji Nishihara
竜二 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004239132A priority Critical patent/JP2006059429A/ja
Priority to US11/202,230 priority patent/US7193908B2/en
Publication of JP2006059429A publication Critical patent/JP2006059429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/14Dummy cell management; Sense reference voltage generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/14Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM
    • G11C17/18Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

Abstract

【課題】第1の抵抗素子である電気ヒューズが溶断する前後の抵抗と第2の抵抗素子であるリファレンス抵抗の抵抗との比較読み出しを行う半導体記憶装置において、内蔵するMOSトランジスタのVtバラツキや外乱ノイズ等の特性劣化要因に対する耐性の向上および信頼性の向上を図ること。
【解決手段】本半導体記憶装置は、第1および第2の抵抗素子5,6の抵抗差を電圧変換する電圧変換回路1と、前記電圧変換に対応した出力を出力する電圧比較回路3と、電圧比較回路3の出力を保持するラッチ回路4と、電圧変換回路1と電圧比較回路3とを遮断および接続するスイッチ回路2とを具備したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に係り、より詳しくは、標準CMOSプロセスにて製造できるシリサイド溶断電気ヒューズ等の抵抗素子を備えた半導体記憶装置に関する。
アナログトリミングやメモリ冗長を備えた半導体記憶装置においては、その機能実現のためにヒューズ素子が多用されているが、プロセスの微細化に伴い、ヒューズ形成がますます困難になり、代替技術の開発が要請されている。このような要請に応えるべく、標準CMOSプロセスで簡単に製造でき、シリサイド溶断前後の抵抗差を利用してデータを記憶する電気ヒューズが提案されている(例えば、非特許文献1参照。特許文献1参照。)
USP6,384,664 "DIFFERENTIAL VOLTAGE SENSE CIRCUIT TO DETECT THE STATE OF A CMOS PROCESS COMPATIBLE FUSES AT LOW POWER SUPPLY VOLTAGES" Mohsen AlaVi et al。、 "A PROM Element BaseDON Silicide Agglomeratin of Poly Fuses in a MOS Logic Process" IEEE 1997 図10に特許文献1における代表図面を示す。
同図において、101は電気ヒューズ、102は電気ヒューズ101の抵抗値との比較対象となるリファレンス抵抗、105,106,112,113はPMOSトランジスタ、107,108,109,110,111はNMOSトランジスタ、114,115はインバータ回路、116は2入力のNOR回路である。電源VDDHとGNDの間に電気ヒューズ101とNMOSトランジスタ103、リファレンス抵抗102とNMOSトランジスタ104がそれぞれ配置されている。PMOSトランジスタ105,106とNMOSトランジスタ107,108はクロスカップルを構成し、NMOSトランジスタ107,108のソースにはNMOSトランジスタ109,100のドレインがそれぞれ接続され、NMOSトランジスタ109,110のソースとGNDとの間にNMOSトランジスタ111が配置されている。また、電源VDDHとクロスカップルノードN3,N4との間にはPMOSトランジスタ112,113が配置され、N3,N4はそれぞれインバータ回路114,115に入力され、その出力/DO、DOはNOR回路116に入力されており、NOR回路116の出力信号READがNMOSトランジスタ103,104に入力されている。
以上のように構成された従来の読み出し回路に用いた半導体記憶装置について、図11のタイミングチャートを用いながらその動作を説明する。
読み出し動作を行わないスタンバイ状態において、/READは“0”で、この/READが入力されるNMOSトランジスタ111はOFFし、クロスカップルノードN3,N4はPMOSトランジスタ112,113によりVDDHにプリチャージされている。インバータ回路114,115の出力/DO,DOはともに“0”であり、NOR回路116の出力READは“1”となってNMOSトランジスタ103,104はON状態にある。このとき、電気ヒューズ101とリファレンス抵抗102にはNMOSトランジスタ103,104を介して電流が流れることで電圧降下が発生し、N1,N2はVDDHから電圧降下分だけ低いアナログ電圧値となり、このN1,N2がNMOSトランジスタ109,110のゲートにそれぞれ入力されている。
ここで、読み出し動作が開始され、/READが“0”から“1”になると、PMOSトランジスタ112,113はOFF、NMOSトランジスタ111がONとなる。この時、NMOSトランジスタ109,110はVDDHよりも低い中間電圧レベルN1,N2をゲートに受けて共にON状態にあるため、クロスカップルノードN3,N4はともにプリチャージレベルVDDHからGNDに向かってディスチャージを開始する。このディスチャージの速度はNMOSトランジスタ109,110のゲート電圧とデバイスサイズに依存する。例えば、電気ヒューズ101が溶断されていない(初期抵抗値の)場合、電気ヒューズ101による電圧降下はリファレンス抵抗102による電圧降下より小さく、(N1>N2)となるため、N1をゲート入力とするNMOSトランジスタ110の方が電流能力は高くなり、N3がより速くディスチャージされてN3とN4には微小な電圧差が発生する。この微小電圧差を増幅して最終的にN3は“0”,N4は“1”のCMOSの電圧レベルとなる。
ここでインバータ114,115の出力は、スタンバイ状態時においてはN3,N4がVDDHにプリチャージされて“0”であるが、読み出し動作により、N3,N4に伝達されたN1,N2の電圧差が比較・増幅されると、N3は“0”,N4“1”となるため、/DOが“1”、DOが“0"となる。よって、この/DO,DOが入力されるNOR回路116の出力READは“1”から“0”になってNMOSトランジスタ103,104はOFFとなって、中間電圧レベルにあったN1,N2は電気ヒューズ101,リファレンス抵抗102を介してVDDHになる。
このようにNMOSトランジスタ103,104は、電源投入から読み出し動作が始まるまではREADが“1"でON状態にあり、N1,N2には抵抗値に応じた中間レベルの電圧が発生しているが、読み出し動作が開始され、N1,N2の電圧差の比較・増幅動作が完了すると、その結果がフィードバックされてNMOSトランジスタ103,104はOFFとなり、N1,N2はともにVDDHになる。
この読み出し動作の過程で、比較・増幅回路においては、NMOSトランジスタ109,110のゲートはともにVDDHになるが、既にデータは比較・増幅されてラッチされているため、データは保持されたままである。
このように、従来の構成においては、電気ヒューズ101の抵抗値とリファレンス抵抗102の抵抗値とに応じて発生する中間電圧レベルN1,N2がNMOSトランジスタ109,110のゲートに入力されているため、例えばMOSトランジスタのVt(閾値電圧)バラツキが大きい製造プロセスで形成された場合や、読み出し動作時に外的ノイズが印加された場合、ノードN3,N4がVDDHからともにディスチャージされて微小電圧が発生し、電圧差に基づき増幅が開始される過程において、データの誤ラッチが発生して読み出し不具合を生じてしまうことが危惧される。
また、電源投入時から読み出し動作が始まるまでは、READは“1”でNMOSトランジスタ103,104は常時ONし、電気ヒューズ101、リファレンス抵抗102には電流が流れたままであるため、メモリ冗長機能を備えた半導体記憶装置を複数用いるようなシステムLSIにおいては、消費電流が増加してしまうという問題がある。
更に、比較・増幅回路において、読み出し動作によりデータが確定した後は、NMOSトランジスタ111をONさせたままクロスカップル部にてデータを常時保持しているため、PMOSトランジスタ105,106の内、一方のゲートは常に“0”が印加された状態にあり、これによりPMOSトランジスタが劣化してしまう事が危惧される。
本発明による半導体記憶装置は、
第1および第2の抵抗素子の抵抗差を電圧変換して出力する電圧変換回路と、
前記電圧変換回路の出力から前記抵抗差に対応した比較結果を出力する電圧比較回路と、
前記電圧比較回路の比較結果を保持するラッチ回路と、
前記電圧変換回路の出力側と前記電圧比較回路の入力側とを遮断ないし接続のスイッチ動作を行うスイッチ回路と
を具備したことを特徴とするものである。
上記において、第1の抵抗素子を、好ましくは、溶断前後で抵抗値が変化する電気ヒューズにより構成し、第2の抵抗素子を、好ましくは、リファレンス抵抗とし、また、電圧比較回路を、好ましくは、差動増幅回路で構成することができる。
本発明によると、第1の抵抗素子としての電気ヒューズの抵抗値と第2の抵抗素子としてのリファレンス抵抗の抵抗値との差(抵抗差)を電圧変換回路で電圧変換し、この電圧変換回路の出力をスイッチ回路を介して電圧比較回路の入力に接続する構成としたから、前記抵抗差に対応した電圧差を保持したまま、例えば、電圧比較回路において増幅することができるため、電圧比較回路のMOSトランジスタのVt(閾値電圧)のバラツキや読み出し時のノイズに対しては、耐性の高い安定した読み出し動作を行うことができるようになる。
また、このような読み出し用の半導体記憶装置を読み出し指定信号に基づく1ショットパルスからなる制御信号で制御すると、読み出し時の消費電流を削減することができるようになるとともに、電気ヒューズにかかるストレスを緩和することもできるようになるため、信頼性の向上を図ることができる。
さらに、ラッチ回路を、電圧比較回路をパルスからなる制御信号で制御することで、ラッチ回路にデータラッチ後は、電圧比較回路においてクロスカップルを構成するPMOSトランジスタのゲートを“1”にプリチャージすることが可能となるため、そのゲートと基板との間の高バイアスが印加されることで発生するPMOSトランジスタの特性劣化を抑制することができる。
さらには、前記抵抗差に基づく電圧差を保持したまま電圧比較回路を起動することができるようになるため、電圧比較回路を構成するMOSトランジスタのVtのバラツキや、読み出し動作時のノイズに対する耐性を大幅に向上させることができる。
本発明によれば、MOSトランジスタのVtのバラツキや読み出し時のノイズに対して耐性の高い安定した読み出し動作を行うことができる半導体記憶装置を提供することができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に電気ヒューズを用いた読み出し回路としての半導体記憶装置の一例を示す。
同図において、1は電圧変換回路、2はスイッチ回路、3は電圧比較回路、4はラッチ回路である。
RONは電圧変換回路1とスイッチ回路2と電圧比較回路3とを制御する、1ショットパルスからなる制御信号である。
SAEは電圧比較回路3を制御する、1ショットパルスからなる制御信号である。
LATはラッチ回路4を制御する、1ショットパルスからなる制御信号である。
電圧変換回路1において、5は電気ヒューズ(第1の抵抗素子)、6はリファレンス抵抗(第2の抵抗素子)、7,8はNMOSトランジスタ(MOSスイッチ)である。電気ヒューズ5とリファレンス抵抗6は、一端を、電源VDDHに接続され、他端を、ゲートにRONが接続されるNMOSトランジスタ7,8を介して、GND(接地電位)に接続されている。
電圧比較回路3において、11,12,16,17はPMOSトランジスタ、13,14,15はNMOSトランジスタ、18,19はインバータ回路である。PMOSトランジスタ11,12とNMOSトランジスタ13,14とでクロスカップル回路を構成し、PMOSトランジスタ11,12のソースは電源VDDHに接続され、NMOSトランジスタ13,14のソースはNMOSトランジスタ15のドレインに接続され、NMOSトランジスタ15のソースはGNDに接続される。
NMOSトランジスタ15のゲートには制御信号SAEが接続され、クロスカップル回路のクロスカップルノードN3,N4(PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ13の共通ゲート接続部N4、PMOSトランジスタ12とNMOSトランジスタ14の共通ゲート接続部N3)はインバータ回路18,19にそれぞれ入力される。ここで、インバータ回路18の出力はどこにも接続されておらずフローティング状態にあるが、このインバータ回路18を配置することにより、ノードN3,N4の容量アンバランスを回避している。
ラッチ回路4において、20はPMOSトランジスタ、21はNMOSトランジスタ、22,23はインバータ回路であり、PMOSトランジスタ20とNMOSトランジスタ21で構成されるスイッチ回路は制御信号LATで制御され、その入力にはインバータ回路19の出力N5が接続される。インバータ回路23は、その駆動能力がインバータ回路22よりも低く、ゲートにはインバータ回路22の出力が入力されてラッチ回路を構成している。
スイッチ回路2において、9,10はPMOSトランジスタであり、そのゲートには制御信号RONの反転信号が入力されており、スイッチ回路2の出力は電圧比較回路3のノードN3,N4に接続されている。
ここで、24,26,27はインバータ回路、26は2入力のOR回路であり、OR回路26は制御信号RONとSAEとを入力とし、その出力はPMOSトランジスタ16,17のゲートに入力されている。また、インバータ回路26には制御信号LATが入力され、その出力はPMOSトランジスタ20に入力されるとともに、インバータ回路27にも入力されて、インバータ回路27の出力がNMOSトランジスタ21に入力されている。
なお、インバータ回路18,19,22,23,26,27はVDDを電源電圧とし、インバータ回路24とOR回路25はVDDHを電源電圧としており、VDDH>VDDの関係にあるものとする。
以上のように構成された読み出し回路について、図2を用いてその動作を説明する。
図においてVDDHは3.3V系の電源電圧、VDDは1.2V系の電源電圧、NFRは外部入力される1.2V系の読み出し動作指定信号、RONは電圧変換回路1とスイッチ回路2と電圧比較回路3それぞれの制御信号(第1の制御信号)、SAEは電圧比較回路3の制御信号(第3の制御信号)、LATはラッチ回路4の制御信号(第4の制御信号)、NRONは、図2は示さないが、スイッチ回路2に入力する信号であって、第2の制御信号であって、これらの制御信号は、外部信号NFRに基づいて発生する1ショットパルスからなる制御信号である。なお、第2の制御信号は、第1の制御信号に包含される。
(1.電源投入から読み出し動作が始まるまでの期間)…スタンバイ期間)
この期間、NFRは“1”あるいは“0”、RON,SAE,LATは”0“であって、電圧変換回路1においては、MOSスイッチであるNMOSトランジスタ7,8はOFFしており、データ読出しに対応した抵抗値変化を与える電気ヒューズ5(第1の抵抗素子)と、電気ヒューズ5の抵抗値変化を検出するために用いる基準の抵抗値を与えるリファレンス抵抗6(第2の抵抗素子)とには電流が流れない。そのため、電圧変換回路1は、電気ヒューズ5の抵抗値とリファレンス抵抗6の抵抗値との抵抗差に対応した電圧変換動作をすることができず、その出力N1,N2は、共に、VDDHレベルである。したがって、電圧変換回路1においては、電気ヒューズ5の未溶断、溶断を問わず、電気ヒューズ5とリファレンス抵抗6それぞれの抵抗差に対する電圧変換は行われない。
電圧比較回路3においては、MOSスイッチであるNMOSトランジスタ15がOFF状態、OR回路25の出力も“0”であって、ノードN3,N4はPMOSトランジスタ16,17によってVDDHにプリチャージされており、電圧比較回路3の出力となる、インバータ回路19の出力N5は“0”である。
ラッチ回路4においては、制御信号LATが“0”で、インバータ回路26の出力は“1”、インバータ回路27の出力は“0”であるため、PMOSトランジスタ20、NMOSトランジスタ21ともにOFFとなってラッチ回路の出力DOは“0”または“1”いずれかの状態にある。
スイッチ回路2においては、電圧変換回路1の出力N1,N2と電圧比較回路3のノードN3,N4とを接続ないしは遮断するMOSスイッチとしてのPMOSトランジスタ9,10がOFFしている。そのため、出力N1とノードN3、出力N2とノードN4は遮断状態にある。したがって、電圧変換回路1の出力は電圧比較回路3に入力されない。
(2.“0”読み出し動作)…電気ヒューズ5の未溶断
電源投入後、読み出し動作指定信号NFRが”0“から”1“になると、この”0"から”1"への立ち上がりエッジを受けて1ショットパルスからなる制御信号RONが発生される。
電圧変換回路1においては、MOSスイッチであるNMOSトランジスタ7,8がONし、電気ヒューズ5とリファレンス抵抗6それぞれに電流を流すことで、電圧変換回路1の出力N1,N2は電気ヒューズ5の抵抗値Refuseとリファレンス抵抗6の抵抗値Rとの抵抗差に基づく電圧降下によりVDDHよりも低い電圧レベルになる。これによって、電圧変換回路1においては、電気ヒューズ5の抵抗値とリファレンス抵抗6の抵抗値との抵抗差に対応した電圧変換が行われることになる。
そして、データとして“0”読み出しでは電気ヒューズ5が初期抵抗状態(未溶断)となっている。未溶断の電気ヒューズ5の抵抗値は低い。そのため、電気ヒューズ5の抵抗値Refuseよりもリファレンス抵抗6の抵抗値Rの方が大きい(Refuse<R)ため、上記電圧変換では、出力N1の電位(電圧)>出力N2の電位(電圧)の関係にある。
電圧比較回路3においては、制御信号RONが“1”となることで、OR回路25の出力が“1”となって電圧比較回路3のPMOSトランジスタ16,17がOFFとなり、ノードN3,N4はプリチャージが解除され、同時にスイッチ回路2のPMOSトランジスタ9,10もONする。これによって電圧変換回路1の出力N1,N2と電圧比較回路3の入力であるノードN3,N4とが接続状態になる。その結果、ノードN3,N4の電圧レベルは、電圧変換回路1の出力N1,N2の電圧レベルになる。制御信号RONが“1”になった後、続いて制御信号SAEが“1”になると、電圧比較回路3のNMOSトランジスタ15がONとなって、電圧比較回路3ではノードN3,N4の両電圧に対する電圧差の比較動作が開始され、その増幅作用により、出力N1の電位(電圧)>出力N2の電位(電圧)の関係により、ノードN3の電位はVDDHレベル、ノードN4の電位はGNDレベルになって、ノードN4の電圧を入力して該電圧を反転するインバータ回路19の出力N5は“1”となる。
ラッチ回路4においては、読み出し動作前、当該ラッチ回路4の出力DOは“0”,“1”いずれかの状態にあるが、制御信号LATが“1”となると、ラッチ回路4のPMOSトランジスタ20とNMOSトランジスタ21が共にONすることで、ラッチ回路4の出力DOには電圧比較回路3の出力N5(インバータ回路19の出力)に基づくデータが出力される。“0”読み出しの場合、制御信号LATが“1”になると、電圧比較回路3の出力N5の“0"状態を検知してラッチ回路4の出力DOは一旦”1”となるが、電圧比較回路3のノードN4が中間電位から比較・増幅されて“0”にディスチャージされる過程で電圧比較回路3のインバータ回路19のスイッチング電圧レベル以下になると、電圧比較回路3の出力N5が“0”から“1"に変化することを受けて、ラッチ回路4の出力DOは”1”から“0”になる。続いて制御信号LATが“1"から”0“になると、ラッチ回路4のPMOSトランジスタ20,NMOSトランジスタ21は共にOFFし、電圧比較回路3の出力N5の”1"データがラッチ回路4にラッチされて当該ラッチ回路4の出力DOは“0”読出しの状態を保持する。ここで制御信号SAEが“0”になると、OR回路25の出力は“0”となって、電圧比較回路3のノードN3,N4は当該電圧比較回路3のPMOSトランジスタ16,17によりVDDHにプリチャージされ、電圧比較回路3の出力N5は“1”から0“になる。
(3.“1”読み出し動作)…電気ヒューズ5の溶断後
電源投入後、読み出し動作指定信号NFRが”0“から”1“になると、この”0"から”1"への立ち上がりエッジを受けて1ショットパルスからなる制御信号RONが発生される。
電圧変換回路1においては、MOSスイッチであるNMOSトランジスタ7,8がONし、電気ヒューズ5(第1の抵抗素子)とリファレンス抵抗6(第2の抵抗素子)それぞれに電流を流すことで、電圧変換回路1の出力N1,N2は電気ヒューズ5とリファレンス抵抗6それぞれの抵抗値Refuse,Rの抵抗差に基づく電圧降下によりVDDHよりも低い電圧レベルになる。“1”読み出し、すなわち電気ヒューズ5が溶断されている場合は、リファレンス抵抗6の抵抗値Rよりも電気ヒューズ5の抵抗値Refuseの方が大きい(Refuse>R)ため、出力N1の電位(電圧)<出力N2の電位(電圧)関係にある。
電圧比較回路3においては、制御信号RONが“1”となることで、OR回路25の出力が“1”となって電圧比較回路3のPMOSトランジスタ16,17がOFFとなり、電圧比較回路3のノードN3,N4のプリチャージが解除され、また、スイッチ回路2のPMOSトランジスタ9,10がONする。その結果、電圧比較回路のノードN3,N4の電圧レベルは、電圧変換回路1の出力N1,N2の電圧レベルになる。制御信号RONが“1”になった後、続いて、制御信号SAEが“1”になると、電圧比較回路3のNMOSトランジスタ15がONとなって、電圧比較回路3においては、ノードN3,N4の電圧差の比較動作が開始され、その増幅作用によりノードN3はGNDレベル、ノードN4はVDDHレベルになるが、ノードN4は、電圧比較回路3のインバータ回路19のスイッチング電圧以下にならないため、電圧比較回路3の出力N5は“0”のままである。
ラッチ回路4においては、読み出し動作前、出力DOは“0”,“1”いずれかの状態にあるが、制御信号LATが“1”となると、ラッチ回路4のPMOSトランジスタ20とNMOSトランジスタ21が共にONすることで、ラッチ回路4の出力DOには電圧比較回路3の出力N5に基づくデータが出力される。“1”読み出しの場合、制御信号LATが“1”になると、電圧比較回路3の出力N5の“0"状態に基づいてラッチ回路4の出力DOは”1”となり、ノードN4が中間電位から比較・増幅されて“1”にチャージされる過程で、ノードN3,N4の電位がインバータ回路19のスイッチング電圧レベル以下になると、電圧比較回路3の出力N5が“0”から“1"に変化することを受けて、ラッチ回路4の出力DOは”1”から“0”になるが、電圧比較回路3の出力N5は“0”を保持したままであるため、ラッチ回路4の出力DOは“1”を保持する。続いて、制御信号LATが“1"から”0“になると、ラッチ回路4のPMOSトランジスタ20,NMOSトランジスタ21はOFFし、電圧比較回路3の出力N5の”0"データがラッチされてラッチ回路4の出力DOは“1”を保持する。ここで、制御信号SAEが“0”になると、OR回路25の出力は“0”となって、電圧比較回路3のノードN3,N4は当該電圧比較回路3のPMOSトランジスタ16,17によりVDDHにプリチャージされ、電圧比較回路3の出力N5は0“を保持する。
このように、電圧変換回路1と電圧比較回路3との間にスイッチ回路2を設け、電圧変換回路1における電気ヒューズ5の抵抗値Refuseとリファレンス抵抗6の抵抗値Rとの抵抗差に基づく出力N1,N2における電圧差を電圧比較回路3のノードN3,N4に接続させる構成とすることで、前記抵抗差に基づく電圧差を保持したまま電圧比較回路3を起動することができるため、MOSトランジスタのVt(閾値電圧)のバラツキや、読み出し動作時のノイズに対する耐性を大幅に向上させることができる。
また、図2に示すように、スイッチ回路2をONさせる制御信号RONと、電圧比較回路3をONさせる制御信号SAEとにオーバーラップする期間を設け、電圧比較回路3のノードN3,N4がハイ―Z状態になる期間をなくすことで、更に安定した読み出し動作を行うことができる。
また、読み出し動作を外部入力される読み出し動作指定信号NFRに基づくパルス制御とすることで、読み出し電流の削減が図れるとともに、電気ヒューズ5へのストレス緩和により信頼性向上を図ることができる。
更に、ラッチ回路4を設けることで、電圧比較回路3をパルス制御することが可能となり、データラッチ後は、電圧比較回路3のPMOSトランジスタ11,12のゲートを基板電位と同じVDDHにプリチャージすることで、ゲートと基板との間に高電圧が印加されることに起因するMOSトランジスタの特性劣化を抑制することができる。
(実施の形態1の変形)
電圧変換回路1において、電圧変換回路1の出力N1とN2との電圧差は、当該電圧変換回路1のNMOSトランジスタ7,8の駆動能力によって制御されるが、このNMOSトランジスタ7,8のデバイスサイズは読み出し動作のワースト条件下でも、電圧比較回路3におけるMOSトランジスタのVt(閾値電圧)のバラツキやノイズ等に対する電圧マージンが確保できるように設定する必要がある。通常使用時、電圧変換回路1のNMOSトランジスタ7,8には〜3.6V程度の電圧が印加されるが、信頼性試験においては更に高い電圧(〜4.1V程度)が印加される。すなわちこの条件下では電気ヒューズ5に通常使用時より大きな電流が流れることになる。この時、シリサイドを溶断していない初期状態の電気ヒューズ5においては、高電圧が印加されて電気ヒューズ5に大きな電流が流れた場合、シリサイド溶断により抵抗値が変化し、通常使用時に読み出し不具合が生じてしまうことが懸念される。
この問題を解決する実施の形態を図3に示す。
図3において、VDHはVDDHより電圧が低い内部発生の電源電圧であり、28はドレインがVDHに接続されるインバータ回路であって、その出力が電圧変換回路1のNMOSトランジスタ7,8に接続され、インバータ回路28にはインバータ回路24の出力が入力されている。なお、図1と同一符号を付与したものはその機能、役割が同様であるため、その説明は省略する。
図4にVDH発生手段41の回路図例、図5にその電圧特性を示す。
図4において、42はPMOSトランジスタ、43,44,45はNMOSトランジスタ、46はインバータ回路である。制御信号RONがインバータ回路46に入力され、インバータ回路46の出力がPMOSトランジスタ42に接続され、NMOSトランジスタ43,44,45のゲートはそれぞれのドレインに接続され、PMOSトランジスタのドレインをVDHとして出力している。
図5において、横軸は電源電圧VDDH、縦軸に出力VDHを示す。VDDHが高電圧になるにつれてVDHはVDDHより低いクランプされた電圧値となる。
このような電圧特性を持つ電源電圧VDHを1ショットパルスからなる制御信号RONで発生させ、この電源電圧VDHで電圧変換回路1のNMOSトランジスタ7を制御することで、信頼性試験時、NMOSトランジスタ7には実効的には外部電源電圧VDDHより低い電圧が印加されるため、電気ヒューズ5を流れる電流を緩和でき、信頼性向上を図ることができる。
なお、電気ヒューズを備えた半導体記憶装置に供給される電源電圧としては、ヒューズ溶断のために3.3V系の高電圧VDDH、読み出し信号や読み出しデータ信号のIF信号として1.2V系の低電圧VDDの2つの異なる電源端子が必要になる。本発明の実施の形態においては、電圧変換回路1、電圧比較回路3にはVDDHが供給され、読み出しデータDOを出力するラッチ回路4にはVDDが供給されているが、VDDHを専用の電源端子として設けるのではなく、IOセルに供給される高電圧電源端子と兼用することで小ピン化を実現することができる。また、VDDに関しても、専用端子として設けるのではなく、IOセルに供給される低電圧電源端子か、あるいはロジック回路の電源端子と兼用することで、更に小ピン化を実現することができ、システムLSIへの組み込みが容易になる。
読み出しデータ信号はそのIF信号の電圧がVDDである場合、読み出し動作からデータを出力するまでの過程において、データ出力信号の電圧レベルをVDDHからVDDにレベルダウンする必要がある。本実施の形態の図1においては、電位発生回路1、電圧比較回路3には高電圧VDDHが供給する必要があるが、インバータ回路18,19以降はVDD電源で駆動することが可能である。例えばインバータ回路18,19の供給電源をVDDとすると、以降のラッチ回路4もVDD電源のデバイスで設計することができる。このようにVDD電源のデバイスで設計すると、VDDをゲート入力とするMOSトランジスタをゲート酸化膜の薄いデバイスで形成できるため、ゲート酸化膜の厚いデバイスで形成した場合に比べて小面積化を図ることができる。
(実施の形態2)
ところで、図1においてラッチ回路4をゲート酸化膜厚の薄いMOSトランジスタで構成した場合、その制御信号の電圧レベルは、制御信号RONおよびSAEがVDDレベルの外部入力信号NFRに基づいてVDDからVDDHにレベルアップした信号であるのに対し、制御信号LATのみがVDDの制御信号となる。このように、電圧変換回路1、電圧比較回路3をレベルアップしたVDDHレベルの制御信号RONおよびSAEで制御し、ラッチ回路4のみをVDDレベルの制御信号LATで制御する構成にすると、VDDが低電圧かつVDDHが高電圧の場合、VDDHの制御信号RON,SAEと、VDDの制御信号LATとの間にタイミングスキューが発生してしまう。例として図6のタイミングチャートを用いながら説明する。
電源投入後、外部入力信号NFRが“0”から“1”となると、まず破線で示すVDDレベルの制御信号RONが発生し、Δtの時間遅延後に実線で示すVDDHレベルの制御信号RONが発生する。同様に制御信号SAEについても破線で示すVDDレベルの制御信号が発生した後、Δtの時間遅延後に実線で示すVDDHの制御信号SAEが発生する。この2つの信号においては、VDDHレベルの信号はVDDレベルの信号に対し遅延してしまうが、相対的な動作タイミングは整合しており、動作上特に問題は発生しない。ところが、ラッチ回路4のみを破線で示すVDDレベルの制御信号LATで制御してしまうと、制御信号RONが“1”となって、まず、電気ヒューズ7とリファレンス抵抗8に電圧差が発生し、制御信号SAEが“1”になって、電圧比較回路3のノードN3,N4の電圧が増幅されてノードN4の電位が“0”、出力N5の電位が“0”から“1”となり、これを受けてラッチ回路4の出力DOの電位が“1”から“0“になって読み出しデータが確定する前に、制御信号LATが“1”から“0”となってラッチ回路がOFFしてしまうため、正しいデータ“0”がラッチできず、誤読み出しを起こしてしまう可能性がある。
この問題に対しては、図6に示すように、制御信号LATを破線で示すVDDレベルから一旦実線で示すVDDHレベルの信号にレベルアップした後、更にVDDレベルにレベルダウンしてラッチ回路4に入力することで、制御信号RON,SAEとのタイミングスキューを合わせることができる。このように制御信号の電圧レベル制御を行うことで、制御信号相互のタイミングミスマッチが解消できるため、VDDが低電圧、VDDHが高電圧の電圧領域においても安定した読み出し動作を実現することができる。
(実施の形態3)
ところで、電気ヒューズ素子をどのような材料で形成するにしても、その初期抵抗や溶断後の抵抗値には製造バラツキや溶断抵抗バラツキが生じてしまう。例えばこの電気ヒューズを備えた半導体記憶装置において、検査時にはリファレンス抵抗値に対する“0”読み出し動作、“1”読み出し動作が正常に行われたとしても、もしその抵抗値がリファレンス抵抗に対してマージンの少ない抵抗値であった場合は、製品として長時間使用している間に、電気ヒューズに電流を流すことで抵抗値が変動してしまい、読み出し不具合しが発生してしまう可能性もある。このような不具合を事前に回避するためには、検査段階において、電気ヒューズ溶断前後の抵抗値マージンを確認する手段があれば、マージンの少ないデバイスを事前にスクリーニングすることが可能となり、市場での不良発生を回避することができる。
図7に電気ヒューズの溶断前後の抵抗値マージンを確認する抵抗値マージン確認手段を備えた読み出し回路の一例を示す。図において、71は電圧変換回路、72はスイッチ回路である。
電圧変換回路71において、73は電気ヒューズ(第1の抵抗素子)、74,75,76はリファレンス抵抗(第2、第3、第4の抵抗素子)、77,78,79,80はMOSスイッチであるNMOSトランジスタである。
スイッチ回路72において、81,82,83,84はPMOSトランジスタである。
85,86,87,88はインバータ回路である。
リファレンス抵抗74,75,76の抵抗値はそれぞれR,R1,R2であり、R1<R<R2の関係が成り立っているとする。電気ヒューズ73,リファレンス抵抗74,75,76は一端が電源VDDH、もう一端がNMOSトランジスタ77,78,79,80に接続され、NMOSトランジスタ77,78,79,80のゲートにはそれぞれ異なる制御信号RON<3:0>(RON<0>,RON<1>,RON<2>,RON<3>)が入力され、それぞれの中間ノードN1,N2,N10,N11はPMOSトランジスタ77,78,79,80の一端に接続されている。PMOSトランジスタ81,82,83,84のゲートにはRON<0>,RON<1>,RON<2>,RON<3>を入力とするインバータ回路85,86,87,88の出力が入力されており、N3にはPMOSトランジスタ81を介してN1が接続され、N4にはPMOSトランジスタ82,83,84を介してN2,N10,N11が接続されている。なお、N3,N4以降の回路については図1における構成と同一であるため、その説明は省略する。
以上のように構成された読み出し回路において、通常読み出し動作時は、RON<0>とRON<1>とをONさせることで、NMOSトランジスタ77,78がONして出力N1,N2にその抵抗値に基づく電圧を発生させ、同時にPMOSトランジスタ81,82をONして出力N1,N2を、図示略の電圧比較回路3のノードN3,N4に伝達する。なおこの時、RON<2>とRON<3>は“0”であり、NMOSトランジスタ79,80とPMOSトランジスタ83,84はOFFしている。
電気ヒューズ73の初期抵抗(未溶断)マージンを確認する場合には、電気ヒューズ73に電流を流すRON<0>と、通常読み出し時に使用するリファレンス抵抗より低い抵抗のリファレンス抵抗75に電流を流すRON<2>をONさせて出力N1とN10とに抵抗値に基づく電圧を発生させ、同時にPMOSトランジスタ81,83をONさせて、ノードN3には出力N1の電圧を、ノードN4には出力N10の電圧を伝達し、出力N1と出力N10それぞれの電圧の比較・増幅を行い、ラッチ回路4の出力DOの電圧をモニターする。もし電気ヒューズ73に抵抗マージンがある場合は、ラッチ回路の出力DOの電圧は読み出し値で“0”となるが、抵抗マージンがない場合、ラッチ回路の出力DOの電圧は読み出し値“1”となって、電気ヒューズ73の初期抵抗マージンを確認することができる。
一方、電気ヒューズ73の溶断後の抵抗マージンを確認する場合には、電気ヒューズ73に電流を流すRON<0>と、通常読み出し時に使用するリファレンス抵抗より高い抵抗のリファレンス抵抗76に電流を流すRON<3>をONさせて出力N1とN11に抵抗値に基づく電圧を発生させ、同時にPMOSトランジスタ81,84をONさせて、ノードN3には出力N1の電圧を、ノードN4にはN11の電圧を伝達し、出力N1と出力N11それぞれの電圧の比較・増幅を行い、ラッチ回路4の出力DOの電圧をモニターする。もし電気ヒューズ73に抵抗マージンがある場合は、ラッチ回路4の出力DOの電圧は読み出しで“1”となるが、抵抗マージンがない場合、ラッチ回路の出力DOの電圧は読み出しで“0”となって、電気ヒューズ73の溶断後の抵抗マージンを確認することができる。
(実施の形態4)
なお、この抵抗マージンの確認手段としては、図8に示すようにリファレンス抵抗は1種類のみで、このリファレンス抵抗に接続されるNMOSトランジスタの駆動能力を可変可能な構成とし、電気ヒューズとの抵抗差に基づいて発生する電圧変換回路1の出力N1の電圧を可変にすることで、図7に示す回路構成と同様の効果を小面積で実現することができる。
(実施の形態5)
次に、電気ヒューズ5の溶断前後の抵抗値を間接的に測定する手段を備えた読み出し回路の動作について図9を用いて説明する。
図において、94はPMOSトランジスタ、95,96,97,99はインバータ回路、98は3入力のOR回路であり、制御信号RON<0>および制御信号RON<1>は電圧変換回路1とスイッチ回路2と電圧比較回路3とを制御する信号である。制御信号RON<0>は、電圧変換回路1のNMOSトランジスタ7と、インバータ回路96とに入力され、インバータ回路96の出力がスイッチ回路2のPMOSトランジスタ9のゲートに入力されており、制御信号RON<1>は、電圧変換回路1のNMOSトランジスタ8とインバータ回路97とに入力され、インバータ回路97の出力がスイッチ回路2のPMOSトランジスタ10のゲートに入力されている。電圧比較回路3においては、電源VDDHとPMOSトランジスタ11,12のソースとの間にPMOSトランジスタ94が配置され、そのゲートには制御信号SAEの反転信号がインバータ回路95を介して入力される。また、OR回路98には制御信号RON<0>、RON<1>、SAEが入力されており、その出力が、電圧比較回路3のPMOSトランジスタ16,17のゲートに入力されている。なお、図1と同一符号を付与したものはその機能、役割が同一であるため、説明は省略する。
以上のような構成の読み出し回路からなる半導体記憶装置において、電気ヒューズ5の抵抗値測定時、制御信号RON<0>のみをイネーブルとすると、電圧変換回路1のNMOSトランジスタ7がONして当該電圧変換回路1の出力N1にVDDHよりも低い中間レベルの電位が発生し、この電位はスイッチ回路2のPMOSトランジスタ9を介して電圧比較回路3のノードN3に伝達される。この時、OR回路98の出力は“1”であるので、ノードN3のプリチャージは解除された状態にある。通常の読み出し時には、ここで、制御信号SAEがイネーブルとなって電圧差の比較・増幅が開始され、制御信号LATがイネーブルとなってラッチ回路4の出力DOにデータが出力されるが、抵抗値測定モードにおいては、制御信号eSAEのみがディスエーブルになるよう制御するため、電圧比較回路3は起動せず、電圧比較回路3の出力N5にはノードN3の電圧レベルに応じた状態が出力される。すなわち、ノードN3がインバータ回路18のスイッチング電圧のレベルより高い場合は、電圧比較回路3の出力N5は“0”を出力し、逆に低い場合は“1”を出力する。ここで、ノードN3は電気ヒューズ5の抵抗とVDDHに依存するアナログ電圧レベルとなるため、電圧比較回路3のインバータ回路18の電源電圧をVDDにして、VDDHの出夏レベルを固定し、VDDをパラメータとして変化させながら、ラッチ回路4の出力DOをモニターし、出力信号の状態が変化するVDDの電圧値を読み取ることで、電気ヒューズの抵抗値を間接的に測定することが可能となる。
なお、図9のラッチ回路4においては、インバータ回路99が追加されているが、これは電圧比較回路3からの出力N5をインバータ回路19の出力からインバータ回路18の出力に変えたことによるものであって、電気ヒューズ5の抵抗値に対する出力信号の論理整合を図ったためである。
以上、図1〜図9を用いて、本発明の実施の形態を説明したが、それぞれの回路構成は図示した構成に限定されるものではなく、同一の機能を実現するものであれば良い。
電気ヒューズの溶断前後の抵抗値は形成する材料や形状によって異なるため、リファレンス抵抗値は、溶断前のバラツキを含めたMAX値と溶断後のバラツキを含めたMIN値に対して十分マージンのある値に設定すれば良い。
電気ヒューズ素子としてポリシリコンのシリサイド抵抗を用い、リファレンス抵抗素子として非シリサイドのポリシリコンを用いると、プロセスバラツキに対する抵抗特性に若干の違いはあるものの、シート抵抗がシリサイドに比べ十分高いため、小サイズでリファレンス抵抗を実現することができる。
また、リファレンス抵抗を、電気ヒューズと同じ材料、形状のものを複数直列に接続して形成すると、面積は若干大きくなるものの、プロセスバラツキ等に対して十分にマージンのある抵抗設定が可能となる。
本発明にかかる半導体記憶装置は、好ましくは、CMOSプロセスで製造できる電気ヒューズを有し、その電気ヒューズの溶断前後の抵抗値をリファレンス抵抗の抵抗値と比較してデータを読み出す電圧比較回路において、MOSトランジスタのVtバラツキやノイズに対して耐性の高い読み出し動作を実現することができるため、特に冗長機能やアナログトリミング機能を有する機能ブロックを備えたシステムLSIにおけるヒューズ素子の代替技術として有用である。また、チップIDやセキュア情報搭載等の用途にも応用することができる。
本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置の読み出し回路図 本発明の実施の形態1にかかる読み出し動作のタイミングチャート図 本発明の実施の形態1の変形例にかかる半導体記憶装置の読み出し回路図 本発明の実施の形態1の変形例にかかる電圧レベル制御回路図 本発明の実施の形態1の変形例かかる電圧レベル制御回路の電圧DC特性 本発明の実施の形態2にかかる読み出し動作のタイミングチャート図 本発明の実施の形態3にかかる半導体記憶装置の読み出し回路図 本発明の実施の形態4にかかる半導体記憶装置の読み出し回路図 本発明の実施の形態5にかかる半導体記憶装置の読み出し回路図 従来例にかかる半導体記憶装置の読み出し回路図 従来例にかかる読み出し動作のタイミングチャート図
符号の説明
1 電圧変換回路
2 スイッチ回路
3 電圧比較回路
4 ラッチ回路
5 電気ヒューズ(第1の抵抗素子)
6 リファレンス抵抗(第2の抵抗素子)

Claims (20)

  1. 第1および第2の抵抗素子の抵抗差を電圧変換して出力する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路の出力から前記抵抗差に対応した比較結果を出力する電圧比較回路と、
    前記電圧比較回路の比較結果を保持するラッチ回路と、
    前記電圧変換回路の出力側と前記電圧比較回路の入力側とを遮断ないし接続のスイッチ動作を行うスイッチ回路と、
    を具備したことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記電圧比較回路は、クロスカップル回路を含み、前記クロスカップル回路のクロスカップルノードに前記スイッチ回路を介して前記電圧変換回路の出力が接続されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記電圧変換回路は、前記両抵抗素子に個別接続したMOSスイッチを備え、当該MOSスイッチを制御して前記両抵抗素子に電流を流して当該両抵抗素子の抵抗差に対応した電圧変換を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記各MOSスイッチは1ショットパルスからなる第1制御信号で制御されることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記スイッチ回路は、MOSトランジスタにより構成されている、ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 前記MOSトランジスタは、前記第1の制御信号か、あるいは第1の制御信号に包含される第2の制御信号で制御されることを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記電圧比較回路は、1ショットパルスからなる第3の制御信号で制御され、前記第3の制御信号のイネーブル期間は、前記第2の制御信号のイネーブル期間とオーバーラップする期間があることを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記ラッチ回路は、1ショットパルスからなる第4の制御信号で制御され、前記第4の制御信号は当該第4の制御信号の生成過程において、高い側の電圧レベルが第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変換された後、さらに第1の電圧レベルに再変換された信号であることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第1、第2、第3、第4の制御信号は、外部から入力される読み出し動作指定信号に基づいて発生されることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 電圧レベルが異なる2つの第1および第2の電源電圧が供給されており、前記第1の電源電圧としてIOセルに供給される電源が供給され、前記第2の電源電圧としてIOセルに供給される電源か、またはロジック回路に供給される電源が供給されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  11. 更に電圧レベル制御手段を備え、前記電圧変換回路のMOSスイッチを制御する第1の制御信号の高い側の電圧レベルは、前記電圧レベル制御手段から供給されることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記電圧レベル制御手段にて発生される電圧レベルは、外部供給電源の電圧レベル以下であることを特徴とする請求項11に記載の半導体記憶装置。
  13. 第1および第2の抵抗素子の抵抗差を電圧変換して出力する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路の出力から前記抵抗差に対応した比較結果を出力する電圧比較回路と、
    前記電圧比較回路の比較結果を保持するラッチ回路と、
    前記電圧変換回路の出力側と前記電圧比較回路の入力側とを遮断ないし接続のスイッチ動作を行うスイッチ回路と、
    前記第1の抵抗素子の抵抗マージンを測定する抵抗マージン測定手段と、
    を具備したことを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 前記抵抗マージン測定手段は、第3および第4の抵抗素子を備え、
    前記第1ないし第4の抵抗素子それぞれに個別にMOSスイッチを接続し、各MOSスイッチの駆動制御により抵抗マージンを測定可能とした、ことを特徴とする請求項13に記載の半導体記憶装置。
  15. 第1および第2の抵抗素子の抵抗差を電圧変換して出力する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路の出力から前記抵抗差に対応した比較結果を出力する電圧比較回路と、
    前記電圧比較回路の比較結果を保持するラッチ回路と、
    前記電圧変換回路の出力側と前記電圧比較回路の入力側とを遮断ないし接続のスイッチ動作を行うスイッチ回路と、
    を具備し、
    前記電圧変換回路は、前記第1の抵抗素子に接続された第1のMOSスイッチと、前記第2の抵抗素子に接続された、駆動能力の異なる複数のMOSスイッチとから構成され、前記複数のMOSスイッチを駆動制御して前記第2の抵抗の変換電圧レベルを可変にしたことを特徴とする半導体記憶装置。
  16. 前記第1の抵抗素子の抵抗値を測定することが可能な手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  17. 前記第1の抵抗素子の抵抗値測定モードにおいては、前記電圧変換回路および前記スイッチ回路において、前記第1の抵抗素子にMOSスイッチを接続し、該MOSスイッチのみと前記スイッチ回路とをイネーブルとし、前記電圧比較回路をディスエーブルに制御することを特徴とする請求項16に記載の半導体記憶装置。
  18. 前記第2、第3、第4の抵抗素子は、第1の抵抗素子と同一材料、同一形状の素子を複数直列に接続配置したことを特徴とする請求項14に記載の半導体記憶装置。
  19. 前記第1の抵抗素子はシリサイドのポリシリコン抵抗であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  20. 前記第2、第3、第4の抵抗素子は非シリサイドのポリシリコン抵抗であることを特徴とする請求項14に記載の半導体記憶装置。
JP2004239132A 2004-08-19 2004-08-19 半導体記憶装置 Pending JP2006059429A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004239132A JP2006059429A (ja) 2004-08-19 2004-08-19 半導体記憶装置
US11/202,230 US7193908B2 (en) 2004-08-19 2005-08-12 Semiconductor memory

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004239132A JP2006059429A (ja) 2004-08-19 2004-08-19 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006059429A true JP2006059429A (ja) 2006-03-02

Family

ID=35909441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004239132A Pending JP2006059429A (ja) 2004-08-19 2004-08-19 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7193908B2 (ja)
JP (1) JP2006059429A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009533789A (ja) * 2006-04-07 2009-09-17 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド プログラマブルセル
JP2010109259A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Elpida Memory Inc 半導体装置
US7978549B2 (en) 2008-02-01 2011-07-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Fuse circuit and semiconductor memory device including the same

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7784209B2 (en) * 2006-10-27 2010-08-31 Laser Band, Llc Laminate web wristband
US7915949B2 (en) * 2009-03-12 2011-03-29 International Business Machines Corporation Implementing eFuse resistance determination before initiating eFuse blow
US9378443B2 (en) 2009-05-14 2016-06-28 Ascensia Diabetes Care Holding Ag Calibration coded sensors and apparatus, systems and methods for reading same
US8028924B2 (en) * 2009-09-15 2011-10-04 International Business Machines Corporation Device and method for providing an integrated circuit with a unique identification
WO2012064648A1 (en) * 2010-11-12 2012-05-18 Bayer Healthcare Llc Auto-coded analyte sensors and apparatus, systems, and methods for detecting same
TWI475565B (zh) * 2012-09-06 2015-03-01 Univ Nat Chiao Tung 靜態隨機存取記憶體的控制電路及其操作方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6381699A (ja) * 1986-09-26 1988-04-12 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH05101687A (ja) * 1991-04-30 1993-04-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 低電圧プログラム可能記憶素子
JP2002208296A (ja) * 2000-10-05 2002-07-26 Texas Instruments Inc 低電源電圧でcmosプロセスと両立するフューズの状態を検出する差動電圧検出回路
JP2003317496A (ja) * 2002-04-16 2003-11-07 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置および容量ヒューズの状態確認方法
WO2004066309A1 (en) * 2003-01-21 2004-08-05 Infineon Technologies Ag Multiple trip point fuse latch device and test method of the fuse

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3202498B2 (ja) * 1994-03-15 2001-08-27 株式会社東芝 半導体記憶装置
JP2000011649A (ja) * 1998-06-26 2000-01-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6381699A (ja) * 1986-09-26 1988-04-12 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH05101687A (ja) * 1991-04-30 1993-04-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 低電圧プログラム可能記憶素子
JP2002208296A (ja) * 2000-10-05 2002-07-26 Texas Instruments Inc 低電源電圧でcmosプロセスと両立するフューズの状態を検出する差動電圧検出回路
JP2003317496A (ja) * 2002-04-16 2003-11-07 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置および容量ヒューズの状態確認方法
WO2004066309A1 (en) * 2003-01-21 2004-08-05 Infineon Technologies Ag Multiple trip point fuse latch device and test method of the fuse

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009533789A (ja) * 2006-04-07 2009-09-17 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド プログラマブルセル
US7978549B2 (en) 2008-02-01 2011-07-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Fuse circuit and semiconductor memory device including the same
US8305822B2 (en) 2008-02-01 2012-11-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Fuse circuit and semiconductor memory device including the same
JP2010109259A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Elpida Memory Inc 半導体装置
US8638631B2 (en) 2008-10-31 2014-01-28 Naohisa Nishioka Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
US7193908B2 (en) 2007-03-20
US20060039209A1 (en) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2821411B2 (ja) 半導体メモリ素子
US7362160B2 (en) Fuse trimming circuit
US7307911B1 (en) Apparatus and method for improving sensing margin of electrically programmable fuses
US7474106B2 (en) Semiconductor device including fuse and method for testing the same capable of suppressing erroneous determination
US7978549B2 (en) Fuse circuit and semiconductor memory device including the same
US8441266B1 (en) Sensing circuit
US7501879B1 (en) eFuse resistance sensing scheme with improved accuracy
US7193908B2 (en) Semiconductor memory
JP2008547222A (ja) アンチヒューズ回路
US6919754B2 (en) Fuse detection circuit
JP2002208296A (ja) 低電源電圧でcmosプロセスと両立するフューズの状態を検出する差動電圧検出回路
US5959445A (en) Static, high-sensitivity, fuse-based storage cell
US6819144B2 (en) Latched sense amplifier with full range differential input voltage
US7733722B2 (en) Apparatus for implementing eFuse sense amplifier testing without blowing the eFuse
US8072831B2 (en) Fuse element reading circuit
JP2005191083A (ja) 半導体集積回路および半導体集積回路の配線評価方法
US7403432B2 (en) Differential read-out circuit for fuse memory cells
US7689950B2 (en) Implementing Efuse sense amplifier testing without blowing the Efuse
US7495472B2 (en) Circuits/methods for electrically isolating fuses in integrated circuits
JP2007158104A (ja) ヒューズ回路を有する半導体集積回路及びその製造方法
US20070165465A1 (en) Repair i/o fuse circuit of semiconductor memory device
US8026737B2 (en) Fusing apparatus for correcting process variation
JP2000268574A (ja) 半導体記憶装置
KR100582396B1 (ko) 리페어 퓨즈의 손상을 감지하는 반도체메모리소자
WO2003007309A1 (en) Zero static power fuse cell for integrated circuits

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608