JP2006058642A - 自動焦点検出装置およびこれを備える顕微鏡システム - Google Patents

自動焦点検出装置およびこれを備える顕微鏡システム Download PDF

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Abstract

【課題】 細胞のダメージや蛍光色素の退色を防ぎつつ正確な焦点検出ができる自動焦点検出装置を提供すること。
【解決手段】 AF用暗視野照明装置60は、対物レンズ31とともに、Z方向に移動可能な保持部30に固設されている。LED光源63から射出した赤外光L5は、集光レンズ64によって集光され、ペトリディッシュ100中の生体試料Sへ斜め入射する。赤外光L5の照射により生体試料Sから散乱光L6が発生し、散乱光L6の一部は、対物レンズ31を通り、CCDカメラにより暗視野顕微鏡像として撮像される。暗視野顕微鏡画像は、対物レンズ31のZ軸上の位置によって鮮明さが異なり、最も鮮明になったときの対物レンズ31の位置を合焦位置とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光学顕微鏡に用いられる自動焦点検出装置に関する。
半導体ウエハや金属表面の傷や異物などの欠陥を検出する装置には、オートフォーカス機能を備えたものがある。試料にレーザ光を照射し、試料からの散乱光による暗視野像を撮像し、その暗視野像の輝度が最も高くなった試料位置を合焦位置と判定する焦点検出技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−7243号公報(第3頁、図1)
培養容器に収容された生物試料(細胞等)を光学顕微鏡で観察する際に行われる焦点検出においては、照明光による細胞のダメージを極力小さくする必要がある。上記特許文献1の技術では、試料にエネルギー密度の高いレーザ光を照射するので、試料が細胞等の生物試料である場合には、細胞がダメージを受けたり、細胞を染色する蛍光色素が退色し、適正な顕微鏡観察ができないという問題がある。
(1)上記問題点を解決するために、請求項1に係る発明の自動焦点検出装置は、赤外光を発する照明光源と、照明光源からの照明光を透明容器に収容された試料へ照射する暗視野照明系と、試料の暗視野像を対物レンズを通して撮像する撮像手段と、試料と対物レンズとの距離を変更する移動手段と、試料と対物レンズとの距離を検出する位置検出手段と、試料と対物レンズとの距離を位置情報として記憶する記憶手段と、移動手段により試料と対物レンズとの距離を変更しながら所定回数撮像された複数の暗視野像の輝度を比較する演算手段とを備え、記憶手段により記憶された複数の位置情報のうち、演算手段により得られた暗視野像の輝度信号が最大となったときの位置情報により、試料の対物レンズに対する焦点位置を検出することを特徴とする。
(2)請求項2に係る発明の自動焦点検出装置は、請求項1の自動焦点検出装置と、試料を収容する透明容器の底板へ対物レンズを通してスリット光又はスポット光を照射し、底板からのスリット反射光を対物レンズを通して検出し、その検出位置に基づいて底板と対物レンズとの距離を検出するスリット照明/検出手段と、スリット照明/検出手段によりスリット反射光を検出したか否かを判定する判定手段と、判定手段によりスリット反射光が検出されないときに、請求項1の自動焦点検出装置による焦点検出動作へ移行させる切替え手段とを備えることを特徴とする。
(3)請求項1または2の自動焦点検出装置において、暗視野照明系は、対物レンズの鏡筒先端の外周に配置されてもよいし、その光路の一部が対物レンズの光軸に平行をなす落射型照明光学系であってもよい。
(4)請求項5に係る発明の自動焦点検出装置は、請求項1〜4のいずれかの自動焦点検出装置において、暗視野照明系は、輪帯照明系であり、対物レンズの鏡筒内には、その光軸周辺の光を遮蔽する遮蔽部材が配設されることが好ましい。
(5)請求項6に係る発明の顕微鏡システムは、請求項4の自動焦点検出装置と、試料へ蛍光を発するように励起光を照射する落射蛍光照明装置とを備え、対物レンズは、試料の蛍光顕微鏡像を形成し、暗視野照明系は、対物レンズの光軸に平行な光路の前段の光学系が対物レンズと落射蛍光照明装置の間に配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明の顕微鏡システムは、請求項4の自動焦点検出装置と、試料へ蛍光を発するように励起光を照射する落射蛍光照明装置とを備え、対物レンズは、試料の蛍光顕微鏡像を形成し、暗視野照明系は、対物レンズの光軸に平行な光路の前段の光学系が対物レンズと落射蛍光照明装置の下側に配置されることを特徴とする。
(6)請求項8に係る発明の焦点検出装置は、赤外光を発する照明光源と、照明光源からの照明光を試料へ照射する暗視野照明系と、試料により散乱された散乱光を対物レンズを通して検出する光電変換手段と、光電変換手段により変換された電気信号に基づいて試料の対物レンズに対する焦点位置を演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、赤外光の暗視野照明により試料からの散乱光を取得するので、試料のダメージや蛍光色素の退色を防ぎつつ正確な焦点検出信号が得られる。
以下、本発明の実施の形態による自動焦点検出装置およびこれを備える顕微鏡システムについて、図1〜9を参照しながら説明する。
〈第1の実施の形態〉
図1は、本発明の第1の実施の形態による自動焦点検出装置が備えられる顕微鏡システムの構成を模式的に示す全体構成図である。図2は、第1の実施の形態による自動焦点検出装置が備えられる光学顕微鏡の構成を模式的に示す構成図である。図3は、図2のI−I断面図である。図4は、図3の暗視野照明装置60を拡大して示す部分断面図である。図1〜4では、三次元直交座標により方向を表わす。
第1の実施の形態による顕微鏡システムは、光学顕微鏡1とオートフォーカス(AF)制御系80とを備えている。光学顕微鏡1は、落射蛍光照明装置10と、透過照明装置20と、対物レンズ31を保持する保持部30と、生体試料Sを収容するペトリディッシュ100を載置するステージ33と、保持部30のZ方向の位置を測定する位置検出部40と、保持部30をZ方向に移動させる駆動部43と、AF用スリット照明/検出装置50と、AF用暗視野照明装置60と、CCDカメラ70とを備えている。
AF制御系80は、モータ駆動回路81、位置検出回路82、AF用スリット照明駆動回路83と、スリット反射光検出回路84と、AF用暗視野照明制御回路85と、画像比較演算回路86と、カメラ制御回路87と、これら各々と電気的に接続され、これら全体を統括制御する制御マイコン88とを有する。カメラ制御回路87には、ディスプレイ89が接続され、制御マイコン88には、データを入力するための入力部88aが接続されている。
モータ駆動回路81は、駆動部43のモータと電気的に接続され、モータの動きを制御する。位置検出回路82は、位置検出部40の位置センサと電気的に接続され、保持部30のZ軸上の位置を測定する。AF用スリット照明駆動回路83は、AF用スリット照明/検出装置50のLED光源と電気的に接続され、LED光源のON/OFF動作や発光量を制御する。スリット反射光検出回路84は、AF用スリット照明/検出装置50の光センサと電気的に接続され、光センサ上のスリット反射光の位置を測定する。
AF用暗視野照明制御回路85は、AF用暗視野照明装置60のLED光源と電気的に接続され、LED光源のON/OFF動作や発光量を制御する。画像比較演算回路86は、CCDカメラ70の撮像素子と電気的に接続され、Z軸上の各位置で撮像した生体試料Sの画像を取り込んで画像の明るさ(鮮明さ)を比較演算する。カメラ制御回路87は、CCDカメラ70のゲインや撮影タイミングなどを制御する。
図2を参照しながら、光学顕微鏡1の構成を説明する。
落射蛍光照明装置10は、水銀ランプ11と、コレクタレンズ12と、フィールドレンズ13と、励起フィルタ14aおよびダイクロイックミラー14bを収納するフィルタブロック14とを備えている。透過照明装置20は、ハロゲンランプ21と、コレクタレンズ22と、ミラー23と、フィールドレンズ24と、コンデンサレンズ25とを備えている。
対物レンズ31は、無限遠光学系を有するレンズ鏡筒であり、レボルバ32に取り付けられ、レボルバ32は、保持部30に固定されている。保持部30は、図中、−Z方向に延在する脚部30aを有する。脚部30aは、駆動部43に連結され、駆動部43によりZ方向に移動可能である。つまり、保持部30のZ方向の移動に伴って対物レンズ31もZ方向に移動する。ステージ33は、X−Y二次元方向には移動可能であるが、Z方向は固定であるので、対物レンズ31のZ方向の移動により焦点検出動作が行われる。対物レンズ31のZ方向の位置は、位置検出部40によって測定される。位置検出部40は、脚部30aに取り付けられたリニアスケール41と位置センサ42から成る。
図3を参照すると、AF用スリット照明/検出装置50は、近赤外光L4を発するLED光源51と、コレクタレンズ52と、スリット53と、集光レンズ54と、ダイクロイックミラー55とを備えている。また、光学顕微鏡1の左側(図中、−X方向)には、撮像素子70aを有するCCDカメラ70が直筒71を介して取り付けられている。
AF用暗視野照明装置60は、保持部30に固設された支柱61に支持されている。従って、保持部30のZ方向の移動に伴ってAF用暗視野照明装置60もZ方向に移動する。AF用暗視野照明装置60は全体として、対物レンズ31の鏡筒先端の外周に配置されている。
図4の拡大された部分断面図を参照すると、AF用暗視野照明装置60は、対物レンズ31を挟んで左右一対に配置される赤外光L5を発するLED光源63と集光レンズ64とを備えている。赤外光L5としては近赤外光も用いられる。各LED光源63は、電源ケーブル62から電力の供給を受ける。図示されるように、左右のLED光源63からの赤外光L5は、いずれも対物レンズ31の焦点位置に集光する。なお、AF用暗視野照明装置60を輪帯照明系として構成し、この輪帯照明系からの赤外光L5で生体試料Sを照明してもよい。この場合は、対物レンズ31の鏡筒内に、その光軸周辺の光を遮蔽する遮蔽部材を設ける。
なお、通常は、焦点距離などが異なる複数本の対物レンズ31がレボルバ32に取り付けられ、レボルバ32の回転により任意の対物レンズを光路に挿入することができる。このような対物レンズの切り換えを行っても焦点位置は変わらない。本実施の形態では、AF用暗視野照明装置60の支柱61もレボルバ32も共に保持部30に固設されているので、対物レンズ31を切り換えても、赤外光L5の集光位置と対物レンズ31の焦点位置は常に合致している。これとは別に、AF用暗視野照明装置60を保持部30に固定せず、対物レンズ31の切り換えやZ方向の移動とは無関係に、赤外光L5の集光点とペトリディッシュ100(または、生体試料S)の位置関係を常に一定とするように構成してもよい。
再び図2を参照して、照明光学系、観察光学系、AF光学系について説明する。
蛍光観察の場合は、水銀ランプ11から射出した紫外領域の励起光L1は、コレクタレンズ12、フィールドレンズ13を通り、励起フィルタ14aにより所望の波長域が選択され、ダイクロイックミラー14bにより選択的に反射されてZ方向に進み、対物レンズ31に下側から入射する。対物レンズ31を通った励起光L1は、ペトリディッシュ100の底板101を透過して生体試料Sを照射する。励起光L1の照射により、生体試料Sの蛍光色素で染色された部位から蛍光L2が発する。
蛍光L2は、励起光L1よりも波長の長い光であり、底板101を透過して対物レンズ31に入射し、ダイクロイックミラー14bを透過して結像レンズ34を通過する。結像レンズ34を通過した蛍光L2は、ハーフプリズム35で2つに分岐され、20%の光量の蛍光L2は、全反射プリズム36,37、ミラー38を経由して接眼レンズ39により蛍光像として観察される。他方の80%の光量の蛍光L2は、図中、−X方向へ進み、図3に示されるCCDカメラ70の撮像素子70a上で結像し、蛍光像として撮像される。
透過観察の場合は、ハロゲンランプ21から射出した照明光L3は、コレクタレンズ22により平行光束となり、ミラー23で反射し、フィールドレンズ24、コンデンサレンズ25を通ってペトリディッシュ100の上方から生体試料Sを照射する。生体試料Sからの透過光は、底板101を透過して対物レンズ31に入射し、前述した蛍光L2と同じ光路を通り、生体試料Sの像の観察や撮像が行われる。なお、透過型位相差顕微鏡では、例えば、透過照明装置20にリング絞りを設け、対物レンズ31内に位相リングを設け、リング絞りと位相リングとを共役の位置に配置した光学系が用いられる。
続いて、AF用スリット照明/検出装置50の光学系とAF用暗視野照明装置60の光学系について説明する。
図3を参照すると、AF用スリット照明/検出装置50のLED光源51から射出した近赤外光L4は、コレクタレンズ52によりスリット53へ集光し、スリット光として集光レンズ54を通り、ダイクロイックミラー55によりZ方向へ反射し、対物レンズ31を通ってペトリディッシュ100の底板101へ投影される。このスリット光は、その長手方向に延びる中心線で2分割し、一方を遮光し、他方を照明光として用いるものである。また、近赤外光L4としては、スリット光に限らずスポット光を用いてもよい。
底板101で反射した近赤外光(反射スリット光)L4は、対物レンズ31を通り、ダイクロイックミラー55で反射してAF用スリット照明/検出装置50内の光センサ(不図示)へ入射する。この光センサは、複数の画素を集積したラインセンサまたはエリアセンサである。光センサでは、反射スリット光L4の反射角に依存する受光面上の位置を検出する。例えば、反射スリット光L4が光センサの受光面の中央に入射したとき、底板101が対物レンズ31の焦点位置にある、つまりピントが合っていると判定される。反射スリット光L4の検出状態は、光センサからスリット反射光検出回路84へ受光面上の位置情報として送出され、同時に、対物レンズ31のZ軸上の位置情報が位置検出部40の位置センサ42から位置検出回路82へ送出される。従って、反射スリット光L4の検出状態と対物レンズ31のZ軸上の位置とが対応付けられる。なお、反射スリット光L4には、底板101の外側表面P1で反射する第1の反射光と内側表面P2で反射する第2の反射光があり、これらの検出過程については後述する。
AF用暗視野照明装置60のLED光源63は、電源ケーブル62により供給される電力により赤外光L5を射出する。LED光源63から射出した赤外光L5は、集光レンズ64によって集光され、ペトリディッシュ100中の生体試料Sへ斜め入射する。赤外光L5の照射により生体試料Sから散乱光L6が発生する。散乱光L6の一部は、対物レンズ31を通り、ダイクロイックミラー55、フィルタブロック14を透過し、結像レンズ34で結像される。図3を参照すると、ハーフプリズム35で反射した散乱光L6は、−X方向へ進み、CCDカメラ70の撮像素子70aにより暗視野顕微鏡像として撮像される。このような試料の暗視野像を得る照明を暗視野照明という。
得られた暗視野顕微鏡画像は、対物レンズ31のZ軸上の位置によって鮮明さが異なり、もちろん、最も鮮明になったときの対物レンズ31の位置が合焦位置である。顕微鏡画像の鮮明さは、例えば、対物レンズ31のZ軸上の位置を変えながら、撮像素子70aの各画素からの輝度信号の大きさを比較することにより判定される。暗視野顕微鏡画像データは、CCDカメラ70の撮像素子70aから画像比較演算回路86へ送出され、同時に、対物レンズ31のZ軸上の位置情報が位置検出部40の位置センサ42から位置検出回路82へ送出される。従って、画像の鮮明さ(画素の輝度信号の大きさ)と対物レンズ31のZ軸上の位置とが対応付けられる。
図5を参照して、本実施の形態によるAF制御系80のアルゴリズムを説明する。図5は、第1の実施の形態による自動焦点検出装置の焦点検出プロセスを示すフローチャートである。入力部88aのスタートボタン(不図示)を押すことにより開始信号が送出され、AF用スリット照明/検出装置50が作動状態となり、AF調節動作が始まる。ステップS1で、対物レンズ31のZ軸上の原点位置が検出される。ステップS2では、高速送りで対物レンズ31を待機位置に移動させる。この待機位置は、対物レンズ31がペトリディッシュ100の底板101に接触しない安全な位置である。ステップS3では、中速送りで対物レンズ31を+Z方向に移動させる。
ステップS4では、スリット光L4がペトリディッシュ100の底板101の外側表面P1で反射する第1の反射光を検出したか否かを判定する。否定判定されると、ステップS5へ移行し、Z軸上の位置が対物レンズ31の移動範囲内であるか否かを判定する。否定判定されると、ステップS6へ移行し、対物レンズ31の移動を停止してエラー表示を行い、終了する。ステップS5で、Z軸上の位置が対物レンズ31の移動範囲内であれば、ステップS3へ戻り、対物レンズ31をさらに+Z方向に移動させる。
ステップS4で、第1の反射光を検出した場合は、ステップS7で、一定間隔での微動送りで対物レンズ31をさらに+Z方向に移動させる。予め、ペトリディッシュ100の底板101の厚さを想定し、第1の反射光を検出した位置を基準に対物レンズ31の移動量に制限を設けておき、その制限値を例えば0.5mmとする。ステップS8では、対物レンズ31の移動量が0.5mm未満であるか否かを判定する。否定判定されると、つまり、対物レンズ31を0.5mm以上動かしても第2の反射光が検出されない場合は、スリット反射光検出による焦点検出を中止してステップS15へ移行し、AF用暗視野照明装置60に切り換える。このような状況は、例えばペトリディッシュ100がプラスチック製で、底板101の内側表面P2の平面性が悪い場合に発生し易い。ステップS15以降のプロセスについては後述する。
ステップS9では、スリット光L4がペトリディッシュ100の底板101の内側表面P2で反射する第2の反射光を検出したか否かを判定する。否定判定されると、ステップS7へ戻り、対物レンズ31をさらに+Z方向に移動させる。ステップS9で、第2の反射光が検出されたときには、ステップS10で、対物レンズ31をさらに+Z方向に移動させる。ステップS11では、対物レンズ31の焦点位置と底板101の内側表面P2が合致したか否かを判定する。否定判定されると、ステップS10へ戻る。ステップS11で、合焦したと判定されると、ステップS12へ移行し、対物レンズ31の移動を停止する。ステップS13で、合焦したときの対物レンズ31の位置を記憶する。ステップS14で、落射蛍光照明装置10または透過照明装置20を起動して顕微鏡像の撮像を行う。
以上は、AF用スリット照明/検出装置50のみを用いた焦点検出プロセスであるが、前述したように、ペトリディッシュ100の底板101の内側表面P2の平面性が悪いときには、ステップS8からステップS15へ移行する場合がある。以下、AF用暗視野照明装置60を用いた場合の焦点検出プロセスについて説明する。
ステップS15で、入力部88aからAF用暗視野照明装置60を作動状態とする。ステップS16で、CCDカメラによる暗視野像を撮像すると同時に対物レンズ31の位置を記憶する。ステップS17では、一定間隔で対物レンズ31を移動させ、そのときの暗視野像の撮像と対物レンズ31の位置の記憶を行う。
ステップS18では、移動と撮像の度に暗視野像を比較演算する。例えば、各暗視野像の所定の画素の輝度を比較し、輝度の差異量を算出してもよいし、ある暗視野像におけるコントラストを他の暗視野像のコントラストと比較し、コントラストの差異量を算出してもよい。ステップS19で、対物レンズ31の移動が予め設定した範囲に達したか否かを判定する。否定判定されると、ステップS17へ戻り、対物レンズ31をさらに+Z方向に移動させる。ステップS19で、対物レンズ31の移動が予め設定した範囲に達したときは、ステップS20へ移行する。ステップS20では、暗視野像の最大輝度を得たときのZ軸上の位置に対物レンズ31を移動させる。ステップS21で、落射蛍光照明装置10または透過照明装置20を起動して顕微鏡像の撮像を行う。
以上説明したAF用暗視野照明装置60を用いた焦点検出では次のような作用効果を奏する。ペトリディッシュ100の底板101の平面性が良くない場合でも、生体試料Sそのものにピントを合わせることができる。すなわち、ペトリディッシュ100の底板101の外側表面P1からの反射も内側表面P2からの反射も利用せずに合焦が可能である。また、生体試料Sを照明するのはエネルギーの小さい赤外光なので、生体試料Sにダメージを与えたり蛍光色素の退色を招くことがない。
AF用スリット照明/検出装置50とAF用暗視野照明装置60を併用した焦点検出では次のような作用効果を奏する。スリット反射光検出方式は、検出から対物レンズ31の位置演算までの時間が短いので、焦点検出の前段にAF用スリット照明/検出装置50を用い、後段にAF用暗視野照明装置60を用いることにより、全体として短時間で焦点検出を終了できる。なお、生体試料Sが平面性の良いスライドガラスに載置されている場合は、前段に用いられるAF用スリット照明/検出装置50だけで焦点検出を終了でき、時間短縮を図ることができる。
〈第2の実施の形態〉
本実施の形態による顕微鏡システムは、光学顕微鏡1Aと自動焦点検出装置の動作を制御するAF制御系とを備えている。図6は、本発明の第2の実施の形態による自動焦点検出装置が備えられる光学顕微鏡1Aの構成を模式的に示す構成図である。図7は、第2の実施の形態による自動焦点検出装置の焦点検出プロセスを示すフローチャートである。
光学顕微鏡1Aは、第1の実施の形態で説明した光学顕微鏡1(図2参照)と比べて、AF用スリット照明/検出装置50が省略されている点が異なるだけで、他の構成は同じである。これに付随して、本実施の形態のAF制御系も、図1に示したAF制御系80からAF用スリット照明駆動回路83とスリット反射光検出回路84を除外した構成となる。以下、同じ構成部品には同一符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態の自動焦点検出装置では、AF用暗視野照明装置60のみを用いて焦点検出を行うものであり、この焦点検出動作のプロセスは、第1の実施の形態で説明したAF用暗視野照明装置60によるプロセスとほぼ同様である。図7のフローチャートを参照すると、入力部88aのスタートボタン(不図示)を押すことにより開始信号が送出され、AF用暗視野照明装置60が作動状態となり、AF調節動作が始まる。ステップS1で、対物レンズ31のZ軸上の原点位置が検出される。ステップS2では、高速送りで対物レンズ31を待機位置に移動させる。ステップS3では、中速送りで対物レンズ31を+Z方向に移動させる。ここまでのプロセスは、第1の実施の形態では、AF用スリット照明/検出装置50による反射スリット光検出のために行われるが、本実施の形態では、CCDカメラによる暗視野像を最初に撮像する位置に対物レンズ31を移動させるために行われる。ステップS4以降の焦点検出プロセスは、第1の実施の形態で説明したとおりである。
本実施の形態の自動焦点検出装置によれば、第1の実施の形態の自動焦点検出装置のAF用暗視野照明装置60と同じ作用効果を奏する。さらに、本実施の形態の自動焦点検出装置によれば、焦点検出がAF用暗視野照明装置60のみで行われるので、光学顕微鏡1Aの小型化と焦点検出のアルゴリズムの単純化を図ることができる。
次に、図8を参照して、AF用暗視野照明装置60の構成の変形例について説明する。図8は、本実施の形態の変形例であり、AF用暗視野照明装置160を拡大して示す部分断面図である。対物レンズ31が取り付けられるレボルバ32は、保持部130に固定されている。AF用暗視野照明装置160は、前段の光学系が保持部130の中にあり、後段の光学系が対物レンズ31の鏡筒周辺にあり、光軸に沿ってZ方向に進む赤外光L5を生体試料Sに照射する落射型照明光学系である。
前段の光学系は、赤外光を発するLED光源161と、集光レンズ162と、コリメータレンズ163と、リング状スリットが形成されたスリット板164と、ドーナツ状の全反射ミラー165とを有する。後段の光学系は、全反射ミラー166のみを有する。LED光源161から射出した赤外光L5は、集光レンズ162によって集光され、コリメータレンズ163によって平行光となり、スリット板164によって輪帯状の光となる。この輪帯状の赤外光L5は、全反射ミラー165によってZ方向に反射し、対物レンズ31の鏡筒の外側を通り、先端付近に配置された全反射ミラー166によって方向が変えられ、その結果、輪帯照明が形成される。この場合は、対物レンズ31の光軸周辺の光を遮蔽する遮蔽部材を設ける。なお、この落射型照明光学系においては、輪帯照明のみに限られず、図4に示したようなスポット光照明を形成するように構成してもよい。
AF用暗視野照明装置160のように落射型照明光学系とすると、AF用暗視野照明装置を光学顕微鏡1,1Aの任意の場所に配置でき、構成上の自由度が増す。図8に示されるように、AF用暗視野照明装置160を対物レンズ31と落射蛍光照明装置10の間に配置してもよいし、図8の配置と異なる配置、例えばAF用暗視野照明装置160を落射蛍光照明装置10の下側に配置してもよい。
また、自動焦点検出装置がAF用スリット照明/検出装置50とAF用暗視野照明装置160の両方を有する構成では、AF用スリット照明/検出装置50とAF用暗視野照明装置160をZ軸上で同じ位置に配置してもよい。例えば、AF用スリット照明/検出装置50のLED光源51から射出される近赤外光L4の向きをX方向とし、AF用暗視野照明装置160から射出される赤外光L5の向きを−X方向とし、両者の光軸を一致させ、AF用スリット照明/検出装置50のダイクロイックミラー55をAF用暗視野照明装置160のドーナツ状全反射ミラー165の内側に配置する。この配置では、AF用スリット照明/検出装置50とAF用暗視野照明装置160をZ方向に重ねることなく、1段で構成できるので、光学顕微鏡のZ方向の距離(高さ)を短縮することができる。
次に、図9を参照して、顕微鏡システムの構成の変形例について説明する。図9の変形例は、図1の第1の実施の形態の顕微鏡システムにおける制御マイコン88をPC90に置き換えたものである。PC90は、不図示の入力部とディスプレイ91を備え、AF制御系80の焦点検出アルゴリズムを統括制御する。この構成によれば、AF制御系80に市販のPC90を接続するだけで第1の実施の形態の顕微鏡システムと同様の作用効果を奏する。また、第2の実施の形態の顕微鏡システムに対しても同様の作用効果を奏する。
以上は、自動で焦点検出を行う装置の説明であるが、単に焦点検出のみを行う装置にも暗視野照明装置60,160を用いることができる。この焦点検出装置では、暗視野照明装置60,160から赤外光L5を生体試料へ照射し、生体試料からの散乱光L6を対物レンズ31を通して光センサにより受光し、光センサがその受光光を電気信号に変換する。電気信号の大きさは、受光した散乱光L6の強度に比例する。生体試料と対物レンズ31との距離を変えながら受光光の強度を測定し、生体試料が対物レンズ31の焦点位置にあるときに受光光の強度が最大になるので焦点位置を知ることができる。受光光の強度が最大値をとった時点で検出動作を終了する。このような焦点検出装置では、受光する散乱光L6を必ずしも像として撮像する必要はないので、CCDカメラ70の代わりに画素数の少ないフォトセンサを使用して焦点位置を演算してもよい。本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されない。
本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点検出装置が備えられる顕微鏡システムの構成を模式的に示す全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点検出装置が備えられる光学顕微鏡の構成を模式的に示す構成図である。 図2のI−I断面図である。 図3の暗視野照明装置60を拡大して示す部分断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点検出装置の焦点検出プロセスを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る自動焦点検出装置が備えられる光学顕微鏡の構成を模式的に示す構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る自動焦点検出装置の焦点検出プロセスを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のAF用暗視野照明装置60の変形例である。 本発明の実施の形態の自動焦点検出装置が備えられる顕微鏡システムの変形例である。
符号の説明
1,1A:光学顕微鏡
10:落射蛍光照明装置
20:透過照明装置
30:保持部
31:対物レンズ
33:ステージ
40:位置検出部
43:駆動部
50:AF用スリット照明/検出装置
60,160:AF用暗視野照明装置
70:CCDカメラ
80:AF制御系
100:ペトリディッシュ
101:底板
L1:励起光
L2:蛍光
L3:照明光
L4:近赤外光(反射スリット光)
L5:赤外光
L6:散乱光
P1:外側表面
P2:内側表面
S:生体試料

Claims (8)

  1. 赤外光を発する照明光源と、
    前記照明光源からの照明光を透明容器に収容された試料へ照射する暗視野照明系と、
    前記試料の暗視野像を対物レンズを通して撮像する撮像手段と、
    前記試料と前記対物レンズとの距離を変更する移動手段と、
    前記試料と前記対物レンズとの距離を検出する位置検出手段と、
    前記試料と前記対物レンズとの距離を位置情報として記憶する記憶手段と、
    前記移動手段により前記試料と前記対物レンズとの距離を変更しながら所定回数撮像された複数の暗視野像の輝度信号を比較する演算手段とを備え、
    前記記憶手段により記憶された複数の位置情報のうち、前記演算手段により得られた前記暗視野像の輝度が最大となったときの位置情報により、前記試料の前記対物レンズに対する焦点位置を検出することを特徴とする自動焦点検出装置。
  2. 請求項1に記載の自動焦点検出装置と、
    前記試料を収容する透明容器の底板へ前記対物レンズを通してスリット光又はスポット光を照射し、前記底板からのスリット反射光を前記対物レンズを通して検出し、その検出位置に基づいて前記底板と前記対物レンズとの距離を検出するスリット照明/検出手段と、
    前記スリット照明/検出手段により前記スリット反射光を検出したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記スリット反射光が検出されないときに、請求項1に記載の自動焦点検出装置による焦点検出動作へ移行させる切替え手段とを備えることを特徴とする自動焦点検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の自動焦点検出装置において、
    前記暗視野照明系は、前記対物レンズの鏡筒先端の外周に配置されることを特徴とする自動焦点検出装置。
  4. 請求項1または2に記載の自動焦点検出装置において、
    前記暗視野照明系は、その光路の一部が前記対物レンズの光軸に平行をなす落射型照明光学系であることを特徴とする自動焦点検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動焦点検出装置において、
    前記暗視野照明系は、輪帯照明系であり、
    前記対物レンズの鏡筒内には、その光軸周辺の光を遮蔽する遮蔽部材が配設されることを特徴とする自動焦点検出装置。
  6. 請求項4に記載の自動焦点検出装置と、
    前記試料へ蛍光を発するように励起光を照射する落射蛍光照明装置とを備え、
    前記対物レンズは、前記試料の蛍光顕微鏡像を形成し、
    前記暗視野照明系は、前記対物レンズの光軸に平行な光路の前段の光学系が前記対物レンズと落射蛍光照明装置の間に配置されることを特徴とする顕微鏡システム。
  7. 請求項4に記載の自動焦点検出装置と、
    前記試料へ蛍光を発するように励起光を照射する落射蛍光照明装置とを備え、
    前記対物レンズは、前記試料の蛍光顕微鏡像を形成し、
    前記暗視野照明系は、前記対物レンズの光軸に平行な光路の前段の光学系が前記対物レンズと落射蛍光照明装置の下側に配置されることを特徴とする顕微鏡システム。
  8. 赤外光を発する照明光源と、
    前記照明光源からの照明光を試料へ照射する暗視野照明系と、
    前記試料により散乱された散乱光を対物レンズを通して検出する光電変換手段と、
    前記光電変換手段により変換された電気信号に基づいて前記試料の前記対物レンズに対する焦点位置を演算する演算手段とを備えることを特徴とする焦点検出装置。
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