JP2006058576A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば、大型の複写機をスペースの都合上、使用頻度の少ないキャビネット等の前に設置して、キャビネットを使用する必要性が生じた際においても、ユーザー自信が容易に移動させることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 キャスター台300で支持された装置本体部100を備える画像形成装置1において、前記画像形成装置1の底面部Bに突設され、該装置本体部100が具備する駆動機構により回転駆動される駆動ローラ40が設けられていることを特徴とする画像形成装置。また、前記駆動ローラ40は、正逆回転可能なように制御されており、前記駆動ローラの正逆回転により、正逆方向に移動することが好ましい。また、前記駆動ローラ40は、装置本体部100における画像形成動作の際に駆動される駆動機構により動作可能とされていることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機やデジタル複合機等の画像形成装置において、ユーザー自信が装置本体を容易に移動可能とする駆動ローラを具備した画像形成装置に関するものである。
昨今の複写機等は大容量化、高機能化が進行し、大量のコピー処理が一度に実行可能であるが、このような大容量で高速型の複写機は容積、重量とも非常に大きい。また、図面を扱う機会の多い設計・建築事務所、デザイン事務所等で使用されるA0機、A1機、A2機といった、大型サイズの用紙に対応した複写機についても同様で、容積、重量とも非常に大きい。
大企業のように、複写機の設置スペースが十分にある場合、上記のような、大容量・高速型複写機や大型サイズ用紙対応複写機は、1つの設置場所に固定されたままであることが多く、複写機をサービスマンが移動させることがあっても、ユーザーが移動させることは稀である。
しかしながら、例えば、ビルの1フロアのみに会社を構えるといった民間の中小企業や設計・建築事務所、デザイン事務所等において、上記のような大容量・高速型複写機や大型サイズ用紙対応複写機を設置する場合、特定の場所に設置固定することは困難な場合が多く、普段あまり使用しない引出し式のキャビネットや扉式のロッカーの前に設置しなければならないような状況もある。
一般に、大型複写機等の画像形成装置においては、通常運搬作業やスライド移動させるために装置本体部がキャスター台により支持されている場合が多い。このため、例えば上記キャビネットやロッカーを1ヶ月に1回程度開けて収納物を取り出す必要がある際に、大型複写機を移動させることは全く不可能では無い。しかしながら、キャスター台により支持されていても大型複写機を移動させる際には、押し始めて動き出す直前まで多大な力をかける必要がある。このため、たとえ1ヶ月に1回であれ、重量のある大容量・高速型複写機や大型サイズ用紙対応複写機をユーザーが移動させることは、非常に困難である。しかも、ユーザーがハンデキャップのある人、女性、高齢者等である場合、大型の複写機を移動させることは更に困難なものとなる。
一方、自走式画像形成装置としては、例えば特許文献1に、複数の車輪を備え通信部からの情報に従って走行する自走複写機をユーザーの要望に応じて任意の場所に原稿を取りに行き、その場所で複写作業を行い得るようにすることが開示されている。前記自走式複写機は、前記車輪を回転駆動する駆動モータ制御部、前記車輪のステアリングを制御するステアリング制御部等を具備する。
特開2003−110779号公報
本発明の目的は、例えば、大型の複写機をスペースの都合上、使用頻度の少ないキャビネット等の前に設置して、キャビネットを使用する必要性が生じた際においても、ユーザー自信が容易に移動させることが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の請求項1にかかる画像形成装置は、キャスター台で支持された装置本体部を備えていて、画像形成装置の底面部に突設され、該装置本体部が具備する駆動機構により回転駆動される駆動ローラが設けられていることを特徴とする。この構成によれば、駆動ローラが回転することで、大型の画像形成装置であってもユーザー自信が、力を入れずとも容易に画像形成装置を移動させることができる。
請求項2にかかる画像形成装置は、請求項1において、前記駆動ローラは、正逆回転可能なように制御されており、前記駆動ローラの正逆回転により、正逆方向に移動することを特徴とする。この構成によれば、例えば、スペースの都合上、大型の複写機をキャビネット等の前に設置して、キャビネットを使用する必要性が生じた際において、複写機をキャビネットの前方向に移動させてキャビネットの引出しを開いて使用し、キャビネット使用後には複写機を容易に元の位置に戻すことができる。
請求項3にかかる画像形成装置は、請求項1または2において、前記駆動ローラは、装置本体部における画像形成動作の際に駆動される駆動機構により動作可能とされていることを特徴とする。この構成によれば、駆動ローラを駆動させるためのモータ類等の駆動機構を別途設ける必要が無く、コストアップを抑えることができる。
請求項4にかかる画像形成装置は、請求項1または2または3において、前記駆動ローラには姿勢変更手段が付設され、駆動ローラが画像形成装置の据え付け面に接地した状態と、画像形成装置の据え付け面から離間した状態とになることを特徴とする。この構成によれば、未使用時には駆動ローラが画像形成装置の据え付け面に対して離間しているので、駆動ローラを損傷させず保護することができる。
本発明の画像形成装置によれば、キャスター台で支持された装置本体部を備えていて、画像形成装置の底面部に突設され、該装置本体部が具備する駆動機構により回転駆動される駆動ローラが設けられているので、例えば、大型複写機をスペースの都合上、普段あまり使用しないキャビネット等の前に設置して、キャビネットを使用する必要性が生じた際においても、ユーザー自信が、力を入れずとも極めて容易に移動させることができる。これにより、大型複写機の設置スペースの選択幅が広がり、スペースの有効利用ができるという効果を奏する。また、ユーザーがハンデキャップのある人、女性、高齢者等であっても、容易に大型複写機を移動させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1または図2は画像形成装置の一例である複写機1の概略構成を示す図であって、図1(a)、(b)は、外観構造を概略的に示す正面図と側面図、図2は、複写機1の内部構造を正面方向から概略的に示す断面図である。
これらの図において、複写機1は、画像形成動作を行う装置本体部100と、該装置本体部100に対して複写元となる原稿を供給する原稿搬送ユニット200と、装置本体部100を支持するキャスター台300と、キャスター台300で支持された装置本体部100の底面部Bに突設された駆動ローラ40を具備する駆動ローラ機構部500(詳細は後述)とを備えている。
装置本体部100には、外観視(図1参照)において、正面前方の上面部分に配置され、操作用のテンキーや表示パネルなどを具備する操作部としてのフロントパネル101(詳細は後述)と、作像部を覆う前扉102と、引き出しトレイ103、104、105と、排紙トレイ180とが備えられている。そして前記駆動ローラ40は、図1(b)に示すように、側面視において装置本体部の背面側Cの底面部Bに突設されている。さらに前記駆動ローラ40は、図1(a)に示すように、正面視において装置本体部100のコーナー部にそれぞれ取り付けられているキャスター台300、300の略中間部に配置されている。
すなわち、複写機1は、4つのキャスター台300のキャスターと1つの駆動ローラ40により支持され、駆動ローラ40が駆動することにより、図1(a)または図2において、前方向(紙面手前方向)と後方向(紙面奥方向)に移動する。この際、4つのキャスターは駆動ローラ40に対して従動する。
装置本体部100の内部機構について、図2に基づいて概略を説明する。この装置本体部100には、複写用紙を貯留する給紙カセット111,112を備える用紙貯留部110と、貯留用紙に対して原稿画像を形成する現像ユニット130及び定着ユニット140からなる作像部120と、原稿画像を読み取る原稿読取部150と、前記用紙貯留部110から前記排紙トレイ180まで用紙を搬送するための用紙搬送路160と、両面コピーの際に用いられる反転ユニット170とが備えられている。前記現像ユニット130は、感光体ドラム131、帯電部132、現像部133及びクリーニング部134を備えている。また定着ユニット140は、熱ローラ141及び圧ローラ142を備えている。
このような構成において、ユーザによりフロントパネル101でコピー動作が指示され、原稿搬送ユニット200から原稿が原稿読取部150に搬送され原稿画像が読み取られると、給紙カセット111、112のピックアップローラ113、114のいずれかが原稿サイズに応じて駆動され、用紙が用紙搬送路160を経由して作像部120へ導かれる。同時に、現像ユニット130の帯電部132により図中のA方向に回転する感光体ドラム131が一様に帯電され、原稿読取部150で読み取られた原稿画像に基づくレーザ走査ユニット(図示省略)からのレーザビームにより感光体ドラム131上に静電潜像が形成され、現像部133により静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。
このようにトナー像が形成された感光体ドラム131に向けて前記用紙が送られ、感光体ドラム131表面のトナー像が用紙に転写される。続いて、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム131から分離され、定着ユニット140の熱ローラ121と圧ローラ122との間に搬送されてトナー像が定着される。なお、前記転写の後、感光体ドラム131表面に残留している残留トナー等は、クリーニング部134により除去される。
熱ローラ121及び圧ローラ122のニップ部を通過した用紙は、そのまま排出ローラ対163によって排紙トレイ180に排出されるか、あるいは用紙搬送路161の分岐点に備えられた分岐部材162によって用紙の搬送方向が切り換えられて反転ユニット170に搬送され、用紙が反転された後、再び感光体ドラム131の転写位置で裏面側にトナー像が転写されて両面コピーされて排紙トレイ180に排出される。
上記のような構成において、感光体ドラム131の駆動源は、装置本体部100の背面側Cに設置されている駆動モータ59(図3参照)である。本実施形態では、かかる駆動モータ59が、駆動ローラ40の回転駆動用の駆動機構としても活用される構成とされている。
図3は、複写機1の底面部Bに突設された駆動ローラ40の駆動機構を説明するための要部の概略構成断面図である。図3(a)に示すように、駆動ローラ40の駆動機構は、駆動ローラ機構部500、中間駆動機構部501、駆動機構部502の3つの部分に大別される。図3(b)は、これらのうち、駆動機構部502を装置本体部100の上方から見た概略構成断面図である。
駆動ローラ機構部500は、装置本体100の底面部Bより下方に突設されている部分を指し、駆動ローラ40、駆動シャフト41、動力連繋ベルト巻架プーリ42、動力連繋ベルト43、駆動ローラ保持ステー401,402から構成される。駆動ローラ保持ステー401,402は、装置本体100内部のフレーム部材403にネジどめや溶接等により固定される。
中間駆動機構部501は、駆動ローラ機構部500の上方に配置される部分を指し、中間駆動シャフト44、動力連繋ベルト巻架プーリ45、動力連繋カサ歯車46,47、駆動ギア48,49、動力伝達ベルト50、動力伝達ベルト駆動プーリ51から構成される。
駆動機構部502は、中間駆動機構部501のさらに上方に配置される部分を指し、動力伝達ベルト駆動プーリ52、クラッチギア53、クラッチ54,55、クラッチシャフト56、駆動モータギア57、駆動モータシャフト58、駆動モータ59から構成される。なお、クラッチ55は感光体ドラム131の駆動を制御するためのクラッチである。
駆動ローラ40は、前述のように、装置本体部100の底面部Bに突設されていると共に、駆動ローラ保持ステー401,402により、装置本体部100内部の背面部(図1(b)のC)側に固定されている。このように構成することで、複写機の駆動モータは背面部側に設置されることが多いため、その駆動モータを駆動ローラ40の駆動源として流用できるとともに、駆動モータの駆動を短い距離で駆動ローラ40に伝えることができ、コストアップを抑えることができる。更に、図2に示すように引き出しトレイ103、104、105の長さは背面部Cまでには及ばないために、背面部Cの空間に駆動ローラ40の駆動機構を配置させることができ、装置本体100が大型化することを抑えることができる。
駆動シャフト41は、駆動ローラ40及び動力連繋ベルト巻架プーリ42と一体化されており、動力連繋ベルト43により動力連繋ベルト巻架プーリ42,45が連繋されている。中間駆動シャフト44は、駆動ローラ40の上方に配設され、一端部で動力連繋ベルト巻架プーリ45と一体化されている。すなわち、動力連繋ベルト43を介して、中間駆動シャフト44が回転すると駆動ローラ40が回転する。
動力連繋カサ歯車46は、中間駆動シャフト44の他端部で中間駆動シャフト44と一体化されている。動力連繋カサ歯車46は、他の動力連繋カサ歯車47と係合しており、動力連繋カサ歯車47は駆動ギア48と一体化されている。さらに、駆動ギア48は他の駆動ギア49と係合しており、駆動ギア49は動力伝達ベルト駆動プーリ51と一体化されている。
動力伝達ベルト50により、動力伝達ベルト駆動プーリ51、52が連結されている。すなわち、動力伝達ベルト駆動プーリ52の回転が、動力伝達ベルト50→動力伝達ベルト駆動プーリ51、駆動ギア49→駆動ギア48、動力連繋カサ歯車47→動力連繋カサ歯車46、中間駆動シャフト44の順に伝えられて行く。
動力伝達ベルト駆動プーリ52は、クラッチギア53、クラッチシャフト56と一体化されている。クラッチギア53は駆動モータギア57と係合しており、駆動モータ59の駆動が駆動モータシャフト58に伝えられ駆動モータシャフト58と一体化された駆動モータギア57が回転する。
ここで、クラッチ54の作用により、駆動ON(クラッチシャフト56が回転しクラッチギア53が回転)の場合は、クラッチギア53、動力伝達ベルト駆動プーリ52が回転する。一方、駆動OFF(クラッチシャフト56が空転しクラッチギア53は回転せず)の場合は、動力伝達ベルト駆動プーリ52は回転しない。
以上の構成において、駆動モータ59は正逆両方向に回転するように制御することが好ましい。このように構成することで、駆動ローラ40の回転方向を正逆両方向に変えることが可能となり、図1(a)、図2における装置本体100を紙面に対して手前方向、紙面に対して奥方向の両方に移動することが可能となる。
また、前述のように、駆動モータ59は感光体ドラム131の駆動源、すなわち画像形成動作の際に駆動される駆動機構であるが、この駆動モータ59を利用して駆動ローラ40を回転させるように構成することが好ましい。このように構成することで、駆動ローラ40を駆動するための新たな駆動モータが不要となるためにコストアップを抑えることができる。そして、感光体ドラム131が駆動している際には現像部133内の現像ローラも駆動するため、装置本体100が移動すると振動により現像剤の飛散等の懸念が発生する。そこで、クラッチ55の駆動がON(クラッチシャフト60が回転しクラッチギア61が回転)で、駆動モータ59で感光体ドラム131を駆動している際は、クラッチ54の駆動をOFF(クラッチシャフト56が空転しクラッチギア53は回転せず)とし、駆動ローラ40が回転しないように制御することが好ましい。
図4は、複写機1のフロントパネル(操作部)101の概略平面図である。操作部101は、複写の開始指示を行うスタートキー604、複写の中止等の指示を行うストップ/クリアキー605、複写条件を基本設定に戻す等の指示を行うリセットキー606、条件設定画面、条件設定一覧画面、現在の条件設定画面等を切り替えて液晶表示する表示部603、及び、その他の複数の操作キー等を備える。
そして、操作部101の前方移動矢印キー601を押下することにより複写機1は前側に移動し、後方移動矢印キー602を押下することにより複写機1は後側に移動し、元の設置位置に戻すことができる。
この際、制御部607は、前方移動矢印キー601,後方移動矢印キー602をユーザーが指先により押下している間のみ複写機1が移動し、前方移動矢印キー601,後方移動矢印キー602からユーザーの指先が離れると複写機1の移動が止まるように制御することが安全上好ましい。また、移動操作無効キーを別途設けて移動操作が無効に設定されている状態では、前方移動矢印キー601,後方移動矢印キー602を押下しても複写機1が移動しないように制御しても良い。複写機1の移動速度についても3〜5km/hour程度に設定することが安全上好ましい。
図5は、他の実施形態における駆動ローラ機構部500Aの要部概略正面図(a)と要部概略側面図(b)である。なお、図5(a)と(b)は要部を示す図であり、全ての部分を対応させて記載したわけではない。また、図3と同一符号を付している部分は、図3に示した駆動ローラ機構部500と同一部分を表しており、この同一部分については説明を省略する。
この駆動ローラ機構部500Aは、駆動ローラ40に対する姿勢変更手段としてのソレノイド410が付設されている点において、先の駆動ローラ機構部500と相違する。前記ソレノイド410は、駆動ローラ40を、複写機1の据え付け面に接地した第1の姿勢(図5(b)の実線参照)と、据え付け面から所定距離だけ離間させて退避状態とする第2の姿勢(図5(b)の点線参照)とに姿勢制御する役目を果たす。以下、この点について説明する。
駆動ローラ機構部500Aの駆動ローラ保持ステーは、先の駆動ローラ機構部500の駆動ローラ保持ステーとは異なり、第1保持ステー401,402と第2保持ステー404,405とから構成されている。第1保持ステー及び第2保持ステーには貫通孔が設けられており、貫通孔には円筒状の軸受(図示せず)が挿入され、その軸受に対してステー軸407が嵌合されている。これにより、駆動ローラ40、駆動シャフト41、第1保持ステー401,402等がステー軸407を回動中心として揺動可能に構成されている。
なお、第2保持ステー404,405には、折り曲げ部からなる当たり板406が、第1保持ステー401,402の側端縁と干渉するように設けられている。すなわち、図5(b)にも示すように、当たり板406に対して第1ステー402の上部側端縁が干渉する位置関係とされており、第1ステー402の揺動が規制される(図5(b)において、紙面左方向には揺動するが、紙面右方向には揺動できない)ように構成されている。この当たり板406は、装置本体部100の後方側に配置されており、これにより駆動ローラ40は装置本体部100の後方側には揺動できないようになっている。
図5(b)に示すように、駆動ローラ40の後方上部には、姿勢変更手段としてのソレノイド410が配置されている。ソレノイド410は出力ステー408を備え、電磁的作用により前記出力ステー408が出没自在とされた駆動源である。前記出力ステー408は第1保持ステー402に対して出力ステー軸409により揺動可能な構成とされている。この構成は、図5(a)には図示していないが、上述のステー軸407を回動中心とした揺動可能な構成と同一である。
以上のような構成の駆動ローラ機構部500Aによれば、ソレノイド410の出力ステー408が突出している状態では、図5(b)実線に示すように、出力ステー408にて押圧されるので、駆動ローラ40は複写機1の据え付け面に接地した第1の姿勢とされる。このとき、前述のよう当たり板406の存在により、駆動ローラ40は装置本体部100の後方側には揺動しない。
他方、ソレノイド410の出力ステー408が没している状態では、図5(b)点線に示すように、出力ステー408により第1ステー402が矢印D方向に牽引されて回動するので、駆動ローラ40は据え付け面から所定距離だけ離間させて退避状態とされた第2の姿勢となる。
以上のように構成することで、普段は駆動ローラ40を退避状態である第2の姿勢としておくことで、例えば、サービスマン等が複写機1を横方向や斜め方向に動かす必要がある場合においても、駆動ローラ40は複写機1の据え付け面に接地していないので、複写機1はキャスター台300のキャスターのみにより全ての方向に移動可能となる。この際、駆動ローラ40は接地していないので、駆動ローラ40に無理な力が加わらず損傷することがない。
そして操作部101の前方移動矢印キー601,後方移動矢印キー602をユーザーが押下したときにのみ、ソレノイド410の出力ステー408を突出させて駆動ローラ40を据え付け面に接地する第1の姿勢とすることで、ユーザーの操作部101の操作により、複写機1は前方または後方に駆動ローラ40により移動可能となる。
画像形成装置の一例である複写機1の概略構成を示す図であって、(a)はその正面図を、(b)その側面図をそれぞれ示している。 本実施形態にかかる複写機1の内部構造を正面方向から概略的に示す断面図である。 複写機1の底面部Bに突設された駆動ローラ40の駆動機構を説明するための要部の概略構成断面図である。(a)は内部構造を正面方向から概略的に示す断面図であり、(b)は駆動機構部502のみを装置本体部100の上方から見た概略断面図である。 複写機1のフロントパネル(操作部)101の概略平面図である。 他の実施形態にかかる駆動ローラ機構部500Aの要部概略正面図(a)と要部概略側面図(b)である。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
100 装置本体部
300 キャスター台
400、400A 駆動ローラ機構部
40 駆動ローラ
41 駆動シャフト
44 中間駆動シャフト
43 動力連繋ベルト
50 動力伝達ベルト
59 駆動モータ
410 ソレノイド

Claims (4)

  1. キャスター台で支持された装置本体部を備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置の底面部に突設され、該装置本体部が具備する駆動機構により回転駆動される駆動ローラが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動ローラは、正逆回転可能なように制御されており、前記駆動ローラの正逆回転により、正逆方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動ローラは、装置本体部における画像形成動作の際に駆動される駆動機構により動作可能とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動ローラには姿勢変更手段が付設され、駆動ローラが画像形成装置の据え付け面に接地した状態と、画像形成装置の据え付け面から離間した状態とになることを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。

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