JP2010081491A - 可動操作部及び固定機構を備える装置 - Google Patents

可動操作部及び固定機構を備える装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置を使用するにあたり、この装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない。
【解決手段】画像形成装置Aは、回動自在に設けられた操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジションに回動されると回転する第1のギヤ100及び第2のギヤ110を備え、第2のギヤ110にはこれらのギヤが回転するとスイッチ120に当接するレバー112が設けられ、スイッチ120はレバー112が当接したことを制御部130に送信する。制御部130は、スイッチ120からの電気信号に従い、ストッパー部材160がキャスターCAの車輪に当接して押圧するようにモータ140を作動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナー像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置を含む装置に関し、特に、操作パネル等の操作部が装置に対して回動自在に設けられ、そのような可動操作部を備える装置が使用中に不用意に移動することを抑制する技術に関する。
OA機器の1つとして、トナー像を形成する画像形成装置である複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機が広く用いられている。このような画像形成装置では、通常、露光プロセスにて感光体のような像担持体上に静電潜像を形成し、現像プロセスにてこの静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、転写プロセスにてこの可視トナー像を記録紙等の記録媒体に転写し、或いは一旦中間転写ベルト等の中間転写体に1次転写しこの中間転写体から記録媒体に2次転写し、定着プロセスにてこのように記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させることができる。
このような画像形成装置のような大型のOA機器、例えば体積が1立方メートル程度の大きさの装置の多くは、相当の重量(100kg〜400kg)となる場合が多い。このため、このような装置には、作業者により設置場所まで運搬されるときに容易に動かせるように、キャスターを備えていることがある。設置場所まで運搬するときは、このキャスターによって大型の装置を容易に動かせることができ、設置場所まで運搬した後は、キャスターに設けられたロック機構によってキャスターを回転防止状態にすることにより、装置が設置場所から移動しないようにすることができる。上述した画像形成装置のような装置は、底面が略四角形となっており、それぞれの角付近にキャスターが取り付けられており、画像形成装置全体を4つのキャスターで支持するような構成となっていることが一般的である。
ところで、このようなキャスターを備える画像形成装置は、装置の設置面である床面とキャスターの接触部分だけで装置を支持するので、摩擦が小さくなっている。そのため、地震等による揺れによって衝撃を受けると、(キャスターがロックされていない場合には当然であるが)キャスターがロックされているにも関わらず、装置が床面を滑走して移動する可能性がある。この時、床面に突起物等があると、キャスターがその突起物に突き当たり、装置が転倒する可能性がある。このような画像形成装置の不用意な移動及び転倒を防止するために、転倒防止機構が用いられることがある。例えば、特開2001−28485号公報(特許文献1)は、簡単に設置でき、装置内部にスペースを取らないで済む転倒防止機構を開示する。
この特許文献1に開示された転倒防止機構は、装置本体下部に設けた支持脚で装置本体の転倒を防止する転倒防止機構であって、支持脚を複数有し、それらの複数の支持脚を1つの操作レバーの操作で作動させて装置本体の転倒を防止するための位置へ駆動可能とする連動装置を有する。
この転倒防止機構によると、1つの操作レバーで転倒防止用の支持脚を操作できるので、操作の煩わしさがなく、簡単に設置できる。例えばキャスターにストッパーを備える場合に複数のキャスターのストッパーをロックする操作を必要としないで、1つの操作レバーで転倒防止用の支持脚を操作できる。
特開2001−28485号公報
しかしながら、特許文献1に開示された転倒防止機構であっても、画像形成装置等の装置を所定の位置に設置した後に、この操作レバーを操作する必要がある。
ところで、画像形成装置等の装置を使用する際には、ユーザの操作性を向上するために操作パネル(複写モード選択ボタン、複写枚数設定ボタン等を含むタッチパネル等で形成されるパネル)が回動自在に設けられることがある。この操作パネルは、使用時以外の梱包時や搬送時には装置筺体に沿わせるように回動して梱包体積を小さくするとともに梱包や搬送の邪魔にならないようにして、使用時にはユーザが操作しやすいように装置筺体から飛び出すように回動される場合がある。すなわち、このような操作パネルは装置を使用する前のタイミングでポジションが変更される。一方、所定位置に装置を搬送した後であって使用する前のタイミングで装置の転倒防止対策を施したい。これら2つのタイミングは類似するタイミングである。しかしながら、特許文献1に開示された転倒防止機構を含めて、これらの2つのタイミングに関連を見出し、装置の不用意な移動を抑制する対策を施す技術は見出せない。
そこで本発明は、画像形成装置等の室内に設置される装置であって、この装置を使用する時以外の格納ポジションが少なくとも定められた可動操作部を備える装置であって、この装置を使用するにあたり装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない固定機構(移動抑制部材)を備える装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するため本発明は以下に示す装置を提供する。
室内に設置される装置であって、装置を使用する時以外の格納ポジションが少なくとも定められた可動操作部を備える装置であって、
装置を固定する固定ポジションと固定しない自由ポジションとを切換え可能な固定機構と、
可動操作部が格納ポジションから格納ポジションでないポジションに変更されたことに連動して、固定機構を自由ポジションから固定ポジションへ変更する変更機構とを含む。
この装置(例えば画像形成装置)が備える可動操作部は、装置を使用する時以外の格納ポジションが少なくとも定められている。固定機構は、固定ポジションで装置を固定して、自由ポジションで装置を固定しない。装置が固定される固定ポジションでは装置の不用意な移動を抑制できる。変更機構は、可動操作部が格納ポジションから格納ポジションでないポジションに変更されたことに連動して、固定機構を自由ポジションから固定ポジションへ変更する。これにより、装置を使用する時以外の格納ポジション(装置が梱包されたり搬送されたりするポジション)からその格納ポジション以外のポジション(装置を使用するポジション)に可動操作部のポジションが変更されると、ユーザによる特別な固定機構に対する操作を必要としないで、固定機構が自由ポジションから固定ポジションへ変更される。その結果、この装置を使用するにあたり装置が不用意に移動することを抑制するための固定機構に対する操作をユーザが特別に行なうことを必要としないで済む。
装置はその底面にキャスターを備えるように構成できる。その場合、固定機構は、キャスター近傍に設けられ、キャスターの車輪に当接する固定ポジションと、キャスターの車輪から離隔する自由ポジションとを切換え可能な当接部材を含むように構成できる。
この装置がキャスターを備える場合においては、固定機構が固定ポジションのときには当接部材(例えばストッパー)がキャスターの車輪に当接するので、装置が不用意に移動することを抑制できる。固定機構が自由ポジションのときには当接部材がキャスターの車輪から離隔するので、相当の重量がある装置を容易に搬送することができる。
装置はその底面と室内の床面との間に空間を備えるように構成できる。その場合、固定機構は、装置の底面に設けられ、室内の床面に当接するように底面から突出する固定ポジションと、室内の床面から離隔する自由ポジションとを切換え可能な当接部材を含むように構成できる。
この装置がその底面と室内の床面との間に空間を備える場合においては、固定機構が固定ポジションのときには当接部材(例えばアジャスター)が床面に当接するので、装置が不用意に移動することを抑制できる。固定機構が自由ポジションのときには当接部材が床面から離隔するので、相当の重量がある装置の搬送に支障が発生することを抑制できる。
変更機構は、
可動操作部が格納ポジションから格納ポジションでないポジションに変更されたことを検知する検知部と、
当接部材のポジションを電気的に切換える切換部と、
可動操作部のポジションが変更されたことを検知部が検知したことに連動して、切換部を動作させる制御部とを含むように構成できる。
可動操作部のポジションが格納ポジションから非格納ポジションへ変更されたことを検知部が検知すると、当接部材(例えばストッパー又はアジャスター)のポジションが電気的に自由ポジションから固定ポジションへ変更される。ユーザによる特別な固定機構に対する操作を必要としないで、固定機構が自由ポジションから固定ポジションへ変更できる。
変更機構は、可動操作部のポジションが変更されたことに連動して、当接部材のポジションを機械的に切換える切換部を含むように構成できる。
可動操作部のポジションが格納ポジションから非格納ポジションへ変更されたことに連動して、当接部材(例えばストッパー又はアジャスター)のポジションが機械的に自由ポジションから固定ポジションへ変更される。ユーザによる特別な固定機構に対する操作を必要としないで、固定機構が自由ポジションから固定ポジションへ変更できる。
可動操作部は、操作パネルであって、装置に対して操作パネルが回動自在に設けるように構成できる。操作パネルを格納ポジションから他のポジションへ回動させるときは、この装置を使用するときであって、この装置の不用意な移動を固定機構により抑制したいときである。操作パネルを回動させるユーザの操作(この装置を使用するという意思表示としての操作)を行なうだけで、固定装置を用いた装置の不用意な移動を抑制することができる。
なお、装置は、電子写真方式の画像形成装置とすることができる。
以上説明したように本発明によると、画像形成装置等の室内に設置される装置であって、この装置を使用する時以外の格納ポジションが少なくとも定められた可動操作部を備える装置であって、この装置を使用するにあたり装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない固定機構(移動抑制部材)を備える装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。以下の説明では、本実施の形態に係る可動操作部(可動操作パネル)及び固定機構(使用中における装置の不用意な移動を抑制するストッパー又はアジャスター)を備える装置は、その一例として画像形成装置であるとする。以下においては、固定機構及び移動抑制部材は、装置の不用意な移動を抑制する機能をともに発現するという観点から、特に区別しないで用いる場合がある。
<第1の実施の形態>
[画像形成装置の全体構造]
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。
図1は、画像形成装置Aの正面図であって、図2はその画像形成装置Aの側面図である。図1及び図2に示す画像形成装置Aは、画像読取装置Sを備えた複写機であるが、ファクシミリ機の機能及びコンピュータ等から供給される画像情報に応じてプリントするプリンタ機能も併せ持つ複合機とも言えるものである。以下においては、記録媒体は記録紙として説明する。
図1及び図2の画像形成装置Aは、画像形成を行なう画像形成部B及びその下の記録紙収容カセットC1〜C4を有する記録紙カセット部CSを含んでいる。画像読取装置Sは画像形成を行なう画像形成部Bの上方に位置している。画像読取装置Sには原稿自動搬送装置ADF及び操作パネルPAが搭載されている。
原稿自動搬送装置ADFは開閉可能で、画像読取装置Sの原稿載置台であるガラス板g1上に配置される原稿を覆うカバーを兼ねている。操作パネルPAには、複写画像形成やファクシミリ送信等の指示を行なうスタートキー、画像形成枚数等を設定するテンキー等のキー群Ke等のほか、液晶表示部Dも搭載されている。液晶表示部Dは、ユーザによるキー操作を反映表示したり、ユーザへの指示メニューを表示したり、画像形成を行なう画像形成部B等からの情報を表示したりすること等に用いられる。
画像読取装置Sは、原稿台ガラスg1上に静止配置される原稿の画像を光学的に読み取ることができるほか、原稿自動搬送装置ADFにてその原稿載置トレイa1から搬送され、原稿排出トレイa2へ排出され、その途中で画像読取装置Sの原稿流し撮り用ガラス板g2に沿って移動する原稿の画像を光学的に読み取ることもできる。
画像読取装置Sで読み取られた画像のデータは画像形成を行なう画像形成部Bへ送られ、そこでの画像形成に供されるか、或いはファクシミリ送信に供される。図示省略のコンピュータ等から送信されてくる画像データは、画像形成部Bへ送られ、そこでの画像形成に供される.
画像形成部Bは、電子写真方式により記録紙上にトナー画像を形成するものである。本実施の形態に係る画像形成装置Aにおける画像形成部Bは、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kを中間転写ベルト4に沿って配列し、各画像形成部により形成されるトナー像を中間転写ベルト4に1次転写し、中間転写ベルト4上に重ねて1次転写された多重トナー像をいずれかのカセットから供給される記録紙Pに2次転写し、定着装置7で定着させてカラー画像を得ることができる、所謂タンデム型のフルカラータイプである。トナー画像が定着された記録紙Pは排出トレイTに排出される。
画像形成部Bは、モノクロ画像を形成することもできるし、いずれか2つ又は3つの画像形成部を用いて画像形成することもできる。なお、画像形成装置Aは、4サイクル型カラータイプであっても、そもそもモノクロタイプであっても構わない。
画像形成部Bには、上述の通り、中間転写ベルト4を有しており、この中間転写ベルト4は、駆動ローラ31とこれに対向するローラ32に巻き掛けられ、駆動ローラ31がベルト駆動部により駆動されることで図中反時計方向(図中矢印方向)に回転することができる。
ローラ32上の中間転写ベルト4に当接して、中間転写ベルト4上の2次転写残トナー等を清掃するクリーナが臨んでいる。駆動ローラ31上の中間転写ベルト4に当接して、2次転写ローラ5が臨んでいる。
2次転写ローラ5は、中間転写ベルト4との間にニップ部を形成し、中間転写ベルト4の回転に従動して、或いは、このニップ部に送り込まれる記録紙Pの移動に従動して回転する。2次転写ローラ5には、2次転写バイアス電源から2次転写バイアスを印加することができる。
2次転写ローラ5の下方には、タイミングローラ6が配置されており、さらにその下方に、既述の記録紙収容カセット群がある。2次転写ローラ5の上方には既述の定着装置7が配置されている。
中間転写ベルト4を巻き掛けた駆動ローラ31及びローラ32の間には、中間転写ベルト4に沿って、ローラ32から駆動ローラ31に向けて、既述のイエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kが、この順序で配置されている。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、ドラム型の感光体11を備えており、この感光体11の周囲に、帯電器、画像露光装置、現像器、1次転写ローラ2、感光体11上の1次転写残トナー等を除去清掃するクリーニング装置等がこの順序で配置されている。
各画像形成部においては、感光体11、帯電器、現像器及びクリーニング装置を含むプロセスカートリッジが形成されている。すなわち、イエロー画像形成部Yを形成するためのイエロープロセスカートリッジYC、マゼンタ画像形成部Mを形成するためのマゼンタプロセスカートリッジMC、シアン画像形成部Cを形成するためのシアンプロセス、カートリッジCC、ブラック画像形成部Kを形成するためのブラックプロセスカートリッジKCである。各プロセスカートリッジは複写機本体(画像形成部Bの本体)に対し着脱可能である。
1次転写ローラ2は、中間転写ベルト4を間にして感光体11に対向しており、中間転写ベルト4の走行に従動回転する。1次転写ローラ2には、感光体11上に形成されるトナー像を中間転写ベルト4へ1次転写するための1次転写バイアスを1次転写バイアス電源から印加できる。
露光装置は、画像読取装置Sや図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームを用いて感光体11に画像露光を施す。各画像形成部における感光体11は、ここでは負帯電性の有機感光体であり、図示省略の感光体駆動モータにて回転駆動される。各画像形成部における帯電器には、図示省略の帯電電源から所定のタイミングで帯電電圧を印加できる。
各画像形成部における現像器は、本実施の形態においては、負帯電性トナーを採用するもので、感光体11上に形成される静電潜像を、図示省略の現像バイアス電源から現像バイアス電圧が印加される現像ローラで反転現像することができる。
画像形成部Bでは、上述の通り、Y、M、C、Kの画像形成部のうち1又は2以上を用いて画像を形成することができる。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを中間転写ベルト4に1次転写する。すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体11が所定方向に回転駆動され、帯電器にて表面が一様に所定電位に帯電せしめられた感光体11の帯電域に画像露光装置からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体11上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像器の現像バイアスが印加された現像ローラにて現像されて可視イエロートナー像となり、この可視イエロートナー像が1次転写ローラ2にて中間転写ベルト4上に1次転写される。このとき、1次転写ローラ2には図示省略の電源装置から1次転写バイアス電圧が印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいて可視マゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト4に転写され、シアン画像形成部Cにおいて可視シアントナー像が形成されて中間転写ベルト4に転写され、ブラック画像形成部Kにおいて可視ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト4に転写される。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの可視トナー像は、これらが中間転写ベルト4上に重ねて転写されるタイミングで形成される。中間転写ベルト4上に形成された多重トナー像は、中間転写ベルト4の回動により2次転写ローラ5へ向け移動する。
一方、記録紙Pがいずれかの記録紙収容カセットから図示省略の記録紙供給ローラにて引き出され、タイミングローラ6へ供給され、待機している。タイミングローラ6のところで待機する記録紙Pは、中間転写ベルト4にて送られてくる多重トナー像に合わせて中間転写ベルト4と2次転写ローラ5とのニップ部へ供給されるようにタイミングローラ6が記録紙Pを搬送開始することにより、このニップ部へ送り込まれ、図示省略の電源から2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ5にて多重トナー像が記録紙P上に2次転写される。
その後、記録紙Pは定着装置7に通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録紙Pに定着され、トレイTへ排出される。中間転写ベルト4上に残留する2次転写残トナー等は、クリーナにより除去清掃され、各画像形成部において感光体11上に残留する1次転写残トナー等はクリーニング装置の感光体11に接触するクリーニングブレードにより除去清掃される。以上のようにして画像形成される。
このような構造を備え、上述した動作を行なう画像形成装置Aの重量は、100kg〜400kg程度と重いものである。このため、画像形成装置Aには、その搬送のために、キャスターCAを備える。キャスターCAは、画像形成装置Aの底面に4つ設けられている。画像形成装置Aの底面部は略四角形となっており、キャスターCAは、底面の4つある角近辺にそれぞれ1つずつ取り付けられている。このキャスターCAは、車輪と、その車輪を受ける軸受けと、軸受けの支持部材と、車輪が床面で360度回転自在(前方、後方、右側方及び左側方)に動けるように、支持部材を保持する回転部とから構成される。設置場所へ画像形成装置Aを搬送する場合には、このキャスターCAの車輪を転動させる。
また、この画像形成装置Aの操作パネルPAは、図2に示すように、操作パネルPAの奥側の一端を中心として、矢示X方向と矢示Y方向とに回動可能に設けられている。操作パネルPAが矢示Y方向にあって画像形成装置Aの筺体に沿わせているときを、操作パネルPAが格納ポジションにあるという。画像形成装置Aの使用時以外である梱包時や搬送時に、操作パネルPAはこの格納ポジションにセットされる。この格納ポジションにおいては、画像形成装置Aの筺体に操作パネルPAを沿わせて梱包体積を小さくするとともに梱包や搬送の邪魔にならないようにしている。一方、使用時にはこの格納ポジションから、矢示X方向に回動されて、格納ポジション以外のポジション(以下、非格納ポジションと記載する)にセットされる。この非格納ポジションにおいては、ユーザが操作パネルPAを操作しやすいように、画像形成装置Aの筺体から飛び出すように、かつ、ユーザが設定する任意の角度において(回動がロックされて)固定される。以下の説明においては、非格納ポジションは操作パネルPAが略90度引き起こされた状態であるものとして説明する(ただし、非格納ポジションが、操作パネルPAが略90度引き起こされた状態に限定されるものではない)。なお、この操作パネルPAの回動は、ユーザの手動操作によって行われるものとするが、電気モータ等を用いて操作ボタンをユーザが操作することにより、矢示X方向及び矢示Y方向のいずれかの方向に回動するようにしても構わない。
本実施の形態に係る画像形成装置Aは、上述したようにキャスターCAを備え、かつ、回動可能な操作パネルPAを備える。画像形成装置Aは、不用意な移動を抑制する移動抑制部材(ストッパー)をさらに備え、そのストッパーが操作パネルPAのポジションに連動して作動することを特徴とする。(1)操作パネルPAのユーザによる視認性を向上させるために、(2)操作パネルPAにおいてこの画像形成装置Aを使用するユーザがログイン(指紋認証を含んでもよい)するために、(3)この画像形成装置Aが所定位置まで搬送された後にイメージングユニットを本体内にセットするために前扉を開くために、操作パネルPAは格納ポジションから非格納ポジションへ回動される。このため、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジションへ回動されるタイミングは、画像形成装置Aの使用時であって(梱包時でも搬送時でもない)、ストッパーを作動させるタイミングでもある。このため、本実施の形態に係る画像形成装置Aは、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジションへ回動されたことに連動して、ストッパーを作動させる。以下、これについて詳しく説明する。
[画像形成装置の内部構造]
図3及び図4を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置Aの内部構造について説明する。なお、以下において説明する内部構造は、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジションに回動されたことに連動して、この画像形成装置Aの不用意な移動を抑制するストッパーを作動させる構造のみを示すものである。
図3及び図4は、本実施の形態に係る画像形成装置Aの内部構造の一部を示す側面図である。図3は、操作パネルPAが格納ポジションでありストッパーが自由ポジション(詳しくは後述する)の状態を示し、図4は、操作パネルPAが非格納ポジションでありストッパーが固定ポジション(詳しくは後述する)の状態を示す。
図3及び図4に示すように、操作パネルPAは、図示しない蝶番により画像形成装置Aの前部筺体に連結されている。この蝶番により図2に示す矢示X方向と矢示Y方向とに回動可能である。操作パネルPAの回動中心には、その中心軸を回動中心に合致させ操作パネルPAの回動と連動して回転する第1のギヤ100が設けられている。さらに、この第1のギヤ100に噛合するように第2のギヤ110が設けられている。この第2のギヤ110には、その円周方向外側にレバー112が設けられている。このレバー112は、操作パネルPAが格納ポジションであるときにはスイッチ120に当接しないで(図3の状態)、操作パネルPAが矢示X(1)方向に回動されて非格納ポジションになると、第1のギヤ100が時計回りに回転され、第2のギヤ110が反時計回りに回転され、レバー112が矢示X(2)方向に回動されて、スイッチ120に当接する(図4の状態)。
スイッチ120は、例えば近接センサであって電気信号を出力する。スイッチ120は、電気信号(スイッチ120にレバー112が当接するまではL(Low)レベルであってスイッチ120にレバー112が当接するとH(High)レベルになる信号)を送信するケーブルにより制御部130に接続されている。制御部130は、演算ユニット及び後述するモータ作動時間等を記憶する記憶ユニットとを含む。制御部130は、モータ制御信号(Lレベルでモータを停止させて、Hレベルでモータを作動させる信号)を送信するケーブルによりモータ140に接続されている。制御部130は、電気信号がLレベルからHレベルになると、設定された時間(記憶ユニットに記憶されている時間)だけ、Lレベルのモータ制御信号をHレベルに制御する。モータ140は、制御信号がHレベルの時間だけ、供給された電力により回転軸を回転させる。
モータ140の回転軸は、図示しないリンク機構等によりストッパー連結部材150に機械的に連結され、ストッパー連結部材150は少なくとも2個のキャスターCAの車輪が転動しないように車輪に当接して押圧する当接部材であるストッパー部材160が設けられている。モータ140は、制御信号がHレベルの時間だけ回転軸を回転させる。モータ140の回転軸が回転すると、図3及び図4に示すようにストッパー連結部材150及びストッパー部材160が斜め下方に動作して、キャスターCAの車輪が転動しないようにストッパー部材160が車輪を当接して押圧する。これにより、ストッパー部材160が、自由ポジションから固定ポジションに変更される。
[操作パネル及びストッパーの動作]
図3及び図4を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置Aの操作パネルPAの回動動作に連動するストッパー部材160の動作について説明する。
図3に示すように、操作パネルPAが格納ポジションであるときに(このときストッパー部材160は自由ポジション)、ユーザがこの画像形成装置Aを使用するために、操作パネルPAを矢示X(1)方向に回動させて、操作パネルPAを画像形成装置Aの筺体から引き起こす。この矢示X(1)方向への操作パネルPAの回動に連動して(非格納ポジションになると)、第1のギヤ100が時計回りに回転する。第1のギヤ100が時計回りに回転すると、第1のギヤ100に噛合する第2のギヤ110が反時計回りに回転され、レバー112が矢示X(2)方向に回動されて、スイッチ120に当接する(図4の状態)。
スイッチ120は、レバー112が当接するまではLレベルであった電気信号をHレベルに変更する。この電気信号は、制御部130に送信される。制御部130は、電気信号がLレベルからHレベルになると、Lレベルのモータ制御信号をHレベルに変更する。これにより、モータ140が、ストッパー連結部材150及びストッパー部材160が斜め下方に動作する方向に回転する。この方向にモータ140が回転すると、ストッパー部材160がキャスターCAの車輪を当接して押圧して、キャスターCAの車輪が転動しないようになる(このときストッパー部材160は固定ポジション)。この結果、この画像形成装置Aの使用時においては、ストッパー部材160がキャスターCAの車輪を当接して押圧していることにより、画像形成装置Aの不用意な移動を抑制することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る可動操作パネル及び不用意な移動を抑制するストッパーを備えた画像形成装置によると、画像形成装置Aの使用時であって(梱包時でも搬送時でもない)、ストッパーを作動させるタイミングでもある操作パネルが格納ポジションから非格納ポジションに回動されたことに連動して、ストッパーを電気的に作動させる。このため、この画像形成装置を使用するにあたり画像形成装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない。
なお、上述した実施の形態においては、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジションへ回動されたときに、ストッパー部材160がモータ140によりキャスターCAの車輪に当接して押圧することにより、この画像形成装置Aの移動を抑制することについて説明したが、以下の機能を付加しても構わない。操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されると、スイッチ120が当接していたレバー112が離隔したことを検知するので、制御部130に送信される電気信号がHレベルからLレベルに変化する。制御部130は、Hレベルであった電気信号がLレベルに変化すると、モータ140を所定時間だけ逆回転(キャスターCAの車輪に当接して押圧しているストッパー部材160がキャスターCAの車輪から離隔する方向にストッパー連結部材150が動作する方向の回転)させる。このようにすると、操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されたときに、キャスターCAの車輪に当接して押圧していたストッパー部材160がキャスターCAの車輪から離隔することにより、この画像形成装置Aの移動の抑制が解除されて、キャスターCAを用いて画像形成装置Aを容易に搬送することができる。
さらに、上述した実施の形態においては、操作パネルPAが格納ポジションであるときにスイッチ120にレバー112が当接せず、操作パネルPAが非格納ポジションになるとスイッチ120にレバー112が当接するものであったが、以下のようにしても構わない。操作パネルPAが格納ポジションであるときにスイッチ120にレバー112が当接して、操作パネルPAが非格納ポジションになるとスイッチ120にレバー112が当接しない。すなわち、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジション側に少しでも回動されると、スイッチ120が当接していたレバー112が当接しなくなったことを検知して電気信号を制御部130に出力する。この信号を受信した制御部130は、ストッパー連結部材150及びストッパー部材160が斜め下方に動作する方向にモータ140を回転させる。これにより、操作パネルPAが少しでも格納ポジションから回動されると(操作パネルPAはX方向の任意の位置で回動を停止できロックされることに対応して)、ストッパー部材160を作動させることができる。
<第2の実施の形態>
以下に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置について、図を参照して説明する。なお、対象となる画像形成装置Aは同じである(そのため画像形成装置Aについての詳細な説明は繰り返さない)。上述した第1の実施の形態に係る画像形成装置Aが電気的なアクチュエータであるモータ140を使用して、ストッパー部材160を作動させていたことに対して、本実施の形態における画像形成装置Aは、機械的なアクチュエータ(ワイヤー、リンク、ベルト等)を使用して、ストッパー部材160を作動させる点が異なる。それ以外の構造は上述の第1の実施の形態と同じであるので、それらについては同じ参照符号を付して、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
[画像形成装置の内部構造]
図5に、図3に対応する画像形成装置Aの内部構造を示す側面図を、図6に、図4に対応する画像形成装置Aの内部構造を示す側面図を、それぞれ示す。図5は、操作パネルPAが格納ポジションでありストッパーが自由ポジションの状態を示し、図6は、操作パネルPAが非格納ポジションでありストッパーが固定ポジションの状態を示す。
図5及び図6に示すように、第2のギヤ110にはレバー112を備えない。この第2のギヤ110には、第2のギヤ110の回転により巻き取ることが可能なように、その円周方向外側にワイヤー200の一端が取り付けられている。このワイヤー200は、操作パネルPAが格納ポジション(図5の状態)から非格納ポジション(図6の状態)になると、第1のギヤ100が時計回りに回転され、第2のギヤ110が反時計回りに回転され、ワイヤー200が上方へ巻き取られる。
ワイヤー200の他端は、少なくとも2個のキャスターCAの車輪が転動しないように車輪に当接して押圧する当接部材であるストッパー部材230及びストッパー部材231をその円周状に備えた円筒部材210及び円筒部材211に取り付けられている。より詳しくは、図7に示すように、ワイヤー200の他端は、円筒部材210の回転中心軸212からずらした位置に立設されたワイヤー固定軸220に固定されている。なお、ストッパー部材230が取り付けられた円筒部材210においてはワイヤー固定軸220に固定されたワイヤー200は、さらに、ストッパー部材231が取り付けられた円筒部材211のワイヤー固定軸221に連結されており、1本のワイヤー200で2ヶ所のキャスターCAに対応するストッパー部材230及びストッパー部材231を作動させることができる。
操作パネルPAが格納ポジション(図5の状態)から非格納ポジション(図6の状態)になると、第1のギヤ100が時計回りに回転され、第2のギヤ110が反時計回りに回転され、ワイヤー200が上方へ巻き取られる。ワイヤー200が上方に巻き取られると、図5、図6及び図7に示すように、円筒部材210及び円筒部材211が時計回りに回転するように、ワイヤー200がワイヤー固定軸220及びワイヤー固定軸221を引っ張る。円筒部材210及び211が時計回りに回転すると、ストッパー部材230及びストッパー部材231が時計回りに回動して、キャスターCAの車輪が転動しないようにストッパー部材230及びストッパー部材231がキャスターCAの車輪を当接して押圧する。これにより、ストッパー部材230及びストッパー部材231が、自由ポジションから固定ポジションに変更される。
[操作パネル及びストッパーの動作]
図5、図5及び図7を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置Aの操作パネルPAの回動動作に連動するストッパー部材230及びストッパー部材231の動作について説明する。
図5に示すような操作パネルPAが格納ポジション(このときストッパー部材230及びストッパー部材231は自由ポジション)であるときに、ユーザがこの画像形成装置Aを使用するために、操作パネルPAを矢示X(1)方向に回動させて、操作パネルPAを画像形成装置Aの筺体から引き起こす。この矢示X(1)方向への操作パネルPAの回動に連動して(非格納ポジションになると)、第1のギヤ100が時計回りに回転する。第1のギヤ100が時計回りに回転すると、第1のギヤ100に噛合する第2のギヤ110が反時計回りに回転され、ワイヤー200が上方に巻き取られる。
ワイヤー200が上方に巻き取られると、図5、図6及び図7に示すように、円筒部材210及び円筒部材211が時計回りに回転する。円筒部材210及び211が時計回りに回転すると、ストッパー部材230及びストッパー部材231が時計回りに回動して、キャスターCAの車輪が転動しないようにストッパー部材230及びストッパー部材231が車輪を当接して押圧して、キャスターCAの車輪が転動しないようになる(このときストッパー部材230及びストッパー部材231は固定ポジション)。この結果、この画像形成装置Aの使用時においては、ストッパー部材230及びストッパー部材231がキャスターCAの車輪を当接して押圧していることにより、画像形成装置Aの不用意な移動を抑制することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る可動操作パネル及び不用意な移動を抑制するストッパーを備えた画像形成装置によると、画像形成装置Aの使用時であって(梱包時でも搬送時でもない)、ストッパーを作動させるタイミングでもある操作パネルが格納ポジションから非格納ポジションに回動されたことに連動して、ストッパーを機械的に作動させる。このため、この画像形成装置を使用するにあたり画像形成装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない。
なお、操作パネルPAを非格納ポジションから格納ポジションへ回動するときには以下のようになる。ユーザが手動でストッパー部材230及びストッパー部材231を固定ポジションから自由ポジションに変更してから、操作パネルPAを非格納ポジションから格納ポジションへ回動する。または、以下のような弾性戻り機能を付加することもできる。ストッパー部材230及びストッパー部材231が自由ポジションに戻るような弾性部材(ばね等)を、ストッパー部材230及びストッパー部材231と画像形成装置Aの底面との間に設ける。操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されると、上方に引っ張られていたワイヤー200が緩み、ばねの弾性力によりストッパー部材230及びストッパー部材231が固定ポジションから自由ポジションへ変更される。このようにすると、操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されたときに、キャスターCAの車輪に当接して押圧していたストッパー部材230及びストッパー部材231がキャスターCAの車輪から離隔することにより、この画像形成装置Aの移動の抑制が解除されて、キャスターCAを用いて画像形成装置Aを容易に搬送することができる。
<第3の実施の形態>
以下に、本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置について、図を参照して説明する。なお、対象となる画像形成装置Aは同じである(そのため画像形成装置Aについての詳細な説明は繰り返さない)。上述した第1の実施の形態に係る画像形成装置Aが電気的なアクチュエータであるモータ140等を使用してキャスターCAの車輪に当接して押圧するストッパーを作動させて、第2の実施の形態に係る画像形成装置Aが機械的なアクチュエータであるワイヤー200等を使用してキャスターCAの車輪に当接して押圧するストッパーを作動させていたことに対して、本実施の形態における画像形成装置Aは、電気的なアクチュエータを使用して、画像形成装置Aを床面から浮かせるアジャスター部材を作動させる点が異なる。それ以外の構造は上述の第1の実施の形態と同じであるので、それらについては同じ参照符号を付して、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
[画像形成装置の内部構造]
図8に、図3に対応する画像形成装置Aの内部構造を示す側面図を、図9に、図4に対応する画像形成装置Aの内部構造を示す側面図を、それぞれ示す。図8は、操作パネルPAが格納ポジションでありアジャスターが自由ポジション(詳しくは後述する)の状態を示し、図9は、操作パネルPAが非格納ポジションでありアジャスターが固定ポジション(詳しくは後述する)の状態を示す。
図8及び図9に示すように、この画像形成装置Aには、制御部130とは異なる制御を実行する制御部330を備える。制御部330も、制御部130と同様に演算ユニット及び後述するモータ作動時間等を記憶する記憶ユニットとを含む。制御部330は、モータ制御信号(Lレベルでモータを停止させて、Hレベルでモータを作動させる信号)を送信するケーブルによりモータ340に接続されている。制御部330は、電気信号がLレベルからHレベルになると、設定された時間(記憶ユニットに記憶されている時間)だけ、Lレベルのモータ制御信号をHレベルに制御する。モータ340は、制御信号がHレベルの時間だけ、供給された電力により回転軸を回転させる。
モータ340の回転軸は、ピニオンギヤ342に連結されている。このピニオンギヤ342は、ラックギヤ352に噛合している。これにより、モータ340の回転力を直線の動きに変更できる。ラックギヤ352は、アジャスター支柱部材350に取り付けられている。このアジャスター支柱部材350の下端には、画像形成装置Aが衝撃を受けても不用意に移動しないように、床面に当接して押圧する当接部材であるアジャスター部材360が設けられている。モータ340は、制御信号がHレベルの時間だけ回転軸を回転させる。モータ340の回転軸が回転すると、図8及び図9に示すようにアジャスター支柱部材350及びアジャスター部材360が下方に動作して、キャスターCAの車輪を浮かすように画像形成装置Aを持ち上げる。これにより、アジャスター部材360が、自由ポジションから固定ポジションに変更される。なお、アジャスター部材360が床面に当接する面積、個数及び当接面の素材(摩擦係数)は、画像形成装置A及び床面の状態等に基づいて、この画像形成装置Aが衝撃を受けても不用意に移動しないように、適宜設定される(当接面の素材は例えばゴム等)。図8及び図9においてはアジャスター部材360を1個しか示していない。また、アジャスター支柱部材350を上下方向に摺動自在に支える部材は図示していない。
[操作パネル及びアジャスターの動作]
図8及び図9を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置Aの操作パネルPAの回動動作に連動するアジャスター部材360の動作について説明する。
図8に示すように、操作パネルPAが格納ポジションであるときに(このときアジャスター部材360は自由ポジション)、ユーザがこの画像形成装置Aを使用するために、操作パネルPAを矢示X(1)方向に回動させて、操作パネルPAを画像形成装置Aの筺体から引き起こす。この矢示X(1)方向への操作パネルPAの回動に連動して(非格納ポジションになると)、第1のギヤ100が時計回りに回転する。第1のギヤ100が時計回りに回転すると、第1のギヤ100に噛合する第2のギヤ110が反時計回りに回転され、レバー112が矢示X(2)方向に回動されて、スイッチ120に当接する(図9の状態)。
スイッチ120は、レバー112が当接するまではLレベルであった電気信号をHレベルに変更する。この電気信号は、制御部330に送信される。制御部330は、電気信号がLレベルからHレベルになると、Lレベルのモータ制御信号をHレベルに変更する。これにより、モータ340が、アジャスター支柱部材350及びアジャスター部材360が下方に動作する方向に回転する。この方向にモータ340が回転すると、アジャスター部材360が床面に当接して押圧して、キャスターCAの車輪が床面から浮き上がる(このときアジャスター部材360は固定ポジション)。この結果、この画像形成装置Aの使用時においては、アジャスター部材360が床面に当接して画像形成装置Aを床面から離隔させていることにより、画像形成装置Aの不用意な移動を抑制することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る可動操作パネル及び不用意な移動を抑制するアジャスターを備えた画像形成装置によると、画像形成装置Aの使用時であって(梱包時でも搬送時でもない)、アジャスターを作動させるタイミングでもある操作パネルが格納ポジションから非格納ポジションに回動されたことに連動して、アジャスターを電気的に作動させる。このため、この画像形成装置を使用するにあたり画像形成装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない。
なお、上述した実施の形態においては、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジションへ回動されたときに、アジャスター部材360がモータ340によりキャスターCAの車輪に当接して押圧することにより、この画像形成装置Aの移動を抑制することについて説明したが、以下の機能を付加しても構わない。操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されると、スイッチ120が当接していたレバー112が離隔したことを検知するので、制御部330に送信される電気信号がHレベルからLレベルに変化する。制御部330は、Hレベルであった電気信号がLレベルに変化すると、モータ340を所定時間だけ逆回転(床面に当接して押圧しているアジャスター部材360が床面から離隔する方向に、アジャスター支柱部材350及びアジャスター部材360が動作する方向の回転)させる。このようにすると、操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されたときに、床面に当接して押圧していたアジャスター部材360が床面から離隔することにより、この画像形成装置Aの移動の抑制が解除されて、キャスターCAを用いて画像形成装置Aを容易に搬送することができる。
さらに、上述した実施の形態においては、操作パネルPAが格納ポジションであるときにスイッチ120にレバー112が当接せず、操作パネルPAが非格納ポジションになるとスイッチ120にレバー112が当接するものであったが、以下のようにしても構わない。操作パネルPAが格納ポジションであるときにスイッチ120にレバー112が当接して、操作パネルPAが非格納ポジションになるとスイッチ120にレバー112が当接しない。すなわち、操作パネルPAが格納ポジションから非格納ポジション側に少しでも回動されると、スイッチ120が当接していたレバー112が当接しなくなったことを検知して電気信号を制御部330に出力する。この信号を受信した制御部330は、アジャスター支柱部材350及びアジャスター部材360が下方に動作する方向にモータ340を回転させる。これにより、操作パネルPAが少しでも格納ポジションから回動されると(操作パネルPAはX方向の任意の位置で回動を停止できロックされることに対応して)、アジャスター部材360を作動させることができる。
<第4の実施の形態>
以下に、本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置について、図を参照して説明する。なお、対象となる画像形成装置Aは同じである(そのため画像形成装置Aについての詳細な説明は繰り返さない)。上述した第3の実施の形態に係る画像形成装置Aが電気的なアクチュエータであるモータ340を使用して、アジャスター部材360を作動させていたことに対して、本実施の形態における画像形成装置Aは、機械的なアクチュエータ(ワイヤー、リンク、ベルト等)を使用して、アジャスター部材360を作動させる点が異なる。それ以外の構造は上述の第3の実施の形態と同じであるので、それらについては同じ参照符号を付して、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
[画像形成装置の内部構造]
図10に、図8に対応する画像形成装置Aの内部構造を示す側面図を、図11に、図9に対応する画像形成装置Aの内部構造を示す側面図を、それぞれ示す。図10は、操作パネルPAが格納ポジションでありアジャスターが自由ポジションの状態を示し、図11は、操作パネルPAが非格納ポジションでありアジャスターが固定ポジションの状態を示す。
図10及び図11に示すように、第1のギヤ100に噛合するのは、レバー112を備える第2のギヤ110とは異なる第2のギヤ410であって、この第2のギヤ410は第3のギヤ420に噛合している。第3のギヤ420には、第1のプーリ422が設けられている。第1のプーリ422にはベルト430が巻き掛けられている。このベルト430は、第2のプーリ442に巻き掛けられている。第2のプーリ442はピニオンギヤ440に取付けられたプーリである。このピニオンギヤ440は、ラックギヤ352に噛合している。これにより、第2のプーリ442の回転力を直線の動きに変更できる。ラックギヤ352は、アジャスター支柱部材350に取り付けられている。このアジャスター支柱部材350の下端には、画像形成装置Aが衝撃を受けても不用意に移動しないように、床面に当接して押圧する当接部材であるアジャスター部材360が設けられている。第3のギヤ420が時計回りに回転するとベルト430が作動して、第2のプーリ442が時計回りに回転する。第2のプーリ442が時計回りに回転すると、ピニオンギヤ440が時計回りに回転して、ラックギヤ352を介して、図10及び図11に示すようにアジャスター支柱部材350及びアジャスター部材360が下方に動作して、キャスターCAの車輪を浮かすように画像形成装置Aを持ち上げる。これにより、アジャスター部材360が、自由ポジションから固定ポジションに変更される。
[操作パネル及びアジャスターの動作]
図10及び図11を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置Aの操作パネルPAの回動動作に連動するアジャスター部材360の動作について説明する。
図10に示すように、操作パネルPAが格納ポジションであるときに(このときアジャスター部材360は自由ポジション)、ユーザがこの画像形成装置Aを使用するために、操作パネルPAを矢示X(1)方向に回動させて、操作パネルPAを画像形成装置Aの筺体から引き起こす。この矢示X(1)方向への操作パネルPAの回動に連動して(非格納ポジションになると)、第1のギヤ100が時計回りに回転する。第1のギヤ100が時計回りに回転すると、第1のギヤ100に噛合する第2のギヤ410が反時計回りに回転され、第3のギヤ420が時計回りに回転する。第3のギヤ420が時計回りに回転すると、第1のプーリ422がベルト430を作動させて第2のプーリ442が時計回りに回転する。
第2のプーリ442が時計回りに回転すると、ピニオンギヤ440が時計回りに回転して、ラックギヤ352を介して、アジャスター支柱部材350及びアジャスター部材360が下方に動作する。アジャスター部材360が床面を当接して押圧して、キャスターCAの車輪が床面から浮き上がる(このときアジャスター部材360は固定ポジション)。この結果、この画像形成装置Aの使用時においては、アジャスター部材360が床面に当接して画像形成装置Aを床面から離隔させていることにより、画像形成装置Aの不用意な移動を抑制することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る可動操作パネル及び不用意な移動を抑制するアジャスターを備えた画像形成装置によると、画像形成装置Aの使用時であって(梱包時でも搬送時でもない)、アジャスターを作動させるタイミングでもある操作パネルが格納ポジションから非格納ポジションに回動されたことに連動して、アジャスターを機械的に作動させる。このため、この画像形成装置を使用するにあたり画像形成装置が不用意に移動することを抑制するための操作をユーザが特別に行なうことを必要としない。
なお、操作パネルPAを非格納ポジションから格納ポジションへ回動するときには以下のようになる。操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されると、ベルト430がピニオンギヤ440を反時計回りに回転させるように動作する。ピニオンギヤ440を反時計回りに回転すると、アジャスター支柱部材350が上方に移動するようにラックギヤ352が動作して、アジャスター部材360が固定ポジションから自由ポジションへ変更される。このようにすると、操作パネルPAが非格納ポジションから格納ポジションへ回動されたときに、床面に当接して押圧していたアジャスター部材360が床面から離隔することにより、この画像形成装置Aの移動の抑制が解除されて、キャスターCAを用いて画像形成装置Aを容易に搬送することができる。
なお、上述した第2の実施の形態及び第4の実施の形態における機械的なアクチュエータは、それぞれワイヤー及びベルトに限定されるものではない。さらに、第1の実施の形態〜第4の実施の形態を適宜組み合わせることも可能である。
上述した実施の形態においては、当接部材であるストッパー部材160は、キャスターCAの車輪に当接して押圧してキャスターCAの車輪が転動しないようにして画像形成装置Aの不用意な移動を抑制すると説明し、当接部材であるアジャスター部材360が、床面に当接して押圧してキャスターCAの車輪が床面から浮き上げて画像形成装置Aの不用意な移動を抑制すると説明したが、当接部材は被当接部材に当接するだけであっても構わない。当接部材と被当接部材との間の摩擦係数が大きい場合には、当接部材は被当接部材に当接するだけであっても画像形成装置Aの不用意な移動を抑制できる場合があるためである。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上述した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構造の概要を示す正面図である。 図1の画像形成装置の側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(自由ポジション)である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(固定ポジション)である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(自由ポジション)である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(固定ポジション)である。 図5及び図6に示す内部構造の詳細を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(自由ポジション)である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(固定ポジション)である。 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(自由ポジション)である。 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の一部を示す側面図(固定ポジション)である。
符号の説明
A 画像形成装置
B 画像形成部
D 液晶表示部
S 画像読取装置
CA キャスター
CS 記録紙カセット部
PA 操作パネル
2 1次転写ローラ
4 中間転写ベルト
5 2次転写ローラ
6 タイミングローラ
7 定着装置
11 感光体
31 駆動ローラ
32 ローラ
100 第1のギヤ
110、410 第2のギヤ
112 レバー
120 スイッチ
130、330 制御部
140、340 モータ
150 ストッパー連結部材
160、230、231 ストッパー部材
200 ワイヤー
210、211 円筒部材
220、221 ワイヤー固定軸
342、440 ピニオンギヤ
350 アジャスター支柱部材
352 ラックギヤ
360 アジャスター部材
420 第3のギヤ
422 第1のプーリ
430 ベルト
442 第2のプーリ

Claims (7)

  1. 室内に設置される装置であって、前記装置を使用する時以外の格納ポジションが少なくとも定められた可動操作部を備える装置であって、
    前記装置を固定する固定ポジションと固定しない自由ポジションとを切換え可能な固定機構と、
    前記可動操作部が前記格納ポジションから前記格納ポジションでないポジションに変更されたことに連動して、前記固定機構を前記自由ポジションから前記固定ポジションへ変更する変更機構とを含む装置。
  2. 前記装置はその底面にキャスターを備え、
    前記固定機構は、前記キャスター近傍に設けられ、前記キャスターの車輪に当接する固定ポジションと、前記キャスターの車輪から離隔する自由ポジションとを切換え可能な当接部材を含む請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置はその底面と前記室内の床面との間に空間があり、
    前記固定機構は、前記装置の底面に設けられ、前記室内の床面に当接するように前記底面から突出する固定ポジションと、前記室内の床面から離隔する自由ポジションとを切換え可能な当接部材を含む請求項1に記載の装置。
  4. 前記変更機構は、
    前記可動操作部が前記格納ポジションから前記格納ポジションでないポジションに変更されたことを検知する検知部と、
    前記当接部材のポジションを電気的に切換える切換部と、
    前記可動操作部のポジションが変更されたことを前記検知部が検知したことに連動して、前記切換部を動作させる制御部とを含む請求項2又は請求項3に記載の装置。
  5. 前記変更機構は、前記可動操作部のポジションが変更されたことに連動して、前記当接部材のポジションを機械的に切換える切換部を含む請求項2又は請求項3に記載の装置。
  6. 前記可動操作部は、操作パネルであって、前記装置に対して前記操作パネルが回動自在に設けられる請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置。
  7. 前記装置は、電子写真方式の画像形成装置である請求項1から請求項6のいずれかに記載の装置。
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JP2008249844A Withdrawn JP2010081491A (ja) 2008-09-29 2008-09-29 可動操作部及び固定機構を備える装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017056585A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018149760A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 セイコーエプソン株式会社 搬送装置
JP2020106720A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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