JP2006058005A - セラミックグロープラグ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング内に嵌挿したセラミック製のヒータ2と,ヒータ2の上端部21に向けてハウジング内に挿入した通電用の中軸3と,ヒータ2と中軸3とを接続するための接続金具4とよりなるセラミックグロープラグ。接続金具4は内孔40を有するパイプ形状であって,接続金具4の内孔40の上部403には中軸3の下端部32が挿入され,かつ下端部32は接続金具4をその外周よりかしめることにより結合されている。接続金具4の内孔40の下部402には,ヒータ2を挿入してロウ接してあることが好ましい。中軸3の下端部32とヒータ2の上端部21とは,0.5mm以上の間隙を設けることが好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態例にかかるセラミックグロープラグにつき,図1〜図4を用いて説明する。本例のセラミックグロープラグ10は,図3に示すごとく,ハウジング6と,該ハウジング6内に嵌挿したセラミック製のヒータ2と,該ヒータ2の上端部21に向けてハウジング6内に挿入した通電用の中軸3と,上記ヒータ2と上記中軸3とを接続するための接続金具4とよりなる。
本例のセラミックグロープラグは,図5に示すごとく,実施形態例1における接続金具4に代えて,接続金具420を用いた。この接続金具420は,その外周から内周側へ全周にわたって突出した位置決め部427を有する。また,該位置決め部427の上下における,中軸3を挿入する上部423とヒータ2を挿入するための下部422の内径は,同一径であって,上記中軸3の下端部32とヒータ2の上端部21の外径とも略同一である。
本例においては,図6に示すごとく,実施形態例2における接続金具420に代えて,外周側から内周側に円錐状に突起した位置決め部437を円周上に4か所有する接続金具430を用いた。その他の構造,製造手順等は,実施形態例2と同様である。本例においては,上記位置決め部437を容易に形成することができる。その他,実施形態例2と同様の効果が得られる。尚,本例においては,上記位置決め部437は4か所に設けたが,1か所でも,或いは多数か所に設けてもよい。
本例のセラミックグロープラグは,図7,図8に示すごとく,実施形態例2における接続金具420に代えて,位置決め部を有しない接続金具440を用いた。そして,ヒータ2,中軸3及び接続金具440の接合の際には,まず図8に示すごとく,セット治具8にヒータ2をセットする。次いで,ヒータ2に対して,ストレートのパイプ形状の接続金具440をヒータ2に装着し,ロウ接する。一方中軸3は,その下端部32を接続金具440に装入し,図7に示すごとく,実施形態例2と同様に,接続金具440のかしめ部445をかしめて接合する。その他は,実施形態例2と同様である。
本例のセラミックグロープラグは,図9に示すごとく,実施形態例4における中軸3に代えて,下端部352の外径が本体部351と同一の中軸350を用いた。そして,中軸350とヒータ2との接合は,実施形態例4と同様にヒータ2をセット治具8にセットして位置決めをした状態でロウ接により行う。一方,中軸350と接続金具440との接合は,図9に示すごとく,ヒータ2の上方に円板状の絶縁部材88を介設し,その上方に上記中軸350の下端部352を当接させて位置決めを行い,実施形態例2と同様に接続金具440のかしめ部445をかしめることにより行う。
本例においては,実施形態例1のセラミックグロープラグ10を基にして,接続金具4として金属弾性材であるステンレス鋼を用いると共に,図10(a)(b)に示すごとく,金属弾性材の厚みtと,中軸3の下端部32とヒータ2の上端部21との間隙Lとが,ヒータ2の移動にどのように影響を及ぼすかを調べた。
本例においては,実施形態例6において説明した不具合である,ヒータ2と接続金具4とのロウ接部のずれに注目し,このロウ接部の接合強度向上策を実施した。まず,ヒータ2と接続金具4とのロウ接部の強度が不足する原因は次のように考えられる。
本例においては,実施形態例7において示した,ロウ材85の形状を制限することによる,ヒータ2と接続金具4とのロウ接部の接合強度向上策に代えて,接続金具4の内面にNiメッキを施すことによる接合強度の向上を図った。
本例のセラミックグロープラグは,図17,図18に示すごとく,実施形態例1における接続金具4と中軸3に代えて,小径の上端部51を有する接続金具5と,その上端部51を挿入するための挿入穴367を有する中軸360を用いた。
本例においては,図20に示すごとく,実施形態例9における接続金具5に代えて,コイル状のヒータ保持部572と該ヒータ保持部572から延設された上端部571を有する接続金具570を用いた。中軸360及びヒータ2は実施形態例9に示したものと同様である。
2...ヒータ,
21...(ヒータの)上端部,
3,360...中軸,
31...(中軸の)上端部,
32...(中軸の)下端部,
367...挿入穴,
4,420,430,440...接続金具,
5...接続金具,
6...ハウジング,
Claims (7)
- ハウジングと,該ハウジング内に嵌挿したセラミック製のヒータと,該ヒータの上端部に向けてハウジング内に挿入した通電用の中軸と,上記ヒータと上記中軸とを接続するための接続金具とよりなるセラミックグロープラグにおいて,上記接続金具は内孔を有するパイプ形状であって,該接続金具の内孔の上部には上記中軸の下端部が挿入され,かつ該下端部は上記接続金具をその外周よりかしめることにより結合されており、
上記中軸の下端部と上記ヒータの上端部とは,0.5mm以上の間隙を設けて配設されており、
上記接続金具は,金属弾性材であり、
上記金属弾性材の厚みは,0.2〜1.0mmであることを特徴とするセラミックグロープラグ。 - 請求項1において,上記接続金具の上記内孔の下部には,上記ヒータの上端部を挿入してロウ接してあることを特徴とするセラミックグロープラグ。
- 請求項2において,上記接続金具には,上記ヒータの挿入位置を規制するための位置決め部を設けてあることを特徴とするセラミックグロープラグ。
- 請求項1〜3のいずれか1項において,上記接続金具は,その内面にニッケルメッキを施していることを特徴とするセラミックグロープラグ。
- ハウジングと,該ハウジング内に嵌挿したセラミック製のヒータと,該ヒータの上端部に向けてハウジング内に挿入した通電用の中軸と,上記ヒータと上記中軸とを接続するための接続金具とよりなるセラミックグロープラグにおいて,上記中軸は上記接続金具の上端部を挿入するための挿入穴を有し,該挿入穴には上記接続金具の上端部が挿入され,かつ該上端部は上記中軸をその外周よりかしめることにより結合されていることを特徴とするセラミックグロープラグ。
- 請求項5において,上記接続金具は上記ヒータの上端部を挿入するための下部穴を設けたヒータ保持部を有し,上記下部穴には上記ヒータの上端部を挿入してロウ接してあることを特徴とするセラミックグロープラグ。
- ハウジングと該ハウジング内に嵌挿したセラミック製のヒータと,該ヒータの上端部に向けてハウジング内に挿入した通電用の中軸と,上記ヒータと上記中軸とを接続するための接続金具とよりなるセラミックグロープラグを製造する方法において,上記ヒータの上端部を上記接続金具の内孔内に挿入すると共に,上記接続金具の内孔内でかつ上記ヒータの上端部にロウ材を配置し,次いでこれを加熱して,上記ロウ材を溶融させて上記ヒータと上記接続金具とをロウ接するに当たり,上記ロウ接に用いる上記ロウ材は,上記接続金具の上記内孔の径よりも小さい外形寸法を有することを特徴とするセラミックグロープラグの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015004506A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | シース形グロープラグ |
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2005
- 2005-10-03 JP JP2005289947A patent/JP2006058005A/ja active Pending
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