JP2006057873A - 貯湯式排熱回収システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加熱手段11で加熱された湯水を、温度成層を形成する形態で貯留する貯湯タンク14と、加熱手段11から貯湯タンク14への湯水の供給を断続する供給断続手段18と、貯湯タンク14が未満杯状態であるときに、加熱手段11から貯湯タンク14に供給される湯水の供給湯水温度が目標貯湯温度以上となる湯水を貯湯タンク14に供給するように供給断続手段18の作動を制御する供給状態制御手段22を備えると共に、供給状態制御手段22が、貯湯タンク14が満杯状態であるときに、供給湯水温度が貯湯タンク14に貯留されている湯水の貯留湯水温度以上となる湯水を貯湯タンク14に供給するように供給断続手段18の作動を制御するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
そして、上記貯湯タンクが満杯状態であるときには、常に供給断続手段を加熱手段から貯湯タンクへの湯水の供給を禁止する非貯湯状態として、加熱手段により加熱された湯水を貯湯タンクに供給することなくラジエタ等の放熱手段に供給して放熱させることで、排熱発生部の排熱を放出して、排熱発生部の異常昇温を防止する場合がある(例えば、特許文献1を参照。)。
前記加熱手段で加熱された湯水を、温度成層を形成する形態で貯留する貯湯タンクと、
前記加熱手段から前記貯湯タンクへの湯水の供給を断続する供給断続手段と、
前記貯湯タンクが未満杯状態であるときに、前記加熱手段から前記貯湯タンクに供給される湯水の温度である供給湯水温度が目標貯湯温度以上となる湯水を前記貯湯タンクに供給するように前記供給断続手段の作動を制御する供給状態制御手段を備えた貯湯式排熱回収システムであって、その第1特徴構成は、前記供給状態制御手段が、前記貯湯タンクが満杯状態であるときに、前記供給湯水温度が前記貯湯タンクに貯留されている湯水の温度である貯留湯水温度以上となる湯水を前記貯湯タンクに供給するように前記供給断続手段の作動を制御するように構成されている点にある。
更に、上記供給状態制御手段が、貯湯タンクが満杯状態である場合において、上記供給湯水温度が上記貯留湯水温度未満である場合のみ、上記供給断続手段を加熱手段から貯湯タンクへの湯水の供給を禁止する非貯湯状態とされ、排熱発生部から回収した排熱が放出されることになるので、その放熱量をできるだけ少なくして、優れた熱効率を発揮することができる。
前記貯湯タンクが、前記湯水循環路に接続された流入部から上方に湯水が流入すると共に、前記湯水循環路の前記流入部の接続箇所よりも下流側且つ前記加熱手段よりも上流側に接続された流出部から下方の湯水が流出するように構成されており、
前記供給断続手段が、前記湯水循環路から前記貯湯タンクへの湯水の供給を許可する貯湯状態と、前記湯水循環路から前記貯湯タンクへの湯水の供給を禁止する非貯湯状態とに切り換えるように構成されている点にある。
図1に示す貯湯式排熱回収システムは、排熱発生部10と、その排熱発生部10から回収した排熱により湯水を加熱する加熱手段11と、その加熱手段11で加熱された湯水を、温度成層を形成する形態で貯留する貯湯タンク14と、加熱手段11から貯湯タンク14への湯水の供給を断続する供給断続手段18とを備え、更に、上記供給断続手段18やその他の補機等の作動制御を行う制御装置20を備える。
排熱発生部10は、燃料電池やエンジン駆動発電機等の熱電併給装置1と、その熱電併給装置1の内部を冷却するための冷却水を循環させる冷却水循環路2及び循環ポンプ3とを備える。
即ち、貯湯式排熱回収システムは、上記熱電併給装置1により電気及び熱を発生するコージェネレーションシステムとして構成されている。
また、湯水循環路12の加熱手段11よりも下流側且つ上記流入部14aとの接続部よりも上流側には、加熱手段11から貯湯タンク14に供給される湯水の温度である供給湯水温度を検出する供給湯水温度センサ17が設けられている。
そして、その貯留湯水温度差が、予め設定された基準温度差以上である場合には、貯湯タンク14の上方には高温の湯水が貯留されているものの貯留タンク12の下方には低温の湯水が存在すると判断できることから、貯湯タンク14は未満杯状態であると判定する。
一方、その貯留湯水温度差が、予め設定された基準温度差未満である場合には、貯湯タンク14全体に高温の湯水が貯留されていると判断できることから、貯湯タンク14は満杯状態であると判定する。
そして、上記供給状態制御手段22により、未満杯状態の貯湯タンク14の上方には、常に目標貯湯温度以上の湯水が供給されることになり、貯湯タンク14は、その目標貯湯温度以上の湯水を、温度成層を形成する状態で貯留することになる。
そして、上記供給状態制御手段22により、満杯状態の貯湯タンク14の上方には、常に上方貯留湯水温度以上の湯水が供給されることになり、貯湯タンク14の貯留湯水温度ができるだけ高いものに維持される。
この放熱手段25は、通流する湯水の表面積が大きくなるように流路を形成した放熱用熱交換器26と、放熱用熱交換器14aに対して通風動作して、放熱用熱交換器26を通流する湯水が有する熱の放熱効果を高めるためのファン27とで構成されている。
よって、この放熱手段25を作動させて、湯水循環路11において加熱手段11に供給される湯水を放熱させることで、加熱手段11において冷却水循環路2を循環する冷却水を十分に冷却することができ、熱電併給装置11の異常昇温を防止することができる。
また、上記放熱手段25には、放熱手段25の作動するか否かに拘わらず、常時湯水を通流させておいても構わないが、放熱手段25を作動するときのみ放熱手段25に湯水を通流させ、放熱手段25を作動しないときには放熱手段25をバイパスさせて湯水を通流させても構わない。
また、三方切換弁19の湯水循環路12の上流側の接続ポートの開度を、貯湯タンク14の流出部14bから湯水循環路12に排出される湯水の温度、即ち、下方貯留湯水温度センサ16で検出される下方貯留湯水温度に応じて調整することで、貯湯タンク14への湯水の供給量をできるだけ多くしながら、加熱手段11へ供給される湯水の温度を許容温度以下に抑制することができる。
(1)上記実施の形態では、熱電併給装置1を備えた排熱発生部10を例にして本発明に係る貯湯式排熱回収システムの説明を行ったが、排熱発生部10の内部構造、排熱発生部10から排熱を回収する構成などは様々な形態に改変可能である。
11:加熱手段
14:貯湯タンク
18:供給断続手段
22:供給状態制御手段
12:湯水循環路
14a:流入部
14b:流出部
25:放熱手段
Claims (4)
- 排熱発生部から回収した排熱により湯水を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段で加熱された湯水を、温度成層を形成する形態で貯留する貯湯タンクと、
前記加熱手段から前記貯湯タンクへの湯水の供給を断続する供給断続手段と、
前記貯湯タンクが未満杯状態であるときに、前記加熱手段から前記貯湯タンクに供給される湯水の温度である供給湯水温度が目標貯湯温度以上となる湯水を前記貯湯タンクに供給するように前記供給断続手段の作動を制御する供給状態制御手段を備えた貯湯式排熱回収システムであって、
前記供給状態制御手段が、前記貯湯タンクが満杯状態であるときに、前記供給湯水温度が前記貯湯タンクに貯留されている湯水の温度である貯留湯水温度以上となる湯水を前記貯湯タンクに供給するように前記供給断続手段の作動を制御するように構成されている貯湯式排熱回収システム。 - 前記加熱手段が、湯水循環路を循環する湯水を加熱するように構成され、
前記貯湯タンクが、前記湯水循環路に接続された流入部から上方に湯水が流入すると共に、前記湯水循環路の前記流入部の接続箇所よりも下流側且つ前記加熱手段よりも上流側に接続された流出部から下方の湯水が流出するように構成されており、
前記供給断続手段が、前記湯水循環路から前記貯湯タンクへの湯水の供給を許可する貯湯状態と、前記湯水循環路から前記貯湯タンクへの湯水の供給を禁止する非貯湯状態とに切り換えるように構成されている請求項1に記載の貯湯式排熱回収システム。 - 前記湯水循環路の前記流入部の接続箇所よりも下流側且つ前記加熱手段よりも上流側に、湯水を放熱させる放熱手段を備えた請求項2に記載の貯湯式排熱回収システム。
- 前記供給状態制御手段が、前記貯湯タンクの上方に貯留されている湯水の温度である上方貯留湯水温度と前記貯湯タンクの下方に貯留されている下方貯留湯水温度との差である貯留湯水温度差が、基準温度差以上である場合に前記未満杯状態であると判定し、前記貯留湯水温度差が基準温度差未満である場合に前記満杯状態であると判定するように構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の貯湯式排熱回収システム。
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