JP2006057816A - 片真空ゲート弁 - Google Patents

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JP2006057816A
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JP2004243128A
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Akinori Toda
成則 戸田
Masaaki Nose
正章 能勢
Takehiro Nishijo
健博 西場
Hisataka Sato
央隆 佐藤
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

【課題】
大型な片真空ゲート弁であっても、シールプレートに取り付けられたシール部材の交換作業あるいはメンテナンスを、容易に行うことのできる片真空ゲート弁を提供する。
【解決手段】
枠体58をチャンバー開口部12に対して回動自在に取り付けするとともに、
枠体58をチャンバー開口部12から離反する方向に回動させたときに、チャンバー開口部12とシールプレート16との間に作業用空間Xを画成するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、大気室と真空室との間の開口部を開閉する片真空ゲート弁に関するものである。
シリコンウェハなどの半導体製造、薄膜製造、液晶製造などにおいては、クリーンな環境下、高い真空中で、イオンプレーティング、プラズマエッチングなどのワークの加工、処理などが行われているが、近年,これら被処理体は次第に大型化されている。
ところで、真空ゲート弁の中には、弁板が直線的に移動した後に、この動きと直角な方向に移動方向を変えて移動することにより、移動方向に配置された弁座に当接し、ゲート開口部を封止する、いわゆるツーアクションタイプのゲート弁が知られている(特許文献1)。
図8は、従来の片真空ゲート弁10の軸線方向に沿った縦断面図を示したものである。
このような片真空ゲート弁10は、矩形状のゲート弁体18が、上下方向とこれと直交する方向すなわちチャンバー開口部12に向かって接近あるいは離反する方向に移動可能に配置されることにより、チャンバー開口部12が開閉される構造になっている。
該ゲート弁体18は、ベースプレート14とその内側に配置されたシールプレート16との2枚の板体を有し、シールプレート16には、そのチャンバー開口部12を封止するシール部材20としてOリングが装着されている。
そして、ゲート弁体18は、エアーシリンダ30に供給される圧縮空気より、ベースプレート14とシールプレート16とが一体的に上下に移動される。
また、ゲート弁体18が上方に移動し、シールプレート16がチャンバー開口部12に対面した位置からは、シールプレート16が軸26に案内され、このシールプレート16がチャンバー開口部12に向かって略水平方向に移動されることにより、チャンバー開口部12が押圧される。
特開平11−241776号公報
ところで、このような片真空ゲート弁10では、周期的にまたは必要に応じてシールプレート16に取り付けられたシール部材20を交換したり、内部のメンテナンスを行ったりする必要がある。
ところが、上記した片真空ゲート弁10では、このような作業を行う場合に、固定されたゲート弁を完全に取り外してからでなければ、シール部材20を交換することができなかった。
このように、シール部材20を交換する作業は、煩雑であるとともに、チャンバー開口部12が大型である場合は、ゲート弁の重量が大きくなるため、その取り外しおよび組み付け作業には多大な力が必要であった。
本発明はこのような実情に鑑み、大型な片真空ゲート弁であっても、シールプレートに取り付けられたシール部材の交換作業あるいはメンテナンスを、容易に行うことのできる
片真空ゲート弁を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、
略矩形状の枠体によりチャンバー開口部に対応するように枠体開口部が形成され、前記枠体に沿って、ベースプレートとシールプレートとから構成されるゲート弁体がシリンダ装置により上下動されるとともに、前記シリンダ装置の駆動により前記ゲート弁体が前記枠体開口部を介して前記チャンバー開口部と対面する位置に到達したときに、前記シールプレートが前記ベースプレートから離反して、前記チャンバー開口部に向かって押圧されるように構成された片真空ゲート弁において、
前記枠体を前記チャンバー開口部に対して回動自在に取り付けするとともに、
前記枠体を前記チャンバー開口部から離反する方向に回動させたときに、前記チャンバー開口部と前記シールプレートとの間に作業用空間を画成するようにしたことを特徴としている。
このような構成であれば、ゲート弁体をチャンバー開口部に対して軸を支点として回動させることにより、シールプレートからシール部材を取り外して交換作業を行うことができる。
本発明に係る片真空ゲート弁によれば、ゲート弁体を支持している枠体をゲート開口部に対して回動させれば、シール部材を装着したシールプレートが外部に露出されるので、この露出したシールプレートから劣化したシール部材を容易に交換することができる。したがって、煩雑な作業が不要で、多大な力をかけずに、シール部材の交換を行うことが可能になる。
また、弁内部のメンテナンスを行う場合も、ゲート弁体をゲート開口部に対して略90°倒すことができるので、作業を容易に行うことができる
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る片真空ゲート弁の正面図で、左半部はゲート弁体が上方、右半部はゲート弁体が下方に位置した状態をそれぞれ示している。図2は図1におけるA−A線方向の断面図、図3は図1の右側面図、図4はゲート弁体を90°回動させたときの右側面図である。
片真空ゲート弁40は、上部フレーム49と下部フレーム52と左右のフレーム54,56とから構成される略矩形状の枠体58に、ベースプレート14とシールプレート16とから構成されるゲート弁体18が、上下方向に移動可能に設置されている。すなわち、左右のフレーム54,56の前方に設置されたガイド棒24、24を介してベースプレート14が上下方向に移動可能に取り付けられている。また、図2に示したように、ベースプレート14のチャンバー開口部12側に配置されたシールプレート16は、押出し用エアーシリンダ31から圧縮空気が供給されることにより、軸26に案内され、チャンバー開口部12に接近する方向に移動され、シール部材20がチャンバー開口部12に当接してこのゲート開口部を閉塞する点は、図8に示した片真空ゲート弁10の場合と同様である。
図1〜図4に示した本実施例において、従来例の片真空ゲート弁10と大きく異なる点は、ゲート弁体18が、チャンバー開口部12の下方に配設された回転中心軸50を支点として、手前側に略90°の範囲で回動する点である。すなわち、本実施例の片真空ゲー
ト弁40では、回転中心軸50と、この回転中心軸50を支持しているブラケット48とにより、ゲート弁体18が、チャンバー開口部12に対して回動自在に取り付けられている。
したがって、本実施例では、ゲート弁体18が図3に示したように、チャンバー開口部12を封止する状態に配置されたり、図4に示したように、チャンバー開口部12から大きく離反した状態に配置されたりする。
しかも、本実施例では、回転中心軸50を支持しているブラケット48がへの字状に屈曲されており、この屈曲されたブラケット48がチャンバー開口部12の下端から垂下して取り付けられた取り付け部材53に支持されているため、図4に示したように、ゲート弁体18がチャンバー開口部12から略90°回動された場合に、ここに作業用空間として大きな空間Xを確保することができる。
したがって、ゲート弁体18を図4に示したように回動させれば、シールプレート16が外部に露出されるので、シールプレート16に装着されたシール部材20を、容易に交換することができる(図8参照)。
また、チャンバー開口部12内に作業者が入ることができないとしても、チャンバー開口部12内に手を挿入し、内部のメンテナンスを容易に行なうことができる。したがって、作業性の改善を図ることができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されない。
例えば、上記実施例では、ゲート弁体18の回転中心軸50を、への字状のブラケット48に取り付けているが、本発明は、これに限定されず、他の構造で回転中心軸50を支持することもできる。
図5〜図7は、チャンバー開口部12にブラケット48を取り付けずに、他の構造で回転中心軸50を支持する例を示したものである。
この実施例では、箱形状の弁組立体2の下方に台座64が配設され、この台座64と弁組立体2との間が、取り付け部材62を介して連結されている。そして、この台座64の側方に、ゲート弁体18を取り付けた枠体58が取り付けられている。
このように、チャンバー開口部12とは離反した位置に枠体58を組み付けた構造であっても、上記実施例と略同様の作用効果を奏することができる。すなわち、図6に示したように、エアーシリンダ30の駆動力により、ゲート弁体18を上方に移動させ、その後、軸26を移動させる押出し用エアーシリンダ31により、シールプレート16をチャンバー開口部12に向かって移動させる。これにより、チャンバー開口部12が封止される。
また、図7に示したように、回転中心軸50を中心に、枠体58をチャンバー開口部12から略90°回動した位置に配置させることにより、シールプレート16に装着されたシール部材20を外部に露出させることができる。
したがって、シール部材20の交換作業を容易に行うことができる。なお、図5において、符号68は、ベースプレート14の下方向への移動を規制するストッパを示したものである。
図5〜図7に示した構造は、弁組立体2の下方に大きな空間を確保できる場合に有効で
ある。
図1は本発明の一実施例による片真空ゲート弁の正面図で、左半部はゲート弁体が上方位置にあり、右半部はゲート弁体が下方位置にある状態を示している。 図2は図1のA−A線方向の断面図である。 図3は図1に示した片真空ゲート弁の右側面図である。 図4は片真空ゲート弁が開となったときの右側面図である。 図5は、本発明の他の実施例による片真空ゲート弁の右側面図であり、図3に相当する図である。 図6は、図5に示した右側面図と平行な線で切断したときの左側断面図である。 図7は図5に示した片真空ゲート弁が開となったときの右側面図である。 図8は従来の片真空ゲート弁の作用を示す断面図である。
符号の説明
2 弁組立体
10 片真空ゲート弁
12 チャンバー開口部
14 ベースプレート
16 シールプレート
18 ゲート弁体
20 シール部材
22 枠体
24 ガイド棒
26 軸
30 エアーシリンダ
31 エアーシリンダ
40 片真空ゲート弁
46 弁体
48 ヒンジ
49 上部フレーム
50 回転中心軸
52 下部フレーム
53 ブラケット
54,56 フレーム
58 枠体
62 取り付け部材
64 台座
X 空間

Claims (1)

  1. 略矩形状の枠体によりチャンバー開口部に対応するように枠体開口部が形成され、前記枠体に沿って、ベースプレートとシールプレートとから構成されるゲート弁体がシリンダ装置により上下動されるとともに、前記シリンダ装置の駆動により前記ゲート弁体が前記枠体開口部を介して前記チャンバー開口部と対面する位置に到達したときに、前記シールプレートが前記ベースプレートから離反して、前記チャンバー開口部に向かって押圧されるように構成された片真空ゲート弁において、
    前記枠体を前記チャンバー開口部に対して回動自在に取り付けするとともに、
    前記枠体を前記チャンバー開口部から離反する方向に回動させたときに、前記チャンバー開口部と前記シールプレートとの間に作業用空間を画成するようにしたことを特徴とする片真空ゲート弁。
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