JP2006057682A - 逆止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体の流量が小さい場合におけるハンチング現象を防止する逆止弁を提供する。
【解決手段】 逆止弁10は、ケース22と、ケース22内に摺動可能に設けられたスプール24とを有し、ケース22とスプール24との間に、ケース22の内周面22eと、スプール24の外周面24fとによって形成され、最大長が長さaとなる絞り26を備える。流体の流量が小さい場合は、流体が流路20fから連通窓22bへと直接流れるのではなく、絞り26を経由するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆止弁に関する。
流体が流通する経路において、その流れを一方向に限定し、逆流を防止するための手段として逆止弁がある。この逆止弁の一形態として、連通口を設けたケースの中に弁体を嵌合する構成のものがある。
本願出願人らは、例えば、開弁後にハンチング現象を生じ難く、ひいては圧縮機、冷房回路及び車輛の異音、振動及び圧力損失を低減可能とする開示される逆止弁に関する従来技術(例えば、特許文献1を参照。)等、数々の優れた逆止弁を提供してきた。
図7および図8を用いて、従来の逆止弁の構成および作用を以下に説明する。
図7は、従来の逆止弁510の構造を示す図である。弁座部材520は、流体が流入する流路520fを備えており、ここから逆止弁510内に流体が流れ込む。弁体524は、ばね525によってケース522に取り付けられており、このばね525は弁体524を弁座部材520側に附勢する。このため、ケース522が弁座部材520に取り付けられると、弁体524はばね525によって弁座部材520に押し付けられることになる。
また、ケース522には連通口522bが設けられ、ここを通って流体がケース522の内外を自由に流通できるようになっている。
図8は、この逆止弁510が閉じた状態の断面図である。流体が流れる順方向は、吐出口530、流路520f、連通口522b、吐出通路540を順に通過する方向である。
図8に示される閉じた状態では、弁体524はばね525に附勢されて弁座部材520に押し付けられ、弁体524のシール面524aが弁座部材520の座面520gに密着してシール構造が形成される。また、弁体524の位置と形状は、連通口522bを完全に塞ぐようになっている。このため流体は流れない。
流体が順方向に流れようとすると、流路520fに流入した流体によって、弁体524のシール面524aが弁座部材520から離れる方向に圧力が加わる。弁体524の挙動は、この圧力と、逆側すなわち吐出通路540の流体からの圧力との差圧に依存する。
この差圧がばね525の力より強くなると、弁体524は弁座部材520から離れる方向に移動し、シール面524aが弁座部材520から離れるためシール構造が開放される。また、弁体524が移動するのに伴い、弁体524と重なって完全に塞がれていた連通口522bにおいて、一端522c付近で弁体524と重ならない開口部分ができ、この開口部分を通って流体が流れる。
特開2000―346217号公報
しかしながら、従来の逆止弁のうち一部のものにおいては、流体の流量が小さい場合にハンチング現象が発生し、弁の安定性が確保できないという問題があった。
このような一部の逆止弁においては、弁体が着座した状態から少しでも移動すると、連通口に開口部分ができることになる。このため、流量が比較的小さい場合でも開口面積が急に大きくなる。これによって流体が過剰に流れ、その結果として流入側と吐出側との差圧が急激に小さくなる。そしてばねに押されて弁体が連通口を閉じる方向に移動してしまう。こうして、弁体は連通口の開口面積がそれほど大きくない時点で往復運動を繰り返すこととなる。
このようなハンチング現象は、逆止弁の異音や振動という不具合を発生させる。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ハンチング現象を防止する逆止弁を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る逆止弁は、弁座と、弁座より内部側の周壁に開口された連通窓とを有する弁ハウジングと、弁ハウジング内で摺動可能に設けられ、一方向に摺動して弁座に着座し、他方向に摺動して弁座から離座するシール面と、弁ハウジングの連通窓を有する周壁の内周面と嵌合する外周面とを有する弁体と、弁体を一方向に付勢する付勢部材とからなる逆止弁において、連通窓の、弁座側の端は、弁座から摺動方向に特定長だけ隔たっており、弁体が、着座した状態から他方向へ特定長摺動する範囲内においては、弁ハウジングの内周面と、弁体の外周面とが対向する空間に、第一絞りが形成されることを特徴とするものである。
また、この発明に係る逆止弁は、少なくとも一方の端部に吸入口が設けられ、他方の端部が外部と遮蔽され、両端部が周壁で接続されたハウジングであって、吸入口よりも他方の端部側に設けられた弁座と、当該弁座よりもさらに他方の端部側における周壁の一部に設けられた連通窓とを有する弁ハウジングと、弁ハウジング内に摺動可能に配置された、周壁の内周面と嵌合する外周面を有する弁体であって、弁ハウジング内における一方の端部側に摺動された際に弁座に着座するシール面を有する弁体と、弁体における一方の端部側へ弁体を押す付勢部材と、を備えた逆止弁であって、連通窓における弁座側の端は、周壁において、弁体のシール面部が弁座に着座した際における、弁体の外周面の最も一方の端部側の位置に対応する位置から、他方の端部側に特定長だけ隔たっており、弁体が、弁座に着座した状態から他方の端部側へ略特定長摺動した状態に至るまでの各状態においては、周壁と弁体の外周面とが、互いに対向する空間によって第一絞りを形成することを特徴とするものである。
弁体が着座した状態からの摺動距離が小さいうちは、連通窓に弁ハウジングの内外を直接連通する開口部分ができず、第一絞りが流体の流量を制限する。
また、この発明に係る逆止弁において、弁ハウジングは、弁座を基準として連通窓と反対側に流路を有し、弁体は、シール面から突出して、流路の内周面と嵌合する外周面を持つ凸部を有し、弁体が着座した状態において、流路の内周面と、凸部の外周面とが対向する空間に、第二絞りが形成され、第二絞りを摺動方向に対して垂直に切った断面積は、第一絞りを摺動方向に対して垂直に切った断面積より小さいことを特徴とするものであってもよい。
また、この発明に係る逆止弁において、弁体は、シール面における弁座と当接する位置よりも内側において、当該シール面から突出された凸部を有し、凸部は、その外周面が、少なくとも弁座にシール面が接触した際に、弁ハウジングにおける弁座と吸入口との間の流路の内周面と嵌合し、外周面と当該内周面とが、互いに対抗する空間によって第二絞りを形成し、弁座の摺動方向に対して垂直方向の断面積は、第二絞りの方が第一絞りよりも小さいことを特徴とするものであってもよい。
第二絞りは、第一絞りよりも断面積が小さいので絞り効果が高く、より短い長さで同等の絞り効果をもたらす。
また、この発明に係る逆止弁において、第一絞りおよび第二絞りの少なくとも一方は、その摺動方向に対して垂直に切った断面形状、すなわち摺動方向に対して垂直方向の断面形状がリング状であることを特徴とするものであってもよい。
この発明によれば、逆止弁は、流体の流量が比較的小さい場合において、吸入口と連通窓との間に絞りを持つので、差圧の急激な低下を回避し、ハンチング現象を防止する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1を用いて、この発明の実施の形態1に係る逆止弁10の構成を示す。
逆止弁10は、弁座部材20と、この弁座部材20に嵌着されるケース22と、ケース22内で摺動可能に設けられた弁体であるスプール24と、ケース22内でスプール24を弁座部材20の方向に付勢する付勢部材としてのばね25とからなる。弁座部材20とケース22とは弁ハウジングを構成する。こうして弁座部材20とケース22とを別部材としているため、逆止弁10を容易に製造でき、製造コストの低廉化を実現している。また、弁座部材20、ケース22、スプール24、およびばね25は、たとえば真鍮からなる。
弁座部材20には流体が流入する吸入口20hと、吸入口20hから流入した流体が流れる流路20fが貫設されている。座部20eには弁座20gが幅を持つ円周状に形成されている。
ケース22の開口端外面には、弁座部材20と嵌着されるフランジ22gが形成されている。また、ケース22の周壁には少なくともひとつの連通窓22bが開口されている。連通窓22bは、たとえば4つ設けられ、またたとえば周方向に等間隔に形成される。
連通窓22bの形状は、二等辺三角形の角を丸めたものである。この二等辺三角形は、弁座20gに平行な対辺dと、対辺dより弁座部材20側に設けられた頂角22cとを持ち、対辺dの両側の角が等しいものである。この連通窓22bは設計も容易であり、実用的である。
連通窓22bの開口面積は、たとえば合計で約30mmである。
スプール24は、略コップ形状に形成されており、一方向に摺動して弁座20gに着座し、他方向(弁座から離れる方向)に摺動して弁座20gから離座するシール面24aをその底面として有している。スプール24の外径はたとえば約13mmである。
またシール面24aの周囲には、テーパ面24rが形成されているが、その摺動方向の大きさはスプールの摺動方向の長さに比べて十分に小さく、無視できる程度である。
スプール24のシール面24aが弁座部材20の弁座20gに着座したときに、シール面24aと、連通窓22bの頂角22cとの摺動方向の距離は長さaとなる。長さaは、たとえば約10mmである。
ケース22とスプール24とが嵌合すると、ケース22の内周面22eと、スプール24の外周面24fとの間に、絞り26が形成され、少量の流体が流通可能であるようになっている。すなわち、スプール24が、弁座20gに着座した状態から連通窓側へ長さaだけ摺動した状態に至るまでの各状態においては、ケース22の内周面22eとスプール24の外周面24fとが、互いに対向する空間によって絞り26を形成する
この絞り26の、摺動方向に対して垂直方向の断面積、すなわちX−Xでの断面積は、連通窓22bの面積に比べて十分に小さく、たとえば約2mmである。
また、この絞り26の摺動方向に対して垂直方向の断面の形状は、たとえばリング状である。すなわち、ケース22の内周面22eと、スプール24の外周面24fとからなる2つの同心円によって挟まれる形状である。こうすることにより、ケース22およびスプール24の構造が簡素なものとなる。
上述のようにテーパ面24rが十分に小さいため、絞り26の長さはaであるとみなせるものとする。
また、絞り26は、断面積が小さいほど、また長さが長いほど、流体に対する絞り効果が大きくなる。すなわち、流路20fとケース22の外部との差圧に対する流量が小さくなる。
ばね25は、スプール24の内周面のうち弁座部材20側に形成された、内周面段付部24pと、ケース22の内周面のうち弁座部材20と反対側に形成された、内周面段付部22pとによって保持される。
次に、この実施の形態1に係る逆止弁10の動作を説明する。
流路20fに流入した流体が、スプール24を他方向(弁座から離れる方向)に押圧し、ばね25の付勢力に打ち勝ってスプール24を他方向に摺動させる。このため、シール面24aが弁座部材20の弁座20gから離座し、流路20fと絞り26とが連通する。
ケース22と弁座部材20の弁座20gとの距離すなわちリフト長xが長さaよりも小さい間、すなわちx<aである間は、流体は流路20fから絞り26に流れ込み、さらに連通窓22bを通ってケース22の外部へと吐出される。連通窓22bの面積は、絞り26の断面積に比べて十分に大きいので、x<aである間は、流体の流通は絞り26によって制限される。このため、リフト長xが変化しても、流量が急激に変化することはなく、したがって流路20fとケース22外部との差圧は急激には変化せず、ハンチング現象は発生しない。
リフト長xが増加し、x=aとなると、スプール24のシール面24aと連通窓22bの頂角22cとが重なる。さらにリフト長xが増加し、x>aとなると、連通窓22bの頂角22c付近において、ケース22の内部と外部とが絞り26を通さず直接連通する開口部分が現れる。
こうなると、絞り26による絞り効果はなくなり、流体の流通は連通窓22bにおける開口部分の面積によって制限されるようになる。
連通窓22bは、上記のように、頂角22cから弁座と反対側に向かって広がる略二等辺三角形状となっている。このため、リフト長xが長さaを超えた直後は、リフト長xの増加に対する開口面積の増加率は比較的小さい。また、リフト長xがさらに増加し続けると、リフト長xの増加に対する開口面積の増加率が大きくなる。この開口面積は、スプール24のシール面24aが連通窓22bの対辺22dと重なるまで増加し続け、その後では連通窓22bの面積と等しく、一定となる。この連通窓22bの面積は比較的大きいので、大流量の場合には流体の流量損失を小さくできる。
以上のような構造を持つ逆止弁の、絞りの断面積が異なる4つのケースについて、実際に逆止弁を製造し、差圧と流量との関係を測定した。なお差圧とは、流入側すなわち図1の流路20fに相当する部分と、吐出側すなわち図1のケース22外部に相当する部分との差圧を指す。
すべてのケースについて、逆止弁の材料は真鍮であり、スプールの外径は13mmであり、絞りとなる部分の長さはテーパ面を含んで10mmであり、連通窓の数は4で、合計面積は計30mmであり、使用流体は二酸化炭素(CO)である。
また、測定の際は、二酸化炭素コンプレッサーに外付けして運転し、流体の流量は流量計で測定し、また差圧は逆止弁前後の差圧を差圧計で測定した。
また、この逆止弁が使用される実環境としては、流体が流通する際の流量が7kg/h以上である状態が想定される。
断面積8.17mmのケース、断面積6.13mmのケース、断面積4.08mmのケース、断面積2.04mmのケースについて、それぞれ測定結果のグラフを図3、図4、図5、図6に示す。横軸が差圧(MPa)、縦軸が流量(kg/h)である。
なお、上述のように、逆止弁が使用される環境として流量7kg/h以上の領域が想定されているので、流量7kg/hを示す補助線を記入してある。
各測定結果のグラフ中、比較的低流量の領域において、流量がほとんど変化しないまま差圧が大きく増減する部分が見られるが、これはハンチング現象の発生を示す。
図3すなわち断面積8.17mmのケースの測定結果、および、図4すなわち断面積6.13mmのケースの測定結果では、流量が7kg/hを超える領域においてハンチングの発生が見られる。また図5すなわち断面積4.08mmのケースの測定結果では、流量が7kg/hに達する直前までハンチング現象が発生しているが、7kg/hを超えると安定する。さらに、図6すなわち断面積2.04mmのケースの測定結果では、流量が7kg/hより十分小さい段階でハンチング現象の発生がおさまっている。
図3の測定結果を見ると、断面積8.17mm(約8mm)の逆止弁の場合、流量約65kg/h以上でハンチングがおさまるので、この流量を想定流量とすることが好ましい。また、ハンチングがおさまる時点での最小の差圧は約0.095MPaである。
図4の測定結果を見ると、断面積6.13mm(約6mm)の逆止弁の場合、流量約25kg/h以上でハンチングがおさまるので、この流量を想定流量とすることが好ましい。また、ハンチングがおさまる時点での最小の差圧は約0.13MPaである。
図5の測定結果を見ると、断面積4.08mm(約4mm)の逆止弁の場合、流量約7kg/h以上でハンチングがおさまるので、この流量を想定流量とすることが好ましい。また、ハンチングがおさまる時点での最小の差圧は約0.135MPaである。
図6の測定結果を見ると、断面積2.04mm(約2mm)の逆止弁の場合、流量約5kg/h以上でハンチングがおさまるので、この流量を想定流量とすることが好ましい。また、ハンチングがおさまる時点での最小の差圧は約0.14MPaである。
以上より、最小想定流量をもとに最適な断面積を選ぶことができる。たとえば、最小想定流量が約5〜約7kg/h、約7〜約25kg/h、約25〜約65kg/h、約65kg/h以上の場合において、それぞれ断面積を、約2mm、約4mm、約6mm、約8mmとすればよい。
このように、絞りの断面積がより小さいほうが、流量がより小さい領域においてハンチング現象の発生を防止できるという結果となっている。
なお、絞りを設けない構成、すなわち、弁体が少しでも摺動すると連通窓に開口部ができるような構成については、近似的に絞りの断面積が連通窓の面積と等しいケースと考えることができる。この場合、連通窓の面積は実施の形態1における絞り26に比較してはるかに大きいので、ハンチング現象が発生しやすい。
このように、実施の形態1に係る逆止弁10は、流量が比較的小さい場合の流体の流通経路において、流路20fと連通窓22bとの間に絞り26を設ける構成としたので、リフト長が増加しても流量が過剰に増加せず、流路20fとケース22外部の差圧が急激に下がることがないので、ハンチング現象を防止し、弁の安定性を確保する。
なお、実施の形態1において、絞り26は、ケース22の内周面22eとスプール24の外周面24fとが、互いに対向する空間によって形成する構造であるが、これはまた、スプール24を安定的に摺動させるような差圧を、流路20f側と連通窓22b側との間に維持するための構造であり、さらに、逆止弁10の想定流量においてハンチングを発生させない程度の断面積を有する構造である。
なお、実施の形態1に係る逆止弁10において、以下のような変形を施すことができる。
実施の形態1において、絞り26の形状は同心円状であるが、これは異なる形状であってもよい。たとえば、ケース22とスプール24との少なくとも一方に形成された溝であってもよい。
スプール24の摺動方向の長さは、着座した状態において連通窓22bにかからない程度であるが、これは連通窓22bを塞がない長さであってもよく、また連通窓22bの一部または全部を塞ぐ長さであってもよい。
連通窓22bの数、形状、および合計面積は、上記と異なるものであってもよい。また連通窓22bの一部または全部がそれぞれ異なる形状であってもよく、それぞれ弁座20gから異なる距離にあってもよい。
流通する流体は二酸化炭素であるが、これはフロン等の他の流体であってもよい。
ケース22およびスプール24の形状は、スプール24摺動方向に対して垂直方向の断面が略円形であるが、これは上記のようにスプール24の摺動を安定させる絞り26を形成するものであれば他の形でもよく、またケース22の断面形状とスプール24の断面形状が略相似形でなくともよい。
弁座部材20とケース22とは別部材であるが、これは一体に形成される弁ハウジングであってもよい。
スプール24は略コップ状の中空形状であるが、これは中空部分を持たないものであってもよい。
ばね25は、スプール24を弁座20g方向に押す弾性体であればよく、たとえばゴム等であってもよい。
弁座部材20は円筒形の流路20fを備えるが、弁座20gを有する形状であれば流路20fを備えない形状であってもよいし、また流路20fに相当する部分を外部に連通する部材が提供するものであってもよい。
実施の形態2.
図2を用いて、この発明の実施の形態2に係る逆止弁110の構成を示す。
逆止弁110は、実施の形態1と同様に、弁座部材120と、この弁座部材120に嵌着されるケース122と、ケース122内で摺動可能に設けられた弁体であるスプール124と、ケース122内でスプール124を弁座部材120の方向に付勢する付勢部材としてのばね125とからなる。弁座部材120とケース122とは弁ハウジングを構成する。
弁座部材120には流体が流入する吸入口120hと、吸入口120hから流入した流体が流れる流路120fが貫設されている。座部120eには弁座120gが幅を持つ円周状に形成されている。
ケース122のフランジ122g、および、ケース122の周壁に設けられ頂角122cと対辺122dとを有する連通窓122bについては、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
スプール124は、一方向に摺動して弁座120gに着座し、他方向(弁座から離れる方向)に摺動して弁座120gから離座するシール面124aを有している。ただし、実施の形態1と異なり、シール面124aの略中央部、すなわちシール面124aにおいて弁座120gと当接する位置よりも内側には、シール面124aから突出し、流路120fと嵌合する凸部124xが形成されている。
シール面124aの周囲には、テーパ面124rが形成されており、スプール124のシール面124aが弁座部材120の弁座120gに着座したときに、シール面124aと、連通窓122bの頂角122cとの摺動方向の距離は長さbとなる。ただし、テーパ面124rの摺動方向の大きさは、長さbに対して十分に小さく、無視できる程度である。
ケース122とスプール124とが嵌合すると、ケース122の内周面122eと、スプール124の第一外周面124hとの間に、第一絞り126bが形成され、少量の流体が流通可能であるようになっている。すなわち、スプール124が、弁座120gに着座した状態から連通窓側へ長さbだけ摺動した状態に至るまでの各状態においては、ケース122の内周面122eとスプール124の外周面124fとが、互いに対向する空間によって第一絞り126bを形成する。
この第一絞り126bの、摺動方向に対して垂直方向の断面積、すなわちY−Yと平行な平面での断面積は、連通窓122bの面積に比べて十分に小さい。さらに、上述のようにテーパ面124rが十分に小さいため、第一絞り126bの長さはbであるとみなせるものとする。
また、第一絞り126bの、摺動方向に対して垂直方向の断面の形状は、たとえばリング状である。すなわち、ケース122の内周面122eと、スプール124の第一外周面124hとからなる2つの同心円によって挟まれる形状である。こうすることにより、ケース122およびスプール124の構造が簡素なものとなる。
スプール124の凸部124xの外周面、すなわち第二外周面124iの両端には、連通窓122b側にテーパ面124sが、流路120f側にテーパ面124tが形成されており、スプール124のシール面124aが弁座部材120の弁座120gに着座したときに、シール面124aと、スプール124の頂面124yとの摺動方向の距離は長さcとなる。ただし、テーパ面124sおよびテーパ面124tの摺動方向の大きさは、長さcに対して十分に小さく、無視できる程度である。
流路120fとスプール124の凸部124xとが嵌合すると、流路120fを構成する周面、すなわち弁座部材120の内周面120eと、スプール124の第二外周面124iとの間に、第二絞り126cが形成され、少量の流体が流通可能であるようになっている。すなわち、スプール124の凸部124xは、その外周面124iが、少なくとも弁座120gにシール124aが接触した際に、流路120fの内周面120eと嵌合し、外周面124iと内周面120eとが、互いに対抗する空間によって第二絞り126cを形成する。
この第二絞り126cの、摺動方向に対して垂直方向の断面積、すなわちY−Yでの断面積は、連通窓122bの面積に比べて十分に小さい。さらに、上述のようにテーパ面124sおよびテーパ面124tが十分に小さいため、第二絞り126cの長さはcであるとみなせるものとする。
また、第二絞り126cの、摺動方向に対して垂直方向の断面の形状は、たとえば弁座部材120の内周面120eと、スプール124の第二外周面124iとからなる同心円状である。こうすることにより、弁座部材120およびスプール124の構造が簡素なものとなる。
ここで、第一絞り126bおよび第二絞り126cの形状について、たとえば、それぞれの断面は共に同心円状であり、またそれぞれの同心円の径の差はほぼ等しいように構成することが可能である。すなわち、以下の式が成り立つように構成する。
(ケース122の内径)−(スプール124の第一外周面124hの径)
≒(弁座部材120の内径)−(スプール124の第二外周面124iの径)
この場合、第二絞り126cの断面積は第一絞り126bの断面積よりも小さくなるため、第二絞り126cは第一絞り126bよりも短い長さで同じ絞り効果、すなわち流体の流通を制限する効果を得ることができる。
このため、この場合においては、長さbと長さcの和が、実施の形態1における図1の長さaより短くとも、実施の形態1における逆止弁10と同程度の流量制限効果を得ることができる。すなわち、b+c<aであって同程度の効果が得られる。
また、長さbと長さcとの大小関係について、とくに制限はしないが、たとえばb>cである。
ばね125については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
次に、この実施の形態2に係る逆止弁110の動作を説明する。
流路120fに流入した流体が、スプール124を他方向(弁座から離れる方向)に押圧し、ばね125の付勢力に打ち勝ってスプール124を他方向に摺動させる。このため、シール面124aが弁座部材120の弁座120gから離座し、第二絞り126cと第一絞り126bとが連通する。
ケース122のシール面124aと弁座部材120の弁座120gとの距離、すなわちリフト長xが長さcよりも小さい間、すなわちx<cである間は、流体は流路120fから第二絞り126c、第一絞り126bを順に流れ、さらに連通窓122bを通ってケース122の外部へと吐出される。連通窓122bの面積は、第一絞り126bおよび第二絞り126cの断面積に比べて十分に大きいので、x<cである間は、流体の流通は第一絞り126bおよび第二絞り126cによって制限される。このため、リフト長xが変化しても、流量が急激に変化することはなく、したがって流路120fとケース122外部との差圧は急激には変化せず、ハンチング現象は発生しない。
リフト長xが増加し、x=cとなると、スプール124の頂面124yと弁座部材120の弁座120gとが同一平面上に位置する。さらにリフト長xが増加し、c<x<b+cとなると、スプール124の凸部124xとケース122との嵌合が抜け、スプール124の第二外周面124iと弁座部材120の内周面120eとが重ならなくなるため、まず第二絞り126cによる絞り効果がなくなる。
このとき、流体は流路120fから直接ケース122の内部へ流れ込み、第一絞り126bを通り、さらに連通窓122bを通ってケース122の外部へと吐出される。c<x<b+cである間は、流体の流通は第一絞り126bによって制限される。このため、リフト長xが変化しても、流量が急激に変化することはなく、したがって流路120fとケース122外部との差圧は急激には変化せず、ハンチング現象は発生しない。
リフト長xが続けて増加し、x=b+cとなると、スプール124のシール面124aと連通窓122bの頂角122cとが重なる。さらにリフト長xが増加し、x>b+cとなると、ケース22の内部と外部とが直接連通する開口部分が現れる。こうなると、第一絞り126bによる絞り効果もなくなり、流体の流通は連通窓22bにおける開口部分の面積によって制限されるようになる。
x>b+cにおける逆止弁110の動作は、実施の形態1でのx>aにおける逆止弁10の動作と同様であるので、説明を省略する。
このように、実施の形態2に係る逆止弁110は、流量が比較的小さい場合の流体の流通経路において、流路120fと連通窓122bとの間に第一絞り126bおよび第二絞り126cの少なくとも一方を設ける構成としたので、リフト長が増加しても流量が過剰に増加せず、流路120fとケース122外部の差圧が急激に下がることがないので、ハンチング現象を防止し、弁の安定性を確保する。
また、実施の形態2に係る逆止弁110は、第一絞り126bと第二絞り126cとを備え、第二絞り126cの径は第一絞り126bの径より小さいので、短い区間で同程度の絞り効果を得ることができ、径の小さい第二絞り126cを持たない構成に比べて逆止弁110をコンパクトなものにすることができる。
なお、実施の形態2において、第一絞り126bは、ケース122の内周面122eとスプール124の外周面124fとが、互いに対向する空間によって形成する構造であり、第二絞り126cは、外周面124iと内周面120eとが、互いに対抗する空間によって形成する構造である。この第一絞り126bおよび第二絞り126cはまた、スプール124を安定的に摺動させるような差圧を、流路120f側と連通窓122b側との間に維持するための構造であり、さらに、逆止弁110の想定流量においてハンチングを発生させない程度の断面積を有する構造である。
なお、実施の形態2に係る逆止弁110において、以下のような変形を施すことができる。
第一絞り126bの長さbおよび第二絞り126cの長さcについて、b>cであるが、これはb=cであってもよく、b<cであってもよい。長さbと長さcとの大小関係が変化すると、第一絞り126bおよび第二絞り126cがそれぞれ絞りとして作用しなくなる順序が変化するが、小流量領域においてハンチング現象を防止する効果には影響しない。
スプール124の摺動方向の長さは、着座した状態において連通窓122bの一部を塞ぐ長さであるが、これは連通窓122bを塞がない長さであってもよく、また連通窓122bの一部または全部を塞ぐ長さであってもよい。
連通窓122bの数、形状、および合計面積は、上記と異なるものであってもよい。また連通窓122bの一部または全部がそれぞれ異なる形状であってもよく、それぞれ弁座120gから異なる距離にあってもよい。
流通する流体は二酸化炭素であるが、これはフロン等の他の流体であってもよい。
ケース122およびスプール124の形状は、スプール124摺動方向に対して垂直方向の断面が略円形であるが、これは上記のようにスプール124の摺動を安定させる第一絞り126bおよび第二絞り126cを形成するものであれば他の形でもよく、またケース122の断面形状とスプール124の断面形状が略相似形でなくともよい。また、第一絞り126bと第二絞り126cは異なる形状であってもよい。
弁座部材120とケース122とは別部材であるが、これは一体に形成される弁ハウジングであってもよい。
スプール124は略コップ状の中空形状であるが、これは中空部分を持たないものであってもよい。
ばね125は、スプール124を弁座120g方向に押す弾性体であればよく、たとえばゴム等であってもよい。
本発明の実施の形態1に係る逆止弁の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る逆止弁の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る逆止弁の、絞り断面積8.17mmの場合の試験結果を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る逆止弁の、絞り断面積6.13mmの場合の試験結果を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る逆止弁の、絞り断面積4.08mmの場合の試験結果を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る逆止弁の、絞り断面積2.04mmの場合の試験結果を示すグラフである。 従来技術における逆止弁の構成を示す図である。 従来技術における逆止弁の断面形状を示す図である。
符号の説明
10および110 逆止弁、20および120 弁座部材、20gおよび120g 弁座、20fおよび120f 流路、22および122 ケース、22eおよび122e 内周面(周壁の内周面)、22bおよび122b 連通窓、24および124 スプール(弁体)、24fおよび124f 外周面(弁体の外周面)、124h 第一外周面(弁体の外周面)、124i 第二外周面(凸部の外周面)、124x 凸部。

Claims (3)

  1. 少なくとも一方の端部に吸入口が設けられ、他方の端部が外部と遮蔽され、両端部が周壁で接続されたハウジングであって、前記吸入口よりも前記他方の端部側に設けられた弁座と、当該弁座よりもさらに他方の端部側における周壁の一部に設けられた連通窓とを有する弁ハウジングと、
    前記弁ハウジング内に摺動可能に配置された、前記周壁の内周面と嵌合する外周面を有する弁体であって、前記弁ハウジング内における前記一方の端部側に摺動された際に前記弁座に着座するシール面を有する弁体と、
    前記弁体における前記一方の端部側へ前記弁体を押す付勢部材と、
    を備えた逆止弁であって、
    前記連通窓における前記弁座側の端は、前記周壁において、前記弁体のシール面部が前記弁座に着座した際における、前記弁体の外周面の最も前記一方の端部側の位置に対応する位置から、前記他方の端部側に特定長だけ隔たっており、
    前記弁体が、前記弁座に着座した状態から前記他方の端部側へ略前記特定長摺動した状態に至るまでの各状態においては、前記周壁と前記弁体の前記外周面とが、互いに対向する空間によって第一絞りを形成する
    ことを特徴とする逆止弁。
  2. 請求項1に記載の逆止弁において、
    前記弁体は、前記シール面における前記弁座と当接する位置よりも内側において、当該シール面から突出された凸部を有し、
    前記凸部は、その外周面が、少なくとも前記弁座に前記シール面が接触した際に、前記弁ハウジングにおける前記弁座と前記吸入口との間の流路の内周面と嵌合し、前記外周面と当該内周面とが、互いに対抗する空間によって第二絞りを形成し、
    前記弁座の摺動方向に対して垂直方向の断面積は、前記第二絞りの方が前記第一絞りよりも小さい
    ことを特徴とする逆止弁。
  3. 請求項1または2に記載の逆止弁において、
    前記第一絞りおよび前記第二絞りの少なくとも一方は、その前記摺動方向に対して垂直方向の断面形状がリング状である
    ことを特徴とする逆止弁。
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