JP2006275329A - 逆止弁一体型圧力開閉弁 - Google Patents

逆止弁一体型圧力開閉弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2006275329A
JP2006275329A JP2005092095A JP2005092095A JP2006275329A JP 2006275329 A JP2006275329 A JP 2006275329A JP 2005092095 A JP2005092095 A JP 2005092095A JP 2005092095 A JP2005092095 A JP 2005092095A JP 2006275329 A JP2006275329 A JP 2006275329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
check valve
chamber
check
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005092095A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatake Ise
貞武 伊勢
Hide Yanagisawa
秀 柳澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to JP2005092095A priority Critical patent/JP2006275329A/ja
Publication of JP2006275329A publication Critical patent/JP2006275329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

【課題】 二酸化炭素のような高圧の冷媒を用いる冷凍サイクルに通した逆止弁一体型圧力開閉弁を提供する。
【解決手段】 逆止弁一体型圧力開閉弁10の弁本体20は、高圧冷媒が通過する高圧室22と低圧冷媒が通過する低圧室40を有する。弁本体20に固着されるフランジ部材50は立上り部52を有し、キャップ部材120の立上り部122が嵌合される。ダイアフラム60の立上り部62は両部材に挾まれ、縁部は溶接部Wで固着される。ダイアフラム60の内周部も立上り部に形成されて逆止弁の弁座部材80に嵌合され、補強用リング部材70とともに溶接される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷凍サイクルに使用する逆止弁一体型圧力開閉弁、特に二酸化炭素(CO)冷媒を使用するのに適した逆止弁一体型圧力開閉弁に関する。
冷凍サイクルのコンプレッサとして、特にロータリーコンプレッサを使用するものは、ロータリーコンプレッサの停止時に、コンプレッサ内部にガスの漏れが生じ、冷媒が蒸発器側へ逆流する場合があることを防止するために、蒸発器側へ逆流する高圧冷媒の流れを止める逆止弁と、蒸発器へ向かう高圧冷媒の流れを止める高圧弁が装備される。
下記の特許文献は、上述した目的に適用する逆止弁一体型圧力開閉弁を開示している。
特公平3−56392号公報
冷凍サイクルに使用する冷媒の環境負荷を軽減するために、冷媒に二酸化炭素(CO)を使用することが試みられている。
冷媒に二酸化炭素を使用する場合には、冷媒を高圧に圧縮する必要があり、サイクルを構成する機器の耐圧性能を高くする必要がある。
本発明の目的は、特に二酸化炭素冷媒に適した逆止弁一体型圧力開閉弁を提供するものである。
本発明の逆止弁一体型圧力開閉弁は、基本的手段として、冷凍サイクルのコンプレッサから蒸発器へ向かう高圧の冷媒が通過する高圧弁室と、蒸発器からコンプレッサに戻る低圧の冷媒が通過する低圧弁室を有する弁本体と、低圧弁室の出口側に配設される逆止弁と、高圧弁室を開閉する高圧弁体を備える。そして、弁本体の低圧弁室側に取り付けられるフランジ部材と、フランジ部材に嵌合されるキャップ部材と、フランジ部材とキャップ部材に挾み込まれるダイアフラムを備え、フランジ部材とキャップ部材とダイアフラムの3個の部材の外周部は立上り部に形成され、3個の部材の縁部は溶接部により一体に固着されるものである。また、ダイアフラムの中央の開口部は、立下げ部に形成されて弁座部材の下端部外周部に嵌合され、ダイアフラムの立下げ部の外周部に嵌合される補強用のリング部材を備え、上記3個の部材の縁部は溶接手段により一体に固着される。そして、逆止弁の弁座部材は、同じ円上に形成される複数の流路を備え、高圧弁体は高圧弁室と低圧弁室の間をシールするシール部材を備えるものである。
更に、高圧弁体は、低圧弁室に対向する第1の高圧弁部材と、高圧弁室に対向する第2の高圧弁部材を備え、両部材の間に挟み込まれて高圧弁室と低圧弁室の間をシールする薄膜パッキンを備えることもできる。
本発明は、以上の構成を備えることにより、二酸化炭素冷媒のような高圧の冷媒に対応することができる。
また、全体の外径寸法を小さくすることができ、さらに、ダイアフラムの動作部分に溶接の熱影響が及ぶのを防止することができる。
図1は、本発明の逆止弁一体型圧力開閉弁を備えた冷凍サイクルを示す説明図である。
コンプレッサ1で圧縮された炭酸ガス冷媒(CO)は、ガスクーラー2で凝縮され、管路3を介して本発明の逆止弁一体型圧力開閉弁10へ送られる。逆止弁一体型圧力開閉弁10の高圧弁を通った冷媒は、膨張弁5へ送られ、膨張弁5で断熱膨張された冷媒は蒸発器6で熱交換が行われる。蒸発器6から戻る冷媒は、逆止弁一体型圧力開閉弁10の逆止弁を通り、コンプレッサ1側へ戻される。
この冷媒サイクルにあっては、高圧の炭酸ガス冷媒が用いられるために、逆止弁一体型圧力開閉弁10も耐圧性能の高い構造が採用されている。
全体を符号10で示す逆止弁一体型圧力開閉弁は、弁本体20を有し、弁本体20には、ガスクーラー2からの冷媒を受け入れる高圧弁室22が設けられる。高圧弁室22は、高圧弁座24を有するオリフィス23を介して膨張弁5側へ連通される。
高圧弁室22に挿入される高圧弁体30は、高圧弁座24に対して離接され、高圧冷媒の開閉弁として機能する。
弁本体20は、蒸発器6から戻る低圧の冷媒を受け入れる低圧弁室40が設けられる。
高圧弁体30は、低圧弁室40の中心部を貫通し、その上端は逆止弁座部材80の下面に当接される。高圧弁体30はシールリング32を有し、高圧弁室22と低圧弁室40の間がシールされる。高圧弁体30には、止め輪34が嵌装され、止め輪34と弁本体20の間にはコイルバネ36が取り付けられる。
コイルバネ36は、高圧弁体30を常時ダイアフラム60側へ付勢する。
弁本体20に取り付けられるフランジ部材50は、立上り部52を有する。フランジ部材50の立上り部52の内側には、ダイアフラム60の立上り部62が挿入され、キャップ部材120が嵌合される。
キャップ部材120の立上り部122とダイアフラム60の立上り部62と、フランジ50の立上り部52の縁部は、溶接手段Wにより一体に固着される。
立上り部にすることにより、平板を上下に挟み込むようにするより外径を小とすることができる。
キャップ部材120とダイアフラム60の間には、圧力室110が形成され、圧力室110内に逆止弁ホルダ100が配設される。逆止弁ホルダ100内には、円盤状の逆止弁体90が摺動自在に挿入される。
逆止弁ホルダ100の下端部は、逆止弁座部材80に嵌合される。逆止弁座部材80は、同心円上に設けられる複数の低圧冷媒の通路82と弁座84を有する。
逆止弁座部材80の下端の外周部は、薄肉の円筒部に形成される。ダイアフラム60の中央には立下げ部がバーリング加工で形成される。2つの部材は嵌合され、その外側には、補強用のリング部材70が嵌合され、3個の部材の縁部は、溶接手段Wにより一体に固着される。
この構成により、高圧の冷媒に対する耐圧性の高い弁構造を得ることができる。
次に本発明の逆止弁一体型圧力開閉弁10の作動を説明する。
コンプレッサ1から吐出された冷媒は、ガスクーラー2で冷却され、配管3を介して高圧弁室22へ送り込まれる。
コンプレッサ1の吸込側へ連通される圧力室110は減圧され、ダイアフラム60が圧力室110側へ変位する。
この作用により高圧弁体30は引上げられ、高圧弁室22内の冷媒は、膨張弁5を介して蒸発器6側へ送られる。
蒸発器6から戻る冷媒は、低圧弁室40へ入り、逆止弁座部材80の通路82を通り、逆止弁体90を押し上げる。弁座84は開き、冷媒の圧力室110を通ってコンプレッサ1の吸込側へ戻される。
コンプレッサの運転が停止されると、冷媒の流れが止まり、逆止弁体90は、重力で逆止弁座部材80の弁座84に当接し、逆止弁を閉じる。
コンプレッサ1の型式によれば、コンプレッサ1の停止時に、内部洩れにより吸込側の冷媒圧力が上昇するものもある。
この際には、圧力室110内の圧力が上昇し、ダイアフラム60を押し下げ、高圧弁体30を下降させ、高圧弁座24に当接して、高圧弁を閉じる。
この作用により蒸発器6の冷媒の出入口の両方の回路が遮断される。
図2は、本発明の逆止弁一体型圧力開閉弁の他の実施例を示す説明図である。
この逆止弁一体型圧力開閉弁10aは、図1の実施例の逆止弁一体型圧力開閉弁10の高圧弁体30の構造を変更した以外は同一の構造を備えるので、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例の逆止弁一体型圧力開閉弁10aの高圧弁体130は、第1の高圧弁部材131と第2の高圧弁部材133に分割されている。第1の高圧弁部材131は逆止弁座部材80の下面に当接するもので、有底穴134を有する。第2の高圧弁部材133は、この第1の高圧弁部材131の有底穴134に圧入される小径部を有し、他端は弁座24に当接する。この圧入を容易にするために、逃げ穴135が設けてある。
この第1の高圧弁部材131と第2の高圧弁部材133の間には、薄膜パッキン132が挟み込まれる。
この薄膜パッキン132は、テフロン(登録商標)等の適宜の樹脂等でつくられ、高圧弁室22と低圧弁室40の間をシールする。
本実施例の逆止弁一体型圧力開閉弁10aの作動は、前述の実施例と同様である。
本発明の実施例を示す説明図。 本発明の他の実施例を示す説明図。
符号の説明
10 逆止弁一体型圧力開閉弁
20 弁本体
30 高圧弁体
40 低圧弁室
50 フランジ部材
60 ダイアフラム
70 補強用リング部材
80 逆止弁座部材
90 逆止弁体
100 ホルダ
110 圧力室
120 キャップ部材

Claims (5)

  1. 冷凍サイクルのコンプレッサから蒸発器へ向かう高圧の冷媒が通過する高圧弁室と、蒸発器からコンプレッサに戻る低圧の冷媒が通過する低圧弁室を有する弁本体と、低圧弁室の出口側に配設される逆止弁と、高圧弁室を開閉する高圧弁体を備える逆止弁一体型圧力開閉弁であって、
    弁本体の低圧弁室側に取り付けられるフランジ部材と、フランジ部材に嵌合されるキャップ部材と、フランジ部材とキャップ部材に挾み込まれるダイアフラムを備え、フランジ部材とキャップ部材とダイアフラムの3個の部材の外周部は立上り部に形成され、外径を小にでき、3個の部材の縁部は溶接部により一体に固着されることを特徴とする逆止弁一体型圧力開閉弁。
  2. ダイアフラムとキャップ部材との間に形成される圧力室内に配設される逆止部は、ダイアフラムの中央の開口部に固着される弁座部材と、弁座部材の弁座を開閉する弁体を備え、
    ダイアフラムの中央の開口部は、立下げ部に形成されて弁座部材の下端部外周部に嵌合され、ダイアフラムの立下げ部の外周部に嵌合される補強用のリング部材を備え、上記3個の部材の縁部は溶接手段により一体に固着されることを特徴とする請求項1記載の逆止弁一体型圧力開閉弁。
  3. 逆止弁の弁座部材は、同じ円上に形成される複数の流路を備える請求項2記載の逆止弁一体型圧力開閉弁。
  4. 高圧弁体は高圧弁室と低圧弁室の間をシールするシール部材を備える請求項1記載の逆止弁一体型圧力開閉弁。
  5. 高圧弁体は、低圧弁室に対向する第1の高圧弁部材と、高圧弁室に対向する第2の高圧弁部材を備え、両部材の間に挟み込まれて高圧弁室と低圧弁室の間をシールする薄膜パッキンを備える請求項1記載の逆止弁一体型圧力開閉弁。
JP2005092095A 2005-03-28 2005-03-28 逆止弁一体型圧力開閉弁 Pending JP2006275329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005092095A JP2006275329A (ja) 2005-03-28 2005-03-28 逆止弁一体型圧力開閉弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005092095A JP2006275329A (ja) 2005-03-28 2005-03-28 逆止弁一体型圧力開閉弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006275329A true JP2006275329A (ja) 2006-10-12

Family

ID=37210276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005092095A Pending JP2006275329A (ja) 2005-03-28 2005-03-28 逆止弁一体型圧力開閉弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006275329A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281337A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Fuji Koki Corp ダイアフラムケース及びこれを用いた流量調整弁
CN104251337A (zh) * 2013-06-27 2014-12-31 王志敏 一种新型水锤消除阀

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140568U (ja) * 1984-08-16 1986-03-14 株式会社 鷺宮製作所 逆止弁付差圧開閉弁
JP2000120551A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Fuji Koki Corp 可変容量型圧縮機用の圧力調整弁
JP2001082835A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Denso Corp 圧力制御弁
JP2004045026A (ja) * 2003-09-04 2004-02-12 Fuji Koki Corp 温度式膨張弁
JP2004345376A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Denso Corp 車両用膨張弁

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140568U (ja) * 1984-08-16 1986-03-14 株式会社 鷺宮製作所 逆止弁付差圧開閉弁
JP2000120551A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Fuji Koki Corp 可変容量型圧縮機用の圧力調整弁
JP2001082835A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Denso Corp 圧力制御弁
JP2004345376A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Denso Corp 車両用膨張弁
JP2004045026A (ja) * 2003-09-04 2004-02-12 Fuji Koki Corp 温度式膨張弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281337A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Fuji Koki Corp ダイアフラムケース及びこれを用いた流量調整弁
CN104251337A (zh) * 2013-06-27 2014-12-31 王志敏 一种新型水锤消除阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7117895B2 (en) Switching valve
KR101266120B1 (ko) 절환밸브
US7036527B2 (en) Composite valve
JP5906372B2 (ja) 制御弁
JP6011498B2 (ja) 膨張弁
JP2015075124A (ja) 電磁弁
JP2006275329A (ja) 逆止弁一体型圧力開閉弁
CN102519089A (zh) 带卸荷功能的空调器
JP2003254460A (ja) 圧力制御弁
CN105042092A (zh) 超临界高压双瓣卸压排污式气动流量调节阀
JP2003185299A (ja) 複合弁
JPH0366987A (ja) カートリッジ式逆止弁
JP2005315376A (ja) 閉止弁
JP2010121703A (ja) ダイヤフラムバルブ
JP2005315444A (ja) 逆止弁一体型圧力開閉弁
WO2019059093A1 (ja) 膨張弁
JP6011496B2 (ja) 膨張弁
US4593535A (en) Differential pressure valve
JP5106357B2 (ja) 冷蔵庫
CN217927302U (zh) 止回阀以及冷冻循环系统
JP2002168545A (ja) 冷凍サイクル装置
JP3981274B2 (ja) 四方弁
JP2002115937A (ja) 複合弁
JPH06185832A (ja) 冷凍サイクルの弁装置
JP4596830B2 (ja) 四方弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928