JP2006057340A - フロア材の取り付け方法及びフロア材の取り付け構造 - Google Patents

フロア材の取り付け方法及びフロア材の取り付け構造 Download PDF

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重夫 高島
Keisuke Shitan
慶介 士反
Yasuhito Suzuki
康仁 鈴木
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Abstract

【課題】 フロア材1を微妙なズレを調整しながら施工でき、取り付ける際には熟練度を必要としないものとし、また、フロア材1の寸法、位置などの変化に水平面内で移動できるため面内歪みが発生せず、剥がれ、きしみ音のないものとする。
【解決手段】 フロア材1を、シート状磁石7を介して下地9に取り付ける。ロア材の裏面に被磁着体6が貼着されるとともに、下地9にも被磁着体6が貼着され、双方の被磁着体6をシート状磁石7により磁着する。シート状磁石7としては、希土類系磁性シートを用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明はフロア材の取り付け方法及び取り付け構造に関する。
これまで住宅用フロアは合板、繊維板などの木質材料を基材としたフロア材を、接着剤を用いて取り付けられている。
しかしながら、接着剤を用いているため施工後の取り替えや解体に手間を要していた。このような問題を解決する方法として面ファスナーを用いて取り付ける方法も考えられるが、面ファスナーが一端くっつくとズラスことが不可能で微妙な位置合わせができないといった施工上の問題があった。
特開平10−183965 実開平4−95445 特開平7−292938
本発明はかかる状況に鑑み検討されたもので、以下のことを特徴とする発明である。
すなわち請求項1記載の発明は、フロア材1を、シート状磁石7を介して下地9に取り付けることを特徴とするフロア材1の取り付け方法である。
また、請求項2記載の発明は、フロア材1の裏面に被磁着体6が貼着されるとともに、下地9にも被磁着体6が貼着され、両方の被磁着体6がシート状磁石7により磁着されていることを特徴とするフロア材1の取り付け構造である。
本発明によれば、フロア材1を微妙なズレを調整しながら施工できるとともに、釘を用いることなく、熟練度を必要としない。また、フロア材1の寸法、位置などの変化に水平面内で移動できるため面内歪みが発生せず、剥がれ、きしみ音のないものとなる。
以下、本発明について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のフロア材1の取り付け構造を示す構成断面図である。フロア材1としてはコルク材を用い、裏面には両面粘着テープ5を介して被磁着体6としての防錆鋼板が貼着されている。下地9の所々には両面粘着テープ5を介して被磁着体6としての防錆鋼板が貼着され、双方の防錆鋼板はシート状磁石7で磁着されている。尚、シート状磁石7が無い箇所には充填クッションシート8が収納され、中空部4には面状発熱体が収納してもよい。
本発明ではフロア材1としてコルク材を使用する理由はVOC成分を含む塗装を施すことなくそのまま使える自然な素材である、素足での歩行感が良いこと、木材の中で最大の空気層を含有しており温度、湿度による寸法変化が少ないことなどが挙げられる。コルク材の厚みは3〜6mm程度で良好な歩行感が得られる。
尚、図示はしないが表面の意匠を向上させる目的で印刷フィルムを貼着してもよい。
被磁着体6としての防錆鋼板6は、Ti、Fe、Nb、SUSなどの金属の箔を巻き込んだものや、鋼板の表面を防錆処理した表面処理鋼板などが挙げられ、本発明では、電気亜鉛めっき鋼板(商品名 ボンデ鋼板 新日本製鐵株式会社製)が用いられている。これ以外にも表面処理鋼板としては、溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板、溶融系二層めっき鋼板などの溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛合金めっき鋼板、電気系二層合金めっき鋼板、電気系有機被膜めっき鋼板などの電気亜鉛めっき系鋼板、ターンめっき鋼板、電気錫めっき鋼板などが挙げられる。
防錆鋼板の厚みは現場施工時にブリキはさみで容易に切断できる厚みであること、また、タッカーで容易に取り付けられること、更に磁力の保持できることなどを考慮して0.3〜0.8mmが適している。
防錆鋼板のコルク材への接着は両面粘着テープ5、ウレタン系の接着剤、エポキシ系の接着剤、フェノール・ブチラール系の接着剤を用いればよい。これらの接着剤にはVOCが含まれるものの、シート状磁石を取り付ける部分のみに接着剤を使用すればよいため、発生量は低く抑えられる。
シート状磁石7としては希土類シート磁石が用いられている。磁石としては希土類磁石の他、フェライト磁石、アルニコ磁石が挙げられるが、フロア材1が大きさが大きくなればなるほど、また、厚みが厚くなればなるほど重くなるため高磁力が必要とされ、またシート状磁石7による段差を最小限にとどめるため、フェライト磁石、アルニコ磁石に比べ磁束密度の大きい希土類磁石がとりわけ好まく、薄くても強力は磁力が発揮される。
希土類磁石とは、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジウム、ネオジウム、プロメチウム、サマリウム、ユーロビウム、ガドリウム、テレビウム、ジスプロジウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムなどの希土類金属を磁性材料に混ぜ合わせたものであり、シート状磁石7は、希土類系磁性粉と、樹脂バインダー、例えば合成ゴム又は熱可塑性合成樹脂と、カップリング剤、加硫剤、老化防止剤などとを混練して、軟化させた後、押出成形、射出成形、カレンダー成形などによりシート状に成形し、磁界を印加させたものである。
希土類系磁性粉の粒径は20〜150μmが好ましく、配合割合は75〜95重量%が好ましい。粒径が小さくなると、磁気特性が低下しやすく、粒径が大きくなると、磁石粉の配向性が悪くなる。配合割合は多ければ多いほど磁気特性が向上するが95重量%を超えると磁性シートが脆くなる。
希土類系磁性体としては、残留磁束密度、保磁力、最大エネルギー積が大きいものがとりわけ好ましく、組成的にはサマリウム−コバルト系、サマリウム−鉄−窒素系、ネオジウム−鉄−ボロン系、セリウム−コバルト系、イットリウム−コバルト系などであり、本発明ではネオジウム−鉄−ボロン系が用いられている。
合成ゴムとしては、ニトリルゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、ブチルゴムなどが挙げられ、また熱可塑性合成樹脂としては、塩化ビニルエラストラマー、スチレン系エラストラマー、オレフィン系エラストラマー、ポリエステル系エラストラマー、ポリアミド系エラストラマー、ウレタン樹脂などが挙げられ、本発明ではニトリル−ブタジエンゴムが用いられている。本発明ではシート状磁石7として株式会社ダイドウ電子製のものを用いている。
ここで電磁界に関して説明すると、4mmのコルク材と0.5mmのボンデ鋼板をウレタン系接着剤で接着し、1mmのネオジウム−鉄−ボロン系のシート状磁石7を磁着したものについて、コルク材表面の磁界は測定できないほど小さいものであった。ちなみに世界保健機構(WHO)の1987年の指針では、50ガウス以下では有害な生物学的な影響ないという基準を大きく下回るもので人体への影響はない。
本発明には、市場分野としては住宅用のフロアにとどまらず、幼児施設、学校施設、商業施設、オフィスなどへの展開が可能である。
本発明のフロア材1の取り付け構造を示す構成断面図。
符号の説明
1 フロア材
4 中空部
5 両面粘着テープ
6 被磁着体
7 シート状磁石
8 クッションシート
9 下地

Claims (2)

  1. フロア材1を、シート状磁石7を介して下地9に取り付けることを特徴とするフロア材1の取り付け方法。
  2. フロア材1の裏面に被磁着体6が貼着されるとともに、下地9にも被磁着体6が貼着され、双方の被磁着体6がシート状磁石7により磁着されていることを特徴とするフロア材1の取り付け構造。
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