JP2006052557A - 化粧パネルの取り付け構造 - Google Patents
化粧パネルの取り付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006052557A JP2006052557A JP2004233966A JP2004233966A JP2006052557A JP 2006052557 A JP2006052557 A JP 2006052557A JP 2004233966 A JP2004233966 A JP 2004233966A JP 2004233966 A JP2004233966 A JP 2004233966A JP 2006052557 A JP2006052557 A JP 2006052557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative panel
- sheet
- metal fitting
- magnet
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
【課題】 化粧パネルの施工、解体を容易に、粉塵が発生することがないものとする。
【解決手段】 断面凹型の化粧パネル1の凹部内の所々に、シート状磁石7が被磁着体を介して取着され、該シート状磁石7には断面ハット形状の金具2が当接され、該金具2は凹部に収納されながら下地に取り付ける。該断面ハット形状の金具2の鍔部2aにはビス孔4が、また該鍔部2aと垂直部2bとの屈折部2cにはピン孔3が穿設され、該金具はビス留め或いはピン留めする。
【選択図】 図2
【解決手段】 断面凹型の化粧パネル1の凹部内の所々に、シート状磁石7が被磁着体を介して取着され、該シート状磁石7には断面ハット形状の金具2が当接され、該金具2は凹部に収納されながら下地に取り付ける。該断面ハット形状の金具2の鍔部2aにはビス孔4が、また該鍔部2aと垂直部2bとの屈折部2cにはピン孔3が穿設され、該金具はビス留め或いはピン留めする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、化粧パネルの取り付け構造に関する。
従来、防錆金属スタッドを使用して壁面を構成する例として、オフィス壁面と間仕切り、学校のトイレ壁面と間仕切り、マンションの間仕切り、店舗の壁面と間仕切り、住宅のキッチン壁面などがある。
しかしながら、石膏ボードを下貼りしてから化粧パネルが取り付けられるため解体時に石膏ボードの粉塵と廃棄の問題があった。
これを解決するためビスで留めることも可能であるがビスが見栄えを悪くするといった問題があった。
かような問題を解決するに当たり、特開2004−68316号には磁石を用いる方法が開示されているが、シート磁石が取り付けられていない箇所に浮きが生じガタツクことがあった。
これを解決するためビスで留めることも可能であるがビスが見栄えを悪くするといった問題があった。
かような問題を解決するに当たり、特開2004−68316号には磁石を用いる方法が開示されているが、シート磁石が取り付けられていない箇所に浮きが生じガタツクことがあった。
本発明は、かかる状況に鑑み検討されたもので、簡易取り付けと簡易解体を強力シート磁石で実現し、簡単に化粧パネルの位置決めして取り付けられるように特殊な金具を用い、化粧パネルのガタツキを防ぐことを特徴とするものである。
すなわち、請求項1記載の発明は、断面凹型の化粧パネル1の凹部内の所々に、シート状磁石7が被磁着体を介して取着され、該シート状磁石7には断面ハット形状の金具2が当接され、該金具2は凹部に収納されながら下地に取り付けられていることを特徴とする化粧パネル1の取り付け構造である。
また、請求項2記載の発明は、該断面ハット形状の金具2の鍔部2aにはビス孔4が、また該鍔部2aと垂直部2bとの屈折部2cにはピン孔3が穿設され、該金具はビス留め或いはピン留めされていることを特徴とする請求項1記載の化粧パネル1の取り付け構造である。
更に、請求項3記載の発明は、該化粧パネルの裏面周縁にはクッション材が接着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧パネル1の取り付け構造である。
すなわち、請求項1記載の発明は、断面凹型の化粧パネル1の凹部内の所々に、シート状磁石7が被磁着体を介して取着され、該シート状磁石7には断面ハット形状の金具2が当接され、該金具2は凹部に収納されながら下地に取り付けられていることを特徴とする化粧パネル1の取り付け構造である。
また、請求項2記載の発明は、該断面ハット形状の金具2の鍔部2aにはビス孔4が、また該鍔部2aと垂直部2bとの屈折部2cにはピン孔3が穿設され、該金具はビス留め或いはピン留めされていることを特徴とする請求項1記載の化粧パネル1の取り付け構造である。
更に、請求項3記載の発明は、該化粧パネルの裏面周縁にはクッション材が接着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧パネル1の取り付け構造である。
本発明によれば、下地が石膏ボードであってもピンで金具を固定できるため、施工時や解体時に粉塵が発生することがない。また見栄えがよく、施工、解体が容易にしかも乾式で行うことができ、熟練度を必要としない。
更に、裏面に窪みあり、周縁にはクッション材が取り付けられているため電気配線を施すことができる。
加えて、通気性が確保されているため化粧パネルが反ることがない。
更に、裏面に窪みあり、周縁にはクッション材が取り付けられているため電気配線を施すことができる。
加えて、通気性が確保されているため化粧パネルが反ることがない。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る構造を示す透視正面図であるが、模式的に示したもので、金具の配置方法、大きさなどを特に限定するものではない。
図2は図1中の線A−Aに沿う分解構成断面図である。図2に基づいて詳述すると、断面凹型の化粧パネル1の凹部の所々にはシート磁石7が、被磁着体としての防錆鋼板6を介して取り付けられている。尚、防錆鋼板6は両面粘着テープ5により接着されている。シート磁石7は金具2に当接されている。
図2は図1中の線A−Aに沿う分解構成断面図である。図2に基づいて詳述すると、断面凹型の化粧パネル1の凹部の所々にはシート磁石7が、被磁着体としての防錆鋼板6を介して取り付けられている。尚、防錆鋼板6は両面粘着テープ5により接着されている。シート磁石7は金具2に当接されている。
化粧パネル1は、表面に厚み3mmのメラミン樹脂化粧板11が用いられ、周縁には縁材10が接着され、縁材10にはクッション材としてモヘア15が接着されている。クッション材は他の化粧パネルと壁面との隙間の目隠し用途だけでなく、電気配線コード20が容易に通る程度の柔軟性を有することが望ましい。本発明では縁材10を接着しているが、1枚ものの成形品の裏面を切削して凹部を形成してもよい。
また、メラミン樹脂化粧板11以外にも、意匠性、耐水性、耐熱性、剛性を有するものであれば特に限定はされず、例えば、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの樹脂を注型成形した注型品や、不飽和ポリエステル樹脂を用いてフィルム成形して得られるポリエステル樹脂化粧板、ジアリルフタレ−ト樹脂化粧板などの化粧板が適用できる。望ましくは、耐汚染性、耐摩耗性にも優れた性能を有し、傷がつきにくい注型品や、メラミン樹脂化粧板11を用いるのが好ましい。
また、メラミン樹脂化粧板11以外にも、意匠性、耐水性、耐熱性、剛性を有するものであれば特に限定はされず、例えば、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの樹脂を注型成形した注型品や、不飽和ポリエステル樹脂を用いてフィルム成形して得られるポリエステル樹脂化粧板、ジアリルフタレ−ト樹脂化粧板などの化粧板が適用できる。望ましくは、耐汚染性、耐摩耗性にも優れた性能を有し、傷がつきにくい注型品や、メラミン樹脂化粧板11を用いるのが好ましい。
シート磁石7としては希土類シート磁石が用いられている。磁石としては希土類磁石の他、フェライト磁石、アルニコ磁石が挙げられるが、化粧パネルの大きさが大きくなればなるほど、また、厚みが厚くなればなるほど重くなるため高磁力が必要とされるため、フェライト磁石、アルニコ磁石に比べ磁束密度の大きい希土類磁石がとりわけ好ましい。
希土類磁石とは、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジウム、ネオジウム、プロメチウム、サマリウム、ユーロビウム、ガドリウム、テレビウム、ジスプロジウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムなどの希土類金属を磁性材料に混ぜ合わせたものであり、磁性シートは、希土類系磁性粉と、樹脂バインダー、例えば合成ゴム又は熱可塑性合成樹脂と、カップリング剤、加硫剤、老化防止剤などとを混練して、軟化させた後、押出成形、射出成形、カレンダー成形などによりシート状に成形し、磁界を印加させたものである。
希土類系磁性粉の粒径は20〜150μmが好ましく、配合割合は75〜95重量%が好ましい。粒径が小さくなると、磁気特性が低下しやすく、粒径が大きくなると、磁石粉の配向性が悪くなる。配合割合は多ければ多いほど磁気特性が向上するが95重量%を超えると磁性シートが脆くなる。
希土類系磁性体としては、残留磁束密度、保磁力、最大エネルギー積が大きいものがとりわけ好ましく、組成的にはサマリウム−コバルト系、サマリウム−鉄−窒素系、ネオジウム−鉄−ボロン系、セリウム−コバルト系、イットリウム−コバルト系などであり、本発明ではネオジウム−鉄−ボロン系が用いられている。
合成ゴムとしては、ニトリルゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、ブチルゴムなどが挙げられ、また熱可塑性合成樹脂としては、塩化ビニルエラストラマー、スチレン系エラストラマー、オレフィン系エラストラマー、ポリエステル系エラストラマー、ポリアミド系エラストラマー、ウレタン樹脂などが挙げられ、本発明ではニトリル−ブタジエンゴムが用いられている。
被磁着体としての防錆鋼板6は、Al、Ti、Fe、Cu、Nb、SUSなどの金属の箔を巻き込んだものや、鋼板の表面を防錆処理した表面処理鋼板などが挙げられ、本発明では、電気亜鉛めっき鋼板(商品名 ボンデ鋼板 新日本製鐵株式会社製)が用いられている。これ以外にも表面処理鋼板としては、溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板、溶融系二層めっき鋼板などの溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛合金めっき鋼板、電気系二層合金めっき鋼板、電気系有機被膜めっき鋼板などの電気亜鉛めっき系鋼板、ターンめっき鋼板、電気錫めっき鋼板などが挙げられる。
図3は化粧パネル1と磁着させるため断面ハット形状の金具2の透視斜視図であり、鍔部2aにはビス孔4が、また、鍔部2aと垂直部2bとの屈折部2cにはピン孔3が穿設されている。ビス留めが困難な下地、例えば石膏ボードではピンがピン孔3を斜めに挿通されて固定される。尚、ピンで留める際、下地に強固に固定する目的でピンの頭部に瞬間接着剤を塗布してもよい。
1 化粧パネル
2 金具
2a 鍔部
2b 垂直部
2c 屈折部
3 ピン孔
4 ビス孔
5 両面粘着テープ
6 防錆鋼板
7 シート磁石
8 ピン
9 石膏ボード
10 縁材
11 メラミン樹脂化粧板
15 モヘア
20 電気コード
2 金具
2a 鍔部
2b 垂直部
2c 屈折部
3 ピン孔
4 ビス孔
5 両面粘着テープ
6 防錆鋼板
7 シート磁石
8 ピン
9 石膏ボード
10 縁材
11 メラミン樹脂化粧板
15 モヘア
20 電気コード
Claims (3)
- 断面凹型の化粧パネル1の凹部内の所々に、シート状磁石7が被磁着体を介して取着され、該シート状磁石7には断面ハット形状の金具2が当接され、該金具2は凹部に収納されながら下地に取り付けられていることを特徴とする化粧パネル1の取り付け構造。
- 該断面ハット形状の金具2の鍔部2aにはビス孔4が、また該鍔部2aと垂直部2bとの屈折部2cにはピン孔3が穿設され、該金具はビス留め或いはピン留めされていることを特徴とする請求項1記載の化粧パネル1の取り付け構造。
- 該化粧パネルの裏面周縁にはクッション材が接着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧パネル1の取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004233966A JP2006052557A (ja) | 2004-08-11 | 2004-08-11 | 化粧パネルの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004233966A JP2006052557A (ja) | 2004-08-11 | 2004-08-11 | 化粧パネルの取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006052557A true JP2006052557A (ja) | 2006-02-23 |
Family
ID=36030205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004233966A Pending JP2006052557A (ja) | 2004-08-11 | 2004-08-11 | 化粧パネルの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006052557A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095944A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | 表層板の取り付け構造、及び表層板の取り外し方法 |
JP2012021302A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Kanaflex Corporation | 耐震補強構造 |
-
2004
- 2004-08-11 JP JP2004233966A patent/JP2006052557A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095944A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | 表層板の取り付け構造、及び表層板の取り外し方法 |
JP2012021302A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Kanaflex Corporation | 耐震補強構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20080102821A (ko) | 탈부착이 가능한 내장벽체의 시공구조 | |
CN108370245A (zh) | 表面声学换能器 | |
US8281542B2 (en) | Mechanisms for locking and removing flush mounted inserts | |
US20020130231A1 (en) | Method and apparatus for securing non-ferrous objects | |
US8247693B2 (en) | Magnetic light switch cover plate | |
KR100975968B1 (ko) | 탈부착 및 재활용이 가능한 자석 도포층을 갖는 내장마감용 패널 설치구조 | |
US11178986B2 (en) | Positioning and stabilizing device for picture frames and the like | |
JP2015030187A (ja) | 化粧板 | |
JP2006052557A (ja) | 化粧パネルの取り付け構造 | |
JP2006052556A (ja) | 化粧パネルの取り付け方法 | |
EP2413445A1 (en) | Recessed housing | |
JP2006052560A (ja) | 化粧パネルの取り付け構造 | |
US11796169B2 (en) | Fastenerless shelves | |
US20080078609A1 (en) | Devices And Methods For Flangeless Installations | |
JP2003245217A (ja) | ハンドシャワー設備 | |
JP2006051140A (ja) | 化粧パネルの取り付け方法 | |
US20210363758A1 (en) | Backsplash installation hardware | |
JP2004068316A (ja) | 化粧板の取り付け方法 | |
JP2006089956A (ja) | 化粧パネルの取り付け構造 | |
JP2006057340A (ja) | フロア材の取り付け方法及びフロア材の取り付け構造 | |
JP2004114659A (ja) | 化粧板の木質系基材への取り付け方法 | |
CN114108857A (zh) | 电磁屏蔽模块、电磁屏蔽结构及电磁屏蔽结构的施工方法 | |
US20220403671A1 (en) | Molding pieces, molding piece removably engaging devices, kits and systems, and methods | |
JP2002201787A (ja) | 壁表面材及び壁下地材及び建屋室内壁構造 | |
JP2004212433A (ja) | 表示機構並びに壁表装機構 |