JP2006056211A - 液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッド並びに液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッド並びに液滴吐出装置 Download PDF

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JP2006056211A
JP2006056211A JP2004243228A JP2004243228A JP2006056211A JP 2006056211 A JP2006056211 A JP 2006056211A JP 2004243228 A JP2004243228 A JP 2004243228A JP 2004243228 A JP2004243228 A JP 2004243228A JP 2006056211 A JP2006056211 A JP 2006056211A
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Abstract

【課題】 電極取出し部の周辺部が割れたり、クラックが発生するのを防止することので
きる液滴吐出ヘッドの製造方法等を提供する。
【解決手段】 外部電源と接続するための電極取出し部25まで伸びる個別電極18が形
成される電極用凹部19と、電極用凹部19を大気開放するための大気開放用凹部26と
が形成されている電極基板12と、液滴を溜めておく吐出室15となる凹部15aが形成
されるキャビティ基板11とを、個別電極18と吐出室15の底面を構成する振動板14
がギャップを有して対向するように接合させ、キャビティ基板11の電極取出し部25に
対向する部分を薄板化して、その後にキャビティ基板11の大気開放用凹部26に対向す
る部分を除去し、電極用凹部19内を大気開放するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液滴吐出ヘッド及びその製造方法並びに液滴吐出装置に関し、特に電極を取
り出す部分の周辺部が割れたり、クラックが発生するのを防止することのできる液滴吐出
ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッド並びにこの液滴吐出ヘッドを搭載した液滴吐出装置
に関する。
従来のインクジェットヘッドの製造方法では、振動板等の形成される第一基板と個別電
極等の形成された第二基板を陽極接合し、第一基板をエッチングして振動板及びコンタク
ト部の部分を薄くした後に、コンタクト部をドライエッチングすることによりコンタクト
部を開口して、各個別電極用電圧印加端子部を露出させるようにしていた(例えば、特許
文献1参照)。
特開2001−63072号公報(図1、図7)
しかし従来のインクジェットヘッドの製造方法では(例えば、特許文献1参照)、シリ
コンからなる第一基板のコンタクト部をドライエッチングで開口するときに、一般的に減
圧された状態でドライエッチングを行うため、薄板化されたコンタクト部が、個別電極が
形成された空間(ギャップ)とその外部の圧力差によって撓み、割れてしまうことがある
という問題点があった。
また第一基板のコンタクト部をドライエッチングで開口するときに、ギャップの内部と
外部の圧力差によって衝撃が起こり、コンタクト部の周辺にクラックが発生することがあ
るという問題点があった。
本発明は、電極取出し部の周辺部(特許文献1のコンタクト部等に相当)が割れたり、
クラックが発生するのを防止することのできる液滴吐出ヘッドの製造方法及び高性能の液
滴吐出ヘッド並びにこの液滴吐出ヘッドを搭載した吐出性能が高い液滴吐出記録装置を提
供することを目的とする。
本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、外部電源と接続するための電極取出し部ま
で伸びる個別電極が形成される電極用凹部と、電極用凹部を大気開放するための大気開放
用凹部とが形成されている電極基板と、液滴を溜めておく吐出室となる凹部が形成される
キャビティ基板とを、個別電極と吐出室の底面を構成する振動板がギャップを有して対向
するように接合させ、キャビティ基板の電極取出し部に対向する部分を薄板化して、その
後にキャビティ基板の大気開放用凹部に対向する部分を除去し、電極用凹部内を大気開放
するものである。
これにより、電極用凹部内が大気開放されるため、ドライエッチング等の減圧された状
態でも薄板化された部分が撓んで割れてしまうことがない。また、例えば大気開放を行っ
た後に、電極取出し部に対向する薄板化された部分をドライエッチング等で除去して、個
別電極の一部を露出するようにすれば、圧力差によって除去する部分の周辺にクラックが
発生するのを抑制することができる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、電極基板をエッチングして電極用凹部
と大気開放用凹部とを形成する工程において、電極基板の電極取出し部に、電極基板とキ
ャビティ基板の接合時にキャビティ基板の電極取出し部に対向する部分を補強する隔壁を
形成するものである。
電極基板の電極取出し部に、キャビティ基板の電極取出し部に対向する部分を補強する
隔壁を形成するため、電極取出し部の面積が大きい場合でも、キャビティ基板の電極取出
し部に対向する部分が割れるのを防止することができる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、電極基板に個別電極を含む電極を形成
するときに、大気開放用凹部に、放電を防止するためのダミー電極を形成するものである

大気開放用凹部に、放電を防止するためのダミー電極を形成するため、例えば電極基板
とキャビティ基板を陽極接合するときに放電が起こるのを防止することができる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、電極基板をエッチングして電極用凹部
と大気開放用凹部とを形成するときに、大気開放用凹部と、電極用凹部を、互いに連通す
るように形成するものである。
大気開放用凹部と、電極用凹部を、互いに連通するように形成するため、大気開放用凹
部のみを開放すれば、電極用凹部も大気開放されることとなる。また電極用凹部同士をす
べて連通するように形成すれば、電極用凹部もすべて大気開放されることとなる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、キャビティ基板の電極取出し部に対向
する部分を薄板化するときに、同時に吐出室となる凹部を形成するものである。
例えばエッチングによってキャビティ基板の電極取出し部に対向する部分を薄板化する
ときに、同時に吐出室となる凹部を形成するようにすれば、これらの部分を一度に形成す
ることができ、製造工程を簡略化することができる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、キャビティ基板の大気開放用凹部に対
向する部分を機械加工して除去するものである。
キャビティ基板の大気開放用凹部に対向する部分を、ピン等による機械加工で除去すれ
ば、容易に大気開放を行うことができる。なお、このときキャビティ基板の大気開放用凹
部に対向する部分を除去するため、個別電極が露出した部分の周辺部にはクラックが発生
しない。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、キャビティ基板の大気開放用凹部に対
向する部分を除去した後に、キャビティ基板の電極取出し部に対向する部分をドライエッ
チングで除去するものである。
キャビティ基板の大気開放用凹部に対向する部分を除去した後に、キャビティ基板の電
極取出し部に対向する部分をドライエッチングで除去するため、圧力差によってドライエ
ッチングで除去する部分の周辺にクラックが発生するのを抑制することができる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、電極基板とキャビティ基板を接合した
後に、キャビティ基板全体をエッチングにより薄板化するものである。
電極基板とキャビティ基板を接合した後に、キャビティ基板全体をエッチングにより薄
板化するため、比較的厚さの厚いシリコン基板等を使用することができ、製造工程中のハ
ンドリングが容易となって、歩留まりを向上させることができる。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、電極基板をホウ珪酸ガラスから形成し
、キャビティ基板をシリコンから形成するものである。
電極基板をホウ珪酸ガラスから形成し、キャビティ基板をシリコンから形成することに
より、キャビティ基板の加工をエッチング等によって容易に行うことができ、また電極基
板とキャビティ基板の接合を陽極接合によって容易に行うことができる。
本発明に係る液滴吐出ヘッドは、凹部が形成され、該凹部内に、外部電源と接続するた
めの電極取出し部まで伸びる個別電極が設けられた電極基板と、液滴が蓄えられる吐出室
となる凹部を有するキャビティ基板を備え、電極基板とキャビティ基板とが、個別電極と
吐出室の底面を構成する振動板がギャップを有して対向するように接合されており、電極
基板の電極取出し部には、個別電極が形成された電極用凹部以外に、電極用凹部を大気開
放するための大気開放用凹部が形成されているものである。
電極基板の電極取出し部には、個別電極が形成された電極用凹部以外に、電極用凹部を
大気開放するための大気開放用凹部が形成されているため、上記のように製造工程におい
てドライエッチング等の減圧された状態になった場合でも、薄板化された部分が撓んで割
れてしまうことがない。
また本発明に係る液滴吐出ヘッドは、電極基板がホウ珪酸ガラスからなり、キャビティ
基板がシリコンからなるものである。
電極基板がホウ珪酸ガラスからなり、キャビティ基板がシリコンからなるため、上記の
ように製造工程が容易となり、歩留まりが向上し、コストを削減することができる。
本発明に係る液滴吐出装置は、上記のいずれかの液滴吐出ヘッドを搭載しているもので
ある。
上記のいずれかの液滴吐出ヘッドを搭載しているため、製造工程中にキャビティ基板が
割れたり、クラックが発生することがなく、吐出性能が高い液滴吐出装置が得られる。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る液滴吐出ヘッドの分解斜視図であり、一部を断面図
で示している。また図2は、図1に示す液滴吐出ヘッドが組み立てられた状態の縦断面図
である。なお図1及び図2に示す液滴吐出ヘッドは、ノズル基板の表面側に設けられたノ
ズル孔から液滴を吐出するフェイスイジェクトタイプのものであり、また静電気力により
駆動される静電駆動方式のものである。
図1に示すように本実施形態1に係る液滴吐出ヘッド10は、主にキャビティ基板11
、電極基板12及びノズル基板13から構成されている。キャビティ基板11の一方の面
には電極基板12が接合されており、キャビティ基板11の他方の面にはノズル基板13
が接合されている(図2参照)。
キャビティ基板11は、例えば単結晶シリコンからなり、底壁を振動板14とする吐出
室15となる凹部15aと、各々の吐出室15に液滴を供給するためのリザーバ17とな
る凹部17aが形成されている。本実施形態1では、キャビティ基板11は単結晶シリコ
ンからなり、その全面にプラズマCVD(Chemical Vapor Deposi
tion)によって、TEOS(TetraEthylOrthoSilicate)か
らなる絶縁膜31及び液滴保護膜32を0.1μm形成している(図2参照)。これは、
振動板14の駆動時における絶縁破壊及びショートを防止するためと、インク等の液滴に
よるキャビティ基板11のエッチングを防止するためのものである。
キャビティ基板11に接合される電極基板12は、例えばホウ珪酸ガラスや単結晶シリ
コンを使用する。電極基板12がホウ珪酸ガラスからなる場合には、キャビティ基板11
と電極基板12の接合は陽極接合により行う。また電極基板12が単結晶シリコンからな
る場合には、キャビティ基板11と電極基板12の接合は直接接合により行う。
電極基板12には、個別電極18を装着するための凹部19を例えば0.3μmエッチ
ングすることにより、振動板14と個別電極18を対向配置させるためのギャップG(図
2参照)を形成している。この凹部19は、その内部に個別電極18の駆動部18a、リ
ード部18b及び端子部18cを装着できるように、これらの形状に類似したやや大きめ
の形状にパターン形成されている。個別電極18は、凹部19の内部に例えばITO(I
ndium Tin Oxide)を0.1μmの厚さでスパッタし、電極パターンを形
成することで作製される。上記の例では、キャビティ基板11と電極基板12を接合した
後のギャップGは0.2μmとなる。なお本実施形態1では、複数の凹部19の端子部1
8cが形成されている部分で互いに連通している。また上記のギャップGの空間は、封止
材33によって密閉されている。
また電極基板12の端子部18c側の部分は、電極取出し部25となっている。この電
極取出し部25の部分はキャビティ基板11と接合されておらず、個別電極18の端子部
18cが露出した状態となっている。この電極取出し部25において、端子部18cとF
PC(Flexible Printed Circuit、図示せず)等を接続するこ
とにより、個別電極18が外部電源(図示せず)と電気的に接続される。
さらに電極基板12の電極取出し部25には、凹部19を大気開放するための凹部26
が形成されており、凹部26の内部にはダミー電極27が形成されている。この凹部26
及びダミー電極27は、液滴吐出ヘッド10の製造工程において使用されるものであり、
液滴吐出ヘッド10の製造工程は後に説明する。なお凹部26は、少なくとも1つの凹部
19(個別電極18が形成されている)と連通している。また複数の凹部19の端子部1
8cが形成された部分の間と、凹部19の端子部18cが形成された部分と凹部26の間
には、後に示す製造工程においてキャビティ基板11と接合される隔壁28が設けられて
いる。但し、上記のように凹部19同士及び凹部19と凹部26は連通するようになって
いる。
またキャビティ基板11に接合されるノズル基板13は、例えば厚さ100μmのシリ
コン基板を用い、ノズル基板13の表面に個々の吐出室15と連通するノズル孔22を設
け、さらに吐出室15とリザーバ17を連通するオリフィス16となる細溝16aを設け
る。なお、このオリフィス16となる細溝16aは、キャビティ基板11に設けるように
してもよい。本実施形態1では、ノズル孔22が2段ノズルとなっており、インクの流れ
の整流作用によってインク等の液滴の直進性を向上させている。
ここで図1及び図2に示す液滴吐出ヘッドの動作について説明する。個別電極18に発
信回路(図示せず)によって、0Vから24V程度のパルス電圧を印加し個別電極18が
プラスに帯電すると、対応する振動板14はマイナスに帯電し、振動板14は静電気力に
よって個別電極18側に吸引されて撓む。次にパルス電圧をオフにすると、振動板14に
かけられた静電気力がなくなり振動板14は復元する。このとき、吐出室15の内部の圧
力が急激に上昇し、ノズル孔22からインク等の液滴が吐出されることとなる。そして再
びパルス電圧が印加され、振動板14が個別電極18側に撓むことにより、液滴がリザー
バ17よりオリフィス16を通じて吐出室15内に補給される。
なおキャビティ基板11と発信回路との接続は、ドライエッチングによりキャビティ基
板11の一部に開けられた共通電極(図示せず)で行われる。また液滴吐出ヘッド10の
リザーバ17への液滴の供給は、電極基板12及びキャビティ基板11に形成された液滴
供給口23から行われる。
本実施形態1に係る液滴吐出ヘッド10の振動板14は、高濃度のボロンドープ層34
から形成され、このボロンドープ層34は振動板14の厚さと同じ厚さを有している。水
酸化カリウム水溶液等のアルカリ溶液による単結晶シリコンのエッチングにおけるエッチ
ングレートは、ドーパントがボロンの場合、約5×1019atoms/cm3以上の高濃
度の領域において、非常に小さくなる。本実施形態1では、振動板14の部分を高濃度の
ボロンドープ層34とし、アルカリ溶液による異方性エッチングによって吐出室15とな
る凹部15aを形成する際に、ボロンドープ層34が露出してエッチングレートが極端に
小さくなる、いわゆるエッチングストップ技術を用いることにより、振動板14を所望の
厚さに形成している。
図3及び図4は、図1及び図2に示す液滴吐出ヘッドの製造工程を示した縦断面図であ
る。なお図3及び図4は、吐出室15の長手方向の断面を示したものであり、凹部26の
部分は示していない。
まず、ホウ珪酸ガラスからなるガラス基板12aを、例えば金・クロムのエッチングマ
スクを使用してフッ酸によってエッチングすることにより、凹部19や凹部26を形成す
る。なおこのとき、上記のように凹部19同士及び凹部19と凹部26は連通するように
形成し、電極取出し部25には隔壁28が形成されるようにする。
そして凹部19の内部に、例えばスパッタによってITOからなる個別電極18を形成
し、凹部26の内部にはダミー電極27を形成する。
その後、ドリル等によって液滴供給口23となる穴部23aを形成する(図3(a))
。なおこの時点では、穴部23aはガラス基板12aを貫通しないように形成する。これ
は穴部23aを貫通させてしまうと、後の製造工程においてギャップG(図2参照)の内
部にエッチング液が入り込み、振動板14の駆動不良等が起こるからである。
次に、例えば面方位が(110)で酸素濃度の低いシリコン基板11aの両面を鏡面研
磨し、厚さが525μmのシリコン基板11aを作製する(図3(b)参照)。
それから、シリコン基板11aの表面に付着している微小粒子及び金属を除去するため
に、アンモニア水と過酸化水素水の混合液による洗浄(SC−1洗浄)と塩酸と過酸化水
素水の混合液による洗浄(SC−2洗浄)のコンビネーション洗浄を行う。
そして、吐出室15等が形成される面の反対面にボロンドープ層34を形成する。具体
的には、シリコン基板11aをB23を主成分とする固体の拡散源に対向させて石英ボー
トにセットし、この石英ボートを例えば縦型炉に入れる。そして縦型炉の内部を、温度が
1050℃の窒素雰囲気にして7時間保持し、シリコン基板11aにボロンを拡散させて
、ボロンドープ層34を形成する。このとき、シリコン基板11aの投入温度を800℃
とし、温度を1050℃まで上げた後に、シリコン基板11aの取出し時の温度も800
℃とする。これにより、シリコン基板11aの酸素欠陥の成長速度が早い600℃から8
00℃の領域を素早く通過させることができ、酸素欠陥の成長を抑制することができる。
なお上記のボロン拡散の工程において、ボロンドープ層34の表面にSiB2膜(図示
せず)が形成されるが、温度が600℃の酸素及び水蒸気雰囲気中で1時間30分程度酸
化することで、フッ酸水溶液でエッチング可能なB23とSiO2に化学変化させること
ができる。このようにSiB2膜をB23とSiO2に化学変化させた後に、緩衝フッ酸溶
液によってB23とSiO2をエッチングして除去する。
その後、ボロンドープ層34の表面をクリーニングするため、ボロンドープ層34の表
面に1分間O2プラズマ処理を施す。このO2プラズマ処理の処理条件は、例えば、温度3
60℃、圧力66.7Pa(0.5Torr)、O2流量1000cm3/分(1000s
ccm)、高周波出力250Wである。このO2プラズマ処理により、後に形成する絶縁
膜31の絶縁耐性の均一性が向上する。
そして、プラズマCVDによって厚さ0.1μmのTEOSからなる絶縁膜31をシリ
コン基板11aのボロンドープ層34側の面に形成する(図3(b))。このときの絶縁
膜31の成膜条件は、例えば、温度360℃、高周波出力250W、圧力66.7Pa(
0.5Torr)、TEOS流量100cm3/分(100sccm)、酸素流量100
0cm3/分(1000sccm)である。なおこのとき、シリコン基板11aの側面に
も絶縁膜31が形成される。
次に、図3(b)に示すシリコン基板11aと、図3(a)に示すガラス基板12aを
360℃に加熱し、シリコン基板11aに陽極、ガラス基板12aに負極を接続して80
0Vの電圧を印加し陽極接合を行う(図3(c))。なおこの陽極接合の際に、シリコン
基板11aと個別電極18及びダミー電極27の間で等電位を取って、シリコン基板11
aと個別電極18及びダミー電極27の間で放電が起こらないようにする。このためダミ
ー電極27が設けられた凹部26の部分も、放電が起こるのを防止することができる。
シリコン基板11aとガラス基板12aを陽極接合した後に、2つの濃度の異なる水酸
化カリウム水溶液で、図3(c)の工程で得られた接合基板をエッチングすることにより
、シリコン基板11aの全体を例えば厚さ140μmになるまで薄板化する(図3(d)
)。具体的には、38重量%の水酸化カリウム水溶液で164分エッチングした後に、3
2重量%の水酸化カリウム水溶液で10分エッチングを行うようにすればよい。このよう
に、2種類の異なる濃度の水酸化カリウム水溶液を用いてエッチングを行うことにより、
エッチングされる表面の表面荒れを抑制し、またエッチングされる表面の微小突起の発生
も抑えることができる。
それから、シリコン基板11aのボロンドープ層34と反対面の全面にプラズマCVD
によって厚さ1.5μmのTEOS膜を形成する。このプラズマCVDによるTEOS膜
の成膜条件は、例えば、温度360℃、高周波出力700W、圧力33.3Pa(0.2
5Torr)、TEOS流量100cm3/分(100sccm)、酸素流量1000c
3/分(1000sccm)である。このTEOS膜は、後の水酸化カリウム水溶液に
よるエッチングの際のエッチングマスクとなる。
そしてこのTEOS膜に、吐出室15となる凹部15a、リザーバ17となる凹部17
a及び電極取出し部25に対向する部分を形成するためのレジストをシリコン基板11a
にパターニングし、例えば緩衝フッ酸溶液によって吐出室15となる凹部15aの部分、
リザーバ17となる凹部17aの部分及び電極取出し部25に対向する部分のTEOS膜
をエッチング除去する。
その後、シリコン基板11aを35重量%の水酸化カリウム水溶液で、吐出室15とな
る凹部15aの部分及び電極取出し部25と対向する部分の厚さが10μmになるまでエ
ッチングして薄板化する。なおこのときリザーバ17となる凹部17aの部分は、TEO
S膜をハーフエッチングすることによりエッチングを遅らせている。
さらに、シリコン基板11aを3重量%の水酸化カリウム水溶液でエッチングを行い、
吐出室15となる凹部15aとなる部分及び電極取出し部25と対向する部分において、
ボロンドープ層34によるエッチングストップが十分効くまでエッチングを続ける(図3
(e))。ここでエッチングストップとは、エッチングされるシリコン基板11aの表面
から気泡が発生しなくなった状態をいうものとし、実際には気泡が発生しなくなるまでエ
ッチングを行う。これにより吐出室15となる凹部15a、リザーバ17となる凹部17
a及び電極取出し部25に対向する部分が形成されることとなる。ここで電極取出し部2
5に対向する部分の大きさは、例えば奥行き2mm、幅10mmであり、電極取出し部2
5に対向する部分の厚さは、例えば振動板14と同じ0.8μmに形成される。
上記のように、2種類の濃度の異なる水酸化カリウム水溶液を使用してエッチングを行
うことにより、吐出室15の底壁である振動板14の面荒れを0.05μm以下に抑える
ことができ、液滴吐出ヘッド10の吐出性能を安定化することができる。
図5は、図3(e)のA−A断面を示した図である。ガラス基板12aの電極取出し部
25には、シリコン基板11aの電極取出し部25と対向する部分を補強するための隔壁
28が設けられており、シリコン基板11aと接合されている(図1参照)。このため、
薄板化されたシリコン基板11aの電極取出し部25と対向する部分の面積が大きい場合
でも、この部分が割れることを防止することができる。
シリコン基板11aのエッチングが終了した後に、接合基板をフッ酸水溶液でエッチン
グしてシリコン基板11aに形成されたTEOS膜を除去する。
またガラス基板12aの液滴供給口23となる穴部23aにレーザー加工を施し、液滴
供給口23がガラス基板12aを貫通するようにする。
さらに、シリコン基板11aの凹部26(ダミー電極27が形成されている)に対向す
る部分を、ピン等によって機械的に除去する(図4(f))。これにより、凹部26及び
これに連通するすべての凹部19(個別電極18が形成されている)が大気開放される。
図6は、図4(f)のB−B断面を示した図である。図6に示すように、シリコン基板
11aの凹部26に対向する部分が除去されている。この除去された部分は、例えば奥行
き2mm、幅0.5mmであってピンの先端で押圧して除去できる大きさとなっている。
なお除去される部分の大きさは、図4(f)の工程まで割れないように大きくしすぎない
ようにするのが望ましい。
次にシリコン基板11aの吐出室15となる凹部15a等の形成された面に、例えばC
VDによってTEOSからなる液滴保護膜32を、厚さ0.1μmで形成する(図4(g
))。このときの液滴保護膜32の成膜条件は、例えば、温度360℃、高周波出力25
0W、圧力66.7Pa(0.5Torr)、TEOS流量100cm3/分(100s
ccm)、酸素流量1000cm3/分(1000sccm)である。
この液滴保護膜32を形成する工程では、温度360℃、圧力66.7Pa(0.5T
orr)という減圧状態となる。しかし、図4(f)の工程でシリコン基板11aの凹部
26に対向する部分が除去され、すべての凹部19が大気開放されているため、この部分
と外部に圧力差が生じることがなく、薄板化されたシリコン基板11aの電極取出し部2
5と対向する部分が割れるのを防止することができる。
その後、RIE(Reactive Ion Etching)によってシリコン基板
11aの電極取出し部25に対向する部分を除去する(図4(h))。このRIEはドラ
イエッチングの一種であり、例えば出力200W、圧力40Pa(0.3Torr)、C
4流量30cm3/分(30sccm)の条件で、シリコンマスクを用いて60分行う。
この条件では、シリコン基板11aの電極取出し部25に対向する部分をきれいに除去す
ることができ、ITOからなる個別電極18の端子部18cにダメージを与えることなく
エッチングすることができる。またすべての凹部19が予め大気開放されているため、シ
リコン基板11aの電極取出し部25に対向する部分に、開口の際の衝撃でクラックが発
生するのを防止することができる。
なお本実施形態1では、個別電極18としてITOを用いているが、Cr等の金属を用
いることもできる。この場合、図4(h)の工程で金属とエッチングガスが反応して、反
応生成物が個別電極18の表面に再付着する。このため、O2アッシングを行って反応生
成物を除去し、FPCの接続不良や抵抗の増大を防止するようにする。
それからシリコン基板11aに機械加工又はレーザー加工を行って、インク供給口23
をリザーバ17となる凹部17まで貫通させる。
またギャップGの空間に水等の液体が浸入しないように、封止材33を電極取出し部2
5の部分に塗布してギャップGの空間を封止する。なおこの封止材33を塗布する工程の
後には、TEOS膜の形成等の接合基板が温度上昇する製造工程がないため、封止材33
として有機材料を使用することができ、封止が容易となる。
そして例えばシリコンからなる厚さ100μmのノズル基板13を、エポキシ系接着剤
で接合基板に接合する(図4(i))。なおノズル基板13は、接合基板に接合する前に
オリフィス16となる細溝16aやノズル孔22が形成されている。
最後にガラス基板12aの電極取出し部25の部分をダイシングして、個々の液滴吐出
ヘッド10を切り出して液滴吐出ヘッド10が完成する。なお液滴吐出ヘッド10が完成
した状態では、シリコン基板11aはキャビティ基板11となり、ガラス基板12aは電
極基板12となる。
図7は、図4(j)のC−C断面を示した図である。図7に示すように、電極取出し口
25の部分のボロンドープ層34及び絶縁膜31は除去され、隔壁28と個別電極18の
間には、0.2μmのギャップG’が形成される。本実施形態1では、この電極取出し部
25において端子部18cとFPC(図示せず)を接続することにより、個別電極18が
外部電源(図示せず)と電気的に接続される。端子部18cとFPCを接続するときは、
FPCに異方性導電接着剤を塗布して熱圧着により個別電極18の端子部18cと接続す
る。このとき異方性導電接着剤に混練される導電性粒子を数μmの粒径とすることにより
、ギャップG’に関わらず端子部18cとFPCの電気的接続が可能となる。
本実施形態1では、電極取出し部25に個別電極18が形成される凹部19を大気開放
するための凹部26が形成されているガラス基板12aとシリコン基板11aとを接合し
、シリコン基板11aの電極取出し部25に対向する部分を薄板化して、シリコン基板1
1aの個別電極18が形成される凹部19を大気開放するための凹部26に対向する部分
を除去する。このため、ドライエッチング等の減圧された状態でも薄板化された部分が撓
んで割れてしまうことがない。また、大気開放を行った後に、電極取出し部25に対向す
る薄板化された部分をRIEで除去して端子部18cを露出するようにしているため、圧
力差によって除去する部分の周辺にクラックが発生するのを抑制することができる。
またガラス基板12aの電極取出し部25に、シリコン基板11aの電極取出し部25
に対向する部分を補強するための隔壁28を形成するため、電極取出し部25の面積が大
きい場合でも、シリコン基板11aの電極取出し部25に対向する部分が割れるのを防止
することができる。
さらに 個別電極18が形成される凹部19を大気開放するための凹部26に、放電を
防止するためのダミー電極27を形成するため、ガラス基板12aとシリコン基板11a
を陽極接合するときに放電が起こるのを防止することができる。
実施形態2.
図8は、実施形態1の製造方法で得られた液滴吐出ヘッドを搭載した液滴吐出装置の1
例を示した斜視図である。図8に示す液滴吐出装置100は、一般的なインクジェットプ
リンタである。
実施形態1に示す製造方法で得られた液滴吐出ヘッド10は、上記のように割れやクラ
ックがなく、液滴吐出装置100は吐出性能の高いものである。
なお実施形態1の製造方法で得られた液滴吐出ヘッド10は、図8に示すインジェット
プリンタの他に、液滴を種々変更することで、液晶ディスプレイのカラーフィルタの製造
、有機EL表示装置の発光部分の形成、生体液体の吐出等にも適用することができる。
なお、本発明の液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッド並びに液滴吐出装置は、
本発明の実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内において変形するこ
とができる。例えば、大気開放用凹部の除去は、ピン等による機械加工の他に、レーザー
加工による除去でもよい。
本発明の実施形態1に係る液滴吐出ヘッドの分解斜視図。 図1に示す液滴吐出ヘッドが組み立てられた状態の縦断面図。 図1及び図2に示す液滴吐出ヘッドの製造工程を示した縦断面図。 図4の続きの製造工程を示す縦断面図。 図3(e)のA−A断面を示した図。 図4(f)のB−B断面を示した図。 図4(j)のC−C断面を示した図。 実施形態1の製造方法で得られた液滴吐出ヘッドを搭載した液滴吐出装置の1例を示した斜視図。
符号の説明
10 液滴吐出ヘッド、11 キャビティ基板、12 電極基板、13 ノズル基板、
14 振動板、15 吐出室、15a 凹部、16 オリフィス、16a 細溝、17
リザーバ、17a 凹部、18 個別電極、18a 駆動部、18b リード部、18c
端子部、19 凹部、22 ノズル孔、23 液滴供給口、25 電極取出し部、26
凹部、27 ダミー電極、28 隔壁、31 絶縁膜、32 液滴保護膜、33 封止
材、34 ボロンドープ層、100 液滴吐出装置。

Claims (12)

  1. 外部電源と接続するための電極取出し部まで伸びる個別電極が形成される電極用凹部と
    、前記電極用凹部を大気開放するための大気開放用凹部とが形成されている電極基板と、
    液滴を溜めておく吐出室となる凹部が形成されるキャビティ基板とを、前記個別電極と前
    記吐出室の底面を構成する振動板がギャップを有して対向するように接合させ、
    前記キャビティ基板の前記電極取出し部に対向する部分を薄板化して、その後に前記キ
    ャビティ基板の前記大気開放用凹部に対向する部分を除去し、前記電極用凹部内を大気開
    放することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
  2. 前記電極基板をエッチングして前記電極用凹部と前記大気開放用凹部とを形成する工程
    において、前記電極基板の電極取出し部に、前記電極基板と前記キャビティ基板の接合時
    に前記キャビティ基板の電極取出し部に対向する部分を補強する隔壁を形成することを特
    徴とする請求項1記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  3. 前記電極基板に個別電極を含む電極を形成するときに、前記大気開放用凹部に、放電を
    防止するためのダミー電極を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の液滴吐出ヘ
    ッドの製造方法。
  4. 前記電極基板をエッチングして前記電極用凹部と前記大気開放用凹部とを形成するとき
    に、前記大気開放用凹部と、前記電極用凹部を、互いに連通するように形成することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  5. 前記キャビティ基板の電極取出し部に対向する部分を薄板化するときに、同時に吐出室
    となる凹部を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液滴吐出ヘッド
    の製造方法。
  6. 前記キャビティ基板の前記大気開放用凹部に対向する部分を機械加工して除去すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  7. 前記キャビティ基板の前記大気開放用凹部に対向する部分を除去した後に、前記キャビ
    ティ基板の電極取出し部に対向する部分をドライエッチングで除去することを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  8. 前記電極基板と前記キャビティ基板を接合した後に、前記キャビティ基板全体をエッチ
    ングにより薄板化することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液滴吐出ヘッド
    の製造方法。
  9. 前記電極基板をホウ珪酸ガラスから形成し、前記キャビティ基板をシリコンから形成す
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  10. 凹部が形成され、該凹部内に、外部電源と接続するための電極取出し部まで伸びる個別
    電極が設けられた電極基板と、液滴が蓄えられる吐出室となる凹部を有するキャビティ基
    板を備え、前記電極基板と前記キャビティ基板とが、前記個別電極と前記吐出室の底面を
    構成する振動板がギャップを有して対向するように接合されており、
    前記電極基板の電極取出し部には、前記個別電極が形成された電極用凹部以外に、該電
    極用凹部を大気開放するための大気開放用凹部が形成されていることを特徴とする液滴吐
    出ヘッド。
  11. 前記電極基板がホウ珪酸ガラスからなり、前記キャビティ基板がシリコンからなること
    を特徴とする請求項10記載の液滴吐出ヘッド。
  12. 請求項10又は11記載の液滴吐出ヘッドを搭載していることを特徴とする液滴吐出装
    置。
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