JP2006055966A - 軸受け機構及びこの軸受け機構を用いたワーククランプ装置 - Google Patents

軸受け機構及びこの軸受け機構を用いたワーククランプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 任意の位置で回転体を高精度に停止させてロックさせることのできる軸受け機構を提供する。
【解決手段】 円盤形状の回転体1と、軸受け2を介して前記回転体1を回転自在にガイドするガイド部材3と、前記回転体1に設けられ、エアーの導入によりブレーキ部材14をスライドさせて前記ガイド部材3に形成されたブレーキ当接面12に押し付け、前記回転体1の回転をロックする回転ロック手段4とを備える。回転体1をロックするには、エアーを導入してブレーキ部材14をブレーキ当接面12に押し付け、回転体1をアンロックするには、エアーの導入を停止してブレーキ部材14をブレーキ当接面12から離す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸受け機構及びこの軸受け機構を用いたワーククランプ装置に関し、詳細には、ブレーキ手段を備え回転体を高精度にロックさせることのできる全く新規な軸受け機構及びこの軸受け機構を用いたワーククランプ装置に関する。
例えば、自動車の組立ラインにおいて自動車部品であるパネルをストレージから取り出し、その取り出したパネルを組立ラインの所定位置まで搬送させる搬送装置としては、通常ロボットが使用される。このロボットのアームには、ロボットハンドが取り付けられ、そのロボットハンドにはパネルの所定部位をクランプするためのクランプ部材が取り付けられている。
例えば、クランプ近傍部にブラケットなどの如き突起が存在するワークをクランプする場合、突起と干渉しない位置にクランプ部材を回転移動させる機構が必要となる。その回転機構として、例えば軸受を使用することが考えられる(例えば、特許文献1など参照)。
特開平8−232961号公報(第2頁〜第4頁、第1図及び第16図)
しかしながら、軸受を用いた場合には、回転を止める機構が無いため、クランプ部材の回転方向における位置決めができない。また、重いパネルをクランプする場合は、軸受では高荷重に耐えることが困難である。
そこで、本発明は、任意の位置で回転体を高精度に停止させてロックさせることのできる軸受け機構及びこの軸受け機構を用いたワーククランプ装置を提供することを目的とする。
本発明の軸受け機構は、回転体と、軸受けを介して前記回転体を回転自在にガイドするガイド部材と、流体の導入によりブレーキ部材をスライドさせてガイド部材に形成されたブレーキ当接面に押し付け、該回転体の回転をロックする回転ロック手段とを備える。
本発明の軸受け機構によれば、流体を導入することによりブレーキ部材をスライドさせてガイド部材に形成したブレーキ当接面に押し付け、このブレーキ部材とブレーキ当接面との摩擦抵抗で回転体の回転をロックさせるので、当該回転体を任意の位置で高精度にロックさせることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、軸受け機構を説明した後、この軸受け機構をロボットハンドに取り付けてなるワーククランプ装置について説明する。
「軸受け機構の構成」
図1(A)は本実施の形態の軸受け機構の全体斜視図、図1(B)はアンロック状態時における軸受け機構の断面図、図2はロック状態時における軸受け機構の断面図、図3は軸受け機構が有する回転ロック手段の配置状態を一部省略して示す平面図、図4(A)はアンロック状態時における回転ロック手段部分を拡大して示す要部拡大断面図、図4(B)はロック状態時における回転ロック手段部分を拡大して示す要部拡大断面図である。
本実施の形態の軸受け機構は、図1から図4に示すように、回転体1と、軸受け2を介して前記回転体1を回転自在にガイドするガイド部材3と、回転体1の回転をロックする回転ロック手段4とからなる。
回転体1は、下面を円形状に開口させた円盤形状の円盤部5と、その開口を閉塞するリング部6とからなる。円盤部5には、後述するガイド部材3の一部(第1回転部9)と回転ロック手段4とをその内部に収納させるための空間部7が形成されている。リング部6は、円盤部5の下面周縁部に固定され、その中央に開口する中心孔8を通して前記ガイド部材3の第1回転部9を前記空間部7内へ突出させている。
ガイド部材3は、前記回転体1に形成された空間部7に収納される第1回転部9と、前記リング部6の中心孔8に挿通される第2回転部10と、前記空間部7から外方へ突出した第3回転部11とから構成される。
第1回転部9は、前記空間部7内に収容される程度の大きさとされた円盤形状とされ、円盤部5の内面5aと対向する天面9aから第2回転部10へと向かってその直径を次第に小さくしている。この第1回転部9の外周面には、後述のブレーキ部材14が当接するブレーキ当接面12が形成されている。かかるブレーキ当接面12は、下端側から天面9aに向かって次第に上方へと傾斜する傾斜面とされている。
第2回転部10は、前記中心孔8とほぼ同一径とされた高さの低い円柱体として形成されている。
第3回転部11は、第2回転部10から下方へ向かって次第にその直径を拡大するいわゆる裾広がりの円柱体として形成されている。この第3回転体11の下端部には、後述する第1クランプ手段を取り付けるための取付部13が設けられている。
軸受け2は、内輪を第1回転部9と第2回転部10の繋ぎ部分である段差部に配置させると共に、外輪をリング部6の中心孔8近傍部に配置させることによって、前記回転体1を前記ガイド部材3に対して回転自在とさせている。軸受け2には、例えばボールベアリングなどが使用される。
回転ロック手段4は、ガイド部材3に形成されたブレーキ当接面12に押し付けられ、その摩擦抵抗によって前記回転体1の回転をロックするブレーキ部材14と、流体の導入によりブレーキ部材14をスライド移動させるピストン15と、ブレーキ部材14をブレーキ当接面12から離反させて前記回転体1のロック状態を解除させるブレーキロック解除部材16とからなる。
ブレーキ部材14は、前記第1回転部9の外周囲にほぼ等間隔となる位置に4箇所設けられている。そして、このブレーキ部材14には、ブレーキ当接面12と面接触する円弧形状のブレーキ押付け面17が形成されている。かかるブレーキ押付け面17は、ブレーキ当接面12とほぼ同一角度とされた傾斜面とされ、所定の押圧力でブレーキ当接面12に押し付けられることでそれらの間の摩擦力によって前記ガイド部材3に対する前記回転体1の回転を阻止する。
ピストン15は、前記した円盤部5の内壁面5bに固定された円環状のピストン収容部材18の中に設けられている。そして、そのピストン15の先端部には、前記したブレーキ部材14が固定されている。ピストン収容部材18は、ピストン15によってその内部空間が、流体導入室19と流体圧縮室20とに分けられている。流体導入室19には、円盤部5の周壁に取り付けられた流体導入パイプ21を介してエアーなどの気体(流体)が導入される。本実施の形態では、エアー(気体)を用いたが、例えば油などの液体(他の流体)を導入してもよい。
流体導入室19にエアーが導入されると、ピストン15が前方へ押され、該ピストン15の先端部に取り付けられたブレーキ部材14が、前記ブレーキ当接面12を押圧する。このブレーキ部材14がブレーキ当接面12を押圧することで、これらの間の摩擦力によって、前記回転体1のガイド部材3に対する回転を阻止する。つまり、回転体1をガイド部材3に対して回転不可能にロックする。
なお、ロック状態では、ブレーキ部材14のブレーキ押付け面17とガイド部材3のブレーキ当接面12とが共に傾斜面であることから、図4(b)に示すように、ブレーキ部材14に押されてガイド部材3が上方へと押し上げられ、第1回転部9の天面9aが円盤部5の内面5aに押し付けられる。
ブレーキロック解除部材16は、流体圧縮室20に設けられ、常にブレーキ部材14をブレーキ当接面12から離れる方向に付勢させている。そのため、前記流体導入室19へのエアー導入を停止すると、このブレーキロック解除部材16によって自ずとブレーキ部材14が前記ブレーキ当接面12から離れ、前記回転体1のガイド部材3に対するロック状態を解除させる。かかるブレーキロック解除部材16には、例えばコイルバネなどが使用される。
なお、アンロック状態では、ブレーキ部材14がブレーキ当接面12と非接触となる他、第1回転部9の天面9aが円盤部5の内面5aに対して非接触となる。
「ワーククランプ装置の構成」
図5(A)はワークをクランプした状態のワーククランプ装置の裏面図、図5(B)はワークをクランプした状態のワーククランプ装置の平面図、図6は第1クランプ手段の平面図、図7は第1クランプ手段でワークに形成した孔部の開口周縁部を内側から突っ張って支持させた状態を示す平面図である。
本実施の形態のワーククランプ装置は、図5に示すように、前述した軸受け機構Jと、この軸受け機構Jをロボットハンド22の一端側に回転体1を固定側として取り付けたロボット23と、軸受け機構Jのガイド部材3にブラケット24を介して取り付けられた第1クランプ手段25と、ロボットハンド22の他端側に取り付けられた第2クランプ手段26とを備え、これら第1クランプ手段25及び第2クランプ手段26とによってワークWをクランプする。
第1クランプ手段25は、図6及び図7に示すように、ワークWに形成された孔部27の開口周縁部を内側から突っ張って支持する一対の固定クランパー28、28及びこの固定クランパー28、28に対して接近離反する可動クランパー29を備える。
一対の固定クランパー28は、前記ブラケット24に取り付けられたベース部材30に対して平面視略ハの字形状に固定されている。これら固定クランパー28、28は、先端が略直角に折れ曲がり、その先端部にV字形状の切欠部31を有している。この固定クランパー28、28は、先端部に有した切欠部31を、前記ワークWに形成された孔部27の開口周縁部に押し付けるようになっている。
可動クランパー29は、ベース部材30に固定されたガイドレール32にスライド自在とされたスライダー33に固定されている。この可動クランパー29は、固定クランパー28、28と同様、先端部にV字形状の切欠部34を有し、その切欠部31をワークWに形成された孔部27の開口周縁部に押し付けるようになっている。また、可動クランパー29は、ベース部材30に固定された駆動シリンダー35によって、前記固定クランパー28、28に対し接近離反するようになされている。可動クランパー29は、駆動シリンダー35のシリンダーロッド36に連結固定され、このシリンダーロッド36の進退操作によってスライドする。
図6及び図7は、固定クランパー28、28に接近した状態から離反する状態に可動クランパー29を移動させ、これら固定クランパー28、28と可動クランパー29によって、前記孔部27の開口周縁部を内側から突っ張って支持させることにより、前記ワークWをクランプさせている。
そして、この第1クランプ手段25には、ワークWの種類によって孔部27の直径が異なる場合に、その孔径に応じたそれぞれのクランプ位置に可動クランパー29を移動させるために、該可動クランパー29の位置を検出するクランプ位置検出手段であるクランプ位置検出センサー37A、37B、37Cが設けられている。可動クランパー29は、クランプ位置検出センサー37A、37B、37Cによって検出されたクランプ位置検出信号が駆動シリンダー35に出力されることにより、この駆動シリンダー35にて適切なクランプ位置に移動させられる。
本実施の形態では、自動車部品の一つであるパネルをワークWとし、車種毎に異なるパネルに形成された孔部27の大きさに応じてクランプ位置検出センサー37A、37B、37Cを設け、該孔部27の直径が異なるA車、B車、C車用の3種類のパネルに対応させている。
なお、固定クランパー28、28及び可動クランパー29それぞれの個数や位置については、上記実施の形態に制限されず、適宜設定可能である。
第2クランプ手段26は、第1クランプ手段25が取り付けられた一端側とは反対側の前記ロボットハンド22の他端側に取り付けられ、ワークWを挟み込むクランパー38A、38B、38Cからなる。本実施の形態では、A車、B車、C車用の3種類のパネルをクランプすることができるように、3つのクランパー38A、38B、38Cを設けている。
「クランプ動作」
図8はワークに設けられたブラケットに第1クランプ手段が干渉した状態を示すワーククランプ装置の裏面図、図9はロボットハンドのみを回転させてワークに形成されたブラケットを避けた状態を示すワーククランプ装置の裏面図、図10は第1クランプ手段25の回転位置を位置決め調整する様子を示すワーククランプ装置の平面図、図11は第1クランプ手段を軸受け機構で回転させてブラケットに接触しない位置に退避させた状態を示すワーククランプ装置の裏面図である。
本実施の形態のワーククランプ装置における通常ハンドリング状態は、図5に示す状態であるため、この通常ハンドリング状態で、図8に示すように、ロボット23と対向する側の面に突起部39が形成されたワークWをクランプする場合、第1クランプ手段25のシリンダーロッド36と突起部39とが干渉してしまう。これらの干渉を回避するために、ロボットハンド22を図9に示すように回転させると、第2クランプ手段26がワークWから離れてしまい、当該ワークWをクランプすることができない。
そこで、図10に示すように、ワークWをクランプする位置とは別の場所に設置した回転量調整部材40に、前記第1クランプ手段25のベース部材30を接触させ、軸受け機構Jの回転体1をアンロック状態としてロボットハンド22を、前記ロボット23との結合部である回転中心部Cを中心として回転させ、当該ロボットハンド22と第1クランプ手段25とのなす角度を調整する。そして、図11に示すように、シリンダーロッド36が突起部39と干渉しない位置まで回転したら、前記流体導入パイプ21にエアーを導入させ、ブレーキ部材14を前進させてガイド部材3に形成されたブレーキ当接面12に押し付け、回転体1の回転をロックさせる。
次に、前記工程で第1クランプ手段25とロボットハンド22とのなす角度を変えた状態を保持させた状態でロボット23を動かし、図11に示すように、第1クランプ手段25と第2クランプ手段26をワークWに対して接近させる。そして、固定クランパー28、28及び可動クランパー29をワークWに形成した孔部27の中に臨ませた後、可動クランパー29を移動させてこれら固定クランパー28、28と可動クランパー29とによって当該孔部27の開口周縁部を内側から押し付けてクランプさせる。一方、第2クランプ手段26の何れかのクランパー38A、38B、38CでワークWをクランプさせる。
このように、第1クランプ手段25を、回転ロック手段を有した軸受け機構Jに取り付けているため、この第1クランプ手段25でクランプする孔部27の周囲に突起部39があるワークWでも、該突起部39に干渉しない位置に第1クランプ手段25を退避させてクランプさせることができる。
また、本実施の形態では、軸受け機構Jがロック状態にある場合、第1回転部9の天面9aが回転体1の円盤部5の内面5aに押し付けられ、回転体1とガイド部材3との間にがたつきが生じないことから、重いワークWでも充分に支えることができる。
また、本実施の形態では、ワークWの種類によって孔部27の直径が異なる場合でも、可動クランパー29の位置を検出するクランプ位置検出センサー37A、37B、37Cを備えるので、このクランプ位置検出センサー37A、37B、37Cからの位置検知信号に基づいて適切に孔部27の開口周縁部をクランプすることのできる位置へと可動クランパー29を移動させることができる。
また、本実施の形態では、第1クランプ手段25がワークWに形成された突起部39と干渉する場合には、ワークWをクランプする前に、別の場所に設置した回転量調整部材40を利用して第1クランプ手段25とロボットハンド22とのなす角度を可変させることができるので、孔部27の周囲に突起部39があるワークWでも第1クランプ手段25によって確実にクランプさせることができる。
図1(A)は本実施の形態の軸受け機構の全体斜視図、図1(B)はアンロック状態時における軸受け機構の断面図である。 ロック状態時における軸受け機構の断面図である。 軸受け機構が有する回転ロック手段の配置状態を一部省略して示す平面図である。 図4(A)はアンロック状態時における回転ロック手段部分を拡大して示す要部拡大断面図、図4(B)はロック状態時における回転ロック手段部分を拡大して示す要部拡大断面図である。 図5(A)はワークをクランプした状態のワーククランプ装置の裏面図、図5(B)はワークをクランプした状態のワーククランプ装置の平面図である。 第1クランプ手段の平面図である。 第1クランプ手段でワークに形成した孔部の開口周縁部を内側から突っ張って支持させた状態を示す平面図である。 ワークに設けられたブラケットに第1クランプ手段が干渉した状態を示すワーククランプ装置の裏面図である。 ロボットハンドのみを回転させてワークに形成されたブラケットを避けた状態を示すワーククランプ装置の裏面図である。 第1クランプ手段25の回転位置を位置決め調整する様子を示すワーククランプ装置の平面図である。 第1クランプ手段を軸受け機構で回転させてブラケットに接触しない位置に退避させた状態を示すワーククランプ装置の裏面図である。
符号の説明
1…回転体
2…軸受け
3…ガイド部材
4…回転ロック手段
5…円盤部
12…ブレーキ当接面
14…ブレーキ部材
15…ピストン
16…ブレーキロック解除部材
17…ブレーキ押付け面
22…ロボットハンド
23…ロボット
25…第1クランプ手段
26…第2クランプ手段
27…孔部
28…固定クランパー
29…可動クランパー
35…駆動シリンダー
36…シリンダーロッド
37…クランプ位置検出センサー

Claims (6)

  1. 円盤形状の回転体と、
    軸受けを介して前記回転体を回転自在にガイドするガイド部材と、
    前記回転体に設けられ、流体の導入によりブレーキ部材をスライドさせて前記ガイド部材に形成されたブレーキ当接面に押し付け、前記回転体の回転をロックする回転ロック手段とを備えた
    ことを特徴とする軸受け機構。
  2. 請求項1に記載の軸受け機構であって、
    前記回転ロック手段は、流体の導入停止時に、前記ブレーキ部材を前記ブレーキ当接面から離反させて前記回転体のロック状態を解除させるブレーキロック解除部材を備える
    ことを特徴とする軸受け機構。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の軸受け機構であって、
    前記ブレーキ当接面とこのブレーキ当接面に当接する前記ブレーキ部材の面を共に傾斜面とし、該ブレーキ部材を該ブレーキ当接面に押し付けたときに、前記ガイド部材を可動させて前記回転体に押し付ける
    ことを特徴とする軸受け機構。
  4. 円盤形状の回転体と、軸受けを介して前記回転体を回転自在にガイドするガイド部材と、前記回転体に設けられ、流体の導入によりブレーキ部材をスライドさせて前記ガイド部材に形成されたブレーキ当接面に押し付け、前記回転体の回転をロックする回転ロック手段とを備えた軸受け機構と、
    ロボットハンドの一端側に、前記回転体を固定側として前記軸受け機構を取り付けたロボットと、
    前記軸受け機構の前記ガイド部材に取り付けられ、ワークに形成された孔部の開口周縁部を内側から突っ張って支持する可動クランパーを備えた第1クランプ手段と、
    前記ロボットハンドの他端側に取り付けられ、前記ワークをクランプする第2クランプ手段とを備えた
    ことを特徴とするワーククランプ装置。
  5. 請求項4に記載のワーククランプ装置であって、
    前記可動クランパーを移動させるクランプ移動手段と、
    前記ワークの種類によって前記孔部の直径が異なるそれぞれのクランプ位置に、前記可動クランパーを移動させる時に、該可動クランパーの位置を検出するクランプ位置検出手段を備えた
    ことを特徴とするワーククランプ装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のワーククランプ装置であって、
    前記ワークをクランプする前に、前記ガイド部材に対して前記回転体を回転させて前記ロボットハンドに対する前記第1クランプ手段の回転位置を位置決め調整する回転量調整部材を備えた
    ことを特徴とするワーククランプ装置。
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