JP2006054963A - ステッピングモータ - Google Patents

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Abstract

【要約書】
【課題】取付用の樹脂製のフランジ部をモールドケースの任意の位置に任意の形状で設けると共に、樹脂製のフランジ部の位置に関係なく冷却能力を向上したステッピングモータを提供することにある。
【解決手段】ステータヨーク22の極歯23a、23bの外側面32をモールドケースの外側面12fに露出させる。露出させる極歯の数および配置は、放熱効率を考慮して設定する。フランジ部11の基部が極歯の外側面に対応する場合には、取付強度を考慮して基部の形成領域を設定する。好ましくは、フランジ部の基部が極歯を跨ぐようにモールドケースに設ける。フランジ部の形状や厚さ、およびフランジ部に形成する開孔の形状は任意に設定する。また、フランジ部のケースへの取付位置を樹脂成形できる位置ならば、任意の位置にする。一方の軸受を、モータを実装する相手機器に設ける場合には、軸受の一方を省略する。また、発生した熱を、軸受を介して、モールドケースの外表面に露出する軸受端面から放熱する。
【選択図】図1

Description

本発明は、取付板を任意の取付位置に任意の形状で設けると共に、冷却能力を向上したステッピングモータに関する。
従来、ケースを樹脂モールド成形する際に、コイルおよびヨークも一体にモールド成形していた(例えば、特許文献1〜3参照)。
さらには、それまでの金属製の取付用フランジの代わりに、樹脂のフランジをケースに形成することが行われていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図7はコイル等をケースと一体に樹脂モールドする従来例を示す図である。図7(a)、図7(b)は特許文献1の例を示し、図7(c)は特許文献2の例を示し、図7(d)は特許文献3の例を示す。
図7(a)(b)の例は、フランジもケース本体と一体にモールド成形する例で、フランジ101は、ケース102の軸側端面103よりコイル端子104側にシフトした位置に樹脂成形により形成されている。
その成形時、フランジ101を形成すると同時に極歯105間を樹脂で充填する。第1磁極ユニット106の成形については、内側磁極部をコイルに圧入し仮組立した後、樹脂により外周部を覆うための成形を行う型内に入れ、射出成形により極歯105の間を樹脂で覆うことにより第1磁極ユニット106を形成する。ステッピングモータを取り付ける相手地板110は、モータの軸側の外径部109と嵌合する穴部を有し、モータの軸方向の固定を行う係止爪112を有する。フランジ101には、回転方向の位置決めとなるダボ111が形成されている。取付時、地板110の穴とモータの外径部109を合わせ、係止爪112でフランジ101を保持し固定する。
図7(c)に示す例も、同様に、固定子巻線121および固定子鉄心122をモールド樹脂125で成形する際、フランジ123も同時に成形する。ケースの軸受収納部124はフランジ123の面より突出するように構成される。
一方、従来からステータヨークとコイルに樹脂モールド材を封止し、そのモールド材を介して内部で発生した熱を放熱するモールドステータ構造は一般的に行われている(例えば、特許文献3参照)。
図7(d)は特許文献3の例を示し、内部で発生した熱を放熱する従来のモールドステータ構造を示す。
一般的には、ステータヨーク131及びコイル132を樹脂モールドしたモータでは、例えば、ステータヨーク131及びコイル132から発熱する熱量は、その大部分がモールド樹脂133を介してブラケット134に流れ、放熱される。熱はコイル132の巻線を伝わって軸方向に放熱される。又、モールド樹脂133から外部への自然放熱はほとんど期待できない。このため、ステータヨーク131及びコイル132の巻線での発熱をいかにブラケット134に熱伝導させられるかが冷却においては重要な問題となる。
詳細には、コイル132は絶縁物であるコイルボビン(図示省略)に巻回されている。コイル132は良熱伝導体の電気銅であり、周方向は絶縁被膜で覆われている。このため巻線から発熱する熱は、主に熱伝導特性の良い軸方向に伝わり、コイルエンド部からモールド樹脂133を介して伝熱する経路をとる。
絶縁物のボビン材の熱伝導率はコイル132の軸方向の熱伝導率と比べ、明らかに悪い。従って、コイル132からの発熱はコイルエンドより放熱することとなる。
また、ステータヨーク131に使用される電磁鋼板は、その表面が絶縁皮膜で覆われているので、電磁鋼板の積層体の軸方向の熱伝導率は周方向あるいは径方向と比べ非常に悪い。よって、コイル132から発生した熱は軸方向より径方向に流れ、モールド樹脂133を介してブラケット134に伝わる。そのブラケット134の材質は金属であり、モールド樹脂133の熱伝導性がそれらと比べて悪い。このため、コイル132で発生した熱を如何にブラケット134に伝熱するかが重要な問題になる。
上に示したようにモールドステータの軸方向の熱伝導性を改善すれば、樹脂モールドされたコイルおよびヨークからなる電機子の冷却性能を向上することができ、モータ内で一番温度の高くなりやすい電機子を効果的に冷却し、ひいては回転電機全体を効率良く冷却できる。
特開2003−209948号公報 特開平7−75280号公報 特開2001−231192号公報
しかしながら、図7(a)(b)のフランジは、ケースの軸側端面よりコイル端子側にシフトした位置に設けられているので、フランジを相手地板に取り付けるとき、必ずフランジより軸方向に突出する軸受およびケース部分が邪魔になる。また、フランジの形状が特殊な形状に限定されてしまう。
また、従来からステータヨークとコイルに樹脂モールド材を封止し、そのモールド材を介して熱を放熱するモールドステータ構造は一般的に行われている。しかしながら、この構造では軸方向の熱伝導性が非常に悪く、樹脂モールド材を介して放熱する回転電機においては小型化、軽量化を実現するには構造上限界があった。また、従来の樹脂モールドの厚さはステータヨークの全周に渡って概ね均一にモールドされている。
ステータヨークおよびコイルから発生する熱量は、径方向に主に伝わり軸方向にはほとんど伝わらない。このため、発生した熱はまず回転電機の径方向に伝わり、外周のモールド樹脂を介し、ブラケットから取付フランジに伝導する。しかし、このフランジも樹脂の場合、コイルでの発熱は樹脂製のケースおよびフランジで遮られ外部へ放熱することが難しくなる。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、取付用の樹脂製のフランジ部をモールドケースの任意の位置に任意の形状で設けると共に、樹脂製のフランジ部の位置に関係なく冷却能力を向上したステッピングモータを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記の解決手段を採用する。
ステータヨークの極歯の外側面をモールドケースの外表面に露出させる。露出させる極歯の数および配置は、放熱効率を考慮して設定する。フランジ部の基部が極歯の外側面に対応する場合には、取付強度を考慮して基部の形成領域を設定する。好ましくは、フランジ部の基部が極歯を跨ぐようにモールドケースに設ける。
フランジ部の形状や厚さ、およびフランジ部に形成する取付ねじ挿通用の開孔の形状は任意に設定する。また、フランジ部の基部は、フランジ部をケースへ取り付けできる取付位置を樹脂成形できる位置ならば、任意の位置に設けることができる。
一方の軸受を、本発明のステッピングモータを実装する相手機器に設ける場合には、軸受の一方を省略することができる。これにより、軸方向の長さを短くすることができ、軽量化することができる。
また、コイル等で発生した熱は、軸受を介して、モールドケースの外表面に露出する軸受端面から放熱する。
また、同じく発生した熱は、モールドケースの外表面に露出するステータヨークの環状板部の外側面から放熱する。
具体的には、以下のようになる。
(1) ステッピングモータは、ロータ、ステータ、フランジ部とケース本体部からなるモールドケースからなり、前記ステータにおけるステータヨークの各極歯の外側面が露出するように前記モールドケースのケース本体部を樹脂成形し、前記ケース本体部と一体に取付用の前記フランジ部を樹脂成形して構成したことを特徴とする。
(2) 上記(1)記載のステッピングモータであって、前記ロータはロータ磁石と回転軸からなり、該回転軸を支持する一対の軸受の一方の軸受の端面を前記ケース本体部から露出させたことを特徴とする。
(3) 上記(2)記載のステッピングモータであって、前記ステータヨークの環状板部の外側面を前記ケース本体部の軸方向端面に露出させたことを特徴とする。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記フランジ部を、前記ステータヨークの極歯を跨ぐようにケース本体部に設けたことを特徴とする。
(5) 上記(1)乃至(4)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記フランジ部を、前記ケース本体部の軸方向の任意の位置に形成したことを特徴とする。
従来、コイルおよびステータヨークから発生した熱は、樹脂モールド部材を介してモータの半径方向に伝導されるが、樹脂製のケースからは放熱されにくいので、熱が溜まりやすかった。しかし、本発明のステッピングモータは、発熱部であるコイルとステータヨークで発生した熱は、ケースの外部に露出するステータヨークの極歯の外側面から短い経路で直接放熱させることができると共に、ステータヨークに連なる軸受を介してケース外部に露出する軸受端面から放熱する。軸受まで伝導した熱はさらに回転軸を介して放熱する。これにより、従来、モールドケースはステータヨークの極歯の外側面も覆っていたため、内部の熱が逃げにくかったが、本発明のモールドケースはステータヨークの極歯の外側面を覆わないので、その分モールドケースを薄くでき、従ってモータの小型化、軽量化を実現でき、更に、コイルおよびステータヨークを効果的に冷却できる。
フランジは、従来のようなケースの軸側端面よりコイル端子側にシフトした位置に設けられるのではなく、ケースの軸側端面と同一面に形成することができるので、フランジを相手地板に取り付けるとき、必ずフランジより軸方向に突出する軸受およびケース部分がなくなり、取付のための特別な構造を必要とせず、取付時の軸方向の長さを短くすることができる。
ステッピングモータの軸受の一方を実装相手の機器の軸受で実質的に兼用するときには、ステッピングモータの軸受の一方を省略し、その分軸方向の長さを短くすることができる。
また、極歯間を樹脂で充填したので、モータが回転中に発生する電磁振動によるステータコア間の接触による騒音が低減される。
本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の軸受を有するタイプのステッピングモータの斜視断面図、図2は本発明の軸受を有するタイプのステッピングモータの斜視図である。
実施例1は、取付用のフランジ部11をモールドケース10のケース本体部12の回転軸13方向(軸先端がモールドケース10から突出している方向)の先端部分(近傍を含む)に設けた例である。
本発明のクローポール型ステッピングモータ1は、大きく分けて、ロータ14、ステータ15、フランジ部11とケース本体部12からなるモールドケース10からなる。
ロータ14は、略円柱状のロータ磁石21と回転軸13からなる。ロータ磁石21は、強磁性材料で形成され、中央に貫通孔を有し、外周面に一方向に向かって交互にN磁極、S磁極を形成する。このN磁極、S磁極は後記するステータヨーク22の櫛歯状の極歯23a、23bに対向して形成される。以下、軸方向に長い極歯を極歯23aと表し、軸方向に短い極歯を極歯23bと表す。
組立時、ロータ磁石21の貫通孔に回転軸13を挿入し、更に、回転軸13の両側から貫通孔を有するスペーサ24、25を装着する。スペーサ24、25は摺動性の良好な樹脂材にて形成されている。
ステータ15は2相に形成される。各相は、大きく分けて、ステータヨーク22、コイル27、およびコイルボビン28からなる。
コイル27は、コイル27aおよびコイル27bからなり、コイルボビン28の断面コ字状溝に、エナメル等の絶縁被膜を設けた銅の電線を必要回数巻回して構成する。
コイルボビン28は、絶縁性の合成樹脂からなり、環状で断面コ字状溝のコイル収納部28aおよび28bと、端子部28cおよび28dから構成される。
コイル収納部28aおよび28bは、半径方向外向きに開口を有する断面コ字状溝で、コイル27を収納した状態で開口を合成樹脂の絶縁シート29aおよび29bで覆う。この絶縁シート29aおよび29bの外側を絶縁性のカバーリング30aおよび30bで覆う。絶縁シート29aおよび29bとカバーリング30aおよび30bによりコイル27に塵埃、ダスト、水分等の不要なものが付着することを防止する。
端子部28cおよび28dは、図1および図3の回転軸13より上側に示されるように、回転軸13の長さ方向に対向して設けられた断面コ字状溝のコイル収納部28aおよび28bから立ち上がりL字状に形成される。端子部28cおよび28dは、端子31aおよび31bを含む一部領域がモールドケース10の略円筒状のケース本体部12から突出して配置される。
ステータヨーク22は、SECC(電気亜鉛めっき鋼板)、珪素鋼板、SUY(電磁軟鉄板)等の軟磁性材料からなる第1ステータヨーク22aおよび22dと第2ステータヨーク22b、22eおよび第3ステータヨーク22c、22fからなり、第1ステータヨーク22aおよび22dと第2ステータヨーク22b、22eは第3ステータヨーク22c、22fによって結合されて磁路を構成する。
第1ステータヨーク22aおよび22dは、環状板部の周囲に複数の極歯、例えば23aを均等に設け、その極歯23aを環状板部に対し直角に折り曲げた形状、例えば五徳のような形状に構成する。
第2ステータヨーク22bおよび22eも同様に、環状板部の周囲に複数の極歯、例えば23bを均等に設け、その極歯23bを環状板部に対し直角に折り曲げた形状、例えば五徳のような形状に構成する。
第1ステータヨーク22aおよび22dと第2ステータヨーク22bおよび22eは、コイル27を設けたコイルボビン28の両端に分離して配置され、互いの極歯23aと23bが交互に配置され、極歯23aと23bの先端における磁気的位相差は電気角で180度に形成されている。
軸受26a、26bは、焼結含油軸受等の材料からなり、含油軸受とすることにより、摩擦抵抗を少なくすることができる。
モールドケース10のケース本体部12は、2分割された前部ケース部12aと後部ケース部12bを接合して組み立てられる。各ケース部12aおよび12bは、完成時のケースを、ロータ磁石21の略中央に対応し、且つ、回転軸13の長さ方向に対して直角の面で切って分割した形状にする。モールドケース10は、図2に外観を示すように、外表面にステータヨーク22の極歯23a、23bの外側面32が露出する略円筒状部12cと、その略円筒状部12cの1側面に設けた前部ブロック部12dおよび後部ブロック部12eからなる。両ブロック部12dおよび12eはコイルボビン28の端子部28cおよび28dを補強するために設けられる。
モールドケース10のケース本体部12は、機械的強度の観点からポリブチレンテレフタレートや液晶ポリマー等の材料を用い、金型内に必要な部品を配置した状態で樹脂注入して形成する。なお、成形性を重視すると、流動性の観点から液晶ポリマーが好ましい。
本発明のステッピングモータは、デジタルカメラやビデオテープレコーダのムーブ等に搭載されるために、モータの直径は10mm以下、好ましくは6mm以下で、重量は1g以下が好ましいことから、モールドケース10は以下の特徴に基づき構成する。
(1) 各ステータヨーク22の任意の極歯23a、23bの外側面32をモールドケース10のケース本体部12の外表面12fに露出させ、その外表面12fより外側のケース部分を省略する。
(2) 取付用のフランジ部11を、モールドケース10のケース本体部12に、モールド成形時、任意の位置で設ける。フランジ部11の位置は自由に設定する。
(3) モールド成形時、コイルボビン28の端子部28cおよび28dに連続してモールド樹脂による前部ブロック部12dおよび後部ブロック部12eを形成する。これにより、コイルボビン28に設けたコイル27のカバーリング30a、30bを行うと共に、端子部28cおよび28dの取付強度を補強する。
(4) 隣接するステータヨーク22の極歯23a、23b間にモールド樹脂を充填する。これにより、コイル27の電磁気力による振動をモールド樹脂により効率よく抑制する。
モールドケース10のフランジ部11は、前記ケース本体部12と同じ材料からなり、取付用の開孔33を有する。取付用の開孔33は、任意形状で、相手機器に取り付けるために設ける。
図1および図2の場合、フランジ部11は、ケース本体部12の回転軸13側端面より軸受26aの分だけコイルボビン28の端子部28c側にシフトした位置(先端近傍)に設けられている。この例は、例えば図7(a)のように、ステッピングモータ1を取り付ける相手地板は、モータの軸受26aを覆うモールドケース10の外径部と嵌合する穴部を有していることが必要になる。
(モールドケースの製造方法)
前部ケース部(12a):
まず、コイル27aを巻回したコイルボビン28aに絶縁シート29a、カバーリング30aを装着した後、コイルボビン28aを第3ステータヨーク22cに装着し、第1ステータヨーク22aと第2ステータヨーク22bを第3ステータヨーク22cに圧入する。このとき、第1ステータヨーク22aの極歯23aと第2ステータヨーク22bの極歯23bが電気角で180°の位相差となるように位置決めされる。
次に金型(図示省略)内に軸受26aを所定の位置にセットし、軸受26a上に前記のとおり予め組み合わせたステータヨーク組立体を載置する。
モールド成形を必要としない、極歯23a、23bの外側面32が表れる面および必要な面に樹脂の回り込みを阻止する手段、例えば、金型の壁、中子等を設けておく。
このようなセット状態で金型内に樹脂を注入する。
その結果、ステータヨーク組立体と、フランジ部11を一体にモールド成形する。コイルボビン28aの端子部28cを樹脂の広幅の前部ブロック部12dを介してフランジ部11に連結する。
また、第1ステータヨーク22aの極歯(極歯23aと同形の極歯)と第2ステータヨーク22bの極歯23bを樹脂により振動を抑制するように固定することができる。
(フランジ部の形成)
フランジ部11の基部(モールドケースと連結される部位)はケース本体部12の外表面12fのステータヨーク22の極歯23a、23bの外側面32が露出する箇所を覆う場合には、フランジ部11の基部の断面積が強度を考慮して小さくなるように設定するか、フランジ部11の基部が極歯23の外側面32を跨ぐように設ける。
後部ケース部(12b):
コイル27bを巻回したコイルボビン28bに絶縁シート29b、カバーリング30bを装着した後、コイルボビン28bを第3ステータヨーク22fに装着し、第1ステータヨーク22dおよび第2ステータヨーク22eを第3ステータヨーク22fに圧入する。このとき、第1ステータヨーク22dの極歯23aと第2ステータヨーク22eの極歯23bが電気角で180°の位相差となるように位置決めされる。
次に金型(図示省略)内に軸受26bを所定の位置にセットし、軸受26b上に予め組み合わせたステータヨーク組立体を載置する。
モールド成形を必要としない、極歯23a、23bの外側面32に樹脂の回り込みを阻止する手段を設けておく。このようなセット状態で金型内に樹脂を注入する。
その結果、軸受26bをエンドプレート12gに固定することができ、コイルボビン28の端子部28dをブロック部12eを介してエンドプレート12gに連結支持することができる。
また、第1ステータヨーク22dの極歯23aと第2ステータヨーク22eの極歯23bを樹脂により振動を抑制するように固定することができるようになる。
両ケース一体化:
モールドケース10はケース本体部12を前部ケース部12aと後部ケース部12bに分離してそれぞれ形成し、両ケース部12aおよび12bに図1乃至図3に示すように、ロータ14を構成する部品を組み込んだ後、その開口を嵌合固定する。必要ならば、両ケース部12aおよび12bの開口の隙間に樹脂を充填して固定する。
(冷却)
次に、実施例1のステッピングモータの放熱構造について説明する。
コイル27を収納するコイルボビン28に接して複数のステータヨーク22を設け、ステータヨーク22の複数の極歯23a、23bの外側面32をモールドケース10の外表面12fに面一(同一高さ面)状態で露出し、軸受26aおよび26bをケース本体部12の端面部に一部露出させる。
ステータヨーク22の複数の極歯23a、23bの外側面32をモールドケースの外表面12fに面一状態で露出させたので、内部で発生した熱を極歯23a、23bの外側面32から放熱することができる。この極歯23a、23bの外側面32を前部ブロック部12dおよび後部ブロック部12eを除くモールドケース10のケース本体部12の外表面12fに多数設けたので、短い経路で有効に冷却することができる。
また、発生した熱を、軸受26a、26bを介して、モールドケース10のケース本体部12の端面部に露出する軸受26aおよび26bの端面から放熱する。
(振動)
極歯23aと23bの間は樹脂が充填されるので、この樹脂により極歯23a、23bの振動が抑制される。また、極歯23a、23b部分で発生する振動は、ある程度、モールドケース10の外表面12fに露出する極歯23a、23bから空気中へ放出されて減少する。このように冷却性能向上に加えて、振動及び騒音の抑制も行える。
図3は図1における一方の軸受26aを省略したタイプのステッピングモータの斜視断面図、図4は図2における一方の軸受26aを省略したタイプのステッピングモータの斜視図である。
実施例2は、取付用のフランジ部11をモールドケース10のケース本体12の軸方向の先端に設けた例である。
実施例2は、実施例1のステッピングモータ1において、第1ステータヨーク22aの環状板部41の面と第2ステータヨーク22cの端面が露出するように形成した変形例である。即ち、回転軸13側の軸受26aを削除し、その軸受26aを覆っていたモールドケース部分である軸受26aのステータヨーク22と接する面を含む面で、フランジ部11も含んで削除した変形例である。
この実施例2は、本発明のステッピングモータ1が実装される相手機器に回転軸を案内支持する実質的な軸受(図示省略)が有る場合、モータ側に2個の軸受を必要とせず1個の軸受で軸支可能とする知見に基づいて構成したものである。
他の構成要素に関する説明は、実施例1で説明したものと同じなので、同一符号を付して省略する。
(実施例2の効果)
第1ステータヨーク22aの環状板部41がモールドケース10の軸方向の側面に露出するので、その環状板部41の面積が大きい分だけ放熱効果が大きくなる。
軸受相当部分が削除されたことにより、モールドケース10はその分軸方向の長さが短くなり、軽量になり、体積が小さくなった分小さなスペースに収まるようになる。
図5は本発明の片側の軸受を省略し且つフランジ部を任意の位置に設けたタイプのステッピングモータの斜視断面図、図6は本発明の軸受を省略し且つフランジ部を任意の位置に設けたタイプのステッピングモータの斜視図である。即ち、図5は図3のフランジ部をモールドケースの一方端から中央寄りに移動した例を示し、図6は図4において同様に移動した例を示す。
実施例3は、実施例2のステッピングモータにおいて、取付用のフランジ部11をモールドケース16の軸方向の中央寄りの任意の位置に設けた例である。
フランジ部11の基部がステータヨーク22の極歯23a、23b上に位置する場合には、冷却効果および取付強度を考慮してモールドケース10のケース本体部12との接続面積およびその面積の寸法比を設定する。好ましくは、フランジ部11の基部がステータヨーク22の極歯23a、23bを跨ぐように形成する。
(実施例3の効果)
第1ステータヨーク22aの環状板部41がモールドケース10の軸方向の側面に露出するので、その環状板部41の面積が大きい分だけ放熱効果が大きくなる。
軸受相当部分が削除されたことにより、モールドケース10はその分軸方向の長さが短くなり、軽量になり、体積が小さくなった分小さなスペースに収まるようになる。
取付用のフランジ部11をモールドケース10の軸方向の任意の位置に設けることができるので、実装する相手機器の取付態様に柔軟に対応することができるようになる。
以上本発明のステッピングモータについて、実施例を説明したが、各部の構成要素は所期の機能を奏する限りに於いて変更可能である。
本発明の軸受を有するタイプのステッピングモータの斜視断面図である。 本発明の軸受を有するタイプのステッピングモータの斜視図である。 本発明の軸受を省略したタイプのステッピングモータの斜視断面図である。 本発明の軸受を省略したタイプのステッピングモータの斜視図である。 本発明の軸受を省略し且つフランジ部を任意の位置に設けたタイプのステッピングモータの斜視断面図である。 本発明の軸受を省略し且つフランジ部を任意の位置に設けたタイプのステッピングモータの斜視図である。 コイル等をケースと一体に樹脂モールドする従来例を示す図である
符号の説明
1 ステッピングモータ
10 モールドケース
11 フランジ部
12 ケース本体部
12a 前部ケース部
12b 後部ケース部
12c 略円筒状部
12d 前部ブロック部
12e 後部ブロック部
12f 外表面
13 回転軸
14 ロータ
15 ステータ
22 ステータヨーク
23、23a、23b 極歯
26、26a、26b 軸受
27、27a、27b コイル
28、28a、28b コイルボビン
29、29a、29b 絶縁シート
30、30a、30b カバーリング
41 環状板部

Claims (5)

  1. ロータ、ステータ、フランジ部とケース本体部からなるモールドケースからなり、前記ステータにおけるステータヨークの各極歯の外側面が露出するように前記モールドケースのケース本体部を樹脂成形し、前記ケース本体部と一体に取付用の前記フランジ部を樹脂成形して構成したことを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記ロータはロータ磁石と回転軸からなり、該回転軸を支持する一対の軸受の一方の軸受の端面を前記ケース本体部から露出させたことを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
  3. 前記ステータヨークの環状板部の外側面を前記ケース本体部の軸方向端面に露出させたことを特徴とする請求項2記載のステッピングモータ。
  4. 前記フランジ部を、前記ステータヨークの極歯を跨ぐように前記ケース本体部に設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のステッピングモータ。
  5. 前記フランジ部を、前記ケース本体部の軸方向の任意の位置に形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のステッピングモータ。
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