JP3932197B2 - ステッピングモータ - Google Patents

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Description

本発明は、取付のための特別な構造を要せずに、小スペース内での取り付けを可能とする取付板を備えると共に、冷却能力を向上したステッピングモータに関する。
従来、モータを相手機器へ取り付ける場合、モータに取付金具を取付け、その取付金具を相手機器へ取り付ける態様aを採る(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の取付態様を示す図であり、図5(a)、図5(b)、および図5(c)に例示する。
図5(a)はこの従来の取付金具を用いた取付態様aを示す図である。
図5(a)では、ロータやステータ等の回転機要素を収納するハウジングを、フロントハウジング101とリヤハウジング102から構成し、前記両ハウジング101、102の前記回転機要素を収納する箇所以外の場所、例えば、略円筒状のハウジングの外側に突出した取付用フランジ103、104に開孔105を設け、該開孔105にボルト106又は圧着金具を挿通して両ハウジング101、102をナット107等で固着する。その際、取付開孔110を設けた取付金具108のボルト穴109も前記開孔105に位置合わせし、前記ボルト106又は圧着金具で前記取付金具108および両ハウジング101、102を一緒に固着する。
モータを特にデジタルカメラ等に搭載される超小型のステッピングモータに限定した場合、例えば、軸ズレの防止を目的とするものではあるが、取付を軸受部付取付板を用いて行う態様bを採る(例えば、特許文献2参照)。
図5(b)はこの従来の軸受部付取付板を用いた取付態様bを示す図である。
図5(b)では、第2の外側磁極112外面に当接する取付板113を軸受部材に適したモールド材にて軸受部114と一体形成し、その軸受部114を第2の内側磁極内円筒空部115に挿入して固定している。
また、従来からステータヨークとコイルに樹脂モールド材を封止し、そのモールド材を介して熱を放熱するモールドステータ構造は一般的に行われている(例えば、特許文献3参照)。
図5(c)はこのモールドステータ構造を用いた取付態様cを示す図である。
一般的には、ステータヨーク116及びコイル117を樹脂モールド118したモータでは、例えば、ステータヨーク116及びコイル117から発熱する熱量は、その大部分が樹脂モールド118を介してブラケット119に流れ放熱される。熱はコイル117を伝わって軸方向に放熱される。又、樹脂モールド118から外被への自然放熱はほとんど期待できない。このため、ステータヨーク116及びコイル117での発熱をいかにブラケット119に伝熱させられるかが冷却においては最重要となる。
コイル117は絶縁物であるボビンに巻回されている。コイル117は良熱伝導体の電気銅であり、周方向は絶縁被膜で覆われている。このため巻線から発熱する熱は、主に熱伝導の良い軸方向を伝わり、コイルエンド部から樹脂モールド118を介して伝熱する経路をとる。
ステータヨーク116に使用される電磁鋼板は、その表面が絶縁皮膜で覆われているので、電磁鋼板の積層体の軸方向の熱伝導率は周方向あるいは径方向と比べ非常に悪い。よって、コアから発生した熱は軸方向より径方向に流れ、樹脂モールド118を介してブラケット119に伝わる。そのブラケット119の材質は金属であり、モールド樹脂の熱伝導性がそれらと比べて悪い。このため、コイルで発生した熱をいかにブラケット119に伝熱するかが問題になる。
上に示したようにモールドステータの熱伝導性を改善すれば、樹脂モールドされた電機子の冷却性能を向上することができ、モータ内で一番温度の高くなりやすい電機子を効果的に冷却し、ひいては回転電機全体を効率良く冷却できる。
特開2004−048908号公報 特開2003−235235号公報 特開2001−231192号公報
しかしながら、前記態様aは、
(1)略円筒状のハウジングの外側に、ボルト等を挿通するための開孔を備えたフランジを突出形成するため、ハウジングの形状が、回転機要素を収納するだけの場合の略円筒状から、外側に余分な取付用のフランジを張り出した形状となり、このため、収納スペースが増加し、フランジの分の余分な構成を必要とし、外形を理想的な略円筒状とすることができなかった、
(2)フロントハウジングとリヤハウジングを、内部に回転機要素を収納して位置決めしながら、互いに位置合わせし、さらに、取付金具を位置合わせした後、これら3者をボルト、ナット等で締結固着しなければならず、多大な手間が掛かる、
(3)フロントハウジングとリヤハウジングを別体に形成し、その後組み立てるため、高い精度が要求され、金型等の製造コスト、作業工程が増大し、能率が悪かった。
また、前記態様bは、
(4)軸受部を取付板部に一体化するため、軸受部が高精度で位置決めされなければ取付板部の位置決め精度が向上せず、
(5)軸受部をモータ内側磁極内円筒部に圧入固定することにより、取付板部の保持および支持を行うので、回転し易く、取付板部の位置決め精度が向上しない、という問題があった。
また、前記態様cにおいては、従来からステータヨークとコイルに樹脂モールド材を封止し、そのモールド材を介して熱を放熱するモールドステータ構造が一般的に行われている。しかしながら、この構造では軸方向の熱伝達性が非常に悪く、樹脂モールド材を介して放熱する回転電機においては小型化、軽量化を実現するには構造上限界があった。従来の樹脂モールドの厚さはステータヨークの全周に渡って概ね均一にモールドされている。
ステータヨークおよびコイルから発生する熱量は、径方向に主に伝わり軸方向にはほとんど伝わらない。このため、発生した熱はまず回転電機の径方向に伝わり、外周の樹脂モールドを介し、ブラケットから取付フランジに伝導し放熱し冷却される。従って、発生した熱をどのようにして軸方向に伝導してブラケット等の取付部材から放熱するかが重要になる。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、ハウジングの外形を放熱を考慮して小型化すると共に、取付板を省スペースで配置できるようにしたステッピングモータを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記の解決手段を採用する。
モールドケースと取付板は、取付板の環状板部の周縁に設けた樹脂が充填されるようになっている被係止部と、モールドケース成形時の樹脂が前記被係止部に充填されて形成される係止部により取り付ける。取付板の埋め込み用突部はモールド成形によりモールドケースに固定される。
モールド成形したモールドケースの前部ブロック部および後部ブロック部によって取付板、ボビンの端子部、エンドプレートを保持する。
コイルおよびステータヨークまわりでの発熱を、モールドケースの外表面に露出するステータヨークの極歯の外側面から放熱する。
また、発生した前記熱を、軸受を介して、モールドケースの外表面に露出する軸受端面から放熱する。
詳細には、以下のようになる。
(1)ステッピングモータは、中央に円形開孔を備え、周縁に被係止部を設けた環状板部を有する平板状の取付板と、係止部を備えると共に、磁路を形成するステータおよびロータを配置するモールドケースを有し、前記被係止部を前記係止部により係止して、前記取付板を前記モールドケースに取り付けるようにしたステッピングモータにおいて、前記取 付板は、前記環状板部とそれに連接される長方形板部で構成され、前記長方形板部には埋 め込み用突部が設けられ、前記埋め込み用突部は前記モールドケースに埋め込まれていることを特徴とする。
(2)上記(1)記載のステッピングモータであって、前記被係止部は、前記環状板部の周縁に不連続に設けられていることを特徴とする。
(3)上記(1)又は(2)記載のステッピングモータであって、前記被係止部は、樹脂の充填される開孔又はノッチが複数個設けられていることを特徴とする。
(4)上記(1)乃至(3)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記ステータにおけるステータヨークの極歯の外側面が、前記モールドケースの外表面に露出していることを特徴とする。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記ロータを軸支する軸受が、前記取付板の前記円形開孔に嵌合していることを特徴とする。
(6)上記(1)乃至(5)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記取付板と前記ステータにおけるボビンの端子部とを前記モールドケースのブロック部を介して連結したことを特徴とする。
(7)上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記モールドケースにおけるエンドプレートと前記ステータにおけるボビンの端子部とを前記モールドケースのブロック部を介して連結したことを特徴とする。
(8)上記(1)乃至(7)のいずれか1項記載のステッピングモータであって、前記モールドケースは、ロータにおける回転軸の長さ方向に直角な面でかつロータにおけるロータマグネットを含む面で2分割されていることを特徴とする。
本発明の取付板は、モータの軸方向端面の面積内に収まる面積を有する環状板部の周縁に段部を設け、取付板の環状板部を仮組み立てした半分(2分割した半分)のステータの端面に当接した状態で半分のケースの形成と同時にモールド成形し、段部に樹脂を充填し他の充填部分と同時にモールド成形したので、モールドケースの形成と同時に取付板を固定することができる。同時に、取付板の長方形板部に形成した埋め込み用突部をモールド成形時樹脂で固定するので、取付板の固定が強固になる。
更に、取付板とボビンの端子部を樹脂成形したブロック部により連結したので、取付板がさらに強固に固定される。
また、モールド成形したエンドプレートとそれに連なるブロック部によりボビンの端子部を固定するので、端子部や磁極が振動の影響を受けないようにできる。
従来技術では、コイルおよびステータヨークから発生した熱は樹脂モールド部材を介してモータの半径方向に伝導され、ブラケットに流れ、取付フランジに伝熱されて放熱されていた。しかし、本発明のステッピングモータは、発熱部であるコイルとステータヨークで発生した熱は、ケースの外表面に露出するステータヨークの極歯の外側面から短い経路で直接放熱すると共に、ステータヨークに連なる軸受を介してケース外部に露出する軸受端面から放熱する。軸受からさらに回転軸を介して放熱することも期待できる。
よって、コイルおよびステータヨークを効果的に冷却でき、モータの小型化、軽量化を実現できる。
また、この発明によると、モータが回転中に発生する電磁振動によるステータコア間の接触による騒音が低減される。
本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のステッピングモータの斜視断面図、図2は本発明のステッピングモータの斜視図、図3は本発明のステッピングモータの断面図である。
本発明のクローポール型ステッピングモータ10は、大きく分けて、ロータ11、ステータ12、モールドケース13、取付板14からなる。
ロータ11は、略円柱状のロータ磁石21と回転軸22からなる。ロータ磁石21は、強磁性材料で形成され、中央に貫通孔を有し、外周面に一方向に向かって交互にN磁極、S磁極を形成する。このN磁極、S磁極は後記するステータヨーク26の櫛歯状の極歯に対向して形成される。
組立時、ロータ磁石21の貫通孔に回転軸22を挿入し、更に、回転軸22の両側から貫通孔を有するスペーサ23、24を装着する。スペーサ23、24は摺動性の良好な樹脂材にて形成されている。
ステータ12は、2相に形成される。各相は、大きく分けて、ステータヨーク26、コイル28、およびコイルボビン29からなる。
コイル28は、コイル28a、コイル28bからなり、コイルボビン29の断面コ字状溝に、エナメル等の絶縁被膜を設けた銅の電線を必要回数巻回して構成する。
コイルボビン29は、絶縁性の合成樹脂製で、コイル収納部29a、コイル収納部29bからなり、環状で断面コ字状溝のコイル収納部29a、29bと、端子部29c、29dから構成される。
コイル収納部29a、29bは、半径方向外向きに開口を有する断面コ字状溝で、コイル28を収納した状態で開口を合成樹脂の絶縁シート32a、32bで覆う。この絶縁シート32a、32bの外側を絶縁性のカバーリング33a、33bで覆う。絶縁シート32a、32bおよびカバーリング33a、33bによりコイル28に塵埃、ダスト、水分等の不要なものが付着することを防止する。
端子部29c、端子部29dは、図1および図3の回転軸22より上側に示されるように、回転軸22の長さ方向に相互に対向して設けられた断面コ字状溝のコイル収納部29a、29bから立ち上がりL字状に形成される。端子部29c、29dは、端子34a、34bを含む一部領域がモールドケース13から突出して配置される。
ステータヨーク26は、SECC(電気亜鉛めっき鋼板)、珪素鋼板、SUY(電磁軟鉄板)等の軟磁性材料からなる第1ステータヨーク26a、26dと第2ステータヨーク26b、26e、第3ステータヨーク26c、26fからなり、磁路を構成する。
第1ステータヨーク26a、26dは、環状板の周囲に複数の極歯30aを均等に設け、その極歯30aを環状板に対し直角に折り曲げた形状、例えば五徳のような形状に構成する。
第2ステータヨーク26b、26eも同様に、環状板の周囲に複数の極歯30bを均等に設け、その極歯30bを環状板に対し直角に折り曲げた形状、例えば五徳のような形状に構成する。
第1ステータヨーク26a、26dと第2ステータヨーク26b、26eは、コイル28a、28bを設けた各コイル収納部29a、29bの両端に分離して配置され、互いの極歯30aと30bが交互に円周上に配置され、極歯30aと30bの先端における磁気的位相差は電気角で180度に形成されている。
ステータヨーク26の極歯30a、30bの外側面31をモールドケース13の外表面59に露出させる。これにより、極歯30a、30bの外側面31から直接放熱することができる。
軸受27は、焼結含油軸受等の材料からなり、含油軸受とすることにより、摩擦抵抗を少なくすることができる。
モールドケース13は、2分割された前部ケース13aと後部ケース13bを接合して組み立てられる。各ケース13a、13bは、完成時のケースを、ロータ磁石21の略中央に対応し、且つ、回転軸22の長さ方向に対して直角の面で切って分割した形状にする。モールドケース13は、図2に外観を示すように、外表面にステータヨーク26の極歯(30a、30b(図1参照))の外側面31が露出する略円筒状部(40a、40b(図1参照))と、その略円筒状部(40a、40b(図1参照))の1側面に設けた前部ブロック部41aおよび後部ブロック部41bからなる。両ブロック部41a、41bはコイルボビン29の端子部29c、29dおよび取付板14を補強するために設けられる。
モールドケース13は、機械的強度の観点からポリブチレンテレフタレートや液晶ポリマー等の材料を用い、金型内に必要な部品を配置した状態で樹脂注入して形成する。なお、成形性を重視すると、流動性の観点から液晶ポリマーが好ましい。
本発明のステッピングモータは、デジタルカメラやビデオテープレコーダのムーブ等に搭載されるために、モータの直径は10mm以下、好ましくは6mm以下で、重量は1g以下が好ましいことから、モールドケース13は以下の特徴に基づき構成する。
(1) 各ステータヨーク26の任意の極歯の外側面31をモールドケース13の外表面59に露出させ、その外表面59より外側のケース部分を省略する。
(2) 取付板14を簡単な構造の係止手段によりステータヨーク26の略外径内で該ステータヨーク26に接してモールド成形により強固に固定する。これにより、従来必要であったステータヨーク26の外径より突出する取付金具用のフランジ等の構造を省略することができる。
(3) モールド成形時、取付板14とコイルボビン29の端子部29cとの間にモールド樹脂による前部ブロック部41aを形成して、取付板14とコイルボビン29の端子部29cとを連結する。これにより、コイルボビン29に設けたコイル28aのカバーリング33aを行うと共に、取付板14の取付を前部ブロック部41aで行い取付強度を補強する。
(4) モールド成形時、モールド樹脂により後部ブロック部41bとエンドプレート42を形成して、エンドプレート42とコイルボビン29の端子部29dとを後部ブロック部41bにより連結する。これにより、コイルボビン29bに設けたコイル28bのカバーリング33bを行うと共に、コイルボビン29bの取付強度を後部ブロック部41bで補強する。
(5) 隣接する第1ステータヨーク26aと第2ステータヨーク26b、第1ステータヨーク26dと第2ステータヨーク26eの極歯30a、30b間にモールド樹脂を充填する。これにより、コイル28の電磁気力による振動をモールド樹脂により効率よく抑制する。
取付板14は、金属材料や熱伝導率の良好な金属粉体を充填した合成樹脂材料等からなり、平板を加工して構成され、取付穴44と埋め込み用突部45を設けた長方形板部46と、埋め込み支持のための被係止部47となる段部51を設けた環状板部48から構成される。取付穴44は、任意形状で、相手機器に取り付けるために設ける。埋め込み用突部45は、モールド成形時に樹脂中に埋め込まれ、抜け止め兼廻り止めとなる。
取付板14の環状板部48は、中央に軸受27a、27bに嵌合する円形開孔49を有し、周辺の円弧状部50(円形からそれに接合する長方形板部46を除いた部分)には図1および図3に示すように被係止部47を設ける。被係止部47は、モールド成形時、樹脂で充填され、該樹脂が硬化した係止部により抜けないように固定される。図1および図3の実施例1では、被係止部47は段部51に形成され、係止部55は断面L字状の樹脂成形体に形成されている。
図4は、本発明の取付板とモールドケースの被係止部と係止部の変更例を示す構成図である。樹脂は取付板の表面と同じになるまで被係止部に充填される。
図4(a)〜図4(d)は取付板の環状板部と長方形板部の一部の正面図であり、図(e)〜図(i)は図4(a)〜図4(d)におけるAA線,BB線,CC線,DD線での断面図である。
図4(a)は、環状板部48の周縁に円弧状の被係止部47を形成する取付板の構成図である。なお、前記「円弧状」は、環状板部48の円周から長方形板部46の部分を除いた領域をいう。
図4(a)の被係止部47は、例えば図4(e)の段部51、図4(g)のテーパ面52、図4(h)傾斜面53のように構成される。
図4(b)の被係止部47は、例えば図4(f)のように外側の段部51に連続して内側に浅いノッチ56が構成される。
図4(c)の被係止部47は、平面上では等間隔で突状に複数形成され、断面は例えば図4(e)の段部51、図4(g)のテーパ面52、図4(h)傾斜面53のように構成される。
図4(d)の被係止部47は、例えば図4(i)のように段部51に等間隔で貫通孔57を設けて構成される。
ノッチ56や貫通孔57は図4(e)、図4(g)、図4(h)の例にも適宜適用可能である。
被係止部47の例えば段部51の高さや幅や面積は設計的に求められる。例えば、段部51の幅は0.2〜0.3mm、段部51の高さは0.2〜0.3mm程度で実用化される。
被係止部47の形状は、連続的に形成されてもよく、また、不連続に形成されてもよい。また、段部51等は2段以上の多段とすることも、段部51等の高さをどのような順番でもうけるかも任意である。
要するに、被係止部47は、この部分に樹脂が充填され、他のモールド成形した部分と一体化して取付板を抜け落ちないように押さえる形状に構成されればよい。
(モールドケースの製造方法)
前部ケース13a:
まず、コイル28aを巻回したコイルボビン29a、絶縁シート32aにカバーリング33aを装着した後、コイルボビン29aを第3ステータヨーク26cに装着し、第1ステータヨーク26aと第2ステータヨーク26bを第3ステータヨーク26cに圧入する。このとき、第1ステータヨーク26aの極歯30aと第2ステータヨーク26bの極歯30bが電気角で180°の位相差となるように位置決めされる。
また、軸受27aは取付板14の円形開孔49に、例えば圧入にて装着する。
次に金型(図示省略)内に軸受27aを装着した取付板14を所定の位置にセットし、その上に予め組み合わせたステータヨーク組立体を載置する。
モールド成形を必要としない、極歯の外側面31および取付板14の極歯側と反対側の面に樹脂の回り込みを阻止する手段、例えば、金型の壁、中子等を設けておく。
このようなセット状態で金型内に樹脂を注入する。
その結果、取付板14は、その被係止部47となる段部51が樹脂で埋め込まれ、埋め込み用突部45が樹脂で埋め込まれ、取付板14の長方形板部46の裏面とコイル収納部29aに連なる端子部29cが樹脂の広幅の前部ブロック部41aにより連結される。これにより、取付板14のモールドケース13への取付が格別取付部を突出成形することなくモールドケース13の成形時、取付板14の被係止部47となる段部51を係止するようにモールドすることにより同時に形成することができる。また、広幅の前部ブロック部41aにより取付板14の長方形板部46を適切に固着することができる。
また、第1ステータヨーク26aと第2ステータヨーク26bの極歯30a、30bを樹脂により振動を抑制するように固定することができる。
後部ケース13b:
まず、コイル28bを巻回したコイルボビン29bに絶縁シート32b、カバーリング33bを装着した後、コイルボビン29bを第3ステータヨーク26fに装着し、第1ステータヨーク26dと第2ステータヨーク26eを第3ステータヨーク26fに圧入する。このとき、第1ステータヨーク26dの極歯30aと第2ステータヨーク26eの極歯30bが電気角で180°の位相差となるように位置決めされる。
次に金型(図示省略)内に軸受27bを所定の位置にセットし、その上に予め組み合わせたステータヨーク組立体を載置する。
モールド成形を必要としない、極歯の外側面31に樹脂の回り込みを阻止する手段を設けておく。このようなセット状態で金型内に樹脂を注入する。
その結果、軸受27bをエンドプレート42に固定することができ、コイルボビン29bの端子部29dを後部ブロック部41bを介してエンドプレート42に連結支持することができる。
また、第1ステータヨーク26dと第2ステータヨーク26eの極歯30a、30bを樹脂により振動を抑制するように固定することができるようになる。
両ケースの一体化:
ケースは前部ケース13aと後部ケース13bに分離してそれぞれ形成し、両ケース13a、13bを図1乃至図3に示すように、ロータ11を構成する部品を組み込んだ後、両ケース13a、13bの開口を嵌合固定して組立する。必要ならば、両ケース13a、13bの開口の隙間に樹脂を充填して固定する。
(冷却)
次に、本実施例のステッピングモータの伝熱構造について説明する。
コイル28を収納するコイルボビン29に接して複数のステータヨーク26と軸受27を設け、ステータヨーク26の複数の極歯の外側面31をモールドケース13の外表面59に面一(同一高さ面)状態で露出する。
ステータヨーク26の複数の極歯の外側面31をモールドケース13の外表面59に面一状態で露出させたので、内部で発生した熱を極歯30a、30bの外側面31から放熱することができる。この極歯30a、30bの外側面31をコイルボビン29の端子部29c、29dを除くモールドケース13の外表面59に多数設けたので、短い経路で有効に冷却することができる。
コイル28およびステータヨーク26まわりでの発熱を、モールドケース13の外表面59に露出するステータヨーク26の極歯30a、30bの外側面31から放熱する。
また、発生した前記熱を、軸受27を介して、モールドケース13の軸方向端面に露出する軸受27aの端面から放熱する。
(振動)
また、極歯間は樹脂が充填されるので、極歯間の振動が抑制される。また、極歯部分で発生する振動は、ある程度、モールドケース13の外表面に露出する極歯から空気中へ放出されて減少する。このように冷却性能向上に加えて、振動及び騒音の抑制も可能になる。
(取付)
モールドケース13と取付板14は、取付板14の環状板部48の周縁に設けた樹脂が充填されるようになっている被係止部47と、モールドケース13成形時の樹脂が前記被係止部47に充填されて形成される係止部55により取り付ける。取付板14の埋め込み用突部45はモールド成形によりモールドケース13に固定される。
モールド成形したモールドケース13の前部ブロック部41aおよび後部ブロック部41bによって取付板14、コイルボビン29の端子部29cと29d、エンドプレート42を保持する。
取付板14をモールドケース13の長さ方向の一端に軸受27aを案内するように設け、ステータヨーク26の極歯の外側面31をモールドケース13の長さ方向両端を除く残りの略円筒状部40aの外表面59に露出させたので、両者を異なるモールドケース13の部位に配置することができ、取付機能と冷却機能の両機能を有効に奏することができるようになる。
本発明のステッピングモータの斜視断面図である。 本発明のステッピングモータの斜視図である。 本発明のステッピングモータの断面図である。 本発明の取付板とモールドケースの被係止部と係止部の変更例を示す構成図である。 従来の取付金具を用いた取付態様を示す図である。
符号の説明
10 ステッピングモータ
11 ロータ
12 ステータ
13 モールドケース
13a 前部ケース
13b 後部ケース
14 取付板
21 ロータ磁石
22 回転軸
26 ステータヨーク
26a、26d 第1ステータヨーク
26b、26e、 第2ステータヨーク
26c、26f 第3ステータヨーク
27、27a、27b 軸受
28、28a、28b コイル
29 コイルボビン
29a、29b コイル収納部
29c、29d 端子部
30a、30b 極歯
31 極歯の外側面
45 埋め込み用突部
46 長方形板部
47 被係止部
48 環状板部
49 円形開孔
50 円弧状部
51 段部
55 係止部
59 外表面

Claims (8)

  1. 中央に円形開孔を備え、周縁に被係止部を設けた環状板部を有する平板状の取付板と、係止部を備えると共に、磁路を形成するステータおよびロータを配置するモールドケースを有し、
    前記被係止部を前記係止部により係止して、前記取付板を前記モールドケースに取り付けるようにしたステッピングモータにおいて、
    前記取付板は、前記環状板部とそれに連接される長方形板部で構成され、前記長方形板 部には埋め込み用突部が設けられ、前記埋め込み用突部は前記モールドケースに埋め込ま れている
    ことを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記被係止部は、前記環状板部の周縁に不連続に設けられていることを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
  3. 前記被係止部は、樹脂の充填される開孔又はノッチが複数個設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のステッピングモータ。
  4. 前記ステータにおけるステータヨークの極歯の外側面が、前記モールドケースの外表面に露出していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のステッピングモータ。
  5. 前記ロータを軸支する軸受が、前記取付板の前記円形開孔に嵌合していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のステッピングモータ。
  6. 前記取付板と前記ステータにおけるボビンの端子部とを前記モールドケースのブロック部を介して連結したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のステッピングモータ。
  7. 前記モールドケースにおけるエンドプレートと前記ステータにおけるボビンの端子部とを前記モールドケースのブロック部を介して連結したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のステッピングモータ。
  8. 前記モールドケースは、ロータにおける回転軸の長さ方向に直角な面でかつロータにおけるロータマグネットを含む面で2分割されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載のステッピングモータ。
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