JP2006054549A - 携帯通信端末装置、及び、動作モード設定システム - Google Patents

携帯通信端末装置、及び、動作モード設定システム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯通信端末の動作モードを自動的に設定可能なモード設定システムを提供する。
【解決手段】 識別信号送出部11は、各車両の天井に設置される。識別信号送出部11は、所定パターンの光又は音を、識別信号として出力する。携帯通信端末12は、カメラ又はマイクにより、所定パターンの光又は音を検出すると、自身の動作モードを、その検出した所定パターンに対応付けられた動作モードに設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動作モード設定機能付き携帯通信端末装置及び動作モード設定システムに関し、更に詳しくは、動作モードを自動的に切り替え可能な携帯通信端末装置、及び、そのような携帯通信端末装置を用いた動作モード設定システムに関する。
携帯通信端末は、ときとして、着信音や、通話中の声などが周囲にいる人を不快にさせる。このため、例えば、公共交通機関の乗車中や病院内などでは、携帯通信端末をマナーモードに設定して、通話を控えるように呼びかけられている。しかし、携帯通信端末をマナーモードに設定するか否かは、携帯通信端末の使用者に依存する。このため、現状では、使用者が、携帯通信端末をマナーモードに設定しないこと等により、周囲に不快な思いをさせることも少なくない。
携帯通信端末を自動的にマナーモードに設定する技術としては、特許文献1や特許文献2に記載された技術がある。特許文献1では、GPS(Global Positioning System)を利用して測定した携帯通信端末の位置が、マナーモードに設定するように定められた位置と一致するときには、携帯通信端末を自動的にマナーモードに設定する。また、特許文献2では、基地局の無線ゾーンの切替間隔を計測して、利用者が、列車に乗車中であるか否かを判断する。基地局は、利用者が乗車中であると判断すると、マナーモードON制御信号を送信して、携帯通信端末を自動的にマナーモードに設定させる。
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の技術では、例えば特急列車のデッキ等、利用者がマナーモードに設定する必要がない場所にいる場合でも、携帯通信端末がマナーモードに設定されるという問題がある。また、特許文献2に記載の技術では、通過待ち等で、列車が停車しているときには、利用者が乗車中であると認識されず、マナーモードが解除されるという問題がある。
携帯通信端末を自動的にマナーモードに設定する別の技術としては、特許文献3に記載された技術がある。この技術では、マナーモードに設定されるべき場所、例えば列車内に、無線信号によりマナー信号を送信するマナーモード用信号発生装置を設置する。携帯通信端末は、マナー信号を無線受信すると、動作モードを、自動的に、マナーモードに切り替える。
特開2003−209884号公報 特開2003−61153号公報 特開2003−52077号公報(図1、段落0004)
しかしながら、特許文献3の技術においても、例えば特急列車のデッキ等で、携帯通信端末によってマナー信号が受信される場合には、利用者が、マナーモードに設定する必要がない場所にいるにもかかわらず、携帯通信端末がマナーモードに設定されるという問題がある。また、マナー信号が無線送信されるため、利用者は、マナーモードに自動的に設定される場所にいるか否かを知覚できないという問題もある。
本発明は、携帯通信端末の動作モードを所望のモードに設定可能な動作モード設定システム、及び、そのような動作モード設定システムで使用される携帯通信端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、利用者が携帯通信端末に設定される動作モードを知覚できる動作モード設定システム、及び、そのような動作モード設定システムで使用される携帯通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の動作モード設定システムは、携帯通信端末装置を所定の動作モードに設定するための動作モード設定システムにおいて、携帯通信端末装置が有する動作モードに対応するパターンを記憶するパターン記憶部と、該パターン記憶部からパターンを読み出し、光及び音の少なくとも一方を含む識別信号を前記読み出したパターンで所定エリア内に出力する識別信号出力部と、該識別信号出力部が出力する識別信号を制御する制御部とを有する識別信号発生装置と、前記識別信号を検出する識別信号検出部と、該識別信号検出部が検出した識別信号のパターンに対応する動作モードを選択する動作モード選択部とを有する携帯通信端末装置とを備えることを特徴とする。
本発明の動作モード設定システムでは、携帯通信端末装置の動作モードを、識別信号出力部が音又は光として出力する識別信号によって制御可能である。このため、例えば識別信号出力部を、電車等の車両の天井に設置し、その識別信号出力部から、携帯通信端末装置の動作モードを、通話が禁止されるモードとするための識別信号を出力させることで、その車両内でのマナーを向上できる。携帯通信端末の動作モードとしては、通常の動作モード、マナーモード、無線通信を禁止するモード等が挙げられる。
本発明の動作モード設定システムでは、前記パターン記憶部は、携帯通信端末装置の複数の動作モードに対応する複数のパターンを記憶することが好ましい。この場合、識別信号出力部から、複数のうちの何れかのパターンの識別信号を出力することで、携帯通信端末装置の動作モードを、そのパターンに対応した動作モードとすることができる。
本発明の動作モード設定システムでは、前記識別信号出力部が、車両の客席部分と、車両のデッキ部分とにそれぞれ配設されており、前記制御部は、各識別信号出力部が出力する識別信号が独立に制御可能であることが好ましい。例えば、客部分に対応した識別信号出力部からは、携帯通信端末装置の動作モードを通話が禁止されるモードとするための識別信号を出力させ、デッキ部分に対応した識別信号出力部からは、携帯通信端末装置の動作モードを通話が禁止されるモードとするための識別信号を出力させないこともできる。
本発明の動作モード設定システムでは、前記制御部は、各識別信号出力部が出力する識別信号を、対応する車両又はデッキの混雑度に応じて制御することが好ましい。例えば、混雑度が低いときには、携帯通信端末装置の動作モードを通話が禁止されるモードとするための識別信号を出力せず、混雑度が高いときには、携帯通信端末装置の動作モードを通話が禁止されるモードとするための識別信号を出力させる。このように制御することで、混雑時のマナーが向上する。
本発明の動作モード設定システムでは、前記光及び音がそれぞれ可視光及び可聴音であることが好ましい。この場合、携帯通信端末装置の使用者は、携帯通信端末装置が何れの動作モードに設定されるのかを知覚することができる。
本発明の携帯通信端末装置は、光及び音の少なくとも一方を検出する検出部と、該検出部が検出した光又は音のパターンとあらかじめ記憶装置内に記憶された、動作モードに対応するパターンとを比較する比較部と、前記比較部が一致を検出すると、携帯通信端末装置を前記パターンに対応する動作モードに設定する動作モード設定部とを備えることを特徴とする。
本発明の携帯通信端末装置は、光又は音を検出して、その検出した光又は音のパターンに基づいて、動作モードを自動的に設定可能である。
本発明の携帯通信端末装置では、前記検出部は、可視光及び可聴音の少なくとも一方を検出することが好ましい。
本発明の動作モード設定システムは、識別信号送出部が音又は光として出力する識別信号に基づいて、携帯通信端末装置の動作モードを自動的に設定可能である。また、本発明の携帯通信端末装置は、光又は音として出力される識別信号に基づいて、動作モードを自動的に設定可能である。
本発明の動作モード設定システムでは、識別信号の出力の有無、及び、出力する識別信号の種類を任意に選択可能することで、同じ場所であっても、状況に応じて、携帯通信端末装置に設定される動作モードを任意に制御可能である。更に、識別信号として、可聴音又は可視光を使用する場合には、利用者は、携帯通信端末装置が何れの動作モードに設定されるのかを知覚できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態のモード設定システムの構成を示している。モード設定システム10は、識別信号送出部11及び制御装置13を備える識別信号発生装置と、携帯通信端末12とを有する。識別信号送出部11は、スピーカ等の音出力装置から、携帯通信端末12の動作モードを制御するための所定パターンの識別信号(音)を出力し、或いは、LED(光ダイオード)等の照明装置から、携帯通信端末12の動作モードを自動設定するための所定パターンの識別信号(光)を出力する。携帯通信端末12は、識別信号送出部11が出力する識別信号を感知し、感知した識別信号に基づいて、自身の動作モードを設定する。
識別信号送出部11は、例えばバスや電車等の公共交通機関の車両の天井に配置され、所定のエリア内にある携帯通信端末12に識別信号を送出する。制御装置13は、パターン記憶部14を有する。パターン記憶部14は、識別信号の所定パターンを、携帯通信端末12に設定される動作モードと対応付けて記憶している。制御装置13は、各識別信号送出部11について、識別信号を送出する/しないを制御する。また、パターン記憶部14から所定パターンを読み込んで、各識別信号送出部11が送出する識別信号のパターン(種類)を制御する。制御装置13は、各識別信号送出部11が識別信号を送出する/しないを独立に制御可能であり、また、各識別信号送出部が送出する識別信号の種類を、独立に制御可能である。
例えば、パターン記憶部14は、マナーモードに設定させるための所定パターン、通話禁止モードに設定させるための所定パターン、及び、無線通信機能停止モードに設定させるための所定パターンを記憶している。制御装置13は、パターン記憶部14から、動作モードをマナーモードに設定するためのパターンとして対応付けられた所定パターンを読み込み、客席が存在する部分の天井に設置された識別信号送出部11が、マナーモード設定用の所定パターンを有する識別信号を送出するように制御する。また、デッキ部分の天井に設置された識別信号送出部11が、識別信号を送出しないように制御する。
図2は、携帯通信端末12の構成を機能ブロック図として示している。また、図3(a)は、携帯通信端末12の正面図を示し、同図(b)は、携帯通信端末の背面図を示している。この携帯通信端末12は、上部筐体12aと下部筐体12bとがヒンジを介して開閉可能に結合された折畳み型携帯電話端末として構成される。携帯通信端末12は、無線通信部101と、第1及び第2カメラ部102、103と、主操作部104と、副操作部105と、送受話部106と、送話用マイク107と、受話用スピーカ108と、報知用スピーカ109と、第1及び第2の集音マイク110、111と、主表示部112と、副表示部113と、変位検出部114と、記憶部115と、制御部116とを備える。
無線通信部101は、アンテナを介して無線基地局との間で無線信号を送受信する。第1カメラ部102は、上部筐体12aの内面側に設けられ、イメージ情報の取得(撮影)を行う。第2カメラ部103は、上部筐体12aの外面側に設けられ、イメージ情報の取得を行う。主操作部104は、テンキー、スクロール/決定キー等から構成され、ユーザによって各種情報入力を行う際に用いられる。副操作部105は、下側筐体12bの側面に設けられ、上部筐体12aと下部筐体12bが閉じた状態でも、ユーザによる操作を可能とする。
送受話部106は、音声信号処理を行う。送話用マイク107は、送受話部106へ音声等を入力し、受話用スピーカ108は、送受話部106から出力される音声等を出力する。報知用スピーカ109は、楽音や、報知音等を出力して、ユーザに着信等を通知する第1集音マイク110は、上部筐体12aの外面側に設けられ、端末周囲の音を取得する。第2集音マイク111は、下部筐体12bの内面側に設けられ、端末周囲の音を取得する。主表示部112は、上部筐体12aの内面側に設けられ、各種情報の表示を行う。副表示部113は、上部筐体12aの外面側に設けられ、情報表示を行う。
変位検出部114は、上部筐体12aと下部筐体12bとの変位位置(開閉)を検出する。記憶部115は、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、携帯電話端末の各種設定、識別信号送出部11が送出する識別信号のパターン、及び、識別信号に対応する携帯通信端末12の動作モードを格納する。制御部116は、携帯通信端末12の各部の制御を行い、携帯通信端末12に、電話機能、メール機能、web接続(インターネット接続)機能、及び、カメラ機能等を実現させる。
ユーザは、携帯通信端末12が識別信号を感知して、動作モードを自動設定する機能(動作モード自動設定機能)を有効とするか、或いは、無効とするかを任意に選択可能である。携帯通信端末12は、動作モード自動設定機能が有効である場合には、第1又は第2集音マイク110、111によって、識別信号送出部11が送出する識別信号(音)を感知する。或いは、第1又は第2カメラ部102、103によって、識別信号送出部11が送出する識別信号(光)を感知する。携帯通信端末12は、識別信号の感知を、所定時間間隔で周期的に行う。
図4は、携帯通信端末12の動作手順をフローチャートで示している。以下では、識別信号として、所定パターンの音を用いる例について説明する。携帯通信端末12が電源ONの状態になると(ステップS1)、制御部116は、識別信号を感知して、動作モード設定機能が有効であるか無効であるかを判断する(ステップS2)。制御部116は、動作モード自動設定機能が無効であると判断したときには、それが有効とされるまで待機する。制御部116は、所定時間が経過したか否かを判断し(ステップS3)、所定時間が経過していないときには、所定時間が経過するまで待機する。
制御部116は、変位検出部114が検出した、携帯通信端末12の変位位置(開閉状態)を入力して端末の状態を確認し(ステップS4)、それに基づいて識別信号の取得に用いる集音マイクを選択する(ステップS5)。ステップS5では、携帯通信端末12が閉じた状態にあるときは、筐体外面側にある第1集音マイク110を選択し、また、携帯通信端末12が開いた状態にあるときは、筐体内面側にある第2集音マイク111を選択する。制御部116は、ステップS5で選択した集音マイク110又は111を所定期間だけ活性化して、端末周囲の音を収集する。
制御部116は、集音マイク110又は111が収集した端末周囲の音が、あらかじめ記憶部115に記憶された、携帯通信端末12の動作モードを自動設定するための所定パターンと一致するか否かにより、識別信号を感知したか否かを判断する(ステップS6)。ステップS6で、識別信号が感知されたと判断すると、制御部116は、携帯通信端末12の動作モードを、その感知された識別信号に応じた動作モードに設定する(ステップS7)。ステップS6で、識別信号が感知されないと判断すると、制御部116は、既に、ステップS7によって携帯通信端末12の動作モードが自動設定されているときには、その動作モードを解除する(ステップS8)。
制御信号として光を用いる場合には、識別信号送出部11は、例えばLEDを高周波点滅させた光を照射する。ステップS5では、制御部116は、変位検出部114が検出した携帯通信端末12の変位位置により、識別信号の取得に用いるカメラ部を選択する。制御部116は、携帯通信端末12が開いた状態にあるときは、筐体内面側にある第1カメラ部102を選択し、また、携帯通信端末12が閉じた状態にあるときは、筐体外面側にある第2カメラ部103を選択する。そして、ステップS6では、選択したカメラ部により、識別信号の点滅パターンを認識して、識別信号を感知する。
図5は、モード設定システムの適用例を示している。この例では、バスや一般の通勤電車等のように、客席部分とデッキ部分とが分離されていない例を示している。また、識別信号送出部11は、各車両20の天井部分に設けられている。利用者が車両20に乗車する前は、車外には識別信号送出部11が存在しないため、携帯通信端末12は、識別信号を感知することはない。このため、携帯通信端末12は、通常の動作モードで動作し、利用者は、携帯通信端末12を用いた通話が可能である。
利用者が、図5に示す車両20に乗車すると、携帯通信端末12は、識別信号送出部11が送出する識別信号を感知する。例えば、ステップS6で、通話禁止モードに設定させるための識別信号が感知された場合には、携帯通信端末12は、ステップS7で、通話禁止モードに設定される。このため、利用者は、乗車中は、車両20が移動中でも、また、停車中でも、通話を行うことができない。利用者が下車すると、携帯通信端末12は、識別信号を感知せず、ステップS8で、通話禁止モードを解除する。このため、携帯通信端末12は、再び、通常の動作モードに移行する。
図6は、モード設定システムの別の適用例を示している。この例では、特急電車や新幹線等のように、車両20が、客席部分21とデッキ部分22とに分離されている例を示している。また、識別信号送出部11は、各車両20の客席部分21及びデッキ部分22の天井に設けられている。利用者が車両20に乗車する前、及び、下車後は、図5の例と同様に、携帯通信端末12は、識別信号を感知することはない。このため、携帯通信端末12は、通常の動作モードで動作し、利用者は、携帯通信端末12を用いた通話が可能である。
利用者が、車両20に乗車し、客席部分21にいるときには、携帯通信端末12は、その天井に設置された識別信号送出部11が送出する識別信号を感知する。例えば、客室部分の天井に設置された識別信号送出部11が、通話禁止モードに設定させるための識別信号を送出する場合には、携帯通信端末12は、その識別信号を感知して、動作モードを、通話禁止モードに設定する。このため、利用者は、客席部分21に乗車中は、携帯通信端末12を用いた通話ができない。
利用者が、デッキ部分22に移動すると、携帯通信端末12は、デッキ部分22の天井に設置された識別信号送出部11が送出する識別信号を感知する。例えば、デッキ部分の天井に設置された識別信号送出部11が、識別信号を送出していない場合には、携帯通信端末12は、識別信号を感知しないことから、通話禁止モードを解除して、通常の動作モードに移行する。このため、利用者は、車両20に乗車中でも、デッキ部分22に移動すれば、携帯通信端末12を用いた通話が可能となる。
ここで、車両20が混雑し、デッキ部分22に多数の乗客が存在するような場合には、デッキ部分22についても、通話を禁止したいという要望がある。このような場合には、例えば乗務員は、制御装置13を操作して、デッキ部分22の天井に設置された識別信号送出部11から、通話禁止モードに設定させるための識別信号を送出させる。このようにすることで、利用者は、混雑具合に応じて、通話を許可され、或いは、許可されないこととなる。
本実施形態では、識別信号送出部11から、携帯通信端末12の動作モードを設定するための識別信号を送出し、携帯通信端末12は、識別信号を感知して、その識別信号に応じた動作モードに自動設定する。このため、例えば、車両の客席部分の天井に識別信号送出部11を設置し、その識別信号送出部11から通話禁止モードに設定する識別信号が送出されるように制御する場合には、車内での通話を防止でき、車内マナーを向上できる。また、このとき、車両のうち、デッキ部分の天井に設置した識別信号送出部11からは、識別信号が送出されないように制御することで、デッキでの通話が可能となる。
各識別信号送出部11は、制御装置13により、識別信号の送出する/しないが制御され、また、送出する識別信号の種類が制御される。このため、動作モード設定システム10では、携帯通信端末12に設定させる動作モードを、状況に応じて任意に制御可能である。例えば、混雑時には、デッキ部分の天井に設置された識別信号送出部11から、通話禁止モードに設定する識別信号を送出することができ、この場合には、混雑時の車内マナーを向上できるという利点がある。
また、本実施形態では、識別信号を、音又は光によって送出するため、その音又は光を可聴音又は可視光とすることで、以下のような効果が得られる。第1に、利用者は、識別信号が送出されているか否かを自身で知覚できるため、動作モードが自動設定されるエリア内に入った、或いは、そこから出たということを容易に判別できる。また、状況に応じて、管理者が、識別信号の送出がない状態から、マナーモード設定用の識別信号が送出される状態に切り替えたような場合でも、切り替わった旨を知覚できるため、利用者の利便性が向上する。第2に、識別信号の種類が複数あり、その複数の種類間で、送出される識別信号が切り替わったときには、利用者は、音又は光の変化により、設定される動作モードが切り替えられた旨を知覚でき、携帯通信端末12がどのような動作モードに設定されるのかを知ることができる。
なお、上記実施形態では、制御装置13が複数の識別信号送出部11を制御する例について説明したが、各識別信号送出部11を、制御装置13と1対1に対応させることもできる。その場合、識別信号送出部11と制御装置13とを一体構成としてもよく、或いは、制御装置13を、識別信号送出部11とは別個に、各車両及びデッキに設置してもよい。また、識別信号として、音と光とを同時に用い、携帯通信端末12が、それらの少なくとも一方を感知して、動作モードを感知した識別信号に基づいて設定してもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の携帯通信端末装置及び動作モード設定システムは、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態のモード設定システムの構成を示すブロック図。 図2は、携帯通信端末12の構成を示すブロック図。 (a)は、携帯通信端末12の正面図、(b)は、携帯通信端末の背面図。 携帯通信端末12の動作手順を示すフローチャート。 モード設定システムの適用例を示すブロック図。 モード設定システムの別の適用例を示すブロック図。
符号の説明
10:モード設定システム
11:識別信号送出部
12:携帯通信端末
101:無線通信部
102、103:カメラ部
104:主操作部
105:副操作部
106:送受話部
109:報知用スピーカ
110、110:集音マイク
112:主表示部
113:副表示部
114:変位検出部
115:記憶部
116:制御部

Claims (7)

  1. 携帯通信端末装置を所定の動作モードに設定するための動作モード設定システムにおいて、
    携帯通信端末装置が有する動作モードに対応するパターンを記憶するパターン記憶部と、該パターン記憶部からパターンを読み出し、光及び音の少なくとも一方を含む識別信号を前記読み出したパターンで所定エリア内に出力する識別信号出力部と、該識別信号出力部が出力する識別信号を制御する制御部とを有する識別信号発生装置と、
    前記識別信号を検出する識別信号検出部と、該識別信号検出部が検出した識別信号のパターンに対応する動作モードを選択する動作モード選択部とを有する携帯通信端末装置とを備えることを特徴とする動作モード設定システム。
  2. 前記パターン記憶部は、携帯通信端末装置の複数の動作モードに対応する複数のパターンを記憶する、請求項1に記載の動作モード設定システム。
  3. 前記識別信号出力部が、車両の客席部分と、車両のデッキ部分とにそれぞれ配設されており、前記制御部は、各識別信号出力部が出力する識別信号を独立に制御可能である、請求項2に記載の動作モード設定システム。
  4. 前記制御部は、各識別信号出力部が出力する識別信号を、対応する車両又はデッキの混雑度に応じて制御する、請求項3に記載の動作モード設定システム。
  5. 前記光及び音がそれぞれ可視光及び可聴音である、請求項1〜4の何れか一に記載の動作モード設定システム。
  6. 光及び音の少なくとも一方を検出する検出部と、該検出部が検出した光又は音のパターンとあらかじめ記憶装置内に記憶された、動作モードに対応するパターンとを比較する比較部と、前記比較部が一致を検出すると、携帯通信端末装置を前記パターンに対応する動作モードに設定する動作モード設定部とを備えることを特徴とする携帯通信端末装置。
  7. 前記検出部は、可視光及び可聴音の少なくとも一方を検出する、請求項6に記載の携帯通信端末装置。
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