JP2016146079A - 携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器 - Google Patents

携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016146079A
JP2016146079A JP2015022951A JP2015022951A JP2016146079A JP 2016146079 A JP2016146079 A JP 2016146079A JP 2015022951 A JP2015022951 A JP 2015022951A JP 2015022951 A JP2015022951 A JP 2015022951A JP 2016146079 A JP2016146079 A JP 2016146079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
electronic ticket
usage status
portable terminal
updating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015022951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6397348B2 (ja
Inventor
寧一 稲澤
Yasukazu Inasawa
寧一 稲澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIA Corp
Original Assignee
PIA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PIA Corp filed Critical PIA Corp
Priority to JP2015022951A priority Critical patent/JP6397348B2/ja
Publication of JP2016146079A publication Critical patent/JP2016146079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6397348B2 publication Critical patent/JP6397348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】 導入コストが安く、迅速に観客を入場させることが可能で、且つ会場係員が観客の携帯端末に触れることなく電子チケットをもぎることができる電子チケットシステムを実現するための携帯端末等を提供する。【解決手段】 イベント会場の入り口付近で、携帯端末1のモニタ16に、本体部41と半券部42とからなる未使用の電子チケットを表示する。会場係員が電子チケットの内容を確認し、入場を許可する場合、会場係員は光照射器2の照射スイッチ23をONにし、携帯端末1のカメラ11に向けて光を照射する。携帯端末1は、受光した光が、電子チケットの使用状況を更新するための光であると判断した場合は、電子チケットの使用状況を使用済みに更新する。なお、光照射器2に備えられた選択スイッチ21を操作すると、照射する光の種類を選択することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器に関し、特に、所定の光を感知した場合に電子チケットの使用状況を更新する処理を行う携帯端末等に関するものである。
近年、興行イベントのチケットとして電子チケットの利用が進んでいる。電子チケットに関する技術としては、例えば特許文献1のようなシステムが提供されている。このシステムは、電子チケットをダウンロードした携帯端末と、チケットの正当性を認証するチケット認証装置とからなる。チケット認証装置は、携帯端末に記憶されている電子チケットを無線通信で読み取り、読み取った電子チケットの正当性を自動で確認し、正当性が確認された場合は、その電子チケットの所有者の入場を許可するものである。
このシステムは、人手を介さず、コンピュータが自動的にチケットの正当性を確認するので、観客をイベント会場に迅速に入場させることができる。
しかし、チケット認証装置は高性能な装置であるので、装置の導入コストが高くなるという問題があった。また、チケット認証装置は一定の大きさと重量があるため、イベント会場への搬送が不便であるという問題もあった。
これに対し、特許文献2から特許文献4のような電子チケットに関するシステムが提供されている。これらシステムは、いわゆる「指操作による電子もぎりシステム」と呼ばれるものである。
このシステムでは、イベント会場の入り口で、観客が、ダウンロードした電子チケットを、スマートフォンなどの端末に表示させる操作を行い、入場係員が表示されたチケット情報を目視し、そのチケットの正当性を確認する。正当性が確認された場合は、係員が指で、表示された電子チケットの半券部に触れ、電子チケットの本体部から半券部を切り離すかのような「もぎり操作」を行う。これにより、その電子チケットは「使用済み」となり、スマートフォンには本体部と半券部とが切り離された電子チケットが表示される。これらの一連の処理により「指操作による電子チケットのもぎり」が完了する。
このシステムは、特許文献1のようなチケット認証装置が不要であるため、システムの導入費用が安価となり、チケット認証装置の搬送の問題も生じない。よって、このシステムは、幾つかのイベント会場で導入され始めている。
国際公開WO01/069475号公報 特開2014−149556号公報 特開2014−096131号公報 特開2014−096137号公報
しかし、このシステムは、スマートフォンに表示されたチケットの半券部に、係員が指で触れた上で、上記の「もぎり操作」を行う必要があるため、円滑にチケットを「もぎる」ことができない場合があった。すなわち、係員が誤って半券以外の部分に触れてしまったり、「もぎり操作」がスマートフォンに上手く感知されない場合があるなど、指操作でチケットを円滑にもぎることができないという問題が生じていた。このような問題は、短時間のうちに数千人から数万人の観客を入場させなければならない大規模イベントにおいては致命的な問題となる。観客の多い大規模イベントでは、チケットのもぎり操作を円滑に行えないと、観客の入場が遅延し、イベントの開始までもが遅れてしまうからである。
また、このシステムは、表示画面上で指の接触や動きを感知できるスマートフォン等においてのみ実現可能なものであり、表示画面上で指の接触や動きを感知できない従来型の携帯電話では実現できないという問題があった。スマートフォンは急速に普及しているが、その一方でスマートフォンの難解な操作を嫌い、依然として従来型の携帯電話を利用している人は多い。よって、このシステムは、スマートフォン所有者しか利用できず、利用対象者が限られてしまうという問題があった。
更に、清潔好きの観客にとっては、係員が自分のスマートフォンに触れることは不快であり、このシステムは観客に不快な思いをさせる場合もあった。
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、導入コストが安く、迅速に観客を入場させることが可能で、且つ会場係員が観客の携帯端末に触れることなく電子チケットをもぎることができる電子チケットシステムを提供するものである。
上記問題を解決するため、本発明では、電子チケットの使用状況を更新する機能を有する携帯端末において、光を感知する光感知手段と、前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新する使用状況更新手段と、を備える携帯端末が提供される。
本発明に係る携帯端末は、電子チケットの使用状況を更新する機能を有する携帯端末において、光を感知する光感知手段と、光感知手段が感知した光が、使用状況を更新するための光であると判断した場合は、使用状況を更新する使用状況更新手段とを備える。
これにより、感知した光が、電子チケットの使用状況を更新するための光であると判断した場合は、電子チケットの使用状況を更新する。
上記問題を解決するため、本発明では、電子チケットの使用状況を更新する電子チケット処理プログラムにおいて、コンピュータを、光を感知する光感知手段、前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新する使用状況更新手段、として機能させることを特徴とする電子チケット処理プログラムが提供される。
本発明に係る電子チケット処理プログラムは、電子チケットの使用状況を更新する電子チケット処理プログラムにおいて、コンピュータを、光を感知する光感知手段、光感知手段が感知した光が、使用状況を更新するための光であると判断した場合は、使用状況を更新する使用状況更新手段として機能させる。
これにより、感知した光が、電子チケットの使用状況を更新するための光であると判断した場合は、電子チケットの使用状況を更新する。
上記問題を解決するため、本発明では、電子チケットの使用状況を更新するステップを行う電子チケット処理方法において、光感知手段が、光を受けるステップと、使用状況更新手段が、前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新するステップとを実行することを特徴とする電子チケット処理方法が提供される。
本発明に係る電子チケット処理方法は、電子チケットの使用状況を更新するステップを行う電子チケット処理方法において、光感知手段が、光を受けるステップと、使用状況更新手段が、前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新するステップとを実行する。
これにより、感知した光が、電子チケットの使用状況を更新するための光であると判断した場合は、電子チケットの使用状況を更新する。
上記問題を解決するため、本発明では、光を感知する光感知手段を備える携帯端末に対し、前記携帯端末が取得した電子チケットの使用状況を更新するための光を照射することを特徴とする光照射器が提供される。
本発明に係る光照射器は、光を感知する光感知手段を備える携帯端末に対し、携帯端末が取得した電子チケットの使用状況を更新するための光を照射する。
これにより、携帯端末に対し、電子チケットの使用状況を更新するための光が照射される。
本発明は、感知した光が、電子チケットの使用状況を更新するための光であると判断した場合は、電子チケットの使用状況を更新する。これにより高価なチケット認証装置を導入する必要がなくなり、導入コストを安くすることができる。また、会場係員が観客の携帯端末に触れることなく電子チケットをもぎることができるので、指による操作がスマートフォンに感知されないなどの弊害がなく、迅速に観客を入場させることができる。さらに、清潔好きな観客を不快にさせることもない。さらに、スマートフォン以外の従来型の携帯電話でも利用できるため、利用対象者を多くすることができ、電子チケットの普及にも貢献できる。
本発明のハードウェア構成および機能構成の一例を表す図である。 光照射器の一例を表す図である。 未使用電子チケットの表示例一例を表す図である。 使用済み電子チケットの一例を表す図である。 入場前の所有チケットデータの一例を表す図である。 入場前のチケット管理ファイルの一例を表す図である。 入場後の所有チケットデータの一例を表す図である。 入場後のチケット管理ファイルの一例を表す図である。 対象光特定データの一例を表す図である。 入場報告データの一例を表す図である。 本発明を実施するためのフローチャートである。 STEP1の詳細な処理を表すフローチャートである。 STEP2の詳細な処理を表すフローチャートである。 STEP3の詳細な処理を表すフローチャートである。
本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例のハードウェア構成および機能構成を示した図である。
本発明は、電子チケットを取得して記憶する携帯端末1と、所定の光を照射する光照射器2と、チケットの情報を管理するサーバー3とからなり、携帯端末1とサーバー3とはインターネットなどの通信手段を介して情報の送受信ができるよう接続されている。
携帯端末1は、イベントの観客が所有する端末であり、光を感知するカメラ11、光を受ける受光部12、受けた光を判断する光判断部13、チケットの使用状況を更新する使用状況更新部14、情報を記憶する記憶部15、情報を表示するモニタ16、使用状況の更新を報告する更新報告部17を備えたコンピュータである。
カメラ11は、光照射器2が照射した光を感知し、受光部12はカメラ11が感知した光を所定のデータに変換し、それを光判断部13に送信する。
光判断部13は、感知した光がチケットの使用状況を更新するための光(チケットをもぎるための光)であるか否かを判断し、使用状況を更新するための光と判断した場合は、使用状況更新部14に、使用状況を更新すべき旨の命令を行う。
使用状況更新部14は、記憶部15に記憶されているチケットの使用状況を更新し、更新したことを表す情報をモニタ16に表示することを命令すると共に、更新報告部17に使用状況を更新した旨をサーバー3に報告するよう命令する。
光照射器2(図1、図2)は、イベント会場の入り口に配置された係員が所持する小型のライト(例えば、ペンライトなど)であり選択スイッチ21、光設定部22、照射スイッチ23、光照射部24、発光部25(電球やLED発光体など)、光拡散防止材26とを備えている。
光設定部22は、入力スイッチ21から、光の種類を選択する情報を受付け、選択された光を照射するよう設定する。
光照射器24は、照射スイッチ23から照射命令を受け付けた場合、所定の光を照射する。
サーバー3は、記憶されたファイルの内容を更新するファイル更新部31を備えたコンピュータである。
ファイル更新部31は、更新報告部17から報告を受付け、チケットに関するファイルの内容を更新する。
携帯端末1とチケット管理サーバー3には、本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されており、携帯端末1とチケット管理サーバー3に内蔵されている処理装置はこのコンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行う。
次に、携帯端末1のモニタ16に表示されるデータについて説明する。
図3は、携帯端末1のモニタ16に、本体部41と半券部42とからなるチケットのイメージを表示したものである。なお、ここには入場前のチケットが表示されている。すなわち、本体部41と半券部42とが切り離される前のチケットのイメージが表示されている。
図4は上記図3と同様、携帯端末1のモニタ16に、本体部41と半券部42とからなるチケットのイメージを表示したものである。なお、ここには入場後のチケットが表示されている。すなわち、本体部41と半券部42とが切り離された後のチケットのイメージが表示されている。
次に、本実施例にて使用されるデータについて説明する。
図5は、携帯端末1の記憶部15に記憶されている所有チケットデータである。具体的には、イベントID、イベント名、開催日、開催場所、座席番号、使用状況(そのチケットが未使用であるか、使用済みであるかを表すデータ項目)とが関連づけられたデータである。なお、図5に表すデータは、入場前のチケットのデータを表すものであるための使用状況は「未使用」となっている。
図6は、サーバー3が管理するチケット管理ファイルである。具体的には、イベント情報と座席管理情報とを関連づけたファイルである。イベント情報には、イベントID、イベント名、開催日、開催場所等が含まれる。座席管理情報には、座席番号、所有者ID、所有者名、使用状況等が含まれている。なお、図6は「座席番号:A−26」の所有者が未だ入場していない状態を表した情報であるため「座席番号:A−26」の使用状況は「未使用」となっている。
図7は、携帯端末1の記憶部15に記憶されている所有チケットデータである。なお、図7は図5に表すデータとほぼ同内容であるが、図7の場合は入場後のチケットのデータを表すものであるための使用状況は「使用済み」となっている。
図8は、サーバー3が管理するチケット管理ファイルである。なお、図8は図6に表されたデータとほぼ同内容であるが、「座席番号:A−26」の所有者が既に入場を終えた状態を表した情報であるための「座席番号:A−26」の使用状況は「使用済み」となっている。
図9は、携帯端末1の記憶部15に記憶されている対象光特定データである。ここで特定された色と、光照射器2の光の色とが一致したときに、チケットの使用状況の更新処理(もぎり処理)が行われるのであるが、詳しくは後述する。
なお、ここで対象光について説明する。対象とする光は、自然光またはイベント会場の照明光と識別可能な光であり、一色の光に限らず所定の色が組み合わされた光であっても良い。また、所定のパターンで点灯と消滅とを繰り返す光、所定のパターンで明暗を繰り返す光、所定のパターンで動く光、所定の周波数の光であっても良い。
図10は、携帯端末1の更新報告部17がサーバー3に対して送信する「入場報告データ」である。これは「座席番号:A−26」の所有者が入場を終えたことをサーバー3に報告するためのデータであり、イベントID、イベント名、開催日、開催場所、座席番号、使用状況が関連づけられたデータである。
次に、本実施例の処理手順について説明する。
図11は本実施例の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、チケットダウンロード処理(STEP1)、照射光選択処理(STEP2)、入場処理(STEP3)、入場報告処理(STEP4)とからなる。
STEP1は、チケットダウンロード処理であり、その詳細は図12の通りである。なお、この処理は周知の処理であるため以下簡単にこの処理について説明する。
チケット購入者は携帯端末1を利用して電子チケット販売会社のサイトにアクセスし、所望のイベントを選択する(S1−1「チケット選択処理」)。
サーバー3は、チケット管理ファイルを参照して空席があるか否かを判断する(S1−2「空席確認」)。空席がある場合は決済処理(S1−3)に進み、空席がない場合は空席がない旨のメッセージを携帯端末1に送信して、チケット選択処理(S1−1)に戻る。
空席がある場合、サーバー3は決済処理(S1−3)を行う。例えば、サーバー3は携帯端末1から送信されたクレジットカード番号に基づいて決済処理を行う。
決済処理が終了したら、携帯端末1はサーバー3から電子チケットをダウンロードし、携帯端末1の記憶部15に記憶する(S1−4「ダウンロード」)。
STEP2は照射光選択処理であり、詳細は図13の通りである。
STEP2−1は色の選択処理であり、STEP2−2は色の設定処理である。光照射器2は、選択スイッチ21(種類変更手段)を図2の矢印方向にスライドさせることにより色の選択が行えるようになっている。この光照射器2は、イベント会場の入り口に配置された係員が所持するものであり、係員は選択スイッチ21をスライドさせることにより色を選択し、これにより光照射器2は選択された色を設定し、その色の光を照射する。このように色を適宜選択して変更すれば、不正入場者を抑制することができる。すなわち、色が一色だと、その色を発する光照射器を偽造して不正入場する者が現れる可能性があるが、色を適宜変えれば偽造が難しくなり、不正入場者を抑制できるのである。なお、色は、イベント毎に変更しても良いし、1つのイベントの入場時間に応じてきめ細やく変更を加えても良い。
なお、ここで選択する照射光について説明する。照射光は、自然光またはイベント会場の照明光と識別可能な光であり、一色の光に限らず所定の色が組み合わされた光であっても良い。また、所定のパターンで点灯と消滅とを繰り返す光、所定のパターンで明暗を繰り返す光、所定のパターンで動く光、所定の周波数の光であっても良い。
STEP3は入場処理であり、詳細は図14の通りである。
STEP3−1は、入場前チケット表示処理である。チケット所有者はイベント当日、イベント会場まで出向き、会場の入り口付近で携帯端末1を操作して、図3のように入場前のチケットを表示モニタ16に表示する。なお、この際、携帯端末1はカメラ11の機能を起動させ受光可能な状態にする。また、携帯端末1にはモニタ16側に(モニタ16と同じ方向に向いている)カメラ11が設けられているが、モニタ16の背面(モニタ16の裏側)にもカメラが設けられている場合がある。この場合、携帯端末1はモニタ16側のカメラ11(モニタ16と同一面上に設置されているカメラ11)を起動させて受光可能な状態にする。モニタ16と異なる方向を向いているカメラを起動させると、係員がどこに光を照射すべきか分からず、入場処理が遅延してしまうからである。
STEP3−2は、光感知処理である。会場の係員は、モニタ16に表示されているチケットの内容を目視で確認し、入場を許可するか否かを判断する。入場を許可する場合、係員は、光照射器2の照射スイッチ23をONにスライドさせる(図2)。これにより光照射器2は光を照射し、係員はその光をカメラ11にあてる。なお、光照射器2は、光拡散防止剤26を備えているので、照射光は携帯端末1付近にのみあたることになり、携帯端末1の所有者の顔にあたり、所有者に不愉快な思いをさせることがない。また、光照射器2は所定の方向(主に、下方向)を向いているときのみ光を照射するようにしても良い。光照射器2が上を向いたときに光を照射すると携帯端末1の所有者の顔に光をあてて、携帯端末1の所有者に不快な思いをさせてしまうからである。
受光部12は、カメラ11(光感知手段)が感知した光を所定のデータに変換し、それを光判断部13に送信する。
STEP3−3は、光判断処理である。携帯端末1の記憶部15には、今回のイベントの対象光が青色であることが記憶されている(図9)。光判断部13は、受光した光の色を解析・判断し、光の色が青ならばSTEP3−4に進み、青以外の光である場合はSTEP3−2に戻る。
STEP3−4は、使用状況更新処理である。使用状況更新部14は、図5に示された使用前の所有チケットデータの「使用状況」を「未使用」から、図7のように「使用済み」に更新する。
STEP3−5は、入場後チケット表示処理である。使用状況更新部14は、図4のように使用済みを表すチケットのイメージデータ(更新済情報)をモニタ16に表示する。これにより、チケット所有者および会場係員は、使用状況の更新処理(チケットの半券部42のもぎり処理)が正常に行われたことを視覚的に把握することができる。
STEP4は、入場報告処理である。更新報告部15は、図6に示された使用前のチケット管理データにおける「A−26の使用状況」を「未使用」から、図8のように「使用済み」に更新する。これによりイベント開催者またはチケット販売者は、観客の入場状況を把握することができる。
本実施例では、特定の例に基づいて本発明の内容を説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、光照射器2は小型のライトではなく、設置型の大きなライトであっても良い。また、携帯端末1は、スマートフォンでも、従来型の携帯電話(ガラパゴス携帯)でも、ウェアラブル端末(腕時計・リストバンド・指輪・メガネ、衣服など身につけることが可能な端末)等どのような端末でも良い。
この実施例は本発明の範囲を限定するものではない。本実施例で説明した各処理はどの装置で行ってもよい。
また、本実施例で説明したシステム構成(ハードウェア構成)は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成があることは言うまでもない。
更に、本実施例で説明したデータ構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なデータ構成があることは言うまでもない。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、本発明に係る装置が有すべき機能の処理内容を記述した本発明に係るプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述した本発明に係るプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、FD、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録装置には、 MO(Magneto Optical disk)などがある。
本発明に係るプログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
本発明に係るプログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置から本発明に係るプログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行する。
なお、コンピュータは、可搬型記録媒体からそのプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および 応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 携帯端末
2 光照射器
3 サーバー
11 カメラ
12 受光部
13 光判断部
14 使用状況更新部
15 モニタ
16 更新報告部
21 選択スイッチ
22 光設定部
23 照射スイッチ
24 光照射部
25 発光部
26 光拡散防止材
31 ファイル更新部
41 チケットの本体部
42 チケットの半券部

Claims (18)

  1. 電子チケットの使用状況を更新する機能を有する携帯端末において、
    光を感知する光感知手段と、
    前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新する使用状況更新手段と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記電子チケットの使用状況を更新したことを示す更新済情報の出力処理を行う更新済情報出力手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記光感知手段が感知する光とは、自然光と識別可能な光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記光感知手段が感知する光とは、イベント会場の照明光と識別可能な光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記光感知手段が感知する光とは、所定の色の光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記光感知手段が感知する光とは、所定の色が組み合わされた光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  7. 前記光感知手段が感知する光とは、所定のパターンで点灯と消滅とを繰り返す光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  8. 前記光感知手段が感知する光とは、所定のパターンで明暗を繰り返す光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  9. 前記光感知手段が感知する光とは、所定のパターンで動く光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  10. 前記光感知手段が感知する光とは、所定の周波数の光であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  11. 前記光感知手段が感知する光は、イベント毎にその種類が変更されることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  12. 前記電子チケットを表示する表示手段に前記電子チケットを表示する処理に伴い、前記光感知手段の受光機能を起動させる起動手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  13. 前記光感知手段が複数ある場合、前記起動手段は、前記表示手段の表示方向と同じ方向を向いている前記光感知手段を起動させることを特徴とする請求項12記載の携帯端末。
  14. 電子チケットの使用状況を更新する電子チケット処理プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    光を感知する光感知手段、
    前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新する使用状況更新手段、
    として機能させることを特徴とする電子チケット処理プログラム。
  15. 電子チケットの使用状況を更新するステップを行う電子チケット処理方法において、
    光感知手段が、光を受けるステップと、
    使用状況更新手段が、前記光感知手段が感知した光が、前記使用状況を更新するための光であると判断した場合は、前記使用状況を更新するステップと、
    を実行することを特徴とする電子チケット処理方法。
  16. 光を感知する光感知手段を備える携帯端末に対し、
    前記携帯端末が取得した電子チケットの使用状況を更新するための光を照射することを特徴とする光照射器。
  17. 前記電子チケットの使用状況を更新するための光の種類を変更するための種類変更手段を備えることを特徴とする請求項16記載の光照射器。
  18. 前記電子チケットの使用状況を更新するための光の拡散を防止するための光拡散防止部材を備えることを特徴とする請求項16記載の光照射器。
JP2015022951A 2015-02-09 2015-02-09 携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器 Active JP6397348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015022951A JP6397348B2 (ja) 2015-02-09 2015-02-09 携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015022951A JP6397348B2 (ja) 2015-02-09 2015-02-09 携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016146079A true JP2016146079A (ja) 2016-08-12
JP6397348B2 JP6397348B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=56686314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015022951A Active JP6397348B2 (ja) 2015-02-09 2015-02-09 携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6397348B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018005558A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 株式会社Skiyaki 権利情報の処理を行うシステム、方法及びプログラム
CN109493435A (zh) * 2018-10-31 2019-03-19 珠海市亚宇音响设备有限公司 一种无人验票座椅解绑就座系统及控制方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096053U (ja) * 1983-12-07 1985-06-29 三菱電機株式会社 インク・ジエツト・プリンタ
JP2002541602A (ja) * 1999-04-07 2002-12-03 スイスコム モービル アーゲー 入場券の注文、ロード、および使用のための方法およびシステム
JP2005318148A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Shinko Electric Co Ltd 照明灯具および照明システム
JP2006054549A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nec Corp 携帯通信端末装置、及び、動作モード設定システム
JP2006332752A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sony Corp 画像情報処理システム、画像情報処理装置および方法、記録媒体並びにプログラム
JP2008245231A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 M Soft:Kk モバイル可視光通信装置
JP2010128629A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Fujitsu Ltd 認証システム,認証装置,認証対象端末,認証方法,認証装置用プログラムおよび認証対象端末用プログラム
JP2012224047A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 S T Sangyo Kk 光拡散防止部材付きのインクタンク
JP2014096137A (ja) * 2012-03-29 2014-05-22 Live Styles株式会社 プログラム
WO2015008636A1 (ja) * 2013-07-17 2015-01-22 株式会社Leonis&Co. 電子チケットの消し込み方法およびプログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096053U (ja) * 1983-12-07 1985-06-29 三菱電機株式会社 インク・ジエツト・プリンタ
JP2002541602A (ja) * 1999-04-07 2002-12-03 スイスコム モービル アーゲー 入場券の注文、ロード、および使用のための方法およびシステム
JP2005318148A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Shinko Electric Co Ltd 照明灯具および照明システム
JP2006054549A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nec Corp 携帯通信端末装置、及び、動作モード設定システム
JP2006332752A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sony Corp 画像情報処理システム、画像情報処理装置および方法、記録媒体並びにプログラム
JP2008245231A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 M Soft:Kk モバイル可視光通信装置
JP2010128629A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Fujitsu Ltd 認証システム,認証装置,認証対象端末,認証方法,認証装置用プログラムおよび認証対象端末用プログラム
JP2012224047A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 S T Sangyo Kk 光拡散防止部材付きのインクタンク
JP2014096137A (ja) * 2012-03-29 2014-05-22 Live Styles株式会社 プログラム
WO2015008636A1 (ja) * 2013-07-17 2015-01-22 株式会社Leonis&Co. 電子チケットの消し込み方法およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018005558A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 株式会社Skiyaki 権利情報の処理を行うシステム、方法及びプログラム
CN109493435A (zh) * 2018-10-31 2019-03-19 珠海市亚宇音响设备有限公司 一种无人验票座椅解绑就座系统及控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6397348B2 (ja) 2018-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7416851B2 (ja) 移動通信端末機の活性化時に,特定動作が行われるようにするための方法,システム及び移動通信端末機
CN105122151B (zh) 使用无线设备来促进对特定于位置的信息的访问
Case Calm technology: principles and patterns for non-intrusive design
US9722985B2 (en) Sensory output for image association
AU2018312629B2 (en) Implementation of biometric authentication
US20180353869A1 (en) Apparatus and method for an interactive entertainment media device
JP2018101971A (ja) アクセサリに対応するコンテンツを提供するための方法及びその電子装置
US20080125102A1 (en) Mobile device manners propagation and compliance
US10243597B2 (en) Methods and apparatus for communicating with a receiving unit
KR20160124023A (ko) 알림 정보를 제공하는 전자 장치 및 이의 알림 정보 제공 방법
KR102586159B1 (ko) 잠금 모드, 중급 모드, 그리고 해제 모드에서의 데이터 처리 단말들과 관련된 방법들
CN106796565A (zh) 利用用户移动设备的附件设备操作
KR20160016457A (ko) 모바일 장치, 모바일 장치의 화면 표시 방법, 웨어러블 장치, 웨어러블 장치의 구동 방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체
JP6397348B2 (ja) 携帯端末、電子チケット処理プログラム、電子チケット処理方法、光照射器
JP2015076022A (ja) 携帯装置、携帯装置を構成するコンピュータの制御方法及び制御プログラム、情報処理装置、情報処理装置を構成するコンピュータの制御方法及び制御プログラム、情報処理システム、並びに情報処理方法
JP2017224333A (ja) 情報処理装置、処理方法、及び、プログラム
US20210152910A1 (en) OVER-THE-EAR HEADPHONE DEVICE WITH A CIRCLE-OF-SIGHT (CoS) SIGNALING ELEMENT
JP2017107413A (ja) 情報コード読取システム
US10969859B2 (en) Human-computer interface comprising a token
CN110020521A (zh) 生物识别认证的实现
KR102169339B1 (ko) 동영상 배경을 가지는 프로필 뷰를 제공하는 인스턴트 메시징 서비스
KR101224366B1 (ko) 휴대 단말에서의 어플리케이션 삭제 방지 방법 및 장치와 그 방법을 실행하기 위한 프로그램이 기록된 기록 매체
JPWO2016185657A1 (ja) 端末装置、サーバ装置、表示制御方法、および、表示制御プログラム
JP5763804B2 (ja) 遊技用システム、遊技用サーバ、および、遊技用プログラム
TWI702073B (zh) 可穿戴裝置、控制可穿戴裝置之方法及電腦可讀取媒體

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6397348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250