JP2006050726A - ブラシホルダの製造方法及びブラシホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】電気回路部品を容易に強固に保持することができるとともに、電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができるブラシホルダの製造方法を提供する。
【解決手段】回路配設工程(樹脂体成形工程及び接続工程)では、ブラシホルダ樹脂体7aの外部に露出するようにチョークコイルCを保持させる。樹脂体成形工程では、一部が外部に露出した状態でブラシ側及びコネクタ側ターミナル12,13が埋設されるようにブラシホルダ樹脂体7aを一体成形する。樹脂体成形工程の後の接続工程では、露出したコネクタ側ターミナル13の一部である雑防用端子13cとチョークコイルCとを電気的に接続させる。次に、被覆工程では、チョークコイルCを含めてブラシホルダ樹脂体7aの少なくとも一部を被覆する被覆部14aを、モータケース内への液体の浸入を防止するためのシール材14と同部材で(同時に)ブラシホルダ樹脂体7aに一体成形する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ブラシホルダの製造方法及びブラシホルダに関するものである。
従来、パワーウインドウ装置等のモータにおけるブラシホルダの製造方法としては、ターミナルが埋設されるようにブラシホルダ樹脂体を成形(インサート成形)し、ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するターミナルの端部に電気回路部品(回路基板等)を電気的に接続して固定するといった方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−7947号公報
ところで、近年、複雑化する制御に対してFETを内蔵させてPWM制御を行うことなどにより、ノイズを除去するための大型の雑防用電気回路部品(チョークコイルやコンデンサ)を内蔵させることが必要となってきている。しかし、大型の雑防用電気回路部品のような電気回路部品を、単に半田などによる電気的な接続構造や爪等による固定構造で固定する方法では、振動等に基づく電気回路部品の脱落などが懸念される。又、上記のような方法では、電気回路部品の配置箇所によっては防水性や絶縁性が確保されないことになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電気回路部品を容易に強固に保持することができるとともに、電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができるブラシホルダの製造方法及びブラシホルダを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、モータケース内で給電用ブラシを保持するブラシホルダの製造方法であって、ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように電気回路部品を保持させる回路配設工程と、前記回路配設工程の後、前記電気回路部品を含めて前記ブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部を前記ブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着する被覆工程とを備えた。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のブラシホルダの製造方法において、前記回路配設工程は、一部が外部に露出した状態でターミナルが埋設されるように前記ブラシホルダ樹脂体を成形する樹脂体成形工程と、前記樹脂体成形工程の後、露出した前記ターミナルの一部と前記電気回路部品とを電気的に接続させる接続工程とを備えた。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のブラシホルダの製造方法において、前記回路配設工程は、前記樹脂体成形工程の後であって、前記接続工程の前に、前記ブラシホルダ樹脂体に対して前記電気回路部品を保持させる保持工程を備えた。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のブラシホルダの製造方法において、前記樹脂体成形工程で、前記電気回路部品を保持するための保持部をも一体成形する。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載のブラシホルダの製造方法において、前記樹脂体成形工程で、前記保持部を、弾性を有するように設定する。
請求項6に記載の発明では、請求項2乃至5のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記樹脂体成形工程で、外部コネクタが嵌着されるコネクタ部をも一体成形する。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載のブラシホルダの製造方法において、前記樹脂体成形工程で、前記コネクタ部を前記保持部に隣接して設ける。
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、前記保持工程で、前記電気回路部品を前記保持部に対して、前記外部コネクタが前記コネクタ部に嵌着される方向と異なる方向から組み付ける。
請求項9に記載の発明では、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記被覆工程で、前記被覆部を前記モータケース内への液体の浸入を防止するためのシール材と同部材で一体成形する。
請求項10に記載の発明では、モータケース内で給電用ブラシを保持するブラシホルダであって、ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように保持された電気回路部品と、前記ブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着され、前記電気回路部品を含めて前記ブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部とを備えた。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、回路配設工程にて、ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように電気回路部品が保持され、その後の被覆工程にて、電気回路部品を含めてブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部がブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着されるため、電気回路部品を容易に強固に保持(固定)することができる。又、被覆部にて電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ブラシホルダ樹脂体の成形(樹脂体成形工程)後に、接続工程にて電気回路部品を接続するため、ブラシホルダ樹脂体の成形前に予めターミナルと電気回路部品とを接続しておく方法に比べて、成形作業及び接続作業が容易となる。例えば、ブラシホルダ樹脂体の成形前に予めターミナルと電気回路部品とを接続する方法では、ターミナルの単体での剛性が弱く保持が困難であることなどから電気回路部品との接続時のターミナルの取り扱いが困難になるといったことが懸念されるが、このようなことがない。又、例えば、予めターミナルと電気回路部品とを接続した状態でターミナルが埋設されるようにブラシホルダ樹脂体を成形する方法では、その成形時の圧力に基づく接続部の不良等が懸念されるが、このようなことがない。
請求項3に記載の発明によれば、接続工程の前に、保持工程にてブラシホルダ樹脂体に対して電気回路部品が保持されるため、接続工程での接続作業を電気回路部品が安定した状態で容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、樹脂体成形工程にて、電気回路部品を保持するための保持部をも一体成形するため、製造工程及び部品点数の増加を抑制しながら、請求項3に記載の発明の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、保持部は弾性を有するように設定されるため、電気回路部品の寸法ばらつきや組み付け時の(位置の)ばらつきを弾性にて吸収することができ、ひいては設計や組み付け管理を容易とすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、樹脂体成形工程にて、外部コネクタが嵌着されるコネクタ部をも一体成形するため、製造工程及び部品点数の増加を抑制しながら、コネクタ部を設けることができる。しかも、例えば、コネクタ部の配線を、給電用ブラシの配線及び電気回路部品の配線と共に(同じ工程で)容易に配設することができる。又、例えば、コネクタ部の配線の長い取り廻しを回避することができる。
請求項7に記載の発明によれば、コネクタ部は保持部に隣接して設けられるため、電気回路部品の配線をコネクタ部の配線に容易に(短距離で)接続することができる。
請求項8に記載の発明によれば、保持工程にて電気回路部品は保持部に対して、外部コネクタがコネクタ部に嵌着される方向と異なる方向から組み付けられるため、電気回路部品及び外部コネクタの配置スペースを容易に確保することができるとともに、電気回路部品及び外部コネクタを容易に組み付けることができる。
請求項9に記載の発明によれば、被覆工程にて、被覆部はモータケース内への液体の浸入を防止するためのシール材と同部材で一体成形されるため、製造工程や部品点数の増加を抑制しながら、モータケース内への液体の浸入を防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように保持された電気回路部品を含めてブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部により、電気回路部品を容易に強固に保持することができる。又、被覆部にて電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができる。
請求項1〜9に記載の発明によれば、電気回路部品を容易に強固に保持することができるとともに、電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができるブラシホルダの製造方法を提供することができる。
請求項10に記載の発明によれば、電気回路部品を容易に強固に保持することができるとともに、電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができるブラシホルダを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明する。図1に示すように、車両におけるパワーウインドウ装置のモータ1は、モータ本体2と、該モータ本体2の回転を減速して出力するための減速部3とを備えている。
モータ本体2は、図1及び図3に示すように、扁平の略有底筒状に形成された本体ハウジングとしてのヨークハウジング(以下、単にヨークという)4と、該ヨーク4内面に固定された一対のマグネット5(図3参照)と、該ヨーク4内で回転可能に支持されるアーマチャ(電機子)6と、ブラシホルダ7と、一対のブラシ8とを備えている。
ブラシホルダ7は、樹脂材料よりなるブラシホルダ樹脂体7aを備え、ブラシホルダ樹脂体7aは、ホルダ本体7bと、フランジ部7cと、延出部7dと、コネクタ部7eと、保持部としての電気回路部品保持部7f(図4参照)とが一体形成されてなる。ホルダ本体7bは、前記ヨーク4の開口部内に略収容されるように形成されている。ホルダ本体7bの中央孔には軸受9が固定され、該軸受9にはアーマチャ6における回転軸10の先端側が回転可能に支持される。尚、回転軸10の先端はヨーク4の外部まで突出し、その突出した部分には、センサ用マグネット10aが金属プレートを介して固定されている。又、ホルダ本体7bにおけるヨーク4の内部側には給電用ブラシとしてのブラシ8が保持され、該ブラシ8は前記回転軸10に固定された整流子11に押圧接触されている。フランジ部7cは、前記ホルダ本体7bにフランジ状に延出されている。又、延出部7dは、フランジ部7cの一部からヨーク4の扁平面4a(図1参照、図1及び図3中、紙面と平行な面)に沿った一方(図1及び図3中、右方)に延出されている。
コネクタ部7eは、前記延出部7dの先端に設けられている。コネクタ部7eは、前記扁平面4aの直交方向(図1及び図3中、紙面直交方向であって紙面奥側、図2中、紙面手前側)から外部コネクタ101(図4参照)が嵌着可能に形成されている。即ち、コネクタ部7eは、図4に示すように、前記扁平面4aの直交方向(図1及び図3中、紙面直交方向であって紙面奥側、図2中、紙面手前側)が開口した略有底四角筒状(断面コ字形状)に形成されている。
電気回路部品保持部7fは、図4に示すように、コネクタ部7eに隣接して設けられている。詳しくは、電気回路部品保持部7fは、コネクタ部7eの外壁の一部からヨーク4の扁平面4a(図1参照、図1及び図3中、紙面と平行な面)に沿った一方(図1及び図3中、右方)に延出して形成されている。本実施の形態の電気回路部品保持部7fは、一対設けられ、それぞれ弾性を有するように設定されている。又、電気回路部品保持部7fは、それぞれ先端部に互いに離間する方向に湾曲した湾曲部7gを有する。
又、ブラシホルダ樹脂体7aには、図3に示すように、それぞれ複数のブラシ側ターミナル12とコネクタ側ターミナル13とが一部が露出した状態で埋設されるようにインサート成形されている。ブラシ側ターミナル12は、ホルダ本体7bにおけるヨーク4の内部側から延出部7dに延びるとともに、その先端部である内部接続端子12aが延出部7dからモータ本体2の軸方向(図3中、下方向)に突出(露出)して形成されている。このブラシ側ターミナル12の基端部にはピッグテールを介して前記ブラシ8が電気的に接続される。
コネクタ側ターミナル13は、コネクタ部7eから延出部7dに延びるとともに、その先端部である内部接続端子13aが延出部7dからモータ本体2の軸方向(図3中、下方向)に突出(露出)して形成されている。このコネクタ側ターミナル13の基端部は、コネクタ部7eにおいて露出して外部接続端子13bを形成し、コネクタ部7eに外部コネクタ101が嵌着されることで該外部コネクタ101の外部端子101aに電気的に接続されることになる。尚、前記内部接続端子12a,13aは、前記扁平面4aの直交方向(図3中、紙面直交方向)に沿って並設される。又、図3では、内部接続端子12a,13aが紙面直交方向に並設されるため、1つしか図示されない。
又、本実施の形態のコネクタ側ターミナル13において、内部接続端子13aと外部接続端子13bとの間には、図3及び図5に示すように、雑防用端子13cが(分岐するように)形成されている。この雑防用端子13cは前記電気回路部品保持部7f側に延びるとともに、その先端部がコネクタ部7eから外部に突出(露出)して配置されている。
そして、雑防用端子13cには、ノイズを除去するための電気回路部品及び雑防用電気回路部品としてのチョークコイルCが電気的に接続されている。このチョークコイルCは、電気回路部品保持部7f(図4参照)に保持されている。詳しくは、本実施の形態のチョークコイルCは、トロイダル方式のものであって、その中央孔に一対の電気回路部品保持部7fが(径方向内側に撓められるように)嵌入され、中央孔の内周面が一対の電気回路部品保持部7fにてそれぞれ径方向外側に付勢されることで保持されている。尚、チョークコイルCは、前記外部コネクタ101がコネクタ部7eに嵌着される方向と異なる方向(本実施の形態では直交方向)であって、ヨーク4の扁平面4a(図1参照、図1及び図3中、紙面と平行な面)に沿った一方(図1及び図3中、右方)から組み付けられる。又、電気回路部品保持部7fの湾曲部7gがチョークコイルCの内周における曲面と密着することで電気回路部品保持部7fとチョークコイルCとの抜けが抑制されている。
又、ブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)には、シール材14が設けられている。詳しくは、シール材14は、エラストマよりなる。シール材14は、図3及び図4に示すように、フランジ部7c、延出部7d、及びコネクタ部7e(開口部を除く)等を略覆うように設けられる。又、シール材14は、前記チョークコイルCを含めて(その近傍の電気回路部品保持部7fやコネクタ部7eを)被覆する被覆部14a(図3〜図5参照)を有する。又、シール材14は、図4及び図5に示すように、コネクタ部7eの開口部外縁から開口方向に略筒状(蛇腹状)に延びる連結シール部14bを有する。
減速部3は、図1及び図3に示すように、サブハウジングとしてのギヤハウジング21と、ウォーム軸22と、ウォームホイール23と、クラッチ24と、制御回路部材25と、カバー26とを備える。尚、本実施の形態では、ヨーク4及びギヤハウジング21がモータケースを構成している。
ギヤハウジング21は、樹脂材料よりなる。ギヤハウジング21は、固定部21aと、ウォーム収容部21bと、ホイール収容部21cと、回路収容部21dとを備える。
固定部21aは、ヨーク4の開口部に形成されたフランジ部4bと対応した形状に形成されて該フランジ部4bにネジ27にて固定され、該フランジ部4bとともに前記ブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)のフランジ部7c及び延出部7dを(シール材14を介して)挟持する。尚、このようにヨーク4に対してブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7)のフランジ部7c、延出部7d及びそれらを被覆するシール材14を間に介してギヤハウジング21(固定部21a)が組み付けられるため、該部分でのモータ1(モータケース)内への液体の浸入が防止される。
ウォーム収容部21bは、前記回転軸10の延長線上で筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸22を回転可能に支持する。又、ウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側には、ウォーム軸22と回転軸10とを駆動連結するクラッチ24(図3参照)が設けられている。クラッチ24は、回転軸10からの駆動力をウォーム軸22に伝達し、逆にウォーム軸22からの駆動力が回転軸10に伝達されないようウォーム軸22の回転をロックするように作動する。つまり、このクラッチ24は、負荷側から加わる力によるモータ1の回転を防止するために設けられている。
ホイール収容部21cは、ウォーム収容部21bと直交する方向で扁平の円盤形状に形成され、その内部にウォームホイール23を回転可能に支持する。尚、ウォーム収容部21bとホイール収容部21cとはその内部が一部で連通し、該連通部分でウォーム軸22とウォームホイール23とが歯合される。又、ホイール収容部21cは、前記ウォーム収容部21bに対して前記コネクタ部7eの反対側(図1中、左側)に形成されている。又、ホイール収容部21cの扁平面21eは前記ヨーク4の扁平面4a(図1参照)に沿って形成され、ギヤハウジング21全体としては、その扁平面21eの直交方向から見た面がギヤハウジング21の扁平面ということになる。
回路収容部21dは、前記内部接続端子12a,13aと対応した位置であって、その内部に内部接続端子12a,13aが配置されるように形成されている。詳しくは、回路収容部21dは、ウォーム収容部21bに対してホイール収容部21cの反対側であって、ウォーム収容部21bとコネクタ部7eとの間に形成されている。回路収容部21dは、その内部がウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側(前記センサ用マグネット10aと対応した部分)と連通している。又、回路収容部21dには、制御回路部材25を回転軸10の軸方向に沿った方向から挿入可能とする開口部21fが形成されている。この開口部21fは、その開口方向(開口部21fと直交する方向)が回転軸10の軸方向及びその直交方向に対して傾斜するように設定されている。本実施の形態の開口部21fは、ギヤハウジング21の扁平面の直交方向から見てコネクタ部7eとウォーム収容部21bの先端側(モータ本体2の反対側)とを結ぶ傾斜した直線状に(段差の無いように)形成されている。尚、前記ブラシ側ターミナル12とコネクタ側ターミナル13の各内部接続端子12a,13aは、開口部21fの開口方向外側から見て露出する(見える)位置に配置されている。そして、回路収容部21dには、制御回路部材25が略収容される。
制御回路部材25は、図3に示すように、ベース部材31、ヒートシンク32、モールドIC33、コンデンサ34、ホール素子35及び複数の接続端子36等を備える。ベース部材31は、樹脂材よりなり、略板状に形成されている。ベース部材31において、一方の面(図3中、左側の面)には、板状のヒートシンク32を介して略板状のモールドIC33が固定され、他方の面(図3中、右側の面)には、略円柱形状のコンデンサ34が固定されている。又、ベース部材31において、一方の面(図3中、左側の面)の前記センサ用マグネット10aと対応する位置には、ホール素子35が固定されている。又、ベース部材31において、他方の面(図3中、右側の面)の前記ブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の内部接続端子12a,13aと対応する位置には、モールドIC33等に電気的に接続された複数の接続端子36が配設されている。尚、本実施の形態では、制御回路部材25が駆動回路部としてのリレーを備えず、モールドIC33がその内部に駆動回路部としてのパワーMOSFETを含んでいる。又、モールドIC33は、ホール素子35にて検出されるセンサ用マグネット10a(回転軸10)の回転速度等に応じて車両ウインドウガラスに挟み込みが発生したと判断すると、ブラシ8(モータ本体2)に逆回転電流を供給するといった、挟み込み防止制御を行う回路である。
このように形成される制御回路部材25は、モータ本体2と減速部3とが組み付けられた状態で前記開口部21fからギヤハウジング21(回路収容部21d)内に、その一部が外部に突出するように組み付けられる。そして、このように組み付けられることで、複数の接続端子36がブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の内部接続端子12a,13a(ブラシ8及びコネクタ部7e)に対してそれぞれ電気的に接続可能に(当接するように)配置される。尚、勿論、この状態で複数の接続端子36は、内部接続端子12a,13aと同様に、開口部21fの開口方向外側から見て露出する(見える)位置に配置される。又、勿論、この状態で複数の接続端子36は、内部接続端子12a,13aと同様に、ギヤハウジング21の扁平面(扁平面4a,21e)の直交方向(図3中、紙面直交方向)に沿って並設される。そして、開口部21fの開口方向外側から見て露出した複数の接続端子36は、内部接続端子12a,13aにそれぞれレーザ溶接されて電気的に接続される。
そして、ギヤハウジング21の前記開口部21fには、制御回路部材25を組み付けた状態で、開口部21fを閉塞すべく金属製のカバー26が点かしめにて固定される。
上記のように構成されたパワーウインドウ装置のモータ1は、車両ドアのインナパネル51(図4参照)と図示しないアウタパネルの間で、インナパネル51(図4参照)に対して固定される。詳しくは、インナパネル51には、インナパネル側挿入孔51aが形成され、そのインナパネル側挿入孔51a(の周囲)に連結シール部14bの先端が密着するように、モータ1が図示しないボルト等により固定される。これにより、例えば、インナパネル51とアウタパネルとの間に液体が浸入しても、モータ1(モータケース)内への液体の浸入、及びドアトリム側への液体の浸入が防止される。
そして、インナパネル51の裏側(即ち、反アウタパネル側であってドアトリム側)から外部コネクタ101(図4参照)が、コネクタ部7eに嵌着されることで、外部コネクタ101に設けられた外部端子101aが前記外部接続端子13bに電気的に接続される。尚、外部端子101aは、図示しない制御装置(電源装置)に接続されている。又、ウォームホイール23に連結された出力軸23a(図1参照)は、図示しないレギュレータ(セクタギヤ)に駆動連結され、該レギュレータ等を介して車両ウインドウガラスに駆動連結される。
ここで、上記ブラシホルダ7の製造方法について説明する。
まず、回路配設工程では、ブラシホルダ樹脂体7aの外部に露出するようにチョークコイルCを保持させる。詳しくは、前記回路配設工程は、樹脂体成形工程と、保持工程と、接続工程とを備える。
前記樹脂体成形工程では、一部(内部接続端子12a,13a、外部接続端子13b、及び雑防用端子13c等)が外部に露出した状態でブラシ側及びコネクタ側ターミナル12,13が埋設されるようにブラシホルダ樹脂体7a(詳しくはホルダ本体7b、フランジ部7c、延出部7d、コネクタ部7e及び電気回路部品保持部7f)を一体成形する。尚、このとき、電気回路部品保持部7fは、弾性を有するように設定される。
次に、前記保持工程では、チョークコイルCをブラシホルダ樹脂体7aに対して保持させる。本実施の形態では、チョークコイルCを電気回路部品保持部7fに対して、外部コネクタ101がコネクタ部7eに嵌着される方向と異なる方向(本実施の形態では直交方向)から組み付けて保持させる。
次に、前記接続工程では、露出したコネクタ側ターミナル13の一部である雑防用端子13cとチョークコイルCとを電気的に接続させる。
次に、被覆工程では、チョークコイルCを含めてブラシホルダ樹脂体7aの少なくとも一部を被覆する被覆部14aをブラシホルダ樹脂体7aに一体成形する。本実施の形態では、被覆部14aを、モータ1(モータケース)内への液体の浸入を防止するためのシール材14と同部材で(同時に)一体成形する。
このようにして、ブラシホルダ7が製造される。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)回路配設工程にて、ブラシホルダ樹脂体7aの外部に露出するようにチョークコイルCが保持され、その後の被覆工程にて、チョークコイルCを含めてブラシホルダ樹脂体7aの少なくとも一部を被覆する被覆部14aがブラシホルダ樹脂体7aに一体成形される。よって、チョークコイルCを容易に強固に保持(固定)することができ、振動等に基づくチョークコイルCの脱落などを防止することができる。又、本実施の形態のようにチョークコイルCがモータケース(ヨーク4及びギヤハウジング21)の外部に配置されても、被覆部14aにてチョークコイルCの防水性や絶縁性を確保することができる。
(2)ブラシホルダ樹脂体7aの成形(樹脂体成形工程)後に、接続工程にてチョークコイルCを雑防用端子13cに接続するため、ブラシホルダ樹脂体の成形前に予めターミナルとチョークコイルとを接続しておく方法に比べて、成形作業及び接続作業が容易となる。例えば、ブラシホルダ樹脂体の成形前に予めターミナルとチョークコイル(電気回路部品)とを接続する方法では、ターミナルの単体での剛性が弱く保持が困難であることなどからチョークコイル(電気回路部品)との接続時のターミナルの取り扱いが困難になるといったことが懸念されるが、このようなことがない。又、例えば、予めターミナルとチョークコイル(電気回路部品)とを接続した状態でターミナルが埋設されるようにブラシホルダ樹脂体を成形する方法では、その成形時の圧力に基づく接続部の不良等が懸念されるが、このようなことがない。
(3)接続工程の前に、保持工程にてブラシホルダ樹脂体7aに対してチョークコイルCが保持されるため、接続工程での接続作業をチョークコイルCが安定した状態で容易に行うことができる。
(4)樹脂体成形工程にて、チョークコイルCを保持するための電気回路部品保持部7fをも一体成形するため、製造工程及び部品点数の増加を抑制しながら、上記(3)の効果を得ることができる。
(5)電気回路部品保持部7fは弾性を有するように設定されるため、チョークコイルCの寸法ばらつきや組み付け時の(位置の)ばらつきを弾性にて吸収することができ、ひいては設計や組み付け管理を容易とすることができる。特に、本実施の形態のように、トロイダル方式のチョークコイルCは、コイルの巻き付け具合によって内径及び外径のばらつきが大きくなりやすいが、電気回路部品保持部7fが弾性を有するため、ばらつきを許容して容易に保持させることができる。
(6)樹脂体成形工程にて、外部コネクタ101が嵌着されるコネクタ部7eをも一体成形するため、製造工程及び部品点数の増加を抑制しながら、コネクタ部7eを設けることができる。しかも、コネクタ部7eの配線(コネクタ側ターミナル13(外部接続端子13b))を、ブラシ8の配線(ブラシ側ターミナル12)及びチョークコイルCの配線(コネクタ側ターミナル13(雑防用端子13c))と共に(同じ工程で)容易に配設することができる。又、コネクタ部7eの配線の長い取り廻しを回避することができる。
(7)コネクタ部7eは電気回路部品保持部7fに隣接して設けられるため、チョークコイルCの配線(雑防用端子13c)をコネクタ部7eの配線(外部接続端子13b)に容易に(短距離で)接続状態とすることができる。
(8)保持工程にて、チョークコイルCは電気回路部品保持部7fに対して、外部コネクタ101がコネクタ部7eに嵌着される方向と異なる方向(本実施の形態では直交方向)から組み付けられるため、チョークコイルC及び外部コネクタ101の配置スペースを容易に確保することができる。又、チョークコイルC及び外部コネクタ101を容易に組み付けることができる。
(9)被覆工程にて、被覆部14aは、モータ1(モータケース)内への液体の浸入を防止するためのシール材14と同部材で(同時に)一体成形されるため、製造工程や部品点数の増加を抑制しながら、モータ1(モータケース)内への液体の浸入を防止することができる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、電気回路部品保持部7fを、チョークコイルCの中央孔に(径方向内側に撓められるように)嵌入されるものとしたが、これに限定されず、電気回路部品(チョークコイルC)を保持することができれば、他の形状のものに変更してもよい。
例えば、図6に示すように、変更してもよい。図6に示す電気回路部品保持部7hは、チョークコイルCの外周を挟むように保持すべく、一対設けられ、それぞれ弾性を有するように設定されている。又、電気回路部品保持部7hは、チョークコイルCの外周における曲面と密着すべく、それぞれ先端部に互いに近接する方向に湾曲した湾曲部7iを有する。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施の形態では、被覆工程にて、被覆部14aをブラシホルダ樹脂体7aに一体成形するとしたが、同様の機能(形状)を有する被覆部を装着して設けるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、ブラシホルダ樹脂体7aの成形(樹脂体成形工程)後に、接続工程にてチョークコイルCを雑防用端子13cに接続するとしたが、ブラシホルダ樹脂体の成形前に予めターミナルとチョークコイルとを接続しておく方法に変更してもよい。
・上記実施の形態では、電気回路部品保持部7f(7h)は、チョークコイルCを保持するものとしたが、制御回路部材(モールドIC33)が発生するノイズを除去するための他の雑防用電気回路部品等の他の電気回路部品を保持するものとしてもよい。例えば、上記実施の形態では、コンデンサ34を制御回路部材25に設けてギヤハウジング21内に配設したが、このコンデンサ34(雑防用電気回路部品)をブラシホルダ(ブラシホルダ樹脂体)に設けた電気回路部品保持部に(モータ本体2の外部で)保持させる構成としてもよい。尚、この場合、電気回路部品保持部(保持部)の形状をコンデンサに応じて変更する必要がある。又、勿論、チョークコイル及びコンデンサを共にブラシホルダ(ブラシホルダ樹脂体)に設けた電気回路部品保持部に(モータ本体2の外部で)保持させる構成としてもよい。
・上記実施の形態では、接続工程の前に、保持工程にてブラシホルダ樹脂体7aに対してチョークコイルCを保持させるとしたが、これに限定されず、例えば、雑防用端子13cにチョークコイルCを電気的に接続することで該チョークコイルCを保持させてもよい。
即ち、上記実施の形態では、ブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)は、チョークコイルCを保持するための電気回路部品保持部7fを備えるとしたが、電気回路部品保持部7fを備えていないブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)に変更してもよい。又、言い換えると、樹脂体成形工程にて、電気回路部品保持部7fを一体成形しなくてもよい。
・上記実施の形態では、ブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)は、外部コネクタ101が嵌着されるコネクタ部7eを備えるとしたが、例えば、コネクタ部が別体でギヤハウジングに固定されるものとして、コネクタ部7eを備えていないブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)に変更してもよい。言い換えると、樹脂体成形工程にて、コネクタ部7eを一体成形しなくてもよい。
・上記実施の形態では、電気回路部品保持部7f(7h)はコネクタ部7eに隣接して設けられるとしたが、これに限定されず、例えば、電気回路部品保持部をコネクタ部の反対側(回転軸及びウォーム軸を挟んで反対側)に設けてもよい。
・上記実施の形態では、保持工程にて、チョークコイルCは電気回路部品保持部7fに対して、外部コネクタ101がコネクタ部7eに嵌着される方向と直交する方向から組み付けられるとしたが、これに限定されず、他の方向から組み付け可能な構造に変更し、他の方向から組み付けてもよい。
・上記実施の形態では、被覆工程にて、被覆部14aをモータ1(モータケース)内への液体の浸入を防止するためのシール材14と同部材で(同時に)一体成形したが、被覆部を別工程で別体で設けてもよく、この場合、被覆部を別の材料で形成してもよい。
・上記実施の形態では、回転軸10とウォーム軸22とがクラッチ24を介して駆動連結されるとしたが、クラッチ24を省略して回転軸10とウォーム軸22とを駆動連結(一体形成)してもよい。
・上記実施の形態では、パワーウインドウ装置に用いられるモータに具体化したが、例えば、サンルーフモータやドアクローザモータ等、他の装置用のモータに具体化してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1乃至9のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記電気回路部品は、雑防用電気回路部品であることを特徴とするブラシホルダの製造方法。このようにすると、雑防用電気回路部品を容易に強固に保持することができる。又、被覆部にて雑防用電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができる。
本実施の形態におけるモータの平面図。 本実施の形態におけるモータの底面図。 本実施の形態におけるモータの平面要部断面図。 図1のA−A断面図。 本実施の形態におけるモータの側面要部断面図。 別例を説明するための断面図。
符号の説明
4…モータケースの一部を構成するヨークハウジング、7…ブラシホルダ、7a…ブラシホルダ樹脂体、7e…コネクタ部、7f,7h…電気回路部品保持部(保持部)、8…ブラシ(給電用ブラシ)、12…ブラシ側ターミナル(ターミナル)、12a,13a…ターミナルの一部を構成する内部接続端子、13…コネクタ側ターミナル(ターミナル)、13b…ターミナルの一部を構成する外部接続端子、13c…ターミナルの一部を構成する雑防用端子、14…シール材、14a…被覆部、21…モータケースの一部を構成するギヤハウジング、101…外部コネクタ、C…チョークコイル(電気回路部品)。

Claims (10)

  1. モータケース内で給電用ブラシを保持するブラシホルダの製造方法であって、
    ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように電気回路部品を保持させる回路配設工程と、
    前記回路配設工程の後、前記電気回路部品を含めて前記ブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部を前記ブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着する被覆工程と
    を備えたことを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  2. 請求項1に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記回路配設工程は、
    一部が外部に露出した状態でターミナルが埋設されるように前記ブラシホルダ樹脂体を成形する樹脂体成形工程と、
    前記樹脂体成形工程の後、露出した前記ターミナルの一部と前記電気回路部品とを電気的に接続させる接続工程と
    を備えたことを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  3. 請求項2に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記回路配設工程は、
    前記樹脂体成形工程の後であって、前記接続工程の前に、前記ブラシホルダ樹脂体に対して前記電気回路部品を保持させる保持工程を備えたことを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  4. 請求項3に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記樹脂体成形工程で、前記電気回路部品を保持するための保持部をも一体成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  5. 請求項4に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記樹脂体成形工程で、前記保持部を、弾性を有するように設定することを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記樹脂体成形工程で、外部コネクタが嵌着されるコネクタ部をも一体成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  7. 請求項6に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記樹脂体成形工程で、前記コネクタ部を前記保持部に隣接して設けることを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  8. 請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記保持工程で、前記電気回路部品を前記保持部に対して、前記外部コネクタが前記コネクタ部に嵌着される方向と異なる方向から組み付けることを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、
    前記被覆工程で、前記被覆部を前記モータケース内への液体の浸入を防止するためのシール材と同部材で一体成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。
  10. モータケース内で給電用ブラシを保持するブラシホルダであって、
    ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように保持された電気回路部品と、
    前記ブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着され、前記電気回路部品を含めて前記ブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部と
    を備えたことを特徴とするブラシホルダ。
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