JP2006050726A - ブラシホルダの製造方法及びブラシホルダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回路配設工程(樹脂体成形工程及び接続工程)では、ブラシホルダ樹脂体7aの外部に露出するようにチョークコイルCを保持させる。樹脂体成形工程では、一部が外部に露出した状態でブラシ側及びコネクタ側ターミナル12,13が埋設されるようにブラシホルダ樹脂体7aを一体成形する。樹脂体成形工程の後の接続工程では、露出したコネクタ側ターミナル13の一部である雑防用端子13cとチョークコイルCとを電気的に接続させる。次に、被覆工程では、チョークコイルCを含めてブラシホルダ樹脂体7aの少なくとも一部を被覆する被覆部14aを、モータケース内への液体の浸入を防止するためのシール材14と同部材で(同時に)ブラシホルダ樹脂体7aに一体成形する。
【選択図】 図3
Description
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載のブラシホルダの製造方法において、前記樹脂体成形工程で、前記保持部を、弾性を有するように設定する。
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、前記保持工程で、前記電気回路部品を前記保持部に対して、前記外部コネクタが前記コネクタ部に嵌着される方向と異なる方向から組み付ける。
請求項1に記載の発明によれば、回路配設工程にて、ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように電気回路部品が保持され、その後の被覆工程にて、電気回路部品を含めてブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部がブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着されるため、電気回路部品を容易に強固に保持(固定)することができる。又、被覆部にて電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができる。
請求項8に記載の発明によれば、保持工程にて電気回路部品は保持部に対して、外部コネクタがコネクタ部に嵌着される方向と異なる方向から組み付けられるため、電気回路部品及び外部コネクタの配置スペースを容易に確保することができるとともに、電気回路部品及び外部コネクタを容易に組み付けることができる。
固定部21aは、ヨーク4の開口部に形成されたフランジ部4bと対応した形状に形成されて該フランジ部4bにネジ27にて固定され、該フランジ部4bとともに前記ブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7a)のフランジ部7c及び延出部7dを(シール材14を介して)挟持する。尚、このようにヨーク4に対してブラシホルダ7(ブラシホルダ樹脂体7)のフランジ部7c、延出部7d及びそれらを被覆するシール材14を間に介してギヤハウジング21(固定部21a)が組み付けられるため、該部分でのモータ1(モータケース)内への液体の浸入が防止される。
上記のように構成されたパワーウインドウ装置のモータ1は、車両ドアのインナパネル51(図4参照)と図示しないアウタパネルの間で、インナパネル51(図4参照)に対して固定される。詳しくは、インナパネル51には、インナパネル側挿入孔51aが形成され、そのインナパネル側挿入孔51a(の周囲)に連結シール部14bの先端が密着するように、モータ1が図示しないボルト等により固定される。これにより、例えば、インナパネル51とアウタパネルとの間に液体が浸入しても、モータ1(モータケース)内への液体の浸入、及びドアトリム側への液体の浸入が防止される。
まず、回路配設工程では、ブラシホルダ樹脂体7aの外部に露出するようにチョークコイルCを保持させる。詳しくは、前記回路配設工程は、樹脂体成形工程と、保持工程と、接続工程とを備える。
次に、被覆工程では、チョークコイルCを含めてブラシホルダ樹脂体7aの少なくとも一部を被覆する被覆部14aをブラシホルダ樹脂体7aに一体成形する。本実施の形態では、被覆部14aを、モータ1(モータケース)内への液体の浸入を防止するためのシール材14と同部材で(同時に)一体成形する。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)回路配設工程にて、ブラシホルダ樹脂体7aの外部に露出するようにチョークコイルCが保持され、その後の被覆工程にて、チョークコイルCを含めてブラシホルダ樹脂体7aの少なくとも一部を被覆する被覆部14aがブラシホルダ樹脂体7aに一体成形される。よって、チョークコイルCを容易に強固に保持(固定)することができ、振動等に基づくチョークコイルCの脱落などを防止することができる。又、本実施の形態のようにチョークコイルCがモータケース(ヨーク4及びギヤハウジング21)の外部に配置されても、被覆部14aにてチョークコイルCの防水性や絶縁性を確保することができる。
・上記実施の形態では、電気回路部品保持部7fを、チョークコイルCの中央孔に(径方向内側に撓められるように)嵌入されるものとしたが、これに限定されず、電気回路部品(チョークコイルC)を保持することができれば、他の形状のものに変更してもよい。
(イ)請求項1乃至9のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記電気回路部品は、雑防用電気回路部品であることを特徴とするブラシホルダの製造方法。このようにすると、雑防用電気回路部品を容易に強固に保持することができる。又、被覆部にて雑防用電気回路部品の防水性や絶縁性を確保することができる。
Claims (10)
- モータケース内で給電用ブラシを保持するブラシホルダの製造方法であって、
ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように電気回路部品を保持させる回路配設工程と、
前記回路配設工程の後、前記電気回路部品を含めて前記ブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部を前記ブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着する被覆工程と
を備えたことを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項1に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記回路配設工程は、
一部が外部に露出した状態でターミナルが埋設されるように前記ブラシホルダ樹脂体を成形する樹脂体成形工程と、
前記樹脂体成形工程の後、露出した前記ターミナルの一部と前記電気回路部品とを電気的に接続させる接続工程と
を備えたことを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項2に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記回路配設工程は、
前記樹脂体成形工程の後であって、前記接続工程の前に、前記ブラシホルダ樹脂体に対して前記電気回路部品を保持させる保持工程を備えたことを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項3に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記樹脂体成形工程で、前記電気回路部品を保持するための保持部をも一体成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項4に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記樹脂体成形工程で、前記保持部を、弾性を有するように設定することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項2乃至5のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記樹脂体成形工程で、外部コネクタが嵌着されるコネクタ部をも一体成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項6に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記樹脂体成形工程で、前記コネクタ部を前記保持部に隣接して設けることを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記保持工程で、前記電気回路部品を前記保持部に対して、前記外部コネクタが前記コネクタ部に嵌着される方向と異なる方向から組み付けることを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記被覆工程で、前記被覆部を前記モータケース内への液体の浸入を防止するためのシール材と同部材で一体成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - モータケース内で給電用ブラシを保持するブラシホルダであって、
ブラシホルダ樹脂体の外部に露出するように保持された電気回路部品と、
前記ブラシホルダ樹脂体に一体成形又は装着され、前記電気回路部品を含めて前記ブラシホルダ樹脂体の少なくとも一部を被覆する被覆部と
を備えたことを特徴とするブラシホルダ。
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