JP2006050473A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誰でも、容易に自動原稿送り装置を開閉できて、使い易い自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 原稿読取手段と画像形成手段とを備えた画像形成装置の本体装置と、前記原稿読取手段の原稿載置面に対して開閉可能な自動原稿送り装置を備えた画像形成装置において、前記自動原稿送り装置の外装部材に、前記自動原稿送り装置を開閉するための把手を、異なる高さで、複数箇所に設けたこと。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動原稿送り装置を備えた画像形成装置に関し、特に、自動原稿送り装置を画像形成装置の本体装置に対して開閉作動できる画像形成装置に関する。
最近の画像形成装置は、一般に、自動原稿送り装置を備え、事務所等の設置面積を少なくするために、原稿読取手段や画像形成手段を備えた画像形成装置の本体装置の上に自動原稿送り装置を重ねて配置した縦長のものが多い。
このような画像形成装置で原稿を複写する場合、一般には、原稿の枚数が多いときには、自動原稿送り装置を利用して、自動原稿送り装置の原稿載置台に原稿を載置し、その後、コピーボタンを押して、原稿を自動的に読み取らせて複写を行わせるが、原稿の枚数が少ない場合や厚手の原稿等の場合は、画像形成装置の原稿読取手段に設けられたプラテンガラス上に原稿を1枚づつ載置して、コピーボタンを押す操作を繰り返して複写を行うようになっている。
従って、プラテンガラスに原稿を載置して複写を行う場合は、プラテンガラスを覆うように設けられた自動原稿送り装置を本体装置に対して開閉する必要があるので、自動原稿送り装置の正面部には、自動原稿送り装置を開閉するための把手が設けられている。
しかしながら、自動原稿送り装置に設けられている把手は、通常は、使用者が健常者であることを想定しており、健常者が立った状態で使い易い位置に設けられているが、例えば、使用者が車椅子を使用している人の場合には、把手の設けられている位置が高すぎて使いづらいという問題があった。
つまり、従来の自動原稿送り装置を備えた画像形成装置等においては、健常者を対象として、各種操作部材の操作がし易いように設計され改善されてきたので、健常者にとっては使い易いものになっているが、車椅子を使用している人に対しては配慮が欠けており、とても使いづらいものであったといえる。
例えば、車椅子を使用している人は、後述する図5に示すように、動作範囲が限られているので、画像形成装置に正対して操作することができず、横向きで操作することが多くなる。そのために、腕の上下方向の操作より、肘を中心とする円運動の方が一般には操作しやすい。
従って、自動原稿送り装置の高い位置に設けられた把手に手を掛けることも容易ではなく、手が掛かったとしても、その位置から自動原稿送り装置を上方に持ち上げようとすると、自動原稿送り装置は重量があるため、自動原稿送り装置が自重で閉じなくなる十分な高さまで開くことができず、結局、自重で閉じてしまい、原稿をプラテンガラス上の所定の位置に載置できないことがあった。
また、勢いよく自動原稿送り装置を上方に持ち上げることができた場合には、画像形成装置によっては、大きく開くものがあり、今度は、閉じることができなくなるということもあった。
本発明は、上記問題に鑑み、使用者が健常者か否かにかかわらず、誰でも、容易に自動原稿送り装置を開閉できて、使い易い自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで、従来の把手(健常者用の把手)の位置を下げて、例えば、車椅子を使用している人にも使用できる中間的な位置や、車椅子を使用している人が使い易い位置に把手を設けることを試みたが、そうすると、今度は、健常者にとって使いづらいものになってしまった。
つまり、両者の使い易い位置の中間的な位置に、安易に妥協して把手を設けると、結局、両者が使いづらくなるので、それぞれの立場の人が使いやすい位置で、使い易い形態の把手を設けることが必要なことが解った。
従って、特に、健常者でない人のために、その人の使い勝手を考慮して把手の位置や形状を変更したり、操作を支援する手段を設けることにした。
すなわち、本発明は、下記構成を採ることで上記目的を達成できる。
(請求項1) 原稿読取手段と画像形成手段とを備えた画像形成装置の本体装置と、前記原稿読取手段の原稿載置面に対して開閉可能な自動原稿送り装置を備えた画像形成装置において、前記自動原稿送り装置の外装部材に、前記自動原稿送り装置を開閉するための把手を、異なる高さで、複数箇所に設けたことを特徴とする画像形成装置。
(請求項2) 前記把手は、設置位置に応じて異なる形状としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3) 高さの低い位置に設けられた前記把手には、開閉のための操作を支援する開閉補助手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
本発明は、健常者が開閉し易い位置と、車椅子を使用している人が開閉しやすい位置に、それぞれ高さを変えて把手を設けるようにしたので、両者共に使い勝手の良い把手で容易に自動原稿送り装置を開閉できて、使いやすい自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
また、把手の高さに応じて形状を変えることにより、それぞれの把手を使用する人の操作状況に合わせて使い勝手を良くすることができ、誰でも、容易に自動原稿送り装置を開閉できて、使いやすい自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
また、低い位置に設けられた把手には、開閉のための操作を支援する開閉補助手段を設けたことにより、開き方向の操作も閉じ方向の操作も、同じ姿勢で操作できるので、身体に負担の少ない開閉操作を実現でき、使いやすい自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、各図面において、同一符号のものは同一の物を示すものとし、適宜、関連する他の図面を参照して、詳細に説明するものとする。
図1は本発明に係る画像形成装置の概要側面図、図2は本発明に係る第1の実施の形態を示す自動原稿送り装置、図3は本発明に係る第2の実施の形態を示す自動原稿送り装置、図4は本発明に係る第3の実施の形態を示す自動原稿送り装置である。また、図5は車椅子の寸法と車椅子を使用した場合の動作範囲を示す模式図である。
図1により本発明に係る自動原稿送り装置を備えた画像形成装置について説明する。
なお、本発明の実施の形態における画像形成装置は、説明を簡単にするために電子写真方式の複写機とする。電子写真方式の複写機はよく知られているので、本発明と直接関わりのない部分に関しては簡単に説明する。
100はキャスターにより移動可能に構成された画像形成装置全体を示し、10は画像形成装置100の原稿読取手段と画像形成手段を備えた画像形成部、20は画像形成装置100の各種転写紙をカセット等に収納し、適宜のタイミングで後述する感光体ドラムに向けて搬送する給紙搬送手段を備えた給紙搬送部であり、画像形成部10と給紙搬送部20により画像形成装置100の本体装置が形成されている。30は画像形成装置100の本体装置に装着され、本体装置の後述するプラテンガラス11に対して開閉可能に取付けられた自動原稿送り装置(ADF)である。
ここで、画像形成装置100の複写動作について、簡単に説明する。
電子写真方式の複写機の構成に関して、特に、図示はしないが、画像形成部10に設けられた原稿読取手段は、原稿載置面としてプラテンガラス11が設けられており、プラテンガラス11に原稿を載置した場合は、載置された原稿に対して光源手段から光が照射され、原稿面で反射した光をCCD(電荷結合素子)等からなるラインセンサで走査して読み取り、光電変換して、画像情報として、メモリ等の記憶手段に記憶するようになっている。
また、自動原稿送り装置30の原稿載置台に載置された原稿は、1枚ごとに原稿読取手段に向けて搬送され、原稿読取手段は、光源手段から照射され原稿面で反射した光を、固定されたラインセンサ上を通過する際に、ラインセンサで読み取り、光電変換して、画像情報として、メモリ等の記憶手段に記憶するようになっている。
画像形成手段は、例えば、感光体ドラムを回転させ、帯電手段で一様に感光体ドラムの表面を帯電させる。そして、記憶手段に記憶されている原稿の画像情報を読み出し、露光手段のレーザ光等で画像情報に基づき露光して、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。静電潜像は現像手段により現像されトナー像として顕像化される。顕像化されたトナー像は、給紙搬送部20に設けられた給紙搬送手段により、適宜のタイミングで感光体ドラムに向けて搬送されてきた転写紙に、転写分離手段により転写され、定着手段により転写紙上のトナーを溶融固着して機外に排出する。更に、転写紙にトナーが転写された後の感光体ドラムの表面をクリーニング手段により清掃し、残留トナーや紙粉等を除去して次の複写動作に備えることにより一連の複写動作を終了するようになっている。
次に、自動原稿送り装置30の開閉作動に関して説明する。
図1の(イ)図は、自動原稿送り装置30が本体装置に対してプラテンガラス11を覆うように閉じた状態を示し、(ロ)図は自動原稿送り装置30が本体装置に対して開いた状態を示しており、矢印Xで示すように、自動原稿送り装置30が所定の角度の範囲で開閉作動できることを示している。
例えば、プラテンガラス11上に原稿を載置する場合は、自動原稿送り装置30の把手31を上方に持ち上げ、原稿送り装置30を本体装置に対して開いた状態にして、プラテンガラス11上の所定の位置に原稿を載置する。その後、原稿送り装置30を閉じる場合は、特に、押し下げるために操作する位置(部分)が設定されていないので、通常は、把手31の上方を下方に押して、原稿送り装置30を閉じた状態にした後に、コピーボタンを押して複写動作を開始させるようになっている。
健常者は、自動原稿送り装置30を、例えば、従来のように把手31が1箇所に設けられたものであっても、自動原稿送り装置30を上方に持ち上げる場合に、把手31に手を掛け上方に持ち上げる操作は容易に行えるし、自動原稿送り装置30を閉じる場合に、把手31近傍の上方の部分を下方に押すことも容易に行え、不便は感じない。
しかしながら、車椅子を使用している人にとっては、後述する図5の車椅子を使用した場合の動作範囲に示すように、椅子に座った状態で動作するから高低の動作の自由度が比較的少ないため、従来の高い位置に設けられた把手31に手を掛けることも容易ではなく、手が掛かったとしても、自動原稿送り装置30は重量があるため、その位置から自動原稿送り装置30を上方に持ち上げる場合は、自動原稿送り装置30が自重で閉じなくなる十分な高さまで開くことができず、自重で閉じてしまうために、原稿をプラテンガラス11上の所定の位置に載置できないことがあったり、また、勢いよく自動原稿送り装置30を上方に持ち上げることができた場合には、画像形成装置によっては、大きく開くものがあり、今度は、閉じることができなくなるということもあった。
図2により、本発明の第1の実施の形態である把手を高さが異なる位置に複数箇所設けた自動原稿送り装置について説明する。図2の(ハ)図は自動原稿送り装置30の上面図、(ニ)図は正面図、(ホ)図は側面図で、正面図の断面A−A部を2点鎖線の円内に示す。
図2において、31は従来のように健常者用に設けられた高い位置にある第1の把手で、32は車椅子を使用している人が使用できるように低い位置に設けられた第2の把手である。第1の把手と第2の把手は自動原稿送り装置30の、例えば、外装カバー等の樹脂製の外装部材に設けられている。因に、35は原稿載置台である。
第1の把手は、(ホ)図に示すように、自動原稿送り装置30の正面方向の突出部を利用して把手としており、(ニ)図に示すように高い位置に設けられている。第2の把手は、(ホ)図に示すように、正面部の中央部を窪ませて把手を形成しており、(ニ)図に示すように低い位置に設けられている。
また、(ハ)図に示すように、第1の把手と第2の把手は、上面から見て、位置が重ならないようにしている。例えば、第1の把手と第2の把手を交互に操作させようとした場合に、操作し易いように、また、特に、車椅子を使用している人が画像形成装置に対して横向きになって腕を動かし、第1の把手と第2の把手を交互に操作させようとした場合に、操作し易いようにしている。
なお、第1の把手と第2の把手は、使用する人を想定して、高さを異ならせ、また、使い易いようにすれば良く、本実施の形態では、第2の把手の形状を正面部の中央部を窪ませた形状としたが、これに限定されるものではなく、突出させた形状にしても良いが、何れも、第1の把手より第2の把手の方をやや大きい形状にした方が、操作位置が限定されず使い易い。
また、本実施の形態では、第1の把手と第2の把手をそれぞれ1箇所づつ2箇所に設けたが、2箇所に限定することなく、どの位置からでも開閉できるように、2箇所以上の複数の箇所に把手を設けても良く、例えば、第1の把手を1箇所と、第2の把手のみを複数箇所に設けるようにしても良いし、更に、第2の把手は、正面部に限らず、左右の側面部に設けても良い。
図3により、本発明の第2の実施の形態である第2の把手にレバーからなる開閉補助手段を設けた自動原稿送り装置について説明する。図3の(ハ)図は自動原稿送り装置30の上面図、(ニ)図は正面図、(ホ)図は側面図である。図3において、31は第1の把手で、32は第2の把手である。33は第2の把手の部分に格納されたレバーからなる開閉補助手段である。
レバー33は、一端33aを回転軸として矢印Yのように上下方向に揺動できるレバーで、他端に、例えば、瓢箪型の取手33bが設けられている。
自動原稿送り装置30を上方に開く場合は、レバー33の取手33bを手で掴み、第2の把手の位置で上方に押す。押された自動原稿送り装置30は上方に開くが、取手33bは掴まれているので矢印Yで示されるように手元に残る。従って、開きが不十分な場合は取手33bを掴んだ状態で再度、上方に押せばよい。また、閉じるときは、取手を引っ張ればよい。
なお、レバー33の長さ等は、自動原稿送り装置30の開く角度等により、適宜の長さに設定すればよい。また、取手の形状も掴み易すく操作し易い形状にすればよく、本発明の実施の形態に限定する必要はない。更に、取手をレバーに対して折り畳み式にしても良い。
図4により、本発明の第3の実施の形態である第2の把手に紐部材からなる開閉補助手段を設けた自動原稿送り装置について説明する。
図4の(ハ)図は自動原稿送り装置30の上面図、(ニ)図は正面図、(ホ)図は側面図である。図4において、31は第1の把手で、32は第2の把手である。34は第2の把手の部分に格納された紐部材からなる開閉補助手段である。
紐部材34は、一端をリール34aに巻き付け、他端に結び目等が施されており、紐部材34を引っ張るとリール34aが回転して矢印Zで示されるように、紐の長さが所定の長さまで出てくる。もう一度引っ張るとリール34aが、例えば、ねじりコイルバネの力で紐を巻き込むようになっている。
自動原稿送り装置30を上方に開く場合は、紐部材34の結び目34bを掴んだ状態で第2の把手を上方に押す。押された自動原稿送り装置30は上方に開き、紐部材34は結び目34bが掴まれているので手元に残る。従って、開きが不十分な場合は、紐部材34を引っ張り自動原稿送り装置30を閉じた状態にすると共に、リール34aに紐部材を巻き込んで、再度、紐部材34の結び目34bを掴んだ状態で第2の把手を上方に押せばよい。また、閉じるときは、紐部材34を引っ張ればよい。
図5により、車椅子の寸法と車椅子を使用した場合の動作範囲について説明する。図5の(イ)図は車椅子を使用している状態での車椅子の寸法と使用している人の動作範囲を模式的に示した正面図、(ロ)は側面図である。
車椅子には、手動車椅子と電動車椅子があり、手動車椅子(JIS T9201−98)と電動車椅子(JIS T9203−87)の基準寸法が日本工業規格(JIS規格)に定められており、人間工学的寸法も車椅子使用者の基本動作寸法が、車椅子使用者にとって最小限必要な動作空間として定められている。
また、車椅子の形状・寸法はISO(国際標準化機構:International Organization for Standardizatio)においても基準が定められており、JIS規格とISO規格の相異は、JIS規格が国内の住宅事情を考慮して決められており、車椅子の幅寸法が、JIS規格の場合は図5に示すように、車輪を回す取手(ハンドリム)の間隔が63cm以下に規定されているのに対して、ISO規格の場合は70cm以下にやや大きめに定められていることであり、また、介護者が車椅子を押すための取手の位置(全高)が、JIS規格の場合は、図5に示すように92cm以下に規定されているのに対し、ISO規格の場合は109cm以下とやや高めに設定されていることである。
なお、JIS規格に定められている車椅子使用者にとって最小限必要な動作空間は、実際には、車椅子を使用する人の体格や使用する際の姿勢等により若干の相異が生じるが、標準として、図5に示すように、視線(目線)の高さが110cmに定められ、手を拡げた幅が片側75cmに、手を差し伸べた長さが60cmに、そして、高さ方向の動作範囲が20〜155cmの範囲に定められている。
従って、前述のように、車椅子を使用する人の動作空間や目線は、健常者と比較すると一般に低い位置にあり、車椅子使用者にとって最小限必要な動作空間を十分に把握していないと、健常者にとって使い勝手の良い操作部材等も車椅子を使用している人にとっては、極めて使いづらいものになることが解る。
以上のように、自動原稿送り装置を開閉するための本発明に係る把手について、それぞれの実施の形態に基づき説明したが、把手は、健常者だけでなく誰もが容易に、簡単に自動原稿送り装置を開閉できるように考慮すべきものであり、特に、本発明は、健常者が開閉し易い位置と、車椅子を使用している人が開閉しやすい位置に、それぞれ高さを変えて把手を設けるようにしたので、両者共に使い勝手の良い把手で容易に自動原稿送り装置を開閉できて、使いやすい自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
また、把手の高さに応じて形状を変えることにより、それぞれの把手を使用する人の操作状況に合わせて使い勝手を良くすることができ、誰でも、容易に自動原稿送り装置を開閉できて、使いやすい自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
また、低い位置に設けられた把手には、開閉のための操作を支援する開閉補助手段を設けたことにより、開き方向の操作も閉じ方向の操作も、同じ姿勢で操作できるので、身体に負担の少ない開閉操作を実現でき、使いやすい自動原稿送り装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
特に、開閉補助手段については、本実施の形態では、レバーと紐部材について説明したが、使用する人の使い勝手が向上するように、使用する人に適した部材や形状等を考慮して設けることが好ましく、場合によっては、幾つかの開閉補助手段を準備し、要望に応じて適宜に交換可能な構造にすることが望ましい。
本発明に係る画像形成装置の概要側面図。 本発明に係る第1の実施の形態を示す自動原稿送り装置。 本発明に係る第2の実施の形態を示す自動原稿送り装置。 本発明に係る第3の実施の形態を示す自動原稿送り装置。 車椅子の寸法と車椅子を使用した場合の動作範囲を示す模式図。
符号の説明
10 画像形成部
11 プラテンガラス
20 給紙搬送部
30 自動原稿送り装置
31 第1の把手
32 第2の把手
33 レバー
34 紐部材
35 原稿載置台
100 画像形成装置

Claims (3)

  1. 原稿読取手段と画像形成手段とを備えた画像形成装置の本体装置と、前記原稿読取手段の原稿載置面に対して開閉可能な自動原稿送り装置を備えた画像形成装置において、前記自動原稿送り装置の外装部材に、前記自動原稿送り装置を開閉するための把手を、異なる高さで、複数箇所に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記把手は、設置位置に応じて異なる形状としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 高さの低い位置に設けられた前記把手には、開閉のための操作を支援する開閉補助手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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