JP2005099567A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置を搭載する複写機やファクシミリ等の画像形成装置に関するものであって、特に、ユーザーの身長に対応させて画像読取装置の高さを調整するための昇降装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
画像形成装置1は、画像形成装置1の下部に配設され複写原稿の画像を読み取る画像読取装置2と、複写原稿の画像データを出力する画像出力装置3とを備えており、画像読取装置2は、ユーザーの身長情報を入力するための操作パネル6と、個人情報カードに書き込まれているるユーザーの身長情報等を読み取るためのカードリーダ7とを備えている。又、画像形成装置1は、画像読取装置2を上昇または下降させるための昇降装置8を備えており、当該昇降装置8には、画像読取装置2の高さLを検知するためのセンサ13が設けられている。昇降装置8を昇降させさせることにより、画像読取装置2の高さLを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置を搭載する複写機やファクシミリ等の画像形成装置に関するものであって、特に、画像読取装置の高さを調整するための昇降装置を備える画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタなどの画像形成装置においては、操作性の観点から、画像読取装置に設けられた操作スイッチ等を有した操作パネルや、原稿載置面の高さは、一般ユーザー(身長150cm以上)の立位における操作性を考慮して、地上面から約1000mm程度とされている。
一方、例えば、車椅子を使用して日常生活を営んでいる人々など特別な制約を持った操作者を考慮して、操作パネルや原稿載置面の高さを、例えば、地上面から850mm程度に昇降できる昇降装置を具備することにより、操作性を改善した画像形成装置が実現されている。
又、紙づまり時における上記障害者の操作の困難性、利便性を考慮して、画像形成装置本体(又は、画像出力装置)を自動で昇降させるための昇降手段を設けるとともに、紙づまりを検知するための紙づまり検知手段と、紙づまり検知手段の出力結果に応じて画像形成装置本体の高さを所定の位置に移動するための制御手段を備える画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−157140号公報(第6−8頁、第1−3図)
しかしながら、上記従来技術においては、昇降手段を動作させて画像形成装置本体を昇降させ、画像形成装置本体の高さを所定の位置に移動させる構成となっているため、当該画像形成装置本体の移動に伴い、以下の不都合が生じていた。即ち、画像形成装置本体内に設けられた現像装置から現像剤(又は、トナー)が画像形成装置本体内にこぼれ落ちる恐れがあり、結果として、現像領域外に現像剤が流出しやすくなり、良好なシール性を発揮することができなくなる場合があった。又、感光体の表面に残留するトナーは、クリーニング装置に設けられたクリーニングブレードにより完全に除去されるが、当該クリーニングブレードが感光体に常接している構成においては、上述の画像形成装置本体の移動に伴い、感光体の表面がクリーニングブレードにより損傷を受ける恐れがあった。更に、画像形成装置全体を昇降させる構成であるため、昇降装置にかかる負担が大きくなってしまい、特に、昇降機構としてモータを使用した場合は、その負担が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、原稿の画像を読み取る画像読取装置を搭載する複写機やファクシミリ等の画像形成装置に関するものであって、画像読取装置の高さを調整するための昇降装置を備え、更には、ユーザーの身長に対応させて画像読取装置の高さを制御する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、複写原稿の画像を読み取る画像読取装置と、画像読取装置を上昇または下降させる昇降手段とを備えたことを特徴とする。
又、請求項2に記載の画像形成装置は、身長を入力するための身長入力手段と、身長に基づいて昇降手段により画像読取装置の高さを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
又、請求項3に記載の画像形成装置は、画像読取装置の高さを検知するための検知手段を更に備えており、制御手段は、検知手段により検知された画像読取装置の高さと身長に基づいて、昇降手段により画像読取装置の高さを制御することを特徴とする。
又、請求項4に記載の画像形成装置は、画像読取装置を適正な高さに設定するために使用される所定値を記憶するための記憶手段を更に備えており、制御手段は、画像読取装置の高さが、身長の値から所定値を減じた値となるように制御することを特徴とする。
又、請求項5に記載の画像形成装置は、身長入力手段は、身長を入力するための操作スイッチが配列された操作パネルであることを特徴とする。
又、請求項6に記載の画像形成装置は、身長入力手段は、カードに書き込まれた身長を読み取るカード読み取り手段であることを特徴とする。
本発明によれば、昇降手段を動作させて画像読取装置のみを移動させる構成としているため、画像出力装置本体の昇降に伴い、画像出力装置内に設けられた現像装置から現像剤(又は、トナー)が画像出力装置内にこぼれ落ちてしまうという不都合を回避でき、結果として、現像領域外への現像剤の流出を防止することができる。
又、画像出力装置内のクリーニング装置に設けられたクリーニングブレードが感光体に常接している構成においても、感光体の表面がクリーニングブレードにより損傷を受けるのを回避することができる。
更に、昇降手段にかかる負担を軽減することができ、特に、昇降手段の駆動機構としてモータを使用した場合において、その負荷を軽減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観構成を示す概略図である。
図1に示す様に、この画像形成装置1は、画像形成装置1の上部に配設され複写原稿の画像を読み取る画像読取装置2と、複写原稿の画像データを出力する画像出力装置3とを備えており、画像読取装置2は、原稿が載置される原稿台ガラス4と、開閉可能に取り付けられるとともに、原稿台ガラス4に載置された原稿を抑えるための原稿押さえ部材5と、複写枚数やユーザーの身長情報を入力するための操作パネル6と、個人情報カードに書き込まれているるユーザーの身長情報等を読み取るためのカードリーダ7とを備えている。
又、画像形成装置1は、画像読取装置2を上昇または下降させるための昇降装置8を備えており、当該昇降装置8は、画像読取装置2が載置される昇降台9と、当該昇降台9の4つの端部に設けられており、昇降台9と一体的に昇降する昇降部10と、昇降部10と係合するとともに、基台12に固定された昇降台支持部11により構成されている。
尚、本実施形態では、昇降装置8の昇降機構としては、プーリに巻き付けたワイヤで昇降台9を釣支し、昇降用モータの駆動によりワイヤの繰出長を変化させることで昇降台9を昇降させる、いわゆるエレベータ方式を採用しているが、例えば、ラックとピニオンの噛み合わせを利用したものや、ボールネジ機構、リンク機構等を利用したものなど、種々の構成を採用することができる。
又、昇降装置5には、画像読取装置2の高さ(即ち、画像読取装置2に設けられた原稿台ガラス4の原稿載置面、又は操作パネル6の高さであって、図中の高さL)を検知するためのセンサ13が設けられており、当該センサ13は、後述の、昇降装置8により画像読取装置2の高さLを制御するための制御手段であるCPU32に接続されている(素4参照)。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。画像出力装置3の本体内に配設された画像形成部14は、一方向(図中のR方向)に回転する像担持体である感光体ドラム15と、所定の電圧が印加されることにより、感光体ドラム15の表面に一様な電荷を帯電させる帯電装置16と、感光体ドラム15の表面に近接して設けられており、光照射により感光体ドラム15の表面に静電潜像を形成し、感光体ドラム15に対して画像情報を露光する露光装置17と、静電潜像にトナーを付着させトナー像を形成する現像装置18と、現像装置18により形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置19と、トナー像を用紙に転写した後に感光体ドラム15の表面上に残留した転写残トナーを除去するためのクリーニング装置20から構成されている。
又、画像出力装置3の内部には、用紙21を収納した複数の給紙カセット22、及び、これら給紙カセット22の各端部上方に配設され感光体ドラム15に向けて用紙21を供給する給紙ユニット23から構成される給紙部24と、転写装置19から用紙20を受け入れる定着部25と、この定着部25から用紙21を受け入れ画像形成装置1の外部に用紙を排出する排出部26とを備えている。
この様な構成のもとで、複写原稿は画像読取装置2によりその複写原稿の画像が読み取られ、画像読取装置2によって読み取られた画像データは、情報伝達手段として設けられ、画像読取装置2と画像出力装置3を接続するケーブル(不図示)を通じて、画像出力装置3に設けられた露光装置制御部(不図示)に送られる。そして、感光体ドラム15の表面は帯電装置16により一様に帯電させられ、画像読取装置2によって読み取られた画像に基づく光が、露光装置17により感光体ドラム15の表面に照射されてその画像の静電潜像が形成され、その後、現像装置18によりその静電潜像にトナーを付着させトナー像が形成される。
更に、給紙カセット22に収納された用紙21は、給紙ユニット23により用紙供給経路27を経由して感光体ドラム15と転写装置19との間に供給され、次いで、この転写装置19により感光体ドラム15からトナー像が用紙21上に引き寄せられて転写される。その後、トナー像が転写された用紙21は感光体ドラム15から分離されて、用紙搬送経路28を経由して定着部25に搬送され、この定着部25により、トナー像が転写された用紙21に、そのトナー像が定着される。
一方、転写装置19によるトナー像転写後、感光体ドラム15の表面に残留するトナーは、クリーニング装置20に設けられ、感光体ドラム15に常接しているクリーニングブレード(不図示)により完全に除去される。そして、残留トナーが除去された感光体ドラム15は、複数のLED等で構成された不図示の除電装置によりその表面の残留電荷が除去され、帯電装置16に至る。
以下、ユーザーの身長に対応させて画像読取装置の高さを制御する実施形態について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における操作パネル6の一例を示す平面図である。尚、図3に示した操作パネル6においては、一部の操作スイッチや一部の表示部が説明の便宜上省略されている。この操作パネル6には、画像読取装置2の高さ調整モードを実行するための高さ調整モードキー6aと、複写枚数の設定や、画像読取装置2の高さ調整モードにおけるユーザーの身長情報を入力するためのテンキー6bと、複写を開始するときに押す複写開始キー6cと、待機(スタンバイ)中はクリアキーとして、複写記録中はストップキーとして機能するクリア・ストップキー6dと、標準モード(複写待機モード)に戻すときに押すオールリセットキー6eとからなる操作スイッチ(即ち、複数の操作キーからなるキー群)が配列されており、又、複写や高さ調整に関する情報を表示するためのLCD(液晶)タイプのメッセージ表示部6fを備えている。
ユーザーの身長を入力するための身長入力手段として上記操作パネル6を使用する場合において、ユーザーの身長情報を入力する際には、まず、標準モードにおいて、高さ調整モードキー6aを押し、高さ調整モードに変更した後、テンキー6bにより、ユーザーの身長を入力する。そうすると、入力された身長情報に応じて、昇降装置5により画像読取装置2の高さLが制御される。以下に、当該高さLの制御について、詳しく説明する。尚、ユーザーの身長を入力するための身長入力手段として、上述のカードリーダ7をカード読み取り手段として使用し、ユーザーの各個人が所有している個人情報カードをカードリーダ7に挿入し、当該個人情報カードに書き込まれているユーザーの身長を当該カードリーダ7により読み取る構成としても良い。
図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置2の高さLの制御を行う制御系を示したブロック図である。ここで、図4に示す様に、画像形成装置1は、上述の身長入力手段により入力されたユーザーの身長に基づいて昇降装置8により画像読取装置2の高さLを制御するための制御手段として機能するマイクロコンピュータであり、各種判断を行うとともに各種機能を有するCPU(中央処理装置)32と、CPU32の処理動作に必要な制御プログラムを記憶するROM33と、CPU32での処理動作に必要なデータを一時記憶するRAM34と、昇降装置8を昇降させるための昇降用モータ35と、当該昇降用モータ35を駆動する昇降用モータ駆動部36と、上述の操作パネル6、カードリーダ7、及びセンサ13を有しており、CPU32には、これらの操作パネル6、カードリーダ7、センサ13、ROM33、RAM34及び昇降用モータ駆動部36が接続されている。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置の高さの調整工程について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置の高さ調整工程の手順を示すフローチャートである。
図5において、まず、ユーザーが自己の身長Hに関する情報を入力する(ステップS1)。この際、ユーザーは、上述のごとく、操作パネル6に設けられた高さ調整モードキー6aを押し、高さ調整モードに変更した後、テンキー6bにより、ユーザーの身長Hを入力しても良いし、ユーザーの身長情報(即ち、身長H)が書き込まれた個人情報カードをカードリーダ7に挿入する構成としても良い。CPU32は、テンキー6bにより入力された身長H、又は、個人情報カードに書き込まれている身長Hを読み取るとともに、昇降装置8に設けられたセンサ13により検知された画像読取装置2の高さLを検出する(ステップS2)。次に、CPU32は、RAM34に記憶された、画像読取装置2を適正な高さに設定するための所定値(以下、定数Aと表記する)を読み出す(ステップS3)。ここで、当該定数Aは、画像形成装置1を使用する際に、原稿の設定や、操作パネル6における入力操作がしやすいように画像読取装置2を適正な高さに制御するために使用されるものであり、より具体的には、ユーザーの身長Hと、当該身長Hに対する画像読取装置2の適切な高さL'との差を示すものである(即ち、A=H−L')。例えば、当該定数Aを500〔mm〕に設定した場合であって、ユーザーの身長Hが1700〔mm〕の場合は、画像読取装置2の適切な高さL'は、H−A=1200〔mm〕(即ち、L'=H−A)となるため、CPU32は、画像読取装置2の高さLがL'と同じ1200〔mm〕(つまり、L=L'=H−A)となるように、画像読取装置2の高さLを制御することになる。即ち、CPU32は、センサ13により検知された画像読取装置2の高さLと入力された身長Hに基づいて、昇降装置8により画像読取装置2の高さLが、身長Hから定数Aを減じた値となるように制御する。
次に、CPU32は、画像読取装置2の高さLが、上述の適正な高さL'と等しいか(即ち、L=H−Aとなっているか)否かを判断し(ステップS4)、L=H−Aとなっていれば、画像読取装置の高さLは、既にユーザーの身長Lに対して適切な高さに設定されているため、昇降装置5による画像読取装置2の高さLの調整を行うことなく、画像読取装置2の高さLの制御を終了する。一方、L=H−Aでないと判断した場合は、CPU32は、画像読取装置2の高さLが、上記適切な高さL'より低いか否か(即ち、L<H−Aであるか否か)を判断し(ステップS5)、低いと判断した場合は、モータ駆動部36を介して昇降用モータ35を駆動させて、昇降装置8を上昇させ、画像読取装置2の高さLが上記適切な高さL'となるまで、画像読取装置2を上昇させる(ステップS6)。又、CPU32は、画像形成装置2の高さLが、上記適切な高さL'より高い(即ち、L>H−A)と判断した場合は、モータ駆動部36を介して昇降用モータ35を駆動させて、昇降装置8を下降させ、画像読取装置2の高さLが上記適切な高さL'となるまで、画像読取装置2を下降させる(ステップS7)。
次いで、CPU32は、再度、画像読取装置2の高さLが、上述の適正な高さL'と等しいか否かを判断し(ステップS8)、L=H−Aとなっていないと判断した場合は、引き続き昇降用モータ35を駆動させて、画像読取装置2の高さLが上記適切な高さL'となるまで、画像読取装置2を昇降させ、L=H−Aとなっていると判断した場合は、モータ駆動部36を介して昇降用モータ35を停止させて、画像読取装置2の高さLの調整を終了する(ステップS9)。
以上に説明したように、本実施形態においては、CPU32は、センサ13により検知された画像読取装置2の高さLと入力された身長Hに基づいて、昇降装置8により画像読取装置2の高さLが、身長Hから定数Aを減じた値となるように制御し、昇降装置8を動作させて画像読取装置2のみを移動させることにより、ユーザーの身長Hに対応させて当該画像読取装置2の高さを制御する構成としているため、画像形成装置本体(又は、画像出力装置3)を昇降させる上記従来技術と異なり、画像出力装置3の移動に伴い、画像出力装置3内に設けられた現像装置18から現像剤(又は、トナー)が画像出力装置3内にこぼれ落ちてしまうという不都合を回避でき、結果として、現像領域外への現像剤の流出を防止することができる。又、クリーニング装置20に設けられたクリーニングブレードが感光体ドラム15に常接している構成においても、感光体ドラム15の表面がクリーニングブレードにより損傷を受けるのを回避することができる。更に、昇降装置8にかかる負担が軽減することができ、特に、昇降装置の駆動機構として昇降用モータ35を使用した場合において、その負荷を軽減することができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各部の構造、形状等を適宜変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、上記実施形態においては、RAM34が、CPU32での処理動作に必要なデータとして、画像読取装置2を適正な高さに設定するための定数Aを記憶する構成としたが、上記定数Aの代わりに、図6に示した、ユーザーの身長Hに対する画像読取装置2の適切な高さL'に関するテーブルをRAM34に記憶させておく構成としても良い。この様な構成にした場合であっても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
この場合、図7に示す様に、まず、ユーザーが自己の身長Hに関する情報を入力し(ステップS11)、CPU32は、テンキー6bにより入力された身長H、又は、個人情報カードに書き込まれている身長Hを読み取るとともに、又、昇降装置5に設けられたセンサ13により検知された画像読取装置2の高さLを検出する(ステップS12)。次に、CPU32は、RAM34に記憶された上記テーブルを読み出し、画像読取装置2の適切な高さL'を検出する(ステップS13)。次に、CPU32は、画像読取装置2の高さLが、上述の適正な高さL'と等しいか(即ち、L=L'となっているか)否かを判断し(ステップS14)、L=L'となっていれば、画像読取装置の高さLは、既にユーザーの身長Lに対して適切な高さに設定されているため、昇降装置5による画像読取装置2の高さLの調整を行うことなく、画像読取装置2の高さLの制御を終了する。一方、L=L'でないと判断した場合は、CPU32は、画像読取装置2の高さLが、上記適切な高さL'より低いか否か(即ち、L<L'であるか否か)を判断し(ステップS15)、低いと判断した場合は、モータ駆動部36を介して昇降用モータ35を駆動させて、昇降装置8を上昇させ、画像読取装置2の高さLが上記適切な高さL'となるまで、画像読取装置2を上昇させる(ステップS16)。又、CPU32は、画像形成装置2の高さLが、上記適切な高さL'より高い(即ち、L>L')と判断した場合は、モータ駆動部36を介して昇降用モータ35を駆動させて、昇降装置8を下降させ、画像読取装置2の高さLが上記適切な高さL'となるまで、画像読取装置2を下降させる(ステップS17)。
次いで、CPU32は、再度、画像読取装置2の高さLが、上述の適正な高さL'と等しいか(即ち、L=L'となっているか)否かを判断し(ステップS18)、L=L'となっていないと判断した場合は、引き続き昇降用モータ35を駆動させて、画像読取装置2の高さLが上記適切な高さL'となるまで、画像読取装置2を昇降させ、L=L'となっていると判断した場合は、モータ駆動部36を介して昇降用モータ35を停止させて、画像読取装置2の高さLの調整を終了する(ステップS19)。
又、上記実施形態においては、ユーザーの身長に対応させて画像読取装置の高さを自動的に制御する場合について説明したが、例えば、操作パネル6に、画像読取装置2を上昇させるためのアップスイッチ、及び、画像読取装置2を下降させるためのダウンスイッチを設け、ユーザーがアップスイッチ、又はダウンスイッチを押し続けている間は、画像読取装置2が上昇、又は下降し、アップスイッチ、又はダウンスイッチから指を離すと画像読取装置2の昇降が止まるマニュアル制御の構成であっても良い。
本発明の活用例としては、原稿の画像を読み取る画像読取装置を搭載する複写機やファクシミリ等の画像形成装置に関するものであって、特に、画像読取装置の高さを調整するための昇降装置を備える画像形成装置が挙げられる。
は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観構成を示す概略図である。 は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における操作パネルの一例を示す平面図である。 は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置の高さの制御を行う制御系を示したブロック図である。 は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置の高さ調整工程の手順を示すフローチャートである。 は、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置において使用されるユーザーの身長Hに対する画像読取装置の適切な高さL'に関するテーブルの一例を示したものである。 は、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置の高さ調整工程の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像読取装置
3 画像出力装置
6 操作パネル
7 カードリーダ
8 昇降装置
13 センサ

Claims (6)

  1. 複写原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置を上昇または下降させる昇降手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 身長を入力するための身長入力手段と、前記身長に基づいて前記昇降手段により前記画像読取装置の高さを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像読取装置の高さを検知するための検知手段を更に備えており、前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記画像読取装置の高さと前記身長に基づいて、前記昇降手段により前記画像読取装置の高さを制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像読取装置を適正な高さに設定するために使用される所定値を記憶するための記憶手段を更に備えており、前記制御手段は、前記画像読取装置の高さが、前記身長の値から前記所定値を減じた値となるように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記身長入力手段は、前記身長を入力するための操作スイッチが配列された操作パネルであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記身長入力手段は、カードに書き込まれた前記身長を読み取るカード読み取り手段であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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