JPH0455268A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0455268A
JPH0455268A JP2164559A JP16455990A JPH0455268A JP H0455268 A JPH0455268 A JP H0455268A JP 2164559 A JP2164559 A JP 2164559A JP 16455990 A JP16455990 A JP 16455990A JP H0455268 A JPH0455268 A JP H0455268A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper feeding
image forming
storage means
copying
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Pending
Application number
JP2164559A
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English (en)
Inventor
Koji Kubo
久保 幸司
Yasuhiro Iwata
岩田 裕弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0455268A publication Critical patent/JPH0455268A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば電子複写機などの画像形成装置に
関する。
(従来の技術) たとえば、電子複写機は、複数の給紙カセット(第1の
収納手段)を有し、いろいろなサイズの用紙(被画像形
成媒体)に画像の形成が行えるようになっている。また
、第2の収納手段としての方向変換搬送装置を備え、用
紙の同面に重ねて画像を形成したり、両面にそれぞれ画
像を形成することができるものもある。
しかしながら、従来の電子複写機では、給紙カセットご
とに給紙手段が設けられている。また、方向変換搬送装
置には、それ専用の給紙手段が設けられている。このた
め、その分だけコストが余計にかかるとともに、メイン
テナンスなどが非常に面倒なものとなっていた。すなわ
ち、給紙手段は給紙動作の繰り返しによって消耗される
が、その度合いか使用頻度により異なったものとなって
いる。したがって、すべての給紙手段を一度に交換する
ことは少なく、時間の間隔をおいて交換にjl」向く必
要かあるなど、交換作業の能率が悪いという欠点があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来においては、給紙カセットおよび
方向変換搬送装置ごとに固有の給紙手段が設けられてい
るため、その分だけコスト高であるとともに、交換作業
の能率などが悪いという欠点があった。
そこで、この発明は、低コスト化か図れるとともに、給
紙手段の交換などにかかる作業能率を向上することが可
能な画像形成装置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明の画像形成装置
にあっては、画像情報が形成される被画像形成媒体を収
納する第1の収納手段と、被画像形成媒体に画像情報の
形成を行う画像形成手段と、この画像形成手段によって
画像情報の形成された被画像形成媒体を前記画像形成手
段に対して再給紙ずべく、そのままの状態もしくはその
表裏を反転した状態で収納する第2の収納手段と、前記
第1の収納手段および第2の収納手段のそれぞれに対応
ずべく移動自在に設けられ、前記第1または第2の収納
手段内より導かれる被画像形成媒体を前記画像形成手段
に供給する給紙手段とから構成されている。
(作用) この発明は、上記した手段により、第1の収納手段から
の被画像形成媒体の給紙と第2の収納手段からの被画像
形成媒体の再給紙とが同一の給紙手段によって行えるよ
うになるため、給紙手段の数を第1または第2の収納手
段の数よりも少なくし得るものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明の画像形成装置として、たとえば電
子複写機の概略構成を示すものである。
この電子複写機は、複写機本体1と、この複写機本体1
の」二面に開閉自在に設けられ、原稿を自動的に搬送す
る原稿搬送装置(オート・ドキュメント・フィーダ/A
DF)2と、複写機本体1を載置する載置台を兼ね、被
画像形成媒体としての用紙を複写機本体1内に搬送供給
する給紙装置3とから構成されている。
複写機本体1は次のように構成されている。
すなわち、筺体4の上面には原稿台(透明ガラス)5が
設けられていて、この原稿台5上にその上面を覆うよう
にして上記原稿搬送装置2が開閉自在に設けられており
、この原稿搬送装置2によって原稿が原稿台5上の露光
位置まで自動的に搬送されるようになっている。
・筺体4のほぼ中央部には、像担持体としてドラム状の
感光体10が配設されている。この感光体10の周囲に
は、帯電用帯電器11、LED消去アレイ51、露光光
学系12、現像器13、転写用帯電器14、剥離用帯電
器15、クリーナ16、および除電ランプ17が順次配
設されている。
筺体4内の中央部には、感光体10と転写用帯電器14
との間の像転写部を経て搬送される用紙を、筺体4の左
側面部に設けられた排紙トレイ19に導くための用紙搬
送路20が形成されている。そして、用紙搬送路20の
下流側には定着器(ヒートローラ)22、排紙ローラ対
23a。
23b1および上記定着器22を経て排紙ローラ対23
aにより搬送される用紙を方向変換搬送装置(第2の収
納手段)24に導くための振分ゲート25が設けられて
いる。
一方、筐体4内の像転写部の上流側、つまり給紙部側に
は、筺体4の右側面部に設けられた手差し給紙台9より
給紙系9aによって取り出された用紙、および方向変換
搬送装置24または給紙装置3から導かれて給紙ユニッ
ト(給紙手段)18を介してそれぞれ供給された用紙を
、前記感光体10と転写用帯電器14との間の像転写部
に供給するためのレジストローラ対21が配設されてい
る。
露光光学系12は、原稿台5上の原稿に光を照射する露
光ランプ12a、この露光ランプ12aの光照射による
原稿からの反射光を所定方向に反射する第1.第2.第
3ミラー12b、12C。
12d1これらの第1.第2.第3ミラー12b。
1:2c、12dにより導かれる光を複写倍率に応じて
変倍するための変倍用レンズユニット12e1このレン
ズユニット12eから出力される光を所定方向に反射す
る第4.第5ミラー12f。
12g1およびこれら第4.第5ミラー12f。
12gで導かれた光を感光体10に向けて反射する第6
ミラー12hを備えた構成となっている。
上記第2.第3ミラー12c、12dは、露光ランプ1
2aおよび第1ミラー12bと同期して同方向にその1
/2の速度にて移動されるようになっている。また、変
倍用レンズユニット12eおよび第4.第5ミラー12
f、12gは、その位置が複写倍率に応じて移動される
ようになっている。
方向変換搬送装置24は、定着後の用紙を必要に応じて
受取り、この用紙に対して多重(同面)複写を行うべく
、そのままの状態で再び複写機本体1の給紙部に導くた
めの第1搬送路24a1あるいは両面複写を行うべく、
表裏を反転した状態で再び複写機本体1の給紙部に導く
ための第2搬送路24b1この方向変換搬送装置24に
導かれた用紙を上記第1.第2搬送路24a、24bに
振り分けるための振分ゲート24c1上記第1゜第2搬
送路24a、24bを案内された用紙が一時的に収納さ
れる収納部24d1および上下方向に回動自在に設けら
れ、収納部24d内に収納された用紙を適宜取り出して
給紙ユニット18に導く給紙系24eにより構成されて
いる。
一方、前記原稿搬送装置2は、給紙トレイ44上にセッ
トされた原稿を順に1枚ずつ分離して供給搬送する供給
部41と、この供給部41から供給される原稿を原稿台
5上の露光位置へ搬送するとともに、露光終了後の原稿
を原稿台5上から排紙トレイ72上に排出する搬送部4
3とから構成されている。
なお、給紙トレイ44の原稿セット位置には、給紙トレ
イ44上における原稿の有無を検知するための原稿検知
スイッチ44aが設けられている。
給紙装置3は、その内部に、たとえば第1.第2、第3
の給紙カセット(第1の収納手段)31゜32.33を
有した構成とされている。そして、各給紙カセット31
.32.33には、その内部に収納される用紙のサイズ
を検知するための用紙サイズ検知スイッチ31a、32
a、33aがそれぞれ設けられている。
また、給紙装置3の内部には、各給紙カセット31.3
2.33の給紙位置に対応すべく、昇降動作可能に設け
られた給紙ユニット18の下降限界位置(下限位置)を
検知するためのリミットスイッ千34が配置されている
さらに、複写機本体1内より延出され、各給紙カセッ1
−31.32.33より導かれて上記給紙ユニット18
を介して送られる用紙を前記給紙部に案内するためのガ
イドベルト35が、給紙ユニット]8の昇降径路に沿っ
て設けられている。
このような構成において、原稿搬送装置2の給紙トレイ
44上にセットされた原稿は、その1枚が分離されて供
給部41から搬送部43に送られ、この搬送部43によ
り原稿台5上の露光位置へ搬送される。
一方、感光体10は図示矢印方向に回転し、まず帯電用
帯電器11によって表面が均一に帯電される。この後、
非画像部がLED消去アレイ51によって露光、そして
除電される。
次いで、露光ランプ12aが点灯した状態で、この露光
ランプ12aおよび第1ミラー12bが原稿台5に沿っ
て移動するとともに、この移動に同期して第2ミラー1
2Cおよび第3ミラー]、 3 dが同方向にその1/
2の速度で移動する1] ことにより、原稿台5上にセットされた原稿が光走査さ
れる。こうして、原稿の画像が露光光学系12によって
感光体10上に結像されることにより、その表面に静電
潜像が形成される。
感光体]0」二に形成された静電潜像は、現像器13か
らのトナーが付着されて現像された後、転写用帯電器1
4と対向する像転写部に送られる。
また、このタイミングに合わぜて、手差し給紙台9から
手差し給紙された用紙、給紙装置3内の第1の給紙カセ
ット31より取り出されて給紙ユニット]8により導か
れる用紙、給紙装置3内の第2の給紙カセット32より
取り出されて給紙ユニット1−8により導かれる用紙、
または給紙装置3内の第3の給紙カセット33より取り
出されて給紙ユニット18により導かれる用紙が、レジ
ストローラ対21を介して上記像転写部に供給される。
これにより、転写用帯電器14の作用によって感光体1
0上のトナー像が用紙上に転写される。そして、トナー
像が転写された用紙は、剥離用帯電器15によって感光
体10の表面から剥離され、用紙搬送路20を通って定
着器22に導かれ、ここでトナー像の定着が行われた後
、排紙ローラ対23a、23bを介して排紙トレイ19
へ排出される。
用紙にトナー像を転写した後の感光体10の表面は、ク
リーナ16に対向することにより残留トナーが清掃され
、さらに除電ランプ17によって除電され、次の複写動
作に備えるようになっている。
また、露光の終了した後の原稿は搬送部43の動作によ
り原稿台5上から排紙トレイ72上に排出されるととも
に、原稿台5上の露光位置に対する次の原稿の搬送が行
われる。
なお、同面あるいは両面複写を行う場合には、排紙ロー
ラ対23a、23bの相互間に設けられた振分ゲート2
5を切換えることにより、定着後の用紙を排紙トレイ1
9に排出することなく、旦、方向変換搬送装置24に導
き、給紙ユニット18を介してそのままの状態あるいは
表裏反転した状態で再度レジストローラ対21に供給す
ることになる。
第2図および第3図は、給紙ユニット18およびその移
動機構の構成を示すものである。
すなわち、給紙ユニット18は、その内部に、方向変換
搬送装置24の収納部24dから導かれた用紙、または
給紙装置3内の第1.第2.第3の給紙カセット31,
32.33よりそれぞれ取り出された用紙を受取る送り
ローラ対18a1この送りローラ対18aにて受取られ
た用紙が案内される案内路18b1この案内路18bに
導かれた用紙を搬送する搬送ローラ対18Cなどが設け
られた構成とされている。
一方〈給紙ユニット18の排出部側の上面には、ガイド
ベルト180の一端が固着されている。このガイドベル
ト180は、その中途部にシャフト181を介すること
によって90度方向に曲げられた後、他端が駆動シャフ
ト182に巻き付けられている。そして、給紙ユニット
18の排出部側の上面から上記シャフト181までの間
のガイドベルト180により、用紙の搬送ガイド183
が形成されている。また、この搬送ガイド183を形成
する上記ガイドベルト180のベルト面には、たとえば
用紙の送りが良くなるように低摩擦係数材が付されてい
る。
駆動シャフト182の軸には移動モータ(たとえば、パ
ルスモータ)184が取り付けられており、このモータ
184の駆動によって図示矢印方向に回転されるように
なっている。
他方、排出部に対向する給紙ユニット18の下面にはベ
ルト185の一端が固着され、その他端は従動シャフト
186に巻回されている。
また、この従動シャフト186および上記駆動シャフト
182には、タイミングベルト187が掛は渡されてい
る。
しかして、移動モータ184が駆動されると、駆動シャ
フト182と従動シャフト186とが同方向に同じタイ
ミングで回転される。すると、ガイドベルト180が駆
動シャフト182に巻き付けられるか、もしくはベルト
185が従動シャフト186に巻き付けられることにな
る。これによす、給紙ユニット18は、その両サイドが
ガイドレール188,188によって案内され、ガイド
ベルト35に沿って図示矢印方向に移動(昇降動作)さ
れるようになっている。
なお、189は給紙ユニット位置センサであり、給紙ユ
ニット18の現在位置を検出するためのものである。
第4図は、上記した複写機本体1に設けられる操作パネ
ル111を示すものである。
この操作パネル111には、複写開始を指示する複写(
スタート)キー112、複写枚数の設定なとを行うテン
キー113、複写枚数などのすべての条件をクリアする
オールクリアキー114、各部の動作状態や複写倍率お
よび複写枚数などを表示するとともに、操作手順などの
メツセージを表示する液晶表示部116、この表示部1
16に表示されるメツセージとの対話により種々の操作
を行う操作部117、複写倍率を設定する倍率設定部1
18、重ね合わせ(同面複写)やトリミングまたはマス
キングなどを行うための編集キー119、両面複写など
の各種動作モードを設定すφモードキー120、カラー
絵文字により用紙やトナー補給の指示および紙づまり位
置などを表示するカラー表示パネル121、自動または
手動によりコピー濃度を設定する濃度設定部122の他
、予熱キー123、割込みキー124、ページ連写キー
125、ワクケシキー126、とじしろキー127、原
稿サイズ指定部128、用紙サイズ選択部129などが
設けられている。
第5図は、上記した複写機における制御系の要部を概略
的に示すものである。
すなわち、100は複写機全体の制御を司るCPUであ
り、このCPU100には、前記操作パネル111、入
力ポート101、モータドライバ102、およびメモリ
103などが接続されている。
入力ポート101には、前記用紙サイズ検知スイッチ3
1a、32a、33a、前記給紙ユニット位置センサ1
89、前記リミットスイッチ34、前記原稿検知スイッ
チ44a1および前記操作パネル111のオールクリア
キー114や用紙サイズ選択部129などからの各種出
力が供給されるようになっている。
モータドライバ102には、給紙ユニット18の位置を
移動するための移動モータ184や、レジストローラ対
21などを駆動するための給紙用モータ104、および
直流(D C)電源105などが接続されている。
メモリ103は、動作に必要なプログラムや制御データ
などを記憶するとともに、給紙ユニット位置センサ18
9の出力である現在位置データを記憶したり、優先位置
データなどを記憶するものである゛。この優先位置デー
タは、待機時における給紙ユニット18の位置を決定す
るものであり、設定の変更が可能となっている。
次に、上記のような構成における動作について説明する
第6図は、用紙サイズのセレクトにより給紙ユニット1
8を移動する際の処理の流れを示すものである。
] 8 すなわち、複写機のレディ状態において、操作パネル1
11上の用紙サイズ選択部129が操作されたとする。
すると、入力ポート101を介して供給される各用紙サ
イズ検知スイッチ31a。
32a、33aからの出力を判定することにより、上記
の操作によってセレクトされたサイズの用紙が収納され
ている給紙カセットが特定される。
次いで、当該給紙カセット内に用紙があるか否かが、図
示していない用紙検知センサからの出力により判断され
る。そして、用紙なしが判断された場合には、操作パネ
ル11]の液晶表示部1]6に「用紙がありません」な
どのメツセージが表示される。
一方、用紙ありか判断された場合には、当該給紙カセッ
トの所定位置に給紙ユニット18が対応されているか否
かが、入力ポート101を介して供給される給紙ユニッ
ト位置センサ189からの出力により判断される。そし
て、対応していないと判断された場合には、現在位置か
ら当該給紙カセットの給紙位置までの移動量(移動モー
タ184のステップ数)が算出される。
移動量が算出されると、それにしたがってモータドライ
バ102が制御される。これにより、移動モータ184
が駆動されて、給紙ユニット18が昇降動作される。す
なわち、給紙ユニット18がたとえば第2の給紙カセッ
ト32に対する給紙位置に対応されている場合において
、用紙サイズのセレクトによって第3の給紙カセット3
3が特定されると、この位置から第3の給紙カセット3
3に対する給紙位置までの移動量が算出され、これにし
たがって給紙ユニット18は下降される。
また、たとえばこの第3の給紙カセット33に対する給
紙位置に対応されている場合において、第1の給紙カセ
ット31が特定されると、ここから第1の給紙カセット
31に対する給紙位置までの移動量が算出され、これに
したがって給紙ユニット18は上昇される。
こうして、給紙ユニット18の位置が移動され、当該給
紙カセットに対応する所定の給紙位置に達したことが、
給紙ユニット位置センサ189からの出力により判断さ
れると、複写機はスタンバイ状態とされる。すなわち、
この状態において、操作パネル]11の複写キー112
が操作されることにより、前述の如く、当該給紙カセッ
トより取り出されて給紙ユニット18を介して送られる
用紙に対するコピー動作が開始される。
なお、給紙ユニット18が当該給紙カセットの給紙位置
にあらかじめ対応されていると判断された場合には、複
写機は直ちにスタンバイ状態とされる。
また、用紙サイズのセレクトが行われない場合には、給
紙ユニット18が対応している給紙カセット内の用紙に
対してコピー動作を行うものとして、複写機は直ちにス
タンバイ状態とされる。
さらに、同面(多重)複写または両面複写時においては
、給紙ユニット18が方向変換搬送装置24に対する給
紙位置(ホームポジション)に対応されるべく、移動さ
れるようになっている。すなわち、同面または両面複写
が指定されると、用紙の同面または別面に対する複写動
作を行う際に、当該給紙カセットの給紙位置から方向変
換搬送装置24に対する給紙位置までの移動量が算出さ
れ、これにしたがって給紙ユニット18が上昇される。
そして、この給紙ユニット18が、方向変換搬送装置2
4より導かれる用紙の再給紙装置として機能されるよう
になっている。
第7図は、同面または両面複写時における動作を示すも
のである。
たとえば今、上記したスタンバイ状態において、操作パ
ネル111上の複写キー112が操作されたとする。す
ると、コピー動作が開始される。すなわち、原稿搬送装
置2の給紙トレイ44上にセットされた原稿の1枚が取
り込まれ、原稿台5上の露光位置まで自動的に搬送され
る。そして、露光光学系12の光走査によって原稿の画
像が感光体10上に結像され、これが現像器13によっ
てトナー像化される。次いで、このトナー像は、当該給
紙カセットより取り出され、給紙ユニット18およびレ
ジストローラ対21を介して給紙される用紙上に転写さ
れる。そして、定着器22で定着された後、振分ゲート
25によって方向変換搬送装置24に導かれる。
ここで、同面複写が指定されている場合には、方向変換
搬送装置24に導かれた用紙は振分ゲート24cによっ
て第1搬送路24aに案内され、そのままの状態で再び
複写機本体1の給紙部に導くべく収納部24d内に収納
される。また、両面複写が指定されている場合には、振
分ゲート24cによって第2搬送路24bに案内され、
表裏を反転した状態で再び複写機本体1の給紙部に導く
べく収納部24d内に収納される。
このようにして、指定される複写枚数だけ上記の複写動
作が繰り返された後、原稿台5上の原稿が排紙トレイ7
2上に排紙されることにより、当該原稿に対する一連の
コピー動作は終了される。
この原稿に対するコピー動作が終了される、つまり複写
枚数骨の用紙のすべてが方向変換搬送装置24内の収納
部24dに収納されると、上述したように、当該給紙カ
セットの給紙位置から方向変換搬送装置24に対する給
紙位置までの移動量が算出され、これにしたがって給紙
ユニット18が上昇される。そして、給紙ユニット18
が方向変換搬送装置24に対する給紙位置に達したこと
が給紙ユニット位置センサ189からの出力により判断
されると、方向変換搬送装置24より導かれ、この給紙
ユニット18を介して再給紙される用紙に対して上記と
同様のコピー動作が行われる。
すなわち、同面複写の場合には、トナー像の定着の済ん
だ用紙の同一面に次の原稿の画像を重ねて形成すべく複
写動作が行われ、両面複写の場合には、定着後の用紙の
他方面に次の原稿の画像を形成すべく複写動作が行われ
る。そして、同面または他方面に対してトナー像の定着
がなされた後の用紙は、排紙ローラ対23a、23bに
よって排紙トレイ19に排紙される。
こうして、複写枚数に応じたすべての用紙に対して上記
のコピー動作が終了されると、入力ポート101を介し
て供給される原稿検知スイッチ44aからの出力をチエ
ツクすることにより、給紙トレイ44上に次の原稿があ
るか否かが判断される。そして、次の原稿の存在が検知
されると、再び、上記の操作によってセレクトされたサ
イズの用紙が収納されている当該給紙カセットの給紙位
置に給紙ユニット18が移動される。
これ以降、上述した動作が、給紙トレイ44上の原稿が
なくなるまで繰り返される。すなわち、原稿検知スイッ
チ44aからの出力により原稿が存在しないと判断され
るまで、複写枚数単位で、給紙ユニット18が当該給紙
カセットと方向変換搬送装置24との間を交互に移動さ
れ、当該給紙カセットまたは方向変換搬送装置24より
導かれるそれぞれの用紙に対して順に上述したコピー動
作が繰り返される。
なお、同面または両面複写が指定されていない場合には
、給紙ユニット18は当該給紙カセットの給紙位置に固
定され、この当該給紙カセットより導かれてトナー像の
定着がなされた後の用紙が方向変換搬送装置24に導か
れることなく、排紙ローラ対23a、23bによって排
紙トレイ19へ排紙されることになる。
このように、給紙ユニット18は、まず当該給紙カセッ
トの給紙位置に対応され、この給紙カセットより給紙さ
れた用紙が方向変換搬送装置24内に収納されると、続
いて方向変換搬送装置24の給紙位置に対応される。そ
して、この方向変換搬送装置24からの再給紙が終了す
ると、再び、当該給紙カセットの給紙位置に移動される
。こうして、給紙ユニット18の移動が繰り返されるこ
とにより、すべての原稿に対する用紙の同面または両面
へのコピー動作が行われる。
第8図は、給紙カセット31,32.33に優先順位を
与え、複写−機の待機時には給紙ユニット18がその優
先位置にて待機するようにした場合を例に示すものであ
る。
すなわち、複写機の電源が投入されると、−旦、給紙ユ
ニット18は下降される。そして、その下降動作によっ
て下限位置まで移動されたことが、入力ポート101を
介して供給されるリミットスイッチ34からの出力をチ
エツクすることにより判断される。
下限位置に達したことが判断されると、給紙ユニット1
8の降下動作は停止されるとともに、メモリ103内の
現在位置(たとえば、下限位置からの移動量)を示す位
置データが“0”によってクリアされる。次いで、メモ
リ103内より優先位置データが読み出され、この優先
位置データにもとづいて給紙ユニット18か上昇される
この場合、優先位置データは、所定の給紙カセットまで
の移動量として与えられるようになっている。これによ
り、給紙ユニット18は、第1゜第2.第3の給紙カセ
ット3]、、32.33のうち、上記優先位置データに
対応つけられた所定の給紙カセットに対する給紙位置ま
で移動され、その場所にて待機される。すなわち、優先
位置データとして、たとえば第1の給紙カセット31に
対する給紙位置までの移動量が設定されている場合には
、給紙ユニット18は、下限位置から第1の給紙カセッ
ト3]に対する給紙位置に移動され、ここで待機される
このように、給紙ユニット18は、電源の投入後(待機
時)には常に同じ給紙位置において待機されることにな
る。
第9図は、コピー動作の終了時に給紙ユニット18が優
先位置に復帰するようにl、た場合を例に示すものであ
る。
たとえば今、上述したコピー動作が終了されたとする。
すると、操作パネル1]1上のオールクリアキー114
が操作されたか否かが判断される。
また、操作されていないことが判断された場合には、コ
ピー動作が終了されてからの時間のカウントにより、一
定時間以上の時間経過がチエツクされる。
そして、一定時間の経過が判断された場合、もしくはオ
ールクリアキー114の操作が判断された場合には、メ
モリ103内より上記優先位置ブタが読み出され、この
優先位置データにもとづいて給紙ユニット]8か移動さ
れる。この場合、現在位置を示す位置データと優先位置
データとの比較により、優先位置データに対応つけられ
た給紙カセットの給紙位置に給紙ユニットコ8が対応さ
れているか否かが判断される。そして、対応されていな
いと判断された場合にのみ、優先順位の付された給紙カ
セットまでの移動量が算出され、これに応じて給紙ユニ
ット18が移動される。
このように、給紙ユニット18は、コピー動作が終了さ
れると自動的に同じ給紙位置まで復帰されることになる
なお、この優先位置データは、その設定をオペレータが
任意に変更できるようになっている。
第10図は、上記した優先位置データの設定を変更する
際の動作を示すものである。
たとえば今、操作パネル1]、1のテンキー11Bによ
り所定のコードデータが入力されたとする。すると、C
P U 100は調整モードに設定される。
この状態において、上記テンキー113によりキー人力
か行イっれると、その入力値によってメモリ10B内の
優先位置データが書き換えられる。
すなわち、優先位置データとして、たとえば第1の給紙
カセット31に対する給紙位置までの移動量が設定され
ている状態において、新たに第3の給紙カセット33に
対する給紙位置までの移動量がキー人力されたとする。
すると、この第3の給紙カセット33に対する給紙位置
までの移動量によって、上記メモリ103内の優先位置
データが更新される。
この後、上記テンキー113により所定のコードデータ
が入力されることにより、上記した調整モードは終了さ
れる。
このように、給紙カセットの優先順位は、オペレータの
設定により任意に変更することができる。
上記したように、複数の給紙カセットからの用紙の給“
紙と方向変換搬送装置からの用紙の再給紙とが同一の給
紙ユニットによって行えるようにしている。
すなわち、給紙カセットからの用紙の給紙に用いられる
給紙ユニットを方向変換搬送装置に対する用紙の再給紙
装置としても機能させるようにしている。これにより、
各給紙カセットおよび方向変換搬送装置に対して給紙ユ
ニットの共有化が可能となり、給紙手段の数を各給紙カ
セットおよび方向変換搬送装置の数よりも少なくできる
。したがって、給紙手段に要するコストを削減できると
ともに、その交換などにかかるメインテナンスの回数を
も軽減し得るものである。
また、待機時に給紙ユニットを給紙カセットのうちのい
ずれかに与えられた優先位置に対応させるようにした場
合には、その優先位置を使用頻度の最も高い給紙カセッ
トに設定することにより、用紙の迅速な給紙が可能とな
る。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施
可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、第1の収納手
段および第2の収納手段に対する給紙手段の共有化が可
能となるため、低コスト化が図れるとともに、給紙手段
の交換などにかがる作業能率を向上することが可能な画
像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は電子
複写機を例に示す画像形成装置の構成図、第2図は給紙
ユニットの構成を示す側面図、第3図は給紙ユニットの
移動機構の構成を示す斜視図、第4図は操作パネルの一
構成例を示す平面図、第5図は複写機の制御系の要部を
概略的に示すブロック図、第6図は用紙サイズのセレク
トによる給紙ユニットの昇降動作を説明するために示す
フローチャート、第7図は同面または両面複写を例に動
作を説明するために示すフローチャート、第8図は複写
機の待機時における給紙ユニットの待機動作を説明する
ために示すフローチャート、第9図はコピー動作の終了
時における給紙ユニットの復帰動作を説明するために示
すフローチャート、第10図は給紙カセットの優先順位
の設定を変更する際の動作を説明するために示すフロー
チャートである。 1・・・複写機本体、2・・・原稿搬送装置、3・・・
給紙装置、5・・・原稿台、10・・・感光体、1]・
・・帯電用帯電器、12・・・露光光学系、13・・・
現像器、14・・・転写用帯電器、18・・・給紙ユニ
ット、21・・・レジストローラ対、22・・・定着器
、23a。 23b・・・排紙ローラ対、24・・・方向変換搬送装
置、25・・・振分ゲート、31,32.33・・・給
紙カセット、3 ]、 a 、  32 a 、  3
3 a・・・用紙サイズ検知スイッチ、34・・・リミ
ットスイッチ、35・・・ガイドベルト、41・・・供
給部、43・・・搬送部、44・・・給紙トレイ、44
a・・・原稿検知スイッチ、100・・・CPU、10
B・・・メモリ、111・・・操作パネル、112・・
・複写キー 113・・・テンキー114・・・オール
クリアキー 116・・・液晶表示部、119・・・編
集キー 120・・・モードキー129・・・用紙サイ
ズ選択部、180・・・ガイドベルト、182・・・駆
動シャフト、183・・・搬送ガイド、184・・・移
動モータ、186・・・従動シャフト、187・・・タ
イミングベルト、189・・・給紙ユニット位置センサ
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 弔 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像情報が形成される被画像形成媒体を収納する
    第1の収納手段と、 被画像形成媒体に画像情報の形成を行う画像形成手段と
    、 この画像形成手段によって画像情報の形成された被画像
    形成媒体を前記画像形成手段に対して再給紙すべく、そ
    のままの状態もしくはその表裏を反転した状態で収納す
    る第2の収納手段と、前記第1の収納手段および第2の
    収納手段のそれぞれに対応すべく移動自在に設けられ、
    前記第1または第2の収納手段内より導かれる被画像形
    成媒体を前記画像形成手段に供給する給紙手段とを具備
    したことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記給紙手段は、まず前記第1の収納手段に対応
    され、この第1の収納手段からの被画像形成媒体が前記
    第2の収納手段内に収納されると、続いてこの第2の収
    納手段に対応すべくその位置が移動されることを特徴と
    する請求項(1)に記載の画像形成装置。
  3. (3)前記給紙手段は、まず前記第1の収納手段に対応
    され、この第1の収納手段からの被画像形成媒体が前記
    第2の収納手段内に収納されると、続いてこの第2の収
    納手段に対応され、この第2の収納手段からの被画像形
    成媒体の再給紙が終了されると、再び、前記第1の収納
    手段に対応すべくその位置が移動されることを特徴とす
    る請求項(1)に記載の画像形成装置。
  4. (4)前記給紙手段は、前記第1の収納手段を構成する
    複数の給紙カセットのうちのいずれかに与えられた優先
    位置にて待機されることを特徴とする請求項(1)に記
    載の画像形成装置。
  5. (5)前記給紙カセットに対する優先位置の設定は任意
    に変更できるものであることを特徴とする請求項(4)
    に記載の画像形成装置。
  6. (6)前記給紙手段はベルトの駆動によって移動される
    ものであり、そのベルトの一部が被画像形成媒体の搬送
    ガイドを形成することを特徴とする請求項(1)に記載
    の画像形成装置。
  7. (7)前記搬送ガイドを形成するベルト面には低摩擦係
    数材が付されていることを特徴とする請求項(6)に記
    載の画像形成装置。
JP2164559A 1990-06-22 1990-06-22 画像形成装置 Pending JPH0455268A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7992858B2 (en) 2006-04-19 2011-08-09 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying apparatus, image scanning apparatus, and image forming apparatus
US8944708B2 (en) 2006-08-11 2015-02-03 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device, and image forming apparatus including same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7992858B2 (en) 2006-04-19 2011-08-09 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying apparatus, image scanning apparatus, and image forming apparatus
US8944708B2 (en) 2006-08-11 2015-02-03 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device, and image forming apparatus including same

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