JP2006050425A - 画像処理装置 - Google Patents

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大志 八津川
Hiroshi Aramaki
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Abstract

【課題】 画像に対応する画像情報を前記画像に重ね合せて表示できると共に、前記画像情報の前記画像への重合時間を制限することが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】 日付情報を重ね合された画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、順次選択される画像信号における前後の画像信号の撮像日が一致しない場合、次に表示させるために選択された画像信号に日付情報を重ね合せて表示部23で表示させる。また、順次選択される画像信号における前後の画像信号の撮像日が一致する場合、日付情報を重ね合さずに、次に表示させるために選択された画像信号のみを表示部23で表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像に対応する画像情報を前記画像に重ね合せた重合画像を作成し、作成した重合画像の表示に係る処理を行なう画像処理装置に関するものである。
撮影して得られた静止画及び動画等の画像を記録媒体に記録できるデジタルカメラが普及しており、デジタルカメラで撮影した画像を自身のモニタで再生させることができる。また、デジタルカメラは、テレビジョン装置及びディスプレイ装置等の表示装置とケーブルを介して接続できるように構成されており、撮影した画像を表示装置へ転送して表示装置で再生させることができる。一方、テレビジョン放送による放送番組を受信して記録媒体に記録し、必要に応じて記録媒体から放送番組を読み出して、自身のモニタまたは接続された外部の表示装置で再生できる記録再生装置も普及している。
このように取得した画像を記録し、再生できる装置においては、絶対時刻を示す時計手段を備えており、画像を記録する際に、各画像の記録日時(撮像日時)も記憶しておく。これにより、再生を行なう装置は、各画像と共に各画像の記録日時を表示することができ、例えば画像を撮像した日付を各画像に重ね合せて表示させることができる。
また、GPS(Global Positioning System)を利用することが可能に構成された撮像装置が実用化されている。このような装置は、GPS衛星から受信した電波に基づいて、当該撮像装置の現在位置を示す位置情報を取得し、撮像した画像と共に、該画像の撮像位置を示す位置情報を記憶する。これにより、再生を行なう装置は、各画像に撮像位置を重ね合せて表示することができ、例えば画像に重ね合された撮像場所によって、ユーザは、それぞれの画像が撮像された場所を容易に把握することができ、また、撮像した画像を撮像場所毎に容易に管理することもできる。
近年では、更に、位置情報と共に取得した画像を、それぞれの位置情報に基づいて地図データ上に貼り付けた電子アルバムシステムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。電子アルバムシステムは、例えば旅行工程に対応した地図データ上に、各位置情報に基づいて対応する画像を貼り付けることにより、旅行行程中の各滞在場所で撮像した画像を地図データ上で管理することができる。
特開2002−329191号公報
しかし、上述したように、各画像に撮像日時を重ね合せて表示できる装置、及び各画像に撮像場所を重ね合せて表示できる装置は、撮像日時又は撮像場所を各画像に重ね合せるか否かの選択のみを実行できるように構成されている場合が多い。即ち、各画像に撮像日時を重ね合せて表示するか又は各画像に撮像日時を重ね合せずに表示するかの選択、並びに各画像に撮像場所を重ね合せて表示するか又は各画像に撮像場所を重ね合せずに表示するかの選択しかできない装置が多い。
従って、ユーザが、撮像日時又は撮像場所を重ね合せて表示させたい画像にのみ重ね合せることができず、重ね合せる必要がない画像においては、撮像日時又は撮像場所が重ね合された領域における画像を表示させることができず、撮像画像の全体を表示できないという問題がある。また、撮像日時又は撮像場所を確認したい画像においては、撮像日時又は撮像場所を重ね合せて表示させるように逐次設定を変更する必要があり、ユーザによって煩雑な操作を要するという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像と共に取得した画像情報を前記画像に重ね合せた重合画像を作成し、作成した重合画像を表示させることにより、表示された重合画像に基づいて各画像に係る画像情報を容易に確認することが可能な画像処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、画像に重ね合される画像情報の重合時間を制限することにより、前記画像情報が重ね合されることによる前記画像の欠如を軽減することが可能な画像処理装置を提供することにある。
更に本発明の他の目的は、各画像に係る日付情報、時刻情報又は位置情報を各画像に重ね合せることにより、表示された重合画像に基づいて、例えば各画像の撮像日付、撮像時刻又は撮像場所等を容易に確認することが可能な画像処理装置を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、複数の画像及び該画像のそれぞれに係る画像情報を取得する取得手段と、該取得手段が取得した画像の選択を受け付ける受付手段と、該受付手段が選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像を作成する作成手段と、該作成手段が作成した重合画像の表示に係る処理を行なう表示処理手段とを備える画像処理装置において、前記重合画像に係る画像情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る画像情報とに基づいて、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像の作成を前記作成手段により行なうか否かを制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像と共に該画像のそれぞれに係る画像情報を取得し、取得した画像の選択を受け付け、選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像を作成し、作成した重合画像の表示に係る処理を行なう。ここで、前記重合画像に係る画像情報と、次に選択を受け付けた画像に係る画像情報とに基づいて、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像の作成を行なうか否かを制御する。よって、画像に対応する画像情報を重ね合せて表示させることが可能であると共に、不要な画像情報の重ね合せを制限することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記表示処理手段が重合画像の表示に係る処理を行なった場合に所定時間を計測する計時手段を備え、前記制御手段は、前記計時手段が所定時間を計測した場合、前記重合画像の作成を終了するように前記作成手段を制御するように構成してあり、前記表示処理手段は、前記計時手段が所定時間を計測した場合、前記重合画像に係る画像の表示に係る処理を行なうように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、重合画像の表示に係る処理が行なわれた場合に計時処理を開始し、所定時間が計測された場合、前記重合画像の作成を終了し、それ以降は前記重合画像に係る画像のみの表示に係る処理を行なうことにより、画像情報を画像に重ね合せて表示させる時間を制限することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記画像情報は、日付情報を含んでおり、前記重合画像に係る日付情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る日付情報とを比較する比較手段を備え、前記制御手段は、前記比較手段によって一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る日付情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得する画像情報が日付情報を含んでおり、表示処理が行なわれた重合画像に係る日付情報と、次に選択を受け付けた画像に係る日付情報とを比較し、一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る日付情報を重ね合せた重合画像を作成する。よって、順次選択される画像に係る日付が変化する都度、日付情報を画像に重ね合せて表示させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記画像情報は、時刻情報を含んでおり、前記重合画像に係る時刻情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報とを時分単位で比較する比較手段を備え、前記制御手段は、前記比較手段によって一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得する画像情報が時刻情報を含んでおり、表示処理が行なわれた重合画像に係る時刻情報と、次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報とを時分単位で比較し、一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成する。よって、順次選択される画像に係る時刻が所定時分だけ経過する都度、時刻情報を画像に重ね合せて表示させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記画像情報は、時刻情報を含んでおり、前記重合画像に係る時刻情報が示す時刻、及び前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報が示す時刻の時間差を算出する手段と、算出された時間差が基準時間以上であるか否かを判断する手段とを備え、前記制御手段は、前記算出された時間差が基準時間以上であると判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得する画像情報が時刻情報を含んでおり、表示処理が行なわれた重合画像に係る時刻情報が示す時刻と、次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報が示す時刻との時間差を算出し、算出された時間差が基準時間以上であると判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成する。よって、順次選択される画像に係る時刻が基準時間以上経過する都度、時刻情報を画像に重ね合せて表示させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記画像情報は、位置情報を含んでおり、前記重合画像に係る位置情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る位置情報とを比較する比較手段を備え、前記制御手段は、前記比較手段によって一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得する画像情報が位置情報を含んでおり、表示処理が行なわれた重合画像に係る位置情報と、次に選択を受け付けた画像に係る位置情報とを比較し、一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成する。よって、順次選択される画像に係る位置が変化する都度、位置情報を画像に重ね合せて表示させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記画像情報は、位置情報を含んでおり、前記重合画像に係る位置情報が示す位置、及び前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る位置情報が示す位置の間の距離を算出する手段と、算出された距離が基準距離以上であるか否かを判断する手段とを備え、前記制御手段は、前記算出された距離が基準距離以上であると判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得する画像情報が位置情報を含んでおり、表示処理が行なわれた重合画像に係る位置情報が示す位置と、次に選択を受け付けた画像に係る位置情報が示す位置との距離を算出し、算出された距離が基準距離以上であると判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成する。よって、順次選択される画像に係る位置が基準距離以上離れる都度、位置情報を画像に重ね合せて表示させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、複数の位置情報及び各位置情報に対応する地名を記憶する地名記憶手段と、前記受付手段が選択を受け付けた画像に係る位置情報に対応する地名を前記地名記憶手段から特定する手段とを備え、前記作成手段は、前記受付手段が選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報に対応して特定された地名を重ね合せた重合画像を作成するように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、複数の位置情報のそれぞれに対応させて地名記憶手段に地名を記憶させておき、選択を受け付けた画像に係る位置情報に対応する地名を前記地名記憶手段から特定する。また、選択された画像に、該画像に係る位置情報に対応して特定された地名を重ね合せた重合画像を作成することにより、各画像の撮像場所を示す地名を各画像に重ね合せて表示させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記取得手段が取得した画像に係る画像情報に基づいて、選択対象の画像を検索する検索手段を備え、前記受付手段は、前記検索手段が検索した画像の選択を受け付けるように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得した画像情報に基づいて選択対象の画像を検索し、検索された画像から所望の画像の選択を受け付けることにより、例えば、各画像の撮像日付、撮像時刻又は撮像場所に基づいて所望の画像を容易に選択することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記取得手段が取得した画像を、各画像に係る画像情報毎に記憶する手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像と共に取得した画像情報毎に、各画像を記憶させておくことにより、例えば、各画像の撮像日付、撮像時刻又は撮像場所に基づいて各画像を管理することが可能となる。
本発明では、複数の画像と共に該画像のそれぞれに係る画像情報を取得しており、取得した画像から所望の画像の選択を受け付け、選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像を作成し、作成した重合画像の表示に係る処理を行なう。また、前記重合画像に係る画像情報と、次に選択を受け付けた画像に係る画像情報とに基づいて、前記次に選択を受け付けた画像に該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像の作成を行なうか否かを制御する。従って、例えば、順次選択される画像に係る画像情報が変化する場合のように画像情報を画像と共に表示させたい場合には、両者を重ね合せて表示させることにより、各画像の画像情報を容易に確認することができる。また、例えば、順次選択される画像に係る画像情報が変化しない場合のように画像情報の表示が不要な場合には、画像情報の画像への重ね合せを行なわないことにより、不要な画像情報の重ね合せを制限し、不要な画像情報の重ね合せによる画像の欠如を防止することができる。
本発明では、重合画像の表示に係る処理が行われた場合に計時処理を開始し、所定時間が計測された場合、前記重合画像の作成を終了し、それ以降は前記重合画像に係る画像のみの表示に係る処理を行なうことにより、画像情報を画像に重ね合せて表示させる時間を所定時間に制限する。従って、画像情報の長時間に亘る画像への重ね合せによる前記画像の欠如を防止することができる。
本発明では、画像と共に取得する画像情報が日付情報を含んでおり、表示処理が行なわれた重合画像に係る日付情報と、次に選択を受け付けた画像に係る日付情報とを比較する。この結果、一致しないと判断された場合、次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る日付情報を重ね合せた重合画像を作成する。これにより、順次選択される画像に係る日付が変化した場合に日付情報を画像に重ね合せて表示させることができ、例えば各画像を撮像した日付を画像と共に表示することができる。また、順次選択される画像に係る日付が変化しない場合には日付情報を画像に重ね合せないため、日付情報の長時間にわたる不要な重ね合せを防止し、日付情報の重ね合せによる画像の欠如を軽減することができる。
また、画像と共に取得する画像情報が時刻情報を含む場合、表示処理が行なわれた重合画像に係る時刻情報と、次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報とを時分単位で比較する。この結果、一致しないと判断された場合、次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成する。これにより、順次選択される画像に係る時刻が所定時分だけ経過した場合に時刻情報を画像に重ね合せて表示させることができ、例えば各画像を撮像した時刻を画像と共に表示することができる。また、順次選択される画像に係る時刻が所定時分内である場合には時刻情報を画像に重ね合せないため、時刻情報の長時間にわたる不要な重ね合せを防止し、時刻情報の重ね合せによる画像の欠如を軽減することができる。
更に、画像と共に取得する画像情報が時刻情報を含む場合、表示処理が行なわれた重合画像に係る時刻情報が示す時刻と、次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報が示す時刻との時間差を算出し、算出された時間差が基準時間以上であるか否かを判断する。この結果、算出された時間差が基準時間以上であると判断された場合、次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成する。これにより、順次選択される画像に係る時刻が基準時間以上経過した場合に時刻情報を画像に重ね合せて表示させることができ、例えば各画像を撮像した時刻を画像と共に表示することができる。また、順次選択される画像に係る時刻が基準時間内である場合には時刻情報を画像に重ね合せないため、時刻情報の長時間にわたる不要な重ね合せを防止し、時刻情報の重ね合せによる画像の欠如を軽減することができる。
本発明では、画像と共に取得する画像情報が位置情報を含む場合、表示処理が行なわれた重合画像に係る位置情報と、次に選択を受け付けた画像に係る位置情報とを比較する。この結果、一致しないと判断された場合、次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成する。これにより、順次選択される画像に係る位置が変化した場合に位置情報を画像に重ね合せて表示させることができ、例えば各画像を撮像した場所を画像と共に表示することができる。また、順次選択される画像に係る位置が変化(移動)しない場合には位置情報を画像に重ね合せないため、位置情報の長時間にわたる不要な重ね合せを防止し、位置情報の重ね合せによる画像の欠如を軽減することができる。
また、画像と共に取得する画像情報が位置情報を含む場合、表示処理が行なわれた重合画像に係る位置情報が示す位置と、次に選択を受け付けた画像に係る位置情報が示す位置との距離を算出し、算出された距離が基準距離以上であるか否かを判断する。この結果、算出された距離が基準距離以上であると判断された場合、次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成する。これにより、順次選択される画像に係る位置が基準距離以上離れた場合に位置情報を画像に重ね合せて表示させることができ、例えば各画像を撮像した場所を画像と共に表示することができる。また、順次選択される画像に係る位置が基準距離以内である場合には位置情報を画像に重ね合せないため、位置情報の長時間にわたる不要な重ね合せを防止し、位置情報の重ね合せによる画像の欠如を軽減することができる。
更に、複数の位置情報のそれぞれに対応させて地名記憶手段に地名を記憶させておき、選択を受け付けた画像に係る位置情報に対応する地名を前記地名記憶手段から特定する。また、選択された画像に、該画像に係る位置情報に対応して特定された地名を重ね合せた重合画像を作成することにより、各画像の撮像場所を示す各地名を画像に重ね合せて表示させることができ、例えば各画像を撮像した場所を予めユーザによって設定された地名によって表示することができる。
本発明では、画像と共に取得した画像情報に基づいて選択対象の画像を検索し、検索された画像から所望の画像の選択を受け付けることにより、例えば、各画像の撮像日付、撮像時刻又は撮像場所に基づいて、所望の画像を容易に選択することができるので、ユーザによる画像の選択処理負担を軽減することができる。また、各画像と共に取得した画像情報毎に、各画像を記憶させておくことにより、例えば、各画像の撮像日付、撮像時刻又は撮像場所に基づいて、各画像を容易に管理することができるので、ユーザによる画像の管理負担を軽減することができる。
以下に、本発明に係る画像処理装置をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る画像処理装置としてのデジタルカメラの構成例を示す模式図である。本実施形態に係るデジタルカメラ1は、CPU10、ROM11、RAM12、操作部13、時計手段14、GPS受信機15、A/D変換器17、信号処理部18、画像圧縮伸張部19、ハードディスク(以下、HDという)20、地名データベース(以下、地名DBという)21、表示インタフェース22等を備えており、それぞれはシステムバス1aを介して相互に接続されている。
CPU10は、システムバス1aを介して接続される上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM11に予め格納されている制御プログラムに従って種々の動作を実行する。ROM11は、デジタルカメラ1を本発明に係る画像処理装置として動作させるために必要な種々の制御プログラム、及び測位処理プログラム等を予め記憶している。RAM12は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、CPU10による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
なお、CPU10が、ROM11に記憶してある測位処理プログラムをRAM12に読み出して順次実行することにより、GPS受信機15によりGPS衛星(図示せず)から受信した電波に基づいて、デジタルカメラ1の現在位置を示す位置情報(画像情報)を取得する取得手段として動作する。
操作部13は、デジタルカメラ1をユーザが操作するために必要な各種のキーを備えており、ユーザにより各キーが操作された場合、操作されたキーに対応した制御信号をCPU10へ送出し、CPU10は取得した制御信号に対応した処理を実行する。時計手段14は絶対時間(年、月、日、時、分、秒)を刻時しており、CPU10は、時計手段14が示す絶対時間の差に基づいて経過時間を算出することにより、所定時間を計測する計時手段として動作する。
GPS受信機15は、GPS衛星から送信される電波を受信するアンテナ(図示せず)を備え、このアンテナを介して前記電波を受信する。尚、デジタルカメラ1は、CPU10によってROM11に記憶してある測位処理プログラムを実行することにより、GPS受信機15が受信した電波に基づき、デジタルカメラ1の現在位置を、経度及び緯度の座標として計測する。
A/D変換器17にはカメラ(取得手段)16が接続されている。カメラ16は、CCDを介して入力された光信号を光電変換することによりアナログの画像信号(画像)を生成し、A/D変換器17へ入力する。A/D変換器17は、カメラ16から入力されたアナログの画像信号を所定の増幅率で増幅する増幅器(図示せず)、増幅された画像信号を一定のタイミング毎にサンプリングする相関二重サンプリング機能(CDS)等を内蔵しており、CDSによるサンプリング処理により得られた各値をデジタル信号に変換し、得られたデジタルの画像信号を信号処理部18へ入力する。
信号処理部18は、カメラ16で撮像して得られた画像信号に対して、ガンマ補正処理、フィルタリング処理、輪郭強調処理等の所定の信号処理を実行して、例えばYUV(Y:輝度信号、U:赤の色差信号、V:青の色差信号)信号を生成し、生成したYUV信号を画像圧縮伸張部19へ入力する。
画像圧縮伸張部19は、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)方式に基づく圧縮処理及び伸張処理を行なうコーデックであり、信号処理部18から入力された画像信号(YUV信号)に所定の圧縮処理を実行する。なお、画像圧縮伸張部19は、自身に接続されたメモリ19aを圧縮処理及び伸張処理の際のバッファとして利用する。また、信号処理部18によって所定の信号処理が施された画像信号(YUV信号)は、表示インタフェース22を介して表示部23へ入力して表示させることもできる。
HD20は、大容量の記録装置であり、上述したように画像圧縮伸張部19により圧縮処理が施された画像信号を複数記録する。なお、本実施形態のデジタルカメラ1は、カメラ16により撮像処理を行なった場合、撮像して得られた画像信号に対応して、時計手段(取得手段)14によって撮像日時(日付情報、時刻情報)を取得し、また、GPS受信機15によって受信した電波に基づき撮像場所(位置情報)を計測する。そして、撮像して得られた画像信号をHD20に記録する際に、当該画像信号に係る画像情報として、取得した撮像日時及び撮像場所を、HD20に予め設定されている画像DBの所定の記憶領域に登録する。
画像DBは、図2(a)に示すように、HD20に記録される各画像信号に対応して、画像番号、日時情報、緯度及び経度からなる位置情報、HD20における格納場所等を蓄積したものである。また、画像DBの内容は、新たな画像信号が登録された場合、及びユーザによる操作部13の操作によりHD20に記録されている画像信号が消去された場合等に、CPU10の処理によって更新される。
表示インタフェース22には表示部(表示処理手段)23が接続されている。表示部23は、複数の液晶素子を2次元マトリクス状に配列してなる液晶表示パネルにより構成されており、表示インタフェース22を介して取得する各種の情報を表示する。表示部23は、例えば、デジタルカメラ1の動作状況、ユーザに通知すべき情報、信号処理部18により所定の信号処理が実行された画像信号、HD20から読み出されて画像圧縮伸張部19で伸張された画像信号等の表示を行なう。また、表示部23をタッチパネル方式のものとすることにより、操作部13の各種のキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
上述した構成によって、デジタルカメラ1は、例えばユーザが操作部13のシャッターボタン(図示せず)を操作した場合、カメラ16によってアナログの静止画像信号を取得し、A/D変換器17及び信号処理部18によって所定の信号処理を実行することによって静止画を生成する静止画撮像機能、例えばユーザが操作部13の録画ボタン(図示せず)を操作した場合に、ユーザにより録画停止ボタン(図示せず)が操作されるまで、カメラ16によって例えば1秒当たり30枚の静止画像信号を取得し、順次A/D変換器17及び信号処理部18によって所定の信号処理を実行することによって動画を生成する動画撮像機能を有する。
また、デジタルカメラ1は、上述したように撮像して得られた画像信号(静止画像信号、動画像信号)をHD20に蓄積する蓄積機能、撮像して得られた画像信号またはHD20に記録してある画像信号を表示部23で表示する表示機能等を有する。更に、デジタルカメラ1を外部のコンピュータと接続されるように構成した場合には、撮像して得られた画像信号またはHD20に記録してある画像信号を外部のコンピュータへ送信することも可能となる。
更に、本実施形態のデジタルカメラ1は、上述したような各種の画像信号を表示部23で表示させる場合に、各画像信号に対応して画像DBに登録してある画像情報(日時情報、位置情報)を画像信号に重ね合せて表示させる機能も有しており、例えば、各画像信号を撮像した日付、時刻又は撮像場所を、画像信号と共に表示部23に表示させることができる。
具体的には、ユーザが、操作部13を操作することによってHD20に記録されている画像信号から表示部23で再生させたい画像信号を選択する。操作部13は、ユーザからの画像信号の選択を受け付ける受付手段として動作しており、画像信号の選択を受け付けた場合、所定の制御信号をCPU10へ送出する。CPU10は、所定の制御信号を操作部13から取得することにより、ユーザによる画像信号の選択を受け付けた場合、対応する画像信号と、画像DBから対応する画像情報とを読み出し、一旦RAM12に記憶させる。
ここで、ユーザにより、日付情報を重ね合された画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、RAM12に読み出した画像情報の内の日時情報から、日付情報を読み出し、読み出した日付情報を、読み出した画像信号の所定領域に重ね合せて重合画像を作成する作成手段として動作する。また、CPU10は、作成した重合画像を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送する。これにより、図3(a)に示すように、撮像日付が付加された画像信号を表示部23で表示させることができる。
また、ユーザにより、時刻情報を重ね合された画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、RAM12に読み出した画像情報の内の日時情報から、時刻情報を読み出し、読み出した時刻情報を、読み出した画像信号の所定領域に重ね合せて重合画像を作成する作成手段として動作する。また、CPU10は、作成した重合画像を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送する。これにより、図3(b)に示すように、撮像時刻が付加された画像信号を表示部23で表示させることができる。なお、撮像時刻を表示させる場合には、撮像日も共に表示させてもよい。
更に、ユーザにより、位置情報を重ね合された画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、RAM12に読み出した画像情報から位置情報を読み出し、読み出した位置情報を、読み出した画像信号の所定領域に重ね合せて重合画像を作成する作成手段として動作する。また、CPU10は、作成した重合画像を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送する。これにより、図3(c)に示すように、撮像場所が付加された画像信号を表示部23で表示させることができる。
なお、本実施形態のデジタルカメラ1は、図2(b)に示すような、緯度及び経度からなる位置情報に、それぞれの地名を対応させて予め登録してある地名DB(地名記憶手段)21を備えており、CPU10によって、画像DBから読み出した位置情報に対応する地名を地名DB21から特定し、特定された地名を画像信号に重ね合せて表示部23に表示させる。また、緯度及び経度をそのまま画像信号と共に表示してもよい。
しかし、上述したように、画像情報(日付情報、時刻情報、位置情報)が重ね合されて表示される画像信号は、画像情報の重合領域において表示されないため、画像信号に欠如領域が発生し、画質の劣化を生じてしまう。そこで、本実施形態のデジタルカメラ1では、画像信号に重ね合されて表示させる画像情報の表示時間(重合時間)を制限している。
具体的には、CPU(制御手段)10は、ユーザからの指示に対応する画像情報(日付情報、時刻情報又は位置情報)が重ね合された画像信号(以下、重合画像信号ともいう)を、表示インタフェース22を介して表示部23に表示させた場合、時計手段14が示す絶対時間の差に基づいて所定時間の計測を開始し、所定時間が経過した場合に、画像信号への画像情報の重ね合せを終了させ、重合画像信号の表示部23への表示を終了させる。従って、これ以降は、画像信号のみが表示部23に表示される。
一方、ユーザによる操作部13の操作により表示部23への動画像信号の表示指示、又はユーザによる操作部13の連続的な操作により表示部23への静止画像信号の連続的な表示指示を受け付けた場合、CPU10は、次に表示させるために選択された画像信号と、該画像信号に対応する画像情報(以下、次の画像情報ともいう)とをHD20から読み出しRAM12に記憶させる。CPU10は、この時点で表示部23に表示されている重合画像信号に対応する画像情報(前記次の画像情報に対応して先の画像情報ともいう)と前記次の画像情報とを比較する比較手段として動作する。また、CPU10は、この比較結果に基づいて、次に表示させるために選択された画像信号に、該画像信号に対応する次の画像情報を重ね合せて表示部23に表示させるか否かを制御する。
具体的には、ユーザにより、日付情報を重ね合された重合画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、RAM12に記憶させた先の画像情報の内の日付情報と、次の画像情報の内の日付情報とを比較する。その結果、一致しないと判断した場合にのみ、CPU10は、次に表示させるために選択された画像信号に日付情報を重ね合せて表示部23で表示させる。なお、ここで言う日付情報とは、日時情報が有する「年、月、日、時、分、秒」の内の「年、月、日」の情報である。
また、ユーザにより、時刻情報を重ね合された重合画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、RAM12に記憶させた先の画像情報の内の時刻情報と、次の画像情報の内の時刻情報とを所定の時分単位で比較する。その結果、一致しないと判断した場合にのみ、CPU10は、次に表示させるために選択された画像信号に時刻情報を重ね合せて表示部23で表示させる。なお、ここで言う時刻情報とは、日時情報が有する「年、月、日、時、分、秒」の内の「時、分、秒」の情報である。また、所定の時分単位での比較とは、例えば「時」の情報同士の比較のことであり、「時」の情報が一致しないということは、例えば、撮像時刻が9時から10時へ変化(経過)したことを示している。
更に、ユーザにより、位置情報を重ね合された重合画像信号の再生処理が指示されている場合、CPU10は、RAM12に記憶させた先の画像情報の内の位置情報と、次の画像情報の内の位置情報とを比較する。その結果、一致しないと判断した場合にのみ、CPU10は、次に表示させるために選択された画像信号に位置情報を重ね合せて表示部23で表示させる。なお、位置情報によって表示される位置は、地名DB21から特定された地名でもよい。
また、ここで言う位置情報は、図2(a)に示すように、GPS衛星から受信した電波に基づいて測定(算出)された緯度及び経度であるため、GPSの精度によっては極めて近距離であっても、位置情報が不一致となる場合がある。このような場合には、近距離内で撮像したにもかかわらず、位置情報が不一致となるために不要な位置情報を逐次表示させてしまうおそれがある。従って、ここでは、利用するGPSの精度に基づいて所定の許容範囲を決定し、この許容範囲内における位置情報の不一致は、不一致として扱わないことにする。
一方、先の画像情報の内の日付情報、時刻情報又は位置情報のそれぞれが、次の画像情報の内の日付情報、時刻情報又は位置情報のそれぞれと一致すると判断した場合、CPU10は、次に表示させるために選択された画像信号に、対応する次の画像情報を重ね合せず、画像信号のみを表示部23に表示させる。これにより、画像信号への不要な画像情報の重ね合せによる画像信号の表示領域の縮小を防止することができる。
以下に、上述した構成のデジタルカメラ1による撮像処理について説明する。図4は本発明に係るデジタルカメラ1による撮像処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理はROM11に格納されているプログラムに従ってCPU10が実行する。電源が投入されて初期準備が完了したデジタルカメラ1において、CPU10は、ユーザにより操作部13のシャッターボタンがオンされたか否かを判断しており(S1)、シャッターボタンがオンされていないと判断した場合(S1:NO)、ステップS6に処理を移行する。
CPU10は、シャッターボタンがオンされたと判断した場合(S1:YES)、カメラ16によってアナログの画像信号を取得すると共に(S2)、時計手段14が示す時刻に基づく日時情報と、GPS受信機15が受信する電波に基づく位置情報とを取得する(S3)。CPU10は、ステップS2で取得した画像信号に、信号処理部18及び画像圧縮伸張部19によって所定の処理を実行し、得られた画像信号をHD20に記憶させる(S4)。また、CPU10は、ステップS3で取得した日時情報及び位置情報を、HD20の格納場所を示す情報と共に画像DBに登録する(S5)。
CPU10は、ユーザによる電源ボタン(図示せず)のオフ、バッテリー(図示せず)から供給される電力の消耗等により電源が遮断されたか否かを判断しており(S6)、電源が遮断されていないと判断した場合(S6:NO)、ステップS1へ処理を移行し、電源が遮断されたと判断した場合(S6:YES)、処理を終了する。
上述したように、カメラ16で撮像した画像信号を、日時情報及び位置情報と共にHD20に記録させておくことにより、HD20に記録してある複数の画像信号からユーザが所望の画像信号を選択する際の検索項目として日時情報(日付情報、時刻情報)及び位置情報を利用することができる。具体的には、ユーザがHD20に記憶してある画像信号から所望の画像信号を選択する場合、操作部13の所定の操作キーを操作することによって、図5(a)に示すような画像検索メニュー画面を表示部23に表示させる。なお、メニュー画面を表示させるためのデータはROM11又はHD20に予め記憶されている。
ユーザは、図5(a)に示すメニュー画面において、操作部13を介して画像を検索するための検索項目として「日付」,「時刻」,「場所」のいずれかひとつを選択する。また、ユーザが「次へ」を選択した場合、CPU10は、図5(b)に示すメニュー画面を表示部23に表示させる。ユーザは、図5(b)に示すメニュー画面において、選択したい画像信号を撮像した日付を操作部13から入力する。更に、ユーザが「次へ」を選択した場合、CPU10は、ユーザにより入力された日付に撮像された画像を検索する検索手段として動作し、検索結果を図5(c)に示す撮影画像一覧として表示部23に表示させる。
ユーザは、図5(c)に示す撮影画像一覧から所望の画像を見つけ出して操作部13から選択し、操作部13は、ユーザからの画像信号の選択を受け付けることができる。操作部13がユーザによる画像信号の選択を受け付けることにより、CPU10は、選択された画像信号の再生処理を実行させることができる。なお、画像情報に含まれる時刻情報及び位置情報においても、同様に検索処理のキーとして利用することができる。このように、画像情報に基づいて選択対象の画像を検索できるため、ユーザは、各画像の撮像日付、撮像時刻又は撮像場所に基づいて、所望の画像を容易に見つけ出すことができる。
また、上述したように、カメラ16で撮像した画像信号に対応して日付情報、時刻情報及び位置情報を取得することにより、図6(a)〜(c)に示すように、各画像情報毎に画像信号をHD20に記憶させることができる。図6(a)には、日付情報毎に画像信号をHD20に記憶している構成を示している。具体的には、フォルダ1のフォルダ名を「2004/8」とし、フォルダ2のフォルダ名を「2004/9」とし、2004年8月に撮像した画像信号をフォルダ1に格納し、2004年9月に撮像した画像信号をフォルダ2に格納することにより、各画像信号の管理が容易となる。
同様に、図6(b)には、時刻情報毎に画像信号をHD20に記憶している構成を示している。具体的には、フォルダ1のフォルダ名を「2004/8/1 15:00」とし、フォルダ2のフォルダ名を「2004/8/1 16:00」とし、2004年8月1日の15時台に撮像した画像信号をフォルダ1に格納し、2004年8月1日の16時台に撮像した画像信号をフォルダ2に格納することにより、各画像信号の管理が容易となる。
更に、図6(c)には、位置情報(地名)毎に画像信号をHD20に記憶している構成を示している。具体的には、フォルダ1のフォルダ名を「京都1」とし、フォルダ2のフォルダ名を「京都2」とし、京都1で撮像した画像信号をフォルダ1に格納し、京都2で撮像した画像信号をフォルダ2に格納することにより、各画像信号の管理が容易となる。
以下に、上述したように撮像して画像信号を取得すると共に、該画像信号に対応する日時情報及び位置情報を取得してHD20に記録してあるデジタルカメラ1において、画像信号の表示部23による再生処理について説明する。図7は本発明に係るデジタルカメラ1による再生処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理はROM11に格納されているプログラムに従ってCPU10が実行する。また、図7に示すフローチャートでは、日付情報が重ね合された重合画像信号を再生させる際の処理手順を示している。
電源が投入されて初期準備が完了したデジタルカメラ1において、ユーザが操作部13の所定の操作キーを操作することによりHD20に記録させてある画像信号の再生を指示した場合、CPU10は、ユーザにより指定された画像信号と、該画像信号に対応する画像情報とをHD20から読み出してRAM12に記憶させる(S11)。
CPU10は、RAM12に読み出した画像情報から日付情報を抽出し、抽出した日付情報を、RAM12に読み出した画像信号に重ね合せ、生成された重合画像信号を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送して表示させる(S12)。次にCPU10は、操作部13からの制御信号に基づいて、ユーザにより次に表示させる画像信号の再生が指示されたか否かを判断しており(S13)、指示されていないと判断した場合(S13:NO)、時計手段14が示す絶対時間の差に基づく所定時間の計測を開始し、所定時間が経過したか否かを判断する(S14)。
CPU10は、所定時間が経過していないと判断した場合(S14:NO)、ステップS13に処理を移行し、所定時間が経過したと判断した場合(S14:YES)、日付情報の画像信号への重合を終了させ(S15)、ステップS13に処理を移行する。従って、これ以降は、表示部23には画像信号のみが表示されることになる。
一方、ステップS13で、次に表示させる画像信号の再生が指示されたと判断した場合(S13:YES)、CPU10は、ユーザにより指定された次の画像信号と、該画像信号に対応する次の画像情報とをHD20から読み出してRAM12に記憶させる(S16)。CPU10は、この時点で表示部23に表示されている重合画像信号に対応する先の画像情報の内の日付情報と、RAM12に読み出した次の画像情報の内の日付情報とを比較し、日付が一致するか否かを判断する(S17)。
日付が一致しないと判断した場合(S17:NO)、CPU10は、次の画像情報を先の画像情報としてRAM12に記憶させ、先の画像情報を更新する(S18)。また、CPU10は、RAM12に読み出した次の画像情報から日付情報を抽出し、抽出した日付情報を、RAM12に読み出した次の画像信号に重ね合せ、生成された重合画像信号を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送して表示させる(S19)。
ステップS17で、日付が一致すると判断した場合(S17:YES)、CPU10は、日付情報を画像信号に重ね合せずに、RAM12に読み出した次の画像信号のみを表示部23へ転送して表示させる(S20)。CPU10は、ユーザが操作部13の所定の操作キーを操作することにより画像信号の再生処理の終了が指示されたか否かを判断しており(S21)、再生処理の終了が指示されていないと判断した場合(S21:NO)、ステップS13に処理を移行し、順次再生が指示される画像信号の再生処理を繰り返す。また、CPU10は、再生処理の終了が指示されたと判断した場合(S21:YES)、上述した処理を終了する。
上述したような処理を行なうことにより、デジタルカメラ1は、図3(a)に示すように、ユーザが撮像した日付を画像信号と共に表示部23に表示させることができると共に、所定時間の経過後には画像信号上に表示された日付を消去することができる。また、連続して異なる画像信号を表示部23に表示させる際に、それぞれの画像信号を撮像した日付が同一である場合には日付を表示させることなく画像信号のみを表示させることができると共に、日付が変化した時点で日付の表示を再開させることができる。これにより、各画像信号の撮像日を確認することができると共に、不要な撮像日の表示を行なわないことによって、撮像日が表示される領域における画像信号の欠如を防止することができる。
以下に、撮像して得られた画像信号と共に、該画像信号に対応する日時情報及び位置情報をHD20に記録してあるデジタルカメラ1において、画像信号の表示部23による再生処理について説明する。図8は本発明に係るデジタルカメラ1による再生処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理はROM11に格納されているプログラムに従ってCPU10が実行する。また、図8に示すフローチャートでは、撮像した時刻が重ね合された重合画像信号を再生させる際の処理手順を示している。
電源が投入されて初期準備が完了したデジタルカメラ1において、ユーザが操作部13の所定の操作キーを操作することによりHD20に記録させてある画像信号の再生を指示した場合、CPU10は、ユーザにより指定された画像信号と、該画像信号に対応する画像情報とをHD20から読み出してRAM12に記憶させる(S31)。
CPU10は、RAM12に読み出した画像情報から時刻情報を抽出し、抽出した時刻情報を、RAM12に読み出した画像信号に重ね合せ、生成された重合画像信号を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送して表示させる(S32)。次にCPU10は、操作部13からの制御信号に基づいて、ユーザにより次に表示させる画像信号の再生が指示されたか否かを判断しており(S33)、指示されていないと判断した場合(S33:NO)、時計手段14が示す絶対時間の差に基づく所定時間の計測を開始し、所定時間が経過したか否かを判断する(S34)。
CPU10は、所定時間が経過していないと判断した場合(S34:NO)、ステップS33に処理を移行し、所定時間が経過したと判断した場合(S34:YES)、時刻情報の画像信号への重合を終了させ(S35)、ステップS33に処理を移行する。従って、これ以降は、表示部23には画像信号のみが表示されることになる。
一方、ステップS33で、次に表示させる画像信号の再生が指示されたと判断した場合(S33:YES)、CPU10は、ユーザにより指定された次の画像信号と、該画像信号に対応する次の画像情報とをHD20から読み出してRAM12に記憶させる(S36)。CPU10は、この時点で表示部23に表示されている重合画像信号に対応する先の画像情報の内の時刻情報の「時」の情報と、RAM12に読み出した次の画像情報の内の時刻情報の「時」の情報とが一致するか否かを判断する(S37)。
「時」の情報が一致しないと判断した場合(S37:NO)、CPU10は、次の画像情報を先の画像情報としてRAM12に記憶させ、先の画像情報を更新する(S38)。また、CPU10は、RAM12に読み出した次の画像情報から時刻情報を抽出し、抽出した時刻情報を、RAM12に読み出した次の画像信号に重ね合せ、生成された重合画像信号を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送して表示させる(S39)。
ステップS37で、「時」の情報が一致すると判断した場合(S37:YES)、CPU10は、時刻情報を画像信号に重ね合せずに、RAM12に読み出した次の画像信号のみを表示部23へ転送して表示させる(S40)。CPU10は、ユーザが操作部13の所定の操作キーを操作することにより画像信号の再生処理の終了が指示されたか否かを判断しており(S41)、再生処理の終了が指示されていないと判断した場合(S41:NO)、ステップS33に処理を移行し、順次再生が指示される画像信号の再生処理を繰り返す。また、CPU10は、再生処理の終了が指示されたと判断した場合(S41:YES)、上述した処理を終了する。
上述したような処理を行なうことにより、デジタルカメラ1は、図3(b)に示すように、ユーザが撮像した時刻を画像信号と共に表示部23に表示させることができると共に、所定時間の経過後には画像信号上に表示された時刻を消去することができる。また、連続して異なる画像信号を表示部23に表示させる際に、それぞれの画像信号を撮像した時刻の内の「時」の情報が同一である場合には時刻を表示させることなく画像信号のみを表示させることができると共に、「時」の情報が変化した時点で時刻の表示を再開させることができる。これにより、各画像信号の撮像時刻を確認することができると共に、不要な撮像時刻の表示を行なわないことによって、時刻が表示される領域における画像信号の欠如を防止することができる。
上述した説明では、順次選択される画像信号の撮像時刻において、「時」の情報が変化した場合に、時刻情報を画像信号に重ね合せて表示させる例を挙げたが、例えば順次選択される画像信号において、前後の画像信号の撮像時刻の時間差を算出し、この時間差が基準時間よりも長い場合に、時刻情報を画像信号に重ね合せて表示させるようにデジタルカメラ1を構成することもできる。この場合、基準時間内に連続して撮像した画像信号においては、時刻情報を表示させずに画像信号のみを表示させることができ、基準時間が経過した場合に時刻の表示を再開させることができる。
以下に、撮像して得られた画像信号と共に、該画像信号に対応する日時情報及び位置情報をHD20に記録してあるデジタルカメラ1において、画像信号の表示部23による再生処理について説明する。図9は本発明に係るデジタルカメラ1による再生処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理はROM11に格納されているプログラムに従ってCPU10が実行する。また、図9に示すフローチャートでは、撮像した場所が重ね合される重合画像信号を再生させる際の処理手順を示している。
電源が投入されて初期準備が完了したデジタルカメラ1において、ユーザが操作部13の所定の操作キーを操作することによりHD20に記録させてある画像信号の再生を指示した場合、CPU10は、ユーザにより指定された画像信号と、該画像信号に対応する画像情報とをHD20から読み出してRAM12に記憶させる(S51)。CPU10は、RAM12に記憶させた画像情報から位置情報を抽出し、抽出した位置情報に対応する地名を地名DB21から特定する(S52)。
CPU10は、特定した地名を、RAM12に読み出した画像信号に重ね合せ、生成された重合画像信号を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送して表示させる(S53)。次にCPU10は、操作部13からの制御信号に基づいて、ユーザにより次に表示させる画像信号の再生が指示されたか否かを判断しており(S54)、指示されていないと判断した場合(S54:NO)、時計手段14が示す絶対時間の差に基づく所定時間の計測を開始し、所定時間が経過したか否かを判断する(S55)。
CPU10は、所定時間が経過していないと判断した場合(S55:NO)、ステップS54に処理を移行し、所定時間が経過したと判断した場合(S55:YES)、地名の画像信号への重合を終了させ(S56)、ステップS54に処理を移行する。従って、これ以降は、表示部23には画像信号のみが表示されることになる。
一方、ステップS54で、次に表示させる画像信号の再生が指示されたと判断した場合(S54:YES)、CPU10は、ユーザにより指定された次の画像信号と、該画像信号に対応する次の画像情報とをHD20から読み出してRAM12に記憶させる(S57)。CPU10は、この時点で表示部23に表示されている重合画像信号に対応する先の画像情報の内の位置情報と、RAM12に読み出した次の画像情報の内の位置情報とを比較し、位置が一致するか否かを判断する(S58)。なお、詳細には、次の画像情報の内の位置情報が、先の画像情報の内の位置情報に対して所定の許容範囲内にあるか否かを判断する。
位置が一致しないと判断した場合(S58:NO)、CPU10は、次の画像情報を先の画像情報としてRAM12に記憶させ、先の画像情報を更新する(S59)。また、CPU10は、RAM12に読み出した次の画像情報から位置情報を抽出し、抽出した位置情報に対応する地名を地名DB21から特定する(S60)。更に、CPU10は、特定した地名を、RAM12に読み出した次の画像信号に重ね合せ、生成された重合画像信号を表示インタフェース22を介して表示部23へ転送して表示させる(S61)。
ステップS58で、位置が一致すると判断した場合(S58:YES)、CPU10は、位置情報(地名)を画像信号に重ね合せずに、RAM12に読み出した次の画像信号のみを表示部23へ転送して表示させる(S62)。CPU10は、ユーザが操作部13の所定の操作キーを操作することにより画像信号の再生処理の終了が指示されたか否かを判断しており(S63)、再生処理の終了が指示されていないと判断した場合(S63:NO)、ステップS54に処理を移行し、順次再生が指示される画像信号の再生処理を繰り返す。また、CPU10は、再生処理の終了が指示されたと判断した場合(S63:YES)、上述した処理を終了する。
上述したような処理を行なうことにより、デジタルカメラ1は、図3(c)に示すように、ユーザが撮像した場所を画像信号と共に表示部23に表示させることができると共に、所定時間の経過後には画像信号上に表示された場所を消去することができる。また、連続して異なる画像信号を表示部23に表示させる際に、それぞれの画像信号の撮像場所が同一である場合には撮像場所を表示させることなく画像信号のみを表示させることができると共に、撮像場所が変化(移動)した時点で撮像場所の表示を再開させることができる。これにより、各画像信号の撮像場所を確認することができると共に、不要な撮像場所の表示を行なわないことによって、撮像場所を上書きされる領域における画像信号の欠如を防止することができる。
上述した説明では、順次選択される画像信号の撮像場所(位置情報)が変化した場合に、位置情報を画像信号に重ね合せて表示させる例を挙げたが、例えば順次選択される画像信号において、前後の画像信号の撮像場所間の距離を算出し、この距離が基準距離よりも長い場合に、位置情報を画像信号に重ね合せて表示させるようにデジタルカメラ1を構成することもできる。この場合、基準距離内で撮像された画像信号においては、位置情報を表示させずに画像信号のみを表示させることができ、撮像場所が基準距離よりも離れた場合に場所の表示を再開させることができる。従って、ユーザは、撮像場所が所定距離以上移動したことを容易に把握することができる。
上述した実施形態では、表示部23に画像信号に重ね合せて表示させる画像情報として、図3に示すように、日付情報、時刻情報又は位置情報のいずれかをユーザが選択する構成を例に説明したが、日付情報、時刻情報及び位置情報の少なくとも1つを画像信号に重ね合せればよく、これらの内の2つ又は全部を画像信号と共に表示させることもできる。この場合には、日付情報、時刻情報及び位置情報のそれぞれにおいて先の画像情報と次の画像情報との比較処理を行ない、変化があった情報のみを画像信号に重ね合せて表示させることにより、日付情報、時刻情報及び位置情報のいずれが変化したかをユーザが容易に把握することができる。
また、上述した実施形態では、画像信号の撮像場所を示す位置情報を取得する手段としてGPSを利用する構成を例に説明したが、例えば、デジタルカメラ1が携帯電話器と接続できる構成を有する場合には、携帯電話器が使用する中継基地局に基づく位置情報を利用することもできる。また、撮像した画像信号に対応する地名を、ユーザが操作部13を介して直接的に入力する構成としてもよい。
更に、予め設定されたスケジュールに従って各時刻に対応する地名をユーザが操作部13を介して入力してRAM12等に記憶しておき、カメラ16で撮像した場合にこの時点で時計手段14が示す時刻に対応する地名をRAM12から読み出し、読み出した地名を、得られた画像信号の位置情報として取得する構成としてもよい。また、これらの構成を全て備え、必要に応じて各構成を利用することにより確実に位置情報を取得できるようにしてもよい。これにより、GPSを利用できない装置においても、画像を撮像した場所を示す位置情報を取得することができる。
上述した実施形態では、デジタルカメラ1がカメラ16で撮像してHD20に記録させた画像信号に対して、画像情報に含まれる各情報を重ね合せて表示させる構成について説明したが、例えば外部から画像信号を取得する取得手段を更に備え、外部から取得してHD20に記録させた画像信号に対して同様にして画像情報を重ね合せて表示させることも可能である。なお、この場合には、外部から画像信号と共に、該画像信号に対応する画像情報も取得する必要がある。
また、上述した実施形態では、本発明の画像処理装置をデジタルカメラ1に適用した例について説明したが、テレビジョン装置及びディスプレイ装置等の外部の表示装置と接続され、記録媒体に記録してある画像信号を外部の表示装置へ転送して再生させる記録再生装置においても本発明を適用することができる。
本発明に係る画像処理装置としてのデジタルカメラの構成例を示す模式図である。 (a)は画像DBの登録内容を示す模式図、(b)は地名DBの登録内容を示す模式図である。 表示部に表示される画像の構成例を示す模式図である。 本発明に係るデジタルカメラによる撮像処理の手順を示すフローチャートである。 表示部に表示されるメニュー画面の構成例を示す模式図である。 HD内の画像信号の格納状態を示す模式図である。 本発明に係るデジタルカメラによる再生処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係るデジタルカメラによる再生処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係るデジタルカメラによる再生処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ(画像処理装置)
10 CPU(取得手段、作成手段、制御手段、計時手段、比較手段、検索手段)
13 操作部(受付手段)
14 時計手段(取得手段)
16 カメラ(取得手段)
21 地名DB(地名記憶手段)
23 表示部(表示処理手段)

Claims (10)

  1. 複数の画像及び該画像のそれぞれに係る画像情報を取得する取得手段と、該取得手段が取得した画像の選択を受け付ける受付手段と、該受付手段が選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像を作成する作成手段と、該作成手段が作成した重合画像の表示に係る処理を行なう表示処理手段とを備える画像処理装置において、
    前記重合画像に係る画像情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る画像情報とに基づいて、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る画像情報を重ね合せた重合画像の作成を前記作成手段により行なうか否かを制御する制御手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示処理手段が重合画像の表示に係る処理を行なった場合に所定時間を計測する計時手段を備え、
    前記制御手段は、前記計時手段が所定時間を計測した場合、前記重合画像の作成を終了するように前記作成手段を制御するように構成してあり、
    前記表示処理手段は、前記計時手段が所定時間を計測した場合、前記重合画像に係る画像の表示に係る処理を行なうように構成してあること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像情報は、日付情報を含んでおり、
    前記重合画像に係る日付情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る日付情報とを比較する比較手段を備え、
    前記制御手段は、前記比較手段によって一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る日付情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像情報は、時刻情報を含んでおり、
    前記重合画像に係る時刻情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報とを時分単位で比較する比較手段を備え、
    前記制御手段は、前記比較手段によって一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像情報は、時刻情報を含んでおり、
    前記重合画像に係る時刻情報が示す時刻、及び前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る時刻情報が示す時刻の時間差を算出する手段と、
    算出された時間差が基準時間以上であるか否かを判断する手段とを備え、
    前記制御手段は、前記算出された時間差が基準時間以上であると判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る時刻情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像情報は、位置情報を含んでおり、
    前記重合画像に係る位置情報と、前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る位置情報とを比較する比較手段を備え、
    前記制御手段は、前記比較手段によって一致しないと判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像情報は、位置情報を含んでおり、
    前記重合画像に係る位置情報が示す位置、及び前記受付手段が次に選択を受け付けた画像に係る位置情報が示す位置の間の距離を算出する手段と、
    算出された距離が基準距離以上であるか否かを判断する手段とを備え、
    前記制御手段は、前記算出された距離が基準距離以上であると判断された場合、前記次に選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報を重ね合せた重合画像を作成するように前記作成手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  8. 複数の位置情報及び各位置情報に対応する地名を記憶する地名記憶手段と、
    前記受付手段が選択を受け付けた画像に係る位置情報に対応する地名を前記地名記憶手段から特定する手段とを備え、
    前記作成手段は、前記受付手段が選択を受け付けた画像に、該画像に係る位置情報に対応して特定された地名を重ね合せた重合画像を作成するように構成してあることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記取得手段が取得した画像に係る画像情報に基づいて、選択対象の画像を検索する検索手段を備え、
    前記受付手段は、前記検索手段が検索した画像の選択を受け付けるように構成してあることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかひとつに記載の画像処理装置。
  10. 前記取得手段が取得した画像を、各画像に係る画像情報毎に記憶する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかひとつに記載の画像処理装置。
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