JP2006261933A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

画像処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006261933A
JP2006261933A JP2005075147A JP2005075147A JP2006261933A JP 2006261933 A JP2006261933 A JP 2006261933A JP 2005075147 A JP2005075147 A JP 2005075147A JP 2005075147 A JP2005075147 A JP 2005075147A JP 2006261933 A JP2006261933 A JP 2006261933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
image
reproduction
information
reproduction target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005075147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4403990B2 (ja
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2005075147A priority Critical patent/JP4403990B2/ja
Publication of JP2006261933A publication Critical patent/JP2006261933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4403990B2 publication Critical patent/JP4403990B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】 複数の撮影画像を時間的・空間的に違和感のないスライドショー表示を実現すること。
【解決手段】 撮影日時情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶部11と、撮影画像を表示する表示部14と、記憶部11に記憶されている複数の撮影画像から表示部14に表示する複数の再生対象画像を選択する入力部13と、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の時間間隔を取得し、複数の再生対象画像を表示部14に順次表示させる場合は、当該時間間隔に基づいて再生対象画像の再生時間を制御するCPU10と、を備える画像処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の撮影画像を表示画面上に順次表示する画像処理装置及びプログラムに関する。
撮影時に設定された撮影情報が付加された複数の撮影画像を記憶し、当該撮影画像をLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部に表示することができる画像処理装置がある。例えば、GPS衛星からの電波を受信し、自己の現在地の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて位置関連情報を取得し、取得した位置関連情報と撮影した画像情報とを関連付けて記憶する技術が開示されている(特許文献1又は2参照)。
また、このような画像処理装置は、記憶されている複数の撮影画像を連続的に切り替えてスライドショー表示する機能を有している。例えば、フィルムの各駒毎に記憶されている特定情報(タイトル情報、位置情報、地名情報)を読み取り、読み取った特定情報を分別し、分別内容に基づいて表示順序を決定する画像再生装置が開示されている(特許文献3参照)。
しかし、スライドショー表示される撮影画像は、表示される画像は、無地の背景に一人の人が表示されている画像であったり、屋外で多数の人が表示されている画像であったりするため、画像毎にユーザが画像内容を認識する時間が異なる場合がある。そこで、表示する画像の複雑度を評価し、評価結果に従って、複雑度の高い画像ほど表示する時間を長くして、視聴者が画像を認識し易くする画像表示システムが開示されている(特許文献4参照)。
特開平9−135416号公報 特開平11−72348号公報 特開平11−344771号公報 特開2004−78927号公報
しかしながら、従来のスライドショー表示は、表示される複数の撮影画像の撮影日時や撮影場所(時間的・空間的な間隔)が非常に近接しており撮影内容が類似している撮影画像である場合や、撮影日時や撮影場所に大きな隔たりがあり撮影内容が異なる撮影画像がある場合であっても、予め設定された表示時間で順次画像が表示されている。
スライドショー表示される撮影画像を鑑賞するユーザにとっては、撮影日時や撮影場所が大きく異なる撮影画像を、撮影日時や撮影場所が類似している撮影画像と同一の表示時間で鑑賞することは、違和感があるものである。屋内撮影の場合と屋外撮影の場合のように撮影時の環境が異なる場合も同様である。更に、複数の撮像装置によって撮影された複数の撮影画像がスライドショー表示される場合も、撮像装置の性能が異なるため、同一の表示時間で表示されることには、違和感があるものである。
従って、本発明の課題は、複数の撮影画像を時間的・空間的に違和感のないスライドショー表示を実現することである。
請求項1に記載の発明は、撮影日時情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶手段と、前記撮影画像を表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶されている前記複数の撮影画像から前記表示手段に表示する複数の再生対象画像を選択する選択操作手段と、撮影日時順に並べ替えられた前記複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の時間経過状況を示す時間経過状況情報を取得する取得手段と、前記複数の再生対象画像を前記表示手段に順次表示させる場合は、前記取得した時間経過状況情報に基づいて再生対象画像の再生時間を制御する制御手段と、を備える画像処理装置であること、を特徴としている。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1に記載の発明に示した主要手段を機能せるためのプログラムを提供する(請求項15に記載の発明)。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記時間経過状況情報は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像の撮影日時情報に基づく時間間隔又は撮影日付の変化の有無であること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記時間経過状況情報の取得は、前記各再生対象画像が前記表示手段に表示される度に取得されること、を特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記時間経過状況情報の取得は、前記撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が前記表示手段に順次表示される前に、予め前記複数の再生対象画像全てに対する時間経過状況情報が取得されること、を特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記取得された時間経過状況情報に基づいて、予め設定されている複数の設定再生時間のうちいずれか1つを選択し、選択した設定再生時間で前記再生対象画像を表示させること、を特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、撮影日時情報に基づく時間間隔又は撮影日付の変化が大きい程、再生時間が長い設定再生時間を選択すること、を特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記表示される再生対象画像毎に、前記取得された時間経過状況情報に基づいて、予め設定されている基準再生時間を変更して前記再生時間を制御すること、を特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記取得された時間経過状況情報と予め設定されている比較時間情報とを比較し、前記時間経過状況情報が当該比較時間情報以上であるか否かを判別し、当該判別結果に基づいて前記基準再生時間を変更すること、を特徴としている。
請求項9に記載の発明は、撮影日時情報を含む付加情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶手段と、前記撮影画像を表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶されている前記複数の撮影画像から前記表示手段に表示する複数の再生対象画像を選択する選択操作手段と、撮影日時順に並べ替えられた前記複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報を比較する比較手段と、前記複数の再生対象画像を前記表示手段に順次表示させる場合は、前記付加情報の比較結果に基づいて再生対象画像の再生時間を制御する制御手段と、を備える画像処理装置であること、を特徴としている。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1に記載の発明に示した主要手段を機能させるためのプログラムを提供する(請求項16に記載の発明)。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像処理装置において、前記付加情報は、前記撮影画像が撮影された位置を示す撮影位置情報を含み、前記比較手段は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影位置情報を比較し、前記制御手段は、当該比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、を特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像処理装置において、前記比較手段は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影位置の距離を算出し、算出された撮影位置の距離が予め設定されている基準距離以上であるか否かを判別し、前記制御手段は、前記撮影位置の距離が前記基準距離以上であると判別された場合、前記再生時間を次順位の再生対象画像の再生時間よりも長くなるように制御すること、を特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項9に記載の画像処理装置において、前記付加情報は、前記撮影画像が撮影された際にユーザが撮像装置に対して指定した撮影制御情報を含み、前記比較手段は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影制御情報を比較し、前記制御手段は、当該比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、を特徴としている。
請求項13に記載の発明は、請求項9又は12に記載の画像処理装置において、前記付加情報は、前記撮影画像を撮影した撮像装置を判別する機種情報を含み、前記比較手段は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の機種情報を比較し、前記制御手段は、当該比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、を特徴としている。
請求項14に記載の発明は、請求項9から13のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記付加情報は、複数の情報を有し、前記比較手段は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間において、前記付加情報に含まれる複数の情報毎に比較を行い、前記制御手段は、当該複数の比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、を特徴としている。
請求項1、15に記載の発明によれば、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が順次表示される場合、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の時間経過状況情報に基づいて、表示される再生対象画像の再生時間を制御することができるため、ユーザに対して複数の撮影画像を時間的に違和感なく再生対象画像を順次表示させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、時間経過状況情報が隣接する再生対象画像の撮影日時情報に基づく時間間隔又は撮影日付の変化の有無であることにより、隣接する再生対象画像相互間の時間的な差に基づいて再生対象画像が順次表示される際の再生時間を制御でき、順次表示される再生対象画像相互間の時間的な違和感を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、時間経過状況情報の取得は、再生対象画像が表示手段に表示される度に取得されるため、事前に時間経過状況の取得という準備動作なく、ユーザに対して待ち時間なく直ちに再生対象画像を順次表示させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が順次表示される前に、予め複数の再生対象画像全てに対する時間経過状況情報が取得されるため、再生対象画像を順次表示させる際の制御負荷を低減させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、取得された時間経過状況情報に基づいて複数の設定再生時間から設定再生時間が選択された設定再生時間に応じた再生時間で再生対象画像が表示されることにより、再生対象画像を順次表示させる際の制御負荷を低減させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5と同様の効果を得られるのは勿論のこと、時間経過状況基づいて選択される設定再生時間は、隣接する再生対象画像間の撮影日時情報に基づく時間間隔又は撮影日付の変化が大きいほど再生時間が長い設定再生時間が選択されるため、順次表示される再生対象画像間の時間的な違和感を低減することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、時間経過状況情報に基づいて予め設定されている基準再生時間が変更されて再生時間を制御することができ、再生対象画像を順次表示させる際の制御負荷を低減させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7と同様の効果を得られるのは勿論のこと、時間経過状況情報と予め設定されている比較時間情報との比較結果に基づいて基準再生時間が変更されることにより再生時間を制御することができ、再生対象画像を順次表示させる際の制御負荷を低減させることができる。
請求項9、16に記載の発明によれば、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が順次表示される場合、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報の比較結果に基づいて、表示される再生対象画像の再生時間を制御することができるため、ユーザに対して違和感のない再生対象画像を順次表示させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項9と同様の効果を得られるのは勿論のこと、付加情報が撮影位置情報を含み、隣接する再生対象画像相互間の撮影位置情報の比較結果に基づいて再生時間を制御することができ、空間的に違和感のなく再生対象画像を順次表示させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項10と同様の効果を得られるのは勿論のこと、隣接する再生対象画像相互間の撮影位置の距離が予め設定されている基準距離以上である場合、再生時間が次順位の再生対象画像の再生時間よりも長くなるように再生時間を制御することができ、順次表示される再生対象画像間が空間的な違和感なく再生対象画像を順次表示させることができる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項9と同様の効果を得られるのは勿論のこと、付加情報が撮影制御情報を含み、隣接する再生対象画像相互間の撮影制御情報の比較結果に基づいて再生時間を制御することができ、順次表示される再生対象画像の撮像装置に対して指定された情報の差異によって異なる空間的な違和感を低減することができる。
請求項13に記載の発明によれば、請求項9又は12と同様の効果を得られるのは勿論のこと、付加情報が機種情報を含み、隣接する再生対象画像相互間の機種情報の比較結果に基づいて再生時間を制御することができ、順次表示される再生対象画像の撮像装置毎に異なる性能の差異によって異なる空間的な違和感を低減することができる。
請求項14に記載の発明によれば、請求項9から13のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、隣接する再生対象画像相互間において、付加情報に含まれる複数の情報毎に比較し、複数の比較結果に基づいて再生時間を制御することができるため、順次表示される再生対象画像の違和感の低減を向上させることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、この発明にはこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
[実施の形態1]
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態1における画像処理装置1の構成を示すブロック図を示す。
図1に示すように、画像処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、記憶部11、記録媒体読出部12、入力部13、表示部14、通信部15を備え、各部はバス16により互いに電気的に接続されてなる。
CPU10は、記憶部11に記憶されているシステムプログラムを読み出し、記憶部11内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU10は、記録部11に記憶されているスライドショー表示プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、各種処理を実行する。
CPU10は、記憶部11との協働によって、本実施の形態1を実現させるために、記録媒体読出部12から読み出された又は通信部15を介して受信した撮影画像及び撮影画像に付加された撮影日時情報を記憶部11に記憶させ、記憶部11に記憶されている撮影画像を表示部14に表示させ、入力部13からの操作信号に基づいて選択された複数の再生対象画像を各再生対象画像の撮影日時情報に基づいて撮影日時順に並べ替える。そしてCPU10は、当該撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影日時情報に基づく時間間隔(時間経過状況情報)を取得する取得手段であり、また、選択された複数の再生対象画像を表示部14に順次表示(スライドショー表示)させる場合は、取得された時間間隔に基づいて再生対象画像が次の再生対象画像に切り替わるまでの再生時間を制御する制御手段である。
記憶部11は、プログラム記憶エリア、データ記憶エリア、及びワークエリアを有している。プログラム記憶エリアには、画像処理装置1に対応するシステムプログラム、本実施の形態1を実現させるためのスライドショー表示プログラム等の各種処理プログラムが予め記憶されており、データ記憶エリアには、各種データ等が予め記憶されており、また、記録媒体読出部12から読み出された又は通信部15を介して受信した撮影画像及び撮影画像に付加された撮影日時情報等の各種データを記憶する記憶手段である。
撮影画像は、静止画像及び動画像を含む意である。撮影日時情報は、撮影画像が撮影されたときの撮影時間及び撮影年月日(撮影日付)である。なお、撮影画像が動画像である場合、撮影時間は、動画像が撮影開始時の時間又は撮影終了時の時間のいずれか一方を示す。
この記録部11は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU10で読み取り可能な電気的に消去及び書き替えが可能な不揮発メモリや、揮発メモリなどの記憶媒体を含んだ構成であり、この記憶媒体はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。
記録媒体読出部12は、例えばフラッシュメモリカード、スマートメディアカード、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)等の各種記録媒体に対応した記録媒体挿入口を備え、記録媒体挿入口に装着された記録媒体から撮影画像及び撮影画像に付加された撮影日時情報を読み出して取得する。なお、記録媒体としては上述したものに限らず、例えばSD(Secure Digital)カード、PCカード、MO(Magneto Optic)等、その他の半導体メモリ、磁気的又は光学的記録媒体であってもよい。
入力部13は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、ポインティングデバイスであるマウス等を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU10に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU10に出力することで、複数の撮影画像からスライドショー表示される再生対象画像を選択する操作選択手段である。
表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示画面によって構成され、CPU10から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、撮影画像及び各種操作画面等の各種情報を表示する表示手段である。
通信部15は、モデム(MODEM:MOdulater/DEModulater)又はターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、ネットワークカード等によって構成され、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して外部機器との通信を行うための制御を行う。例えば、通信部15は、通信ネットワークを介して外部機器から撮影画像及び撮影画像に付加された撮影日時情報を受信しCPU10に出力することが可能である。
次に、本実施の形態1の動作を説明する。
図2は、本実施の形態1おけるスライドショー表示処理を示す。当該処理及びその処理において実行される各処理は、CPU10と記憶部11に記憶されたプログラム及びデータとの協働によるソフトウェア処理により実現するものである。
まず、スライドショー表示処理が開始されると、記憶部11に記憶されている複数の撮影画像が読出され、読み出された複数の撮影画像は、表示部14の表示画面上に表示される。表示画面上に表示された複数の撮影画像からスライドショー表示の対象となる撮影画像が入力部13をユーザが操作することにより選択され再生対象画像として設定される(ステップS1)。
また、ユーザが入力部13を操作することにより、各再生対象画像が表示される時間(再生時間)としての基準再生時間Tが設定される(ステップS2)。
基準再生時間Tが設定された後、設定された複数の再生対象画像は、各再生対象画像に付加された撮影日時情報が参照され、撮影日時順に並び替えられる(ステップS3)。
複数の再生対象画像が撮影日時順に並び替えられた後(ステップS3後)、先頭の再生対象画像が指定され(ステップS4)、指定された再生対象画像が表示部14の表示画面上に表示される(ステップS5)。
そして、指定された再生対象画像に付加されている撮影日時情報が読出される(ステップS6)と共に、指定された再生対象画像の次順位の再生対象画像に付加されている撮影日時情報が読み出される(ステップS7)。
読み出された指定された再生対象画像の撮影日時情報と次順位の再生対象画像の撮影日時情報とが比較され、時間経過状況情報としての相互間の時間間隔Ti(時間差)が取得される(ステップS8)。
取得された時間間隔Tiは、1時間以上であるか否かが判別され(ステップS9)、時間間隔Tiが1時間以上であると判別された場合(ステップS9;Yes)、時間間隔Tiは24時間以上であるか否かが判別される(ステップS10)。
時間間隔Tiが24時間以上であると判別された場合(ステップS10;Yes)、再生時間Tpが基準再生時間Tの4倍として設定される(ステップS11)。
時間間隔Tiが24時間未満であると判別された場合(ステップS10;No)、再生時間Tpが基準再生時間Tの2倍として設定される(ステップS12)。
一方、時間間隔Tiが1時間未満であると判別された場合(ステップS9;No)、時間間隔Tiが1分未満か否かが判別される(ステップS13)。
時間間隔Tiが1分未満であると判別された場合(ステップS13;Yes)、再生時間Tpが基準再生時間Tの0.5倍として設定される(ステップS14)。
時間間隔Tiが1分以上であると判別された場合(ステップS13;No)、再生時間Tpは、基準再生時間Tと同時間として設定される(ステップS15)。
ステップS9〜15によって、複数の設定再生時間のうちいずれか1つを選択することが実現される。また、ステップS9、ステップS10、ステップS13に示すように時間間隔Tiと比較される1時間、24時間、1分は、予め設定された比較時間情報の一例である。
このように、予め設定されている比較時間情報との比較結果に基づいて基準再生時間が変更されることにより再生時間を設定することができ、スライドショー表示する際の制御負荷を低減させることができる。また、時間間隔Tiが大きいほど再生時間が長くなるように再生時間が設定されるため、順次表示される再生対象画像間の時間的な違和感を低減することができる。
再生時間Tpが設定された後(ステップS11、S12、S14又はS15後)、設定された再生時間Tpで指定された再生対象画像が表示されると共に再生時間Tpの計時が開始され、再生時間Tpが経過したか否かが判別される(ステップS16)。
再生時間Tpが経過していないと判別した場合(ステップS16;No)、再生時間Tpが経過するまで待機する(ステップS16に戻る)。
再生時間Tpが経過したと判別された場合(ステップS16;Yes)、設定された全再生対象画像が全て表示されたか否かが判別され(ステップS17)、未表示の再生対象画像がある場合(ステップS17;No)、指定された再生対象画像の次順位の再生対象画像が指定され(ステップS18)、ステップS5に戻る。
全再生対象画像が表示されたと判別された場合(ステップS17;Yes)、スライドショー表示が終了される。
図3(a)に、撮影日時順に並び替えられた複数の再生対象画像の一覧を示し、図3(b)に、スライドショー表示される再生対象画像毎の再生時間を示す。なお、図3(a)に示すように、撮影日時順に並び替えられた複数の再生対象画像は、先頭からスライドショー表示される際の表示番号が付加される(例えば、「0001」)。
図3(a)、(b)に示すように、例えば、表示番号0001の再生対象画像と表示番号0002の再生対象画像との間の時間間隔Tiが5分である場合、表示番号0001の再生時間Tpとして基準再生時間Tが選択され設定されるように、時間間隔Tiが1時間未満1分以上である場合、再生時間Tpは基準再生時間Tに選択され設定される。
例えば、表示番号0003の再生対象画像と表示番号0004の再生対象画像との間の時間間隔Tiが48時間である場合、表示番号0003の再生時間Tpとして基準再生時間Tの4倍の時間が選択され設定されるように、時間間隔Tiが24時間以上である場合、再生時間Tpは基準再生時間Tの4倍の時間が選択され設定される。
また、例えば、表示番号0005の再生対象画像と表示番号0006の再生対象画像との間の時間間隔Tpが20時間である場合、表示番号0005の再生時間Tpとして基準再生時間Tの2倍の時間が選択され設定されるように、時間間隔Tiが1時間以上24時間未満である場合、再生時間Tpは基準再生時間Tの2倍の時間が選択され設定される。
更に、例えば、表示番号0007の再生対象画像と表示番号0008の再生対象画像との間の時間間隔Tpが5秒でる場合、表示番号0007の再生時間Tpとして基準再生時間Tの0.5倍の時間が選択され設定されるように、時間間隔Tiが1分未満である場合、再生時間Tpは基準再生時間Tの0.5倍の時間が選択され設定される。
このように、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が順次表示される場合(スライドショー表示される場合)、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影日時情報に基づく時間間隔Tiに基づいて、表示される再生対象画像の再生時間を制御することができるため、ユーザに対して順次表示される再生対象画像間の時間的な違和感のないスライドショー表示を実現することができる。また、時間間隔Tiの取得が再生対象画像が表示される度に算出されるため、事前に時間間隔Tiの取得という準備動作が必要なくなり、ユーザに対して待ち時間なく直ちにスライドショー表示を行うことができる。
[実施の形態2]
以下、本発明の実施の形態2を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図4に、本実施の形態2における画像処理装置2の構成を示すブロック図を示す。
図4に示すように、画像処理装置2は、CPU(Central Processing Unit)20、記憶部21、記録媒体読出部12、入力部13、表示部14、通信部15を備え、各部はバス16により互いに電気的に接続されてなる。なお、実施の形態1と同様の部位には同様の符号を付し、説明は省略する。
CPU20は、記憶部21に記憶されているシステムプログラムを読み出し、記憶部21内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU20は、記録部21に記憶されているスライドショー表示プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、各種処理を実行する。
CPU20は、記憶部21との協働によって、本実施の形態2を実現させるために、記録媒体読出部12から読み出された又は通信部15を介して受信した撮影画像及び撮影画像に付加された撮影日時情報を含む付加情報を記憶部21に記憶させ、記憶部21に記憶されている撮影画像を表示部14に表示させ、入力部13からの操作信号に基づいて選択された複数の再生対象画像を各再生対象画像の撮影日時情報に基づいて撮影日時順に並べ替える。そしてCPU20は、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報を比較する比較手段であり、また、選択された複数の再生対象画像を表示部14に順次表示(スライドショー表示)させる場合は、付加情報の比較結果に基づいて表示される再生対象画像が次の再生対象画像に切り替わる再生時間を制御する制御手段である。
記憶部21は、プログラム記憶エリア、データ記憶エリア、及びワークエリアを有している。プログラム記憶エリアには、画像処理装置2に対応するシステムプログラム、本実施の形態2を実現させるためのスライドショー表示プログラム等の各種処理プログラムが予め記憶されており、データ記憶エリアには、各種データ等が予め記憶されており、また、記録媒体読出部12から読み出された又は通信部15を介して受信した撮影画像及び撮影画像に付加された付加情報等の各種データを記憶する記憶手段である。
撮影画像は、静止画像及び動画像を含む意である。付加情報は、撮影画像が撮影された位置を示す撮影位置情報、撮影画像が撮影された際にユーザが撮像装置に対して指定した露出値や望遠値等の撮影制御情報、撮影画像を撮影した撮像装置を判別する機種情報、撮影画像が撮影されたときの撮影時間及び撮影年月日(撮影日付)を示す撮影日時情報を含む。なお、撮影画像が動画像である場合、撮影時間は、動画像が撮影開始時の時間又は撮影終了時の時間のいずれか一方を示す。
撮影位置情報は、撮影画像の撮影時において、撮像装置がGPS(Global Positioning System)衛星や無線基地局等から受信する電波に基づいて、撮像装置の現在地の緯度及び経度を示す位置信号を算出することにより得られる情報である。
図5に、記憶部21に記憶される付加情報が付加された撮影画像の画像データ構成の一例を示す。図5に示すように、画像データD1は、撮影時等に付加される撮影画像を識別する画像番号d1、機種情報としてのメーカ名d2及び機種名d3、撮影日時情報d4、撮影位置情報d5、撮影制御情報としての露出値d6及び撮影画像の実画像データd10などから構成されている。
また、記憶部21は、スライドショー表示処理が実行される際、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報の比較結果に基づいて、再生時間を調整するための区切テーブルDTを記憶する。
図6に、記憶部21に記憶される区切テーブルDTの一例を示す。
図6に示すように、区切テーブルDTは、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報の比較結果に基づいて、例えば、「0002」等の画像番号が記憶されている。
この記録部21は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU10で読み取り可能な電気的に消去及び書き替えが可能な不揮発メモリや、揮発メモリなどの記憶媒体を含んだ構成であり、この記憶媒体はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。
次に、本実施の形態2の動作を説明する。
図7、8は、本実施の形態2おけるスライドショー表示処理を示す。当該処理及びその処理において実行される各処理は、CPU20と記憶部21に記憶されたプログラム及びデータとの協働によるソフトウェア処理により実現するものである。
まず、スライドショー表示処理が開始されると、記憶部21に記憶されている複数の撮影画像が読出され、読み出された複数の撮影画像は、表示部14の表示画面上に表示される。表示画面上に表示された複数の撮影画像からスライドショー表示の対象となる撮影画像が入力部13をユーザが操作することにより選択され再生対象画像として設定される(ステップS21)。
また、ユーザが入力部13を操作することにより、各再生対象画像が表示される時間(再生時間)としての基準再生時間Tが設定される(ステップS22)。
基準再生時間Tが設定された後、設定された複数の再生対象画像は、各再生対象画像に付加された撮影日時情報が参照され、撮影日時順に並び替えられる(ステップS23)。
複数の再生対象画像が撮影日時順に並び替えられた後(ステップS23後)、先頭の再生対象画像が第1画像Aとして指定され(ステップS24)、指定された第1画像Aの次順位の再生対象画像が第2画像Bとして指定される(ステップS25)。
指定された第1画像A及び第2画像Bの付加情報からそれぞれの撮影位置情報が読み出され(ステップS26)、第1画像Aと第2画像Bとの間の距離Lが読み出された撮影位置情報に基づいて算出される(ステップS27)。
そして、算出された第1画像Aと第2画像Bとの間の距離Lが、予め設定されている基準距離(例えば、10km)以上であるか否かが判別される(ステップS28)。
距離Lが基準距離(10km)未満であると判別された場合(ステップ28;No)、第1画像A及び第2画像Bの付加情報からそれぞれの撮影日時情報が読み出され(ステップS29)、第1画像Aと第2画像Bの日付が異なるか否かが判別される(ステップS30)。
第1画像Aと第2画像Bの日付が異なると判別された場合(ステップS30;Yes)又は距離Lが基準距離(10km)以上であると判別された場合(ステップS28;Yes)、第1画像Aの画像番号が区切テーブルに記憶される(ステップS31)。
第1画像Aの画像番号が区切テーブルに記憶された後(ステップS31後)又は第1画像Aと第2画像Bの日付が同一日付と判別された場合(ステップS30;No)、第2画像Bは、撮影日時順に並べ替えられた再生対象画像のうち、最終番目の再生対象画像であるか否かが判別される(ステップS32)。
第2画像Bが最終番目の再生対象画像ではないと判別された場合(ステップS32;No)、第2画像Bが第1画像Aとして指定され(ステップS33)、ステップS25に戻る。
第2画像Bが最終番目の再生対象画像であると判別された場合(ステップS32;Yes)、先頭の再生対象画像が指定され(ステップS34)、指定された再生対象画像の画像番号は、区切テーブルに記憶されているか否かが判別される(ステップS35)。
指定された再生対象画像の画像番号が区切テーブルに記憶されていると判別された場合(ステップS35;Yes)、指定された再生対象画像の再生時間Tpは、基準再生時間Tの2倍として設定される(ステップS36)。
指定された再生対象画像の画像番号が区切テーブルに記憶されていないと判別された場合(ステップS35;No)、指定された対象画像の再生時間Tpは、基準再生時間Tとして設定される(ステップS37)。
ステップS28〜37によって、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の距離Lが基準距離以上であると判別された場合、再生時間を次順位の再生対象画像の再生時間よりも長くなるよう設定される。また、ステップS28に示す基準距離、ステップS36、37に示す再生時間Tpを設定する倍率はこれに限らない。
指定された再生対象画像の再生時間Tpが設定された後、指定された再生対象画像が表示部14の表示画面上に表示される(ステップS38)。
設定された再生時間Tpで指定された再生対象画像が表示されると共に再生時間Tpの計時が開始され、再生時間Tpが経過したか否かが判別される(ステップS39)。
再生時間Tpが経過していないと判別した場合(ステップS39;No)、再生時間Tpが経過するまで待機する(ステップS39に戻る)。
再生時間Tpが経過したと判別された場合(ステップS39;Yes)、設定された全再生対象画像が全て表示されたか否かが判別され(ステップS40)、未表示の再生対象画像がある場合(ステップS40;No)、指定された再生対象画像の次順位の再生対象画像が指定され(ステップS41)、ステップS34に戻る。
全再生対象画像が表示されたと判別された場合(ステップS40;Yes)、スライドショー表示が終了される。
図9(a)に、撮影日時順に並び替えられた複数の再生対象画像の一覧を示し、図9(b)に、スライドショー表示される再生対象画像毎の再生時間を示す。
図3(a)、(b)に示すように、例えば、画像番号0001の再生対象画像と画像番号0002の再生対象画像との間の距離Lが1kmであり、相互の撮影日付が同一である場合、画像番号0001の再生対象画像の画像番号は区切テーブルに記憶されず、表示番号0001の再生時間Tpとして基準再生時間Tが設定されるように、距離Lが10km未満であり、かつ同一日付である場合、再生時間Tpは基準再生時間Tに選択され設定される。
一方、画像番号0002の再生対象画像と画像番号0003の再生対象画像との間の距離Lが15kmである場合、画像番号0002の再生対象画像の画像番号が区切テーブルに記憶されるため、画像番号0002の再生対象画像の再生時間Tpとして基準再生時間Tの2倍の時間が設定されるように、距離Lが基準距離以上である場合、基準距離L未満である場合よりも長い再生時間が設定される。
また、画像番号0003の再生対象画像と画像番号0004の再生対象画像との間の距離Lが3kmであるが相互の撮影日付が異なる場合、画像番号0003の再生対象画像の画像番号が区切テーブルに記憶されるため、画像番号0003の再生対象画像の再生時間Tpとして基準再生時間Tの2倍の時間が設定されるように、日付が異なる場合、日付が同一の場合よりも長い再生時間が設定される。
このように、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が順次表示される場合(スライドショー表示される場合)、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影位置情報の比較結果に基づく相互間の距離Lと撮影日時情報に基づく撮影月日の変化の有無との結果の組み合わせ基づいて、相互間の距離Lが予め定められた基準距離よりも大きい場合又は撮影日付が異なる場合は、表示される再生対象画像の再生時間が、次順位の再生対象画像の再生時間よりも長くなるように設定されるため、ユーザに対して順次表示される再生対象画像間の空間的及び時間的な違和感のないスライドショー表示を実現することができる。また、予め全ての再生対象画像に対して撮影日付の変化の有無の判定が行われた後、スライドショー表示されるため、制御負荷を低減させることができる。
(変形例)
実施の形態2の変形例を説明する。本変形例は、実施の形態2と装置構成が同様であり、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影位置情報の比較に代えて撮影制御情報(例えば、露出値)を比較し、更に撮影日時情報の比較に代えて機種情報を比較して、スライドショー表示が実行される際の再生時間を制御するため、その他同様の部分の説明を省略する。
図10に、本変形例におけるスライドショー表示処理を示す。当該処理及びその処理において実行される各処理は、CPU20と記憶部21に記憶されたプログラム及びデータとの協働によるソフトウェア処理により実現するものである。
図10に示すステップS51〜55は、実施の形態2のステップS21〜25と同様の動作であるため、説明は省略する。また、図10に示すステップS62以降の動作は、実施の形態2のステップS34〜41と同様であるため、図示及び説明は省略する。
複数の再生対象画像が撮影日時順に並び替えられ、第1画像A及び第2画像Bが指定された後、指定された第1画像A及び第2画像Bの付加情報からそれぞれの撮影制御情報としての露出値が読み出され(ステップS56)、第1画像Aの露出値と第2画像Bの露出値が比較される(ステップS57)。
そして、第1画像Aと第2画像Bとの露出値の比較結果が、一方の露出値よりも他方の露出値が予め設定されている倍率(例えば、2倍)以上であるか否かが判別される(ステップS58)。
露出値の比較結果が2倍未満であると判別された場合(ステップ58;No)、第1画像A及び第2画像Bの付加情報からそれぞれの機種情報(例えば、機種名)が読み出され(ステップS59)、第1画像Aと第2画像Bの機種名が異なるか否かが判別される(ステップS60)。
第1画像Aと第2画像Bの機種名が異なると判別された場合(ステップS60;Yes)又は露出値の比較結果が2倍以上であると判別された場合(ステップS58;Yes)、第1画像Aの画像番号が区切テーブルに記憶される(ステップS61)。
第1画像Aの画像番号が区切テーブルに記憶された後(ステップS61後)又は第1画像Aと第2画像Bの機種名が異ならない(同一機種名)と判別された場合(ステップS60;No)、第2画像Bは、撮影日時順に並べ替えられた再生対象画像のうち、最終番目の再生対象画像であるか否かが判別される(ステップS62)。
第2画像Bが最終番目の再生対象画像ではないと判別された場合(ステップS62;No)、第2画像Bが第1画像Aとして指定され(ステップS63)、ステップS55に戻る。
第2画像Bが最終番目の再生対象画像であると判別された場合(ステップS62;Yes)実施の形態2のステップS34に進む。
このように、撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が順次表示される場合(スライドショー表示される場合)、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の露出値の比較結果と機種名の比較結果との組み合わせ基づいて、相互間の露出値の差が予め設定された値よりも大きい場合又は機種名が異なる場合は、表示される再生対象画像の再生時間が、次順位の再生対象画像の再生時間よりも長くなるように設定されるため、ユーザに対して順次表示される再生対象画像間の露出値の差異によって異なる空間的な違和感及び撮像装置の性能の差異によって異なる空間的な違和感のないスライドショー表示を実現することができる。
実施の形態1における画像処理装置1の構成を示すブロック図である。 実施の形態1おけるスライドショー表示処理である。 図3(a)は、実施の形態1における撮影日時順に並び替えられた複数の再生対象画像の一覧であり、図3(b)は、図3(a)においてスライドショー表示される再生対象画像毎の再生時間である。 実施の形態2における画像処理装置2の構成を示すブロック図である。 記憶部21に記憶される付加情報が付加された撮影画像の画像データ構成の一例である。 記憶部21に記憶される区切テーブルDTの一例である。 実施の形態2おけるスライドショー表示処理である。 実施の形態2おけるスライドショー表示処理である(図7の続き)。 図9(a)は、実施の形態2における撮影日時順に並び替えられた複数の再生対象画像の一覧であり、図9(b)は、図9(a)においてスライドショー表示される再生対象画像毎の再生時間である。 実施の形態2の変形例におけるスライドショー表示処理である。
符号の説明
1、2 画像処理装置
10、20 CPU
11、21 記憶部
12 記録媒体読出部
13 入力部
14 表示部
15 通信部
16 バス
D1 画像データ
d1 画像番号
d2 メーカ名
d3 機種名
d4 撮影日時情報
d5 撮影位置情報
d6 露出値
d10 実画像データ
DT 区切テーブル
d21、d22 画像番号
L 距離
T 基準再生時間
Ti 時間間隔
Tp 再生時間

Claims (16)

  1. 撮影日時情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影画像を表示する表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の撮影画像から前記表示手段に表示する複数の再生対象画像を選択する選択操作手段と、
    撮影日時順に並べ替えられた前記複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の時間経過状況を示す時間経過状況情報を取得する取得手段と、
    前記複数の再生対象画像を前記表示手段に順次表示させる場合は、前記取得した時間経過状況情報に基づいて再生対象画像の再生時間を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記時間経過状況情報は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像の撮影日時情報に基づく時間間隔又は撮影日付の変化の有無であること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記時間経過状況情報の取得は、
    前記各再生対象画像が前記表示手段に表示される度に取得されること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記時間経過状況情報の取得は、
    前記撮影日時順に並べ替えられた複数の再生対象画像が前記表示手段に順次表示される前に、予め前記複数の再生対象画像全てに対する時間経過状況情報が取得されること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記取得された時間経過状況情報に基づいて、予め設定されている複数の設定再生時間のうちいずれか1つを選択し、選択した設定再生時間で前記再生対象画像を表示させること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、
    撮影日時情報に基づく時間間隔又は撮影日付の変化が大きい程、再生時間が長い設定再生時間を選択すること、
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記表示される再生対象画像毎に、前記取得された時間経過状況情報に基づいて、予め設定されている基準再生時間を変更して前記再生時間を制御すること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記取得された時間経過状況情報と予め設定されている比較時間情報とを比較し、前記時間経過状況情報が当該比較時間情報以上であるか否かを判別し、当該判別結果に基づいて前記基準再生時間を変更すること、
    を特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 撮影日時情報を含む付加情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影画像を表示する表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の撮影画像から前記表示手段に表示する複数の再生対象画像を選択する選択操作手段と、
    撮影日時順に並べ替えられた前記複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報を比較する比較手段と、
    前記複数の再生対象画像を前記表示手段に順次表示させる場合は、前記付加情報の比較結果に基づいて再生対象画像の再生時間を制御する制御手段と、
    を備える画像処理装置。
  10. 前記付加情報は、前記撮影画像が撮影された位置を示す撮影位置情報を含み、
    前記比較手段は、
    前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影位置情報を比較し、
    前記制御手段は、当該比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、
    を特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記比較手段は、前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影位置の距離を算出し、算出された撮影位置の距離が予め設定されている基準距離以上であるか否かを判別し、
    前記制御手段は、前記撮影位置の距離が前記基準距離以上であると判別された場合、前記再生時間を次順位の再生対象画像の再生時間よりも長くなるように制御すること、
    を特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記付加情報は、前記撮影画像が撮影された際にユーザが撮像装置に対して指定した撮影制御情報を含み、
    前記比較手段は、
    前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の撮影制御情報を比較し、
    前記制御手段は、当該比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、
    を特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  13. 前記付加情報は、前記撮影画像を撮影した撮像装置を判別する機種情報を含み、
    前記比較手段は、
    前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の機種情報を比較し、
    前記制御手段は、当該比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、
    を特徴とする請求項9又は12に記載の画像処理装置。
  14. 前記付加情報は、複数の情報を有し、
    前記比較手段は、
    前記撮影日時が隣接する再生対象画像相互間において、前記付加情報に含まれる複数の情報毎に比較を行い、
    前記制御手段は、当該複数の比較結果に基づいて前記再生時間を制御すること、
    を特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  15. コンピュータを、
    撮影日時情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影画像を表示する表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の撮影画像から前記表示手段に表示する複数の再生対象画像を選択する選択操作手段と、
    撮影日時順に並べ替えられた前記複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の時間経過状況を示す時間経過状況情報を取得する取得手段と、
    前記複数の再生対象画像を前記表示手段に順次表示させる場合は、前記取得した時間経過状況情報に基づいて再生対象画像の再生時間を制御する制御手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  16. コンピュータを、
    撮影日時情報を含む付加情報が付加された複数の撮影画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影画像を表示する表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の撮影画像から前記表示手段に表示する複数の再生対象画像を選択する選択操作手段と、
    撮影日時順に並べ替えられた前記複数の再生対象画像に対し、撮影日時が隣接する再生対象画像相互間の付加情報を比較する比較手段と、
    前記複数の再生対象画像を前記表示手段に順次表示させる場合は、前記付加情報の比較結果に基づいて再生対象画像の再生時間を制御する制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2005075147A 2005-03-16 2005-03-16 画像処理装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4403990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005075147A JP4403990B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 画像処理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005075147A JP4403990B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 画像処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006261933A true JP2006261933A (ja) 2006-09-28
JP4403990B2 JP4403990B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=37100697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005075147A Expired - Fee Related JP4403990B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 画像処理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4403990B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088578A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 画像表示装置、画像表示方法
JP2009303003A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nikon Corp スライドショー自動作成システム、およびスライドショー自動作成プログラム
JP2009303001A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nikon Corp スライドショー自動作成システム
JP2009303004A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nikon Corp スライドショー自動作成システム
JP2010177731A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Nikon Corp 画像再生装置及び撮像装置
WO2011048780A1 (ja) * 2009-10-23 2011-04-28 パナソニック株式会社 画像再生装置及び画像再生方法
JP2012070435A (ja) * 2011-12-09 2012-04-05 Casio Comput Co Ltd 画像再生制御装置、画像再生制御プログラム及び画像再生制御方法
JP2012209781A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置、画像表示プログラム及び画像表示システム
JP2015046937A (ja) * 2011-06-30 2015-03-12 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、情報処理方法およびそのプログラム
US9023273B2 (en) 2009-08-18 2015-05-05 Lifecell Corporation Method for processing tissues
JP2017538975A (ja) * 2015-11-26 2017-12-28 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. 顔アルバムに基づく音楽再生方法、装置および端末デバイス

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088578A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 画像表示装置、画像表示方法
JP2009303003A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nikon Corp スライドショー自動作成システム、およびスライドショー自動作成プログラム
JP2009303001A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nikon Corp スライドショー自動作成システム
JP2009303004A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nikon Corp スライドショー自動作成システム
JP2010177731A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Nikon Corp 画像再生装置及び撮像装置
US9023273B2 (en) 2009-08-18 2015-05-05 Lifecell Corporation Method for processing tissues
WO2011048780A1 (ja) * 2009-10-23 2011-04-28 パナソニック株式会社 画像再生装置及び画像再生方法
JP2012209781A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置、画像表示プログラム及び画像表示システム
JP2015046937A (ja) * 2011-06-30 2015-03-12 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、情報処理方法およびそのプログラム
JP2012070435A (ja) * 2011-12-09 2012-04-05 Casio Comput Co Ltd 画像再生制御装置、画像再生制御プログラム及び画像再生制御方法
JP2017538975A (ja) * 2015-11-26 2017-12-28 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. 顔アルバムに基づく音楽再生方法、装置および端末デバイス
US9953221B2 (en) 2015-11-26 2018-04-24 Xiaomi Inc. Multimedia presentation method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4403990B2 (ja) 2010-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4403990B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2006260029A (ja) 画像処理装置及びプログラム
US7783991B2 (en) Image display apparatus and method and image management program
US7656451B2 (en) Camera apparatus and imaging method
US20130322703A1 (en) Map information display apparatus, map information display method, and program
CN101304466B (zh) 信息处理装置及图象显示方法
US20050158028A1 (en) Image processing apparatus
US7672977B2 (en) Image reproducing apparatus, method of controlling same and control program therefor
JP2005110097A (ja) 撮像装置および撮像方法
GB2454058A (en) Still image compression using moving image techniques
JP2006279119A (ja) 画像再生装置及びプログラム
JP2011009976A (ja) 画像再生装置
US20050120307A1 (en) Image taking apparatus
US20110293238A1 (en) Content editing apparatus
JP2007164269A (ja) 検索装置、検索再生装置及び画像再生装置
JP2001249653A (ja) 画像表示方法及び装置並びに電子カメラ
JP3812563B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
KR20080020789A (ko) 슬라이드 쇼 점프 기능을 구비한 영상기기 및 그 제어방법
US20150348587A1 (en) Method and apparatus for weighted media content reduction
JP2002112079A (ja) 電子カメラ
JP2011119832A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP2000244849A (ja) 代表画像選択装置及び画像再生装置
JP2007174503A (ja) 音楽画像再生装置及び音楽画像情報管理方法
JP2000209541A (ja) 動画像再生装置、及び動画像再生プログラムが記憶された記憶媒体
JP2001057659A (ja) 電子カメラおよび画像再生用プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4403990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees