JP2006049771A - エッチングガス,エッチング方法及びエッチングガスの評価方法 - Google Patents

エッチングガス,エッチング方法及びエッチングガスの評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シリコン酸化膜を,高いエッチング選択性と高いエッチングレートでエッチングする。
【解決手段】 基板が収容された処理室内に,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,直鎖飽和型のCxF(2x+2)(xは5以上の整数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有するエッチングガスを導入する。そして,処理室内にプラズマを生成してプラズマ雰囲気を形成し,当該プラズマ雰囲気の下で処理室内の基板上のシリコン酸化膜をエッチングする。
【選択図】 図1

Description

本発明は,基板上の酸化膜をエッチングするためのエッチングガスと,そのエッチングガスを用いたエッチング方法と,エッチングガスの評価方法に関する。
フォトリソグラフィ技術を用いた半導体デバイスの製造プロセスにおいては,例えば絶縁膜などに用いられるシリコン酸化膜(SiO2膜)のエッチングが行われている。このシリコン酸化膜のエッチングは,例えば平行平板型のプラズマ処理装置において,プラズマ雰囲気の下エッチングガスをイオン化し,シリコン酸化膜を化学的に反応させることによって行われている。
シリコン酸化膜のエッチングに用いるエッチングガスとしては,化学式がC(X,Yは自然数)で示されるフッ化炭素系ガスが一般的であり,従来は,CF,Cなどの炭素原子数が少ない低次の飽和型のものが広く用いられていた。しかし,近年では,エッチングガスとしてCなどの不飽和型のものが用いられ始めている(例えば,参考文献1参照。)。この不飽和型のエッチングガスは,従来のものに比べて分子が分解され難く,ポリマー化し易いことから,例えばシリコン酸化膜のマスク表面に保護膜として堆積し,高いエッチング選択性を得ることができる。
しかしながら,Cなどの不飽和型のエッチングガスを用いた場合,従来のCFなどに比べて,炭素原子に対するフッ素原子の割合が減り,フッ素原子の絶対量が減っているため,エッチング時のエッチングレートが低下していた。枚葉式のエッチング装置が主流となっている近年において,エッチングレートが低いと,半導体デバイスの生産性が著しく低下することになる。
特開平6-275568号公報
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,シリコン酸化膜などの酸化膜のエッチングを,高いエッチング選択性を維持しつつ,高いエッチングレートで行うことができるエッチングガスと,そのエッチングガスを用いたエッチング方法と,エッチングガスの評価方法を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,基板上に形成された酸化膜をエッチングするためのエッチングガスであって,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,直鎖飽和型のC(2x+2)(xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有していることを特徴とする。
発明者の検証によれば,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスに,直鎖飽和型のC(2x+2)(xは5以上の整数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加することによって,高いエッチング選択性を維持しながら,エッチングレートを向上できることが確認されている。なお,前記添加ガスは,C12ガス,C14ガス又はC16ガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。
別の観点による本発明は,基板上に形成された酸化膜をエッチングするためのエッチングガスであって,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,環状飽和型のC2X(xは,5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有していることを特徴とする。
発明者の検証によれば,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスに,環状飽和型のC2X(xは,5以上の整数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを加えることによって,高いエッチング選択性を維持しながら,エッチングレートを向上できることが確認されている。また,直鎖飽和型のフッ化炭素系ガスを添加する場合と比べても,エッチング選択性をさらに上げることができる。なお,前記添加ガスは,C10ガス又はC12ガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。
前記主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。なお,Cガスには,環状のc-Cガス,直鎖状の1,3-Cガス及び2-Cガスが含まれる。また,Cガスには,環状のc-Cガス,直鎖状の1,3-Cガス及び2-Cガスが含まれる。
前記主ガスは,環状不飽和型のフッ化炭素系ガスから構成されていてもよく,その主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。
別の観点による本発明は,基板上に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,直鎖飽和型のC(2x+2)(xは5以上の整数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有するエッチングガスを処理室内に導入し,プラズマ雰囲気の下で当該処理室内の基板上の酸化膜をエッチングすることを特徴とする。
かかる場合,高いエッチング選択比を維持しながら,エッチングレートを向上できる。なお,前記添加ガスは,C12ガス,C14ガス又はC16ガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。
別の観点による本発明は,基板上に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって,不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,環状飽和型のC2X(xは,5以上の整数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有するエッチングガスを処理室内に導入し,プラズマ雰囲気の下で当該処理室内の基板上の酸化膜をエッチングすることを特徴とする。
高いエッチング選択性を維持しながら,エッチングレートを向上できる。また,エッチング選択性をさらに上げることができる。なお,前記添加ガスは,C10ガス又はC12ガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。
前記主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。また,前記主ガスは,環状不飽和型のフッ化炭素系ガスから構成されていてもよく,その主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから構成されていてもよい。
別の観点による本発明によれば,請求項1〜14のいずれかに記載のエッチングガスの評価方法であって,質量分析計により,エッチングガスを所定の電子エネルギで複数のフッ化炭素イオンに分解して,エッチング時にエッチングガスから生成されるフッ化炭素イオンの種類と当該各フッ化炭素イオンの組成比を検出する工程と,当該検出された各フッ化炭素イオンの有する質量M,フッ素原子数N及び組成比Pから,エッチング時における各フッ化炭素イオンのフッ素原子の単位時間あたりの基板への衝突量の程度を示す,P×N/(M)0.5で表される数値を算出する工程と,前記算出された各フッ化炭素イオンについての前記数値を総て積算する工程と,前記数値の積算値に基づいて,前記エッチングガスを用いたエッチングのエッチングレートを評価する工程と,を有することを特徴とするエッチングガスの評価方法が提案される。なお,前記「組成比」は,生成されたフッ化炭素イオン全体のイオン数に対して各フッ化炭素イオンが占める割合を示している。
本発明によれば,エッチングガスを評価するにあたり,実際にエッチング装置において処理を行わなくても,エッチングガスの評価を行うことができる。その結果,エッチングガスの開発に要する時間や費用を低減し,エッチングガスの開発を効率的に行うことができる。
前記エッチングガスの評価方法は,前記検出された各フッ化炭素イオンの有する質量M,炭素原子数N及び組成比Pから,エッチング時における各フッ化炭素イオンの炭素原子の単位時間あたりの基板への衝突量の程度を示す,P×N/(M)0.5で表される数値を算出する工程と,前記算出された各フッ化炭素イオンについての前記数値を総て積算する工程と,前記数値の積算値に基づいて,前記エッチングガスを用いたエッチングのエッチング選択性を評価する工程と,をさらに有していてもよい。
本発明によれば,酸化膜のエッチングにおいて,高いエッチング選択比を維持しながら,エッチングレートを上げることができるので,例えば半導体デバイスの生産性を向上できる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本発明にかかるエッチング方法が実施されるプラズマエッチング装置1の構成の概略を示す縦断面の説明図である。
図1に示すように,プラズマエッチング装置1は,例えば上面が開口し有底円筒状の処理容器2を備えている。処理容器2は,接地されている。処理容器2内の中央部には,ウェハWを載置する載置台を兼ねた上下動自在な下部電極3が設けられている。下部電極3の上部には,高圧直流電源4に接続された静電チャック5が設けられており,この静電チャック5によってウェハを下部電極3上に保持できる。下部電極3は,内部に埋め込まれたヒータや温度測定部材などからなる温度調節機構(図示せず)により所定温度に維持できる。さらに,下部電極3には,整合器6を介してイオン引き込み用の第1の高周波電源7が接続されている。
下部電極3の載置面と対向する処理容器2の天井部には,例えば略円盤形状の上部電極10が配置されている。上部電極10と処理容器2との間には,環状に絶縁体11が介装され,上部電極10と処理容器2とは電気的に絶縁されている。上部電極10には,整合器12を介してプラズマ生成用の第2の高周波電源13が接続されている。
なお,上部電極10には,第2の高周波電源13から例えば30MHz以上の高周波電力が供給される。また,下部電極3には,第1の高周波電源7から例えば第2の高周波電源13の高周波電力の周波数よりも低い,例えば1〜30MHz程度の高周波電力が供給される。
上部電極10の下面には,処理容器2内にエッチングガスを吐出するための多数のガス吐出孔10aが形成されている。ガス吐出孔10aは,上部電極10の上面に接続されたガス供給管20に連通している。ガス供給管20には,例えば3つの第1〜第3のガス供給系21,22,23が接続されている。各ガス供給系21,22,23は,それぞれの開閉バルブ24,25,26,マスフローコントローラ27,28,29を介して,各々のガス供給源30,31,32に連通している。本実施の形態においては,第1のガス供給系21からは,主ガスとして,不飽和型のフッ化炭素系ガス,例えばc−Cガスが供給できる。第2のガス供給系22からは,添加ガスとして,直鎖飽和型のC(2x+2)(xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガス,例えばC12ガスが供給できる。さらに第3のガス供給系23からは,希ガス,例えばHeガスが供給できる。なお,c−Cガスは,図2(a)に示す構造式を有するものであり,C12ガスは,図2(b)に示す構造式を有するものである。
処理容器2の下部には,排気機構(図示せず)に通じる排気管30が接続されている。排気管30を介して処理容器2内を真空引きすることで,処理容器2内を所定の圧力に維持できる。
次に,以上のように構成されたプラズマエッチング装置1で行われるエッチング処理を,例えばウェハW上に形成されたシリコン酸化膜をエッチングする場合を例に採って説明する。先ず,ウェハWが処理容器2内に搬入され,下部電極3上に載置されると,静電チャック5により吸着保持される。次に,排気管30から処理容器2内の雰囲気が排気され,ガス吐出孔10aから所定のエッチングガスが給気される。処理容器2内は,所定の真空度,例えば4Pa(30mTorr)程度に設定,維持される。
ガス吐出孔10aから給気されるエッチングガスは,各ガス供給系21,22,23からの供給されるc−Cガス,C12ガス及びHeガスにより構成され,例えばc−CガスとC12ガスの流量比が1対0.5〜1に設定されている。
処理容器2内が所定の真空度になると,例えば第1の高周波電源7により,下部電極3にイオン引き込み用の例えば13.56MHz,2kWの高周波電力が印加され,第2の高周波電源13により,上部電極10にプラズマ生成用の例えば60MHz,2kWの高周波電力が印加される。これにより,処理容器2内にプラズマが生成され,エッチングガスがイオン化して,ウェハW上のシリコン酸化膜がエッチングされる。所定時間経過後,高周波電力の供給とエッチングガスの供給が停止され,ウェハWが処理容器2内から搬出されて,一連のエッチング処理が終了する。
本実施の形態のように,主ガスの不飽和型のc-Cガスに,直鎖飽和型の高次のC12ガスを添加してエッチングを行った場合,発明者のシミュレーションによると,図3に示すように添加ガスを使用しない場合に比べて,エッチングレートが126%上昇することが確認された。また,この場合,同じ直鎖飽和型であるがフッ素原子が少ない低次のCガスを添加した場合に比べても,エッチングレートが8%上昇することが確認された。また,上記C12ガスに代えて同じく直鎖飽和型でフッ素原子が多いC14ガスを添加した場合,添加ガスを使用しない場合に比べて,エッチレートが133%上昇し,低次のCガスに比べて14%上昇することが確認された。また,主ガスとして,不飽和型で炭素の割合が高いc-Cガスが用いられるので,例えばc-Cから生成されたポリマーがシリコン酸化膜のマスクの表面に堆積して,高いエッチング選択性が維持される。
したがって,シリコン酸化膜をエッチングする場合において,主ガスとしてのc-Cガスに,C12ガス又はC14ガスを添加することによって,高いエッチング選択性を維持しながら,エッチングレートを飛躍的に向上できる。
なお,上記例では,添加ガスがC12ガスやC14ガスであったが,それ以外の,C16ガスなどの直鎖飽和型のC(2X+2)(Xは7以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスであってもよい。かかるフッ化炭素系ガスもC12ガスやC14ガスと同様の性質を有するので,添加ガスとして用いた場合に,上記実施の形態と同様に高いエッチングレートが得られる。
また,上記実施の形態において,エッチングガスの主ガスとしてc-Cガス以外の1,3-Cガスや2-CガスのCガスを用いても同様の効果が得られる。また,Cガスに代えて,その他の不飽和型のフッ化炭素系ガス,例えばCガスを用いても同様の効果が得られる。この際,Cガスは,環状のc-Cガス,直鎖状の1,3-Cガス及び2-Cガスであってもよい。
上記実施の形態において,エッチング時に第3のガス供給系23から処理容器2内にHeガスを供給していたが,他の希ガス,例えばNeガス,Arガス,Xeガスを供給してもよい。また,希ガスに代えて酸素ガスや不活性ガスを供給してもよい。
以上の実施の形態では,添加ガスが直鎖飽和型のC(2X+2)(Xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスであったが,環状飽和型のC(2X)(Xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスであってもよい。発明者によるシミュレーションによれば,図4に示すように例えば添加ガスとして,環状飽和型のc-C10ガス,c-C12ガスを用いた場合,上記直鎖飽和型のC12ガス,C14ガスの場合と比べて,同程度のエッチングレートを維持しつつ,さらに高いエッチング選択性が得られることが確認された。このように,添加ガスとして環状飽和型のC(2X)(Xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスを用いた場合,さらに高いエッチング選択性を実現できる。
上記実施の形態において,主ガスは,不飽和型のCガスであったが,主ガスがさらに高次,例えば炭素原子の数が6以上の環状不飽和型のフッ化炭素系ガスであってもよい。発明者によるシミュレーションによれば,図4に示すように例えば主ガスとして環状不飽和型のc-Cガス,c-Cガスを用いた場合,上記不飽和型のCガスの場合と比べて,同程度のエッチングレートを維持しつつ,より高いエッチング選択性が得られることが確認された。このように,主ガスとして高次の環状不飽和型のフッ化炭素系ガスを用いた場合,さらにエッチング選択性を向上できる。なお,エッチングレートとエッチング選択性を総合的に考慮した場合,例えば図4から,主ガスとしてCガスを用い,添加ガスとしてC14ガスを用いる組み合わせであってもよい。
ところで,以上の実施の形態では,シミュレーションにより各エッチングガスのエッチングレートやエッチング選択性が確認されている。従来,新しいエッチングガスの評価を行う場合,実際のエッチング装置において新しいエッチングガスを用いてエッチング処理を行い,そのデータを蓄積することによって評価していた。しかしながら,その都度エッチング装置を用いて実験を行うと,時間が掛かり,またそのエッチングガスの評価が悪かった場合には,その実験時間が無駄になっていた。さらに,エッチングガスを開発するのに必ずエッチング装置などの実験設備が必要であった。そこで,かかる問題を解決するために,シミュレーションによる新しいエッチングガスの評価方法を提案する。以下,当該エッチングガスの評価方法について説明する。図5は,かかる評価方法のフローである。
先ず,図6に示す質量分析計100において,評価対象であるエッチングガスに所定の電子エネルギが与えられ,エッチングガスが複数のフッ化炭素イオンに分離され質量スペクトルが測定される(図5のS1)。これにより,エッチング時にエッチングガスから生成されるフッ化炭素イオンの種類と,その組成比が検出される。この際,質量分析計100においては,エッチングガスに対し例えばエッチング時のプラズマ内の電子エネルギに近似した,例えば10〜100eV程度の電子エネルギが与えられる。
例えば評価対象のエッチングガスがCガスの場合,例えば図7に示すような質量スペクトルが得られ,CF+,CF +,CF +,C +の4つのフッ化炭素イオンが特定される。また,各フッ化炭素イオンCF+,CF +,CF +,C +の組成比P(CF+:P,CF +:P,CF +:P,C +:P)が検出される。
次に,図6に示すように質量分析計100により特定されたフッ化炭素イオンのデータがコンピュータ101に入力される。コンピュータ101では,各フッ化炭素イオンの質量M(分子量),フッ素原子数N及び組成比Pに基づいて,各フッ化炭素イオンについてのフッ素原子の単位時間当たりのウェハWへの衝突量の程度を示す所定の数値Hが算出される(図5のS2)。
各フッ化炭素イオンのフッ素原子の衝突量HFS自体は,各イオンのフッ素原子数N,組成比P及び各フッ化炭素イオンの速度Vの積,つまりHFS=P×N×Vで表すことができる。各フッ化炭素イオンの速度Vは,運動エネルギの式(e=1/2×MV)から,V=(2e/M)(0.5)で表すことができる。したがって,衝突量HFSは,HFS=P×N×V=P×N×(2e/M)(0.5)で表すことができる。イオン入射エネルギを一定とすると,各フッ化炭素イオンの速度Vは,1/M(0.5)に比例するので,衝突量HFS∝P×N/(M)(0.5)の関係が成立する。この結果,衝突量HFSの程度を示す数値Hを,H=P×N/(M)(0.5)∝HFSで表すことができる。
例えば,図7に示すようにCガスの場合,CF+は質量が31でフッ素原子数が1,CF +は質量が50でフッ素原子数が2,CF +は質量が69でフッ素原子数が3,C +は質量が119でフッ素原子数は5である。したがって,各フッ化炭素イオンの単位時間当たりのウェハWへの数値Hは,各フッ化炭素イオンのイオンエネルギが等しいと仮定した場合,相対的にそれぞれP×1/(31)(0.5),P×2/(50)(0.5),P×3/(69)(0.5),P×5/(119)(0.5)で表すことができる。
次に,各フッ化炭素イオンの数値Hを総て積算する(図5のS3)。例えば上述のCガスの場合,積算合計値HFTは,例えばP×1/(31)(0.5)+P×2/(50)(0.5)+P×3/(69)(0.5)+P×5/(119)(0.5)となる。この積算合計値HFTは,エッチングガス全体のフッ化炭素イオンについてのフッ素原子のウェハWへの総衝突量の程度を示すものであり,フッ素原子の総衝突量に依存するエッチングレートについて評価する指標となる。積算合計値HFTに基づいて,他のエッチングガスの積算合計値との関係でエッチングレートを評価する(図5のS4)。
また,質量分析計100において特定された各フッ化炭素イオンの質量M,組成比P及び炭素原子数N基づいて,コンピュータ101において,各フッ化炭素イオンについての炭素原子の単位時間当たりのウェハWへの衝突量の程度を示す数値Hが算出される(図5のS6)。衝突量HCSは,上述したフッ素原子の場合と同様にHCS=P×N×V=P×N×(2e/M)(0.5)で表すことができるので,数値Hは,H=P×N/(M)(0.5)∝HCSで表すことができる。
例えば,図7に示すCガスの場合,CF+,CF +,CF +の炭素原子数は1,C +の炭素原子数は2であるので,数値Hは,それぞれP×1/(31)(0.5),P×1/(50)(0.5),P×1/(69)(0.5),P×2/(119)(0.5)で表すことができる。
次に,各フッ化炭素イオンの数値Hを総て積算する(図5のS6)。例えばCガスの場合,積算合計値HCTは,P×1/(31)(0.5)+P×1/(50)(0.5)+P×1/(69)(0.5)+P×2/(119)(0.5)となる。この積算合計値HCTは,エッチングガス全体のフッ化炭素イオンについての炭素原子のウェハWへの総衝突量の程度を示すものであり,炭素原子の総衝突量に依存するエッチング選択性について評価する指標となる。積算合計値HCTに基づいて,他のエッチングガスの積算合計値との関係でエッチング選択性を評価する(図5のS7)。
図8は,上記評価方法を用いて算出したエッチングレートを示す積算合計値HFTと,実際に実験を行って得た実験値との関係を示すグラフである。図8に示すように複数のフッ化炭素系ガスの積算合計値HFTと実験値が比例関係にあり,積算合計値HFTと実験値が対応していることが確認できる。したがって,積算合計値HCTを算出し評価することによって,エッチングレートを正確に評価できる。また,図9は,上記評価方法を用いて算出した積算合計値HCTと,被エッチング膜上のフォトレジスト膜のエッチングレートの実験値との関係を示すグラフである。フォトレジスト膜のエッチングレートが低くなると,被エッチング膜のエッチング選択性が向上するので,フォトレジスト膜のエッチングレートの実験値は,実際の被エッチング膜のエッチング選択性に反比例する。図9に示すように,上記評価方法を用いて算出した積算合計値HCTと,フォトレジスト膜のエッチングレートの実験値が反比例しているので,積算合計値HCTと実際のエッチング選択性が1対1で対応し比例関係にあることが確認できる。したがって,積算合計値HCTを算出し評価することによって,エッチング選択性を正確に評価できる。
なお,上記エッチングガスの評価方法は,評価対象がフッ化炭素系ガスに限られず,他のエッチングガスの評価方法に適用できる。つまり,エッチングガスの評価方法は,質量分析計により,エッチングガスを所定の電子エネルギで複数のイオンに分解して,エッチング時にエッチングガスから生成されるイオンの種類とその組成比を検出する工程と,当該検出された各イオンの質量M,組成比P及び各イオンを構成しエッチングレートに影響を与える所定の元素の原子数NIから,エッチング時における各イオンの前記所定の元素の単位時間あたりの基板への衝突量の程度を表す,P×NI/(M)0.5で表される数値を算出する工程と,前記算出された各イオンについての前記数値を総て積算する工程と,前記数値の積算値に基づいて,前記エッチングガスを用いたエッチングのエッチングレートを評価する工程と,を有するものであってもよい。
また,前記エッチングガスの評価方法は,前記検出された各イオンの質量M,その組成比P及び当該各イオンを構成しエッチング選択性に影響を与える他の元素の原子数NIIから,エッチング時における各イオンの前記他の元素の単位時間あたりの基板への衝突量の程度を表す,P×NII/(M)0.5で表される数値を算出する工程と,前記算出された各イオンについての前記数値を総て積算する工程と,前記数値の積算値に基づいて,前記エッチングガスを用いたエッチングのエッチング選択性を評価する工程と,をさらに有するものであってもよい。例えばNHなどによる有機材料のエッチングガスの評価方法にも適用できる。
以上,本発明の実施の形態の一例について説明したが,本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば本実施の形態で記載したエッチング方法は,半導体ウェハをエッチングするものであったが,本発明は,ウェハ以外に,FPD(フラットパネルディスプレイ)用基板,フォトマスク用のガラス基板等の他の基板のエッチング方法にも適用できる。
本発明は,酸化膜に対してエッチングを行う場合であって,高いエッチング選択性を維持しながらエッチングレートを向上する際に有用である。
本実施の形態におけるプラズマエッチング装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 主ガスとして用いられるc−Cガスと添加ガスとして用いられるC12ガスの化学構造式を示す。 添加ガスとしてC12ガス又はC14ガスを用いた場合のエッチングレートの上昇率を示す表である。 各フッ化炭素系ガスにおけるエッチングレートとエッチング選択性との関係を示すグラフである。 エッチングガスの評価方法のフロー図である。 エッチングガスの評価方法で用いられる装置の模式図である。 ガスの質量スペクトルを示すグラフである。 エッチングレートを示す積算合計値と実験値との関係を示すグラフである。 エッチング選択性を示す積算合計値と実験値との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 プラズマエッチング装置
21 第1のガス供給系
22 第2のガス供給系
W ウェハ

Claims (16)

  1. 基板上に形成された酸化膜をエッチングするためのエッチングガスであって,
    不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,直鎖飽和型のC(2x+2)(xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有していることを特徴とする,エッチングガス。
  2. 前記添加ガスは,C12ガス,C14ガス又はC16ガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項1に記載のエッチングガス。
  3. 基板上に形成された酸化膜をエッチングするためのエッチングガスであって,
    不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,環状飽和型のC2X(xは,5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有していることを特徴とする,エッチングガス。
  4. 前記添加ガスは,C10ガス又はC12ガスのいずれかかのガスから成ることを特徴とする,請求項3に記載のエッチングガス。
  5. 前記主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載のエッチングガス。
  6. 前記主ガスは,環状不飽和型のフッ化炭素系ガスから成ることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載のエッチングガス。
  7. 前記主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項6に記載のエッチングガス。
  8. 基板上に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって,
    不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,直鎖飽和型のC(2x+2)(xは5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有するエッチングガスを処理室内に導入し,プラズマ雰囲気の下で当該処理室内の基板上の酸化膜をエッチングすることを特徴とする,エッチング方法。
  9. 前記添加ガスは,C12ガス,C14ガス又はC16ガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項8に記載のエッチング方法。
  10. 基板上に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって,
    不飽和型のフッ化炭素系ガスから成る主ガスと,環状飽和型のC2X(xは,5以上の自然数)で示されるフッ化炭素系ガスから成る添加ガスを含有するエッチングガスを処理室内に導入し,プラズマ雰囲気の下で当該処理室内の基板上の酸化膜をエッチングすることを特徴とする,エッチング方法。
  11. 前記添加ガスは,C10ガス又はC12ガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項10に記載のエッチング方法。
  12. 前記主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項8〜11のいずれかに記載のエッチング方法。
  13. 前記主ガスは,環状不飽和型のフッ化炭素系ガスから成ることを特徴とする,請求項8〜11のいずれかに記載のエッチング方法。
  14. 前記主ガスは,Cガス又はCガスのいずれかのガスから成ることを特徴とする,請求項13に記載のエッチング方法。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載のエッチングガスの評価方法であって,
    質量分析計により,エッチングガスを所定の電子エネルギで複数のフッ化炭素イオンに分解して,エッチング時にエッチングガスから生成されるフッ化炭素イオンの種類と当該各フッ化炭素イオンの組成比を検出する工程と,
    当該検出された各フッ化炭素イオンの有する質量M,フッ素原子数N及び組成比Pから,エッチング時における各フッ化炭素イオンのフッ素原子の単位時間あたりの基板への衝突量の程度を示す,P×N/(M)0.5で表される数値を算出する工程と,
    前記算出された各フッ化炭素イオンについての前記数値を総て積算する工程と,
    前記数値の積算値に基づいて,前記エッチングガスを用いたエッチングのエッチングレートを評価する工程と,を有することを特徴とする,エッチングガスの評価方法。
  16. 前記検出された各フッ化炭素イオンの有する質量M,炭素原子数N及び組成比Pから,エッチング時における各フッ化炭素イオンの炭素原子の単位時間あたりの基板への衝突量の程度を示す,P×N/(M)0.5で表される数値を算出する工程と,
    前記算出された各フッ化炭素イオンについての前記数値を総て積算する工程と,
    前記数値の積算値に基づいて,前記エッチングガスを用いたエッチングのエッチング選択性を評価する工程と,をさらに有することを特徴とする,請求項15に記載のエッチングガスの評価方法。
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