JPH0294522A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH0294522A
JPH0294522A JP24597888A JP24597888A JPH0294522A JP H0294522 A JPH0294522 A JP H0294522A JP 24597888 A JP24597888 A JP 24597888A JP 24597888 A JP24597888 A JP 24597888A JP H0294522 A JPH0294522 A JP H0294522A
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JP
Japan
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electrode
gas
etching
dry etching
pressure
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JP24597888A
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Makoto Sekine
誠 関根
Haruo Okano
晴雄 岡野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の構成コ (産業上の利用分野) 本発明は半導体集積回路の製造工程で実施されるドライ
エツチング方法に関し、特にいわゆるマグネトロンRI
E装置でドライエツチングを行い、これを定期的にクリ
ーニングする方法に関する。
(従来の技術) 近年、半導体集積1回路は急速な発展を遂げ、現在はサ
ブミクロンサイズの素子を持つLSIも試作されるに及
んでいる。このような素子形成において、最近、Si基
板に溝(トレンチ)を形成し、絶縁物を埋め込んで素子
分離領域としたり、あるいは溝の内面に形成した薄い酸
化膜を介して電極となる導体を埋め込んでM OS (
Metal−Oxide−8emiconductor
)構造のキャパシタを形成する技術が開発されている。
これらの技術では、第2図(a)に示すように、シリコ
ン基板21表面にマスク(例えば5iO2)22を形成
し、反応性イオンエツチングにより間口Wが狭く深さd
が深い、いわゆるアスペクト比(溝の深さ7幅)の高い
溝23を高速に形成する技術が必須となる。
このような要請に対し、本発明者らは、■高速に加工す
るために、高密度のプラズマを形成して大量のイオンを
生成させ、■高アスペクト比に加工するために、その高
密度プラズマから方向の揃ったイオンを引き出すことを
考えた。具体的には、■ウェハと対向する電極の裏側か
らプラズマに磁界を与え、ウェハから少し離れた位置に
高密度プラズマを生成させる、■ガス圧力を10−’T
orr程度の低圧力に保ち、平均自由行程を長くするこ
とにより、イオンと中性粒子の散乱を少なくし、高密度
プラズマからイオンを真直ぐにウェハへ向けて引き出す
方法を採用した。
第1因にこのような方法を実施するために使用されるマ
グネトロンRIE装置の概略構成図を示す。第1図にお
いて、真空容器1にはガス導入口2及び排気口3が設け
られている。この真空容2gl内には絶縁物4に支持さ
れて第1の電極(カソード)5が配置され、この第1の
電極5に対向するように真空容器1の上端には第2の電
極(アノード)6が取り付けられている。前記第1の電
極5には高周波電源7からマツチング回路8を介して高
周波電力が印加され、第2の電極6は接地されている。
また、前記第2の電極6の大気側には磁石9が配置され
、第1の電極5の表面近傍に磁界を与えるようになって
いる。なお、第1の電極5は冷却機t+WlOによって
冷却される。そして、前記第1の電極5上に彼エツチン
グ試tf1として例えばSiウェハIIが載置される。
このマグネトロンRIE装置によるドライエツチング処
理は以下のようにして行われる。前記のように彼エツチ
ング試料がSiウェハ11である場合、エツチング用の
ガスとしては通常CΩ2、SiCΩ4などの塩素系ガス
もしくはCBrF3、SFL、、CF4などのフッ素系
ガスもしくはこれらの混合ガス又はこれらと酸素との混
合ガスが用いられる。このようなエツチングガスをガス
導入口2から真空容器1内に導入し、排気系のバルブ操
作により4Pa以下の特定の圧力、例えば2Paに調整
する。この状態で第1の′電極5に高周波電力を印加す
ると、15周波放電によりプラズマが発生する。第1の
電極5表面には電界Eか誘起され、この電界によりプラ
ズマからイオンが引き出され、ウェハ11を衝撃し、エ
ツチング反応が進行する。また、磁石9により200ガ
ウス程度以下の磁界が誘起され、この磁界の第1の電極
5に平行な成分Bとこれに直交する電界Eにより、プラ
ズマ中の電子が磁界B及び電界Eに直交する方向にサイ
クロイド運動を起す。この結果、電子と中性粒子(分子
、原子)との衝突確率が増加し、イオン化が促進される
ため、高密度プラズマが形成される。
このようなマグネトロンRIE装置によるドライエツチ
ング方法では、前述したようにエツチング種となるイオ
ンが増加するため高いエツチング速度が得られ、またガ
ス圧力が4Pa程度以下であり平均自由行程が長いこと
から電界によってプラズマからイオンがウェハ1!へ向
けて引き出される際に他の中性粒子などと衝突する確率
が低く、イオンは真直ぐにウェハ11へ入射するため方
向性のよい加工が可能となる。
ところで、実際に反応性イオンエツチングを行う場合、
第2図(t))に示すように、エツチング中に溝23の
側面に薄い堆積膜24を形成させる。これは、例えば第
3図に示す溝23の側面Stに着目した場合、この側面
Stをこれに対向するマスク22の側面Smからの反射
イオン25から保護する必要があるためである。このよ
うな堆積膜24は、エツチング生成物自体を堆積種とし
て形成させる場合もあるし、エツチングガスに堆積ガス
を僅かに添加して形成させる場合もある。また、こうし
た方法でエツチングを行う場合、基板温度を厳密に制御
してウェハのエツチングと堆積膜の堆積とを微妙にコン
トロールしなければならない(参考文献門限ら;第8回
ドライプロセスシンポジウム予稿集、 p42.電気学
会、 1986)。
ところが、エツチングガスに堆積ガスを添加すると、真
空容器1の内壁やイオン衝撃の少ない第2の電極(アノ
ード)6にも堆積膜が形成される。
また、エツチングガスへの堆積ガスの添加量が少ない場
合でも、エツチング生成物が再付召して厚い堆積膜が形
成される。また、エツチングマスクとして5in2を用
いた場合、Cgを含むシリコン酸化物が同様に堆積する
。特に、エツチングガスとしてCF2やS i Cjl
l 4を使用した場合には、エツチング生成物であるS
iCΩx(X−1〜2)が多く堆積する。このような堆
積膜は磁石を使用しない通常のRIE装置においても発
生するが、本発明者らの開発した低ガス圧力のマグネト
ロンRIE装置において顕著である。以上のように堆積
膜が形成されるのは以下のような理由による。
■低エネルギではあるが大量のイオンでエツチングを進
行させるため、スパッタリングの効果が大きい。このた
め、反応生成物は不飽和のままスパッタリングにより気
111へ叩き出され、これが高密度のプラズマ中に入る
と分解されて更に低次の反応生成物となる。このような
反応生成物は真空容器1内壁や第2の電極6などへの吸
着確率が高く堆積膜を形成しやすい。
■低ガス圧力であるため、エツチングガス自体の反応生
成物が気相中で中性の活性種と再結合することが少なく
、蒸気圧か低く堆積しゃすい状態となる。
■ウェハ11近くまである程度の磁界強度を得るために
電極間隔を3〜5 cm程度としており、通常のRIE
装置に比べて狭くなっている。
■第2の電極(アノード)6側に磁石9を配置している
ため、第2の電極6の表面近傍は数百ガウス以上の高磁
界になっている。このため、狭電四間隔方式のRIE装
置にもかかわらす、第2の電極6側を衝撃するイオンの
エネルギは極めて低く、堆積物が付青しやすい。
■以上のようにして形成される堆積膜はポーラスで密度
の低い弱い膜であり、第1の電極(カソード)5上のウ
ェハ11のエツチング速度が速く、大量の反応生成物が
供給されるため、堆積膜の形成される速度は速い。
すなわち、低ガス圧力のマグネトロンRIE装置は高性
能であるがゆえに、堆積膜が生じやすいという問題があ
る。
そして、こうした堆積膜は、■第2の電極6表面の電気
的特性を変化させ、エツチングの再現性を悪くする、■
脱ガス又はガスの吸着確率を変化させることにより、エ
ツチング雰囲気の組成か徐々に変化してエツチング特性
か変わる、■堆積膜が厚くなってくると、はがれ落ちて
パーティクルの発生源となる、■覗き窓を曇らせ、光学
的な終点検出を不可能にする、などの深刻な問題を生し
る。
このため、従来は真空容:(;1の真空を破って洗浄す
ることにより、堆積膜を取り除いていた。しかし、真空
容器1を再び真空に戻し、しかも残留空気の影響をなく
すために一定時間の放電を行わなければならないため、
装置の復帰には非常に時間がかかるという問題があった
。また、洗浄作業にも時間がかかり、かつエツチングに
使用するガスか反応性の高い毒ガスであるため、安全」
二の問題も多かった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、真空容器の真空を破ることなく堆積膜を除去
することができ、装置の稼働率を上げ、安全上の問題を
避け、しかもエッチングの信頼性を向上し得るドライエ
ツチング方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のドライエツチング方法は、被エツチング試料が
載置される第1の電極及びこの電極に対向配置された第
2の電極を備えた真空容器と、該真空容器内にエツチン
グ用のガスを供給する手段と、前記真空容器内のガスを
fJI気する手段と、前記第1の電極又は第1及び第2
の両電極に高周波電力を印加する手段と、前記第1の電
極の表面近傍に磁界を与える手段とを具備したドライエ
ツチング装置を使用し、前記被エツチング試料をドライ
エツチング処理するにあたり、前記真空容器内に、前記
エツチング用のガスとは異なるクリーニング用のガスを
導入し、ドライエツチング処理時より高い圧力で高周波
放電を起し、ドライエ・。
チング処理により生した前記第2の電極表面及び前記真
空容器内壁の堆積膜を除去する工程を定期的に行うこと
を特徴とするものである。
本発明で使用されるドライエツチング装置(いわゆるマ
グネトロンRIE装置)では、ドライエツチング時に使
用されるエツチングガスとしては、CgやFなどのハロ
ゲン元素を含む反応ガス又はこれらに02を添加した混
合ガスが望ましく、具体的にはCD 2 、s ic 
p 4などの塩素系ガスもしくはCB r F 3 、
S F b 、CF 4などのフッ素系ガスもしくはこ
れらの混合ガス又はこれらと02との混合ガスが挙げら
れる。特に、エツチングガスとしてCN2やS i C
(14を使用した場合には、堆積膜の形成が顕著となる
。また、ドライエツチング処理時のガス圧力は通常4P
a以下に設定される。
本発明において、クリーニング時に供給されるクリーニ
ングガスは、エツチングガスとは異なるものであり、F
を含む反応性ガスが好ましくNF3 CF4、フロンガ
ス類又はこれらとH2Oもしくは02との混合ガスが挙
げられるか、CΩ2、CFを含む反応性ガス、02など
を用いてもよい。これらのうちでもNF、又はFを含む
ガスとH2Oとの混合ガスが望ましい。また、クリーニ
ング時のガス圧力はエツチング時のガス圧力よりも高く
、4Paを超えて設定される。
本発明において、クリーニング処理を高速化するという
観点からは、第1の電極の表面近傍に磁界を与える手段
として、磁石を第2の電極の大気側に配置することが望
ましい。前記磁石としてはN極とS極とが交互に間隔を
持って配列された複数の棒状又は閉回路をなす永久磁石
又は電磁石か挙げられる。
(作用) このような本発明方法によれば、低ガス圧力のマグネト
ロンRIE装置を用い、エツチング用のガスと異なるク
リーニング用のガスを流すこ占以外はエツチング処理時
と同様な操作により、真空容器の真空を破ることなく、
エツチング処理を繰り返すうちに第2の電極表面や真空
容器内壁に骨管した堆積膜を除去することができる。
なお、本発明方法では、クリーニングガスの圧力はドラ
イエツチング処理時(通常4Pa以下)より高い圧力(
4P aを超える圧力)に保持される。この場合、第2
の電極の大気側に磁石を配置すれば、堆積膜を高速に除
去することができる。
すなわち、クリーニングガスの圧力が2Pa以下の場合
には、第2の電極の大気側の磁石から印加される磁界に
より、第1の電極の少し上の位置に高密度プラズマが形
成される傾向にあり、第1の電極上の被エッチング試料
が高速にエツチングされる。これに対して、クリーニン
グガスの圧力が4Paより高くなると、第2の電極の大
気側の磁石から印加される磁界により、高密度プラズマ
は第2の715極に近づいて形成されるようになる。こ
のため、第2の電極近傍で大量のエツチング種を生成さ
せることが可能になり、堆積膜を高速に除去することが
できる。また、この磁界は第2の電極を衝撃するイオン
のエネルギを低下させる作用かあり、第2の電極自体を
エツチングしてしまうことはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面の簡単な説明する。
第1図に示すマグネトロンRIE装置を使用し、エツチ
ングガスとしてCΩ2+SiCΩ4の混合ガスを用いて
2Paの圧力で所定期間Si基板のエツチングを行った
。その結果、第2の電極(アノード)6上には堆積物が
付着した。
本発明方法に係るクリーニング処理は以下のようにして
行われる。この場合、第1の電極5上には保設のために
ダミーウェハを載置しておくとよい。そして、クリーニ
ングガス、例えばNF3をガス導入口2から真空容器1
内に導入し、排気系のバルブ操作により所定圧力となる
ように調整する。この状態で第1の電極5に高周波電力
を印加し、エツチング時と同様に高周波放電によりプラ
ズマが発生させる。また、磁石9により200ガウス程
度以下の磁界が誘起させる。
第3図にこの時のガス圧力に対する第2の電極6上の堆
積膜のエツチング速度を示す。第3図から明らかなよう
に、ガス圧力が低くなるつれて、エツチング速度は低下
する傾向を示している。そして、ガス圧力が4Pa程度
より低い場合には堆積膜が十分に除去されず、いくら長
時間エツチングを行っても残存物が観察された。これは
、第1図に示すような第2の電極2の大気側に磁石9を
設けたマグネトロンRIE装置では、ガス圧力が低くな
ってくると、高密度プラズマが第1の電極5近傍に形成
されて第1の電極5上のウェハのエツチング速度が速く
なり、更にエツチング生成物か第2の電極6に付着しや
すくなり、クリーニング用のガスを使用しても堆積物が
生じるためである。これに対して、ガス圧力が4Paよ
り高くなると、第2の電極6の大気側の磁石9から印加
される磁界により、高密度プラズマは第2の電極6に近
づいて形成されるようになる。このため、第2の電極6
近傍で大量のエツチング種を生成させることが可能にな
り、堆積膜を高速に除去することができる。したがって
、本発明方法ではクリーングガスの圧力は少なくとも4
Pa以上が釘効である。
第4図(a)及び(b)にクリーニング処理を行う前、
及びNF、ガス圧力をIOP aとしてクリーニング処
理を行った後に、それぞれ第2の電極6の表面をXPS
 (Xi主電子分光法で分析した結果を示す。
エツチング処理時にはエツチングガスとしてはCΩ2 
+ S h CD 4の混合ガスが用いられているので
、第4図(a)に示すように、クリーニング処理前の堆
積膜にはCgが多く含まれている。なお、Ajのピーク
が現れているのは、第2の電極6を構成する材料として
Aρを使用し、表面にアルマイト加工を施して耐腐食性
をもたせているためである。
これに対して第4図(b)に示すように、クリーニング
処理後にはCpのピークは消えており、堆積膜が除去さ
れていることかわかる。一方、新たにFのピークが現れ
、第2の電極6にFが残留していることがわかる。第2
の電極6に残留している影響を調べるために、まずクリ
ーニング処理後に再びCΩ2+SiCΩ4の混合ガスを
用い、Siウェハのエツチングを行ったところ、クリー
ニング処理前の”f)月υJと比較してエツチング速度
、エツチング形状、マスク(S102)との選択比は全
く変化しなかった。また、Siウェハに形成された溝の
内面に酸化膜を形成し多結晶シリコン膜を埋め込んでM
O3構造のキャパシタを作製し、その絶縁耐圧を調べた
ところ、クリーニング処理前の初期に作製されたキャパ
シタと何ら変化がなかった。これらの結果から、クリー
ニングガスとしてFを含むガスを用いることにより第2
の電極6に微量のFが残留したとしても、その影響は全
くないことが確認された。もちろん、クリーニングガス
としてFを含まないガスを用いた場合には、このような
心配は全くない。
なお、本発明方法は以上の実施例に限定されるものでは
なく種々変形して応用が可能である。例えばクリーニン
グガスとしては、堆積膜の組成に応じて、NF、のほか
にCF4、フロンガス類、CN 2 、Cllを含む反
応性ガスなどを用いることができる。例えば堆積膜が炭
化水素やフロロカーボンを含む場合には、クリーニング
ガスとしてO2を使用したり、前記のようなガスに0□
を添加するとa効である。また、NF、とH2Oのよう
に相互に反応して酸素を大量に発生する混合ガスを用い
てもよい。
また、クリーニング処理時に高周波電力を第1の電極(
カソード)だけでなく、第2の電極(アノード)に印加
してもよい。このような方法では堆積膜を更に高速にエ
ツチングすることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、真空容器の真空を破ることなく、第2
の電極や真空容器内壁に何首した堆積膜を除去すること
が可能になり、装置の稼働率を大幅に上げることができ
る。また、パーティクルの数も減少し、アスペクト比の
高い溝を有するデバイス自体の歩留まりも向上させるこ
とができる。
また、本発明方法は装置を何ら改造することなく利用で
きる。しかも、処理速度が速く処理後のエツチング特性
に影響を与えることもないので短時間で元のエツチング
処理に復帰できる。更に、作業音が毒性の高い化学物質
に触れることがないので、安全衛生の上でも極めて効果
が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において用いられるドライエツチング装
置の概略構成図、第2図(a)はSi基板表面の溝の説
明図、同図(b)はSi基板に溝を形成する方法を示す
説明図、第3図は本発明の実施例においてクリーニング
処理を行った際のNF、ガス圧力と堆積膜のエツチング
速度との関係を示す特性図、第4図(a)は本発明に係
るクリーニング処理を行う前の第2の電極のXPSスペ
クトル図、同図(b)は本発明に係るクリーニング処理
を行った後の第2の電極のXPSスペクトル図である。 1・・・真空容器、2・・・ガス導入口、3・・・排気
口、4・・・絶縁物、5・・・第1の電極(カソード)
6・・・第2の電極(アノード)、7・・・高周波電源
、8・・・マツチング回路、9・・・磁石9、IO・・
・冷却機構l01If・・・Siウェハ。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 9石すし66第2の電才ム 男1図 第2図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被エッチング試料が載置される第1の電極及びこ
    の電極に対向配置された第2の電極を備えた真空容器と
    、該真空容器内にエッチング用のガスを供給する手段と
    、前記真空容器内のガスを排気する手段と、前記第1の
    電極又は第1及び第2の両電極に高周波電力を印加する
    手段と、前記第1の電極の表面近傍に磁界を与える手段
    とを具備したドライエッチング装置を使用し、前記被エ
    ッチング試料をドライエッチング処理するにあたり、前
    記真空容器内に、前記エッチング用のガスとは異なるク
    リーニング用のガスを導入し、ドライエッチング処理時
    より、高い圧力で高周波放電を起し、ドライエッチング
    処理により生じた前記第2の電極表面及び前記真空容器
    内壁の堆積膜を除去する工程を定期的に行うことを特徴
    とするドライエッチング方法。
  2. (2)第1の電極の表面近傍に磁界を与える手段が、第
    2の電極の大気側に配置され、N極とS極とが交互に間
    隔を持って配列された複数の棒状又は閉回路をなす永久
    磁石又は電磁石であることを特徴とする請求項(1)記
    載のドライエッチング方法。
  3. (3)ドライエッチング時のガス圧力を4Pa以下にす
    ることを特徴とする請求項(1)記載のドライエッチン
    グ方法。
  4. (4)クリーニング時のガス圧力を4Paより高くする
    ことを特徴とする請求項(1)記載のドライエッチング
    方法。
  5. (5)クリーニング用のガスがNF_3又はFを含むガ
    スとH_2Oとの混合ガスであることを特徴とする請求
    項(1)記載のドライエッチング方法。
JP24597888A 1988-09-30 1988-09-30 ドライエッチング方法 Pending JPH0294522A (ja)

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