JP2006049195A - 絶縁シール構造および燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 相互に対向する二つの部材間をより確実にシールしかつ絶縁する絶縁シール構造を得る。
【解決手段】 支持フレーム10とセパレータ3との間に絶縁性ガスケット4を狭装し、これらの間をシールするとともに絶縁する絶縁シール構造について、絶縁性ガスケット4を、絶縁材料を主成分とする材質からなるコア部17と、コア部17の表面および裏面に形成されて支持フレーム10およびセパレータ3にそれぞれ当接する金属被覆部18と、を備えるものとして構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶縁シール構造および燃料電池に関する。
従来より、電解質膜の表裏面の一方にアノード極を、他方にカソード極を配置し、それらの外側にガス通路となる間隙を空けてセパレータを配置して単電池を形成し、この単電池を多層化して燃料電池(燃料電池スタック)を構成したものが知られている。
燃料電池では、内部を通流するガス、すなわちアノードガス、カソードガス、および排気ガスについて、それぞれ気密を保つことが重要であるが、上記積層構造を採用する場合、セパレータ等の積層する部材間で気密を確保することが必要となる。
一方、各単電池について、アノード極とカソード極との短絡を防止することも重要であるが、上記積層構造を採用する場合には、積層する部材間で絶縁を確保することが必要となる場合がある。
そこで、特許文献1に開示される燃料電池では、相互に隣接する二つのセパレータ(集電板)の端部に絶縁性を有するガラス質のシール材を挟み込んで高温で溶着し、当該シール材によって気密と絶縁の双方を確保するようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−7903号公報(第2頁、図1)
しかしながら、上記特許文献1に開示されるシール構造では、溶着時に、温度の不均一等が原因で、溶融したガラスが染み出したり蒸発したりしてシール性が損なわれる場合がある。また、その対策として、ガラスの融点を調整すべくビスマス、ボロン等を添加すると、これらの添加物は高温下では可動イオンとなるため、燃料電池としての動作中に絶縁性が低下する場合がある。
そこで、本発明は、相互に対向する二つの部材間をより確実にシールしかつ絶縁する絶縁シール構造を得ることを目的とする。
本発明にあっては、一対の対向部材間に絶縁性ガスケットを狭装し、当該対向部材間をシールするとともに絶縁する絶縁シール構造であって、前記絶縁性ガスケットは、絶縁材料を主成分とする材質からなるコア部と、前記コア部の表面に形成され、対向部材に当接する金属被覆部と、を備えることを最も主要な特徴とする。
本発明にかかる絶縁シール構造によれば、絶縁材料を主成分とする材質からなるコア部と、前記コア部の表面に形成され、対向部材に当接する金属被覆部と、を備える絶縁性ガスケットを、一対の対向部材間に狭装するようにしたため、溶融したガラスが染み出してシール性が損なわれたり、添加剤が可動イオンとして動作したりすることなく、より確実に対向部材間をシールしかつ絶縁することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明にかかる絶縁シール構造を自動車用の燃料電池(固体酸化物型燃料電池)に適用した場合について例示する。
(第1実施形態:図1〜図4)図1は、本発明の第1実施形態にかかる燃料電池スタックを示す模式図であって、(a)は積層方向に沿う断面図、(b)は積層方向に沿い(a)と直交する断面図、(c)は(a)の領域Aの拡大図である。
燃料電池スタック1は、各々が燃料電池として機能する単電池2を複数積層して構成される。各単電池2は1V程度の起電力を生じ、これらが導体としてのセパレータ3を介して直列に接続されて規定の出力電圧を発生させる。この燃料電池スタック1では、セパレータ3、絶縁性ガスケット4、および燃料電池セルアセンブリ5が、この順に繰り返し積層されており、二つのセパレータ3に挟まれる部分が、それぞれ単電池2として機能する。燃料電池スタック1内で積層されるこれらの構成要素は、例えば、積層方向両端にそれぞれ設けられた一対のエンドプレート(図示せず)をテンションロッド(図示せず)を用いて挟み込むことで締結される。なお、以下の説明では、便宜上、図1にしたがって上下を規定する。すなわち、燃料電池スタック1の積層方向を上下方向と規定する。
図2は、燃料電池セルアセンブリを示す模式図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。
本実施形態では、平面視で矩形の電解質部6の表面および裏面に、それぞれ、触媒面へのガス拡散機能を備えたガス拡散層を有する電極として矩形のアノード極7およびカソード極8が配置されて、燃料電池セル9が構成される。具体的には、例えば、電解質部6は、10cm角で厚さを100μmとするセラミック材料(例えば8mol%イットリア(Y)を添加した安定化ジルコニア;以下、8YSZと記す)によって構成される。また、アノード極7はNiO−8YSZを主成分とする一方、カソード極8はLSC(ランタン−コバルト複合酸化物)を主成分としており、これらはともに9cm角で電解質部6の表面と裏面にそれぞれ数10〜100μm程度の厚さに焼き付けられている。
そして、電解質部6の周縁部の上面(電極を形成していない領域)が、矩形枠状の支持フレーム10の下面の内周側に例えばロウ付けによって固定され、燃料電池セルアセンブリ5が構成される。支持フレーム10の各辺には、平面視で短冊状の開口部11a〜11dが設けられており、このうち開口部11aはカソードガスの導入側マニホルド20a、開口部11bはカソードガスの排気側マニホルド20b、開口部11cはアノードガスの導入側マニホルド20c、開口部11dはアノードガスの排気側マニホルド20dとなる。この支持フレーム10は、例えば、熱膨張係数が電解質部6(8YSZ)に近い耐熱性を備えるフェライト系ステンレス合金とし、100μm程度の厚さとするのが好適である。
図3は、セパレータ3を示す模式図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C断面図、(c)は(a)のD−D断面図である。
セパレータ3は、平面視では矩形の外観を呈しており、外枠部3aと、その内側の隔壁部3bとを備えている。
外枠部3aには、セパレータ3の各側縁に沿って、平面視で短冊状の表裏を貫通する開口部12a〜12dが設けられており、このうち開口部12aはカソードガスの導入側マニホルド20a(図1(a))、開口部12bはカソードガスの排気側マニホルド20b、開口部12cはアノードガスの導入側マニホルド20c(図1(b))、開口部12dはアノードガスの排気側マニホルド20dとなる。
隔壁部3bは、積層方向のほぼ中央位置に形成される薄板状部分であり、この隔壁部3bによって単電池2(図1)が区分される。この隔壁部3bの上側の上側凹部13は、図3(a)および図3(c)の上下方向の両端部でそれぞれ台形状に伸びて開口部12c,12dと連通する一方、下側凹部14は、図3(a)および図3(b)の左右方向の両端部でそれぞれ台形状に伸びて開口部12a,12bと連通しており、図1に示すように、燃料電池スタック1を構築したとき、上側凹部13がアノードガス通路15となり、下側凹部14がカソードガス通路16となる。なお、図1に示すように、本実施形態では、アノードガス通路15およびカソードガス通路16には、例えば白金メッシュや合金フェルト等からなる集電体21が配置される。
このセパレータ3は、耐熱性が高く、導電性を備えるものとする必要がある。そこで、例えば、支持フレーム10と同じ材質、すなわち、熱膨張係数が8YSZに近い耐熱性を備えたフェライト系ステンレス合金とし、隔壁部3bの厚さは100μm程度とするのが好適である。
図4は、絶縁性ガスケット4を示す模式図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のE−E断面図、(c)は(b)の領域Fの拡大図である。
図4の(a)に示すように、絶縁性ガスケット4は、矩形枠状に構成されるとともに、平面視で短冊状の開口部19a〜19dが設けられており、このうち開口部19aはカソードガスの導入側マニホルド20a(図1(a))、開口部19bはカソードガスの排気側マニホルド20b、開口部19cはアノードガスの導入側マニホルド20c(図1(b))、開口部19dはアノードガスの排気側マニホルド20dとなる。これら開口部19a〜19d、支持フレーム10に設けられた開口部11a〜11d、およびセパレータ3に設けられた開口部12a〜12dは、各構成要素を積層して燃料電池スタック1を構成したときに、対応するもの同士が上下に重なり合い、積層方向に伸びるマニホルド20a〜20dが形成されるようにしてある。
また、図4の(b)に示すように、この絶縁性ガスケット4は、矩形かつ薄板状のコア部17と、コア部17の表裏面の全域を被覆する金属被覆部18とからなる。具体的には、例えば、シリコン樹脂を用いてマイカ材を厚さ0.3mmのシート状に形成してこれをコア部17とし、打ち抜き成型、熱処理による有機成分の焼き飛ばしを行った後、イオンプレーティング法(PVD[Physical Vapor Deposition]法)によって、銀(Ag)を厚さ100μm程度蒸着して金属被覆部18を形成する。
このように、金属被覆部18を蒸着によって形成することで、図4の(c)に示すように、コア部17と金属被覆部18との間に隙間を生じることなく、コア部17の表裏面の微小な凹凸を当該金属でより確実に埋めることができる。また、金属被覆部18とそれが当接する部材(本実施形態では支持フレーム10およびセパレータ3)とが当接する面での馴染みも良くなり、ガラス等の絶縁性部材が直接当接する場合に比べて、さらにシール性が高くなるという利点がある。したがって、本実施形態によれば、ガラス等の絶縁性部材を直接当接させてシールする場合に比べて、シール性が高くなるという利点がある。
そして、上述した構成のセパレータ3、燃料電池セルアセンブリ5、および絶縁性ガスケット4をこの順に多重に積層して締結し、図1に示す燃料電池スタック1を形成する。この燃料電池スタック1では、カソードガスは、図1の(a)に示すように、導入側マニホルド20aから各カソードガス通路16に分配され、反応後の排出ガスが排出側マニホルド20bで集約されて排出される一方、アノードガスは、図1の(b)に示すように、導入側マニホルド20cから各アノードガス通路15に分配され、反応後の排出ガスが排出側マニホルド20dで集約されて排出される。なお、この燃料電池スタック1では、カソードガス通路16をカソードガスが流れる方向と、アノードガス通路15をアノードガスが流れる方向とは、互いに直交することになる。
この燃料電池スタック1において、絶縁性ガスケット4は、セパレータ3の上面と支持フレーム10の下面との間に狭装され、セパレータ3と支持フレーム10とを絶縁する。ここで、絶縁性ガスケット4の上側の支持フレーム10およびセパレータ3は燃料電池セル9のカソード極8に電気的に接続される一方、絶縁性ガスケット4の下側のセパレータ3は当該燃料電池セル9のアノード極7に電気的に接続されている。したがって、本実施形態では、絶縁性ガスケット4により、各燃料電池セル9のカソード極8とアノード極7との短絡を防止することができる。なお、支持フレーム10の上面とセパレータ3の下面との間(図1(c)の27)には、別のガスケット(図示せず)が介装され、これらの間で気密が保たれているが、この部位27では必ずしも絶縁する必要はない。絶縁性ガスケット4によってセパレータ3同士の絶縁を確保できるからである。
また、絶縁性ガスケット4は、セパレータ3の上面と支持フレーム10の下面との間をシールしている。すなわち、図1の(a)および(c)に示すように、絶縁性ガスケット4によって、カソードガスの導入側マニホルド20aと外部との間、導入側マニホルド20aとアノードガス通路15との間、カソードガスの排気側マニホルド20bと外部との間、および排気側マニホルド20bとアノードガス通路15との間で気密を保つとともに、図1の(b)に示すように、アノードガスの導入側マニホルド20cと外部との間、および排気側マニホルド20dと外部との間で気密を保っている。
以上、本実施形態によれば、絶縁性ガスケット4を用いた比較的簡素な構成によって、カソードガス、アノードガス、およびそれらの排気ガスをシールするとともに、燃料電池セル9のカソード極8とアノード極7との短絡を防止することで、燃料電池の出力効率を向上することができる。
そして、本実施形態によれば、従来使用されていたガラスを溶着させる絶縁シールのように、高温環境化で溶融したガラスが染み出してシール性が低下したり、融点調整のための添加物が可動イオンとなることで絶縁性が低下したりという問題を生じることが無い分、当該ガラス溶着型の絶縁シールに比べて、シール性能および絶縁性能が高く、しかも、より長期に亘って当該性能を確保することができるという利点がある。
また、本実施形態にかかる絶縁性ガスケット4は、ガラス溶着型の絶縁シールに比べると柔軟で、当接面の微小な凹部に入り込み易く、より低い面圧でシール性を確保することができる。そのため、燃料電池スタック1を成す各構成要素の締結力をより低くすることができ、締結するための構造も簡素化できるという利点がある。また、C断面の金属やO断面の金属といった複雑な形状にしなくても、高いシール性を確保することができる分、より一層の小型化、軽量化が可能となる。
特に、本実施形態のように、絶縁性ガスケット4に当接する部材が金属部材である場合には、当該金属部材と金属被覆部18との馴染みが良くなる分、より一層シール性が高くなるという利点がある。
また、金属被覆部18は数10〜数100nm程度と薄く、燃料電池スタック1のように多数挿入される場合にも、積層長さが長くなるのを抑えることができる。また、蒸着、メッキ等の、量産性の高い工法で形成することができ、コスト的にも有利である。
なお、上記実施形態では、コア部17の絶縁材料としてマイカ材を用いたが、これに替えて、他の絶縁性セラミック材料、例えば、アルミナ、シリカ、マグネシア、ジルコニア、カルシア等の酸化物や、ボロンナイトライド、シリコンナイトライド、アルミナイトライド等の窒化物を用いてもよい。
また、コア部17は、絶縁材料としてのマイカを用いた層と、金属およびガラスのうち少なくとも一方の層とを積層したものとして構成してもよいし、シール性を向上すべく、絶縁材料としてのセラミック繊維に、ガラスおよびマイカのうち少なくともいずれか一方を添加したものとして構成してもよい。なお、後者の場合には、コア部17を成型し、所定の熱処理を施した後に、金属被覆部18を形成するのが更に好適である。また、製造組付時の取り扱いを容易にするため、シリコン樹脂を添加してもよい。
また、金属被覆部18は、上述した銀の他、アルミニウム、金、白金、ニッケル、コバルト、タングステン、銅、マグネシウム、鉄、クロム等の単体またはそれを主成分とする合金としてもよい。そして、いずれの材料の場合も、シール対象としての流体(この場合、アノードガス、カソードガス、排気ガス)の温度より高い融点の材料を用いるのが好適である。こうすれば、より確実にシール性を確保することができる。
また、金属被覆部18を多層構成とし、当接する部材(対向部材)に近い層ほど、その熱膨張係数が対向部材の熱膨張係数に近くなるようにするのが好適である。こうすれば、当接面での馴染みがさらに良くなる上、熱応力の発生を抑えることができる。なお、このとき、コア部17に近い層ほど、その熱膨張係数がコア部17の熱膨張係数に近くなるようにするのが、更に好適である。
また、金属被覆部18を多層構成とし、当接する部材(対向部材)に近い層ほど、その硬度を低くするのが好適である。こうすれば、当接面での馴染みがさらに良くなる。なお、このとき、コア部17に近い層ほど、その硬度がコア部17の硬度に近くなるようにするのが、更に好適である。
また、金属被覆部18を、CVD(Chemical Vapor Deposition)法や、メッキ法、スパッタ法等により形成してもよい。
(第2実施形態:図5)図5は、本発明の第2実施形態にかかる燃料電池スタックのうち、セパレータ間に絶縁性ガスケットが狭装される部分を拡大して示す断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料電池スタックは、上記第1実施形態と同様の構成要素を有している。よって、それら同様の構成要素については同じ符号を付すとともに、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態では、セパレータ3Aの表面の金属被覆部18と当接する領域に、三角形状断面を有して当該金属被覆部18に食い込む突状シール部22を形成している。金属被覆部18に突状シール部22を食い込ませることで面圧を高くして、シール性をより一層向上させることができる。そして、この突状シール部22は、セパレータ3Aに形成される開口部12a〜12dや、セパレータ3Aの外周の縁に沿って環状に形成し、その全周に亘ってシール性を確保するのが好適である。なお、この場合、突状シール部22の高さは、金属被覆部18の厚みの1/10〜3倍とし、幅は、その高さの3倍以内とするのが好適である。また、突状シール部22の断面は、三角形状に限らず、半円形状や、矩形状その他種々の形状とすることができる。
(第3実施形態:図6)図6は、本発明の第3実施形態にかかる燃料電池スタックのうち、セパレータ間に絶縁性ガスケットが狭装される部分を拡大して示す断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料電池スタックは、上記第1実施形態にかかる燃料電池タックと同様の構成要素を有している。よって、それら同様の構成要素については同じ符号を付すとともに、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態では、金属被覆部18とセパレータ3との間に、絶縁性ガスケット4とは別のシール部材23を狭装している。この場合、シール部材23は、例えば、半円状断面とし、金属被覆部18に食い込ませることで面圧を高くして、シール性をより一層向上させることができる。そして、このシール部材23は、セパレータ3に形成される開口部12a〜12dや、セパレータ3の外周の縁に沿って環状に形成し、その全周に亘ってシール性を確保するのが好適である。なお、この場合も、シール部材23の高さは、金属被覆部18の厚みの1/10〜3倍とし、幅は、その高さの3倍以内とするのが好適である。また、シール部材23の断面は、半円形状に限らず、三角形状や、矩形状その他種々の形状とすることができる。
なお、シール部材23は、金属被覆部18と同様の材質、すなわち、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、コバルト、タングステン、銅、マグネシウム、鉄、およびクロム等の単体またはそれを主成分とする合金とするのが好適である。
(第4実施形態:図7〜図9)図7〜図9は、本発明の第4実施形態にかかる燃料電池スタックに装着される絶縁性ガスケットの模式図であって、図7の(a)、図8の(a)および図9は各実施例の平面図であり、図7の(b)は同図の(a)のG−G断面図、図8の(b)は同図の(a)のH−H断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料電池スタックは、上記第1実施形態と同様の構成要素を有している。よって、それら同様の構成要素については同じ符号を付すとともに、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態にかかる絶縁性ガスケット4A〜4Cは、コア部17の表面(または裏面)の一部のみを金属被覆部24,25,26によって被覆し、金属被覆部24,25,26によって被覆されずに露出するコア部17の表面(または裏面)は、セパレータ3に直接対向するようにしている。かかる構成とすることで、金属の使用量を減らし、製造コストを低減することができる上、金属被覆部24,25,26の面圧を高くして、シール性を向上することができる。この場合、金属被覆部24,25,26は、絶縁性ガスケット4A〜4Cの開口部19a〜19dや外周の縁に沿って環状に形成し、その全周に亘ってシール性を確保するのが好適である。すなわち、図7の例では、矩形枠状の金属被覆部24を一列のみ形成し、図8の例では、同じく矩形枠状の金属被覆部25を多重に形成し、図9の例では、鋸歯状の金属被覆部26を一列のみ形成している。なお、図9の実施例は、金属被覆部26の熱応力が緩和される分、信頼性が向上するという利点がある。
(第5実施形態:図10)図10の(a)は、本発明の第5実施形態にかかる燃料電池スタックを構成する一つの単電池の周縁部を拡大して示す断面図、また、(b)は、(a)の領域Jの拡大図である。なお、本実施形態にかかる燃料電池スタックは、上記第1実施形態と同様の構成要素を有している。よって、それら同様の構成要素については同じ符号を付すとともに、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態では、支持フレーム10Aを絶縁性ガスケットのコア部として構成している。また、(b)に示すように、金属被覆部18に当接するセパレータ3には、当該金属被覆部18に食い込む突状シール部22を構成している。この場合、支持フレーム10A(コア部)の材質は、強度およびシール性の観点から、例えば、厚さ100μmの3mol%イットリアを添加した部分安定化ジルコニア(3YSZ)とし、当該絶縁性ガスケット10Aの表面に銀(Ag)等の金属を主成分とする金属被覆部18を蒸着等で形成するのが好適である。かかる構成とすることで、部品点数を削減して製造コストを低減することができる上、燃料電池スタック全体として積層方向の高さを低くして小型軽量化を図ることができる。
(第6実施形態:図11)図11の(a)は、本実施形態にかかる燃料電池スタックを構成する一つの単電池の周縁部を拡大して示す断面図、また、(b)は、(a)の領域Kの拡大図である。なお、本実施形態にかかる燃料電池スタックは、上記第1実施形態と同様の構成要素を有している。よって、それら同様の構成要素については同じ符号を付すとともに、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態では、電解質部6Aを絶縁性ガスケットのコア部として構成している。また、(b)に示すように、金属被覆部18に当接するセパレータ3には、当該金属被覆部18に食い込む突状シール部22を構成している。この場合、電解質部6A(コア部)の材質は、強度およびシール性の観点から、例えば、厚さ100μmの3mol%イットリアを添加した部分安定化ジルコニア(3YSZ)とし、当該電解質部6Aの表面に銀(Ag)等の金属を主成分とする金属被覆部18を蒸着等で形成するのが好適である。かかる構成とすることで、部品点数を削減して製造コストを低減することができる上、燃料電池スタック全体として積層方向の高さを低くして小型軽量化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。例えば、上記第1実施形態では、支持フレーム10の下面とその下側に位置するセパレータ3の上面との間に絶縁性ガスケット4を狭装した場合を例示したが、これに替えて、支持フレーム10の上面とその上側に位置するセパレータ3の下面との間(図1(c)の27)に絶縁性ガスケット4を狭装してもよい。また、上記実施形態では、本発明にかかる絶縁シール構造を、矩形の燃料電池セルを積層して燃料電池スタックに用いた場合について例示したが、矩形以外の燃料電池セルを積層した燃料電池スタックに用いることも勿論可能である。また、本発明は、炭酸溶融塩型、燐酸型等、他の形式の燃料電池スタックの絶縁シール構造としても実施可能であるし、熱電素子ユニットや電気部品パッケージ等、燃料電池スタック以外の絶縁シール構造として実施することも勿論可能である。本発明は、特に、高温環境下での絶縁シール構造に適しているが、高温環境下でなくとも効果が得られることは言うまでもない。
本発明の実施形態にかかる燃料電池スタックの模式図(断面図)である。 本発明の実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる燃料電池セルの模式図(平面図および断面図)である。 本発明の実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれるセパレータの模式図(平面図および断面図)である。 本発明の第1実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる絶縁性ガスケットの模式図(平面図および断面図)である。 本発明の第2実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる絶縁性ガスケットの模式図(断面図)である。 本発明の第3実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる絶縁性ガスケットの模式図(断面図)である。 本発明の第4実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる絶縁性ガスケットの一例を示す模式図(平面図および断面図)である。 本発明の第4実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる絶縁性ガスケットの別の一例を示す模式図(平面図および断面図)である。 本発明の第4実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる絶縁性ガスケットのさらに別の一例を示す模式図(平面図)である。 本発明の第5実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる燃料電池セルの模式図(断面図)である。 本発明の第6実施形態にかかる燃料電池スタックに含まれる燃料電池セルの模式図(断面図)である。
符号の説明
1 燃料電池スタック(燃料電池)
3,3A セパレータ(対向部材)
4,4A〜4C 絶縁性ガスケット
5 燃料電池セルアセンブリ
6 電解質部
6A 電解質部(コア部)
7 アノード極
8 カソード極
9 燃料電池セル
10 支持フレーム(対向部材)
10A 支持フレーム(コア部)
17 コア部
18,24,25,26 金属被覆部
22 突状シール部
23 シール部材

Claims (22)

  1. 一対の対向部材間に絶縁性ガスケットを狭装し、当該対向部材間をシールするとともに絶縁する絶縁シール構造であって、
    前記絶縁性ガスケットは、
    絶縁材料を主成分とする材質からなるコア部と、
    前記コア部の表面に形成され、対向部材に当接する金属被覆部と、
    を備えることを特徴とする絶縁シール構造。
  2. 前記絶縁性ガスケットに、前記コア部が金属被覆部によって被覆されず対向部材に対向して露出する部分を形成したことを特徴とする請求項1に記載の絶縁シール構造。
  3. 対向部材の表面の前記金属被覆部と当接する領域に、当該金属被覆部に食い込む凸状シール部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁シール構造。
  4. 前記金属被覆部と対向部材との間に、前記絶縁性ガスケットとは別のシール部材を狭装したことを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁シール構造。
  5. 前記絶縁材料として絶縁性セラミックを用いたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  6. 前記絶縁材料としてマイカまたはセラミック繊維を用いたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  7. 前記コア部を、絶縁材料としてのマイカに、シリコン樹脂およびガラスのうち少なくともいずれか一方を添加したものとして構成したことを特徴とする請求項6に記載の絶縁シール構造。
  8. 前記コア部を成型し、所定の熱処理を施した後に、前記金属被覆部を形成したことを特徴とする請求項7に記載の絶縁シール構造。
  9. 前記コア部を、絶縁材料としてのマイカを用いた層と、金属およびガラスのうち少なくとも一方の層とを積層したものとして構成したことを特徴とする請求項6に記載の絶縁シール構造。
  10. 前記コア部を、絶縁材料としてのセラミック繊維に、ガラスおよびマイカのうち少なくともいずれか一方を添加したものとして構成したことを特徴とする請求項6に記載の絶縁シール構造。
  11. 前記金属被覆部を、シール対象としての流体の温度より高い融点の材料を用いて構成したことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  12. 前記金属被覆部の主成分を、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、コバルト、タングステン、銅、マグネシウム、鉄、およびクロムのうちいずれかとしたことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  13. 前記金属被覆部を多層構成とし、対向部材に近い層ほど、その熱膨張係数が対向部材の熱膨張係数に近くなるようにしたことを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  14. 前記金属被覆部を多層構成とし、対向部材に近い層ほど、その硬度を低くしたことを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  15. 前記金属被覆部をPVD法により形成したことを特徴とする請求項1〜14のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  16. 前記金属被覆部をメッキ法により形成したことを特徴とする請求項1〜15のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造。
  17. 前記シール部材を金属により形成したことを特徴とする請求項4に記載の絶縁シール構造。
  18. 前記シール部材の主成分を、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、コバルト、タングステン、銅、マグネシウム、鉄、およびクロムのうちいずれかとしたことを特徴とする請求項17に記載の絶縁シール構造。
  19. 請求項1〜18のうちいずれか一つに記載の絶縁シール構造を、アノードガス、カソードガスまたは排気ガスをシールするとともに、アノード極とカソード極とを絶縁する絶縁シール構造として用いたことを特徴とする燃料電池。
  20. 対向部材のうち一方を、電解質部、アノード極およびカソード極を含む燃料電池セルを支持する支持フレームとし、かつ他方を、相互に隣接する二つの燃料電池セルを隔絶するセパレータとしたことを特徴とする請求項19に記載の燃料電池。
  21. 電解質部、アノード極およびカソード極を含む燃料電池セルを支持する支持フレームを前記絶縁性ガスケットとして構成したことを特徴とする請求項19に記載の燃料電池。
  22. 電解質部、アノード極およびカソード極を含む燃料電池セルの当該電解質部を絶縁性ガスケットとして構成したことを特徴とする請求項19に記載の燃料電池。
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