JP2006048598A - カルテ入力装置およびカルテ入力プログラム - Google Patents

カルテ入力装置およびカルテ入力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 入力しようとするカルテ情報と関連のある過去のカルテ情報を自動的に表示することのできる、操作性に優れたカルテ入力装置を提供する。
【解決手段】 オーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置において、過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部110と、複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動して該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部120と、上記入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部130と、上記複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部140とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報をコンピュータに入力するカルテ入力装置およびカルテ入力プログラムに関する。
近年、コンピュータを用いた電子カルテシステムが広く普及しつつある。しかし、一般に用いられている電子カルテシステムは、従来の紙のカルテと同様に1日1ページ単位の画面構成となっているものが多く、患者の過去の履歴を参照する場合に、紙のカルテをめくるようにページ切替え操作を行って必要な情報を探し出さなければならず、カルテのページ数の多い患者の場合には、必要な情報を探し出すのに相当の時間を要するという問題がある。
また、日付指定なしの画面構成となっているものもあるが、このタイプのシステムでは必要な情報を探し出すのはさらに難しい。
このような問題を解消するために、複数のカルテ情報を縦に並べた状態で連結して表示し、それを利用者が上下にスクロールすることにより必要なカルテ情報を閲覧できるようにした診療録装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、上記技術の他にも、例えば、患者情報、診療情報、オーダ情報、処置情報、処方オーダ等の医療処置に関する複数種類のカルテ情報をそれぞれ専用の画面で表示するようにし、それら複数種類の画面をマウス操作などで切り換えられるようにして、過去のカルテ情報を参照しやすくした医療管理システムが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−108666号公報(第4−5頁、図1、2) 特開2001−5890号公報(第2−3頁、図1)
しかし、上記特許文献1に記載された診療録装置では、スクロール操作により複数のカルテ情報を連続的に閲覧することができるという点で操作性は若干向上するものの、電子カルテシステムの利用者である医師は、単に複数のカルテ情報を閲覧するというだけではなく、これから実施しようとしている診療行為に関連のある過去のカルテ情報のみを迅速に閲覧したいというニーズを持っている場合が多い。このようなニーズに対して、上記の診療録装置では、画面に表示された複数のカルテ情報の中から、実施しようとしている診療行為に関連のある情報を選び出さなければならず、カルテ情報の量が多い場合には必要な情報を検索するのに相当の時間を必要とするという問題がある。
また、上記特許文献2記載の医療管理システムでも、これから実施しようとしている診療行為に必要な画面を複数の画面の中から選び出さなければならず、やはり操作性が低いという問題がある。
ここで、従来のカルテ入力装置における入力操作について図面を参照して説明する。
図18は、従来のカルテ入力装置におけるカルテ入力画面の一例を示す図である。
このカルテ入力画面900は、いわゆる電子カルテシステムの端末装置に表示される画面の一例であり、図18に示すように、画面上部には受診患者の基本的な情報が表示される基本情報領域901、画面左側には過去のオーダ情報(後述)が表示されるブラウザ表示領域902、画面右側にはカルテ情報が入力されるカルテ入力領域903が設けられている。
なお、本明細書において“ブラウザ”とは、入力した内容を画面に表示するための機能をいい、カルテ入力装置の利用者は、このブラウザを用いて、受診患者の過去のカルテ情報の中から、指定された抽出条件で抽出された情報を画面上に表示させることができる。
利用者は、このカルテ入力画面900右側のカルテ入力領域903で患者のカルテ情報を入力する。通常、この種の電子カルテシステムでは、カルテ情報入力に際して、例えば処方オーダ、検査オーダ、放射線オーダなどの入力を支援する各種の入力ツールが用意されており、利用者がカルテ入力領域903上でマウスを右クリックするとこれら各種の入力ツール名が列挙された入力ツール選択メニュー画面904がカルテ入力領域903上に表示され、その中から利用者が所望の入力ツールを選択するとその入力ツールが起動し、カルテ入力領域903上に入力ツール画面905が表示される。利用者はその入力ツール画面905を用いてカルテ入力を行う。
ここで利用者が、例えば検査オーダの入力を行うに当たり、患者の過去の検査オーダに関する情報を参照したいというニーズが生じた場合には、カルテ入力画面900’の左側に設けられたブラウザ表示領域902上でマウスを右クリックすることにより、ブラウザ表示領域902上にブラウザメニュー選択画面906を表示させ、このブラウザメニュー選択画面906の“条件指定”をクリックして抽出条件指定メニュー907を表示させ、その中から所望の条件、例えば“条件2(検査オーダ)”908を選択することにより、電子カルテシステムのデータベースに保管されている過去のカルテ情報の中からこの受診患者の検査オーダ情報909が抽出され、ブラウザ表示領域902上に表示される。利用者は、この検査オーダ情報909を参照しながらカルテ入力領域903上で検査オーダの入力を行うことができる。
以下に、従来のカルテ入力装置における処理をフローチャートを参照しながらさらに詳細に説明する。
図19は、従来のカルテ入力装置におけるオーダ情報入力処理のフローチャートの一例である。
先ず、ステップS21〜S22において、入力ツールの選択が行われる。すなわち、カルテ入力画面900(図18参照)のカルテ入力領域903に患者のカルテ情報を入力するに当たり、利用者が前述の処方オーダ、検査オーダ、放射線オーダなどの各種の入力ツールの中から所望の入力ツールを選択することにより、入力ツールの起動が行われる(ステップS23)。次に、選択された入力ツールを用いての処方オーダや検査オーダなどの編集処理が行われ(ステップS24)、編集結果は所定の記憶場所に格納される(ステップS25)。
従来のカルテ入力装置では、このオーダ情報入力に際して、受診患者の過去のオーダ情報をブラウザ表示部に表示させようとした場合には、図18を参照して説明したように、カルテ入力操作とは全く独立したブラウザ表示操作を行う必要がある。
図20は、従来のカルテ入力装置におけるブラウザ表示処理のフローチャートの一例である。
例えば、利用者が、カルテ入力画面900’のブラウザ表示領域902上でマウスを右クリックすることにより、ブラウザ表示プログラムが起動し(ステップS31)、次に、ステップS32において利用者に関する基本情報が記憶された利用者マスタの読み込みが行われた後、その利用者が受診患者の過去のカルテ情報を抽出しブラウザに表示させる上での条件が設定されたブラウザ表示条件がデータベースに保管されているか否かの判定が行われる(ステップS33)。
ステップS33における判定の結果、ブラウザ表示条件が保管されている場合はステップS36に進みブラウザ表示領域902(図18参照)上にカルテ情報909を表示してこの処理を終了する。
一方、ステップS33における判定の結果、ブラウザ表示条件が保管されていない場合はステップS34に進み、ブラウザ表示条件設定処理、すなわち、その利用者による受診患者の過去のカルテ情報を抽出しブラウザに表示させる上での条件の設定が行われ、設定されたブラウザ表示条件の保管処理が行われ(ステップS35)、次いでブラウザ表示領域902(図18参照)上にカルテ情報909を表示し(ステップS36)、この処理を終了する。
以上説明したように、従来のカルテ入力装置では、カルテ入力領域でオーダ情報を入力する操作と、患者の過去のカルテ情報をブラウザ表示領域に表示させるための操作とを独立に行わなければならず操作がわずらわしいという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、入力しようとするカルテ情報と関連のある過去のカルテ情報を自動的に表示することのできる、操作性に優れたカルテ入力装置およびカルテ入力プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のカルテ入力装置は、
受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置において、
受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部と、
種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部と、
上記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部と、
上記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明のカルテ入力装置によれば、上記のオーダ情報記憶部、オーダ情報入力部、抽出条件記憶部、およびブラウザ表示部を備えた構成としたことにより、入力ツールとリンクした抽出条件に合致したオーダ情報が抽出され表示されるので、入力しようとするオーダ情報と関連のある過去のカルテ情報を参照しながらオーダ情報を入力することができる。
ここで、上記抽出条件記憶部が、さらに、上記入力ツールとは独立の抽出条件を記憶しておくものであって、上記ブラウザ表示部が、ユーザによる抽出条件の指定を受けて、その指定された抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものであることが好ましい。
本発明のカルテ入力装置を上記のように構成した場合は、ユーザにより抽出条件を指定することができるので、このカルテ入力装置の操作性をさらに向上させることができる。
また、上記入力ツールと上記抽出条件とのリンク情報が、抽出に先立って該抽出条件を表示することを指定する抽出条件表示フラグを含むものであって、上記ブラウザ表示部は、上記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合であってそのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれていたときは、そのリンクされた抽出条件を一旦表示してユーザによる修正操作および確定操作を受け付け、確定操作により確定した抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものであり、そのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれていないときは、そのリンクされた抽出条件を表示することなく、該抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものであることも好ましい態様である。
本発明のカルテ入力装置を上記のように構成した場合は、入力ツールにリンクした抽出条件を修正するか否かを利用者が選択することができるので、このカルテ入力装置の操作性をさらに向上させることができる。
また、上記オーダ情報入力部は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示を受けて該入力ツールを閉じることにより該入力ツールに応じたオーダ情報の入力を終了するものであって、上記ブラウザ表示部は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示があったことを受けて、表示中のオーダ情報の表示を終了するものであることも好ましい態様の一つである。
本発明のカルテ入力装置を上記のように構成した場合は、利用者が入力ツールを閉じるとともに、表示中の入力ツールの表示を終了させることができるので、このカルテ入力装置の操作性をさらに向上させることができる。
また、上記課題を解決する本発明のカルテ入力プログラムは、
コンピュータを、受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部と、種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部と、上記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部と、上記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部とを備えた、受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置として動作させることを特徴とする。
本発明のカルテ入力プログラムによれば、上記のオーダ情報記憶部、オーダ情報入力部、抽出条件記憶部、およびブラウザ表示部を備えた構成としたことにより、入力ツールとリンクした抽出条件に合致したオーダ情報が抽出され表示されるので、入力しようとするオーダ情報と関連のある過去のカルテ情報を参照しながらオーダ情報を入力することができるカルテ入力装置をコンピュータ上に容易に形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、入力しようとするオーダ情報と関連のある過去のカルテ情報を自動的に表示することのできる、操作性に優れたカルテ入力装置およびカルテ入力プログラムを実現することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のカルテ入力装置およびカルテ入力プログラムの概略構成図である。
図1に示すように、このカルテ入力装置100は、オーダ情報記憶部110、オーダ情報入力部120、抽出条件記憶部130、およびブラウザ表示部140を備え、受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付ける装置である。
オーダ情報記憶部110は、受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくものである。
オーダ情報入力部120は、種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するものである。
抽出条件記憶部130は、上記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておくものである。
ブラウザ表示部140は、上記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものである。
本実施形態では、上記抽出条件記憶部130は、さらに、上記入力ツールとは独立の抽出条件を記憶しておくものであって、上記ブラウザ表示部140は、ユーザによる抽出条件の指定を受けて、その指定された抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するように構成されている。
また、本実施形態では、上記入力ツールと上記抽出条件とのリンク情報が、抽出に先立って該抽出条件を表示することを指定する抽出条件表示フラグを含むものであって、上記ブラウザ表示部140は、上記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれているか否かに応じて次の2通りの処理を行うように構成されている。
すなわち、そのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれていたときは、そのリンクされた抽出条件を一旦表示してユーザによる修正操作および確定操作を受け付け、確定操作により確定した抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示する。
一方、そのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれていないときは、そのリンクされた抽出条件を表示することなく、該抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示する。
以上説明したように、本実施形態のカルテ入力装置100は、選択された入力ツールにリンクした抽出条件に従って過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示する「ツール連動抽出機能」を有しており、この「ツール連動抽出機能」を制御するために、上記の抽出条件表示フラグを含め次の4つのフラグを備えている。
(1)ツール連動初期設定フラグ
(2)ツール連動フラグ
(3)抽出条件表示フラグ
(4)条件保存フラグ
ツール連動初期設定フラグは、「ツール連動抽出機能」の有効/無効を初期設定するためのフラグであり、ツール連動フラグは、抽出条件を新規に設定するためのフラグであり、抽出条件表示フラグは、抽出されたオーダ情報を表示するか否かを指定するフラグであり、条件保存フラグは、抽出条件を変更した場合に変更した抽出条件を保存するか否かを指定するためのフラグである。各フラグの詳細については例を挙げて後述する。
さらに、本実施形態では、上記オーダ情報入力部120は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示を受けて該入力ツールを閉じることにより該入力ツールに応じたオーダ情報の入力を終了するものであって、上記ブラウザ表示部140は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示があったことを受けて、表示中のオーダ情報の表示を終了するものとして構成されている。
また、本実施形態のカルテ入力プログラム150は、コンピュータを、上記のオーダ情報記憶部110、オーダ情報入力部120、抽出条件記憶部130、およびブラウザ表示部140を備えた、受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置100として動作させるものである。
次に、本実施形態のカルテ入力装置のハードウエアについて説明する。
図2は、本実施形態のカルテ入力装置が形成されるコンピュータシステムの概要図である。
図2には、図1に示したオーダ情報記憶部110、オーダ情報入力部120、抽出条件記憶部130、およびブラウザ表示部140を備えたカルテ入力装置100が内部に形成される複数の端末装置80_1,80_2,80_3およびネットワーク90を介してこれら各端末装置に接続された電子カルテサーバ80が例示的に示されている。
電子カルテサーバ80および端末装置80_1,80_2,80_3を構成するコンピュータシステムには、一般にワークステーションと呼ばれる高速かつ大容量のコンピュータシステム、またはパーソナルコンピュータシステムなどが用いられる。
電子カルテサーバ80および各端末装置80_1,80_2,80_3は、CPU、主記憶装置、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部80a,80b,80c,80d、本体部80a,80b,80c,80dからの指示により画面上に画像や文字列を表示する表示装置81a,81b,81c,81d、電子カルテサーバ80および各端末装置80_1,80_2,80_3にオペレータからの指示を入力するためのキーボード82a,82b,82c,82d、および表示画面上の任意の位置を指定することにより、その指定された位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス83a,83b,83c,83dを備えている。
電子カルテサーバ80、各端末装置80_1,80_2,80_3、およびネットワーク90は、全体として電子カルテシステムを形成する。
本体部80a,80b,80c,80dは、さらに外観上、フレキシブルディスク(図示せず)、MO(光磁気ディスク)85が装填されるFD装填口84a,84b,84c,84d、MO装填口85a,85b,85c,85dを有しており、それらの内部には、それらの装填口から装填されたフレキシブルディスクやMOをドライブしてアクセスするフレキシブルディスクドライブユニット、MOドライブユニットが内蔵されている。
本実施形態のカルテ入力プログラム150(図1参照)は、例えば上記MO85などの記憶媒体に記憶され、各端末装置80_1,80_2,80_3にインストールすることによりカルテ入力装置(図1参照)が形成される。
次に、本実施形態のカルテ入力装置に用いられる各種ファイルを含むデータベースについて説明する。
図3は、本実施形態のカルテ入力装置に用いられるデータベースを示す図である。
このデータベース300は、図1に示した電子カルテサーバ80上に形成され、必要に応じてこのデータベース300のサブセットがカルテ入力装置100上に形成されるようになっている。
図3に示すように、このデータベース300は、カルテ情報を紙のカルテのイメージで記憶するシート情報ファイル310、カルテ情報のうちの、例えば検査オーダ、処方オーダ、放射線オーダなど患者に対する診療行為を指示するオーダ情報が記憶されるオーダ情報ファイル320、医師などの利用者に関する基本情報や後述のブラウザ抽出条件が記憶される利用者マスタ200、後述の入力ツールプログラムが記憶される設定マスタ330、“処方オーダ”、“ 検体検査オーダ”、“ 細菌検査オーダ”などの入力ツールプログラムが記憶される入力ツールファイル340、およびブラウザ表示条件設定ウインドウ画面をデフォルト条件で起動するための情報が記憶されるブラウザプレ表示情報ファイル350などからなる。各ファイルの詳細については後述する。
なお、上記のオーダ情報ファイル320は、図1に示したオーダ情報記憶部110の機能の一部を有するものであり、また、上記の利用者マスタ200は、図1に示した抽出条件記憶部130の機能の一部を有するものである。
次に、本実施形態のカルテ入力装置の動作について説明する。
医師が、受診患者の診察を開始し、例えば端末装置80_2(図2参照)に形成されたカルテ入力装置100(図1参照)を立ち上げると、次に示す電子カルテ画面400が表示装置81b(図2参照)に表示され、この電子カルテ画面400を用いたカルテ情報の入力が開始される。
図4は、本実施形態のカルテ入力装置における電子カルテ画面を示す図である。
図4に示すように、この電子カルテ画面400には、基本情報領域401、ブラウザ表示タブ領域402、ブラウザ表示領域403、カルテ入力領域404が設けられている。
基本情報領域401は、患者の氏名、性別、年齢、生年月日などの基本的な情報が表示される領域であり、ブラウザ表示タブ領域402は、ここに表示されたタブのうち所望のタブを選択することによりブラウザ表示領域403に表示される情報の内容を切り換えるためのタブが表示される領域であり、ブラウザ表示領域403は、ブラウザ表示タブ領域402に表示されたタブのいちいずれかのタブが選択されたかに応じてそのタブにリンクした抽出条件(後述)に従って抽出された、その患者の過去のオーダ情報(後述)が表示される領域である。
なお、図4のブラウザ表示領域403には、今回の入力処理が開始される前に表示されていた表示内容がそのまま残っている状態が示されている。
カルテ入力領域404は、医師により〈S:主訴〉、〈O:客観情報〉、〈A:評価〉、〈I:インフォームドコンセント〉、および〈P:計画情報〉などからなる、いわゆるSOAP形式のカルテ情報が入力される領域であり、例えば、図4に示すように、〈S:主訴〉として「急に立ち上がると立ちくらみがする。胃痛がすることが多い。」、〈O:客観情報〉として「眼底部の貧血あり。」、〈A:評価〉として「胃潰瘍の疑い。」、〈I:インフォームドコンセント〉として「明日胃カメラで確認しましょう。貧血を改善するために輸血しましょう。」というように医師によるカルテ入力が行われる。この時点ではまだ〈P:計画情報〉は入力されていない。
ここで、医師が、この患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を入力するために、オーダ情報入力を支援する入力ツールを使用しようとした場合には、カルテ入力領域404上でマウス83b(図2参照)の右ボタンをクリックすることにより、入力ツール選択、入力ツール起動、ブラウザ自動抽出、入力ツール編集、入力ツール格納、ブラウザ自動抽出終了などの一連のカルテ入力処理が開始される。
図5は、本実施形態におけるカルテ入力処理のフローチャートである。
このカルテ入力処理は、図1に示すオーダ情報入力部120によって実行される。
上記のマウス右クリックにより、入力ツール選択処理が開始される(ステップS01)。
この入力ツール選択処理は、次に示す入力ツール選択処理サブルーチンによって実行される。
図6は、本実施形態における入力ツール選択処理サブルーチンのフローチャートである。
図6に示すように、ステップS011において、次に示す設定マスタの読み込みが行われる。
図7は、本実施形態における設定マスタのファイル構造を示す図である。
図7に示すように、この設定マスタ330は、入力ツールに関する情報や診療科に関する情報などが記憶されたファイルであり、種別330a、情報のカテゴリ330b、KEYコード330c、KEY名330d、名称330e、起動プログラム330fの6項目が設けられている。
図6のフローチャートの説明を続ける。
ステップS011で上記の設定マスタ330の読み込みが行われた後、ステップS012で設定マスタ330の中のツールに関する情報、すなわち、カテゴリ330bが“ツール”であるレコード330_5〜330_14の抽出が行われる。次に、こうして抽出されたツールの数、この例では“10”に基づき、図8に示す入力ツール選択メニューの表示サイズを算出する(ステップS013)。
図8は、本実施形態のカルテ入力装置における入力ツール選択処理終了後の電子カルテ画面を示す図である。
図8に示すように、この電子カルテ画面400’のカルテ入力領域404には、入力ツール選択メニュー画面405が表示される。
入力ツール選択メニュー画面405には、ステップS011で抽出された10のレコード330_5〜330_14(図7参照)の名称330eに基づく“処方オーダ”、“検体検査オーダ”、“細菌検査オーダ”、“病理検査オーダ”、“放射線オーダ”、“生理検査オーダ”、“輸血オーダ”、“テンプレート”、“シェーマ”、“その他”などの10種類のツール名が表示される。
この入力ツール選択メニュー画面405に表示された10種類のツールの中から所望のツール、例えば、“検体検査オーダ”が医師により選択された場合は、図5に示すフローチャートのステップS02を通過し、ステップS03において、選択された“検体検査オーダ”の入力ツールである起動プログラム“TR1001”(図7:レコード330_6)が、入力ツールファイル340(図3参照)から読み出されて起動し、図9に示す検査オーダ画面がカルテ入力領域404上に表示され(ステップS014)、入力ツール選択メニューを選択可能状態にした(ステップS015)後、この入力ツール選択処理サブルーチンを終了する。
図9は、本実施形態のカルテ入力装置における入力ツール選択後の電子カルテ画面を示す図である。
図9に示すように、この電子カルテ画面400のブラウザ表示タブ領域402には、“抽出条件1”“抽出条件2”“抽出条件3”の3つのタブが表示され、カルテ入力領域404には、“生化学検査”、“血液数検査”、“免疫検査”、“尿検査”、“便検査”などの各検査項目、およびその下方に設けられた確定ボタン406a、中止ボタン406bを有する検査オーダ画面406が表示される。
ここで、上記検査オーダ画面406に表示された検査項目のうちの、例えば“血液数検査”を選択して確定ボタン406aをクリックすると、図16に示すように、カルテ入力領域404上に検体検査オーダ画面407が表示される。
なお、ブラウザ表示領域403には、ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210(図11を参照して後述する)が表示される。
ここで、ブラウザ表示タブ領域402に表示されている3つのタブのうちの特定のタブを選択すると、ブラウザ表示領域403に表示されるブラウザ表示条件設定ウインドウ画面の内容がそのタブに対応して切り換えられる。なお、選択されたタブは表示色が変更され他のタブと区別されるようになっている。
また、ブラウザ表示タブ領域402上で右クリックすることにより、次に示すタブ操作メニューが表示される。
図10は、本実施形態のカルテ入力装置におけるタブ操作メニューを示す図である。
図10に示すように、このタブ操作メニュー409には、条件変更ボタン409a、条件削除ボタン409b、新規条件追加ボタン409c、および中止ボタン409dが設けられている。
条件変更ボタン409aは、オーダ情報を自動抽出するための抽出条件を変更するためのボタンであり、例えば“抽出条件1”のタブ上で右クリックした後、条件変更ボタン409aを右クリックすると、過去のオーダ情報を自動抽出するための抽出条件を設定するためのブラウザ表示条件設定ウインドウ画面(図11参照)が表示されその画面を用いて抽出条件の設定を変更することができる。
条件削除ボタン409bは、不要となった抽出条件を削除するためのボタンである。
新規条件追加ボタン409cは、新たに抽出条件を追加するためのボタンである。抽出条件の追加は、条件変更と同様ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面(図11参照)により行われる。
中止ボタン409dは、このタブ操作メニューの処理を中止するためのボタンである。
図11は、本実施形態に用いられるブラウザ表示条件設定ウインドウ画面を示す図である。
図11に示すように、このブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210には、「タイトル」210_1、「抽出区分」210_2、「抽出対象」210_3、「抽出期間」210_4、「表示順」210_5、「初期表示件数」210_6、「人外区分」210_7、「診療科」210_8、「病棟」210_9、「条件保存」210_10、「ツール連動」210_11、「連動ツール」210_12、「抽出条件表示」210_13などの項目が設けられており、利用者によってこれらの各項目が設定できるようになっている。なお、上記の「抽出条件表示」210_13は、本発明にいう抽出条件表示フラグに相当するものである。
また、このブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210には、設定を確定するための確定ボタン210aおよび設定を中止するための中止ボタン210bが設けられている。
「タイトル」210_1としては、ここでは“自動抽出”という抽出条件の名称が設定された例が示されている。この「タイトル」210_1は利用者による変更が可能である。
「抽出区分」210_2には、「シート」、「オーダ」、「シェーマ」の3項目が設けられており、この例では上記3項目のうち「オーダ」が選択された状態が示されている。
「抽出対象」210_3には、「全オーダ」、「検査オーダ」、「処方オーダ」、…などの各項目が設けられており、この例では上記各項目のうち「検査オーダ」が選択された状態が示されている。
「抽出期間」210_4には、この例では“1900/01/01”〜“9999/12/31”というように抽出開始から抽出終了までの期間が設定された状態が示されている。
「表示順」210_5には、「昇順」、「降順」の2項目が設けられており、この例では上記2項目のうち「昇順」が選択された状態が示されている。
「初期表示件数」210_6には、この例では初期表示件数として“20件”が設定された状態が示されている。
「人外区分」210_7には、「共通」、「入院」、「外来」 の3項目が設けられており、この例では上記3項目のうち「共通」が選択された状態が示されている。
「診療科」210_8には、「全診療科」、「自科」、「外科」 、「内科」、「泌尿器科」、…などの各項目が設けられており、この例では上記各項目のうち「全診療科」が選択された状態が示されている。
「病棟」210_9には、「全病棟」、「1階北」、「1階南」 、「2階北」、「5階南」、…などの各項目が設けられており、この例では上記各項目のうち「全病棟」が選択された状態が示されている。
「条件保存」210_10は、「ON」または「OFF」のいずれか一方が設定されるフラグであり、前述の条件保存フラグに相当する。この例では「ON」が設定された状態が示されている。
「ツール連動」210_11は、「ON」または「OFF」のいずれか一方が設定されるフラグであり、前述のツール連動フラグに相当する。この例では「ON」が設定された状態が示されている。
「連動ツール」210_12には、ツール連動するツール名が記憶されるようになっており、この例では「検体検査オーダ」が記憶された状態が示されている。
「抽出条件表示」210_13は、「ON」または「OFF」のいずれか一方が設定されるフラグであり、前述の抽出条件表示フラグに相当する。この例では「ON」が設定された状態が示されている。
こうしてブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210上でブラウザ表示条件を設定し、確定ボタン210aをクリックすると、図5に示すフローチャートのステップS04におけるブラウザ自動抽出処理が開始される。
このブラウザ自動抽出処理は図1に示すブラウザ表示部140によって実行される。
図12は、本実施形態におけるブラウザ自動抽出処理のフローチャートである。
このブラウザ自動抽出処理はサブルーチンとして構成されており、サブルーチン終了後は図5に示すメインルーチンの入力ツール編集処理(ステップS05)に戻るようになっている。
図12に示すように、先ず利用者マスタの読み込みが行われる(ステップS11)。
図13は、本実施形態のカルテ入力装置に用いられる利用者マスタの構造を示す図である。
図13に示すように、この利用者マスタ200は階層構造となっており、第1階層には各利用者、すなわち医師の識別情報である「USER01」201a、「USER02」201b、…が記憶される。第2階層には「利用者基本情報」202aおよび「ブラウザ抽出条件」202bが記憶される。
「利用者基本情報」202aの下の第3階層には医師の「各利用者ID」203aとして例えば“000000019”、「利用者パスワード」203bとして例えば“abc124”、「利用者氏名」203cとして例えば“名古屋 次郎”、「所属コード」203dとして例えば“01”、「所属」203eとして例えば“内科”、…などが記憶される。
「ブラウザ抽出条件」202bの下の第3階層には「抽出条件情報」204a、「抽出条件01」205a、「抽出条件02」205b、「抽出条件03」205cが記憶される。
「抽出条件情報」204aの下の第4階層には、「数」204bとして例えば“03”、「ツール連動初期設定」204bとして例えば“ON”が記憶される。なお、上記の「数」204bが“03”であるということは、図示のように、この医師について、「抽出条件01」205a、「抽出条件02」205b、「抽出条件03」205cの3つの抽出条件が設定済みであることを表している。
また、「抽出条件01」205aの下の第4階層には、「タイトル」206aとして例えば“抽出条件1”、「検索カテゴリ」206bとして例えば“シート”、「条件保存」206cとして例えば“ON”、「ツール連動」206dとして例えば“OFF”、「連動ツール」206eとして例えば“”、「抽出条件表示」206fとして例えば“”などが記憶されている。
なお、上記「タイトル」206aは、電子カルテ画面400(図9参照)のブラウザ表示タブ領域402に表示される。
図12のフローチャートの説明を続ける。
ステップS11において利用者マスタ200が読み込まれた後、ステップS042において「ツール連動初期設定」204c(図13参照)が“ON”であるか否かの判定が行われる。
ステップS042における判定の結果、「ツール連動初期設定」204cが“ON”ではない場合はこのサブルーチンを終了しメインルーチンに戻るが、「ツール連動初期設定」204cが“ON”である場合はステップS043に進むようになっている。図13に示す例では「ツール連動初期設定」204cが“ON”であるのでこの場合はステップS043に進むこととなる。
ステップS043では、ステップS03において起動した入力ツールとツール連動する設定になっているか否か、すなわちステップS11で読み込まれた利用者マスタ200(図13参照)の中の「ツール連動」206dが「ON」に設定されているか否かの判定が行われる。
ステップS043における判定の結果、「ツール連動」206dが「ON」に設定されている場合にはステップS047に進む。
一方、ステップS043における判定の結果、「ツール連動」206dが「ON」に設定されていない場合にはステップS044に進む。
この例では、ステップS03で起動した入力ツールは“検体検査オーダ”であり、「ツール連動」206dが「OFF」に設定されているので、ステップS044に進む。
ステップS044では、データベース300(図3参照)のブラウザプレ表示情報ファイル350に記憶された、ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面をデフォルト状態で起動するためのデフォルト条件が読み込まれ、そのデフォルト条件に基づき図11に示したブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210を起動し、ブラウザ表示領域403に表示する。
図14は、本実施形態のカルテ入力装置におけるブラウザプレ表示情報ファイルを示す図である。
図14に示すように、このブラウザプレ表示情報ファイル350には、「タイトル」350_1、「検索カテゴリ」350_2、「オーダ検索条件」350_3、「抽出期間」350_4、「表示順」350_5、「初期表示件数」350_6、「人外区分」350_7、「診療科」350_8、「病棟」350_9、「条件保存」350_10、「ツール連動」350_11、「連動ツール」350_12、「抽出条件表示」350_13などの項目が設けられており、各項目に上記デフォルト条件が設定されている。
すなわち、「タイトル」350_1は、デフォルトでは空白となっており、利用者により任意の名称が設定できるようになっている。
「検索カテゴリ」350_2には、「シート」、「ツール」、「シェーマ」 の3項目が設けられており、この例では上記3項目のうち「ツール」が選択された状態が示されている。
「オーダ検索条件」350_3には、「全オーダ」、「検査オーダ」、「処方オーダ」、…などの各項目が設けられており、この例では上記各項目のうち「全オーダ」が選択された状態が示されている。
「抽出期間」350_4には、この例では“1900/01/01”〜“9999/12/31”というように抽出開始から抽出終了までの期間が設定された状態が示されている。
「表示順」350_5には、「昇順」、「降順」の2項目が設けられており、この例では上記2項目のうち「昇順」が選択された状態が示されている。
「初期表示件数」350_6には、この例では初期表示件数として“20件”が設定された状態が示されている。
「人外区分」350_7には、「共通」、「入院」、「外来」 の3項目が設けられており、この例では上記3項目のうち「共通」が選択された状態が示されている。
「診療科」350_8には、「全診療科」、「自科」、「外科」 、「内科」、「泌尿器科」、…などの各項目が設けられており、この例では上記各項目のうち「全診療科」が選択された状態が示されている。
「病棟」350_9には、「全病棟」、「1階北」、「1階南」 、「2階北」、「5階南」、…などの各項目が設けられており、この例では上記各項目のうち「全病棟」が選択された状態が示されている。
「条件保存」350_10は、「ON」または「OFF」のいずれか一方が設定されるフラグであり、前述の条件保存フラグに相当する。この例では「ON」が設定された状態が示されている。
「ツール連動」350_11は、「ON」または「OFF」のいずれか一方が設定されるフラグであり、前述のツール連動フラグに相当する。この例では「ON」が設定された状態が示されている。
「連動ツール」350_12には、ツール連動するツール名として「検体検査オーダ」、「処方オーダ」、「放射線オーダ」の3項目が設けられており、この例では上記3項目のうち「検体検査オーダ」が選択された状態が示されている。
「抽出条件表示」350_13は、「ON」または「OFF」のいずれか一方が設定されるフラグであり、前述の抽出条件表示フラグに相当する。この例では「ON」が設定された状態が示されている。
図12のフローチャートの説明を続ける。
ステップS044において、図14に示したデフォルト条件でブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210が起動され、ブラウザ表示領域403(図4参照)に表示されると、次にステップS045において、ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210上で抽出条件の設定が行われる。抽出条件の設定が終了した後、利用者により確定ボタン210aがクリックされると抽出条件は確定する。ここで、前述の「条件保存」フラグが「ON」に設定されている場合には、確定した抽出条件は利用者マスタ200(図13参照)に保管される(ステップS046)。
図15は、確定結果が保管された後の利用者マスタを示す図である。
図15に示すように、設定後の利用者マスタ200’の「ブラウザ抽出条件」202b’の下の第3階層には、「タイトル」206aとして例えば“自動抽出”、「検索カテゴリ」206bとして例えば“ツール”、「条件保存」206cとして例えば“ON”、「ツール連動」206dとして例えば“ON”、「連動ツール」206eとして例えば“検体検査オーダ”、「抽出条件表示」206fとして例えば“ON”などからなる「抽出条件04」205dが新たに記憶されている。
図12のフローチャートの説明を続ける。
ステップS046で抽出条件の保管が終わると、次にステップS051に進む。
ステップS047では、利用者マスタ200’(図15参照)に保管されている“抽出条件04”の“抽出条件表示”206f(図15参照)が“ON”になっているか否かの判定が行われる。
ステップS047における判定の結果、“抽出条件表示”206f(図15参照)が“ON”になっていない場合はステップS051に進むが、図15に示す例では、“抽出条件表示”206f(図15参照)が“ON”になっているのでステップS048に進む。
ステップS048では、ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210(図11参照)に、利用者マスタ200’(図15参照)に保管されている“抽出条件04”の内容を埋め込んでブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210を起動し、ブラウザ表示領域403に表示する。
次に、ステップS049において、ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面210上で抽出条件の設定が行われる。抽出条件の設定が終了した後、利用者により確定ボタン210aがクリックされると抽出条件は確定する。ここで、前述の「条件保存」フラグが「ON」に設定されている場合には、確定した抽出条件は利用者マスタ200’(図15参照)に保管され(ステップS050)、ステップS051に進む。
ステップS051では、データベース300(図3参照)のシート情報ファイル310に紙のカルテのイメージで記憶されている受診患者の過去のカルテ情報の中から上記抽出条件に合致するカルテ情報の抽出処理が行われる。抽出されたカルテ情報410は、図16に示すようにブラウザ表示領域403に表示され、また、ブラウザ表示タブ領域402に、新たなタブ“自動抽出”が追加表示される(ステップS052)。
図16は、本実施形態のカルテ入力装置におけるブラウザ自動抽出処理終了後の電子カルテ画面を示す図である。
図16に示すように、この電子カルテ画面400”のブラウザ表示タブ領域402には、新たなタブ“自動抽出”が表示され、また、ブラウザ表示領域403には、図示のように、受診患者の過去のカルテ情報の中から上記のブラウザ自動抽出処理によって抽出されたカルテ情報410が表示され、また、電子カルテ画面400”のカルテ入力領域404には、検体検査オーダ画面407が表示される。検体検査オーダ画面407の血液数検査の項目名の下に、赤血球数、白血球数、リンパ球数の3つの項目、およびその下方に確定ボタン407a、中止ボタン407bが表示される。
こうして電子カルテ画面400”が表示された後、ブラウザ自動抽出処理サブルーチンは終了し、図5に示すメインルーチンに戻り、ステップS05以降の処理に移る。
メインルーチンに戻ると、ステップS05における入力ツール編集処理が開始される。
ステップS05では、電子カルテ画面400”(図16参照)のカルテ入力領域404に表示された検体検査オーダ画面407により検体検査オーダの編集処理が行われる。図16には、血液数検査の3つの項目のうち赤血球数および白血球数が選択された状態が示されている。
ここで、利用者により確定ボタン407aがクリックされると、ステップS05における検体検査オーダの編集処理は終了し、次にステップS06において、入力ツール格納処理が行われる。すなわち、編集された検体検査オーダは、データベース300(図3参照)のオーダ情報ファイル320に格納され、さらに、この検体検査オーダは検体検査の担当部署に送られ、その担当部署において受診患者に検体検査オーダが実施されることとなる。
次に、ブラウザ自動抽出終了処理が開始される(ステップS07)。このブラウザ自動抽出終了処理は次に示すブラウザ自動抽出終了処理サブルーチンにより実行され、このサブルーチン終了後は図5に示すメインルーチンに戻るようになっている。
図17は、本実施形態におけるブラウザ自動抽出終了処理サブルーチンのフローチャートである。
図17に示すように、先ず「ツール連動」350_11が「ON」になっているか否かが判定される(ステップS071)。
ステップS071における判定の結果、「ツール連動」350_11が「ON」になっていない場合には何も行われずにこのサブルーチンを終了するが、図15に示す例では、「ツール連動」350_11は「ON」になっているので、この場合には、ステップS072に進み、抽出画面の表示を終了してからこのサブルーチンを終了する。抽出画面の表示を終了した後には、このブラウザ自動抽出処理を開始する直前まで表示されていた画面が再び表示される。
このように、「ツール連動」350_11を「ON」/「OFF」いずれに設定しておくかにより、抽出画面の表示/非表示を制御することができるので、抽出画面の表示を終了させるための利用者による操作が不要になる。また、抽出画面の表示終了後、ブラウザ自動抽出処理を開始する直前まで表示されていた画面を再現させ、その画面を用いて行っていた作業を再開することができる。
こうして、オーダ情報入力が終わると、電子カルテ画面400は、一旦、図4に示す状態に戻り、カルテ入力領域404の〈P:計画情報〉の欄に、
「2004/04/02 検査オーダ
血液検査:赤血球、白血球」
のように計画情報が書き込まれる。
こうしてカルテ情報の入力が完了ると、利用者によるカルテ入力領域404上での右クリックにより、このカルテ情報は、データベース300(図3参照)のシート情報ファイル310に送られ保存される。
以上説明したように、本実施形態のカルテ入力装置では、複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のカルテ情報の中からその抽出条件に合致したカルテ情報を抽出して自動的に表示するので、従来のカルテ入力装置のように過去のオーダ情報をブラウザ表示部に表示させる操作をとりたてて行う必要がなくなり、優れた操作性を得ることができる。
さらに、本実施形態では、前述の、ツール連動初期設定フラグ、ツール連動フラグ、抽出条件表示フラグ、および条件保存フラグを備えた「ツール連動抽出機能」を有しているので、過去のオーダ情報のブラウザ表示部への表示を自在に制御することが可能であり、カルテ入力装置の操作性をさらに優れたものとすることができる。
以下に本発明の各種態様について付記する。
(付記1)
受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置において、
受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部と、
種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部と、
前記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部と、
前記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部とを備えたことを特徴とするカルテ入力装置。
(付記2)
前記抽出条件記憶部は、さらに、前記入力ツールとは独立の抽出条件を記憶しておくものであって、
前記ブラウザ表示部は、ユーザによる抽出条件の指定を受けて、その指定された抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものであることを特徴とする付記1記載のカルテ入力装置。
(付記3)
前記入力ツールと前記抽出条件とのリンク情報が、抽出に先立って該抽出条件を表示することを指定する抽出条件表示フラグを含むものであって、
前記ブラウザ表示部は、前記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合であってそのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれていたときは、そのリンクされた抽出条件を一旦表示してユーザによる修正操作および確定操作を受け付け、確定操作により確定した抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものであり、そのリンク情報に抽出条件表示フラグが含まれていないときは、そのリンクされた抽出条件を表示することなく、該抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するものであることを特徴とする付記1記載のカルテ入力装置。
(付記4)
前記オーダ情報入力部は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示を受けて該入力ツールを閉じることにより該入力ツールに応じたオーダ情報の入力を終了するものであって、
前記ブラウザ表示部は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示があったことを受けて、表示中のオーダ情報の表示を終了するものであることを特徴とする付記1記載のカルテ入力装置。
(付記5)
コンピュータを、
受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部と、
種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部と、
前記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部と、
前記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部とを備えた、受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置として動作させることを特徴とするカルテ入力プログラム。
本発明の一実施形態のカルテ入力装置およびカルテ入力プログラムの概略構成図である。 本実施形態のカルテ入力装置が形成されるコンピュータシステムの概要図である。 本実施形態のカルテ入力装置に用いられるデータベースを示す図である。 本実施形態のカルテ入力装置における電子カルテ画面を示す図である。 本実施形態におけるカルテ入力処理のフローチャートである。 本実施形態における入力ツール選択処理サブルーチンのフローチャートである。 本実施形態における設定マスタのファイル構造を示す図である。 本実施形態のカルテ入力装置における入力ツール選択処理終了後の電子カルテ画面を示す図である。 本実施形態のカルテ入力装置における入力ツール選択後の電子カルテ画面を示す図である。 本実施形態のカルテ入力装置におけるタブ操作メニューを示す図である。 本実施形態に用いられるブラウザ表示条件設定ウインドウ画面を示す図である。 本実施形態におけるブラウザ自動抽出処理のフローチャートである。 本実施形態のカルテ入力装置に用いられる利用者マスタの構造を示す図である。 本実施形態のカルテ入力装置におけるブラウザプレ表示情報ファイルを示す図である。 確定結果が保管された後の利用者マスタを示す図である。 本実施形態のカルテ入力装置におけるブラウザ自動抽出処理終了後の電子カルテ画面を示す図である。 本実施形態におけるブラウザ自動抽出終了処理サブルーチンのフローチャートである。 従来のカルテ入力装置におけるカルテ入力画面の一例を示す図である。 従来のカルテ入力装置におけるオーダ情報入力処理のフローチャートの一例である。 従来のカルテ入力装置におけるブラウザ表示処理のフローチャートの一例である。
符号の説明
80 電子カルテサーバ
80a,80b,80c,80d 本体部
80_1,80_2,80_3 端末装置
81a,81b,81c,81d 表示装置
82a,82b,82c,82d キーボード
83a,83b,83c,83d マウス
84a,84b,84c,84d FD装填口
85 MO
85a,85b,85c,85d MO装填口
90 ネットワーク
100 カルテ入力装置
110 オーダ情報記憶部
120 オーダ情報入力部
130 抽出条件記憶部
140 ブラウザ表示部
150 カルテ入力プログラム
200,210’ 利用者マスタ
200a 「USER01」
201b 「USER02」
202a 「利用者基本情報」
202b 「ブラウザ抽出条件」
203a 「各利用者ID」
203b 「利用者パスワード」
203c 「利用者氏名」
203d 「所属コード」
203e 「所属」
204a 「抽出条件情報」
204b 「数」
205a 「抽出条件01」
205b 「抽出条件02」
205c 「抽出条件03」
205d 「抽出条件04」
206a 「タイトル」
206b 「検索カテゴリ」
206c 「条件保存」
206d 「ツール連動」
206e 「連動ツール」
206f 「抽出条件表示」
210 ブラウザ表示条件設定ウインドウ画面
210a 確定ボタン
210b 中止ボタン
210_1 「タイトル」
210_2 「抽出区分」
210_3 「抽出対象」
210_4 「抽出期間」
210_5 「表示順」
210_6 「初期表示件数」
210_7 「人外区分」
210_8 「診療科」
210_9 「病棟」
210_10 「条件保存」
210_11 「ツール連動」
210_12 「連動ツール」
210_13 「抽出条件表示」
300 データベース
310 シート情報ファイル
320 オーダ情報ファイル
330 設定マスタ
330a 種別
330b カテゴリ
330c KEYコード
330d KEY名
330e 名称
330f 起動プログラム
330_5〜330_14 レコード
340 入力ツールファイル
350 ブラウザプレ表示情報ファイル
350_1 「タイトル」
350_2 「検索カテゴリ」
350_3 「オーダ検索条件」
350_4 「抽出期間」
350_5 「表示順」
350_6 「初期表示件数」
350_7 「人外区分」
350_8 「診療科」
350_9 「病棟」
350_10 「条件保存」
350_11 「ツール連動」
350_12 「連動ツール」
350_13 「抽出条件表示」
400,400’,400” 電子カルテ画面
401 基本情報領域
402 ブラウザ表示タブ領域
403 ブラウザ表示領域
404 カルテ入力領域
405 入力ツール選択メニュー画面
406 検査オーダ画面
406a 確定ボタン
406b 中止ボタン
407 検体検査オーダ画面
407a 確定ボタン
407b 中止ボタン
408
409 タブ操作メニュー
409a 条件変更ボタン
409b 条件削除ボタン
409c 新規条件追加ボタン
409d 中止ボタン
410 カルテ情報
900,900’ カルテ入力画面
901 基本情報領域
902 ブラウザ表示領域
903 カルテ入力領域
904 入力ツール選択メニュー画面
905 入力ツール画面
906 ブラウザメニュー選択画面
907 抽出条件指定メニュー
908 “条件2(検査オーダ)”
909 検査オーダ情報

Claims (3)

  1. 受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置において、
    受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部と、
    種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部と、
    前記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部と、
    前記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部とを備えたことを特徴とするカルテ入力装置。
  2. 前記オーダ情報入力部は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示を受けて該入力ツールを閉じることにより該入力ツールに応じたオーダ情報の入力を終了するものであって、
    前記ブラウザ表示部は、ユーザによる入力ツールを閉じる指示があったことを受けて、表示中のオーダ情報の表示を終了するものであることを特徴とする請求項1記載のカルテ入力装置。
  3. コンピュータを、
    受診患者に対する過去に指示された診療行為を表す過去のオーダ情報を記憶しておくオーダ情報記憶部と、
    種類分けされた複数種類のオーダ情報の入力をそれぞれ分担する複数種類の入力ツールの中からユーザにより選択された入力ツールを起動し該入力ツールを用いて該入力ツールに応じたオーダ情報を入力するオーダ情報入力部と、
    前記複数種類の入力ツールのうちのいずれかの入力ツールとリンクした抽出条件を記憶しておく抽出条件記憶部と、
    前記複数種類の入力ツールの中からユーザにより所望の入力ツールが選択されたことを受けて、その選択された入力ツールに抽出条件がリンクしていた場合にそのリンクした抽出条件に従って、過去のオーダ情報の中からその抽出条件に合致したオーダ情報を抽出して表示するブラウザ表示部とを備えた、受診患者に対する診療行為を指示するオーダ情報を含むカルテ情報の入力を受け付けるカルテ入力装置として動作させることを特徴とするカルテ入力プログラム。
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