JP2006048101A - 等速自在継手の品質管理方法 - Google Patents
等速自在継手の品質管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006048101A JP2006048101A JP2004223746A JP2004223746A JP2006048101A JP 2006048101 A JP2006048101 A JP 2006048101A JP 2004223746 A JP2004223746 A JP 2004223746A JP 2004223746 A JP2004223746 A JP 2004223746A JP 2006048101 A JP2006048101 A JP 2006048101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant velocity
- information
- velocity universal
- tag
- universal joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Abstract
【解決手段】 等速自在継手1につき、非接触で情報の記録および読取りが可能なICタグ9を用い、所定情報を記録して管理する。等速自在継手1にICタグ9を取付ける過程と、そのICタグ9に情報を記録する過程と、出荷後の任意時に、ICタグ9の記録情報を読み取って行う利用過程とを含む。ICタグ9は、等速自在継手1を構成する外側継手部材14,内側継手部材15,軸12,ブーツ18等の要素品のいずれかに対して取付ける。このICタグ9に、識別番号、製造年、製造場所の情報等を記録する。また、要素品についての製造に関する情報を記録する。
【選択図】 図1
Description
自動車において、一般品の場合は、ロット管理となり、ロット単位で抜き取り検査等が行われるため、ロット単位で製造履歴が求められる。製造履歴がわかることで、将来の改善等の対処が容易となり、寿命診断も容易となる。また類似品の混入判別等も容易となる。特殊品では、個別に検査がなされており、1対1に対応して製造履歴がわかるようにすることが求められる。
このような製造履歴を明確にする品質管理方法として、従来は、工程毎に発生した情報を、伝票に記入したり、データベースの端末への入力を行う等して対処している。
しかし、等速自在継手に刻印等で付された製造番号や製造年や製造場所等の表示は、等速自在継手を分解して見ないとわからない。そのため、分解および再組立の作業に手間がかかる。一般的には、等速自在継手を取り外して製造番号等の情報を確認しなくてはならず、多大な手間と費用がかかる。
等速自在継手は、外側継手部材,内側継手部材,転動体,保持器等の複数の要素品で構成されており、組立後の等速自在継手自体の検査結果等が分かっても、個々の要素品の品質の違いによるトレーサビリティまでは特定できない。等速自在継手では、わずかな材質や精度の違いが大きな性能の差となるため、従来のICタグを用いた品質管理方法の提案例では対応が難しい。
この発明の他の目的は、トレーサビリティの程度を高めて、鍛造・旋削工程、熱処理工程、研削工程等の加工条件情報を、出荷後あるいは客先納入後においても容易に確認することのできる等速自在継手の品質管理方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、個別に検査される等速自在継手であって、鍛造・旋削工程や熱処理工程等を経てそれぞれが製造される複数の要素品を組み立てなる等速自在継手につき、各要素品の材料受入から等速自在継手の完成後の検査内容まで、詳細な履歴情報を、等速自在継手と1対1の関係で容易に管理することのできる等速自在継手の品質管理方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、ロット別に検査される等速自在継手であって、鍛造・旋削工程や熱処理工程等を経てそれぞれが製造される複数の要素品を組み立てなる等速自在継手につき、各要素品の材料受入から機械要素商品の完成後の検査内容まで、詳細な履歴情報を、等速自在継手の製造ロット別に容易に管理することのできる等速自在継手の品質管理方法を提供することである。
この発明において、上記等速自在継手が、自動車に用いられるものである場合に、上記利用過程のICタグの読み取りは、等速自在継手が自動車に組付けられた状態のままで、タグリーダを用いて行い、このタグリーダに一体化された情報処理手段または上記タグリーダに有線または無線で接続された情報処理手段により、処理を含むものとしても良い。
この発明の等速自在継手の品質管理方法は、次の第1ないし第5の等速自在継手の品質管理方法を含む。
等速自在継手にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに対して取付ける過程と、
この等速自在継手に取付けられたICタグに、その等速自在継手についての製造工程における情報を記録する過程と、
出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、所定情報の確認を行う過程とを含む。
等速自在継手にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに対して取付ける過程と、
上記ICタグに、上記データベースに従い出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手についての識別情報を記録し、かつその等速自在継手についての製造工程における情報を記録する過程と、
出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、前記製造工程における情報の確認を行う情報読取り利用過程とを含む。
等速自在継手にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに対して取付ける過程と、
上記等速自在継手に取付けられたICタグに、上記データベースに従いその等速自在継手についての所定の出荷情報を書き込む過程と、
出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、等速自在継手についての情報を確認する過程とを含む。
この品質管理方法は、等速自在継手につき、非接触で交信が可能なICタグを用い、等速自在継手に関する材料受入から、鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、並びに検査に至る所定の製造情報を記録して等速自在継手を管理する品質管理方法であって、
等速自在継手の製造時または製造完了時にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに取付ける過程と、
この等速自在継手に取付けられたICタグに、出荷時または客先納入時までに、その等速自在継手についての前記各製造工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報および材料情報の少なくとも一方を記録する過程と、
上記出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、上記加工条件情報および材料情報の少なくとも一方の確認を行う情報読取り利用過程とを含む。
この品質この管理方法は、等速自在継手につき、識別情報に関連付けてその等速自在継手に関する材料受入から、鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、および検査に至る所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なデータベースと、非接触で交信が可能なICタグとを用いて等速自在継手を管理する品質管理方法であって、
等速自在継手の製造時または製造完了時にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに取付ける過程と、
上記等速自在継手に取付けられたICタグに、上記データベースに従い出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手についての識別情報を記録し、かつその等速自在継手についての前記各製造工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報および材料情報の少なくとも一方を記録する過程と、
上記出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、受入材料の確認、製造工程の確認、その加工条件情報および材料情報の少なくとも一方の確認、および検査成績の確認のいずれかを行う情報読取り利用過程とを含む。
この品質管理方法は、等速自在継手につき、識別情報に関連付けてその等速自在継手に関する材料受入から、鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、並びに検査に至る所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なデータベースと、非接触で交信が可能なICタグとを用いて等速自在継手を管理する品質管理方法であって、
等速自在継手の製造時または製造完了時にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに取付ける過程と、
上記等速自在継手に取付けられたICタグに、上記データベースに従い出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手についての識別情報を書き込み、かつその等速自在継手についての製造年月日、製造場所、封入グリース銘柄、要素品間隙間、品質保証期間、取扱いに関する注意事項のうち、少なくとも一つの情報を記録する過程と、
上記出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、受入材料の確認、製造工程の確認、その加工条件および材料情報の少なくとも一方の確認、および検査成績の確認のいずれかを行う情報読取り利用過程とを含む。
このロット別にICタグを用いる等速自在継手の品質管理方法は、等速自在継手を構成する外側継手部材および内側継手部材等の各要素品について、材料受入から完成,検査完了までの一連の各工程につき、その工程のロット毎にICタグを準備し、この各工程のロット毎に準備されるICタグは、一つ上流側の工程に対応するロットと同じICタグ、または一つ上流側の工程の対応するロットのICタグの情報を引き継いだICタグとし、上記各工程のロット毎に準備されたICタグに、その工程のロット番号およびその工程における情報を記録する方法である。
この方法の場合、下流側の工程でロット分かれしても、新たなICタグには、上流の工程での記録情報が引き継がれることになる。そのため、全ての要素品についての製造完了時のロットのICタグは、全ての工程の情報を持つものとなる。
(2) .上記鍛造・旋削工程で、上記材料ロット別のICタグまたはこの材料ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを鍛造・旋削ロット別に準備し、これらのICタグに、対応する鍛造・旋削ロットについての鍛造・旋削ロット番号および鍛造・旋削工程で得られる情報を記録する過程。
(3) .上記熱処理工程で、鍛造・旋削ロット別のICタグまたはこの鍛造・旋削ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを熱処理ロット別に準備し、これらのICタグに、対応する熱処理ロットについての熱処理ロット番号および熱処理工程で得られる情報を記録する過程。
上記各要素品を組み立てた各等速自在継手には、組立前から組立後に至る間にICタグを取付け、この等速自在継手に取付けられたICタグに、個別の等速自在継手特有の製造番号、および上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報のうち、少なくとも製造番号を記録する。データベースには上記製造番号と対応して、上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報、および等速自在継手の完成後の検査情報を記録する。
したがって、将来の技術的な改善等の対処が容易となり、寿命診断等も容易となる。上記工程毎の情報は、その工程のロット毎に準備したICタグに記録するため、手書き伝票に記録する場合に比べて詳細な情報の記録が行え、また例えば端末からコンピュータに入力する場合と異なり、情報を入力するべき箇所がICタグであるために視覚的に認識できて、入力作業が明確となり、誤りが生じにくい。また、要素品の材料受入から研削工程の各工程にわたる種々雑多な全ての情報をコンピュータに記録するものと異なり、これらの記録情報をICタグで持っておくため、コンピュータの負担が軽く、管理が容易になる。このため、容易に、かつより詳細な情報の管理することができる。また、等速自在継手の製造番号は、等速自在継手に取付けらたICタグに記録するので、このICタグを、製造後の各種の用途、例えば出荷管理、流通管理、顧客管理、メンテナンス管理等に用いることができる。
(2) .上記鍛造・旋削工程で、上記材料ロット別のICタグまたはこの材料ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを鍛造・旋削ロット別に準備し、これらのICタグに、対応する鍛造・旋削ロットについての鍛造・旋削ロット番号および鍛造・旋削工程で得られる情報を記録する過程。
(3) .上記熱処理工程で、鍛造・旋削ロット別のICタグまたはこの鍛造ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを熱処理ロット別に準備し、これらICタグに、対応する熱処理ロットについての熱処理ロット番号および熱処理工程で得られる情報を記録する過程。
上記各要素品を組み立てた各等速自在継手に、組立前から組立後に至る間にICタグを取付け、この等速自在継手に取付けられたICタグに、製造ロット番号、および上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報のうち、少なくとも製造ロット番号を記録し、データベースに上記製造ロット番号と対応して、上記等速自在継手に用いられた各要素品の検査工程後のICタグの記録情報、および等速自在継手の完成後の検査情報を記録する。
ICタグの容器類への取付は、直接に行っても良く、また容器に取付けられて視覚的に認識させるためのタグに取付けても良い。ICタグの容器類への取付は着脱自在な取付であっても良い。
ICタグを容器類に取付けておくことで、ロット毎に準備されるICタグを、常に要素品と共に移動させることができ、ICタグの取扱が容易である。また、要素品の搬送経路でICタグへの情報の記録を行うことができる。
一般のICタグは、電波の反射等のため、金属面に直接に取付けることができないが、ブーツは、ゴムまたは樹脂製とされるため、ICタグを直接に取付けても、反射の問題がなく、優れた交信性が得られる。また、ブーツは、等速自在継手において、最も外側に配置される部品であるため、これにICタグを取付けると、交信の障害物が介在せず、良好に交信できる。これらのため、等速自在継手の識別情報や、製造完了後の検査情報、あるいは物流過程や保守情報等は、このブーツに取付けられたICタグに記録することが便利である。ブーツ自体の情報も、このブーツに取付けられたICタグに記録しておいても良い。
グリースは、経時的に劣化するため、組み立て年月日が分かれば管理が容易になる。
等速自在継手13,13AにICタグ9を取付けることで、この等速自在継手13,13Aに情報を記録することができ、またその情報を非接触で読み取ることができて、等速自在継手13,13Aの識別や、その他の管理を行うことができる。
蛇腹部18aは、その大部分が、伸縮や曲げ動作を繰り返し生じるため、取付の確実の面で、ICタグ9を取付けることはあまり好ましくない。また、固定部18b,18cの外周は、金属製のバンド19A,19B(図2,図3)で締め付けられて隠れる位置となるため、交信が困難である。しかし、蛇腹部18aにおける大径側固定部18bに隣接する外径部18a1は、等速自在継手13,13Aの屈曲による影響を受けない箇所であるため、この箇所に取付けることで、繰り返し生じる屈曲動作に係わらずに、ICタグを長期間に渡って脱落しないように堅固に固定することができる。
この凹部31は、等速自在継手13,13Aの完成時は不要となるが、この凹部31を利用してICタグ9を取付けることで、専用の加工を施すことなく、ICタグ9を埋め込み状態に設置することができる。
軸12についても、旋削等の各種の加工を行うときのセンタ支持のための凹部32が設けられることが多い。この凹部32を利用してICタグを取付けることで、専用の加工を施すことなく、ICタグ9を埋め込み状態に設置することができる。
図9の例のように、軸中間部分12aが軸端部側部分12b,12cよりも大径とされたものである場合は、軸中間部分12aの外周に取付溝33を設け、この取付溝33内にICタグ9を取付けても良い。このような軸12では、軸中間部分12aは強度的に過剰となっている部分であり、この部分に取付用溝33を設けてICタグを取付けることで、軸12の強度低下の問題を生じることなく、ICタグ9を埋め込み状態に取付けることができる。
また、車両用ドライブシャフト11では、軸12の軸中間部分12aにICタグ9を取付けると、周辺空間が広くてICタグ9との交信が行い易い。
内側継手部材15の場合、鍛造工程S2では、鍛造、旋削、およびスプラインブローチ加工を行う。熱処理工程S3では、例えば浸炭焼入れを行う。
保持器17の場合、鍛造工程S2では、パイプ切断、旋削、窓プレス、シェービング等を行う。熱処理工程S3では、例えば浸炭焼入れを行う。
図12(A)の例では、バー材を所定長さに切断し、旋削し、スプライン転造し、熱処理を行う。
図12(B)の例では、パイプ材を所定長さに切断し、スェージングを行い、スプライン転造し、熱処理を施す。
軸12に小丸グリップを圧入し(A)、等速自在継手13の内側継手部材15(図2)に軸12を挿入する(B)。軸12にブーツ18と、小バンド2個と、スライド型の等速自在継手13Aにおけるブーツ18を通す(C)。スライド型の等速自在継手13Aにおける内側継手部材15および保持器17のカセットを挿入し、スナップリングを組付け、ブーツ18にグリースを封入する(D)。スライド型の等速自在継手13Aにおける外側継手部材14にグリースを封入した後、大丸クリップを外側継手部材14に嵌め(E)、ブーツ8を被せて小バンド、大バンドを加締める(F)。スライド型側の外側継手部材14に小丸グリップを嵌め(G)、最後に外側継手部材14にダストカバーを圧入する。
ICタグは種々の形式,形状,大きさのものがあり、板状の物の他、例えば1mm未満の大きさの角状や球状の物などがあり、また記憶容量も種々異なるが、取付対象に応じて大きさや種類等に応じて適宜選択すればよい。後述の要素品2の管理に用いるICタグ4は容器類61(図22,図23)に取付けるため、比較的大きなもので良いが、等速自在継手13,13Aに取付けるICタグ9は、小さなものが好ましい。ICタグ4,9としては、例えば、RFID(無線周波数認識:Radio Frequency Identification)技術を応用したFRIDタグが利用できる。FRID形式のICタグは、伝送方式として静電結合、電磁結合、電磁誘導、マイクロ波、光などを用いる形式のものがあり、このうちいずれの形式のものを用いても良いが、例えば電磁誘導形式のものが用いられる。
ICタグは、周辺に金属があっても使用可能なものがあり、等速自在継手13,13A取付ける場合において、ブーツ18以外の箇所に取付ける場合は、このようなものが好ましい。
等速自在継手13,13Aに取付けられたICタグ9に使用の状況を記憶させることにより、等速自在継手13,13Aの実際の使用の状況を、後に読みだして確認することができる。非接触で交信が可能なICタグ9を用いるため、使用状況となる情報の読み書きを容易に行うことができる。
ICタグ9は、情報の記憶には電源が不要なものが一般的であるが、その読み書きにはリーダ/ライタ20が必要となる。リーダ/ライタ20および書込処理手段41を車両に搭載しておくことで、等速自在継手13,13Aの使用状況の書き込みが、運転者等の操作を必要とせずに、自動的に行われるようにできる。
これらにより、等速自在継手の使用状況のICタグへの記録が、忘れたり恣意的となったりすることなく、確実に行える。
走行距離および最高速度は、電気制御ユニット(ECU)42に入力される車速センサ45および走行距離計46の検出値から分かる。これを等速自在継手13,13AのICタグ9に記録しておくことで、その等速自在継手13,13Aについての記録が残る。ICタグ9は、小型化すると記憶容量が小さくなるが、走行距離および最高速度を更新して記録すると、記憶容量の不測が回避される。
センサ40を接続してその検出情報をICタグ9を記録するようにすると、等速自在継手13,13Aの温度や負荷トルク等の使用状況を記録することが可能となる。
等速自在継手13,13Aは、使用条件によっては発熱が多くなるため、温度が分かると等速自在継手の使用状況の管理に便利である。また、無理な荷重条件で使用されると、異常トルクが発生するため、トルクについても記録しておくと、各種の解明等に便利である。
また、以下の説明において、等速自在継手13を構成する外側継手部材14,内側継手部材15,ボール16,保持器17,軸12,およびブーツ18等の要素品につき、特に区別の必要のないときは、単に要素品2として符号を付し、総称する。
この軸継手の品質管理方法は、次のICタグ取付過程R1、製造情報の記録過程R2、および記録情報の読取り利用過程R3を含む。
この過程では、等速自在継手13の製造時または製造完了時にICタグ9を等速自在継手13に取付ける。この場合に、等速自在継手13を構成する外側継手部材14や、軸12、ブーツ18等の要素品2の一つにICタグ9を取付けてから、等速自在継手13を組み立てても良く、また等速自在継手13の組立が完了してから等速自在継手13にICタグ9を取付けても良い。
この過程では、この等速自在継手13に取付けられたICタグ9に、出荷時または客先納入時までに、その等速自在継手13についての材料購入から、鍛造工程、熱処理工程、研削工程、および検査に至る所定の製造情報を記録する。この記録する製造情報には、鍛造工程、熱処理工程、研削工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報を含ませる。上記等速自在継手13についての材料購入、鍛造工程、熱処理工程、および研削工程は、等速自在継手13の各要素品2についての材料購入、鍛造工程、熱処理工程、および研削工程のことである。加工条件情報は、例えば鍛造工程ではプレス圧やサイクルタイム等であり、熱処理工程では熱処理温度、熱処理時間、熱処理方法等であり、研削工程では砥石回転速度や切り込み速度、送り速度等である。上記製造情報として、加工条件の他に、その等速自在継手13についての製造年月日、製造場所、封入グリース銘柄、要素品間隙間、品質保証期間、取扱いに関する注意事項のうち、少なくとも一つの情報を記録することが好ましい。また各種検査結果も記録することが好ましい。各種検査結果には各要素品2毎の検査結果と、完成品としての検査結果とが含まれる。また、これらの製造情報の他に、等速自在継手13の識別情報を記録することが好ましい。等速自在継手13の識別情報は、個々の等速自在継手13に個別の識別情報、例えば製造番号であっても、また等速自在継手13のロット別の識別情報、例えばロット番号であっても良い。製造情報の記録は、一度に行っても、また何回かに分けて行っても良い。例えば、等速自在継手13の組立が完了して完成品検査をしたときに、検査結果や検査条件にかかる情報を記録し、後に残りの製造情報を記録しても良く、また上記検査の情報を含めて全ての製造情報を一度に記録しても良い。
この過程は、出荷後の任意時に、上記ICタグ9の記録情報を読み取ってその読み取り情報から、少なくとも上記加工条件情報の確認を行う過程である。
等速自在継手13の完成から廃棄までの流れとしては、自動車用の等速自在継手13の場合、一般的には図1のように、等速自在継手13の組立完成から、完成品検査、出荷、倉庫での保管、営業所での保管、客先納入(顧客自動車メーカーによる購入、自動車への等速自在継手13の組み込み)、顧客または販売会社における自動車の販売ルート(または自動車のリースのルート)と、自動車の使用者での購入および使用、廃棄、という流れとなる。特注品の場合は、出荷後に直接に客先に納入されることもある。
機械設備用の等速自在継手13の場合は、図1の過程で、顧客での購入の後、顧客機械のへの組付け、使用を行い、廃棄に至る。
例えば、タグリーダ/ライタ20に設けられた情報処理手段20bに、ICタグ9の読み取り情報を出力させるようにしてもよい。図18の例は、タグリーダ/ライタ20は携帯型のものであって、タグリーダ/ライタ部20aと情報処理手段20bとを有するものを用いている。タグリーダ/ライタ20は、読み取り専用のタグリーダであっても良い。
すなわち、データベース50として、等速自在継手13の識別情報に関連付けてその等速自在継手13に関する材料購入から、鍛造工程、熱処理工程、研削工程および検査に至る所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なものを準備しておく。このデータベース50と、等速自在継手13に取付けられたICタグ9とを用いて品質管理を行う。この場合、上記各過程R1〜R3では次の処理を行う。
この過程R1は、上記実施形態と同じである。
(製造情報の記録過程R2)
この過程では、等速自在継手13に取付けられたICタグ9に、上記データベース50に従い、出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手13についての製造番号またはロット番号等の識別情報を記録し、かつその等速自在継手13についての製造情報を記録する。この記録する製造情報には、各要素品2の鍛造工程、熱処理工程、研削工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報を含ませる。データベース50を併用するため、ICタグ9へ記録する製造情報は、ICタグ9から直接に読取ることが便利な情報だけに限っても良い。例えば、等速自在継手13についての製造年月日、製造場所、封入グリース銘柄、要素品間隙間、品質保証期間、取扱いに関する注意事項などは、ICタグ9に記録しておくことが好ましい。
この過程では、上記出荷後の任意時に、ICタグ9の記録情報を読み取って、その読み取り情報から、または読み取られた識別情報を上記データベース50と照合してその照合により得られた情報から、購入材料の確認、製造工程の確認、その加工条件情報の確認、および検査成績の確認等のいずれかを行う。ICタグ9やデータベース50に記録されているその他の各種の利用を行っても良い。
この管理方法、およびデータベース50の詳細は、後に図22以降の各図と共に説明する。
製造時管理用のデータベース54に記録しておく方法では、等速自在継手13の要素品2の材料購入から、鍛造工程、熱処理工程、研削工程、および検査に至る所定の製造情報を、製造時管理用のデータベース54に要素品2のロット番号または要素品個別の識別番号に関連付けて記録する過程と、この記録した情報を、上記等速自在継手13に取付けられたICタグに記録する過程とを含む。なお、製造時管理用のデータベース54は、例えばコンピュータネットワークにおける1台または複数台のコンピュータ(図示せず)に設けられる。
等速自在継手13は、上記材料購入S1から、鍛造工程S2、熱処理工程S3、および研削工程S4を経て製造される要素品2とは別の要素品2を含んでいる。別要素品2としては、ブーツ18等がある。
上記材料購入S1から、鍛造工程S2、熱処理工程S3、および研削工程S4の各工程は、材料購入から要素品2の完成までを、大別した各区分のことであり、上記各工程が複数の工程からなる場合や、さらに工程名称に該当しない工程を含むものであっても良い。各工程S1〜S4の名称は、その区分した工程を代表する処理の名称である。
(1) .材料購入(S1)時の管理過程。
各要素品2の材料購入時に、材料ロット5別に準備されたICタグ4に、対応する材料ロット5についての材料ロット番号、および購入材料に関する情報を記録する。
(2) .鍛造工程(S2)の管理過程。
材料ロット5別のICタグ4、またはこの材料ロット5別のICタグ4の記録情報を引き継いだICタグ4を鍛造ロット6別に準備し、これらICタグ4に、対応する鍛造ロット6についての鍛造ロット番号、および鍛造工程で得られる情報を記録する。
(3) .熱処理工程(S3)の管理過程。
鍛造ロット6別のICタグ4、またはこの鍛造ロット6別のICタグ4の記録情報を引き継いだICタグ4を熱処理ロット7別に準備し、これらのICタグ4に、対応する熱処理ロット7についての熱処理ロット番号、および熱処理工程で得られる情報を記録する。
(4) .研削工程(S4)およびその後の検査工程時の管理過程。
熱処理ロット7別のICタグ4、またはこの熱処理ロット7別のICタグ4の記録情報を引き継いだICタグ4を、研削ロット8別に準備し、これらのICタグ4に、対応する研削ロット8についての加工条件の記録を行う。また、研削ロット8別のICタグ4、またはこの研削ロット8別のICタグ4の記録情報を引き継いだICタグ4を、要素品2毎または検査の単位となる同種類の要素品2の組毎に準備し、これらICタグ4に、対応する研削ロット番号、および検査工程で得られる情報を記録する。
各工程(S1)〜(S4)において、ICタグ4に記録される各ロット番号および各工程の情報は、図4のように工程毎に追加されることになる。
(1) .材料購入(S1)時の管理過程。
材料は、鋼材の塊、鋼板、鋼管、鋼線等の形態で購入される。購入した材料は例えば材料ロット単位で各種の品質検査を行う。この管理過程でICタグ4に記録する購入材料の情報は材料の出所情報と品質情報とに分けられる。出所情報としては、販売元の会社名や、その会社の工場所在地等である。品質情報は、組織硬さ、非金属介在物の情報等である。品質情報は、材料購入後に行った材料検査の結果をICタグに記録するが、販売元から得た情報を記録しても、両方を記録しても良い。この過程でのICタグ4への情報の記録方法は、例えば購入管理コンピュータ(図示せず)等から得た情報を記録用の端末を介して行う。
鍛造工程(S2)は、等速自在継手13の種類やその要素品2の種類によって種々の形態がある。また、ここで言う鍛造工程(S2)には、例えば図10等と共に前述したように、要素品2の粗形状に形成する冷間鍛造と、その鍛造品を旋削する工程と、その他の工程とを含む。
いずれの要素品2の場合においても、鍛造工程(S2)でのICタグ4への情報の記録は、鍛造工程(S2)の全体で1回としても良く、また鍛造工程(S2)の中の各工程毎に行うようにしても良い。例えば、要素品2が外側継手部材14,内側継手部材15,保持器17,軸12のいずれかであって、図10または図12のように鍛造および旋削、または鍛造無しに旋削が行われる場合、旋削後に測定した各部の寸法等の情報をICタグ4に記録する。要素品2がボールである場合は、例えば、型打ちの後に寸法、歪、外観等の情報を記録し、ブラッシング後、および生研磨の後に、それぞれ測定を行って寸法、真球度、外観等の情報を記録する。また、加工条件情報を記録する。
前工程の材料ロット5よりも鍛造ロット6の方が多くなる場合は、新たなICタグ4を準備し、これにICタグ複製手段57を用いて材料ロット5のICタグ4の記録情報を転記し、この転記よって情報を受け継いだICタグ4に対して鍛造工程の情報を記録する。以下の各工程においても、ロット数が増える場合は、上記と同様にして新たなICタグ4に転記する。
熱処理を行ったときは、後に検査を行う。要素品2が外側継手部材14または内側継手部材15の場合は、硬さ、変形、組織等の検査を行う。要素品2がボール16である場合は、硬さ、組織等の検査を行う。熱処理工程の情報としては、これらの検査結果を記録する。この他に熱処理条件等を記録しても良い。
研削工程(S4)は、等速自在継手13の種類やその要素品2の種類によって種々の形態がある。要素品2がボール16である場合は、粗研磨、中研磨、精研磨、ラッピング等を行う。これらの各工程では、その工程の完了品の検査を行う。ICタグ4に記録する情報は、研削工程(S4)における上記の各工程毎の加工条件の情報等である。この加工条件の情報は、例えば砥石の種類や加工速度等である。 研削工程が完了した後に、検査を行い、その結果をICタグ4に記録する。検査結果情報としては、各種の寸法、外観等である。要素品2がボール16等の転動体の場合は、研削工程(S4)における粗研削やその他の各工程後の検査結果の寸法や真円度等、研削工程(S4)の完了品である完成状態の要素品2の検査結果となる外観、寸法、真球度、径の相互差、硬さ、音響、顕微鏡検査結果等である。
研削工程(S4)では、特注品等の場合は全数検査である。全数検査の場合は、ICタグ4は要素品2の個数だけ準備され、そのICタグ4に対応する要素品2の研削ロット番号と、個々の検査結果等の情報を記録する。研削ロット番号に加えて、個々の要素品2を識別する番号を付加して記録しても良い。要素品2がボール16等のように一つの等速自在継手13に多数用いられる場合は、一つの等速自在継手13に用いられる要素品2の組を一つの要素品2とみなして一つのICタグ4を準備し、その組毎の情報を記録しても良い。
上記のように製造された各要素品2は、組立工程で一つの等速自在継手13に組み立てられる。この等速自在継手13に、組立前から組立後に至る間にICタグ9を取付ける。すなわち、要素品2の単独の状態でICタグ9を取付けても、組立の完了後に取付けても良い。
等速自在継手13に上記のように取付けられたICタグ9には、少なくとも上記の製造番号を記録する。このICタグ9には、製造番号の他に、各要素品2のICタグ4の記録情報や、完成品検査の結果等を記録しても良い。等速自在継手13に取付けられたICタグ9に、完成品検査の結果を記録する場合、検査工程でICタグ9に検査結果を記録し、このICタグ9からデータベース50に情報を転記しても良い。また、等速自在継手13だけでなく、等速自在継手13の梱包70(図21)にもこのICタグ9を取付け、製造番号等を記録しても良い。
データベース50は、ネットワーク58を介して、等速自在継手製造工場内の各情報処理機器の他に、技術部門や、倉庫、営業所、顧客企業の事業所の情報処理機器60、および携帯端末等に接続されたものである。
上記工程毎の情報は、その工程のロット毎に準備したICタグ4に記録するため、手書き伝票に記録する場合に比べて詳細な情報の記録が行え、また例えば端末からコンピュータに入力する場合と異なり、情報を入力するべき箇所がICタグ4であるために視覚的に認識できて、入力作業が明確となり、誤りが生じにくい。また、要素品2の材料購入から研削工程の各工程にわたる種々雑多な全ての情報をコンピュータに記録するものと異なり、生産工程ではこれらの記録情報をICタグ4で持っておくため、コンピュータの負担が軽く、管理が容易になる。このため容易に、より詳細な情報を管理することができる。
(1) .材料購入(S1)時の管理過程。
(2) .鍛造工程(S2)の管理過程。
(3) .熱処理工程(S3)の管理過程。
(4) ′.研削工程(S4)およびその後の検査工程時の管理過程。
研削工程(S4)の後の検査工程で、熱処理ロット7別のICタグ4、またはこの熱処理ロット7別のICタグ4の記録情報を引き継いだICタグ4を、研削ロット8別に準備し、これらのICタグ4に、対応する研削ロット8についての研削ロット番号および検査工程で得られる情報を記録する。研削工程(S4)における加工は、ロット別検査品も個別検査品も同じである。この管理過程(4) ′で記録する情報は研削ロット8別の検査結果の情報あるが、要素品2についても検査項目はロット別検査品も個別検査品も同じであり、それらの検査結果を記録する。検査項目をロット別検査品と個別検査品とで異ならせても良いが、それらの検査結果のICタグ4への記録は、検査項目にかかわらずに同様に行う。
各要素品2を組み立てた各等速自在継手13に、組立前から組立後に至る間にICタグ9を取付け、この等速自在継手13に取付けられたICタグ9に、製造ロット番号、および上記等速自在継手13に用いられた各要素品2((1) 〜(n) )の上記検査工程後のICタグ4の記録情報のうち、少なくとも製造ロット番号を記録し、データベース50に上記製造ロット番号と対応して、上記等速自在継手13に用いられた各要素品2((1) 〜(3) )の上記検査工程後のICタグ4の記録情報、および等速自在継手13の完成後の検査情報を記録する。
なお、ロット別検査品の管理は、特に説明した事項の他は、個別検査品について説明した内容と同じ管理である。
2…要素品
3…別要素品
4…ICタグ
5…材料ロット
6…鍛造ロット
7…熱処理ロット
8…研削ロット
9…ICタグ
11…車両用ドライブシャフト
12…軸
13,13A…等速自在継手
14…外側継手部材
14b…ステム部
15…内側継手部材
16…ボール
17…保持器
18…ブーツ
18a…蛇腹部
18b,18c…固定部
20…タグリーダ/ライタ
31,32…凹部
40…センサ
41…書込処理手段
50…データベース
70…梱包
Claims (20)
- 等速自在継手につき、非接触で交信が可能なICタグを用い、等速自在継手に関する所定情報を記録して管理する等速自在継手の品質管理方法であって、等速自在継手にICタグを取付ける過程と、この等速自在継手に取付けられたICタグに、その等速自在継手についての情報を記録する過程と、出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、所定情報の確認を行う利用過程とを含む等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項1において、上記等速自在継手は、自動車に用いられるものであり、上記利用過程のICタグの読み取りは、等速自在継手が自動車に組付けられた状態のままで、タグリーダを用いて行い、このタグリーダに一体化された情報処理手段または上記タグリーダに有線または無線で接続された情報処理手段により、等速自在継手に関する情報を入手する等速自在継手の品質管理方法。
- 等速自在継手につき、非接触で交信が可能なICタグを用い、等速自在継手に関する所定情報を記録して管理する等速自在継手の品質管理方法であって、
等速自在継手にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに対して取付ける過程と、
この等速自在継手に取付けられたICタグに、その等速自在継手についての製造工程における情報を記録する過程と、
出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、所定情報の確認を行う過程とを含む、
等速自在継手の品質管理方法。 - 等速自在継手につき、等速自在継手の識別情報に関連付けてその等速自在継手に関する所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なデータベースと、非接触で交信が可能なICタグとを用いる等速自在継手の品質管理方法であって、
等速自在継手にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに対して取付ける過程と、
上記ICタグに、上記データベースに従い出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手についての識別情報を記録し、かつその等速自在継手についての製造工程における情報を記録する過程と、
出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して、前記製造工程における情報の確認を行う情報読取り利用過程とを含む、
等速自在継手の品質管理方法。 - 等速自在継手につき、所定の製造情報を記憶し、その記憶内容を抽出可能なデータベースと、非接触で交信が可能なICタグとを用いた等速自在継手の品質管理方法であって、 等速自在継手にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに対して取付ける過程と、
上記等速自在継手に取付けられたICタグに、上記データベースに従いその等速自在継手についての所定の出荷情報を書き込む過程と、
出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、等速自在継手についての情報を確認する過程とを含む、
等速自在継手の品質管理方法。 - 請求項5において、上記ICタグに書き込む等速自在継手についての上記所定の出荷情報は、その等速自在継手についての識別情報を含み、上記データベースは、等速自在継手の識別情報に関連付けてその等速自在継手に関する所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なものである等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項5または請求項6において、上記ICタグに書き込む等速自在継手についての所定の出荷情報として、製造年についての情報を含む等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項5ないし請求項7のいずれか1項において、上記ICタグに書き込む等速自在継手についての所定の出荷情報として、製造場所について情報を含む等速自在継手の品質管理方法。
- 等速自在継手につき、非接触で交信が可能なICタグを用い、等速自在継手に関する材料受入から、鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、並びに検査に至る所定の製造情報を記録して等速自在継手を管理する品質管理方法であって、
等速自在継手の製造時または製造完了時にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに取付ける過程と、
この等速自在継手に取付けられたICタグに、出荷時または客先納入時までに、その等速自在継手についての前記各製造工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報および材料情報の少なくとも一方を記録する過程と、
上記出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、上記加工条件情報および材料情報の少なくとも一方の確認を行う情報読取り利用過程とを含む、
等速自在継手の品質管理方法。 - 等速自在継手につき、識別情報に関連付けてその等速自在継手に関する材料受入から、鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、および検査に至る所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なデータベースと、非接触で交信が可能なICタグとを用いて等速自在継手を管理する品質管理方法であって、
等速自在継手の製造時または製造完了時にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに取付ける過程と、
上記等速自在継手に取付けられたICタグに、上記データベースに従い出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手についての識別情報を記録し、かつその等速自在継手についての前記各製造工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報および材料情報の少なくとも一方を記録する過程と、
上記出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、受入材料の確認、製造工程の確認、その加工条件情報および材料情報の少なくとも一方の確認、および検査成績の確認のいずれかを行う情報読取り利用過程とを含む、
等速自在継手の品質管理方法。 - 等速自在継手につき、識別情報に関連付けてその等速自在継手に関する材料受入から、鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、並びに検査に至る所定の製造情報を記憶し、記憶内容を上記識別情報により抽出可能なデータベースと、非接触で交信が可能なICタグとを用いて等速自在継手を管理する品質管理方法であって、
等速自在継手の製造時または製造完了時にICタグを、この等速自在継手を構成する複数の要素品のいずれかに取付ける過程と、
上記等速自在継手に取付けられたICタグに、上記データベースに従い出荷時、または客先納入時までに、その等速自在継手についての識別情報を書き込み、かつその等速自在継手についての製造年月日、製造場所、封入グリース銘柄、要素品間隙間、品質保証期間、取扱いに関する注意事項のうち、少なくとも一つの情報を記録する過程と、
上記出荷後の任意時に、上記ICタグの記録情報を読み取ってその読み取り情報から、または読み取り情報を上記データベースと照合して得られた情報から、受入材料の確認、製造工程の確認、その加工条件および材料情報の少なくとも一方の確認、および検査成績の確認のいずれかを行う情報読取り利用過程とを含む、
等速自在継手の品質管理方法。 - 請求項9ないし請求項11のいずれか1項において、上記等速自在継手の上記要素品の材料受入から鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、および研削工程に至る所定の製造情報を、要素品のロット番号別に準備された製造過程用のICタグに各工程毎に記録する過程と、この記録した情報を読み取ってその読み取り情報の一部または全体を上記等速自在継手に取付けられたICタグに記録する過程とを含み、上記製造過程用のICタグに記録する製造情報として、前記各製造工程のうちの少なくとも一つの工程における加工条件情報および材料情報の少なくとも一方を含む等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項9ないし請求項11のいずれかに1項において、上記等速自在継手の上記要素品の材料受入から鍛造および旋削のうちの少なくとも一方の工程、熱処理工程、研削工程等の各製造工程、並びに検査に至る所定の製造情報を、製造時管理用のデータベースに要素品のロット番号または要素品個別の識別番号に関連付けて記録する過程と、この記録した情報を、上記機械要素商品に取付けられたICタグに記録する過程とを含む等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項1ないし請求項13のいずれか1項において、等速自在継手を構成する外側継手部材および内側継手部材等の各要素品について、材料受入から完成,検査完了までの一連の各工程につき、その工程のロット毎にICタグを準備し、この各工程のロット毎に準備されるICタグは、一つ上流側の工程に対応するロットと同じICタグ、または一つ上流側の工程の対応するロットのICタグの情報を引き継いだICタグとし、上記各工程のロット毎に準備されたICタグに、その工程のロット番号およびその工程における情報を記録する等速自在継手の品質管理方法。
- 材料受入から、鍛造および旋削の少なくとも一方の工程である鍛造・旋削工程、熱処理工程、および研削工程を経て製造される要素品を複数種類含んで組み立てられ、個別に検査される等速自在継手の品質管理方法であって、上記各要素品について、
これら各要素品の材料受入時に、材料ロット別に準備されたICタグに、対応する材料ロットについての材料ロット番号および受入材料に関する情報を記録する過程と、
上記鍛造・旋削工程で、上記材料ロット別のICタグまたはこの材料ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを鍛造・旋削ロット別に準備し、これらのICタグに、対応する鍛造・旋削ロットについての鍛造・旋削ロット番号および鍛造・旋削工程で得られる情報を記録する過程と、
上記熱処理工程で、鍛造ロット別のICタグまたはこの鍛造ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを熱処理ロット別に準備し、これらのICタグに、対応する熱処理ロットについての熱処理ロット番号および熱処理工程で得られる情報を記録する過程と、
上記研削工程の後の検査工程で、熱処理ロット別のICタグまたはこの熱処理ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを、要素品毎または検査の単位となる同種類の要素品の組毎に準備し、これらICタグに、対応する研削ロット番号および検査工程で得られる情報を記録する過程とを含み、かつ
上記各要素品を組み立てた各等速自在継手に、組立前から組立後に至る間にICタグを取付け、この等速自在継手に取付けられたICタグに、個別の等速自在継手特有の製造番号、および上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報のうち、少なくとも製造番号を記録し、データベースには上記製造番号と対応して、上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報、および等速自在継手の完成後の検査情報を記録する過程、
とを含む等速自在継手の品質管理方法。 - 材料受入から、鍛造および旋削の少なくとも一方の工程である鍛造・旋削工程、熱処理工程、および研削工程を経て製造される要素品を複数種類含んで組み立てられ、ロット別に検査される等速自在継手の品質管理方法であって、上記各要素品について、
これら各要素品の材料受入時に、材料ロット別に準備されたICタグに、対応する材料ロットについての材料ロット番号および受入材料に関する情報を記録する過程と、
上記鍛造・旋削工程で、上記材料ロット別のICタグまたはこの材料ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを鍛造・旋削ロット別に準備し、これらのICタグに、対応する鍛造・旋削ロットについての鍛造・旋削ロット番号および鍛造・旋削工程で得られる情報を記録する過程と、
上記熱処理工程で、鍛造・旋削ロット別のICタグまたはこの鍛造・旋削ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを熱処理ロット別に準備し、これらICタグに、対応する熱処理ロットについての熱処理ロット番号および熱処理工程で得られる情報を記録する過程と、
上記研削工程の後の検査工程で、熱処理ロット別のICタグまたはこの熱処理ロット別のICタグの記録情報を引き継いだICタグを研削ロット別に準備し、これらICタグに、対応する研削ロットについての研削ロット番号および検査工程で得られる情報を記録する過程とを含み、かつ
上記各要素品を組み立てた各等速自在継手に、組立前から組立後に至る間にICタグを取付け、この等速自在継手に取付けられたICタグに、製造ロット番号、および上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報のうち、少なくとも製造ロット番号を記録し、データベースに上記製造ロット番号と対応して、上記等速自在継手に用いられた各要素品の上記検査工程後のICタグの記録情報、および等速自在継手の完成後の検査情報を記録する過程、
とを含む等速自在継手の品質管理方法。 - 請求項14ないし請求項17のいずれか1項において、各工程のロット毎に準備されるICタグは、同じロットの材料ないし製造過程の要素品を入れた容器類にそれぞれ取付ける等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項1ないし請求項16のいずれか1項において、前記等速自在継手は、要素品としてブーツを有し、少なくともこのブーツにICタグを取付ける等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項1ないし請求項18のいずれか1項において、上記等速自在継手は、組み立て時にグリースが封入されるものであり、上記等速自在継手に取付けられたICタグに、その等速自在継手の組み立て年月日を記録する等速自在継手の品質管理方法。
- 請求項1ないし請求項19のいずれか1項において、上記等速自在継手に取付けられたICタグに、その等速自在継手の出荷から客先納入までの所在等の情報を記録する等速自在継手の品質管理方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223746A JP4610257B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 等速自在継手の品質管理方法 |
US11/658,954 US7979327B2 (en) | 2004-07-30 | 2005-07-25 | Constant velocity universal joint and quality control method for the same |
PCT/JP2005/013558 WO2006011439A1 (ja) | 2004-07-30 | 2005-07-25 | 等速自在継手とその品質管理方法 |
EP05766282A EP1785796A4 (en) | 2004-07-30 | 2005-07-25 | CONSTANT SPEED CARDAN JOINT AND QUALITY CONTROL METHOD THEREFOR |
CNB2005800254971A CN100474195C (zh) | 2004-07-30 | 2005-07-25 | 等速万向节及其品质管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223746A JP4610257B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 等速自在継手の品質管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006048101A true JP2006048101A (ja) | 2006-02-16 |
JP4610257B2 JP4610257B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=36026623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004223746A Expired - Fee Related JP4610257B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 等速自在継手の品質管理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4610257B2 (ja) |
CN (1) | CN100474195C (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015537311A (ja) * | 2012-11-28 | 2015-12-24 | サン−ゴバン グラス フランス | ガラスの欠陥を識別する方法及びシステム |
JP2018055696A (ja) * | 2017-10-27 | 2018-04-05 | サン−ゴバン グラス フランス | ガラスの欠陥を識別する方法及びシステム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110106717A1 (en) * | 2009-11-03 | 2011-05-05 | Alstom Technology Ltd. | Quality control record and data processing system for creating and maintaining same |
CN107479474A (zh) * | 2017-09-22 | 2017-12-15 | 重庆鲁班机器人技术研究院有限公司 | 工业机器人质量评价方法及装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255224A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Gastar Corp | 製造情報管理装置および製造情報管理方法 |
JP2002169858A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Mitsubishi Materials Corp | Rfid用タグを用いた物品管理方法 |
JP2002536726A (ja) * | 1999-01-29 | 2002-10-29 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | 読み込み/書き込みrfidタグを用いる生産管理及び操作 |
JP2003186519A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-04 | Toyota Motor Corp | 製品情報管理システム及び方法 |
JP2003271216A (ja) * | 2002-03-14 | 2003-09-26 | Toppan Printing Co Ltd | 非接触icタグを用いた工程管理方法 |
-
2004
- 2004-07-30 JP JP2004223746A patent/JP4610257B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-07-25 CN CNB2005800254971A patent/CN100474195C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255224A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Gastar Corp | 製造情報管理装置および製造情報管理方法 |
JP2002536726A (ja) * | 1999-01-29 | 2002-10-29 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | 読み込み/書き込みrfidタグを用いる生産管理及び操作 |
JP2002169858A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Mitsubishi Materials Corp | Rfid用タグを用いた物品管理方法 |
JP2003186519A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-04 | Toyota Motor Corp | 製品情報管理システム及び方法 |
JP2003271216A (ja) * | 2002-03-14 | 2003-09-26 | Toppan Printing Co Ltd | 非接触icタグを用いた工程管理方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015537311A (ja) * | 2012-11-28 | 2015-12-24 | サン−ゴバン グラス フランス | ガラスの欠陥を識別する方法及びシステム |
JP2018055696A (ja) * | 2017-10-27 | 2018-04-05 | サン−ゴバン グラス フランス | ガラスの欠陥を識別する方法及びシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100474195C (zh) | 2009-04-01 |
JP4610257B2 (ja) | 2011-01-12 |
CN1993661A (zh) | 2007-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006011439A1 (ja) | 等速自在継手とその品質管理方法 | |
US7878411B2 (en) | Wheel bearing device and its quality management method | |
EP1777599B1 (en) | Quality control method for mechanical element commodity for aviation/space and bearing for aviation/space | |
US7525430B2 (en) | Machine components having IC tags, quality control method and abnormality detecting system | |
CN100447691C (zh) | 采用ic标签的机械零件及质量管理方法和异常检测系统 | |
JP4610259B2 (ja) | 車輪用軸受の品質管理方法 | |
JP4610257B2 (ja) | 等速自在継手の品質管理方法 | |
JP4458981B2 (ja) | 機械要素商品の品質管理方法 | |
JP4458980B2 (ja) | 機械要素商品の生産管理方法 | |
JP2006048102A (ja) | 等速自在継手の使用状況管理方法 | |
JP2006046357A (ja) | 等速自在継手 | |
JP4480502B2 (ja) | 機械要素商品の品質管理方法 | |
JP2005353026A (ja) | 自動車用軸受の品質管理方法 | |
JP4995151B2 (ja) | 航空・宇宙用転がり軸受の品質管理方法 | |
JP4781613B2 (ja) | 機械要素商品の品質管理方法 | |
JP4480501B2 (ja) | 機械要素商品の品質管理方法 | |
JP2008129911A (ja) | ブレーキ製品の管理方法、icタグを有するブレーキ製品及びブレーキ製品管理システム | |
JP4476063B2 (ja) | 機械要素商品の品質管理方法 | |
JP2012203670A (ja) | 建設機械用転がり軸受及びその品質管理方法 | |
JP4632718B2 (ja) | ボールねじの品質管理方法 | |
JP2006039904A (ja) | シェル型ころ軸受の品質管理方法 | |
JP2005353027A (ja) | 軸継手の品質管理方法 | |
JP2006044740A (ja) | 機械要素商品の梱包容器および梱包方法 | |
JP2004334891A (ja) | 機械要素商品のicタグ・データベース併用品質管理方法 | |
JP2004334890A (ja) | 機械要素商品の品質管理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101012 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4610257 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |