JP2006046849A - 製氷機 - Google Patents

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知昭 秋山
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    • F25C2400/00Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
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Abstract

【課題】冷却及び加熱の切換えを可能とした製氷板と、この製氷板表面に散水する散水手段を有する製氷機において、氷とならなかった水の回収効率を向上させて、後工程への水の持ち込み量を少なくした製氷機を提供する。
【解決手段】製氷板の下側縁に沿って受水樋を設ける。特に、製氷板の下側縁に沿って下方向に向けて突設した連結板を設け、この連結板を受水樋の底板に接続することにより連結板を介して受水樋を製氷板に取着する。または、製氷板の下側縁に、この下側縁の伸延方向に沿って所定間隔で連結具を設け、この連結具を介して製氷板に受水樋を装着するとともに、連結具には、製氷板から剥落した氷を、製氷板の製氷面と略直交する方向にガイドするガイド部を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は製氷機に関するものであり、特に冷却した平板に散水することにより平板上に氷を生成する製氷機であって、生成した氷と散水された水との分離とを行いやすくした製氷機に関するものである。
従来、製氷機の一形態として、冷媒によって冷却した金属製平板の表面に散水することによって氷を生成し、所定厚みまで氷を成長させた後に、金属製平板を加熱することにより脱氷を行うようにした製氷機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、図9の側面模式図に示すように、製氷機には、製氷用の冷却及び脱氷用の加熱を可能とした金属製平板からなる製氷板100を複数設け、この製氷板100を冷却しながら給水配管200によって供給された水を散水ノズル300から散水し、製氷板100の表面に氷を生成している。
そして、氷が所定厚みになったところで製氷板100の冷却を停止して加熱を開始し、製氷板100に氷着した氷を融解して脱氷している。
脱氷された氷は、製氷板100の下方に設けたホッパー状としたシューター400を介してクラッシャー(図示せず)に送給し、このクラッシャーで氷を所要の大きさの氷に粉砕し、その後、貯氷室(図示せず)に搬送している。
ここで、シューター400の上面にはメッシュ状の水切り板500を設けて氷に付着した水を分離するようにしており、分離された水は排水管600を介して機外に一旦排出して、給水配管200に再度供給して循環させている。
特開2001−074345号公報
しかしながら、上記したように水切り板で水切りを行うようにしている場合には、氷の自重によって滑落させるために傾斜状態としている水切り板の表面に沿って水が流下することにより十分な水切りが行えない場合があった。
そのため、クラッシャーには氷だけでなく水も送給され、その後貯氷室にまで水が送給されることとなるので、この水が貯氷室内で氷結することにより氷の結合が生じ、貯氷室から氷を取り出す際に再度砕氷処理を行わなければならない場合があるという問題があった。
そこで、本発明者は、製氷板に散水した水を効率よく回収することにより、クラッシャーへの水の流入を抑制可能とした製氷機を開発すべく研究を行い、本発明をなすに至ったものである。
本発明の製氷機では、冷却及び加熱の切換えを可能とした製氷板と、この製氷板表面に散水する散水手段を有する製氷機において、製氷板の下側縁に沿って受水樋を設けた。
さらに、以下の点にも特徴を有するものである。すなわち、
(1)製氷板の下側縁に沿って下方向に向けて突設した連結板を設け、この連結板を受水樋の底板に接続することにより、連結板を介して受水樋を製氷板に取着したこと。
(2)受水樋は、一方向に伸延した平板状の前記底板と、この底板の側縁に互いに対向させて立設した第1側縁板と、第2側縁板とで構成するともに、第1側縁板及び第2側縁板は、製氷板における製氷面と略同一平面上にそれぞれ位置させたこと。
(3)連結板の中途部には、製氷板から剥落した氷が受水樋内に落下することを防止するための膨出部を設けたこと。
(4)製氷板の下側縁には、この下側縁の伸延方向に沿って所定間隔で連結具を設け、この連結具を介して製氷板に受水樋を装着するとともに、連結具には、製氷板から剥落した氷を、製氷板の製氷面と略直交する方向にガイドするガイド部を設けたこと。
(5)ガイド部は、下方側を上方側よりも製氷面と略直交する方向に突出させた傾斜状に形成したこと。
請求項1記載の発明によれば、冷却及び加熱の切換えを可能とした製氷板と、この製氷板表面に散水する散水手段を有する製氷機において、製氷板の下側縁に沿って受水樋を設けたことによって、氷とならなかった水を受水樋により速やかに回収でき、後工程への水の持ち込み量を削減できるので、乾燥状態となった氷を後工程へと送給することができる。したがって、貯氷室内での氷どうしの結合の発生を防止でき、貯氷室から取り出した氷を砕氷処理することなく使用できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の製氷機において、製氷板の下側縁に沿って下方向に向けて突設した連結板を設け、この連結板を受水樋の底板に接続することにより、連結板を介して受水樋を製氷板に取着したことによって、製氷板に沿って流下した水を連結板に沿って流下させることができるので、水の飛散を防止して水の回収効率を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の製氷機において、受水樋は、一方向に伸延した平板状の底板と、この底板の側縁に互いに対向させて立設した第1側縁板と、第2側縁板とで構成するともに、第1側縁板及び第2側縁板は、製氷板における製氷面と略同一平面上にそれぞれ位置させたことによって、製氷板から剥落した氷が受水樋内に落下することを防止できる。したがって、受水樋部内に落下して引っ掛かった氷が外部に排出できないことにより、その後の製氷機での製氷作業が不能となることを防止でき、氷の安定的な連続生産を可能とすることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項2記載の製氷機において、連結板の中途部には、製氷板から剥落した氷が前記受水樋内に落下することを防止するための膨出部を設けたことによって、製氷板から剥落した氷が受水樋内に落下することを防止できる。したがって、受水樋部内に落下して引っ掛かった氷が外部に排出できないことにより、その後の製氷機での製氷作業が不能となることを防止でき、氷の安定的な連続生産を可能とすることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の製氷機において、製氷板の下側縁には、この下側縁の伸延方向に沿って所定間隔で連結具を設け、この連結具を介して製氷板に受水樋を装着するとともに、連結具には、製氷板から剥落した氷を、製氷板の製氷面と略直交する方向にガイドするガイド部を設けたことによって、製氷板から剥落した氷が受水樋内に落下することを防止できる。したがって、受水樋部内に落下して引っ掛かった氷が外部に排出できないことにより、その後の製氷機での製氷作業が不能となることを防止でき、氷の安定的な連続生産を可能とすることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の製氷機において、ガイド部は、下方側を上方側よりも製氷面と略直交する方向に突出させた傾斜状に形成したことによって、比較的単純な形状で製氷板から剥落した氷の受水樋内への落下を防止でき、低コストで確実な受水樋内への氷落下防止構造とすることができる。
本発明の製氷機は、冷却及び加熱の切換えを可能とした製氷板と、この製氷板表面に散水する散水手段を有する製氷機であって、冷却した製氷板に散水して所定厚みの氷を生成した後、製氷板を加熱して脱氷可能としている製氷機であり、製氷板の下側縁に沿って受水樋を設けて製氷板に散水した水を回収するように構成しているものである。
このように、製氷板の下側に受水樋を設けることにより水の回収効率を向上させることができ、後工程への水の飛散、または水の持ち越し量を少なくすることができる。
したがって、後工程には表面の濡れていない乾燥した氷を送給可能とするができ、この氷を氷点下の貯留室で保管する場合に、氷の表面に附着した水の氷結による接触した氷どうしの再結合や、それによる肥大化の発生を防止でき、貯留室から氷を取り出して使用する場合に、再度の砕氷処理をすることなく使用できる。
特に、従来行っていた「再度の砕氷処理」は、非常に困難な作業となっていたために、コストを高騰させる原因ともなっていたが、これを不要とすることができるので、低コスト化を図ることができる。
以下において、図面に基づいて本発明の実施形態を詳説する。図1は、第1実施形態の製氷機に用いた製氷板の分解組立概略図、図2は同製氷板を用いた製氷機の概略説明図である。
本実施形態の製氷機A1の製氷板B1は、冷媒が送給される冷媒配管10を内蔵した第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12の二重構造としているものであって、同一の矩形形状とした第1冷却パネル11と第2冷却パネル12とを、C型チャンネル材からなる左側フレーム13と、右側フレーム14と、上側フレーム15と、下側フレーム16とにより左右側縁及び上下側縁をそれぞれ接続し、一体化しているものである。
特に、下側フレーム16には、下面の略中央部分に下方向に向けて突設した平板状の連結板17を設けている。さらに、この連結板17は下側フレーム16の伸延方向に沿って伸延させている。
そして、この連結板17の下端縁には、上方に向けて開口したC型チャンネル材からなる受水樋18を装着している。
すなわち、受水樋18は、図3に示すように、一方向に伸延した平板状の底板18aと、この底板の側縁に互いに対向させて立設した第1側縁板18bと、第2側縁板18cとで構成しており、底板18aの略中央部分に連結板17の下端縁を接続している。
本実施形態の製氷機A1は、図2に示すように、上記のように構成した複数の製氷板B1と、この製氷板B1の第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12における製氷面Pに散布する水を供給する給水配管19と、各製氷板B1の第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12に冷媒を供給する図示しない冷媒供給装置と、製氷板B1の下方位置に設けた図示しないシューターとから構成している。
製氷板B1は、第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12の製氷面Pを互いに対向させて並設しており、給水配管19は各製氷板B1の製氷面Pの上側縁近傍に沿って設けて、製氷面Pの上側縁に散布した水を製氷面に沿って流下させるようにしている。
製氷面Pを流下した水は、製氷板B1の下側縁に沿って設けた連結板17を介して受水樋18に流入し、この受水樋18の一方の端部部分に位置させて設けた排水樋20に排水されて機外に排出されるようにしている。機外に排出された水は図示しない給水タンクに注入され、この給水タンクに接続した図示しない給水ポンプによって給水配管19に再度送給されるようにしている。
上記のように構成した製氷機A1で製氷作業を行う場合には、冷媒供給装置によって冷媒を各製氷板B1の第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12にそれぞれ送給するとともに、給水配管19の所定位置に設けた散水ノズル(図示せず)から第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12の製氷面Pに散水して、製氷面に氷を生成する。
このとき、図3に示すように、製氷面Pを流下した水は連結板17に沿ってさらに流下するので、水の飛散を防止しながら受水樋18に水を導くことができ、水の回収効率を向上させることができる。
製氷面Pに所定厚みの氷Kが生成されると、冷媒供給装置は、製氷板B1の第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12に送給する冷媒として、冷媒供給装置のコンプレッサーによって冷媒を加圧した際に生成されるホットガスを送給することにより製氷板B1を加熱する。
この製氷板B1の加熱によって製氷面Pに氷着した氷Kが融解して、氷Kを製氷板B1から剥落させることにより脱氷している。製氷板B1から剥落した氷Kは、製氷板B1の下方に設けたシューターを介して機外に排出され、図示しないクラッシャーによって所要の大きさに粉砕され、その後、図示しない貯留室に送給している。
製氷板B1の加熱による脱氷作業時にも製氷板B1への散水は継続することにより、脱氷作業に要する時間を短縮させることができ、このときに散水された水も、受水樋18を介して回収することができる。
特に、受水樋18の第1側縁板18b及び第2側縁板18cは、図3に示すように、製氷板B1における製氷面Pと略同一平面上にそれぞれ位置させているので、剥落した氷Kが受水樋18内に落下することを防止できる。したがって、受水樋18内に落下した氷Kによって受水樋18が閉塞されることを防止できる。
氷Kによって受水樋18が閉塞された場合には、受水樋18から水が溢出して製氷板B1の下方に位置させたシューターへの水の流入が生じることになるために、受水樋18の閉塞状態が解消されるまでは製氷機A1による製氷作業を停止させて、閉塞状態の解消作業を行わなければならず、製氷効率の低下が生じるが、上記したように氷Kによる受水樋18の閉塞が生じることを防止する構成としていることにより、製氷機A1に作業停止状態が発生することを抑制して、製氷効率が低下することを防止できる。
脱氷作業が終了すると、冷媒供給装置はホットガスの送給を停止して、製氷板B1を冷却するための冷媒を送給することにより、製氷作業を再開する。これを繰り返すことにより連続的に製氷することができる。
しかも、本実施形態の製氷機A1では、受水樋18によって水を効率よく回収できることによって、氷Kとともに後工程に持ち出される水の持ち出し量を削減でき、乾燥状態となった氷Kを後工程へと送給することができるので、水の氷結による貯氷室内での氷Kどうしの結合を防止でき、貯氷室から取り出した氷Kを砕氷処理することなく使用できる。
上記した実施形態では、受水樋18の受水能力の関係で第1側縁板18bと第2側縁板18cとの間隔を所定寸法以上とする必要があるために、この第1側縁板18bと第2側縁板18cとの間隔寸法の制限から、2枚の第1冷却パネル11と第2冷却パネル12とを所定間隔だけ離隔して配置した製氷板B1を構成して、第1側縁板18b及び第2側縁板18cを製氷板B1における製氷面Pと略同一平面上にそれぞれ位置させるようにし、第1冷却パネル11及び第2冷却パネル12の片面のみをそれぞれ製氷面Pとして利用する構成としているが、以下に説明するように構成することによって第1側縁板18bと第2側縁板18cとの間隔寸法の制限を受けることなく、第1冷却パネル11あるいは第2冷却パネル12をそれぞれ1つの製氷板として利用し、その両面を製氷面として利用することができる。
すなわち、図4に示すように、冷媒配管10'が内蔵された矩形状の第1冷却パネル11'を用いて製氷板B1'を構成し、この製氷板B1'の下側縁に下方向に向けて突設した連結板17'を設け、この連結板17'の下端縁には、図5に示すように、側縁に互いに対向させて第1側縁板18b'と第2側縁板18c'とを立設した底板18a'からなる受水樋18'を装着している。連結板17'の下端縁は、受水樋18'の底板18a'の略中央部分に接続している。
特に、連結板17'には、図5に示すように、製氷板B1'の製氷面と略直交する方向に膨出させた膨出部2を中途部に設けている。
本実施形態では、膨出部2は、製氷板B1'の第1製氷面側に膨出した第1膨出面21と、製氷板B1'の第2製氷面側に膨出した第2膨出面22とで構成しており、第1膨出面21には、第1製氷面P-1と略直交する方向に下り勾配で突出させた第1傾斜部21aを設け、第2膨出面22には、第2製氷面P-2と略直交する方向に下り勾配で突出させた第2傾斜部22aを設けている。
そして、第1膨出面21の第1傾斜部21a、及び第2膨出面22の第2傾斜部22aによって、製氷板B1'から剥落した氷Kの落下方向を変えて、受水樋18'内に氷Kが落下することを防止している。このように、膨出部2によって受水樋18'内への氷Kの落下を防止できるので、受水樋18'内に落下した氷Kによって受水樋18'が閉塞されることを防止できる。
さらに、第1傾斜部21aを設けた第1膨出面21、及び第2傾斜部22aを設けた第2膨出面22には、第1傾斜部21aの下端縁に接続した第1導水傾斜部21b、及び第2傾斜部22aの下端縁に接続した第2導水傾斜部22bを設けて第1膨出面21及び第2膨出面22を外方に膨出した湾曲状に形成し、連結板17'に沿って流下する水の飛散を防止して、受水樋18'に確実に水を導くことができるようにしている。
このように連結板17'の中途部に膨出部2を設けることによって、受水樋18'の第1側縁板18b'と第2側縁板18c'の間隔寸法の制限を受けなくすることができるので、第1側縁板18b'と第2側縁板18c'の間隔寸法よりも小さい間隔寸法とした第1製氷面P-1と第2製氷面P-2を有する1枚構造の製氷板B1'とすることができ、製氷効率を向上させることができる。
しかも、製氷板B1'を軽量化させることができるので、この製氷板B1'を用いた製氷機の組み立て作業を極めて容易に行うことができる。また、その製氷機の軽量化を図ることができる。したがって、製氷機の低コスト化を図ることもできる。
図6は、第2実施形態の製氷機A2の概略説明図である。本実施形態の製氷機A2は、両面を冷却面とした矩形形状の冷却パネルからなる複数の製氷板B2と、この製氷板B2の製氷面に散布する水を供給する給水配管39と、各製氷板B2に冷媒を供給する図示しない冷媒供給装置と、製氷板の下方位置に設けた図示しないシューターとから構成している。
本実施形態の製氷板B2は、左右方向に蛇行させた冷媒送給路10'を設けた冷却パネルで構成しており、特に、製氷面には冷媒送給路10'の伸延方向に沿って湾曲状の凸条面を設けて、この凸条面を上下方向に複数設けることにより凹凸面を形成している。このように凹凸面からなる製氷面とすることによって、冷媒の熱効率を向上させることができ、製氷効率を向上させることができる。
製氷板B2は製氷面を互いに対向させて並設しており、給水配管39は各製氷板B2の製氷面の上側縁近傍に沿って設けて、製氷面の上側縁に散布した水を製氷面に沿って流下させるようにしている。
製氷板B2の下側縁には、この下側縁の伸延方向に沿って所定間隔で連結具37を設け、この連結具37を介して製氷板B2に受水樋38を装着している。図6中、40は排水樋であって、受水樋38によって排水された水を排水樋40により機外に排出するようにしている。
本実施形態の連結具37は金属板で構成しており、しかも、連結具37は板状の製氷板B2の平面と略直交状態に装着して、図7に示すように、製氷板B2の第1製氷面P-1'側に突出する第1突出片41と、製氷板B2の第2製氷面P-2'側に突出する第2突出片42とを有するようにしている。
そして、第1突出片41及び第2突出片42には、下方側を上方側よりも第1製氷面P-1'及び第2製氷面P-2'と略直交する方向に突出させて下り勾配とした傾斜状の第1ガイド縁41a及び第2ガイド縁42aを設けている。この第1ガイド縁41a及び第2ガイド縁42aがガイド部である。
このように第1ガイド縁41a及び第2ガイド縁42aを設けたことによって、製氷板B2から剥落した氷は第1ガイド縁41a及び第2ガイド縁42aによって落下方向が変更されるので、受水樋38内に落下すること防止できる。しかも、比較的単純な形状で氷が受水樋38内に落下すること確実に防止できる。
特に、本実施形態の製氷機A2では、製氷板B2から剥落する氷は製氷板B2の左右方向に沿って伸延した板状となっているので、製氷板B2の伸延方向に沿って所定間隔で連結具37を設けるだけで、製氷板B2から剥落した氷が受水樋37内に落下すること確実に防止できるものである。なお、連結具37の配設間隔は、製氷板B2から剥落させる氷の厚みに応じた適宜の配設間隔とすることが望ましい。
さらに、変容例として、図8に示すように、製氷板B2の下側縁に、製氷板B2の伸延方向に沿って膨出部43を設け、この膨出部43によって製氷板B2から剥落した氷の落下方向を変えて、受水樋38内に氷が落下することを防止するようにしてもよい。
本実施形態の膨出部43は、製氷板B2の第1製氷面側に膨出した第1膨出面44と、製氷板B2の第2製氷面側に膨出した第2膨出面45とで構成している。
すなわち、第1膨出面44には、第1製氷面P-1'と略直交する方向に下り勾配で突出させた第1傾斜部44aを設け、第2膨出面45には、第2製氷面P-2'と略直交する方向に下り勾配で突出させた第2傾斜部45aを設けている。
さらに、第1傾斜部44aを設けた第1膨出面44、及び第2傾斜部45aを設けた第2膨出面45には、第1傾斜部44aの下端縁に接続した第1導水傾斜部44b、及び第2傾斜部45aの下端縁に接続した第2導水傾斜部45bを設けて第1膨出面44及び第2膨出面45を外方に膨出した湾曲状に形成し、水の飛散を防止しながら受水樋38に水を流下させるようにしている。
第1実施形態の製氷機に用いた製氷板の分解組立概略図である。 第1実施形態の製氷機の概略説明図である。 第1実施形態の製氷機における製氷板に装着した受水樋の概略説明図である。 他の実施形態の製氷板の説明図である。 他の実施形態の製氷板の説明図である。 第2実施形態の製氷機の概略説明図である。 第2実施形態の製氷機における製氷板に装着した連結具の概略説明図である。 他の実施形態の製氷板の説明図である。 従来の製氷機の概略説明図である。
符号の説明
A1,A2 製氷機
B1,B2 製氷板
K 氷
10,10' 冷媒配管
11 第1冷却パネル
12 第2冷却パネル
13 左側フレーム
14 右側フレーム
15 上側フレーム
16 下側フレーム
17 連結板
18,38 受水樋
18a 底板
18b 第1側縁板
18c 第2側縁板
19,39 給水配管
20,40 排水樋
2,43 膨出部
21 第1膨出面
22 第2膨出面
37 連結具
41 第1突出片
41a 第1ガイド縁
42 第2突出片
42a 第2ガイド縁

Claims (6)

  1. 冷却及び加熱の切換えを可能とした製氷板と、この製氷板表面に散水する散水手段を有する製氷機において、
    前記製氷板の下側縁に沿って受水樋を設けたことを特徴とする製氷機。
  2. 前記製氷板の下側縁に沿って下方向に向けて突設した連結板を設け、この連結板を前記受水樋の底板に接続することにより、前記連結板を介して前記受水樋を前記製氷板に取着したことを特徴とする請求項1記載の製氷機。
  3. 前記受水樋は、一方向に伸延した平板状の前記底板と、この底板の側縁に互いに対向させて立設した第1側縁板と、第2側縁板とで構成するともに、前記第1側縁板及び前記第2側縁板は、前記製氷板における製氷面と略同一平面上にそれぞれ位置させたことを特徴とする請求項2記載の製氷機。
  4. 前記連結板の中途部には、前記製氷板から剥落した氷が前記受水樋内に落下することを防止するための膨出部を設けたことを特徴とする請求項2記載の製氷機。
  5. 前記製氷板の下側縁には、この下側縁の伸延方向に沿って所定間隔で連結具を設け、この連結具を介して前記製氷板に前記受水樋を装着するとともに、前記連結具には、前記製氷板から剥落した氷を、前記製氷板の製氷面と略直交する方向にガイドするガイド部を設けたことを特徴とする請求項1記載の製氷機。
  6. 前記ガイド部は、下方側を上方側よりも前記製氷面と略直交する方向に突出させた傾斜状に形成したことを特徴とする請求項5記載の製氷機。
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Citations (2)

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JPS48100459U (ja) * 1972-02-29 1973-11-27
US4823559A (en) * 1988-04-18 1989-04-25 Hagen William F Ice making apparatus

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