JP2006045760A - 綜絖軸用の軸棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 綜絖軸用の軸棒を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、軸棒(1)は、形状要素(2)と、ゴムひも(21)又は好適なバネ要素により形状部材(2)に固定された軸の横桟(3)とからなる。容易に製作可能な、信頼できかつ経済的な装置が得られ、その上、軸の横桟(3)は、制振された状態で支持される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、織機の綜絖軸(ヘドル軸)用の軸棒に関する。
織物業界において使用される織機には、概して、通常水平方向に延在する上部及び下部の軸棒を有する、枠状の構造物である綜絖軸が含まれる。平行に配置された2本の軸棒は、端部結束機により、その端部で互いに接続される。軸棒は、たとえば、押出成形されたアルミニウムの形状部材(輪郭部材)であり得る。綜絖軸は、ほぼ真ん中に、各経糸用のはと目が設けられた、複数の綜絖を担持する。綜絖は、それぞれ上部及び下部の軸棒の一部を形成する軸の横桟に固定される。軸の横桟は、たとえば、端部のはと目により綜絖がこの上に載る、平らなスチールの形状材である。軸の横桟は、たとえば、アルミニウムの形状材の本体にリベット留めされる。
経糸は、ひ道を形成するために、経糸平面から上方に又は下方に動かなければならない。このため、綜絖軸もこれにしたがって上方に又は下方に動く。このような動きは、非常に素早い動作速度で起きる。このため、また軸の横桟上の綜絖の必要な遊びにより、綜絖及び軸の横桟の両方が磨耗する。したがって、軸の横桟は、上述したように、スチールなどの特に耐性のある材料から作られなければならない。他方、綜絖軸は、できる限り軽くなければならず、したがって、軸棒は、できる限り軽い材料から作られ、次いで、軸の横桟に接続される。
したがって、本発明の目的は、必要な場合に、容易に取り付けられ、かつ取り外される軸棒を提供することである。
上記の目的は、請求項1に記載の軸棒によって達成される。
本発明による軸棒は、少なくとも1つの細長い窪みを有する形状要素(輪郭要素)と、固定リブが設けられた軸の横桟とを具備する。固定リブの目的は、窪み内に入り、その中で堅く締め付けられることである。さらに、軸棒は、窪み内に導入されて、その中で堅く固定リブを締め付ける、細長いバネ要素に結合される。バネ要素、好ましくは細長いエラストマ要素として、たとえばゴムひもが使用される。ゴムひもは、緩んだ状態で、その幅が、固定リブから自由になった窪み内の空間の幅より大きい断面積を有する。ゴムひもは伸縮自在であり、長手方向に伸びると、その断面積が減少する。この伸縮性は、ゴムひもが、伸ばされた状態で、固定リブから自由になった窪み内の空間の幅より小さい断面積を有する程度の伸縮性である。したがって、ゴムひもから構成されるバネ要素は、簡単な、一般に取り外し可能な固定要素として働き、長手方向に予め張力が加えられた状態で窪み内に挿入され、その後解放される。これにより、バネ要素が緩み、軸の横桟を形状要素に堅く固定する。したがって、ゴムひもは、形状要素上に軸の横桟のための堅い座を設ける。さらに、ゴムひもから構成されるバネ要素は、制振効果を有し得る。ゴムひもによって印加される応力の大きさは、形状要素上で軸の横桟を動けなくするような大きさである。このことは、通常の操作中に軸の横桟に影響を及ぼす、生成されたすべての力に当てはまる。
上述したように、ゴムひもは、振動吸収効果、したがって制振効果を有し得る。特に、軸の横桟と軸棒の形状要素との間の移行領域内の高周波振動が制動される。
形状要素は、たとえばかつ好ましくは、アルミニウムなどの軽金属から作られる、押出成形された形状部材である。形状要素内に形成された窪みは、長手方向に貫通する、溝穴状の開口部を有することが好ましく、固定リブは、これを通って、窪みの内部空間内に突出し得る。このような装置において、固定リブはまた、軸の横桟の全長に沿って延在する。軸の横桟及び形状要素は、数メートルの長さであり得る。
窪みは、逃げ溝である、つまり溝穴状の開口部の幅が窪みの内部空間の幅より小さいことが好ましい。軸の横桟は、溝穴状の口部の両縁部で、形状要素に寄り掛かり得る。このような配置において、またこの場所で、たとえば共通の平面又は互いにずれた平面に位置する平坦な表面であり得る、帯状の座面が設けられる。
固定リブのための少なくとも1つの座面が、窪み内に形成される。座面は、平坦なものもあれば、形作られたものもある。形作られた形状により、軸の横桟、又はより正確には固定リブと形状要素との間に形状固着接続が設けられる。
座面及び固定リブは、互いに直接係合し得る。しかし、これらの2つの構成部品の間に、さらなる機能要素、たとえば軸の横桟用の制動要素又は軸の横桟によって担持される綜絖用の制動要素を置くことも考えられる。このようにして、バネ要素は、軸の横桟だけでなく、さらなる要素をも堅く締め付けるために、多機能であり得る。
好ましくはゴムひもであるバネ要素は、その最も簡単な形において、円形の断面積を有することがあり、これにより、ゴムひもの傾いた配向又はそのわずかなねじれに注意する必要がなくなるので、組立てが容易となる。しかし、固定リブ及び窪みの内部輪郭を好適に構成することにより、たとえば、正方形の、矩形の、三角形の、又は同様の断面積を有するよう形作られたゴムひもを利用することも考えられる。このようにして、一定の状況においては、形状要素上の軸の横桟の座が、さらに改良され得る。
さらに、形状要素の上又は形状要素内に、固定リブを保持するための、いくつかのバネ要素を設けることも考えられる。この方法で、制動効果が著しく増加され得る。たとえば、2本のゴムひもを使用して、その1つを固定リブの一方の側に、もう1つを他方の側に配置する。
窪み内に置かれ、まだ伸び続けているゴムひもが緩むのを容易にするために、タルカム、シリコーングリースなどの潤滑油をゴムひもに塗布することが好都合である。これは、形状要素上の軸の横桟の座の堅さに影響を及ぼさない。固定リブ、及び/又は窪み内に存在する形状要素のこれに対応する表面のみに、ゴムひもが緩むのを容易にし得る減摩材を塗布する又は被覆することも考えられる。
さらに、ゴムひもの表面を溶解させる潤滑油を利用することも考えられる。この潤滑油は、たとえば、窪み内へのゴムひもの挿入を容易にし、またその緩みを容易にし、かつゴムひもの、窪み内の表面への永久粘着を導く鉱物油であり得る。このような装置により、軸の横桟は、形状要素上に基本的に解放不可能に保持される。
ゴムひも又は他のバネ要素の長さは、基本的に、軸の横桟及び形状要素の長さに等しい。ゴムひもが窪み内に挿入された後に、ゴムひもが十分に緩まない場合には、ゴムひもの一部は窪みの外側に留まっている。つまり、少なくとも1方の端部がこれから突出する。しかし、操作中に起きる軸の横桟の振動により、窪み内にゴムひもの端部が這動し得る。
代替形態においては、単に局部を圧縮することにより、ゴムひもを窪み内に導入することが考えられる。このことは、たとえば、軸の横桟が窪みの溝穴状の口部を完全には覆わない実施形態において行われ得る。このような装置においては、ゴムひもは、まず外側から溶着され、その後ゴムひもに沿って通過する指状のブレード又はローラにより、窪み内に押圧され得る。さらなる代替形態として、その窪みが少なくとも1つの変形可能な壁を有する形状要素を設けることも考えられる。この場合、ゴムひもは、緩んだ状態で、溝穴状の口部を通って窪み内に置かれ、その後、窪みの1つの壁が内側に曲げられる。このことは、たとえば、バネ要素の方に曲げるために、各壁に沿って圧力のかかった状態でローラを通過させることによって行われ得る。この実施形態においても、軸の横桟は取り外し可能である。たとえば、ゴムひもは、1方の端部で把持され、窪みから縦方向に引っ張られ得る。延在した部分の断面積が縮み、したがって、窪みから解放される。ゴムひもは、再び、延在した状態で窪み内に挿入され、緩むと、再び軸の横桟を動けなくする。
本発明の好ましい実施形態のさらなる詳細が、図面、これに関する明細書、又は特許請求の範囲に開示されている。
いくつかの実施形態が、図面に示されている。
図1は、形状要素2とそれにより担持された軸の横桟3とを具備する軸棒1を示している。形状要素2は、たとえば、上部の、箱形で中空の担持体部分4を有する、押出成形されたアルミニウム形状材(輪郭体)である。この担持体部分4から、軸の横桟3を担持する壁状の部品5が延在する。軸の横桟3は、たとえばスチール製であり、綜絖を受けるよう機能する。図2は、綜絖7(全体は図示せず)の端部のはと目6を示している。これから分かるように、はと目6は、軸の横桟3上に遊びを有して載っている。
軸の横桟3は、スチール製である。これは、形状要素2上に解放可能に保持される。このため、軸の横桟3は、軸の横桟3の平らで平坦な後部表面8からほぼ垂直に突出する固定リブ9を備える。固定リブ9は、いろいろな好適な形態を有し得る。この実施形態においては、固定リブ9は、平らな側8に垂直に配向された平坦な側面11を有し、反対側には、たとえば固定リブ9と形状に合った係合をするよう機能する段状の肩部13が設けられた側面12を有する。肩部13は、平らな側8に面する。つまり、固定リブ9は、平らな側8の近傍部の方が、より遠隔の部分よりやや薄くなっている。
固定リブ9は、形状要素2の全長に沿って延在する窪み14内に突出する。窪み14は、たとえば、壁5から離れる方に垂直に延在し、かつ前面が軸の横桟3の平らな側8用の平坦な帯状の座面17、18で終了する、2つの壁15、16によって境界付けられる。座面は、軸の横桟を正確に位置決めするための平面仕上げを有し得る。窪み14内に固定リブ9を堅く締め付けるために、図6に別々に示されているゴムひも21によって構成されたバネ要素19が設けられる。ゴムひも21は、たとえば円形の断面積を有する、したがって、細長い円筒形を形成する。ゴムひも21は、実質的な程度に伸びることができる。その長さは、(図6の右側に示されている)緩んだ状態で、軸の横桟3の長さにほぼ対応する。これは、形状要素より2、3センチメートル長く、したがって、把持可能な端部が、窪み14から突出する。ゴムひも21の断面積は、側面11と壁16との間の自由空間より大きい(図2)。ゴムひも21が伸びると、その長さは増加するが、その断面積は減少する。ゴムひも21は、伸びると、その断面積が側面11と壁16との間の距離より小さくなるような寸法を有する。ゴムひも21は、高度な回復能力を有する。ゴムひも21は、解放されると、基本的にその元の長さに対応する長さまで収縮し、その断面積も元の大きさに戻る。
軸棒1の取付けは、以下のように行われる。
軸の横桟3を形状要素2に固定するために、軸の横桟3の固定リブ9が、窪み14内に導入される。この操作をすると、肩部13は、側面12上に形成され、かつこの場合矩形である、これに対応する段の後ろで係合する。これは、段の表面上に一定のくさび止め効果をもたらす斜面形を有することもある。くさび止め効果は、平らな側8を座面17、18に押圧するために利用され得る。段は、押出成形された形状材内に設けられることがあり、粗いままのこともあれば、その後精密加工されることもある。
上述したように、軸の横桟3を形状要素に装着した後、ゴムひも21は、たとえば図6に示されているように延在し、このように延在した状態で、窪み14内に置かれる。このような操作は、たとえば、その前端をワイヤー又は他の好適な引っ張り手段に接続し、延在した状態で他方の端部を堅く保持することによって達成され得る。このようにして、ゴムひも21は、窪み14内に長手方向に引っ張られ得る。両方の端部が、窪み14の前面の開口部を越えてほぼ等しい程度に突出するような程度に、ゴムひも21が窪み14内に引っ張られると、図5に示されている状態に到達する。ゴムひも21は、窪み14内で遊びを有して載る。ここで、ゴムひも21は、解放されると、長手方向に収縮し、図2に示されている状態に到達するまで放射状に広がり、この時に、固定リブ9を壁15に堅く締め付ける。段13は、形状を固着した状態で、軸の横桟3を形状要素2に固定する。
このような状態で、軸の横桟3は堅く保持される。壁15と側面12との間の固定リブ9の台座は、ゴムひも21により永久的に保たれる。したがって、綜絖7により軸の横桟3に作用する力は、形状要素2に対して軸の横桟3を移動させることができない。たとえば、軸の横桟3上の端部のはと目6に前後に衝撃を与えることによって生成される振動が、ゴムひも21によって制動される。
分解する場合には、引張り力がゴムひも21に印加される。引っ張るために露出されたひも部分が、放射状に延在し、縮む。この結果、これは、固定リブ9の各座面及び壁16から外れる。延在領域は、ゴムひも21が完全に延在するまで、ゴムひも21の全長に沿って徐々に進行し、したがって、窪み14から軸方向に取り外され得る。このようにして、軸の横桟3は再び自由になり、交換又は修理されて、再設置される。
図3は、軸棒1の修正実施形態を示している。第1の変形形態が、軸の横桟3本来の形である。図2の軸の横桟3は、C形の端部のはと目用に設計されたものであるが、図3の軸の横桟3は、J形の端部のはと目6を受けるよう機能する。このため、軸の横桟3は、その反対側に、広い、溝状の窪み22を有する。装着については、図2に示されている原理が利用され得る。しかし、図3に示されている原理も使用でき、この場合、固定リブ9は窪み14内で2本のゴムひも21、23によって保持される。この実施形態においても、壁15、16に、やや拡大した段24、25が設けられる。しかし、図2の実施形態のように、固定リブ9用の座面として機能するのは、壁15の内側ではなく、窪み14の底部26である。この実施形態においては、底部は、互いに鈍角に配置された、2つの帯状の領域に細分される。しかし、底部はまた、平ら又は段付きでもあり得る。固定リブ9は、固定リブ9から向きがそれ、かつ底部26の方に配向された表面を有する、拡大された端部を備える。表面はまた、互いに鈍角に配置された、2つの帯状の平坦な領域27、28によって形成される。領域27、28は、底部26の表面に一致する表面を構成する。ゴムひも21、23は、固定リブ9を底部26に押圧し、したがって、形状要素2上の軸の横桟3を動けなくする。
しかし、軸の横桟3の平らな側8を座面17、18に押圧するために、底部26と固定リブ9、又はより正確には、その拡大した端部との間に隙間を残すことも考えられる。修正実施形態においては、座面17、18に形状固着手段が設けられ得る。このような形状固着手段は、座面17、18を互いに鈍角に配置することによって構成され得る。この場合、次いで、平らな側8の代わりに、これに対応する、一致する表面領域が、軸の横桟3上に形成される。
さらに、1つの又は両方の座面17、18内に、軸の横桟3の平らな側8の、一致する構造物と形状固着関係を有する、長手方向に延在する段又はリブを設けることも考えられる。これが、軸の横桟を位置決めするよう機能する。
図4は、軸棒1のさらなる実施形態を示している。形状要素2は、壁5に平行な方向に開いた窪み14を有し、したがって、壁5が窪み14を境界付ける壁を適切に構成する。長手方向に貫通する溝29により、壁5の内部が形作られる。壁5は、このように形成された窪み14の底部33に隣接する段32を画定するように形作られた壁31に面する。壁31は、窪み14の、下方に配向された溝穴状の開口部の近傍部で内側に曲げられる。
この実施形態においては、軸の横桟3は、たとえば(スチールなどの)シートメタル製である。これは、綜絖を受けるためのかぎ形部分34を有する。ビード36が設けられた、まっすぐな部品35が、窪み14内に延在する。
ビード36は、段32に結合される。段32とビード36との間に、棒形の又は平らな、帯状の制動要素37が位置決めされる。さらに、壁5と部品35との間に、たとえば綜絖制動器として働く、制動要素38が配置され得る。ゴムひも21は、上述した方法で、軸の横桟3を動けなくするよう働く。したがって、ゴムひも21は、一方では、段32に締め付けるために、ビード36を制動要素37に押圧し、他方では、軸の横桟3の部品35を制動要素38の板状の延在部39に押圧する。板状の延在部39上には、溝29内に突出する固定リブ41が形成され得る。延在部39は、制動要素38の、断面がほぼ台形の頭部を担持する。頭部は、綜絖の端部のはと目のための緩衝を形成し、綜絖の端部のはと目の方に配向され、かつ綜絖がこれに当接し得る衝撃面42を有する。制動要素38は、たとえば制振する合成材料から作られる。
同じことが制動要素37にも当てはまる。
図8は、本発明による軸棒1のさらなる実施形態を示している。この実施形態においては、軸の横桟3は、下部の、角のある(曲がった)端部43を有する。この端部43は、ゴムひも21に、互いにほぼ垂直に配向された、2つの帯状の台座領域を有する座面44を提供する。外に面する壁16は、窪み14の口部をより狭くするために、ゴムひもの方に曲がっている。これとは異なり、壁15は、基本的にまっすぐであり、壁5からほぼ垂直に延在する。
上述したように、ゴムひも21は、延在した状態で窪み14内に挿入され、次いで解放され、したがって、その断面積が再び増加し、端部43が壁5、15に押圧される。ゴムひも21は、壁16の曲がった端部に係合する。
この実施形態においては、図4の実施形態と同様に、ゴムひも21は、軸の横桟によって覆われない、又は完全には覆われない。このため、これはまた、覆われていない溝穴状の開口部を通って半径方向に窪み14内に押圧される場合もある。このため、これは、たとえば、溝穴状の開口部に置かれ、まず、軸の横桟の場所45と壁16の端部46との間に横たわる。その後、ゴムひも21は、1つ以上のローラによって圧縮され、窪み14内に押圧され得る。ローラは、ゴムひも21の長さに沿って進み、これを少しずつ窪み14内に押圧し得る。
代替形態においては、形状要素2を好適に変形することが考えられる。したがって、図7は、最初の、変形されていない形状要素2を示しており、その両方の壁15、16は、まっすぐであり、壁5にほぼ垂直に配向される。ゴムひも21が、最初、まだ逃げ溝を有していない、窪み14内に置かれると、ゴムひもは、どちらにも偏らず、窪み14内にゆったりと横たわる。ここで、壁16が、内側に曲がると、つまりたとえば壁16上を、かつ壁16に沿って圧力ローラを通過させることによって変形すると、壁16は、図8に示されている形を呈するよう変化する。このようにして、再び、軸の横桟3の所望の締め付けが得られる。
本発明によれば、軸棒1は、形状要素2と、ゴムひも21又は好適なバネ要素により形状部材2に固定された軸の横桟3とからなる。容易に製作可能な、信頼できかつ経済的な装置が得られ、その上、軸の横桟3は、制振された状態で支持される。
軸棒を示す部分透視図である。 側面図で部分的に示されている綜絖と共に、図1の軸棒を示す部分横断面図である。 綜絖と共に軸棒の修正実施形態を示す横断面図である。 制動された軸の横桟の支持材と共に示されている軸棒のさらなる実施形態を示す図である。 バネ要素が挿入された時の、図2の軸の横桟を示す図である。 延在したかつ緩んだ状態で、バネ要素として機能するゴムひもを示す図である。 軸の横桟が動けなくなる前の状態を示した、変形可能な窪みを有する軸棒の代替実施形態を示す図である。 十分に取り付けられた状態の、図7の軸棒を示す図である。
符号の説明
1 軸棒
2 形状要素
3 軸の横桟
4 担持体部分
5 部品
6 端部のはと目
7 綜絖
8 平らな側
9 固定リブ
11、12 側面
13 肩部
14 窪み
15、16 壁
17、18 座面
19 バネ要素
21、23 ゴムひも
22 窪み
24、25 段
26 底部
27、28 領域
29 溝
31 壁
32 段
33 底部
34、35 部分
36 ビード
37、38 制動要素
39 延在部
41 固定リブ
42 衝撃面
43 端部
44 座面
45 場所
46 端部

Claims (10)

  1. 織機の綜絖枠用の軸棒(1)であって、
    細長い窪み(14)を有する形状要素(2)と、
    設置された状態で、前記窪み(14)内に延在する、固定リブ(9)を備えた軸の横桟(3)と、
    前記固定リブ(9)を堅く締め付けるために、前記窪み(14)内に配置された細長いバネ要素(19)とを具備する、軸棒(1)。
  2. 前記形状要素(2)が、押出成形された形状材であることを特徴とする、請求項1に記載の軸棒。
  3. 前記窪み(14)が、前記固定リブ(9)のための座面を有することを特徴とする、請求項1に記載の軸棒。
  4. 前記座面及び前記固定リブ(9)が、互いに一致する形状材を備えることを特徴とする、請求項3に記載の軸棒。
  5. 前記座面と前記固定リブとの間に、少なくとも1つの追加機能要素(37、38)が配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の軸棒。
  6. 前記窪み(14)が、溝穴形の口部を有し、該溝穴形の口部の幅が、前記窪み(14)内の幅より小さいことを特徴とする、請求項1に記載の軸棒。
  7. 前記バネ要素(19)が、伸ばした時に断面積が減少する、長手方向に伸縮自在な要素であることを特徴とする、請求項1に記載の軸棒。
  8. 前記バネ要素(19)が、細長いエラストマ体であることを特徴とする、請求項1に記載の軸棒。
  9. 前記バネ要素(19)が、緩んだ状態の時に円形の断面を有することを特徴とする、請求項1に記載の軸棒。
  10. 請求項7に記載の軸棒を取り付ける方法であって、まず前記固定リブ(9)が、その後に延びた状態で前記バネ要素(19)が、前記窪み(14)内に導入され、続いて、前記バネ要素(19)が解放され、したがって、長手方向に収縮し、前記固定リブ(9)を堅く締め付けるために、横方向に広がることを特徴とする、方法。
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