JP2006043651A - 水滴除去装置 - Google Patents

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徳治 杉本
Hideaki Hiramaru
秀昭 平丸
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Abstract

【解決手段】水滴除去装置1であって、複数の容器2を起立させた状態で連続的に搬送させ、該容器の移動と連動し該容器の外径より稍大径で中空の送風用リング状ノズル4を搬送できる搬送手段3と、該ノズルを上下に移動させるノズル上下移動手段5とを設け、前記リング状ノズルの内径側に送風口を形成すると共に、該ノズル内にエアーを送風して前記送風口からエアーを吹き出させ、該内径内に前記容器を配設させ、該容器の外周に沿って前記ノズルを少なくとも上または下に移動させて該容器の外面に付着した水滴を前記送風口からのエアー吹き付けにより除去する構成とする。
【効果】容器の全体に同じタイミングでエアーを吹き付けることができるので、該容器に付着した水滴を容易に除去することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、前処理工程における洗浄等により容器の外面に付着した水滴を除去して乾燥させる水滴除去装置に関するものである。
内部に、例えば、飲料水または薬品等を収納する容器において、例えば、容器検査または内容物検査等を目視または検査装置で行う際に容器に付着した水滴が誤検出の要因となる、キャッピングする際に容器が濡れていると該容器が滑ってしまいキャッピング不良の原因となる、キャップシールの収縮・ラベル貼りにおいてシワ・位置ズレ等の工程不良の原因となるまたは濡れている容器を化粧ケース等に収納させることは衛生的に好ましくない等の理由から、前処理工程における洗浄等により容器の外面に水滴が付着した場合には、該付着した水滴を除去、即ち乾燥した状態にさせる必要がある。
従来、この種の技術としては、例えば、容器に熱風を送風して該容器の外面に付着した水滴を除去して乾燥させる技術、または容器にストレートノズルからエアーを吹き付けて水滴を除去する技術がある。
しかし、前記容器に熱風を送風する技術においては、容器が乾燥するまでに時間がかかると共に、乾燥後の容器の温度が高くなり、また、エアーを熱風にするための熱源を要してエネルギー的なコストが高くなる。
また、前記容器にストレートノズルからエアーを吹き付ける技術においては、例えば、外形が円形状の容器の場合には、該容器にストレートノズルからエアーを吹き付けた際に、該エアーを吹き付けることができないところ(容器の反対側)が生ずることから、容器に付着した水滴が該容器の外面に沿って反対側へ移動してしまい、完全に水滴を除去して乾燥させることが困難であり、これを解決するためには、複数本のストレートノズルを設ける必要があることから、その構造が複雑になってしまう。
そこで、容器の全体にエアーを吹き付ける技術として、例えば、底面を上部にした立置不安定な円筒容器が載る下部レールを搬送方向と平行に下面に配設し、搬送方向の左右の両側に円筒容器の外側面が当接するガイドプレートを長さ方向に設け、そのガイドプレート間の中央部に、幅方向では円筒容器が回転可能な小さな隙間を持ち、長さ方向では広い隙間を生じる螺旋溝を施した回転搬送軸を配設し、円筒容器とガイドプレートとの接触点を支点とし、かつ円筒容器と回転搬送軸の螺旋溝との接触点を力点とし、円筒容器を回転させながら搬送するように構成した円筒容器の処理搬送装置がある(特許文献1参照)。
この特許文献1の公知技術においては、円筒容器を回転させながら搬送させるため、エアーの当らない個所がなく、立置不安定な円筒容器を転倒させないでより良く乾燥を連続処理できるというものである。
特開平10−120143号公報
しかしながら、前記特許文献1の公知技術においては、円筒容器を回転させながら搬送させる構成であるため、回転搬送時に円筒容器の表面に傷等が生ずることがあり、また、円筒容器の全体にエアーを吹き付けているのではないため、円筒容器に付着した水滴が該円筒容器の外面に沿って反対側へ移動しつづけることがあって、水滴を完全に除去することが困難であるという問題点を有している。
従って、従来の容器の外面に付着した水滴を除去する装置においては、容器の全体に同じタイミングでエアーを吹き付けて、該容器に付着した水滴を除去するということに解決しなければならない課題を有している。
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明に係る第1の発明として、容器の外面に付着した水滴にエアーを吹き付けて該水滴を除去する水滴除去装置であって、容器の外周径より稍大径で中空の送風用リング状ノズルを設け、該送風用リング状ノズルの内径側に送風口を形成すると共に、該送風用リング状ノズル内にエアーを送風して前記送風口からエアーを吹き出させ、該送風用リング状ノズルの内径内に前記容器を配設させ、該容器の外周面に沿って前記送風用リング状ノズルを移動させて該容器の外面に付着した水滴を前記送風口からのエアー吹き付けにより除去する構成であることを特徴とする水滴除去装置を提供するものである。
また、第2の発明として、容器の外面に付着した水滴にエアーを吹き付けて該水滴を除去する水滴除去装置であって、複数の容器を起立させた状態で連続的に搬送し移動させると共に、該容器の移動と連動し該容器の外径より稍大径で中空の送風用リング状ノズルを搬送できる搬送手段と、該送風用リング状ノズルを上下に移動させる送風用リング状ノズル上下移動手段とを設け、前記送風用リング状ノズルの内径側に送風口を形成すると共に、該送風用リング状ノズル内にエアーを送風して前記送風口からエアーを吹き出させ、該送風用リング状ノズルの内径内に前記容器を配設させ、該容器を前記搬送手段により搬送しつつ該容器の外周面に沿って前記送風用リング状ノズルを少なくとも上または下に移動させて該容器の外面に付着した水滴を前記送風口からのエアー吹き付けにより除去する構成であることを特徴とする水滴除去装置を提供するものである。
これら第1、2の発明において、前記送風用リング状ノズルの内径側の送風口は、水平乃至上下方向略10°程度の範囲に形成したこと;前記送風用リング状ノズルは、円形状または多角形状のリングであること;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る水滴除去装置は、容器の外面に付着した水滴にエアーを吹き付けて該水滴を除去する水滴除去装置であって、複数の容器を起立させた状態で連続的に搬送し移動させると共に、該容器の移動と連動し該容器の外径より稍大径で中空の送風用リング状ノズルを搬送できる搬送手段と、該送風用リング状ノズルを上下に移動させる送風用リング状ノズル上下移動手段とを設け、前記送風用リング状ノズルの内径側に送風口を形成すると共に、該送風用リング状ノズル内にエアーを送風して前記送風口からエアーを吹き出させ、該送風用リング状ノズルの内径内に前記容器を配設させ、該容器を前記搬送手段により搬送しつつ該容器の外周面に沿って前記送風用リング状ノズルを少なくとも上または下に移動させて該容器の外面に付着した水滴を前記送風口からのエアー吹き付けにより除去する構成であるため、容器の全体(容器の同じ高さの外周面における円周の全体)に同じタイミングでエアーを吹き付けることができるので、該容器に付着した水滴を容易に除去することができ、また、搬送時に容器を回転させる等がないので表面に傷等が生ずることがないという優れた効果を奏する。
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明の実施の形態に係る水滴除去装置を図1乃至図8を用いて説明する。図1に、水滴除去装置1の略示的な側面断面図を示し、図2に、水滴除去装置1の略示的な平面図を示し、図3に、水滴除去装置1の要部を拡大した略示的な側面図を示してある。
水滴除去装置1には、容器2を搬送する搬送手段3と、該容器2の外径より稍大径の送風用リング状ノズル4と、該送風用リング状ノズルを上下に移動させる送風用リング状ノズル上下移動手段5とが設けられている。
搬送手段3により搬送する容器2は、例えば、横倒状態であっても良いが、送風用リング状ノズル4を容器2の外周面に沿って移動させ該容器2の外面に付着した水滴をエアー吹き付けにより除去する際に、その除去効率を良くするために、容器2を起立させた状態で搬送することが好ましく、複数の容器2を起立させた状態で連続的に搬送できる搬送手段3を用いることが好ましい。
搬送手段3は、いずれのものを用いても良いが、以下その一例を説明する。搬送手段3としては、例えば、図に示したように、支軸6に回転自在に軸支されている回転を伝達するための連結部材(ディストリビューター)7に複数の回転フレーム8を連結させ、該回転フレーム8の他端寄りにチェーン9と噛合するスプロケット10を設け、該チェーン9が移動することにより、スプロケット10を介して回転フレーム8と連結部材7とが支軸6を中心に回転するようになっている。
チェーン9には、容器2を安定した状態で支持できるハンドグリップ11が設けられている。この際、容器2は、該容器2の底部側が上方で、開口部側が下方になるようにした起立状態にし、該容器2の開口部寄りを前記ハンドグリップ11で支持することが好ましい。
図4に、送風用リング状ノズル4の略示的な平面図を示し、図5に、図4のA−A線に沿う略示的な拡大断面図を示してある。送風用リング状ノズル4は、容器2の外径より稍大径に形成されており、その内部は中空になっている。なお、送風用リング状ノズル4は、円形状のリング状に限定されるものではなく、例えば、多角形状等であっても良い。
送風用リング状ノズル4の内径側には、複数の送風口12を形成させている。これら送風口12は、図5に示してあるように、送風用リング状ノズル4の断面でみて内径側の水平(0°)方向に形成させることが好ましいが、この水平(0°)方向を含む上下略10°程度の角度θの範囲に形成すれば良い。
このように、送風用リング状ノズル4の内径側に形成する送風口12を水平乃至上下方向略10°程度の範囲に形成させることにより、送風用リング状ノズル4を少なくとも上または下に移動させた際に、送風口12からエアーにより水滴を吹き飛ばして、該水滴を確実に除去して容器2を乾燥させることができるようになるのである。
送風用リング状ノズル4には、継ぎ手13が連結されており、該継ぎ手13を介して送風用リング状ノズル4内に高圧のエアーを送風させることにより、内部が中空である送風用リング状ノズル4内に前記エアーを導入させて送風口12から吹き出させることができる。
継ぎ手13には、エアーチューブ14が接続されており、該エアーチューブ14の他端は、継ぎ手15に接続されており、該継ぎ手15は、チューブ16を介して連結部材7に設けられた継ぎ手17に接続されている。
連結部材7には、ロータリーバルブ18が設けられている。図6に、ロータリーバルブ18を略示的に示した斜視図を示してある。ロータリーバルブ18は、円柱状を呈している。該ロータリーバルブ18の略中央部には、孔部19が形成されており、該孔部19に支軸6が挿通され、ロータリーバルブ18は支軸6に回転自在に軸支されている。
ロータリーバルブ18の外周側部には、複数の開口部20aが形成されており、該開口部20aには、継ぎ手17が設けられる。開口部20aは、ロータリーバルブ18の外周側部に上下に二段形成されており、上段の開口部20aは、ロータリーバルブ18上面の外周側に形成された開口部20bとそれぞれ連通しており、下段の開口部20aは、ロータリーバルブ18の上面の内周側に形成された開口部20bとそれぞれ連通している。
ロータリーバルブ18の上面の外周側と内周側とにそれぞれ形成された複数の開口部20bは、ロータリーバルブ18の上面に形成された溝部21a、21bに形成されている。そのため、各溝部21a、21bの一部に空気を供給することにより、該溝部21a、21bに形成された各開口部20a、開口部20bに空気を供給することができるのである。
ここで、溝部21aには、ロータリーバルブ18の回転に追従しない、固定状態の封止板22が配設されている。この封止板22は、略C字状を呈しており、該封止板22の下部に位置する開口部20aには空気が供給されないことから、該封止板22が封止していない開口部20aのみに選択的に空気が供給されるようになる。つまり、封止板22を設けることにより、送風用リング状ノズル4に空気が供給される範囲を設定することができるようになっているのである。
これら溝部21a、21bには、ロータリーバルブ18の上部に設けられた回転しない円筒部23内に配設されたチューブ24から空気が供給されるようになっている。該チューブ24には、継ぎ手25が設けられており、該継ぎ手25には、図示はしていないが、例えば、チューブ等が接続されており、該チューブの他端は、継ぎ手26に接続されている。
継ぎ手26には、エアー導入口27から導入された高圧のエアーが送気パイプ28を介して送気されている。つまり、エアー導入口27から高圧のエアーを導入・送風させることにより、送風用リング状ノズル4内に前記エアーを導入・送風させて送風口12から吹き出させることができるのである。
また、送風用リング状ノズル4の継ぎ手13は、送風用リング状ノズル上下移動手段5のフラットバー29の一部に取り付けられており、該フラットバー29は、支持体30に摺動自在に支持されている。この支持体30は、回転フレーム8に設けられたスプロケット10より稍中央寄りに上部方向に起立した状態で設けられている。そのため、送風用リング状ノズル4とハンドグリップ11とは、連動して移動するようになっている。
フラットバー29の上部寄りには、昇降案内ローラー31が設けられており、該昇降案内ローラー31は、固定フレーム32に配設された支持体33に設けられている昇降レール34上を回転し、該昇降レール34に沿って移動できるようになっている。この昇降レール34は、平面的にみてハンドグリップ11が移動する円形状の連続した軌道に沿うように設けられている。
図7に、昇降レール34を説明するために、円形状の連続した軌道である昇降レール34を直線的に示した略示的な側面図を示してある。なお、図7における通過点b乃至eは、図2における通過点b乃至eと位置的に対応しているものである。
昇降レール34は、図7に示したように、導入側地点(通過点b)が高く、そこから所定角度で下降して導入側最低高度地点(通過点c)に達し、その高さを所定長維持した後、排出側最低高度地点(通過点d)から所定角度で上昇して排出側地点(通過点e)で前記導入側地点と同様の高度に達するように形成されている。
このように、通過点b乃至eにおける昇降レール34の高度が上下に変化しているため、該昇降レール34上を転動する昇降案内ローラー31が設けられたフラットバー29を介して送風用リング状ノズル4が上下に移動するようになる。なお、35は抑え用レールであり、昇降案内ローラー31を所定角度で下降させる際に、該昇降案内ローラー31が昇降レール34から浮き上がってしまうことを防止するために設けるものである。
このように構成された本発明の実施の形態に係る水滴除去装置1について、その動作を説明すると、まず、容器2は、例えば、図8に示したように、コンベアー36によって起立した状態で搬送され、該搬送されてきた容器2を所定の間隔で供給する供給手段37によって搬送手段3、即ち、ハンドグリップ11が設けられたチェーン9に供給される。
チェーン9に設けられているハンドグリップ11は、反転部38aで反転するようになっているため、容器2は、底部側が上方で、開口部側が下方になって搬送されるようになる。
このように底部側が上方で、開口部側が下方になって搬送された容器2は、前処理工程としての洗浄工程36等により洗浄される。洗浄工程36としては、例えば、液薬を用いた液薬リンサ処理工程36aと、仕上げリンサ処理工程36bとが行われる。
この洗浄工程36による処理が行われて容器2の外面に付着した水滴は、チェーン9に設けられたハンドグリップ11により水滴除去装置1まで搬送されるまでの間に、例えば、振動等によって、大きな水滴等は自然落下するが、完全には除去されないため、容器2の外面に少量の水滴が付着した状態のままで水滴除去装置1に搬送される。
そして、容器2は、外面に水滴が付着した状態で搬送手段3によって矢印aの方向に搬送されて水滴除去装置1に導入される。水滴除去装置1の通過点bにおいては、送風用リング状ノズル上下移動手段5の送風用リング状ノズル4は、図3の仮想線で示したように容器2の上方に位置しているため、搬送手段3のハンドグリップ11が容器2をキャッチして支持する際に接触する等の不都合が生じることはない。
容器2は、送風用リング状ノズル4が下降した際に、該送風用リング状ノズル4の内径内に位置するように配設される。即ち、モーター39により回転された搬送手段3のチェーン9は、スプロケット10と噛合して該スプロケット10を回転させることにより、該スプロケット10と共に、回転フレーム8と連結部材7とを支軸6を中心に回転させる。その際、該回転フレーム8に設けられた支持体30とフラットバー29と送風用リング状ノズル4とが、ハンドグリップ11と連動して移動するため、該ハンドグリップ11により支持される容器2の中心が送風用リング状ノズル4の略中心の位置になるようにすることにより、常に送風用リング状ノズル4の内径内に容器2が位置するように、該容器2を配設することができるのである。
容器2が搬送手段3により通過点bから通過点cに搬送されるに連動し、送風用リング状ノズル4も通過点bから通過点cに移動するが、この際、昇降レール34の高度が所定角度で下降しているため、送風用リング状ノズル4が容器2の外周面に沿って下降するようになる。
その際、送風用リング状ノズル4の内径側に形成された送風口12からエアーが吹き出しているため、前記送風用リング状ノズル4が容器2の外周面に沿って移動する、即ち下降するときに前記容器2の外面に付着した水滴にエアーが吹き付けられて該水滴が除去され、容器2が乾燥する。
容器2が搬送手段3により通過点cから通過点dに搬送され、更に通過点dから通過点eに搬送される際、昇降レール34の高度が所定角度で上昇しているため、送風用リング状ノズル4が容器2の外周面に沿って上昇するようになる。
そうすると、前記送風用リング状ノズル4が容器2の外周面に沿って下降した際に、該容器2の外面に付着した水滴がエアーの吹き付けにより十分に除去されていなかったとしても、通過点dから通過点eにおける送風用リング状ノズル4の上昇の際に、前記容器2の外面に残存する水滴にエアーを吹き付けて、該容器2の外面に付着した水滴を確実に除去して該容器2を乾燥させることができるようになるのである。
この際、送風用リング状ノズル4からエアーを吹き出させる範囲は、ロータリーバルブ18に設けた封止板22により封止する範囲を調整することにより行うことができる。エアーを吹き出させる範囲としては、送風用リング状ノズル4が容器2の外周面に沿って下降または上昇する際だけであっても十分であるが、例えば、容器2の材質・形状等により除去に時間がかかるような場合には、送風用リング状ノズル4が上下に移動する際に常に吹き出すようにしても良い。
このように、送風用リング状ノズル4を容器2の外周面に沿って移動させて該容器2の外面に付着した水滴を前記送風口12からのエアー吹き付けにより除去するようにしたことにより、前記容器2の全体(容器の同じ高さの外周面における円周の全体)に同じタイミングでエアーを吹き付けることができるため、該容器2に付着した水滴が該容器2の外面に沿って反対側へ移動するということがないので、該容器2に付着した水滴を確実に除去することができるのである。
そして、水滴が除去された容器2は、搬送手段3で搬送され、反転部38bによりハンドグリップ11が反転されて、容器2の底部側が下方で、開口部側が上方になって搬送され、排出手段40によってコンベアー36に搬出される。
なお、送風用リング状ノズル4内に、例えば、洗浄液等を流入させ、該送風用リング状ノズル4の内径側に形成された送風口12から前記洗浄液等を吹き出させるようにして、本発明に係る水滴除去装置1を洗浄装置等として用いても良い。
また、図1に示したように、容器2内にエアーを吹き付けるストレートエアーノズル41を設け、前記容器2の外面に付着した水滴を除去するのと同時に、該容器2の内面に付着した水滴を除去できるようにしても良い。
本発明の実施の形態に係る滴除去装置を略示的に示した側面断面図である。 同水滴除去装置の略示的な平面図である。 同水滴除去装置の要部を拡大した略示的な側面図である。 同水滴除去装置に設けられている送風用リング状ノズルの略示的な平面図である。 図4のA−A線に沿う略示的な拡大断面図である。 同水滴除去装置に設けられているロータリーバルブを略示的に示した斜視図である。 同水滴除去装置に設けられている昇降レールを略示的に示した側面図であり、該昇降レールを説明するために、円形状の連続した軌道である昇降レールを直線的に示したものである。 同水滴除去装置と前処理工程としての洗浄工程を組み合わせた状態を略示的に示した平面図である。
符号の説明
1 水滴除去装置
2 容器
3 搬送手段
4 送風用リング状ノズル
5 送風用リング状ノズル上下移動手段
6 支軸
7 連結部材(ディストリビューター)
8 回転フレーム
9 チェーン
10 スプロケット
11 ハンドグリップ
12 送風口
18 ロータリーバルブ
22 封止板
27 エアー導入口
28 送気パイプ
29 フラットバー
30、33 支持体
31 昇降案内ローラー
32 固定フレーム
34 昇降レール

Claims (4)

  1. 容器の外面に付着した水滴にエアーを吹き付けて該水滴を除去する水滴除去装置であって、
    容器の外周径より稍大径で中空の送風用リング状ノズルを設け、
    該送風用リング状ノズルの内径側に送風口を形成すると共に、該送風用リング状ノズル内にエアーを送風して前記送風口からエアーを吹き出させ、
    該送風用リング状ノズルの内径内に前記容器を配設させ、該容器の外周面に沿って前記送風用リング状ノズルを移動させて該容器の外面に付着した水滴を前記送風口からのエアー吹き付けにより除去する構成であること
    を特徴とする水滴除去装置。
  2. 容器の外面に付着した水滴にエアーを吹き付けて該水滴を除去する水滴除去装置であって、
    複数の容器を起立させた状態で連続的に搬送し移動させると共に、該容器の移動と連動し該容器の外径より稍大径で中空の送風用リング状ノズルを搬送できる搬送手段と、
    該送風用リング状ノズルを上下に移動させる送風用リング状ノズル上下移動手段とを設け、
    前記送風用リング状ノズルの内径側に送風口を形成すると共に、該送風用リング状ノズル内にエアーを送風して前記送風口からエアーを吹き出させ、
    該送風用リング状ノズルの内径内に前記容器を配設させ、
    該容器を前記搬送手段により搬送しつつ該容器の外周面に沿って前記送風用リング状ノズルを少なくとも上または下に移動させて該容器の外面に付着した水滴を前記送風口からのエアー吹き付けにより除去する構成であること
    を特徴とする水滴除去装置。
  3. 前記送風用リング状ノズルの内径側の送風口は、
    水平乃至上下方向略10°程度の範囲に形成したこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の水滴除去装置。
  4. 前記送風用リング状ノズルは、
    円形状または多角形状のリングであること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水滴除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010481A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 オリンパス株式会社 内視鏡乾燥装置

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