JP2006043264A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気掃除機において、吸引作業を中断および再開するときに、吸込ホース、延長管等を容易にかつ短時間に保持および取出しを可能にすることが課題であった。
【解決手段】 電動送風機4および集塵部5を有するとともに移動用の車輪7、8を設けた掃除機本体2と、この掃除機本体2に順次連通接続される少なくとも吸込ホース10、延長管15、吸込口体16からなる吸引管装置20とを備えた電気掃除機において、前記掃除機本体2の前部に軸支されて前後方向に回動可能な手引ハンドル21と、この手引ハンドル21をその回動範囲の少なくとも一個所で係止可能とするストッパー機構35と、前記手引ハンドル21に設けた吸引管支持部26とを備え、前記ストッパー機構35により係止された前記手引ハンドル21の前記吸引管支持部26に、前記掃除機本体2に全てが連通接続された状態の前記吸引管装置20を保持可能とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、掃除機本体に設けたハンドルに、連通接続された状態の吸引ホースや延長管を保持させるようにした電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機には、電動送風機を内蔵するとともに、この電動送風機に連通する集塵室を内部に設けた掃除機本体を備え、この掃除機本体の後面には上方に突出したほぼコ字形の手押し用把手を固定して設け、清掃作業を行わないときは、この手押し用把手の把持部に、一端が掃除機本体に接続された吸込ホースの他端に接続され、先端に吸込口体を接続した延長管のフック部を引っ掛けて保持するものが知られている。清掃作業において、床面等の被清掃面から空気とともに塵埃の吸引を行う吸込口体は、このとき掃除機本体の下部に回動可能に取付けた突出棒に係合し保持している。
このように、電気掃除機の不使用時は、吸込ホース、延長管、吸込口体をそれぞれ掃除機本体に接続したまま、掃除機本体の後部に延長管および吸込口体をほぼ垂直状態で支持して全体を保管しているものがある。(例えば、特許文献1参照)
また、他の従来の電気掃除機では、掃除機本体の後部または上部中央に、回動あるいは上下方向に2段階の高さ調整が可能な把手を設け、清掃作業の終了または作業中に吸込口体からの吸引作業を中断したときは、この上方に延びた把手またはその上面に有する穴に、一端が掃除機本体に接続された吸込ホースの他端に接続され、先端に吸込口体が接続された延長管のホルダを係合あるいは挿入して保持するものが知られている。
このように、清掃作業の終了または作業中の吸引を中断した場合、吸込ホース、延長管、吸込口体をそれぞれ掃除機本体に連通接続した状態で、掃除機本体に設けた把手に延長管を係合して保持させるとともに、清掃作業の開始または吸引を再開する場合には、その把手から延長管を取り外してこれらを行うものである。(例えば、特許文献2参照)
特開平2−172429号公報(第3、4頁、図1、3) 特開平5−199956号公報(第2、4頁、図2、16)
これらの従来例においては、前者の場合、電気掃除機を移動する際の作業者は、掃除機本体の後方に行って手押し用把手を押したり、清掃作業が終了して延長管や床ブラシを保管する場合にも、作業者がその都度掃除機本体の後方に回って行うことが必要であった。また、後者の場合、掃除機本体を移動するには、把手を握り掃除機本体を持上げて運ぶ必要があった。さらに、吸込口体による吸引作業を中断および再開するときは、作業中の延長管の位置から掃除機本体の把手の位置まで離れていることにより、短時間に延長管等を把手に保持させたり、取り外したりすることが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、使用者による作業性の良い電気掃除機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電動送風機および集塵部を有するとともに移動用の車輪を設けた掃除機本体と、この掃除機本体に順次連通接続される少なくとも吸込ホース、延長管、吸込口体からなる吸引管装置とを備えた電気掃除機において、前記掃除機本体の前部に軸支されて前後方向に回動可能な手引ハンドルと、この手引ハンドルをその回動範囲の少なくとも一個所で係止可能とするストッパー機構と、前記手引ハンドルに設けた吸引管支持部とを備え、前記ストッパー機構により係止された前記手引ハンドルの前記吸引管支持部に、前記掃除機本体に全てが連通接続された状態の前記吸引管装置を保持可能とすることを特徴としている。
本発明の電気掃除機は、吸引作業を中断および再開するときに、吸込ホース、延長管等を容易にかつ短時間に保持ならびに取出しを可能にして、作業性の良いものとすることができる。
以下、本発明による電気掃除機の実施態様について、図1から図11を参照して説明する。
図1は、この発明の1つの実施形態である電気掃除機1を示している。この電気掃除機1は、掃除機本体2の表面を覆う本体ケース3の内部に、掃除機本体2の後方に電動送風機4および前方にこの電動送風機4により吸引された塵埃が混在した空気から塵埃を分離して集積する集塵部5を備えている。この集塵部5は、集積された塵埃を廃棄するために、本体ケース3の開口を覆うカバー6を回動して外部に取出すことができる。また、掃除機本体2において、その後方両側には、下方および後方に外周部が突出した一対の後方車輪7が設けられ、前方中央部には、左右方向に首振動作が可能なレバー(図示せず)に軸支された1個の前方車輪8を備えている。さらに、掃除機本体2の上部の中央後端には、脚部9が突出され、この脚部9と一対の後方車輪7とを床面に接触させて、前部を上方として掃除機本体2を立てて保管することができるようになっている。
また、掃除機本体2の前部には、吸込ホース10がその一端部に設けたクランプ装置11により、掃除機本体2の前方から着脱自在に取付けられている。この吸込ホース10の他端部には、後述する操作管12が着脱可能に嵌合され、この操作管12は円弧状の把持部13を有する操作グリップ14が一体的に設けられている。さらに、この操作管12には、先端に吸込口体16が着脱可能に接続された伸縮可能な延長管15が接続されている。これらの吸込ホース10、操作管12、延長管15、吸込口体16は、全体で吸引管装置20を構成するものである。
掃除機本体2には、前部両側のハンドル支持部18で軸支されたコ字形の手引ハンドル21が、掃除機本体2の前後方向に回動自在に取付けられている。この手引ハンドル21は、例えば矢印A方向である外方に向かって直線的に伸長可能となっており、縮小した状態では掃除機本体2の全長とほぼ同じ長さを有する。また手引ハンドル21は、垂直方向の状態から、矢印B方向である前方水平方向、または矢印C方向である斜め後方向に回動し、これらの3個所で一旦係止できるようになっている。
図3および図5により、この手引ハンドル21について、その具体的構造を説明する。手引ハンドル21は、4つの壁面により断面がほぼ正方形の角筒からなる、互いに平行して延びた一対の回動アーム23を左右に有し、これらの回動アーム23の長さは、掃除機本体2の前後方向の全長とほぼ等しくなっている。また、回動アーム23の内部には、これらよりも各壁面の寸法が小さい相似形の角筒となった一対の延長アーム24の左右が、回動アーム23の一端部から挿入されてそれぞれスライド可能に収容されている。これらの延長アーム24の端部間には、手引ハンドル21の全体がコ字形となるよう1本の支軸25が架け渡して固定され、この支軸25には、吸引管支持部である円筒状の把手部26が回動自在に設けられている。
また、一対の回動アーム23の他端部には、それぞれ内方に向かって直角方向に突出した円筒形の軸受部27が設けられている。これらの左右の回動アーム23のそれぞれ外側にある壁面には、等間隔となって4個所に配置された円形のストップ孔28が、左右対称の位置に設けられている。また、延長アーム24には、支軸25が架け渡された端部と反対側の端部のそれぞれ外側に、壁面を細長くU字状に切り欠いた切溝部29が設けられている。この切溝部29に囲まれた係止部30は、バネ性を有して外側に付勢するように加工されている。この係止部30の先端部には球面状の突起31が設けられ、この突起31は、4個所のストップ孔28のいずれにも係合可能となっている。
これらの構成により、回動アーム23の内部を延長アーム24が伸縮方向に向かってスライドしていく際に、ストップ孔28が存在しない位置では、係止部30の突起31が回動アーム23の壁面に押されて係止部30のバネ性により内方に凹んだ状態となり、また、いずれかのストップ孔28が設けられた位置では、係止部30の突起31が元の状態に復帰してそのストップ孔28に係合し、延長アーム24を係止する。これらのストップ孔28、係止部30、突起31は、手引ハンドル21の係止機構33を構成している。この係止機構33により、延長アーム24に一定以上の引張り力や押し込み力を加えない限りその位置で一時的に係止され、手引ハンドル21の長さが保持される。この手引ハンドル21が最長の長さとなるときは、左右の延長アーム24に有する係止部30の突起31が、回動アーム23の軸受部27から最も遠いストップ孔28に係合して係止された状態であり、また図1の実線で示した手引ハンドル21が最短の長さとなるときは、左右の延長アーム24に有する係止部30の突起31が、回動アーム23の軸受部27から最も近いストップ孔28に係合して係止された状態である。この手引ハンドル21を伸長させた最長時の長さは、最短時の2倍近くとなる。
次に、図6から図8により、手引ハンドル21を掃除機本体2の前記ハンドル支持部18に対して回動自在に軸支するとともに、その回動範囲における複数個所、例えば3個所で係止可能とするために設けられたストッパー機構35について説明する。回動アーム23の端部に有する円筒状の軸受部27の内部には、有底円筒状の回動軸36が挿入され、この回動軸36の底部に有するネジ孔37に、回動アーム23の端部壁面に設けた貫通穴38から挿入されたボルト39のネジ部がねじ込まれて固定されている。この回動軸36の一部である軸部40は、回動アーム23の軸受部27から外方に突出し、掃除機本体2の前部の両側に設けられたハンドル支持部18の内部に回動自在に係合している。
また、軸部40の外周には、ほぼ均一の深さの環状溝41が設けられるとともに、この環状溝41の外周3個所には、円柱表面の一部の形状をした係合段部43、44、45がさらに深くなって設けられている。これらの係合段部43、44、45の幅は、環状溝41の幅と同一か、それより多少狭くなっており、また、中央の係合段部44からは、一方の係合段部45が時計方向にほぼ90度、他方の係合段部43が半時計方向にほぼ75度の角度に位置してそれぞれ設けられている。
ハンドル支持部18の上部には、係合段部43、44、45とほぼ同一の幅を有し、下端に設けた突出開口46を短辺とした断面が台形のバネ収容部47が設けられている。このバネ収容部47の上方は、環状溝41と同一の幅を有するバネスライド段部48が設けられたバネカバー49で覆い、バネカバー49は2個所の止めネジ50によりハンドル支持部18に固定されている。バネ収容部47には、一方の止めネジ50により支持穴51で固定され均一な板厚を有して全体が長方形の板バネ52が収容されている。この板バネ52は、断面がなだらかなU字状をなした押圧部53を有し、その先端部は突出開口46から突出して軸部40に有する係合段部44に弾発的に係合しているが、同様に係合段部43、45のいずれにも係合可能となっている。
バネスライド段部48の深さは、板バネ52の板厚寸法よりも若干深くなっており、一端部を止めネジ50で固定された板ばね52の他端部に有する平坦部55が、左右方向にスライド可能となっている。これにより、手引きハンドル21の回動とともに軸部40が回動して、板バネ52の先端部が係合段部43、44、45から外れたときは、板ばね52の押圧部53が押し上げられ、平坦部55はバネスライド段部48の中をスライドしていく。この板バネ52の先端部が係合段部43、44、45から外れたときであっても、板バネ52の先端部は、軸部40の環状溝41に係合しているため、回動軸36がハンドル支持部18の内部から抜け出ることはない。
ハンドル支持部18に回動可能に取付けられた手引ハンドル21は、板バネ52の押圧部53に有する先端部が、中央の係合段部44に係合して保持された場合、掃除機本体2の上方に向かって垂直方向に維持される。また、板バネ52の押圧部53の先端部が、係合段部43に係合した場合、掃除機本体2の前方に水平方向に保持され、板バネ52の押圧部53の先端が、係合段部45に係合した場合、掃除機本体2に接触する後方約75度に倒れた角度で保持される。この75度の倒された場合は、手引ハンドル21を不使用として収納された状態となることが多い。この押圧部53の先端部が、係合段部43、44、45のいずれにも係合していない状態では、手引ハンドル21は自由に回動することができる。
次にこのように構成された電気掃除機1の使用状態および保管状態につき、図1、図9から図11により説明する。まず、清掃する場所に電気掃除機1を移動させる必要がある。そのために作業者は、左右の一方の手で延長管15を持つとともに、他方の手で掃除機本体2に回動可能となった手引ハンドル21の把手部26を持って引張り、清掃個所に移動させていく。このとき、手引ハンドル21は、掃除機本体2の前部に位置するとともに、水平および垂直方向の間の角度範囲で前方に突出して自由に回動できることにより、作業者が掃除機本体2を持上げたり、中腰の状態となることなく、身長または手の高さに応じて、少ない力で円滑に掃除機本体2を移動させることができる。
そして、清掃個所に到着したときに、作業者は利き腕により右または左の一方の手で操作管12の操作グリップ14を握るとともに、操作管12に設けた図示しない電源スイッチをONにして電動送風機4を駆動させる。そして、一方の手に握った操作グリップ14を押したり、引いたりしながら、延長管15とともに吸込口体16を被清掃面に沿って前後左右に移動させて、吸込口体16から塵埃が含まれた空気を吸引していく。それとともに、他方の手で手引ハンドル21の把手部26を握って、これを引くことにより、掃除機本体2に設けた前方車輪8および後方車輪7を利用して、吸込口体16の移動とともに掃除機本体2を前方および左右に移動させていく。このとき、前述した清掃個所に掃除機本体2を移動させていくときと同様に、手引ハンドル21は、水平および垂直方向の間の角度範囲で自由に回動できることにより、掃除機本体2を円滑に引張って移動していくことができる。
これにより塵埃を含む空気は、被清掃面から吸込口体16、延長管15、操作管12、吸込ホース10を通過して掃除機本体2に流入して、集塵部5によりろ過され内部に塵埃を集積するとともに、ろ過された空気は電動送風機4を通過して掃除機本体2の外部に放出される。
そして、この清掃作業中に、清掃個所の家具や物品を移動することが必要となったり、来客や電話に応対する必要性が生じたりして、掃除機本体2による吸引作業を中断したい場合がある。そのときは、他方の手で握られている手引ハンドル21の把手部26を上方に回動して、手引ハンドル21を垂直方向に向けた状態でストッパー機構35を機能させ、その状態を維持する。この場合、清掃場所の状況に応じて、手引ハンドル21に有する延長アーム24のほぼ全長を回動アーム23に収納して最短とした状態、または延長アーム24の一部あるいはほぼ全長を回動アーム23から引出した状態で保持する。
そして、図8または図9に示したように、作業者は、操作グリップ14を握った一方の手で電源スイッチをオフにして電動送風機4を停止させるとともに、そのまま操作グリップ14に有する円弧状の把持部13を、直前に他方の手で掃除機本体2に垂直方向に支持した手引ハンドル21の把手部26に引っ掛ける。これにより、吸込ホース10、操作管12、延長管15、吸込口体16からなる吸引管装置20は、それぞれ連通接続したまま手引ハンドル21に保持することができる。このように、極めて容易に吸引管装置20を保持できる。すなわち、従来技術で説明したような手引ハンドル21を備えないものにおいては、掃除中にホースまたはホース端部にある握り管やハンドル部を引張って、掃除機本体を移動させながら使用するものであるから、操作者と掃除機本体2との距離が離れている状況で、掃除機本体2まで行かないと手引ハンドル21を立てかけられないのに対し、上記実施例のものによれば、掃除中に握っている手引ハンドル21を所定状態に保持すればよく、操作性が向上される。この際の吸込ホース10は、コ字形をした手引ハンドル21の内側にS字状に蛇行させることにより、重心を安定状態としてコンパクトに収容することができる。
図8は、低いテーブルや机、就寝用ベッドの下などの高さが制限されている場所の吸引作業を一時中断する場合、回動アーム23の内部に延長アーム24を収納して最短となった手引ハンドル21に、吸引管装置20を接続したまま保持する状態を示している。また、図9は、通常の清掃場所において、吸引作業を一時中断する場合、回動アーム23の内部から延長アーム24を引き出して最長に伸長された手引ハンドル13に、吸引管装置20を保持する状態を示している。この場合、作業者の身長や操作性に応じて、手引ハンドル13を他の2段階の高さのいずれかで係止機構を機能させ、吸引管装置20を保持することができる。
そして、これらの中断した吸引作業を再開する場合には、一方の手で操作グリップ14を持ってその把持部13を手引ハンドル21の吸引管支持部である把手部26から取り外し、電源スイッチをオンにするとともに、他方の手で把手部26を握って、手引ハンドル21を垂直方向に向いた状態から前方に回動してストッパー機構35を開放し、手引ハンドル21を前方に傾斜させて回動自在とすることにより行うことができる。この吸引管装置20の保持および取り外しを繰り返すために電源スイッチをオフにしない場合にも、吸引場所と手引ハンドル21の把手部26とが近接していくことから、容易かつ瞬時にこれらを行うことができる。また、作業者が中腰となって吸引管装置20の保持および取り外しを行うことがほとんどないので、作業者の疲労を防ぐことができる。
次に、図11によって、清掃作業が終了した場合の電気掃除機1の保管状態を説明する。回動アーム23の内部に延長アーム24を収容して、最短に短縮させた手引ハンドル21の把手部26を持上げることにより、後方車輪7および脚部9を床面等に接触させて掃除機本体2の長手方向を垂直として立ち上げることができる。このとき手引ハンドル21は、ストッパー機構35の働きにより垂直方向に保持された状態となる。その後、床面と手引ハンドル21の把手部26との距離を、吸込口体16と操作管12の操作グリップ14との長さにほぼ等しくなるように伸縮可能な延長管15を縮小する。
そして、操作管12の操作グリップ14と吸込ホース10の端部との間に、手引ハンドル21の吸引管支持部である把手部26を挿入するとともに、吸込口体16を床面等に接地することにより吸込管装置20を安定状態に保持することができる。このとき、操作管12と把手部26との保持を確実にするために、操作管12または把手部26の少なくとも一方に引掛け具を補助的に設けて、他方に引っ掛けるようにすることができる。さらに、操作管12に操作グリップ14が設けられていない場合には、操作管12または把手部26の少なくとも一方に引掛け具を設けて両者の結合を行い、吸込管装置20を手引ハンドル21に保持することができる。
この場合、回動アーム23から延長アーム24を引き出し、係止部30の突起31をストップ孔28の2個または3個目に係止して手引ハンドル21を長く伸長した状態とすることにより、延長管15を縮小することなく掃除機本体2に沿って吸込管装置20を手引ハンドル21に保持することができる。さらに、吸込ホース10を掃除機本体2から取り外して別途保管する場合、手引ハンドル21は、掃除機本体2に接触するように後方に倒した状態でストッパー機構35を機能させて保持することができる。
なお、手引ハンドル21の一対の回動アーム23は、掃除機本体2の前部両側に設けたハンドル支持部18に回動可能に取付けたが、これを掃除機本体2の前部片側のみにハンドル支持部18を設け、このハンドル支持部18に、他端に把手部26を有する回動アーム23の一端を回動可能に取付けることができる。このときストッパー機構35は、その片側のハンドル支持部18にのみ設けることになる。
さらに、手引ハンドル21は、回動アーム23の内部に延長アーム24をスライドさせて直線方向に3段階で伸縮するように設けたが、これを2段階または4段階以上に伸縮させることや、回動アーム23と延長アーム24とを数個所で折り畳むことにより縮小できるように、それぞれの端部を回動可能に接続することもできる。
また、ストッパー機構35は、手引ハンドル21を3個所で保持するとともに、一定以上の力を加えることにより回動可能とするディテント機構としたが、これとは別に、手引ハンドル21を垂直方向に保持するときにのみディテント機構とし、前方または後方に倒した状態では、それ以上の回動を阻止するストッパーをハンドル支持部18に設けるようにすることもできる。さらにこのストッパー機構35は、前記ディテント機構を用いることなく、レバーを回動して締め付けることにより、手引ハンドル21を任意の回動位置で保持することもできる。
本発明による電気掃除機の使用状態を示す側面図である。 図1に示す電気掃除機の手引ハンドルを後方に倒した平面図である。 図1に示す手引ハンドルの一部断面を表す正面図である。 図3に示す手引ハンドルのD部分における拡大断面図である。 図3に示す手引ハンドルの一部断面を表す側面図である。 図1に示す手引ハンドルの取付部に有するストッパー機構の断面図およびこの断面図のE−E断面図である。 図6に示すストッパー機構のE−E断面図の部分拡大図である。 図7に示すストッパー機構の板バネの斜視図である。 図1に示す電気掃除機の手引ハンドルに吸引管装置を保持した状態を表す側面図である。 図1に示す電気掃除機の手引ハンドルに吸引管装置を保持した他の状態を表す側面図である。 図1に示す電気掃除機の不使用時に吸引管装置を手引ハンドルに保持して保管した状態を表す側面図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
4 電動送風機
5 集塵部
7 後方車輪
8 前方車輪
10 吸込ホース
12 操作管
14 操作グリップ
15 延長管
16 吸込口体
20 吸引管装置
21 手引ハンドル
23 回動アーム
24 延長アーム
26 把手部(吸引管支持部)
33 係止機構(ストップ孔28、係止部30、突起31)
35 ストッパー機構

Claims (3)

  1. 電動送風機および集塵部を有するとともに移動用の車輪を設けた掃除機本体と、この掃除機本体に順次連通接続される少なくとも吸込ホース、延長管、吸込口体からなる吸引管装置とを備えた電気掃除機において、
    前記掃除機本体の前部に軸支されて前後方向に回動可能な手引ハンドルと、この手引ハンドルをその回動範囲の少なくとも一個所で係止可能とするストッパー機構と、前記手引ハンドルに設けた吸引管支持部とを備え、前記ストッパー機構により係止された前記手引ハンドルの前記吸引管支持部に、前記掃除機本体に全てが連通接続された状態の前記吸引管装置を保持可能とすることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記吸込ホースと前記延長管との間に連通接続された操作管に操作グリップを設けて、この操作グリップを前記吸引管支持部に引掛けて前記吸引管装置を保持可能とすることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記手引ハンドルは、複数本のアームを連結するとともに、複数個所に係止機構を設けて段階的に伸縮可能とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
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