JP2006043150A - オルソケラトロジー処方支援システム - Google Patents

オルソケラトロジー処方支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】 オルソケラトロジー(以下、オルソK)処方をする上で、経過観察を考慮したその後の治療方針の決定に利用できる情報を提供でき、また、オルソKレンズの交換が必要な場合により的確な処方を可能とする。
【解決手段】 オルソKレンズの装用前における患者の角膜形状データ及びオルソKレンズのデザインデータを入力する装用前データ入力手段と、オルソKレンズを一定期間装用した後に検査された角膜形状データ及び検査前の装用時間を含む装用条件のデータを入力する装用後データ入力手段と、オルソKレンズを装用し続けるとしたときに予定する装用時間を含む装用条件を入力する装用条件入力手段と、各入力手段により入力されたデータに基づいて、オルソKレンズを装用し続けた時の日程的な矯正効果をシミュレーションするシミュレーション手段と、シミュレーション結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、オルソケラトロジー処方を行う医師を補助する機能を有するオルソケラトロジー処方支援システムに関する。
オルソケラトロジー処方は、近視及び弱視を矯正する治療法の一つであり、高い酸素透過性を持つ特殊な形状のレンズを角膜に夜間装用し、その間に角膜形状をレンズ形状に沿って変形させることにより、レンズを外した後においても、角膜形状がくせづけされて変形状態を保っているので屈折異常の矯正が行われるというものである(特許文献1参照、非特許文献1参照)。
屈折異常を矯正するために角膜にレンズを装用するものとしては、コンタクトレンズが一般的であるが、角膜にレンズを装用した状態で屈折異常が矯正されるのに対して、オルソケラトロジーレンズは、レンズを外した状態で屈折異常が矯正されるので、昼間はレンズ装用せずに生活できるというメリットがある。
オルソケラトロジー処方の場合、角膜へのくせづけにある程度の期間がかかり、矯正効果がすぐに現れないので、所定期間レンズを装用させておき、のちに効果を確認するためのテストを行う必要がある。また、テストを行った後も、経過観察を行うための定期検査を継続していく必要がある。テスト及び定期検査では、処方したオルソケラトロジーレンズが患者に適しているかどうかを検査する。また、検査にて、レンズが不適切であるとされた場合には、新たなオルソケラトロジーレンズの処方を行う。
特開2002−350787号公報 吉野 健一「オルソケラトロジーレンズ 適応、処方を中心に」、Japanese Journal of Cataract and Refractive Surgery、日本眼内レンズ屈折手術学会、2002年6月1日、第16巻第2号、p.181−189
しかしながら、オーダメードが基本とされるオルソケラトロジーレンズは、患者ごとにレンズの設計値が多く異なるとともに、患者ごとに一定期間に得られる矯正効果が異なるので、その矯正効果の是非を判断することは難しい。
また、レンズが不適切と判断した時に、新たなレンズ処方を行うが、従来は、トライアンドエラー的な要素が多く、レンズの選択と判断の作業を繰り返し、何種類もレンズを交換することにより、患者にあったレンズを決定していた。そのため、患者にあったレンズ決定がされるまでに多くの時間を要し、医師及び患者双方にとって、大きな負担であった。
本発明は、上記問題点を鑑み、オルソケラトロジー処方をする上で、経過観察を考慮したその後の治療方針の決定に利用できる情報を提供でき、また、オルソケラトロジーレンズの交換が必要な場合により的確な処方を可能とするオルソケラトロジー処方支援システムを提供することを技術課題とする。
(1) オルソケラトロジーレンズの装用前における患者の角膜形状データ及び前記オルソケラトロジーレンズのデザインデータを入力する装用前データ入力手段と、前記オルソケラトロジーレンズを一定期間装用した後に検査された角膜形状データ及び検査前の装用時間を含む装用条件のデータを入力する装用後データ入力手段と、前記オルソケラトロジーレンズを装用し続けるとしたときに予定する装用時間を含む装用条件を入力する装用条件入力手段と、前記各入力手段により入力されたデータに基づいて、前記オルソケラトロジーレンズを装用し続けた時の日程的な矯正効果をシミュレーションするシミュレーション手段と、該シミュレーション結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)のオルソケラトロジー処方支援システムにおいて、前記装用条件入力手段により入力する装用条件を変更することにより、前記シミュレーション手段は変更された装用条件に基づいて、前記オルソケラトロジーレンズを装用し続けた時の日程的な矯正効果をシミュレーションすることを特徴とする。
(3) (1)又は(2)のオルソケラトロジー処方支援システムにおいて、前記シミュレーション予測手段によって予測された矯正効果が目標の矯正効果からずれている場合に、検査時の矯正効果のずれと装用条件入力手段による装用条件に基づいて新たなオルソケラトロジーレンズのデザインを決定する決定手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、オルソケラトロジー処方において、経過観察を考慮したその後の治療方針を決定に利用できる情報を提供することができる。また、オルソケラトロジーレンズの交換が必要な場合にも、より的確な処方を可能とする情報を提供できる。患者に適したレンズ処方ができるので、患者及び医師の負担が軽減できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るオルソケラトロジー処方支援システムの構成を示すブロック図である。
システム100は、例えばパーソナルコンピュータ等を利用して実現可能であり、コンピュータ装置の構成は周知であることから、ブロック図として示す。すなわち、システム100は、制御部10、ROMやRAM等からなる記憶装置11、キーボード等の入力装置13、データベース15、表示装置20により構成される。記憶装置11には、オルソケラトロジー処方を行うためのプログラムが記憶されている。記憶装置11に予め記憶されたプログラムに従って、入力装置13から得られたデータを制御部10で演算処理し、表示装置20によって外部表示させたりすることができるようになっている。データベース15には既存レンズのレンズデザインやレンズの在庫が登録されている。なお、以下、オルソケラトロジーをオルソKと省略して説明する。
図2は、オルソKの処方に関する手順をフローチャートで表したものある。まず、患者に対してオルソK処方を行うための患者データを得るための装用前検査を行う。この時、患者眼がオルソKに適応できるかどうかの確認をするとともに、適応可能な場合において患者に適するオルソKレンズのデザインを決定するために必要な患者データを得る。検査としては、(1)問診(目標とする矯正度数、年齢、コンタクトレンズ装用既往、オーダメートレンズにするか既存レンズにするか、患者の希望する治療スケジュール、一日に装用可能な時間など)及び病歴の確認、(2)屈折検査、(3)裸眼視力測定、(4)角膜形状解析検査、(5)スリットランプによる観察、(6)眼底、涙液検査、(7)眼圧検査、(8)角膜内皮細胞の検査、などが行われる。なお、オルソK処方に適応できない患者としては、例えば、前眼部に炎症や感染症を患っていたり、重度のドライアイであったり、コンタクトレンズの装用によってアレルギーを起こすような人が挙げられる。
また、検査の結果、強度の近視眼を持つ患者であって、強度の屈折矯正が必要とされる場合には、装用開始からの矯正具合に応じて装用するレンズを変えていくステップアップ治療を行う。ステップアップ治療とは、簡単に言えば、希望する矯正量を得るために、複数のオルソKレンズを使っていく治療方法である。この場合、予め希望する矯正量を設定するとともに、ステップごとに矯正する矯正量を設定する。例えば、ステップ数を2とした場合、第1ステップでの第1レンズの装用により矯正するよう設定した矯正量が得られたら、第2ステップでの第2レンズの装用を開始する。そして、第2レンズの装用によって希望する矯正量を達成するという特徴を持つ。なお、ステップアップ治療の必要がないと判断された場合には、単一レンズによる治療を行う。
次に、検査結果に基づいて処方レンズのレンズデザインを決定する。レンズデザインの決定は、装用前検査によって得られた患者データのうち、角膜形状解析検査によって得られた角膜トポグラフィの計測値と、屈折検査によって得られた眼屈折力の計測値と、患者の希望する眼屈折力の値に基づいて行われる。
図3は、オルソKレンズの構造を簡単に説明するための図である。BCは、ベーシックカーブであり、角膜をへこませて凹レンズ化させていくための基本となる。FCは、フィティングカーブであり、角膜を押す力を逃がし、角膜を盛り上がるような形にするためのものである。ACは、アライメントカーブであり、オルソKレンズを正しく矯正が行われる位置に調整するためのものである。また、PCは、プリフェラルカーブであり、角膜とオルソKレンズとの張り付き具合を調整するためのものである。これら、BC、FC、AC、PCの数値を患者データに合わせて決定する。患者にあったレンズデザインを決める場合、ベースカーブBCは、
BC=角膜中央の弱主経線の角膜屈折力−(目的矯正度数+補正値(0.75D))
により算出されるのが一般的である。また、それ以外のパラメータFC、AC、PCは、レンズメーカ、レンズモデルによって必要とされるデータが異なるので、メーカごとのノモグラムに従うことにより求める。
図4は、記憶装置11に記憶され、患者データに基づいてオルソKのレンズデザインを決定する時に用いるプログラムを示すフローチャート図である。まず、装用前検査によって得られた患者データを入力装置13から入力する。これにより、記憶装置11に患者データが記憶される。なお、入力する患者データのうち、専用の測定装置からデータの転送を行うことにより入力するようにしてもよい。入力された患者データのうち、オーダーメードでのレンズ作成が選択入力された場合、制御部10では矯正に適するオルソKレンズのデザインが算出され、そのグラフィックと設計値が表示装置20に表示される(図5参照)。また、既存レンズからの選択とした場合には、制御部10ではデータベース15に記憶されている既存レンズのレンズデザインの中から適するものを選択し、図5同様のグラフィックと設計値が表示装置20に表示される。また、角膜へのフィッティング状態が表示される。角膜のフィティング状態とは、患者眼にオルソKレンズを装用した時に生じる角膜表面とレンズとの隙間を表すものであり、隙間が大きい場合には他のレンズを処方する。
レンズデザインを決定するプログラムによりレンズデザインが決定すると、そのオルソKレンズを実際に患者眼に装用させ、レンズが患者に適しているかどうかテストするテスト装用を行う。テスト装用は、通常、処方したレンズを患者に1〜2時間装用させ、その後、レンズを外してもらい再検査を行い、レンズの適否を判定する。なお、強度の矯正の場合には、1〜7日間自宅での夜間装用をしてもらってから再検査を行うとよい。
再検査では、まず、レンズの角膜へのセンタリング状態がチェックされ、例えば、レンズを正しく矯正が行われる位置に固定する時の力が弱いような場合には、角膜への固定力を強めるようなレンズデザインに変更する。また、レンズ装用時の装用感がチェックされ、例えば、レンズ装用時にゴロゴロした異物感が感じられる場合には、再度、角膜へのフィッティング状態を向上させるようなレンズデザインに変更する。次に、レンズによる矯正の効果が見られるかどうかを視力検査及び角膜形状解析検査などの検査結果からチェックされ、例えば、矯正の効果が全く見られないような場合には度数のきついレンズを処方したり、矯正の効果が大きすぎて過矯正となりそうな場合には、ステップアップ治療を進めたりすることが挙げられる。なお、再検査において、新たなレンズの処方をした場合には、新たなレンズにて再度同様のテスト装用を行う。
テスト装用によって、処方したレンズが患者眼に適しているという結果が出たら、定期的に治療経過を観察する段階に入る。経過観察は装用開始後の定期検査にて行われ、医師は、検査の都度、治療経過が順調であるかどうか判定する。定期検査の流れとしては、装用開始後、翌日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、(その後は、3ヶ月毎が目安)のスパンで行う。治療経過が順調であれば、処方したレンズによる治療を継続する。この時、治療経過が順調で、角膜形状保持の時間延滞が期待できるような場合には、装用周期を見直すことにより、患者への負担を軽くすることができる。一方、治療経過が順調でない場合は、新たなレンズを処方する。
図6は、記憶装置11に記憶され、治療経過が順調であるかどうかを判定するための治療用プログラムを示すフローチャート図である。
治療経過が順調であるかどうかは、レンズ装用後の定期検査での患者データと、装用前検査での患者データと比較することにより、装用したオルソKレンズによる矯正効果を求めることにより行う。ここでいう矯正効果とは、レンズを装用することによって矯正される眼屈折力や角膜形状のことをいう。このような矯正効果は、屈折検査の装用前と装用後の測定値の変化や、角膜形状解析検査の装用前と装用後の測定値の変化から求めることができる。
まず、制御部10は、矯正効果が得られたかどうか判定するための基準となる目標値を設定する。この矯正効果はレンズの装用条件により異なる。例えば、矯正効果は、装用する時間が長いほどその効果が大きくなる傾向があるので、テスト装用を開始してからの期間やテスト装用中の一日の平均装用時間が長いほど、その効果は大きくなる。また、定期検査当日にレンズを外してからの経過時間が長いほど、角膜が装用前の形状に戻るので、矯正効果は徐々に減少する傾向がある。よって、矯正効果の目標値を設定する場合、装用した時間、定期検査当日にレンズを外してからの経過時間ごとに、矯正効果の目標値を定めておく必要がある。そのため、まず、処方したレンズの装用を開始してからの装用期間と、装用中の一日の装用時間を入力装置13から入力する。そして、定期当日にレンズを外してからの経過時間を入力装置13から入力する。このようにレンズの装用条件が入力されると、矯正効果の目標値が設定される。また、矯正効果は、年齢が若くて角膜が柔らかい方が高い効果が得られる傾向があるので、条件データとして、患者の年齢(10代、20代、30代、……)を入力装置13から入力し、患者の年齢に応じて矯正効果の目標値が設定されるようにしても良い。
次に、定期検査で得られた患者データ(角膜形状データ等)を入力装置13から入力する。制御部10は、装用前の検査で得られた患者データと、定期検査で得られた患者データを比較することにより矯正効果を演算し、演算された矯正効果に基づいて、装用していたオルソケラトロジーレンズを以後装用し続けた時の矯正効果を予測し、予測結果を表示装置20に表示する。
例えば、装用前の角膜屈折力が42.5Dであり、患者の希望する角膜屈折力が40Dであったとし、装用開始から1週間までは毎晩8時間装用、1週間以降〜1ヶ月までは毎晩6時間装用、1〜2ヶ月までは1週間につき4晩6時間装用で、それぞれ40Dとなる矯正効果が得られることを目標値とするオルソKレンズを装用させた場合を考える。定期検査時のレンズを外してからの経過時間は3時間であるとする。図7のグラフAがその目標の治療スケジュールを示す。
ここで、装用開始した翌日に定期検査を行った結果、1晩8時間装用で41.5Dの矯正効果であったとする。その後の治療スケジュールをグラフAの条件と同じとすれば、グラフBで示すように、1週間後では約41.3D、1ヶ月後では41.0D、2ヶ月後の時点でも41.0Dとなるスケジュール的な矯正効果の予測結果(シミュレーション結果)が表示される。
このような予測結果を得るプログラムとしては、多数の患者の実績データを統計処理し、オルソKレンズの処方に必要な患者データ(装用前の角膜形状)に対して処方したオルソKレンズのデザイン(ベースカーブBC)と、定期検査時の矯正効果と、矯正効果を確認したときの装用条件(1日の装用時間、装用を開始してから期間、定期検査時のレンズを外してからの経過時間、患者の年齢等)との関係を回帰的に求め、これを回帰関数式とすることで可能になる。制御部10は、経過観察の定期検査で得られた患者データ、装用条件のデータが入力されると、その装用条件に一致又は近似する回帰関数式から、そのオルソKレンズを以降装用し続けたときに予測される矯正効果が、図7のグラフBのように表示される。この場合、患者の希望(予定)する装用時間等の装用条件を変えることにより、予測される矯正効果をシミュレーションできる。
このような表示により、医師は、現在のレンズの装用を続けても、患者の希望の矯正効果を得るにはかなりの時間がかかる、もしくは、希望の矯正効果が得られないことを連続的に把握することができる。よって、このまま装用を続けるか、新たなレンズに交換すべきか否かを確認できる。
上記のシミュレーション結果により、医師は新たなレンズに交換する必要があると判断した場合、新たな処方レンズのデザインの決定を、入力装置13を使用してシステム100に指令入力する。制御部10は、目標値に対する定期検査時の矯正効果のずれと装用条件の関係から、新たな処方に必要なレンズデザインを決定する。このプログラムも、多数の患者の実績データを統計処理し、回帰的に求めた関数を利用することで可能になる。オーダーメイドでのレンズ作成の場合、制御部10によって新たな処方に適するオルソKレンズのデザインが算出され、そのグラフィックと設計値が表示装置20に表示される。既存レンズからの選択とした場合には、データベース15に記憶されている既存レンズのレンズデザインの中から適するものが選択され、そのグラフィックと設計値が表示装置20に表示される。例えば、40D矯正用であるレンズでは目標値として設定した矯正効果が得られなかった場合、38D矯正用であるレンズを処方すべきとして決定される。
図8は、新たなレンズの処方に対するシミュレーション結果の表示例であり、2日目以降の矯正効果のシミュレーション結果がグラフCとして示されている。これにより、新しいレンズを処方すれば、矯正効果の目標値が得られる可能性が高いことが確認できる。新しいレンズの装用が開始されたら、処方したレンズが患者に適しているかどうかを実際にテストすべく、テスト装用を行う。以後、定期検査にて矯正効果を確認し、同様に適否を確認する。
なお、強度の屈折矯正の場合には、ステップアップ治療のスケジュールを立てる。図9は、ステップアップ治療のスケジュールの一例を示す図である。ステップアップ治療では、装用条件と屈折矯正の度数に応じてステップ数とレンズ交換時期が決定される。この場合も、経過観察の定期検査で得られた患者データ、患者の希望する装用条件のデータを入力すると、その後に予測される矯正効果のシミュレーション結果が表示される。ステップアップ治療においては、矯正効果が予定のものとずれている場合、新たなレンズの処方度数を変更する処置の他、ステップ数を増やす処置もシミュレーションされる。ステップ数を増やす場合、それに適するレンズの度数が同時にシミュレーションされる。
以上のように経過観察を考慮したその後の治療方針を決定するために有益な情報を提供できる。また、オルソKレンズの交換が必要な場合には、より適したレンズ処方が可能になる。このため、トライアンドエラー方式のレンズ選択方法に比べ、より的確な処方ができ、治療期間の長期化を防ぎ、患者及び医師の負担が軽減できる。
本発明に係るオルソケラトロジー処方支援システムの構成を示すブロック図である。 オルソKの処方に関する手順をフローチャートで表したものある。 オルソKレンズの構造を簡単に説明するための図である。 記憶装置に記憶され、患者データに基づいてオルソKのレンズデザインを決定する時に用いるプログラムを示すフローチャート図である。 オルソKレンズのグラフィックと設計値を表示装置に表示した時の図である。 記憶装置に記憶され、治療経過が順調であるかどうかを判定するための治療用プログラムを示すフローチャート図である。 スケジュール的な矯正効果の予測結果を表示装置に表示した時の図である。 新たなレンズの処方に対するシミュレーション結果の表示例である。 ステップアップ治療のスケジュールの一例を示す図である。
符号の説明
10 制御部
11 記憶装置
13 入力装置
15 データベース
20 表示装置
100 システム

Claims (3)

  1. オルソケラトロジーレンズの装用前における患者の角膜形状データ及び前記オルソケラトロジーレンズのデザインデータを入力する装用前データ入力手段と、
    前記オルソケラトロジーレンズを一定期間装用した後に検査された角膜形状データ及び検査前の装用時間を含む装用条件のデータを入力する装用後データ入力手段と、
    前記オルソケラトロジーレンズを装用し続けるとしたときに予定する装用時間を含む装用条件を入力する装用条件入力手段と、前記各入力手段により入力されたデータに基づいて、前記オルソケラトロジーレンズを装用し続けた時の日程的な矯正効果をシミュレーションするシミュレーション手段と、該シミュレーション結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とするオルソケラトロジー処方支援システム。
  2. 請求項1のオルソケラトロジー処方支援システムにおいて、前記装用条件入力手段により入力する装用条件を変更することにより、前記シミュレーション手段は変更された装用条件に基づいて、前記オルソケラトロジーレンズを装用し続けた時の日程的な矯正効果をシミュレーションすることを特徴とするオルソケラトロジー処方支援システム。
  3. 請求項1又は2のオルソケラトロジー処方支援システムにおいて、前記シミュレーション予測手段によって予測された矯正効果が目標の矯正効果からずれている場合に、検査時の矯正効果のずれと装用条件入力手段による装用条件に基づいて新たなオルソケラトロジーレンズのデザインを決定する決定手段を設けたことを特徴とするオルソケラトロジー処方支援システム。

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