JP2009291565A - 角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定装置および選定方法 - Google Patents

角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定装置および選定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】試行錯誤をすることなく一義的に最適なフィッティングをもたらす処方レンズを選定することができる角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定装置および選定方法を提供する。
【解決手段】フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上からずれている場合に、そのずれた方向に対応したフィッティングを向上させることができる形状のレンズを処方レンズとして選定して、最適なフィッティングをもたらす角膜矯正療法用処方コンタクトレンズを選定する。また、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上にある場合であっても、アライメントカーブパターン幅がリバースカーブパターン幅よりも狭い場合に対応したフィッティングを向上させることができる形状のレンズを処方レンズとして選定して、より安定したフィッティングをもたらす角膜矯正療法用処方コンタクトレンズを選定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、角膜矯正療法用の処方コンタクトレンズを選定する装置および方法に関し、特に試用コンタクトレンズの装用結果に基づいて、最適なフィッティングをもたらす処方コンタクトレンズを選定することができる角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定装置および選定方法に関する。
近年、近視を矯正する治療法として、角膜矯正療法(オルソケラトロジーともいう)が着目されている。角膜矯正療法とは、酸素透過性の高い特殊な形状のハードコンタクトレンズを睡眠時に装用して角膜をコンタクトレンズの形状に沿って変形させ、角膜がコンタクトレンズを外しても一定時間変形した状態を保つことを利用して屈折異常を矯正するものである。
角膜矯正療法用のコンタクトレンズを選定する方法としては、試用コンタクトレンズの装用結果、具体的にはフルオレセイン染色によってフィッティングを評価し、フィッティングが良くなければ近似値パラメーターのコンタクトレンズを選定し、フィッティング評価を繰り返して最適な試用コンタクトレンズを確定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−255号公報(特許請求の範囲 請求項1、段落0009,0014、図2)
しかしながら、前記コンタクトレンズ選定方法では、コンタクトレンズの選定に際してフィッティングを評価するといった着想は評価できるものの、フィッティングが良くなければ近似値パラメーターのコンタクトレンズを選定してフィッティング評価を繰り返さなければならないために、最適なコンタクトレンズを確定するまでには何度も試用コンタクトレンズを装用しなければならない場合もあり、コンタクトレンズの選定が煩雑である。
そこで、この発明では、前記した課題を解決し、試用コンタクトレンズの装用結果からフィッティングを向上させることができるコンタクトレンズ形状の傾向を見いだし、試行錯誤をすることなく一義的に最適なフィッティングをもたらす処方コンタクトレンズを選定することができる角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定装置および選定方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明では、角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置を、試用コンタクトレンズの形状と試用コンタクトレンズ装用時におけるフルオレセインパターンの状態を入力する入力装置と、この入力装置で入力された試用コンタクトレンズの形状を記憶する記憶装置と、入力装置で入力されたフルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブがきついコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定し、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から下瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定する選定装置と、この選定装置で選定された処方コンタクトレンズの形状を出力する出力装置とを備えるように構成した。
請求項2に係る発明では、選定装置を、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上にある場合であっても、アライメントカーブパターン幅がリバースカーブパターン幅よりも狭い場合には、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにした。
請求項3に係る発明では、選定装置を、処方コンタクトレンズを睡眠時に装用しない場合に、角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置よって選定された処方コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにした。
請求項4に係る発明では、角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法を、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブがきついコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにした。また、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から下瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにした。
請求項5に係る発明では、角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法を、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上にある場合であっても、アライメントカーブパターン幅がリバースカーブパターン幅よりも狭い場合には、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにした。
請求項6に係る発明では、角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法を、処方コンタクトレンズを睡眠時に装用しない場合に、角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法よって選定された処方コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにした。
請求項1と請求項4に係る発明によれば、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上からずれている場合に、そのずれた方向に対応したフィッティングを向上させることができる形状のコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにしたので、試行錯誤をすることなく一義的に最適なフィッティングをもたらす角膜矯正療法用処方コンタクトレンズを選定できる。
請求項2と請求項5に係る発明によれば、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上にある場合であっても、アライメントカーブパターン幅がリバースカーブパターン幅よりも狭い場合に対応したフィッティングを向上させることができる形状のコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにしたので、試行錯誤をすることなく一義的により安定したフィッティングをもたらす角膜矯正療法用処方コンタクトレンズを選定できる。
請求項3と請求項6に係る発明によれば、処方コンタクトレンズを睡眠時に装用しない場合に対応した形状のコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定するようにしたので、一般的な睡眠時に装用する場合と異なり、覚醒時に装用して例えばスポーツをするときなど必要なときにコンタクトレンズを外すといった装用条件に合った角膜矯正療法用処方コンタクトレンズを選定できる。
まず、この発明の創作の基礎となる事項について、図4と図5を参照して説明する。図4の(a)は角膜矯正療法用コンタクトレンズの平面図であり、図4の(b)は角膜矯正療法用コンタクトレンズの断面図である。また、図5は理想的なフルオレセインパターンを示したイメージ図である。
図4の(a)と(b)に示すように、角膜矯正療法用コンタクトレンズ1(以下、レンズともいう)は、丸みを帯びた円形のレンズであって、角膜と接するレンズ内面が同心円上の大きさが異なる4つのカーブ、具体的にはベースカーブ2と、リバースカーブ3と、アライメントカーブ4と、エッジカーブ5とで構成されている。そして発明者は、角膜矯正療法を行う際に一般的に行われる検査、例えば屈折検査、角膜曲率半径測定、角膜形状解析、矯正視力検査などの検査結果に基づいてレンズを選定したにもかかわらず所望する矯正効果が得られない原因が、フィッティングの不具合であることを見いだした。そして、フィッティングの良しあしが、フルオレセインパターンを確認することによって判断できることを見いだし、この発明を創作するに至ったものである。
図5に示すように、良好なフィッティングのレンズを装用した状態の理想的なフルオレセインパターンでは、レンズパターン1’が瞳孔の同心円上に位置しており、瞬きによる動きが少なく瞳孔の同心円上に維持されている。そして発明者は、数多くの治験結果から、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている場合には装用しているレンズのフィッティングが緩く、アライメントカーブ4(図4の(a)と(b)参照)がきついレンズを選定することでフィッティングが向上することを見いだした。さらに、フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から下瞼側にずれている場合には装用しているレンズのフィッティングがきつく、アライメントカーブ4が緩いレンズを選定することでフィッティングが向上することも見いだし、請求項1または請求項4に係る発明を創作するに至ったものである。
また、図5に示すように、理想的なフルオレセインパターンでは、図4の(a)と(b)に示す4つカーブが角膜を圧迫する程度や圧迫の有無に応じて染色具合が変わるために輪状の模様が生じ、4つのカーブがベースカーブパターン2’と、リバースカーブパターン3’と、アライメントカーブパターン4’と、エッジカーブパターン5’として示される。そして発明者は、数多くの治験結果から、アライメントカーブパターン4’幅がリバースカーブパターン3’幅よりも狭い場合には、アライメントカーブ4が緩いレンズを選定することでフィッティングが安定することを見いだし、請求項2または請求項5に係る発明を創作するに至ったものである。
さらに発明者は、角膜矯正療法用コンタクトレンズを睡眠時に装用せず、覚醒時に装用して例えばスポーツをするときなど必要なときにレンズを外すといった装用を希望する患者がいることに着目し、数多くの治験結果から、覚醒時に装用する場合には睡眠時に装用する場合に合わせて選定されたレンズよりもアライメントカーブ4(図4の(a)と(b)参照)が緩いレンズを選定することで、覚醒時の装用に求められるレンズの動きが確保できることから、覚醒時に装用して必要なときにレンズを外すといった装用条件に合うことを見いだし、請求項3または請求項6に係る発明を創作するに至ったものである。
次に、この発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施形態に係る角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置のイメージ図である。図1に示すように、この実施形態に係る角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定装置は、入力装置Aと、記憶装置Bと、選定装置Cと、出力装置Dとによって構成されている。
入力装置Aは、試用レンズの形状と、試用レンズ装用時におけるフルオレセインパターンの状態を入力する装置である。なお、請求項3に係る入力装置Aでは、これらの外にレンズの装用条件も入力する装置である。
記憶装置Bは、入力装置Aで入力された試用レンズの形状を記憶しており、ここでは各メーカーが製造している処方レンズの規格も記憶している。
選定装置Cは、入力装置Aで入力されたフルオレセインパターンの状態によって、フィッティングを向上させることができる形状のレンズを処方レンズとして選定する装置であり、ここでは記憶装置Bに記憶されている処方レンズの規格から最適なフィッティングをもたらす規格を処方レンズとして選定する装置である。なお、請求項3係る選定装置Cでは、入力装置Aで入力されたレンズの装用条件によって、記憶装置Bに記憶されている処方レンズの規格から装用条件に合う最適なフィッティングをもたらす規格を処方レンズとして選定する装置である。
出力装置Dは、選定装置Cで選定された処方レンズの形状を出力する装置であり、ここでは選定装置Cによって記憶装置Bに記憶されている処方レンズの規格から最適なフィッティングをもたらすとして選定された処方レンズの規格を出力する装置である。
以上のように構成された角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置において、選定装置Cでは、図2に示す行程によって最適なフィッティングをもたらす処方レンズの形状や規格が選定される。図2は、実施形態に係る選定装置Cで行われる行程を示したフローチャート図である。図2に示すように、選定装置Cでは、フルオレセインパターン状態情報取得工程S1と、処方レンズ規格選定工程S2が行われる。
フルオレセインパターン状態情報取得工程S1は、入力装置A(図1参照)から試用レンズ装用時におけるフルオレセインパターンの状態情報を取得する工程である。ここでは、フルオレセインパターンの状態情報とは、レンズパターン1’(図5参照)が瞳孔に対してどの位置にあるか、具体的には瞳孔の同心円上にある、瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている、瞳孔の同心円上から下瞼側にずれているといった位置の情報と、レンズ1(図4の(a)と(b)参照)を構成する4つのカーブのパターン幅、具体的にはリバースカーブパターン3’(図5参照)とアライメントカーブパターン4’(図5参照)の幅を対比した情報をいう。
フルオレセインパターン状態情報取得工程S1では、フルオレセインパターンの状態情報を取得すると処方レンズ規格選定工程S2に進む。
処方レンズ規格選定工程S2は、フルオレセインパターン状態情報取得工程S1で取得されたフルオレセインパターンの状態情報に基づいて、記憶装置Bに記憶されている試用レンズの形状と、各メーカーが製造している処方レンズの規格を参照しながらを最適なフィッティングをもたらす規格を処方レンズとして選定する工程である。
処方レンズ規格選定工程S2では、レンズパターン1’の位置を識別する工程(S2a)において、レンズパターン1’が瞳孔の同心円上(以下、中心という)に位置している場合(Yes)には、パターンの幅を識別する工程(S2b)に進む。一方、レンズパターン1’が中心にない場合(No)には、ずれた方向を識別する工程(S2c)に進む。
パターンの幅を識別する工程(S2b)においてアライメントカーブパターン4’幅がリバースカーブパターン3’幅よりも狭くない場合(No)、言い換えればアライメントカーブパターン4’幅がリバースカーブパターン3’幅と同じ、またはリバースカーブパターン3’幅よりも広い場合には、試用レンズと同じ形状の規格を処方レンズとして選定し(S2d)、選定装置Cで行う工程を終了する。一方、パターンの幅を識別する工程(S2b)においてアライメントカーブパターン4’幅がリバースカーブパターン3’幅よりも狭い場合(Yes)には、試用レンズよりもアライメントカーブ4が緩い規格を処方レンズとして選定し(S2e)、選定装置Cで行う工程を終了する。
また、処方レンズ規格選定工程S2では、レンズパターン1’のずれた方向を識別する工程(S2c)においてレンズパターン1’が瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている場合(Yes)には、試用レンズよりもアライメントカーブ4がきつい規格を処方レンズとして選定し(S2f)、選定装置Cで行う工程を終了する。一方、レンズパターン1’のずれた方向を識別する工程(S2c)においてレンズパターン1’が瞳孔の同心円上から下瞼側にずれている場合(No)には、試用レンズよりもアライメントカーブ4が緩い規格を処方レンズとして選定し(S2g)、選定装置Cで行う工程を終了する。
請求項6に係る角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法では、選定装置C(図1参照)において、図2に示す工程に引き続き、レンズ装用条件情報取得工程S11と、処方レンズ規格選定工程S12が行われる。図3は、他の実施形態に係る選定装置で行われる行程を示したフローチャート図である。
レンズ装用条件情報取得工程S11では、レンズの装用条件、具体的にはレンズを睡眠時に装用するのか、覚醒時に装用するのかといった装用条件情報を取得し、処方レンズ規格選定工程S12に進む。
処方レンズ規格選定工程S12では、レンズの装用条件を識別する工程(S12a)において、睡眠時にレンズを装用する場合(Yes)には、図2に示す工程によって選定されたレンズと同じ形状の規格を処方レンズとして選定し(S12b)、選定装置Cで行う工程を終了する。一方、覚醒時にレンズを装用する場合(No)には、図2に示す工程によって選定されたレンズよりもアライメントカーブ4(図4の(a)と(b)参照)が緩い規格を処方レンズとして選定し(S12c)、選定装置Cで行う工程を終了する。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は実施形態には限定されない。例えば、実施形態ではこの発明に係る角膜矯正療法用処方コンタクトレンズの選定方法をコンピューターで実施する場合について説明したが、コンピューターで実施しなくてもよく、例えば人が試用レンズの形状とフルオレセインパターンの状態から、各メーカーが製造している処方レンズの規格表を参照しながら最適なフィッティングをもたらす規格を処方レンズとして選定するようにしてもよい。また、実施形態では、処方レンズの規格から最適なフィッティングをもたらす規格を処方レンズとして選定しているが、オーダーメード用に処方レンズの形状を選定するようにしてもよい。
この発明において、カーブをきつくするとは、コンタクトレンズのカーブが角膜のカーブに対して小さくなる方向に、すなわち角膜に対してきつくなる方向に変えることをいい、緩くするとはその逆をいう。また、カーブをきつくする程度については適宜調整することが好ましいが、角膜矯正療法を行う際に一般的に行われる検査の結果に基づいて試用レンズを選定していれば、処方レンズの規格表に準じて1単位きつくすればよい。
アライメントカーブとは、その部分が角膜とほぼ平行に接することで、レンズの位置を安定させる役割を果たす部分をいい、その部分が大きさが異なる複数のカーブから構成されていてもよく、この場合にはアライメントゾーンと呼ばれることもある。
実施形態に係る角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置のイメージ図である。 実施形態に係る選定装置で行われる行程を示したフローチャート図である。 他の実施形態に係る選定装置で行われる行程を示したフローチャート図である。 (a)は角膜矯正療法用コンタクトレンズの平面図であり、(b)は角膜矯正療法用コンタクトレンズの断面図である。 理想的なフルオレセインパターンを示したイメージ図である。
符号の説明
S1 フルオレセインパターン状態情報取得工程
S2 処方レンズ規格選定工程
S11 レンズ装用条件情報取得工程
S12 処方レンズ規格選定工程

Claims (6)

  1. 角膜矯正療法用の処方コンタクトレンズを選定する装置において、
    試用コンタクトレンズの形状と試用コンタクトレンズ装用時におけるフルオレセインパターンの状態を入力する入力装置と、
    前記入力装置で入力された試用コンタクトレンズの形状を記憶する記憶装置と、
    前記入力装置で入力されたフルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブがきついコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定し、
    フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から下瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定する選定装置と、
    前記選定装置で選定された処方コンタクトレンズの形状を出力する出力装置とを備えたことを特徴とする角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置。
  2. 前記選定装置が、前記フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上にある場合であっても、アライメントカーブパターン幅がリバースカーブパターン幅よりも狭い場合には、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定することを特徴とする請求項1に記載の角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置。
  3. 前記選定装置が、処方コンタクトレンズを睡眠時に装用しない場合に、請求項1または請求項2に記載の角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置よって選定された処方コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定装置。
  4. 角膜矯正療法用の処方コンタクトレンズを選定する方法において、
    フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から上瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブがきついコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定し、
    フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上から下瞼側にずれている場合に、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定することを特徴とする角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法。
  5. 前記フルオレセインパターンが瞳孔の同心円上にある場合であっても、アライメントカーブパターン幅がリバースカーブパターン幅よりも狭い場合には、試用コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定することを特徴とする請求項4に記載の角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法。
  6. 前記選定が、処方コンタクトレンズを睡眠時に装用しない場合に、請求項4または請求項5に記載の角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法よって選定された処方コンタクトレンズよりもアライメントカーブが緩いコンタクトレンズを処方コンタクトレンズとして選定することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の角膜矯正療法用処方コンタクトレンズ選定方法。
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