JP2006042795A - 細胞培養用基材、その製造方法及び細胞培養方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パラスチレンスルホン酸ナトリウム塩(NaSS)又は2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム塩(NaAMPS)等のスルホン酸基を有する単量体を重合又は共重合した合成高分子を含有するゲルを細胞培養用基材として使用する。
【選択図】 図5
Description
陳 咏梅、外7名,「ポリアクリル酸ゲルの構造制御による内皮細胞培養」,社団法人 高分子学会,第52回 高分子討論会 予稿集,平成15年9月
1mol/LのNaSS(Mw=206.20、東京化成工業社製)溶液をメタノール再結晶により精製した。精製したNaSSを4つ取り分け、それぞれのNaSSに対して架橋剤MBAA(和光純薬社製)が4、6、8及び10mol%となるように混合した。続いて、これらのNaSS及びMBAAの混合物と、開始剤Potassium peroxodisulfate(K2S2O8)(Mw=270.32、関東化学社製)と、を規定の濃度となるように純水に溶かし十分撹拌した後、窒素(N2)バブリングを30分間行った。続いて、これらの溶液をそれぞれガラス板に流し込み、水が入らないようにジップロックに入れてウォーターバス中で12時間熱重合させることにより、架橋度が4、6、8又は10mol%であるNaSSとMBAAとの共重合体である合成高分子からなる網目構造を有するゲルをそれぞれ生成した。そして、これらの生成したゲルを大量の純水中で約一週間膨潤させて、平衡膨潤状態にした。
前記実施例1において、NaSSの代わりにNaAMPS(東京化成工業社製)を用いて、またそれぞれのNaAMPSに対して架橋剤MBAAが1、2、3、4、5及び6mol%となるように混合した以外は同様にして、ゲルを作製し、内皮細胞についての伸展細胞数を測定した。図4に、それぞれのゲルについて測定した結果を示す。また、図5に、NaAMPS6についての伸展細胞数が時間経過と伴に変化する様子を示す(図5中の◆、点線)。
前記実施例1において、NaSSの代わりにAA(Mw=72.01、d=1.05g/ml、東京化成工業社製)を用いて、またAAに対して架橋剤MBAAが2mol%となるように混合した以外は同様にして、ゲルを作製し、内皮細胞についての伸展細胞数を測定した。図5に、架橋度が2mol%であるAAとMBAAとの共重合体である合成高分子(図5ではPAA2、▲)からなる網目構造を有するゲルについて、そのゲル上における伸展細胞数が時間経過と伴に変化する様子を示す。
前記実施例1において、NaSSの代わりにDMAAmを用いて、またDMAAmに対して架橋剤MBAAが4mol%となるように混合した以外は同様にして、ゲルを作製し、内皮細胞についての伸展細胞数を測定した。図5に、架橋度が4mol%であるDMAAmとMBAAとの共重合体である合成高分子(図5ではDMPAAm4、▼)からなる網目構造を有するゲルについて、そのゲル上における伸展細胞数が時間経過と伴に変化する様子を示す。
前記実施例1において、NaSSの代わりにビニルアルコール(和光純薬社製)を用いて、またビニルアルコールに対して架橋剤MBAAが6mol%となるように混合した以外は同様にして、ゲルを作製し、内皮細胞についての伸展細胞数を測定した。図5に、架橋度が6mol%であるビニルアルコールとMBAAとの共重合体である合成高分子(図5ではPVA6、◆、一点鎖線)からなる網目構造を有するゲルについて、そのゲル上における伸展細胞数が時間経過と伴に変化する様子を示す。
図5に、シャーレの表面に斑なくコラーゲンを塗布した場合について、そのシャーレの表面における伸展細胞数が時間経過と伴に変化する様子を示す。
この実施例3では、NaAMPSとDMAAmとを共重合させたゲルを、NaAMPSとDMAAmとの合計に対するNaAMPSの存在比率FNaAMPSが、0、0.05、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.7、1.0となるように調節して作製する。なお、本実施例では、ゲルの架橋度即ちNaAMPSとDMAAmの合計に対する架橋剤MBAAが全て4mol%となるように調節し、その他の特に明示しない点については前記実施例1と同様にしてゲルを作製し、その作製したゲルを用いて、内皮細胞についての伸展細胞数等を測定した。
この実施例4では、NaSSとDMAAmとを共重合させたゲルを、NaSSとDMAAmとの合計に対するNaSSの存在比率FNaSSが、0、0.05、0.06、0.075、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0となるように調節して作製する。なお、本実施例では、ゲルの架橋度即ちNaSSとDMAAmの合計に対する架橋剤MBAAが全て4mol%となるように調節し、その他の特に明示しない点については前記実施例1と同様にしてゲルを作製し、その作製したゲルを用いて、内皮細胞についての伸展細胞数等を測定した。
この実施例5では、前記実施例4で作製したNaSSとDMAAmとの合計に対するNaSSの存在比率FNaSSが、0、0.05、0.06、0.075、0.1のゲルを用いて、内皮細胞を培養し、培養開始から6、24、48、72、96、120時間後にそれぞれ伸展細胞数を測定した。
この実施例6では、相互侵入網目構造又はセミ相互侵入網目構造を有する2種類のゲルを作製し、作製したゲルを用いて内皮細胞を培養し、6時間培養した時点において、それらのゲルの表面を観察して、内皮細胞の吸着率(「吸着した細胞数/播いた細胞数」の%)と伸展率(「伸展した細胞数/播いた細胞数」の%)とを測定した。この2種類のゲルは、以下のようにして作製した。なお、本実施例において、特に明示しない点については、前記実施例1と同様にしてゲルを作製し、内皮細胞を培養し、内皮細胞の吸着率及び伸展率を測定した。
前記実施例2において、架橋度が4mol%となるようにNaAMPSと架橋剤MBAAとの混合溶液を作製し、この混合溶液を加熱することにより、NaAMPSとMBAAとからなる網目構造を有する第一段階のゲルを作製した。この第一段階のゲルを3mol/LのDMAAmのモノマー溶液中に浸漬して平衡膨潤状態にした後、このDMAAmを含浸した第一段階のゲルを加熱してDMAAmを熱重合させることにより、第二段階のゲルを作製した。さらに、この第二段階のゲルを前記第一段階のゲルを作製する際に使用した混合溶液中に浸漬し、平衡膨潤状態にした後、この混合溶液を含浸した第二段階のゲルを加熱してNaAMPSと架橋剤MBAAとを熱重合させることにより、第三段階のゲル即ちゲル1を作製した。
本実施例におけるゲル1の作製において、第二段階のゲルを、架橋剤MBAAが含まれない1mol/LのNaAMPSのモノマー溶液中に浸漬し、平衡膨潤状態にした後、このNaAMPSのモノマー溶液を含浸した第二段階のゲルを加熱してNaAMPSを熱重合させることにより、第三段階のゲル即ちゲル2を作製した。従って、本実施例におけるゲル1とゲル2との相違点は、ゲル1ではゲルの最表面層を形成するNaAMPSの網目構造(図9の下段に「PNaAMPS」と表記する)が架橋度4mol%となるようにMBAAで架橋されているのに対して、ゲル2ではゲルの最表面層を形成するNaAMPSがMBAAで架橋されていない点である。
Claims (11)
- スルホン酸基を有する単量体を重合又は共重合した合成高分子からなる網目構造を有するゲルを含有する細胞培養用基材。
- 前記スルホン酸基を有する単量体が、芳香族化合物である請求項1記載の細胞培養用基材。
- 前記スルホン酸基を有する単量体が、パラスチレンスルホン酸アルカリ金属塩又は2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸アルカリ金属塩である請求項1記載の細胞培養用基材。
- 前記合成高分子において、構造単位としてのパラスチレンスルホン酸アルカリ金属塩の存在比率が6mol%以上である請求項1記載の細胞培養用基材。
- 前記合成高分子において、構造単位としての2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸アルカリ金属塩の存在比率が30mol%以上である請求項1記載の細胞培養用基材。
- 前記合成高分子は、架橋度が0.1mol%以上10mol%以下である請求項3記載の細胞培養用基材。
- 前記合成高分子からなる網目構造が、前記ゲルの最表面層に存在する請求項1記載の細胞培養用基材。
- 架橋構造を有する高分子からなる網目構造に、パラスチレンスルホン酸アルカリ金属塩又は2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸アルカリ金属塩を重合又は共重合した合成高分子からなる網目構造が侵入した相互侵入網目構造、或いは前記合成高分子が線状高分子であり、線状の前記合成高分子が侵入したセミ相互侵入網目構造を有するゲルを含有する細胞培養用基材。
- 前記架橋構造を有する高分子からなる網目構造が、バクテリアセルロースである請求項8記載の細胞培養用基材。
- スルホン酸基を有する単量体が共重合した合成高分子からなる網目構造を有するゲルを生成する際に、前記スルホン酸基を有する単量体に対する共重合に係る他の単量体の存在比率を調節することにより、前記ゲルの表面電位を調節する細胞培養用基材の製造方法。
- 請求項1から請求項9のいずれかに記載の細胞培養用基材を用いる細胞培養方法。
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