JP2006041492A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チップサイズを増大させることなく、メモリセルアレイの外部にダミーメモリ
セルを配置した半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 半導体基板主面の内部領域に配置された内部メモリセルアレイと、内部領域に配置され、内部メモリセルアレイ内のメモリセルを選択するための行デコーダおよび列デコーダと、内部領域に配置され、内部メモリセルアレイ内の選択されたメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路と、内部領域25の外周領域に内部メモリセルアレイと隣接して配置され、内部メモリセルアレイと電気的に分離された外部メモリセルアレイとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に係わり、特に集積化に好適な構造を有する半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
半導体記憶装置において、高集積化、低コスト化等を目的として回路の微細化が進められている。この微細化のためには、光リソグラフィにより形成されるパターンの微細化がまず必要となる。
パターンの微細化は、一般に縮小投影露光装置において短波長の光源と開口率NAの大きな露光レンズを使用して解像度を高めることがおこなわれている。
更に、解像度を高める技術として、ハーフトーン位相シフトレチクルの使用や、変形照明といった、いわゆる超解像技術が用いられるようになってきている。
上述したような超解像技術は、たとえば、半導体記憶装置のメモリセルアレイのような、周期的に配置されたパターンに対しては、非常に有効な技術である。しかしながら、メモリセルアレイの端部のように、非周期的なパターンに対しては、あまり有効な技術とはなり得ない。というのは、非周期的なパターンにおいては、光の回折や、光の干渉の様相が、周期的なパターンの場合とは異なるからである。
メモリセルアレイの内部と外部とではパターン密度に差があるので、内部にフォーカスすると外部はフォーカスが合わなくなり、両方を満足する領域が狭くなる。従って、露光量やフォーカスにズレが生じた場合、外部のメモリセルアレイのパターンは、その内部のメモリセルアレイのパターンと比べて、その寸法変動が大きくなってしまう。
そのため、メモリセルアレイの外部に位置するメモリセルを、電気的に使用しないダミーメモリセルとしている(例えば、特許文献1参照。)。
従来、電気的に使用しないダミーメモリセルは行デコーダまたは列デコーダには接続されていなかったが、メモリセルアレイのワード線およびビット線には共通接続されていた。そのため、ダミーメモリセルが機械的な損傷を受けた場合に、メモリセルアレイのリーク電流が増大する問題がある。
従って、ダミーメモリセルアレイの外周端はチップに分割する際に機械的な損傷が及ばない距離だけ半導体基板の外周端から離して配置されているので、チップサイズが増大するという問題がある。
特開2002−76148号公報(6頁、図1)
本発明は、チップサイズを増大させることなく、チップ内の有効面積を増加した、半導体記憶装置およびその製造方法、を提供する。
本発明の一態様の半導体記憶装置では、半導体基板主面の内部領域に配置された内部メモリセルアレイと、前記内部領域に配置され、前記内部メモリセルアレイ内のメモリセルを選択するための行デコーダおよび列デコーダと、前記内部領域に配置され、前記内部メモリセルアレイ内の選択されたメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路と、前記内部領域の外周領域に前記内部メモリセルアレイと隣接して配置され、前記内部メモリセルアレイと電気的に分離された外部メモリセルアレイとを具備すること特徴としている。
本発明によれば、チップサイズを増大させることなく、チップ内の有効面積を増加した、半導体記憶装置が得られる。
これにより、チップサイズを増大させることなく、外部のメモリセルアレイをダミーメモリセルとしてチップの端部付近に配置することができる。
従って、小型で信頼性の高い半導体記憶装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(第一の実施例)
本発明の第一の実施例に係る半導体記憶装置について、図1乃至図3を用いて説明する。本実施例は浮遊ゲートを有する不揮発性半導体記憶装置の例であり、図1は不揮発性半導体記憶装置を示す図、図2はメモリセルアレイの要部を示す平面図、図3はメモリセルアレイの要部を示す断面図で、図3(a)は図2のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図、図3(b)は図2のB−B線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。
図1に示すように、本実施例の不揮発性半導体記憶装置11は、半導体基板の主面に配置されたメモリセルアレイ12、13と、メモリセルアレイ12、13内のメモリセルを選択するための行デコーダ14および列デコーダ15、16と、メモリセルアレイ12、13内の選択されたメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路17と、周辺回路17を外部回路に電気的接続するための接続パッド18とを有している。
メモリセルアレイ12は、内部メモリセルアレイ21と外部メモリセルアレイ22を有し、外部メモリセルアレイ22a、22b、22cは、内部メモリセルアレイ21の行デコーダ14に隣接しない外周三方を取り囲むように配置されている。
同様に、メモリセルアレイ13は、内部メモリセルアレイ23と外部メモリセルアレイ24を有し、外部メモリセルアレイ24a、24b、24cは、内部メモリセルアレイ23の行デコーダ14に隣接しない外周三方を取り囲むように配置されている。
外部メモリセルアレイ22は、外部メモリセルアレイ22のビット線またはワード線を内部メモリセルアレイ21のビット線またはワード線に未接続にすることで、内部メモリセルアレイ21から電気的に分離され、不活性化されている。
同様に、外部メモリセルアレイ24は、外部メモリセルアレイ24のビット線またはワード線を内部メモリセルアレイ23のビット線またはワード線に未接続にすることで、内部メモリセルアレイ23から電気的に分離され、不活性化されている。
更に、外部メモリセルアレイ22a、22b、24a、24bは、破線で示す内部メモリセルアレイ21、23と、行デコーダ14と、列デコーダ15、16と、周辺回路17および接続パッド18とが配置された電気的に活性な内部領域25より外側に配置されている。
外部メモリセルアレイ22a、22b、24a、24bの端部はチップ26の端部と略等しい位置に配置されている。
上述した不揮発性半導体記憶装置11においては、不揮発性半導体記憶装置11を多数形成した半導体ウェーハをダイシングしてチップ26に分割する際に、チップ26の端部に配置された外部メモリセルアレイ22a、22b、24a、24bにマイクロクラックやチッピングなどの機械的な損傷が生じる。
しかし、電気的に活性な内部領域25は、チップ26の端部よりダイシング時の機械的損傷が及ばないだけの距離L1、例えば25μm程度離れているので、不揮発性半導体記憶装置11の動作に支障を及ぼさない。
これにより、チップサイズを増大させることなく、外部メモリセルアレイ22a、22b、24a、24bをダミーメモリセルとしてチップ26の端部付近に配置することが可能である。
次に、メモリセルアレイ12の角部27について、内部メモリセルアレイ21と外部メモリセルアレイ22の構造を詳しく説明する。
図2に示すように、角部27のメモリセルアレイはビット線31とワード線32が互いに直交して配置され、直交部33にメモリセルが形成されている。ビット線31は列デコーダ15に、ワード線32は行デコーダ14にそれぞれ接続されている。
ビット線31上の一部分に、ビット線31を金属配線(図示せず)を介してセンスアンプ(図示せず)に接続するためのビット線コンタクトホール34が形成されている。
ビット線コンタクトホール34の両側には、2、例えば8本のワード線32を単位とするメモリセルブロックを選択するためのセレクト線35がワード線32と平行に所定の間隔で配置されている。
電気的に活性な内部領域25を境にしてビット線未配線部36で、ビット線31が外部メモリセルアレイ22側の外部ビット線31aと内部メモリセルアレイ21側の内部ビット線31bとに分割されている。
同様に、ワード線未配線部37で、ワード線32が外部メモリセルアレイ22側の外部ワード線32aと内部メモリセル21側の内部ワード線32bとに分割されている。
更に、セレクト線未配線部38で、セレクト線35が外部メモリセルアレイ22側の外部セレクト線35aと内部メモリセル21側の内部セレクト線35bとに分割されている。
次に、図3に示すように、半導体基板のpウェル領域41の上部にビット線31a、31bがある。また、ビット線31a、31b上には図示されていない上部表面ゲート絶縁膜を介して複数の浮遊ゲート42がそれぞれ離間形成されている。浮遊ゲート42上に図示しない絶縁膜を介して、制御ゲートとして動作するワード線32a、32bがそれぞれ形成されている。
電気的に活性な内部領域と電気的に不活性な外部領域の境界である25を境にしてビット線未配線部36で、離間対向したビット線31aと31bの距離L2が広く設定されている。
ワード線未配線部37で、ワード線32が外部メモリセルアレイ22側の外部ワード線32aと内部メモリセル21側の内部ワード線32bとに分割されている。
これにより、内部メモリセルアレイ21、23から外部メモリセルアレイ22、24を電気的に分離することが可能である。
次に、不揮発性半導体記憶装置11の製造方法について説明する。図4は半導体ウェーハ上に転写するレチクル上のパターンを示す図、図5は不揮発性半導体装置11がチップに分割された状態を示す図である。
図4に示すように、不揮発性半導体記憶装置11を製造するための露光工程で用いられるレチクル51は、基板、例えば石英ガラス基板と、基板主面に配置された格子状のダイシングライン領域52、53と、ダイシングライン領域52、53で囲まれた矩形状格子に配置されたユニットパターン54を有している。以下、レチクルについて、図4に基づいて、図1を参照しながら説明する。
ユニットパターン54には、ダイシングラインパターン53、52で囲まれた矩形状格子の内部領域25の一端部側に内部メモリセルアレイ21、23が配置されている。内部領域25には内部メモリセルアレイ21、23に隣接して行デコーダ14および列デコーダ15、16パターンが配置されている。内部領域25の他端部側には、内部メモリセルアレイ21、23内のメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路17パターンが配置されている。内部領域25の外周領域には内部メモリセルアレイ21、23と電気的に分離された外部メモリセルアレイパターン22、24が内部メモリセルアレイ21、23パターンと隣接して配置されている。
一方向の矩形状格子には、周辺回路17パターンの向きが交互に反対になるようにユニットパターン54が配置され、一方向と直交する方向の矩形状格子には、周辺回路17パターンの向きが同一となるようにユニットパターン54が配置されている。
即ち、外部メモリセルアレイ22aは、隣接する矩形状格子中の外部メモリセルアレイ24aとダイシング幅Wだけ離間して対向している。
また、外部メモリセルアレイ22bは、隣接する矩形状格子中の外部メモリセルアレイ24bとダイシング幅Wだけ離間して対向している。
外部メモリセルアレイ22a、24aが離間対向したダイシング領域および外部メモリセルアレイ22b、24bが離間対向したダイシング領域には、外部メモリセルアレイ22a、22b、24a、24bに連続したメモリセルアレイC、Dがそれぞれ形成されている。
ダイシング領域に形成されたメモリセルアレイC、Dは、内部メモリセルアレイ21、23と電気的に分離されているので、ダミーメモリセルである。
次に、縮小投影露光装置により半導体ウェーハ上にレチクル51のパターンを転写し、周知のプロセスにより、不揮発性半導体記憶装置11を形成した。
最後に、図5に示すように、不揮発性半導体記憶装置11を多数形成した半導体ウェーハをダイシングブレードによりダイシングライン52、53に沿って切断することにより、チップ26が得られる。
以上説明したように、本発明の第一の実施例に係る不揮発性半導体記憶装置11では、外部メモリセルアレイ22、24を内部メモリセルアレイ21、23から電気的に分離し、且つ電気的に活性な内部領域25の外側に配置したので、チップ26に分割する際に外部メモリセルアレイ22、24に損傷が発生しても、内部メモリセルアレイ21、23の動作に支障を及ぼさない。
そのため、チップサイズを増大させることなく、外部メモリセルアレイ22、24をダミーメモリセルとしてチップの端部付近に配置することができる。
従って、小型で信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
(第二の実施例)
次に本発明の第二の実施例について図面を参照して詳細に説明する。本第二の実施例は第一の実施例の図1に図示した周辺回路17の構成に関する。なお、本実施例に関しては、不揮発性半導体記憶装置のレイアウトは図1に示したものに限ることはなく、図6に示したものでも適用可能である。また、これらのレイアウトに限定されるものではない。
図6に示したレイアウトを,図1に示したレイアウトと比較して説明する。図1と同一の部分には同一の符号を付す。図1と同様の部分については説明を省略する。図6に示したレイアウトでは、メモリセルアレイは内部メモリセルアレイ21のみがある。外部メモリセルアレイ22はない。行デコーダ4は内部メモリセル(図中メモリセル21)の外側にある。ほかは、図1と変わりはない。
本実施形態の周辺回路部の拡大図を図7に模式的に示す。回路専用領域50と配線専用領域51が交互に配置されている。ここで、回路専用領域はメモリセルを制御する各種の制御回路、電源回路、昇圧回路などにより構成されている。一方、配線専用領域には回路専用領域の各回路を接続する配線が形成されている。
すなわち、回路専用領域のシリコン基板上には回路用のトランジスタが多く形成されている。一方、配線専用領域にはシリコン基板上に形成されたトランジスタ等の能動素子は少なく、上層配線層が形成されている領域が多い。
配線専用領域の配線状態を、周辺回路領域の一部を抜き出して、模式的に図8に示す。ここに示すように、配線専用領域には図上の縦方向、すなわち、図6のメモリセル部からパッド配列部に向かう方向に平行に、配線52が形成されている。これらの配線は、図中横方向に配置された、前記配線52とは別の配線層に形成されている、横方向配線55,56などと、主に配線専用領域で、コンタクトホール57を介して電気的に接続されている。横方向配線55,56などは前記配線52とは別の配線層に形成されている。
次に電源間に配置される、電源間キャパシタについて説明する。周辺回路部に配置されたVdd,Vss等の電源ノードから発した電圧は配線56,57等を介して回路に印加される。この間の配線抵抗は極力低抵抗になるように設計する必要があるが、半導体装置自体を縮小するためには配線幅を細くすることが避けられず、配線抵抗は大きくなる場合がある。
これらの配線抵抗は、大きな過渡電流が流れた場合には、一時的な電源電圧降下を引き起こす場合がある。これらの電源電圧降下があると回路の誤作動が発生する場合があり、好ましくない。このような電圧降下を防止する方策として、電源間にキャパシタを設けることが行われている。
本実施例では、図9に示すようにこのキャパシタ60を前記配線専用領域51内に配置した。このキャパシタは例えば、シリコン基板の拡散層上に絶縁膜を介してポリシリコン層を積層したいわゆるMIM構造のキャパシタでよい。しかし、このようなキャパシタを回路専用領域に配置する場合にはその領域にほかのトランジスタ等を形成することができず、キャパシタ用の領域が独立して必要になる。
一方、本実施例では、配線専用領域にキャパシタは設置可能である一方、その上部には電気的に離間して配線を形成することが可能である。従って、新規にキャパシタ用の配置領域を確保する必要がない。例えば、図8の回路専用領域50A,50Bにはさまれた配線専用領域51上には上層配線52が形成されている。
一方、この領域のシリコン基板表面について、図9に対応する50A,50Bとその間の51を示す。50A,50Bの互いに対向する領域に、Vdd,Vss端子が配置されている。その間の配線専用領域51上のシリコン表面に、MIM型キャパシタ60が形成されている。
60はVdd,Vss両端子間にそれぞれの端子に電気的に接続して配置されている。一方、上層配線52とは接続されていない。これにより、同一のシリコン基板領域上の領域に、独立に機能する、配線52と電源間キャパシタ51を形成することができる。
(第三の実施例)
次に本発明の第三の実施例に付き図面を用いて説明する。なお、第一の実施例、第二の実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図10に、第二の実施例の図8と同様に周辺回路部の一部を図示する。図8とほぼ同様であるが、50A,50B間の51領域に、50A側、50B側に沿ってそれぞれ、新規の配線54,53が配置されている。
一方、図11に、第二の実施例の図10と同様に図10のシリコン基板表面部の概要を示す。図11では図10と異なり、VddノードとVssノードが位置的に対向していない。また、Vssノードは51中のキャパシタ60と対向しているが、Vddはキャパシタ60と対向していない。
このような場合、上記の実施例2では、Vdd,Vss間にキャパシタを接続することができなかった。本実施例3では、VddノードをVdd専用配線54に接続し、54からキャパシタに接続する。同様にVssノードをVss専用配線55に接続し、55からキャパシタに接続する。この実施例では、54,55は周辺回路部の上部から下部まで連続して形成されているためVddノードとVssノードが離間していても、また、キャパシタが、VddノードとVssノードと対向していなくても、キャパシタを接続することが可能である。
図12は図11のキャパシタ60部分の断面概要図である。図11のキャパシタ60は54に接続される下部電極511と53に接続される上部電極512と、その間の絶縁膜510Bから構成される。ここで、512は図3の制御ゲート32と、511は図3の浮遊ゲート42とそれぞれ対応している。すなわち、12は図3の制御ゲート32と、511は図3の浮遊ゲート42とそれぞれほぼ同一の厚さであり、ほぼ同一の材質である。従って、このキャパシタは図3のメモリセルアレイと同時に形成することが可能であり、製造工程が増加することがない。
また、図11のキャパシタ60の54に接続される層に図12のウェル510を、53に接続される層に下部電極511を、それぞれ用いても良い。この場合も、510は図3のビット線31と、511は図3の浮遊ゲート42とそれぞれ対応している。すなわち、510は図3のビット線31と、511は図3の浮遊ゲート42とそれぞれほぼ同一の厚さであり、ほぼ同一の材質である。従って、このキャパシタは図3のメモリセルアレイと同時に形成することが可能であり、製造工程が増加することがない。
上述した各実施例においては、2つのメモリセルアレイを有する不揮発性半導体記憶装置の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に多くのメモリセルを有する不揮発性半導体記憶装置に適用しても構わない。
また、ダミーメモリセルアレイを有する他の半導体記憶装置、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)に適用しても構わない。
以上の本発明の各実施例には、下記の半導体記憶装置が開示されている。
半導体基板主面の内部領域に配置された内部メモリセルアレイと、前記内部領域に配置され、前記内部メモリセルアレイ内のメモリセルを選択するための行デコーダおよび列デコーダと、前記内部領域に配置され、前記内部メモリセルアレイ内の選択されたメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路と、前記内部領域の外周領域に前記内部メモリセルアレイと隣接して配置され、前記内部メモリセルアレイと電気的に分離された外部メモリセルアレイとを具備すること特徴とする半導体記憶装置。
さらに、前記内部メモリセルアレイ上に配置されるビット線、ワード線およびセレクト線と前記外部メモリセルアレイ上に配置されるビット線、ワード線およびセレクト線は、いずれも電気的に分離されていることを特徴とする半導体記憶装置。
さらに、前記外部メモリセルアレイの外周端と前記半導体基板主面の外周端とが一致していることを特徴とする半導体記憶装置。
また、以上の本発明の各実施例には、下記の半導体記憶装置の製造方法が開示されている。
半導体ウェーハ主面に格子状のダイシングラインパターンを形成する工程と、前記ダイシングラインパターンで囲まれた矩形状格子にユニットパターンを形成する工程と、前記ダイシングラインパターンに沿って切断し、前記ユニットパターンを個々に分離する工程とを具備し、前記ユニットパターンは、前記矩形状格子の内部領域の一端部側に配置された内部メモリセルアレイパターンと、前記内部領域に前記内部メモリセルアレイパターンと隣接して配置された行デコーダおよび列デコーダパターンと、前記内部領域の他端部側に配置されて前記内部メモリセルアレイパターン内のメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路パターンと、前記内部領域の外周領域に前記内部メモリセルアレイパターンと隣接して配置され、前記内部メモリセルアレイパターンと電気的に分離された外部メモリセルアレイパターンとを有し、一方向の前記矩形状格子には、前記周辺回路パターンの向きが交互に反対になるように配置され、前記一方向と直交する方向の前記矩形状格子には、前記周辺回路パターンの向きが同一となるように配置されていることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
また、以上の本発明の各実施例には、下記の半導体記憶装置が開示されている。
半導体基板主面に形成され1辺が素子領域端面に接して配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ内のメモリセルを選択するための行デコーダおよび列デコーダと、前記1辺と対向する他辺に隣接して形成され、前記メモリセルアレイに電圧を供給する昇圧回路とを含む周辺回路と、前記周辺回路に隣接して形成された接続パッドを具備し、
前記周辺回路はキャパシタを有し、前記キャパシタはキャパシタ配線を介して電圧印加端子に接続されていること特徴とする半導体記憶装置。
また、以上の本発明の各実施例には、下記のレティクルが開示されている。
基板と、前記基板主面に配置された格子状のダイシングラインパターンと、前記ダイシングラインパターンで囲まれた矩形状格子の内部領域の一端部側に内部メモリセルアレイパターンが配置され、前記内部領域に前記内部メモリセルアレイと隣接して行デコーダおよび列デコーダパターンが配置され、前記内部領域の他端部側に、前記内部メモリセルアレイ内のメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路パターンが配置され、前記内部領域の外周領域に前記内部メモリセルアレイと電気的に分離された外部メモリセルアレイパターンが前記内部メモリセルアレイパターンと隣接して配置されたユニットパターンとを具備し、一方向の前記矩形状格子には、前記周辺回路パターンの向きが交互に反対になるように前記ユニットパターンが配置され、前記一方向と直交する方向の前記矩形状格子には、前記周辺回路パターンの向きが同一となるように前記ユニットパターンが配置されていることを特徴とするレチクル。
本発明の実施例に係る不揮発性半導体記憶装置を示す図。 本発明の実施例に係る角部のメモリセルアレイを示す平面図。 本発明の実施例に係る角部のメモリセルアレイを示す断面図で、図3(a)は図2のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図、図3(b)は図2のB−B線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例に係るメモリセルアレイを半導体基板上に転写するレチクル上のパターンを示す図。 本発明の実施例に係る不揮発性半導体記憶装置がチップに分割された状態を示す図。 本発明の第二の実施例にかかる不揮発性半導体記憶装置を示す図。 本発明の第二の実施例にかかる不揮発性半導体記憶装置の周辺回路を示す図。 本発明の第二の実施例にかかる不揮発性半導体記憶装置の周辺回路の一部を示す図。 本発明の第二の実施例にかかる不揮発性半導体記憶装置の周辺回路のキャパシタ説明する図。 本発明の第三の実施例にかかる不揮発性半導体記憶装置の周辺回路の一部を示す図。 本発明の第三の実施例にかかる不揮発性半導体記憶装置の周辺回路のキャパシタを説明する図。 図11のキャパシタの断面概要図。
符号の説明
11 不揮発性半導体記憶装置
12、13 メモリセルアレイ
14 行デコーダ
15、16 列デコーダ
17 周辺回路
18 接続パッド
21、23 内部メモリセルアレイ
22、24 外部メモリセルアレイ
25 内部領域
26 チップ
27 角部

Claims (5)

  1. 半導体基板主面の内部領域に配置された内部メモリセルアレイと、
    前記内部領域に配置され、前記内部メモリセルアレイ内のメモリセルを選択するための行デコーダおよび列デコーダと、
    前記内部領域に配置され、前記内部メモリセルアレイ内の選択されたメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路と、
    前記内部領域の外周領域に前記内部メモリセルアレイと隣接して配置され、前記内部メモリセルアレイと電気的に分離された外部メモリセルアレイと
    を具備すること特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記内部メモリセルアレイ上に配置されるビット線、ワード線およびセレクト線と前記外部メモリセルアレイ上に配置されるビット線、ワード線およびセレクト線は、いずれも電気的に分離されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記外部メモリセルアレイの外周端と前記半導体基板主面の外周端とが一致していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 半導体ウェーハ主面に格子状のダイシングラインパターンを形成する工程と、
    前記ダイシングラインパターンで囲まれた矩形状格子にユニットパターンを形成する工程と、
    前記ダイシングラインパターンに沿って切断し、前記ユニットパターンを個々に分離する工程とを具備し、
    前記ユニットパターンは、前記矩形状格子の内部領域の一端部側に配置された内部メモリセルアレイパターンと、前記内部領域に前記内部メモリセルアレイパターンと隣接して配置された行デコーダおよび列デコーダパターンと、前記内部領域の他端部側に配置されて前記内部メモリセルアレイパターン内のメモリセルへ情報を書き込み、または記憶情報を読み出すための周辺回路パターンと、前記内部領域の外周領域に前記内部メモリセルアレイパターンと隣接して配置され、前記内部メモリセルアレイパターンと電気的に分離された外部メモリセルアレイパターンとを有し、一方向の前記矩形状格子には、前記周辺回路パターンの向きが交互に反対になるように配置され、前記一方向と直交する方向の前記矩形状格子には、前記周辺回路パターンの向きが同一となるように配置されていることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  5. 半導体基板主面に形成され1辺が素子領域端面に接して配置されたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイ内のメモリセルを選択するための行デコーダおよび列デコーダと、
    前記1辺と対向する他辺に隣接して形成され、前記メモリセルアレイに電圧を供給する昇圧回路とを含む周辺回路と、
    前記周辺回路に隣接して形成された接続パッドを具備し、
    前記周辺回路はMIM型キャパシタを有し、前記MIM型キャパシタの2つの金属層はそれぞれ異なるキャパシタ専用配線を介して異なる電圧印加端子に接続されていること特徴とする半導体記憶装置。

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