JP2006041372A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 下部に液処理部を備え、その上に乾燥処理部を備え、前記液処理部と前記乾燥処理部との間がシャッタにより開閉自在である基板処理装置において、そのシャッタ上の液残りを減少させる基板処理装置を提供する。
【解決手段】 洗浄処理装置1は、ウエハWを液処理する液処理部2と、液処理部2の上側に設けられ、ウエハWを乾燥させる乾燥処理部3と、液処理部2と乾燥処理部3との間でウエハWを搬送するウエハガイド4と、液処理部2と乾燥処理部3との間を開閉し、その略中心に排液口91が形成されたシャッタ10と、排液口91に接続されたアスピレータ92と、排液口91の開口上に設けられた吸引制御部材93と、を有する。アスピレータ92を動作させた際に、シャッタ10の上面に沿って流れて排液口91に流入する流体流れを吸引制御部材93により生じさせ、シャッタ10上の液残りを低減する。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体ウエハ等の基板を洗浄処理等する基板処理装置および基板処理方法に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)を洗浄する種々の洗浄装置が用いられている。洗浄処理の一例として、希釈フッ酸(DHF)等の薬液を貯留した処理槽内にウェハを浸漬させて薬液処理した後、純水によつてウエハをリンス処理し、その後ウエハにイソプロピルアルコール(IPA)の蒸気等を吹き付けて乾燥処理する工程が行われている。
このようなウエハの洗浄処理を行う装置として、その上部が蓋により開閉自在なチャンバの下側に薬液または純水処理を行う処理槽が配置され、その上側に乾燥処理を行う乾燥処理部が設けられ、これら処理槽と乾燥処理部との間にシャッタが開閉自在に設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる装置においては、まず、チャンバの上部を開口させ、またシャッタを開いて、ウエハをチャンバ内の乾燥処理部を通過させて処理槽内に下降させ、チャンバの上部を蓋により閉じた状態で、処理槽内において薬液処理等を行う。その後、ウエハを乾燥処理部内にウエハを引き上げ、シャッタを閉じて乾燥処理部と処理槽との雰囲気を分離し、ウエハにIPA蒸気と窒素ガスを供給してウエハを乾燥処理する。そして、ウエハを搬出する前にチャンバ内を窒素ガスによってパージした後、蓋を開いてウエハを搬出する。
ここで、ウエハを乾燥処理部において乾燥させる際には、ウエハから純水や液化したIPAがシャッタの上に落下する。シャッタ上に液体が溜まると、この液体が処理槽内に落下して薬液等を汚染し、またチャンバの内部を汚染し、さらにウエハを汚染する原因となるために、シャッタ上に落下した液体を残らず除去する必要がある。このため、シャッタの中央部には排液口が設けられており、この排液口に真空ポンプを取り付けて、シャッタが閉じられると速やかにシャッタの上面の液体の吸引除去を開始している。
しかしながら、このようなシャッタの上面からの液体除去方法では、排液口から空気を多く取り込んでしまうために、シャッタ上に液残りが生ずる。また真空ポンプを用いると脈動があるために、一定に吸引することができない。近年、半導体デバイスにおける構造の微細化が進む中で、これらが問題となる可能性が出てきている。
特開2000−55543号公報
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、下部に液処理部を備え、その上に乾燥処理部を備え、前記液処理部と前記乾燥処理部との間がシャッタにより開閉自在である基板処理装置において、そのシャッタ上の液残りを減少させる基板処理装置を提供することを目的とする。また、本発明は、前記シャッタ上の液残りを減少させる基板処理方法を提供する。
本発明によれば、基板を処理液により処理する液処理部と、
前記液処理部の上側に設けられ、前記基板を乾燥させる乾燥処理部と、
前記液処理部と前記乾燥処理部との間で基板を搬送する基板搬送装置と、
前記液処理部と前記乾燥処理部との間を開閉することができるように水平方向に移動自在であり、その略中心に排液口が形成されたシャッタと、
前記排液口に接続された吸引機構と、
前記排液口の開口上に設けられ、前記吸引機構を動作させた際に、前記シャッタの上面に沿って流れて前記排液口に流入する流体流れを生じさせる吸引制御部材と、
を具備することを特徴とする基板処理装置、が提供される。
この基板処理装置において、基板から吸引制御部材上に落下する液体が吸引制御部材上に残らないように、吸引制御部材としては略円錐形状のものが好適に用いられる。この略円錐形状の吸引制御部材の外周端とシャッタの上面との間に形成される隙間(つまり、開口の高さ)は0.5mm以上1.0mm以下とすることが好ましい。また排液口の開口径は略円錐形状の吸引制御部材の外径よりも短いことが好ましい。シャッタの上面を略円錐状の凹面とし、排液口をその凹面の最深部に設けると、シャッタ上の液残りをさらに少なくすることができる。吸引機構としてはアスピレータが好適に用いられる。これにより一定の吸引が可能となる。
この基板処理装置は、乾燥処理部に処理ガスを供給する処理ガス供給機構と、基板処理装置の動作制御を行う制御装置をさらに具備する構成とすることが好ましい。この制御装置は、乾燥処理部に処理ガス供給を開始し、所定時間が経過した後にシャッタに設けられた排液口からの排液を開始し、その後所定時間経過後に処理ガスの供給を停止し、その後排液口からの排液を停止するように、処理ガス供給機構と吸引機構とを制御する。
基板処理装置は、さらに乾燥処理部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給器機構を具備し、制御装置は、乾燥処理部への処理ガスの供給開始と実質的に同時に乾燥処理部への不活性ガスの供給を開始し、排液口からの排液を停止した後に不活性ガスの供給を停止するように、不活性ガス供給機構を制御する構成とすることが好ましい。本発明の基板処理装置の好適な形態としては、液処理部では基板の薬液処理、その薬液処理に続く水洗処理を行い、乾燥処理部では水洗処理後の基板をイソプロピルアルコール蒸気と不活性ガスで乾燥させる装置が挙げられる。
また本発明によれば、上記基板処理装置による基板処理方法、すなわち、基板を所定の処理液で処理する液処理部において基板を液処理する工程と、
前記液処理が終了した基板を前記液処理部の上方に設けられた乾燥処理部に引き上げる工程と、
前記液処理部と前記乾燥処理部との間をシャッタにより隔離する工程と、
前記乾燥処理部において前記基板を乾燥させる工程と、を有し、
前記基板の乾燥工程は、
前記乾燥処理部へ処理ガスの供給を開始する工程と、
前記処理ガスの供給を開始してから一定時間経過後に、前記シャッタに設けられた排液口を通して前記シャッタに落下した液体の吸引排液を開始する工程と、
前記排液口からの排液を開始してから所定時間経過後に前記処理ガスの供給を停止する工程と、
前記処理ガスの供給を停止してから所定時間経過後に前記排液口からの吸引排液を停止する工程と、
を有することを特徴とする基板処理方法、が提供される。
本発明によれば、液処理部と乾燥処理部を仕切るシャッタ上の液残りを減少させることができる。これにより装置および被処理基板の汚染を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、例えば50枚の半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)を一括して液処理し、さらに乾燥処理する洗浄処理装置を例に挙げて説明する。
図1に洗浄処理装置1の概略構造を示す断面図を示す。この洗浄処理装置1は、ウエハWの液処理(ここでは、希フッ酸水溶液(DHF)による薬液処理を行い、それに続いて純水(DIW)によるリンス処理を行うものとする)を行う液処理部2と、液処理部2の上側に配置され、液処理部2でのリンス処理が終了したウエハWの乾燥を行う乾燥処理部3と、液処理部2と乾燥処理部3との間で50枚のウエハWを一括して移動させる移動機構としてのウエハガイド4を有している。
ウエハガイド4は、例えば、50枚のウエハWを略垂直姿勢で、図1の紙面に垂直な方向に一定の間隔で並べた状態で保持することができる保持部26と、保持部26を支持する支柱部27とを有しており、この支柱部27は、後述するチャンバ5の蓋62を気密に貫通している。この支柱部27はガイド昇降機構28により昇降自在であり、保持部26に保持されたウエハWを液処理部2と乾燥処理部3との間で移動させることができる。
液処理部2と乾燥処理部3との間はシャッタ10により開閉自在であり、このシャッタ10は、液処理部2において液処理を行うときと液処理部2と乾燥処理部3との間でウエハWを移動させるときは、シャッタボックス11に収容される。洗浄処理装置5には、その上方に設けられたファンフィルタユニット(FFU)12からクリーンエアがダウンフローされるようになっている。
液処理部2には、DHFおよびDIWが貯留され、ウエハWを収納して液処理する内槽30と、内槽30の上部の開口を囲むように形成された中槽31と、中槽31の開口を囲むように形成された外槽32と、を有する液処理槽6が配設されており、この液処理槽6はボックス13内に配置されている。
内槽30の下部には、DHFおよびDIWを内槽30内に吐出する処理液供給ノズル35が設けられている。そして、処理液供給ノズル35には、DHF供給源からDHFを内槽30に供給するDHF供給ライン51と、DIW供給源からDIWを供給するDIW供給ライン52と、を有する処理液供給ライン20が接続されている。
DHF供給ライン51に介在された開閉バルブ51aとDIW供給ライン52に介在された開閉バルブ52aの開閉を切り替えることによって、DHFとDIWのいずれか一方を供給することができ、また、開閉バルブ51a・52aの開閉量を調整することによりDHFを希釈して内槽30に供給することができるようになっている。また、内槽30に最初にDIWを供給し、その後にDHFを供給することにより、内槽30内で一定濃度のDHFを調製してもよい。内槽30内には、DHF濃度を測定するための濃度センサ53が設けられている。
内槽30の底部には、開閉バルブ37が介在された排液管36が接続されており、この開閉バルブ37を開くことによって、内槽30からDHFやDIWをボックス13内に排出することができるようになっている。また、ボックス13の下部には、バルブが介在された排液管141が設けられており、ボックス13内からDHFやDIWを排出することできるようになっている。さらにボックス13には排気管142が設けられており、例えば、ボックス13にDHFが貯留された状態では、DHFから発生する蒸気を排気することができるようになっている。
中槽31は、内槽30の上面開口からオーバーフローした純水を受け止める。中槽31には、中槽31から純水を排出するための排液管41が設けられており、この排液管41にはトラップ42が接続されている。このトラップ42は、排液管41を通して排出された処理液が一定の高さで貯留され、その水面で開口した排液管43を通してトラップ42から処理液が排出されるように、排液管41の下端(排液口)が排液管43の上端(排出口)よりも低い位置に配置されている。このような構成により、排液管43やボックス13の雰囲気が排液管41に流入することを防止することができる。例えば、内槽30内にDHFを貯留してウエハWをこれに浸漬させて処理し、次いで内槽30内にDIWを供給してウエハWのリンス処理を行う際に、ボックス13内に排出されたDHFから発生した蒸気が排液管41を通じて液処理槽6内に混入することが防止される。
外槽32には、常時、純水が貯留されており、環状のシール板46が、その下部がこの純水に漬され、かつ、その上端が外槽32の上方に配置されたシャッタボックス11の下板に密着するように、配設されている。このような構成により、外槽32は純水を利用したシール機能を有し、内槽30の雰囲気を外部に漏らさないようになっている。なお、シャッタボックス11には開閉バルブ137を介在させて排気管136が設けられており、シャッタボックス11内の雰囲気を排気することができるようになっている。
図2に乾燥処理部3とシャッタ10のより詳細な構成を示す断面図を示す。乾燥処理部3にはウエハWを収容するためのチャンバ5が設けられており、このチャンバ5は、略筒状の本体部61と、本体部61の上面開口61aを開閉する蓋62とから構成されている。本体部61の下面開口61bは、シャッタボックス11の上板に形成された開口部に気密に連結されている。また、シャッタ10を本体部61の真下に配置した状態では、シャッタ10の上面に設けられたシールリング135が本体部61の下端に当接することにより、下面開口61bが気密に閉塞される。
蓋62は断面略半円形の形状を有し、その底部が上側となるように配置されている。蓋62は蓋昇降機構64により昇降自在であり、図2に示す位置P1、P2、P3において静止可能であり、これらの位置の間で移動可能となっている。蓋62を位置P1へ上昇させ、本体部61の上面開口61aを開口させた状態で、洗浄処理装置1の外部と乾燥処理部3の内部(つまり本体部61の内部)との間でのウエハWの搬入出を行うことができる。より具体的には、ウエハガイド4の保持部26を本体部61の上側に出した状態で、保持部26と図示しない外部搬送装置等との間でウエハWの受け渡しを行うことができる。
蓋62が位置P2にあるときは、蓋62の下端と本体部61の上面開口61aとの間に一定の隙間が形成される。このように蓋62が位置P1および位置P2にあるときには、本体部61の内部が外気と連通する。蓋62が位置P3に配置された状態では、蓋62の下端面が本体部61の上端に設けられたシールリング63に当接し、本体部61の上面開口61aが閉じられる。このときにシャッタ10により本体部61の下面開口61bを閉じることにより、本体部61内の雰囲気が外部に漏れないようになる。
チャンバ5内には、例えば、イソプロピルアルコール(IPA)蒸気と所定温度に加熱された窒素ガス(以下「ホットN」と記す)とからなる乾燥用処理ガスをチャンバ5内に供給する第1ガス供給ノズル71と、常温の窒素ガス(以下「常温N」と記す)をチャンバ5内に供給する第2ガス供給ノズル72と、が配設されている。またチャンバ5内には、チャンバ5内に処理ガス等を供給することによってチャンバ5から押し出されるガスを排気するための排気ノズル73が設けられている。この排気ノズル73には、チャンバ5内の雰囲気ガスを強制的に排気するための図示しない強制排気装置が取り付けられた強制排気ライン48と、チャンバ5内を大気圧に保持するための自然排気ライン49と、が接続されている。
第1ガス供給ノズル71には処理ガス供給ライン21が接続されており、この処理ガス供給ライン21にはIPA蒸気を発生させるIPA蒸気発生装置22が接続されている。さらに、IPA蒸気発生装置22には、開閉バルブ82を介在させてIPA供給源と接続されたIPA供給ライン23と、開閉バルブ83およびフローメータ84を介在させてホットN供給源と接続されたホットN供給ライン24と、が接続されている。第2ガス供給ノズル72には、常温N供給源から開閉バルブ86を介在させて常温Nを供給する常温N供給ライン25が接続されている。
ホットN供給ライン24と処理ガス供給ライン21は、図示しない保温材またはヒータによって、ホットNの温度および乾燥用処理ガスの温度が低下しないように構成してもよい。IPA供給ライン23から供給されたIPAとホットN供給ライン24から供給されたホットNとがIPA蒸気発生装置22において混合されることによって乾燥用処理ガスが調製され、乾燥用処理ガスはそこから第1ガス供給ノズル71へ送られる。また、IPA供給ライン23に設けられた開閉バルブ82を閉じて、ホットN供給ライン24開閉バルブ83を開くことによって、ホットNのみを第1ガス供給ノズル71へ送ることができる。
第1ガス供給ノズル71と第2ガス供給ノズル72はそれぞれ円筒状の形状を有し、乾燥用処理ガス等を噴出させるためのガス噴射口がその長手方向(図2において紙面に垂直な方向)に一定の間隔で形成された構造を有する。また、排気ノズル73は、円筒状の形状を有し、チャンバ5内のガスを取り込むための一定長さのスリット型吸気口が、その長手方向(図2において紙面に垂直な方向)に一定の間隔で形成された構造を有する。
図2に示されるように、第1ガス供給ノズル71は、ガス噴射口から噴射される乾燥用処理ガスおよびホットNがチャンバ5内に収容されたウエハWに直接にあたることなく斜め上方に噴射されるように、配置されている。第1ガス供給ノズル71から噴射された乾燥用処理ガスおよびホットNは、ウエハWの左上と右上を通過して蓋62の内周面上部に向かって上昇し、蓋62の上部中央において合流して下降し、ウエハWどうしの間に流入してウエハWの表面に沿って流下するようになっている。
第2ガス供給ノズル72もまた、ガス噴射口から噴射される常温Nがチャンバ5内に収容されたウエハWに直接にあたることなく斜め上方に噴射されるように、配置されている。第2ガス供給ノズル72から噴射された常温Nは、ウエハWの左上と右上を通過して蓋62の内周面上部に向かって上昇し、蓋62の上部中央において合流して下降し、ウエハWどうしの間に流入してウエハWの表面に沿って流下する。
続いてシャッタ10の構成について説明する。先に説明したように、シャッタ10の上面の周縁にはシールリング135が設けられている。そして、図2に示すように、シールリング135のその内側は略円錐形状となっており、緩やかに中心に向かって窪んだ斜面(凹面)となっている。シャッタ10にはこの凹面の最深部において開口する排液口91が形成されており、この排液口91には吸引機構としてのアスピレータ92が接続されている。
図3にシャッタ10の中心部の断面拡大図を示す。排液口91の開口上には略円錐状の吸引制御部材93が配設されている。吸引制御部材93は、シャッタ10の上面に向けて突起するようにシャッタ10の裏面に配置されたビス94に固定されている。このような構成では、アスピレータ92を動作させると、シャッタ10の上面に沿って吸引制御部材93の外周とシャッタ10の上面との間に形成された隙間(開口)へ流れ込み、さらに排液口91に流れ込む流体流れを発生させることができる。
例えば、液処理部でDIWによるリンス処理を終えたウエハWが乾燥処理部3に引き上げられ、その後にシャッタ10が液処理部2と乾燥処理部3との間を仕切ると、ウエハWから水滴がシャッタ10上に落下してきて、シャッタ10上にDIWが溜まる。また、その後に乾燥用処理ガスによるウエハWの乾燥処理を行うと、ウエハWからDIWとIPAとが混じり合った液滴が落下する。このようにしてシャッタ10の上面に落下した液滴は、吸引制御部材93による流体流れを利用して効率よく回収されるため、シャッタ10の上面での液残りを少なくすることができる。また、吸引制御部材93は略円錐状の凹面であるので、吸引制御部材93の上面にウエハWから落下した液滴は、重力によってその斜面を流れ落ちて排液口91へと導かれる。なお、シャッタ10の上面を液滴が動きやすいように、シャッタ10は、ステンレス等の金属板にフッ素樹脂をコーティングしたものや、疎水性樹脂からなるものが好適に用いられる。
こうしてシャッタ10上に落下し、溜まった液体を除去することで、シャッタ10を水平移動させる際にシャッタ10から液滴が液処理部2に落ちて、液処理部2を汚染することが防止される。また、チャンバ5に供給されるホットNや常温Nの気流によってシャッタ10の液滴からミスト等が、これがウエハWやチャンバ5の内面を汚染することが抑制される。さらに、吸引機構としてアスピレータ92を用いることにより、脈動が生じなくなり、一定した吸引が可能となっている。
吸引制御部材93の高さは、シャッタ10を水平方向で移動させる際に、シャッタボックス11に接触しない高さに制限される。このため、吸引制御部材93の外径が長くなると上面の傾斜が緩やかとなって吸引制御部材93の上面にDIW等が溜まりやすくなり、一方で吸引制御部材93の外径が短いと、シャッタ10の上面に沿った流体流れを起こし難くなる。このような観点から、吸引制御部材93の外径は、例えば、30〜40mmとすることが好ましい。吸引制御部材93の外周端とシャッタ10の上面との間に形成される隙間h(つまり、開口の高さh)は、液滴の高さよりも低いと液滴を効率的に吸引することができるので、例えば、0.5mm以上1.0mm以下とすることが好ましく、0.6mm以上0.8mm以下とすることがより好ましい。隙間hが狭いと圧損が大きくなり、逆に隙間hが広いと液体の吸引効率が悪化し、またシャッタ10の上面に沿った流体流れが生じ難くなる。なお、排液口91の開口径は、吸引制御部材93の外径よりも短く設定する。
吸引制御部材93を配置した場合と配置しない場合でそれぞれシャッタ10の中心近傍に水滴を全量で50gとなるように落下させ、60秒間の水滴除去のための吸引動作を行ったところ、吸引制御部材93を配置しない場合にはシャッタ上に約5g程度の液残りが認められたが、吸引制御部材93を配置した場合には、液残りは1g以下に低減された。同様に、シャッタ10の外周部分に水滴を全量で50gとなるように落下させ、60秒間の水滴除去のための吸引動作を行ったところ、吸引制御部材93を配置しない場合にはシャッタ上に約10g程度の液残りが認められたが、吸引制御部材93を配置した場合の液残りは5g程度に低減された。このような効果は、ウエハWを液処理部2においてリンス処理し、その後に乾燥処理するプロセスでも、同様に得られることは、容易に理解できるものである。
上述のように構成された洗浄処理装置1に設けられた各種の駆動装置、例えば、液処理部2へDHFやDIWを供給するための開閉バルブ51a・52aや、内槽30からDHF等を排出するための開閉バルブ37、乾燥処理部3へホットNやIPA、常温Nを供給するための開閉バルブ83・82・86、チャンバ5を構成する蓋62の蓋昇降機構64、シャッタ10に形成された排液口91に接続されたアスピレータ92、ウエハガイド4を昇降させるガイド昇降機構28等の駆動制御は、制御装置99により行われる。
次に、洗浄処理装置1を用いた基板洗浄方法の具体的な実施形態について説明する。図4にウエハWの処理工程を示すフローチャートを示す。最初に、乾燥処理部3では、本体部61の上面が蓋体62により閉塞され、かつ、本体部61の下面がシャッタ10により閉塞されて、チャンバ5が密閉された状態とする(STEP1a)。また、こうして密閉されたチャンバ5内に第1ガス供給ノズル71を通してホットNを一定流量で供給し、その際に排気ノズル73および自然排気ライン49を通して自然排気が行われるようにする(STEP1b)。さらに、液処理槽6の内槽30に所定濃度のDHFを貯留させておく(STEP1c)。この状態で、ウエハガイド4においてウエハWを保持する部分は乾燥処理部3に配置されている。
次に、蓋62を上昇させて位置P1(図2参照)で保持し、ウエハガイド4の保持部26をチャンバ5の本体部61の上側に位置させた後、チャンバ5内へのホットNの供給を停止する(STEP2)。そして、外部の基板搬送装置(図示せず)からウエハガイド4の保持部26に50枚のウエハWを受け渡す(STEP3)。次いで、ウエハガイド4を降下させてウエハWをチャンバ5の本体部61内に収容し、また蓋62を降下させて位置P2(図2参照)で保持し、さらに排気ノズル73と強制排気ライン48を通してチャンバ5内の雰囲気の強制排気を開始した後に、シャッタ10をシャッタボックス11内に移動させて、液処理部2と乾燥処理部3との間を開放させる(STEP4)。
このSTEP4では、ファンフィルタユニット(FFU)12からのダウンフローがチャンバ5内に流入し、本体部61の上面開口61aから排気ノズル73に向かうクリーンエアの流れが形成される。これによりシャッタ10を開いても、液処理槽6に貯留されたDHF雰囲気が乾燥処理部3に上昇することを防止することができる。これにより、DHF雰囲気(蒸気)によりチャンバ5の内面が汚染されたり、本体部61の上面開口61aを通って外部に漏れることが防止される。なお、ファンフィルタユニット(FFU)12から供給されるクリーンエアを利用して乾燥処理部3に気流を形成するので、経済的にチャンバ5の汚染等を防止できる。
次いで、ウエハガイド4をさらに降下させて、保持したウエハWを内槽30に貯留されたDHFに浸漬させ、シリコン酸化物除去処理を行う(STEP5)。このSTEP5の処理中も、蓋62を位置P2で保持し、排気ノズル73と強制排気ライン48を通してチャンバ5内の雰囲気を強制排気することによって、DHF雰囲気によるチャンバ5の汚染等を防止する。
DHFによるウエハWの処理が終了したら、ウエハWを内槽30内に配置したたまま、処理液供給ノズル35からDIWを内槽30内に供給して、内槽30内のDHFをDIWに置換し、ウエハWのリンス処理を行う(STEP6)。このとき、内槽30からオーバーフローしたDHFやDIWは、中槽31に受け止められ、排液管41およびトラップ42を通して排液される。
なお、内槽30内のDHFをDIWに置換する間も、ウエハWのDHF処理を行う間と同様に、蓋62を位置P2に配置し、排気ノズル73を通して強制排気を行う。内槽30のDHFをDIWに置換する工程は、例えば、排液管36を通してDHFをボックス13に排出し、その後に内槽30にDIWを供給することによって行ってもよい。
内槽30内のDHFがDIWに置換されたか否かは、濃度センサ53の測定値によって判断することができる。したがって、濃度センサ53の測定値によって内槽30内のDHFがDIWに置換され、内槽30内からDHFが排出されたと判断したら、強制排気ライン48から自然排気ライン49に切り替え、蓋62を位置P3(図2参照)に降下させて本体部61の上面開口61aを閉塞し、さらに第1ガス供給ノズル71からホットNを、第2ガス供給ノズル72から常温Nをそれぞれチャンバ5内に噴射させる(STEP7)。こうしてチャンバ5内がN雰囲気に保持される。
このSTEP7では、ホットNが処理ガス供給ライン21を通るので処理ガス供給ライン21が昇温される。これにより、後にIPA蒸気を含む乾燥用処理ガスをチャンバ5内に供給する際の乾燥用処理ガスの温度低下を抑制することができる。またチャンバ5が温められることによって、後に乾燥用処理ガスをチャンバ5内に供給した際に、チャンバ5の内壁でIPAが結露することを抑制することができる。これによりIPAの使用量を低減させることができる。なお、STEP6およびSTEP7では、さらにシャッタボックス11内の排気を行うことにより、シャッタボックス11内に残っているおそれがあるDHF雰囲気を排気することが好ましい。
DIWによるウエハWのリンス処理が終了したら、ウエハWがチャンバ5内に収容されるようにウエハガイド4を上昇させ、その後にシャッタ10により液処理部2と乾燥処理部3との間を隔離する(STEP8)。STEP8において、ウエハWを上昇させている間は、第2ガス供給ノズル72からの常温Nのチャンバ5内への供給を停止し、第1ガス供給ノズル71からのホットNの供給は、処理ガス供給ライン21を温めるために継続して行う。STEP8が終了した時点で、ウエハWに付着したDIWの液滴がシャッタ10上に落下する。
なお、シャッタ10により液処理部2と乾燥処理部3との間が隔離された後には、液処理部2に設けられた内槽30内のDIWを、開閉バルブ37を開くことで排液管36を通してボックス13に排出し、その後に、一定濃度のDHFで内槽30を満たし、次の処理に備えることが好ましい。ボックス13に排出されたDIWは排液管141から外部に排出される。
続いてウエハWの乾燥処理を行う(STEP9)。図5にこのSTEP9の各工程をより詳細に示すフローチャートを示す。上記STEP8により、ウエハWが密閉されたチャンバ5内に収容され、シャッタ10が閉じられたら、第1ガス供給ノズル71から乾燥用処理ガス(つまり、所定量のIPA蒸気を含んだホットN)の供給を開始する(STEP9a)。
乾燥用処理ガスは、第1ガス供給ノズル71からチャンバ5内に噴射され、蓋62の内周面上部に向かって上昇した後、ウエハWの上部からウエハWどうしの間に流入し、ウエハWの表面に沿って流下し、排気ノズル73を通して外部に排出される。このとき、ウエハWに付着している水分にIPAが混じってシャッタ10上に落下する。乾燥用処理ガスの供給を開始してから、例えば、20秒〜30秒が経過した後に、シャッタ10に形成された排液口91に接続されたアスピレータ92による吸引排液を開始する(STEP9b)。
シャッタ10が閉じられてから、このように一定の間隔を開けてアスピレータ92の動作を開始し、シャッタ10上に溜まった液の吸引除去を行った場合には、シャッタ10が閉じられると同時にアスピレータ92の動作を開始する場合と比較して、シャッタ10上の液残りを少なくすることができる。これはシャッタ10上に落下した液滴どうしが結合する時間を与えた場合、吸引制御部材93とシャッタ10の上面との間に形成される隙間に近い部分にある液が吸引されると、それと結合している遠くの液部も吸引され易くなることや、液滴が大きくなることで、シャッタ10に形成された凹面を液が流れやすくなること等によるものと考えられる。
一定時間(例えば、90秒)が経過したら、IPA供給ライン23からのIPA供給を停止させて、第1ガス供給ノズル71からホットNのみがチャンバ5内に供給されるようにする(STEP9c)。さらに、IPAの供給を停止してから所定時間(例えば、30秒〜60秒)が経過した後に、アスピレータ92を停止させて、シャッタ10の液滴吸引を終了する(STEP9d)。さらにその後所定時間経過後に、ホットNのチャンバ5内への供給を継続しながら、第2ガス供給ノズル72から常温Nのチャンバ5内への供給を開始する(STEP9e)。この時点でウエハWの乾燥処理は終了する。常温Nをチャンバ5内に供給することによって、ウエハWは冷却される。
常温Nの供給を開始してから所定時間経過後に、蓋62を位置P1へ上昇させ、これと実質的に同時にウエハガイド4を上昇させて、ウエハWをチャンバ5の本体部61の上側に出す(STEP10)。このとき、第1ガス供給ノズル71および第2ガス供給ノズル72からの窒素ガス供給を停止し、強制排気ライン48を通して、ファンフィルタユニット(FFU)12からのクリーンエアーをチャンバ5内に引き入れる。次いで、外部から図示しない基板搬送装置がウエハガイド4にアクセスして、ウエハWを洗浄処理装置1から搬出する(STEP11)。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、シャッタ10としてその上面が凹面となっているものを示したが、シャッタ10の上面が水平面であっても、吸引制御部材93を配置することによって、吸引制御部材93を配置しない従来の場合と比較して、シャッタ10上の液残りを低減することができる。
上記説明においては、薬液としてDHFを取り上げたが、それに限定されるものではなく、SC−1洗浄液等のその他の薬液であってもよい。また、本発明は洗浄処理に限定されて適用されるものではなく、例えば、ウェットエッチング処理等にも適用することができる。さらに基板は半導体ウエハに限定されるものではなく、液晶ディスプレイ用のガラス基板、プリント配線基板、セラミック基板等であってもよい。
本発明は、半導体ウエハ等の各種基板の洗浄処理装置、エッチング処理装置等、各種の液処理を行う装置に好適である。
洗浄処理装置の概略構造を示す断面図。 乾燥処理部とシャッタのより詳細な構成を示す断面図。 シャッタの中心部の断面拡大図。 ウエハの処理工程を示すフローチャート。 乾燥処理工程をより詳細に示すフローチャート。
符号の説明
1;洗浄処理装置
2;液処理部
3;乾燥処理部
4;ウエハガイド
5;チャンバ
6;液処理槽
10;シャッタ
71;第1ガス供給ノズル
72;第2ガス供給ノズル
73;排気ノズル
91;排液口
92;アスピレータ
93;吸引制御部材

Claims (10)

  1. 基板を処理液により処理する液処理部と、
    前記液処理部の上側に設けられ、前記基板を乾燥させる乾燥処理部と、
    前記液処理部と前記乾燥処理部との間で基板を搬送する基板搬送装置と、
    前記液処理部と前記乾燥処理部との間を開閉することができるように水平方向に移動自在であり、その略中心に排液口が形成されたシャッタと、
    前記排液口に接続された吸引機構と、
    前記排液口の開口上に設けられ、前記吸引機構を動作させた際に、前記シャッタの上面に沿って流れて前記排液口に流入する流体流れを生じさせる吸引制御部材と、
    を具備することを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記吸引制御部材は略円錐形状であることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記略円錐形状の吸引制御部材の外周端と前記シャッタの上面との間に形成される隙間は0.5mm以上1.0mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記排液口の開口径は、前記略円錐形状の吸引制御部材の外径よりも短いことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 前記シャッタの上面は略円錐状の凹面であり、前記排液口は前記凹面の最深部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  6. 前記吸引機構はアスピレータであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  7. 前記乾燥処理部に処理ガスを供給する処理ガス供給機構と、
    前記乾燥処理部へ処理ガスの供給を開始し、所定時間が経過した後に前記排液口からの排液を開始し、その後所定時間経過後に前記処理ガスの供給を停止し、その後前記排液口からの排液を停止するように、前記処理ガス供給機構と前記吸引機構とを制御する制御装置と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  8. 前記乾燥処理部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構をさらに具備し、
    前記制御装置は、前記乾燥処理部への処理ガスの供給開始と実質的に同時に前記乾燥処理部へ不活性ガスの供給を開始し、前記排液口からの排液を停止した後に前記不活性ガスの前記乾燥処理部への供給を停止するように、前記不活性ガス供給機構を制御し、
    前記液処理部では基板の薬液処理および水洗処理が行われ、前記乾燥処理部では前記水洗処理後の基板の乾燥処理が前記処理ガスとしてイソプロピルアルコール蒸気を用いて行われることを特徴とする請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 基板を所定の処理液で処理する液処理部において基板を液処理する工程と、
    前記液処理が終了した基板を前記液処理部の上方に設けられた乾燥処理部に引き上げる工程と、
    前記液処理部と前記乾燥処理部との間をシャッタにより隔離する工程と、
    前記乾燥処理部において前記基板を乾燥させる工程と、を有し、
    前記基板の乾燥工程は、
    前記乾燥処理部へ処理ガスの供給を開始する工程と、
    前記処理ガスの供給を開始してから一定時間経過後に、前記シャッタに設けられた排液口を通して前記シャッタに落下した液体の吸引排液を開始する工程と、
    前記排液口からの排液を開始してから所定時間経過後に前記処理ガスの供給を停止する工程と、
    前記処理ガスの供給を停止してから所定時間経過後に前記排液口からの吸引排液を停止する工程と、
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  10. 前記基板の液処理には純水による水洗処理が含まれ、
    前記乾燥工程においては、前記処理ガスとしてイソプロピルアルコール蒸気を用い、前記乾燥処理部へのイソプロピルアルコール蒸気の供給開始と実質的に同時に前記乾燥処理部への不活性ガスの供給をさらに開始し、前記排液口からの吸引排液を停止した後に、前記乾燥処理部への不活性ガスの供給を停止することを特徴とする請求項9に記載の基板処理方法。
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