JP2005072598A - 半導体基板洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャンバ内でIPA蒸気が凝縮することを防止し、ウェーハを効率的に乾燥することができる半導体基板を洗浄する装置及び方法を提供する。
【解決手段】半導体基板を洗浄する装置及び方法に関するものであり、前記装置は内部に流入されたIPA蒸気が排気される排気路が形成されたチャンバを有する。本発明によると、処理実行される間チャンバ内の圧力に応じて上記の排気路の開放率が調節される。
【選択図】図13

Description

本発明は半導体素子製造に使用される装置及び方法に関するものであって、さらに詳細には半導体基板を洗浄する装置及び方法に関するものである。
半導体ウェーハを集積回路で製造する場合、多様な製造処理のうちに発生する残留物質、小さいパーティクル、汚染物などを除去するために、半導体ウェーハを洗浄する洗浄処理が必要とされる。特に、高集積化された集積回路を製造するときは、半導体ウェーハの表面に付着した微細な汚染物を除去する洗浄処理は非常に重要となる。
半導体ウェーハの洗浄処理は化学溶液処理処理(薬液処理)、リンス処理、および乾燥処理に分けることができる。化学溶液処理は半導体ウェーハ上の汚染物質を化学的反応によってエッチング、または薄利させる処理であり、リンス処理は化学溶液処理された半導体ウェーハを純粋に洗浄する処理であり、乾燥処理はリンス処理された半導体ウェーハを乾燥する処理である。
このような洗浄処理のうち、乾燥処理において用いられる装備として、スピン乾燥器(spin dryer)とイソプロフィルアルコール(isopropyl alcohol)を使用するIPA蒸気乾燥器とがある。スピン乾燥器は、特許文献1に開示されており、IPA蒸気乾燥器は、特許文献2に開示されている。しかし、集積回路が複雑になることによって、遠心力を利用するスピン乾燥器において、ウェーハに微細に残っている水滴が完全に除去され難いだけではなく、ウェーハの高速回転時に発生される渦流によってウェーハが逆汚染される問題がある。また、IPA蒸気乾燥器において、乾燥の後にウェーハ上にウォータマーク(water mark)が発生し、さらに、引火性があるIPAが、引火点以上の高温度で使用されるので、環境と安全上の問題点がある。また、スピン乾燥器およびIPA蒸気乾燥器の使用時において、リンス処理と乾燥処理とは各々分離した設備でなされるので、各々の設備にウェーハが移動されなければならず、これによって、処理の進行に多くの時間がかかる。
上記の問題を改善するために、薬液処理及びリンス処理の後、ウェーハを大気に露出させずに乾燥するマランゴニ乾燥器(marangoni dryer)が提案された。特許文献3にマランゴニ原理を利用するウェーハ洗浄装置が開示されている。しかし、マランゴニ乾燥器は脱イオン水の表面に形成されたIPA層と接触される接触面においてのみ乾燥がなされて、ウェーハの一部の領域に残留している水気が当該領域とIPA層とが接触する短時間の間に除去されない場合、ウェーハ上に継続的に残留する可能性が高い。また、ウェーハの領域のうち、下部に位置する領域は、上部に位置する領域に比べて、IPA蒸気に露出する時間が少ないため、乾燥が不完全となる。
近年において、ウェーハに対してリンス処理が完了した以後、ウェーハにIPA蒸気を噴射してウェーハに付着した脱イオン水をIPA蒸気に置き換えた後、加熱した窒素ガスで乾燥処理を完了するIPA乾燥器が使用されている。IPA乾燥器の使用時、処理実行中にIPA蒸気量が過多とされることによって、IPAがチャンバ内で凝縮して、ウェーハが充分に乾燥されない問題が発生する。これは、チャンバにIPA蒸気が多量に供給されたときか、チャンバの内部の圧力が非常に高いときに発生される。
米国特許第5829156号明細書 米国特許第5054210号明細書 特開平10−335299号公報
本発明はチャンバ内でIPA蒸気が凝縮することを防止し、ウェーハを効率的に乾燥することができる洗浄装置及び洗浄方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の洗浄装置は、内部に供給された乾燥用流体が排気される排気路を有し、洗浄処理が実行されるチャンバを有する。前記チャンバ内には前記半導体基板を支持する支持部、前記チャンバ内に前記乾燥用流体を供給する供給部、および前記チャンバ内の圧力に応じて前記排気路の開放率を調節する調節部が提供される。
一例によると、前記調節部は前記排気路を遮断するか、前記排気路の少なくとも一部を開放する遮断板と、前記遮断板を移動させる駆動部と、前記チャンバ内の圧力を測定する圧力測定部と、前記圧力測定部で測定された値に応じて前記駆動部を制御する制御部とを有する。
他の例によると、前記調節部は前記排気路と連結されるハウジング、前記ハウジング内に設けられた弾性体、および前記ハウジング内に位置し、前記弾性体によって提供される圧縮力によって前記排気路を開閉する遮断ロッドを有し、前記チャンバの内部の圧力によって前記弾性体が圧縮される程度に応じて前記排気路の開放率が調節される。
好ましくは、前記排気路は前記チャンバ内に位置する前記支持部より下に形成され、前記排気路の断面は長方形の形状を呈する。
また、前記供給部は噴射ホールが形成された噴射管、前記噴射管に第1流体を供給し、流量調節バルブが設けられた第1供給管と、前記噴射管に第2流体を供給し、流量調節バルブが設けられた第2供給管とを有する。前記第2供給管は前記噴射管と前記流量調節バルブが設けられた地点との間で前記第1供給管から分岐されうる。好ましくは、前記第1流体はアルコール蒸気であり、前記第2流体は乾燥ガスであり、前記アルコール蒸気が前記チャンバに供給されるとき、前記噴射管を通じて供給される流体の総量は一定に維持されるように、前記噴射管に供給される前記アルコール蒸気の変化量に応じて前記第2供給管を流れる乾燥ガスの量が調節される。
望ましくは、前記噴射管はその長さの方向に前記チャンバの側壁内に挿入されるように設けられ、前記噴射管は前記第1供給管から離隔するほど断面積が漸進的に小さくなりうる。また前記噴射管に形成された噴射ホールは上を向くように形成され、前記チャンバのカバーはドーム形状に形成されうる。
また、前記チャンバ内に洗浄液を噴射する洗浄液供給管が提供される。前記洗浄液供給管は前記チャンバ内に位置する前記半導体基板より高い位置に設けられる上部供給管と前記チャンバ内に位置する前記半導体基板より低い位置に設けられる下部供給管とを有する。
また、前記アルコール蒸気を発生させ、前記第1供給管が連結される気化部が提供されることができ、前記気化部には前記気化部内の蒸気が排気される通路を提供して開閉バルブが設けられたベント管が連結される。
また、本発明の半導体基板を洗浄する方法では、チャンバの内部に位置する半導体基板を洗浄液で洗浄する段階と、前記チャンバの内部から洗浄液を排出する段階と、パージガスで前記チャンバの内部をパージする段階と、前記チャンバの内部に位置する半導体基板を乾燥用ガスで乾燥する段階とを含み、前記乾燥段階は乾燥用流体が前記チャンバの内部に供給される段階と、前記チャンバに形成され、前記乾燥用流体が排気される通路である排気路の開放率が前記チャンバの内部の圧力に応じて調節される段階とを含む。前記排気路の開放率が調節される段階は、前記チャンバの内部の圧力を測定する段階と前記測定値に応じて前記排気路を遮断している遮断膜を移動させる段階とを含む。また、前記洗浄段階は前記チャンバ内の半導体基板より高く位置する上部供給管から洗浄液が前記半導体基板に向けて噴射される段階と、前記チャンバ内の半導体基板より低く位置する下部供給管から洗浄液が前記チャンバの内部に供給される段階とを有する。
本発明によると、排気路の開放率が調節されることによって、チャンバ内の圧力が一定の範囲内に維持されるので、チャンバ内において高圧のためIPA蒸気が凝縮されることを防止する効果がある。
また、本発明によると、チャンバ内に流入される流体の総量は維持され、かつIPA蒸気量の調節が可能とされるので、チャンバ内にIPA蒸気が高濃度で存在して、IPA蒸気が凝縮されることを防止する効果がある。
また、本発明によると、乾燥用流体を噴射する噴射管と洗浄液を供給する供給管とがチャンバ側壁に設けられるので、チャンバの体積が減少し、これによって、処理に要する時間が短縮される効果がある。
また、本発明によると、リンス処理において、上部供給管から噴射された脱イオン水によって1次リンス処理が実行され、下部供給管から供給された脱イオン水によって2次リンス処理が実行されるので、ウェーハの微細パターンに付着した汚染物質などの除去が容易とされ、浮遊する汚染物質がウェーハに再付着することが防止される効果がある。
また、本発明によると、リンス処理と乾燥処理との間にチャンバの内部をパージする処理が実行されるので、チャンバ内の水蒸気に含まれたフッ化水素酸とIPAとが反応することを防止する効果がある。
以下、本発明の実施の形態を添付の図1乃至図18を参照してより詳細に説明する。本発明の実施の形態は様々な形態に改変可能であり、本発明の範囲が以下に説明する実施の形態により限定されて解釈されてはいけない。本実施の形態は当業界で平均的な知識を有する者へ、本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状はより明確な説明を強調するために誇張されるものである。
図1および図2は各々本発明の望ましい一実施の形態における洗浄装置1の縦断面図と横断面図である。図1および図2に示すように、洗浄装置1は、チャンバ100、支持部200、洗浄液供給管300、乾燥用流体供給部400、および圧力調節部500を有する。チャンバ100は、内槽120、外槽140、およびカバー160を有する。
内槽120は、内部に収容されたウェーハWに対して化学溶液処理処理とリンス処理、および乾燥処理が実行される空間を提供する。内槽120は、開放された上部、直方体の形を呈する側壁122、および下部面124を有し、ウェーハWを収容するために、十分な内部空間を有する。内槽の下部面124は内槽120に満たされた洗浄液の排出が容易となるように、下に位置するほど幅が漸進的に狭くなる。下部面124の中央部には内槽120の内部に満たされた流体の排気のための排気ホール126が形成され、その下には排気管(130:図13に示す)との連結のための排気ポート128が形成される。排気管130は内槽120に満たされた洗浄液が重力によって排出されるように垂直に設けられうる。内槽120の上部には内槽120の開放された上部を開閉するカバー160が設けられる。カバー160は直方体の形を呈する側壁162とドーム形状を呈する上部面164とを有する。側壁162の下端部には開口部166が形成され、開口部166は処理が実行されるに際し、内槽120に満たされた洗浄液が内槽120の外部にあふれ出る通路として提供される。
外槽140は内槽120の側壁122を囲むように設けられ、内槽120に固定結合する。外槽140は下部面144と下部面144の外周部から上方に伸延された側壁142を有する。外槽140は下部面144の内周部が上述の開口部166より下に位置するように、内槽120の側壁122に固定結合し、その下部面144には開閉バルブ154が設けられた排出管152と連結される排出口146が形成される。上述した構造によって、内槽120の側壁122と外槽140の側壁142との間には所定の容積を有する空間148が形成され、内槽120に満たされた洗浄液は開口部166を通じて前記空間148に流れた後、排出口146を通じて外部に排出される。乾燥処理が実行されるとき、前記開口部166を開閉する図示しないドアが内槽の側壁122に設けられうる。
支持部200は洗浄処理が実行される間、複数のウェーハWを支持する部分である。図3を参照すると、支持部200は支持ロッド220と連結部240とを有し、各々の支持ロッド220にはウェーハWのエッジの一部分が挿入されるスロット222が形成される。ウェーハWはその処理面が互いに向き合うように立てられた状態で支持部200に置かれる。支持ロッド220は三つが配置されることができ、支持部200には約50枚のウェーハWが一度に収容されうる。支持ロッド220の両側には支持ロッド220を連結する連結部240が配置される。各々の支持ロッド220の先端は連結部240に固定結合する。
洗浄液供給管300は内槽120内に洗浄液を供給する部分である。化学溶液処理が実行されるとき、洗浄液はウェーハW上に残存するパーティクル、銅のような金属汚染物質、または自然酸化膜のような汚染物質を除去することに適したフッ化水素酸のような化学溶液でありうる。また、リンス処理において、洗浄液はウェーハW上に残存する化学溶液の除去に使用される脱イオン水でありうる。化学溶液および脱イオン水は同一の供給管300を通じて内槽120内に供給されることができ、供給管300には、選択的に化学溶液を供給するための供給管と脱イオン水を供給するための供給管とが設けられうる。
洗浄液供給管300からフッ化水素酸のような化学溶液が内槽120を満たすまで供給される。その後、ウェーハWが内槽120内へ移動される。化学溶液によってウェーハWに付着した汚染物質などが除去された後に、ウェーハWに付着した化学溶液を除去するリンス処理が実行される。
洗浄液供給管300がウェーハより高い位置に設けられて、ウェーハに向けて脱イオン水が噴射されれば、その流れが乱流で形成されることによって、ウェーハWの微細パターン上に付着した汚染物質などを除去するのには有利であるが、ウェーハWから除去された汚染物質などがウェーハWに再付着しうる。また、洗浄液供給管300がウェーハWより低い位置に設けられて脱イオン水を供給すれば、その流れが層流に形成されて汚染物質がウェーハWに再付着することは減少するが、ウェーハWの微細パターンに附着した汚染物質の除去は容易ではない。
図1に戻り、上述した問題を解決して、リンス処理を効果的に実行するために洗浄液供給管300は下部供給管320と上部供給管340とを有する。上部供給管340はウェーハWより高い位置で内槽120の内部の両側に各々設けられ、下部供給管320はウェーハWより低い位置で内槽120の内部に複数個設けられる。上部供給管340にはウェーハWへ向けて直接脱イオン水が噴射されるように噴射ホール(342:図4に示す)が下を向くように形成され、下部供給管320には噴射ホール(322:図4に示す)が上を向くように形成される。
図4および図5は各々図1の洗浄装置1を利用してリンス処理が実行される過程を示す図である。本発明によると、リンス処理は2段階に分けて実行される。まず、図4に示したように、上部供給管340から脱イオン水がウェーハWに向けて噴射される。脱イオン水の流れが乱流で形成されて、ウェーハWの微細パターン上に付着した化学溶液および汚染物質などを除去する。脱イオン水が内槽120に一定の位置まで満たされれば、上部供給管340から脱イオン水の供給を中断し、図5に示したように、下部供給管320から脱イオン水を供給する。脱イオン水の流れは層流であり、開口部166を通じて外槽140にあふれ出る。
リンス処理が完了されれば、ウェーハWを乾燥するための乾燥処理が実行される。図6は本発明の一例による乾燥用流体供給部400を有する洗浄装置1の断面図である。乾燥用流体供給部400はチャンバ100内に乾燥用流体を供給するための部分であって、図6に示すように、乾燥用流体供給部400は噴射管420、供給管450、460、および気化部440を有し、乾燥用流体としてアルコール蒸気と乾燥ガスとが使用される。アルコールでは、イソプロフィルアルコール(以下IPA)が使用され、この外にもエチルグリコール、1−プロパノール、2−プロパノール、 テトラヒドロフラン、4−ハイドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、1−ブタノール、2−ブタノール、メタノール、エタノール、アセトン、n−プロピルアルコール、またはジメチルエーテルが使用されうる。乾燥ガスでは加熱された窒素ガスが使用されうる。
気化部440はアルコール蒸気を発生する部分である。気化部440は桶形のボディー441を有し、ボディーの底面442にはアルコールが貯蔵されたアルコール貯蔵部494からアルコールが供給される管480が連結され、管480にはその通路を開閉する開閉バルブ482と、その内部を流れるアルコールの流量を調節する流量調節バルブ484とが設けられうる。ボディーの側面442には窒素ガス貯蔵部492から窒素ガスが供給される管470が連結され、管470にはその通路を開閉する開閉バルブ472とその内部を流れる窒素ガスの流量を調節する流量調節バルブ474とが設けられうる。
気化部の上部面446にはボディー441内で発生されたアルコール蒸気が移動する通路である第1供給管450が設けられる。第1供給管450はチャンバ100の内部に直接、乾燥用流体を噴射する噴射管420と連結され、開閉バルブ452が設けられる。第2供給管460は上述の窒素ガス貯蔵部492から噴射管420に窒素ガスを供給する部分として、第1供給管450から分岐され、開閉バルブ462が設けられる。上述した気化部440に窒素ガスを供給する管470は第2供給管460から分岐されうる。また、気化部の上部面446にはベント管490が連結され、ベント管490上には開閉バルブ492が設けられる。IPA蒸気による乾燥が開始される以前において、気化部440と連結された第1供給管450の通路は遮断された状態にあるので、気化部440の内部は高圧に維持される。第1供給管450に設けられた開閉バルブ452が開かれれば、気化部440内のIPA蒸気が瞬間的に多量に供給され得る。上述のベント管490はこれを防止するためのものであって、チャンバ100内にIPA蒸気が供給されるとき、IPA蒸気の一部はベント管490を通じて排気される。一定の時間が経過した後、ベント管490に設けられた開閉ベルブ492が閉まる。
噴射管420はチャンバ100の内部に位置するウェーハWの上端部より高く位置するように、チャンバ100の内部の両側に各々設けられる。図7は噴射管420の斜視図であり、図8は図7で線A−Aに沿って切断した噴射管420の断面図である。図7および図8に示すように、噴射管420には複数の噴射ホール422、424、426が形成され、各々の噴射ホール422、424、426は上を向くように形成される。すなわち、噴射ホール422、424、426は乾燥用流体が上を向いて噴射されるように形成される。噴射管420は形成角度が異なる複数の噴射ホール422、424、426を有しうる。例えば、噴射管420には第1噴射ホール422、第2噴射ホール424、および第3噴射ホール426が形成され、第1噴射ホール422は水平面から5°乃至20°の角度を有するように形成され、第2噴射ホール424は水平面から30°乃至50°の角度を有するように形成され、第3噴射ホール426は水平面から60°乃至80°の角度を有するように形成されうる。
噴射管420はその長手方向がウェーハWの処理面と垂直になるように設けられる。図9に示したように、噴射管420は一方の端部から他方の端部に近づくに従って、その内部の通路が漸進的に減るコーン形状を呈しえる。これと異なって、噴射管420は長手方向に均一の直径を有し、噴射ホール422、424、426間の間隔を異なって形成することができる。噴射管420が均一の直径で形成される場合、第1供給管450から離れるほど、その内部を流れる乾燥用流体の量が減少し、これによって、ウェーハWの領域によって乾燥が不均一になりえる。
図10は噴射管420から供給された乾燥用流体の流れの方向を示す図面である。IPA蒸気が使用されて乾燥処理が実行されるとき、IPA蒸気がウェーハW上に直接噴射されれば、ウェーハWの領域によっては乾燥が不均一になりえる。すなわち、乾燥用流体が直接に噴射されるウェーハの領域にはIPA蒸気が過剰供給され、他の領域にはIPA蒸気が不足して供給される。本発明の場合、上述したように、カバー160はドーム形状に形成されるので、図10に示したように、噴射管420から噴射されたIPA蒸気はカバー160によって提供される空間169内において渦流を形成し、以後は、チャンバ100内の下部を層流となって流れる。これによって、ウェーハWの全面に均一なIPA蒸気が行き渡る。
図11は噴射管420と上部供給管340の設置位置が変形された例を示す洗浄装置1の断面図である。図11に示すように、噴射管420と上部供給管340はチャンバ100の内部ではなく、チャンバの側壁122、162に挿入される。すなわち、カバーの両側壁162には開口部168が周方向に形成され、開口部168には噴射管420が挿入されたモジュール430が設けられる。噴射管の噴射ホール422、424、426がモジュール430から露出するようにモジュール430の一つの遇部は開放される。また、内槽の両側壁122には開口部128が周方向に形成され、開口部128には上部供給管340が挿入されたモジュール360が設けられる。上部供給管の噴射ホール342がモジュール360から露出するようにモジュール360の一つの遇部は開放される。噴射管420と上部供給管340がチャンバの側壁162、122に設けられるので、これらがチャンバ100の内部に設けられる場合に比べてチャンバ100の大きさが減少し、これによって、処理にかかる時間が減少し、処理可能な量が増加する。また、噴射管420と上部供給管340とがチャンバ100の内部ではなく、側壁122、162に設けられるので、処理が実行される間、噴射管420と上部供給管340との表面に水気が残留する可能性が減少する。
図12に示すように、本発明の乾燥用流体供給部400は噴射管420を加熱するヒータ432を有する。ヒータ432として熱線が使用されることができ、熱線は噴射管420の一部を囲むようにモジュール430の内部に挿入されうる。これによって、高温のIPA蒸気が常温状態の噴射管420を流れ、噴射管420内で凝縮することが防止される。
図6に戻り、第1供給管450および第2供給管460には各々流量調節バルブ454、464が設けられる。第1供給管450に設けられる流量調節バルブ454は気化部440と第2供給管460とが分岐される地点の間に設けられる。第1供給管450に設けられた流量調節バルブ454を調節してチャンバ100内に供給されるIPA蒸気の量を調節する。これはチャンバ100の内部にIPA蒸気が過剰に供給されることを防止するためのものである。IPA蒸気量がチャンバ100内に多すぎれば、チャンバ100内でIPAの濃縮によってIPA蒸気が凝縮し、これによって乾燥不良が誘発される。
第1供給管450に設けられた流量調節バルブ454を調節することによって、噴射管420に供給される流体の量が変えられる。これによって、チャンバ100内に供給される流体の流れが変化される。乾燥效率を減少させるために、第1供給管450にIPA蒸気が供給される間、第2供給管460に窒素ガスが供給される。噴射管420に供給される流体の総量が一定となるように、第1供給管450を通じて流れるIPA蒸気の変化量に従って第2供給管460に設けられた流量調節バルブ464を調節して第2供給管460を流れる窒素ガスの量を調節する。第2供給管460に供給される窒素ガスが気化部側に移動することを防止するために、第1供給管450を流れるIPA蒸気の流速は第2供給管460を通じて流れる窒素ガスの流速より速くされる。
このとき、第2供給管460には内部を流れる窒素ガスを加熱するヒータ466が設けられうる。これはIPA蒸気とともに窒素ガスが供給される間、高温の窒素ガスが供給されることによって、IPA蒸気が噴射管420内において凝縮することを防止しうる。また、IPA蒸気による乾燥が完了した後、加熱された窒素ガスによる乾燥処理が実行されるとき、別途の窒素ガス供給管は使用されず、上述の第2供給管460を通じて加熱された窒素ガスがチャンバ100内に供給されうる。
チャンバ100内に流入される蒸気の量がチャンバ100から排気される蒸気の量より顕著に多い場合にも、チャンバ100内においてIPA蒸気は凝縮する。したがって、チャンバ100内の圧力に応じてチャンバ100から排気される量が調節されなければならない。調節部500は上述の排気量の調節のためにチャンバ100内の圧力に応じて排気路129の開放率を調節する。
図13は本発明の一例による調節部500を有する洗浄装置1の断面図であり、図14は排気管130で遮断板524の移動路である案内ホーム128bを示す部分斜視図であり、図15は排気路129が一部開放された状態を示す洗浄装置1の断面図である。図13に示すように、調節部500は遮断板524、駆動部526、圧力測定部522、および制御部528を有する。遮断板524は排気路129を開閉する板である。遮断板524は排気ポート128内の通路を開閉するように位置し、選択的に排気管130内の通路を開閉するように位置する。排気ポート128はその内部通路である排気路129の断面が長方形になるように直方体の形状を呈する。遮断板524は排気路129と同一の長方形の形状を呈し、排気路129を完全に遮断するのに十分な大きさを有する。
排気ポート128の斜視図である図14に示すように、排気ポート128の一方の側面には開口部128aが形成され、排気ポート128の内側壁には遮断板524の移動を案内し、排気ポート128内に流入された遮断板524を安定して支持するために遮断板524のエッジが挿入される案内ホーム128bが形成される。駆動部526は遮断板524を移動させる部分である。駆動部526において遮断板524の移動距離を正確に制御することができるモータが使用されうる。圧力測定部522はチャンバ100の内部の圧力を測定し、圧力測定部522によって測定された圧力値は制御部528に伝送される。制御部528は伝送された測定値に従って駆動部526を調節する。
チャンバ100の内部の圧力に応じて排気路129の開放率が変わる。乾燥処理が開始されるとき、すなわちチャンバ100の内部の圧力が低いときには、遮断板524が排気ポート128内に流入されて排気路129を完全に遮断する。しかし、チャンバ100内に継続的にIPA蒸気が供給されてチャンバ100の内部の圧力が増加すれば、遮断板524の一部分が排気ポート128からはずれるように移動され、図15に示したように、排気路129が一部開かれる。チャンバ100の内部の圧力が高いほど、排気路129の開放率は増加して、チャンバ100の内部は一定の圧力範囲内に維持される。上述した圧力範囲において、チャンバ100内でIPA蒸気が凝縮することが防止され、効率的にウェーハWの乾燥処理が実行される。
チャンバ100の内部の圧力をP1とし、排気管130内の圧力をP2とするとき、排気路129の開放率はチャンバ100内の圧力P1がP2+(P2X0.05)からP2(P2X0.5)との間の圧力で維持されるように調節される。好ましくは、排気路129の開放率はチャンバ100内の圧力P1がP2+(P2X0.2)からP2+(P2X0.3)との間の圧力で維持されるように調節される。
また、上述の排気路129は乾燥処理が開始される以前に、チャンバ100内に満たされた脱イオン水を排出するために使用されうる。脱イオン水が排出されるとき、遮断板524は排気ポート128から完全にはずれるように移動され、排気路129は完全に開放される。
図16は調節部500'の他の例を示す洗浄装置1の断面図であり、図17は排気路129が一部開放された状態を示す洗浄装置1の断面図である。図16に示すように、調節部500'はハウジング540、弾性体570、および遮断ロッド560を有する。ハウジング540はチャンバの下部面124に形成された排気ポート128と連結され、一方の側面には配管590と連結される開口部546が形成される。ハウジング540は排気ポート128と連結される部分から下に位置するほど漸進的に断面が広くなるように傾いた上端部542と、上端部から下に垂直に伸延され、同一の断面積を有する下端部544を有する。遮断ロッド560はチャンバ100から流体が排気される通路である排気路129を開閉する部分として、ハウジング540内に設けられる。遮断ロッド560の一方の端部は排気路129と同一の断面を有し、他方の端部は結合板582に固定される。弾性体570は遮断ロッド560に一定の圧縮力を加える部分であり、一方の端部はハウジング540内の底に固定した結合板584に設けられ、他方の端部は遮断ロッド560に固定した結合板582に設けられる。弾性体570としてスプリングが使用されることができ、弾性体570はチャンバ100内の求められる圧力範囲に従って適切な弾性係数を有する。
チャンバ100の内部の圧力が低い場合には、図16に示したように、遮断ロッド560が排気路129を完全に遮断する。しかし、チャンバ100の内部の圧力が増加すれば、遮断ロッド560はチャンバ100の内部の圧力によって下方に移動され、弾性体570は圧縮される。図17に示したように、チャンバ100の内部の圧力が高いほど、弾性体の圧縮率は大きくなって遮断ロッド560は下方に移動され、これによって、排気路129の開放率は増加する。図16に示した調節部500' が使用されるときには、チャンバの内部の圧力を測定するための測定手段と排気路を遮断する遮断板を駆動する駆動部とを別に要しない。
排気ポート128の一方の側面には、脱イオン水を排出するために開閉バルブ572が設けられた排出管570が連結されうる。乾燥処理が開始される以前に、遮断ロッド560によって排気路129は遮断され、開閉バルブ572が開かれた状態でチャンバ100内に満たされた脱イオン水が排出管570を通じて排出される。脱イオン水の排出が完了すれば、開閉バルブ572は閉まる。
図18は本発明の好ましい一実施の形態による洗浄方法を順に示すフローチャートである。図18に示すように、初めに、ウェーハWを洗浄する処理が実行される。内槽120はフッ化水素酸のような化学溶液で満たされ、ウェーハが内槽120内に位置した支持部200に置かれる(段階S100)。化学溶液によってウェーハWに付着した汚染物質などが除去されれば、ウェーハWから化学溶液を除去するリンス処理が実行される(段階S200)。 初めに、ウェーハWの上部に位置する上部供給管340からウェーハWに直接脱イオン水が噴射される。これらはウェーハWの微細パターンに付着した汚染物質とフッ化水素酸を除去する(段階S220)。続いて、上部供給管340から脱イオン水の供給が中断され、下部供給管320から脱イオン水が供給される。内槽120内には下から上への方向に脱イオン水の流れが層流として形成され、これらは開口部166を通じて外槽140にあふれ出る(段階S240)。一定の時間が経過した後、遮断板524は排気ポート128からはずれ、排気路129は開放される。内槽120に満たされた脱イオン水は排気路129を通じて外部に排出される。
続いて、チャンバ100の内部をパージする処理が実行される。第1供給管450に設けられた開閉バルブ452は閉まって、第2供給管460に設けられた開閉バルブ462が開放される。第2供給管460を通じてチャンバ100にパージガスである窒素ガスが供給されてチャンバ100内に残存するフッ化水素酸が含有された水蒸気を外部に排気させる(段階S300)。チャンバ100内のパージ処理が完了すれば、遮断板524が排気ポート128内に流入されて排気路129を遮断する。
続いて、ウェーハWを乾燥する処理が実行される(段階S400)。第1供給管450に設けられた開閉バルブ452が開かれ、第2供給管460に設けられた開閉バルブ462が閉まる。第1供給管450の通路が開放される前、またはこれと同時にともに気化部440に連結されたベント管490の通路が開かれる。気化部440内のIPA蒸気の一部はベント管490を通じて外部に供給され、残りはチャンバ100内に供給される。ベント管490は、処理の実行開始時にだけ一時的に開放される。一定の時間が経過すれば、第1供給管450に設けられた流量調節バルブ454が操作によってチャンバ100内に流入されるIPA蒸気量が調節される。これと共に、チャンバ100内に流入される流体の量は同一であるように、第2供給管460に設けられた開閉バルブ462が開かれ、第2供給管460に設けられた流量調節バルブ464が調節される(段階S420)。続いて、チャンバ100の内部の圧力が一定の範囲内で維持されるように排気路129の開放率が調節される(段階S440)。このために、処理が進行されるうちにチャンバ100の内部の圧力が継続的に測定され(段階S442)、測定された値に従って駆動部526は遮断板524を排気ポート128から移動させる(段階S444)。遮断板524の移動距離に従って排気路129の開放率が調節される。IPA蒸気による処理が完了すれば、第1供給管450の通路が遮断される。続いて、第2供給管460から加熱された窒素ガスがチャンバ100内に供給されて、ウェーハを乾燥する処理が実行される(段階S460)。
本発明の好ましい一実施の形態による洗浄装置の縦断面である。 本発明の好ましい一実施の形態による洗浄装置の横断面である。 図1の支持部の斜視図である。 図1の洗浄装置を利用してリンス処理が実行される過程を示す図面である。 図1の洗浄装置を利用してリンス処理が実行される過程を示す図面である。 本発明の一例による乾燥用流体供給部を有する洗浄装置の断面図である。 噴射管の斜視図である。 図7で線A−Aに沿って切断した噴射管の断面図である。 図7の噴射管の変形された例を示す斜視図である。 噴射管から供給された乾燥用流体の流れの方向を示す図面である。 噴射管と上部供給管の設置位置の変形された例を示す洗浄装置の断面図である。 ヒータが設けられた噴射管の断面図である。 本発明の一例による調節部を有する洗浄装置の断面図である。 排気ポートの部分斜視図である。 図13の洗浄装置で排気路が一部開放された状態を示す洗浄装置の図面である。 他の例による調節部を有する洗浄装置の断面図である。 図16の洗浄装置で排気路が一部開放された状態を示す図面である。 本発明の望ましい一実施の形態による洗浄方法を順次に示すフローチャートである。
符号の説明
100 チャンバ、
120 内槽、
140 外槽、
160 カバー、
200 支持部、
300 洗浄液供給管、
320 下部供給管、
340 上部供給管、
400 乾燥用流体供給部、
420 噴射管、
440 気化部、
450 第1供給管、
460 第2供給管、
500 圧力調節部。

Claims (20)

  1. 半導体基板を洗浄する装置において、
    内部において洗浄処理が実行され、内部に供給された乾燥用流体が排気される排気路を有するチャンバと、
    前記チャンバ内に配置され、前記半導体基板を支持する支持部と、
    前記チャンバ内に前記乾燥用流体を供給する供給部と、
    前記チャンバ内の圧力に応じて前記排気路の開放率を調節する調節部とを有することを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記調節部は、
    前記排気路を遮断するか、前記排気路の少なくとも一部を開放する遮断板と、
    前記遮断板を移動させる駆動部とを有することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記調節部は、
    前記チャンバ内の圧力を測定する圧力測定部と、
    前記圧力測定部で測定された値に応じて前記駆動部を制御する制御部とをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記調節部は、
    前記排気路と連結されるハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられた弾性体と、
    前記ハウジング内に位置し、前記弾性体によって提供される圧縮力によって前記排気路を開閉する遮断ロッドとを有し、
    前記チャンバの内部の圧力によって前記弾性体が圧縮される程度に応じて前記排気路の開放率が調節されることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  5. 前記排気路は、前記チャンバ内に位置する前記支持部より下に形成されることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  6. 前記排気路の断面は長方形を呈することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  7. 前記供給部は、
    噴射ホールが形成された噴射管と、
    前記噴射管に第1流体を供給し、流量調節バルブが設けられた第1供給管と、
    前記噴射管と前記流量調節バルブが設けられた地点との間で前記第1供給管から分岐され、前記噴射管に第2流体を供給し、流量調節バルブが設けられた第2供給管とを有することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  8. 前記第1流体はアルコール蒸気であり、前記第2流体は乾燥ガスであり、
    前記アルコール蒸気が前記チャンバに供給されるとき、前記噴射管を通じて供給される流体の総量は一定に維持されるように、前記噴射管に供給される前記アルコール蒸気の変化量に応じて前記第2供給管を流れる乾燥ガスの量が調節されることを特徴とする請求項7に記載の洗浄装置。
  9. 前記噴射管はその長手方向に前記チャンバの側壁内に挿入されるように設けられることを特徴とする請求項7に記載の洗浄装置。
  10. 前記供給部は、前記噴射管を加熱するヒータをさらに有することを特徴とする請求項9に記載の洗浄装置。
  11. 前記噴射管に形成された噴射ホールは、上を向くように形成されることを特徴とする請求項7に記載の洗浄装置。
  12. 前記噴射管には、第1噴射ホール、第2噴射ホール、および第3噴射ホールが形成され、
    前記第1噴射ホールは水平面から5°乃至20°の角度を有するように形成され、
    前記第2噴射ホールは水平面から30°乃至50°の角度を有するように形成され、
    前記第3噴射ホールは水平面から60°乃至80°の角度を有するように形成されることを特徴とする請求項11に記載の洗浄装置。
  13. 前記チャンバの上部面は、ドーム形状を呈することを特徴とする請求項11に記載の洗浄装置。
  14. 前記噴射管は、前記第1供給管から離隔するほど断面積が漸進的に小さくなることを特徴とする請求項7に記載の洗浄装置。
  15. 前記装置は、前記チャンバ内に洗浄液を噴射する洗浄液供給管をさらに有し、
    前記洗浄液供給管は、
    前記チャンバ内に位置する前記半導体基板より高い位置に設けられる上部供給管と、
    前記チャンバ内に位置する前記半導体基板より低い位置に設けられる下部供給管とを有することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  16. 前記装置は、
    前記アルコール蒸気を発生させ、前記第1供給管が連結される気化部と、
    前記気化部内の蒸気が排気される通路を提供し、開閉バルブが設けられたベント管をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の洗浄装置。
  17. 半導体基板を洗浄する方法において、
    チャンバの内部に位置する半導体基板を洗浄液で洗浄する段階と、
    前記チャンバの内部から洗浄液を排出する段階と、
    前記チャンバの内部に位置する半導体基板を乾燥用ガスで乾燥する段階とを有し、
    前記乾燥段階は、
    乾燥用流体が前記チャンバの内部に供給される段階と、
    前記チャンバに形成され、前記乾燥用流体が排気される通路である排気路の開放率が前記チャンバの内部の圧力に従って調節される段階とを有することを特徴とする乾燥方法。
  18. 前記排気路の開放率が調節される段階は、
    前記チャンバの内部の圧力を測定する段階と、
    前記測定値に従って前記排気路を遮断している遮断膜を移動させる段階とを有することを特徴とする請求項17に記載の乾燥方法。
  19. 前記洗浄段階は、
    前記チャンバ内の半導体基板より高く位置する上部供給管から洗浄液が前記半導体基板を向いて噴射される段階と、
    前記チャンバ内の半導体基板より低く位置する下部供給管から洗浄液が前記チャンバの内部に供給される段階とを有することを特徴とする請求項17に記載の洗浄方法。
  20. 前記方法は、前記半導体基板を乾燥用ガスで乾燥する段階の以前にパージガスで前記チャンバの内部をパージする段階をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の洗浄方法。
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