JP2006040566A - 位相制御開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】三相の各遮断器が開極すると同時に三相共電流遮断する場合に、第1相投入直後においても第2投入相及び第3投入相の残留磁束の差異が略零となるように、遮断器の開閉極動作を制御する位相制御開閉装置を得る。
【解決手段】三相中の何れかの相の電圧零点で各遮断器50の各消弧室内の各接触子を三相同時に開極させる。三相の各遮断器50が開極すると同時に三相共電流遮断すると、電圧零点で遮断させる相の残留磁束レベルを最大(例えば−2K、あるいは+2K)に、他の2相の残留磁束レベルを電圧零点で遮断させる相の残留磁束レベルとは逆極性の約1/2の大きさで略同じ残留磁束レベル(例えば+Kと+K、あるいは−Kと−K)に、変圧器10の各相の残留磁束レベルを制御できることから、電圧零点で遮断された相を第1番目に投入することにより、第1相投入直後における第2投入相および第3投入相の残留磁束の差異を略零とすることが可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、変圧器、分路リアクトル等の変電機器のコアの残留磁束を考慮して、遮断器等の電力用開閉装置の開閉時刻を制御することによって、電力系統に接続された変電機器にとって、過酷となる開閉装置の開閉に伴う過渡的な励磁突入電流の発生を、最小限に抑制する位相制御開閉装置に関するものである。
従来、変圧器コアあるいは分路リアクトルコアに残留磁束がある場合について、変圧器あるいは分路リアクトル各相の残留磁束を予測すると共に、各相の残留磁束に応じた最適な投入タイミングで遮断器を動作させることにより、過渡的な開閉サージ現象を抑制するようにした位相制御開閉装置があった(例えば特許文献1参照)。
特開2001−218354号公報(段落番号[0004][0007][0008]、図1、図24等)
従来の位相制御開閉装置では、三相の各遮断器が開極すると、各相個別に商用周波の電気角60°間隔で迎える電流零点で遮断が行なわれるものとしているため、第1遮断相の残留磁束が零、第2遮断相あるいは第3遮断相の残留磁束が+Kあるいは−Kとなる。このため、たとえ各相の残留磁束を考慮して遮断器の閉極動作を制御したとしても、第1相(例えば残留磁束が+Kの相)投入直後は、第2投入相(例えば残留磁束が−Kの相)および第3投入相(例えば残留磁束が零の相)の残留磁束値に差異があるため、この状態で第2投入相および第3投入相を投入すると、第2投入相あるいは第3投入相の何れか片相あるいは両相ともが残留磁束と定常磁束の一致しない電気角で投入されることとなる。そのため、磁束の過渡現象が発生して、第2投入相あるいは第3投入相の何れか片相あるいは両相ともに直流分磁束が重畳するので、磁気飽和が発生すると、変圧器にとって過酷となる開閉装置の開閉に伴う過渡的な励磁突入電流を最小限に抑制できないという欠点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、遮断器の開極と同時に三相共電流遮断する場合に、第1相投入直後においても第2投入相および第3投入相の残留磁束の差異が略零となるように、遮断器の開閉極動作を制御する位相制御開閉装置を提供することを目的とする。
この発明に係る位相制御開閉装置においては、電力系統に接続された変電機器と、この変電機器に接続され、上記変電機器の故障電流や負荷電流を遮断すると共に上記変電機器を励磁するために投入する各相毎の遮断器と、上記各相毎の遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部と、上記変電機器の残留磁束を考慮して上記各相毎の遮断器の開閉制御を行なう位相制御開閉演算処理部とを備え、上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、各相に設けられた上記電圧計測部より計測された電圧波形の位相から、一つの相の周期的な零点を予測し、上記一つの相の電圧零点近傍で上記遮断器の各接触子を三相同時に開極させ、上記各相毎の遮断器が閉極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記一つの相の上記電圧計測部より計測された上記一つの相の電圧波形の位相から、上記一つの相の周期的な零点を予測し、電圧零点で開極した上記一つの相を第1投入相とし、上記変電機器の残留磁束を考慮して投入時の励磁突入電流が略最小になる投入点で投入し、残りの相を上記一つの相の投入点後の上記一つの相の電圧零点近傍で投入するようにしたものである。
また、電力系統に接続された変電機器と、この変電機器に接続され、上記変電機器の故障電流や負荷電流を遮断すると共に上記変電機器を励磁するために投入する各相毎の遮断器と、三相中のいずれかの特定相の上記遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部と、上記変電機器の残留磁束を考慮して上記各相毎の遮断器の開閉制御を行なう位相制御開閉演算処理部とを備え、上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記特定相を設定できる機能を備え、上記特定相に設けられた上記電圧計測部より計測された電圧波形の位相から、上記特定相の周期的な零点を予測し、上記特定相の電圧零点近傍で上記遮断器の各接触子を三相同時に開極させ、上記各相毎の遮断器が閉極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記特定相の上記電圧計測部より計測された上記特定相の電圧波形の位相から、上記特定相の周期的な零点を予測し、電圧零点で開極した上記特定相を第1投入相とし、上記変電機器の残留磁束を考慮して投入時の励磁突入電流が略最小になる投入点で投入し、残りの相を上記特定相の投入点後の上記特定相の電圧零点近傍で投入するようにしたものである。
この発明の位相制御開閉装置によれば、三相中のいずれか一つの相又は設定された特定相の電圧零点で各遮断器の各接触子を三相同時に開極させ、電圧零点で開極した相を第1番目の投入相とすることにより、三相の各遮断器が開極すると同時に三相共電流遮断すると、電圧零点で遮断された相の残留磁束レベルを最大(例えば−2K、あるいは+2K)に、他の2相の残留磁束レベルを電圧零点で遮断された相の残留磁束レベルとは逆極性の約1/2の大きさで略同じ残留磁束レベル(例えば+Kと+K、あるいは−Kと−K)に、変電機器の各相の残留磁束レベルを制御できることから、電圧零点で遮断された相を第1番目に投入することにより、第1相投入直後における第2投入相と第3投入相の残留磁束の差異を略零とすることができる。このため、第2投入相および第3投入相をそれらの残留磁束と定常磁束が略一致する電気角で投入できるので、磁束の過渡現象の発生を抑制でき、対称磁束となって、磁気飽和の発生を抑制できることから、変電機器にとって過酷となる開閉装置の開閉に伴う過渡的な励磁突入電流を最小限に抑制させることが可能となる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における位相制御開閉装置の構成を示すブロック図である。図1において、10は変圧器や分路リアクトル等の変電機器で以下変圧器10で代表して示す。変圧器10は遮断器50を介して、送電線の電力系統に接続される。この遮断器50の消弧室52a,52b,52c内の各接触子が独立に開閉動作することを可能にするため、それぞれ独立の操作装置54a,54b,54cを有する。各R、S、T相の変圧器10と遮断器50との間、および各R、S、T相の遮断器50の電力系統側には、それぞれ電圧を計測する電圧計測部72a,72b,72cと73a,73b,73cが設けられている。そして位相制御開閉演算処理部80はコンピュータ等により構成され、機能として基準位相検出部82、演算・動作制御部81、残留磁束検出部83を含む。また、開閉極信号31、並びに操作装置54a,54b,54cの周囲温度、操作圧力、制御電圧の計測データ32が演算・動作制御部81に入力される。開閉極信号31は遮断器50への開閉極指令である。
また、図2は、この発明における位相制御開閉装置の開極動作を説明するための各相の電圧、電流、磁束挙動等を示すタイミングチャートである。図2において、上から順に、各相の電力系統側の電圧(電源電圧と記す)、各相の遮断器50の消弧室52a,52b,52c内の各接触子の主回路接点(主回路と記す)、各相の遮断器50への開極指令、各相の遮断器50の動作工程(トラベルと記す)、各相の遮断器50への開極信号、各相の変圧器電圧、各相の変圧器電圧から予測した変圧器の磁束、各相の遮断器50に流れる電流を示す。なお、図2のTori,Tori+1,Toti,Toti+1,Tosi,Tosi+1は各相の電圧零点を示す。
以下、図2に従って、位相制御開閉装置の開極動作について説明する。各R、S、T相の電圧は、各電圧計測部72a,72b,72cおよび73a,73b,73cにて常時計測され、位相制御開閉演算処理部80の残留磁束検出部83および基準位相検出部82へ送信される。残留磁束検出部83では、遮断器50が開極指令を受けた場合、開極指令をトリガにして、開極指令を受けた前後に各相の遮断器50の変圧器側に設けられた電圧計測部72a,72b,72cより計測された電圧値から、各相の変圧器10の残留磁束を計算する。基準位相検出部82では、各相の遮断器50の電力系統側に設けられた電圧計測部73a,73b,73cより計測された電圧値から、各R、S、T相の電圧波形の位相と電圧零点の周期を検出する。検出することにより、各相の周期的な電圧零点を予測できる。
遮断器50が開極指令を受けた場合、演算・動作制御部81は、演算時間Tcal経過後に最初に電圧零点を迎える相、例えば図2に示すようにR相の電圧零点を基準点Tstandardとする。演算・動作制御部81は、操作装置54a,54b,54cの周囲温度、操作圧力、制御電圧の計測データより予測される開極動作時間Topenを計算すると共に、基準となった相の電圧零点となる開極時刻(電気角)点(開極目標点)Ttargetから基準点Tstandardまでの時間から、予測された開極動作時間Topenを引き算して求まる動作同期時間Tcontを計算する(遮断位相検出手段81a)。なお、演算・動作制御部81の演算時間Tcalは、遮断器50が開極指令を受けてから、開極信号を発信する位相を求めるための上記動作同期時間Tcontを計算するまでの時間である。
演算・動作制御部81は、基準点Tstandardから計算された動作同期時間Tcontを経過後に、各相操作装置54a,54b,54cに開極信号を与えて、各消弧室52a,52b,52c内の各接触子が所定の電気角で三相同時に開極動作するよう制御し、三相同時に電流遮断させる。
例えば図2に示すようにR相の電圧零点で各消弧室52a,52b,52c内の各接触子が三相同時に開極され電流が遮断された場合、各相の残留磁束レベルは、電圧零点で遮断したR相が残留磁束最大相となり−57%、他のS相およびT相は電圧零点で遮断したR相の残留磁束レベルとは逆極性の約1/2の大きさで、略同じ残留磁束レベルの+31%および+26%となる。
これは、遮断点の各相の残留磁束レベルが電圧零点で遮断したR相が最大、他のS相およびT相がR相の半分のレベルとなる地点に相当し、電流遮断後に発生する変圧器10の励磁インダクタンスと周辺の回路条件などによる電圧の過渡振動が急峻に減衰して一定値に収束して、磁束が電流遮断点の磁束レベルより多少減衰して一定値に収束する。そのため、三相中のいずれかの相(例えば本例の場合はR相)の電圧零点で遮断器50の各消弧室52a,52b,52cの各接触子を三相同時に開極して電流遮断させることにより、電圧零点で遮断された相(例えば本例の場合はR相)の残留磁束レベルを最大(例えば−2K、あるいは+2K)に、他の2相の残留磁束レベルを電圧零点で遮断された相の残留磁束レベルとは逆極性の約1/2の大きさで略同じ残留磁束レベル(例えば+Kと+K、あるいは−Kと−K)に、変圧器の各相の残留磁束レベルを制御できることが分かる。
図3は、この発明における位相制御開閉装置の閉極動作を説明するタイミングチャートである。図3の各部の電圧等のタイミングチャートに従って、位相制御開閉演算処理部80の基準位相検出部82および演算・動作制御部81の閉極動作について説明する。基準位相検出部82では、各相の遮断器50の電力系統側に設けられた電圧計測部73a,73b,73cより計測された電圧値から、各R、S、T相の電圧波形の位相と電圧零点の周期を検出する。検出することにより、各相の周期的な電圧零点を予測できる。
遮断器50が閉極指令(投入指令)を受けた場合、演算・動作制御部81は、演算時間Tcal経過後に開極動作の際に基準となった相(例えば図2に示すように基準点TtargetとなったR相)の電圧零点を基準点Tstandardとする。
演算・動作制御部81は、操作装置54a,54b,54cの周囲温度、操作圧力、制御電圧の計測データより予測される遮断器50の各相の閉極動作時間Tcloseおよび先行アーク時間Tprearcを計算する。と共に開極動作の際に基準となった相(例えば図2に示すように基準点TtargetとなったR相)を第1投入相として、変圧器の残留磁束を考慮して、投入時の励磁突入電流が最小となる最適な閉極時刻(電気角)点T1target(変圧器の各相の残留磁束が定常磁束と一致する点)を第1投入相投入目標点とする。と共に第2投入相および第3投入相の投入時の励磁突入電流が最小となる最適な閉極時刻(電気角)点T2target(変圧器の各相の残留磁束が定常磁束と一致する点)を、第1投入相の閉極時刻点T1target以降の任意の時刻(電気角)における第1投入相の電圧零点として、第2投入相および第3投入相投入目標点とする。
演算・動作制御部81は、T1targetおよびT2targetから基準点Tstandardまでの時間から、予測される閉極動作時間Tcloseを引き算し、かつ、先行アーク時間Tprearcを足し算して求まる動作同期時間Tcont1,Tcont2をそれぞれ計算する(投入位相検出手段81b)。なお、動作同期時間Tcont1は、第1投入相(R相)用であり、動作同期時間Tcont2は、第2投入相および第3投入相(S相およびT相)用である。演算・動作制御部81は、基準点Tstandardから計算された動作同期時間Tcont1を経過後に第1投入相(R相)の操作装置54aに、また、上記基準点Tstandardから計算された動作同期時間Tcont2を経過後に第2投入相および第3投入相(S相およびT相)の操作装置54b,54cに、それぞれ閉極信号(投入信号)を与えて、各消弧室52a,52b,52c内の各接触子が所定の電気角にて閉極動作(投入動作)するよう制御する。
なお、上述では、閉極動作時間Tcloseを第1投入相(R相)用,第2投入相(S相)用および第3投入相(T相)用について、同一として扱ったが、これらが異なるときは、第1投入相(R相)用の閉極動作時間Tcloserから動作同期時間Tcont1を求め、第2投入相(S相)用の閉極動作時間Tclosesから動作同期時間Tcont2sを求め、第3投入相(T相)用の閉極動作時間Tclosetから動作同期時間Tcont2tを、それぞれ求める必要がある。
図4は図3のタイミングチャートによる閉極動作に対する各相の電圧、電流、磁束挙動を示すタイミングチャートであり、図3により位相制御開閉演算処理部80の基準位相検出部82および演算・動作制御部81の閉極動作について説明したタイミングチャートに従って、遮断器50を閉極動作させた際の各相の電圧、電流、磁束挙動等を示す。図4において、上から順に、各相の変圧器10の電圧、各相の変圧器10の電圧から予測した各相の変圧器磁束、各相の遮断器50に流れる電流を示す。各相の投入前の残留磁束レベルは、図2に示したように、電圧零点で遮断したR相の残留磁束レベルは−57%、他のS相およびT相の残留磁束レベルは+31%および+26%である。
この図4より、開極動作の際に基準となったR相を第1投入相として、変圧器の残留磁束を考慮して、投入時の励磁突入電流が最小となる最適な閉極時刻(電気角)点(変圧器のR相の残留磁束が定常磁束と一致する点)で投入する。そして、他のS相およびT相を第2投入相および第3投入相として、投入時の励磁突入電流が最小となる最適な閉極時刻(電気角)点(変圧器の各相の残留磁束が定常磁束と一致する点)を、第1投入相の投入時の励磁突入電流が最小となる最適な閉極時刻(電気角)点以降の任意の時刻(電気角)における第1投入相の電圧零点として投入する。これにより、第1相投入直後における第2投入相および第3投入相の残留磁束の差異を略零とすることができ、第2投入相および第3投入相の残留磁束と定常磁束が略一致する電気角で投入できているので、磁束の過渡現象が発生せず、対称磁束となって、磁気飽和が発生しないことから、変圧器にとって過酷となる開閉装置の開閉に伴う過渡的な励磁突入電流を最小限に抑制できていることが分かる。
なお、実施の形態1において、各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、位相制御開閉演算処理部が、電力系統の送電線の中で中間に配置された中相を設定できる機能を備えれば、一つの相として特定される相(電圧零点で開極する相)を中相とすることができる。
さらに、実施の形態1において、各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、位相制御開閉演算処理部が、電力系統の送電線の中で両端に配置された端相のいずれかの特定相を設定できる機能を備えれば、一つの相として特定される相(電圧零点で開極する相)を上記端相のいずれかの特定相とすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部は、各相毎の遮断器に設けたが、位相制御開閉演算処理部が、各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、三相中のいずれかの特定相を設定できる機能を備えれば、遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部は、上記特定相の遮断器に設ければよい。
このようにすることにより、位相制御開閉装置は、電力系統に接続された変電機器と、
この変電機器に接続され、上記変電機器の故障電流や負荷電流を遮断すると共に上記変電機器を励磁するために投入する各相毎の遮断器と、三相中のいずれかの特定相の上記遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部と、上記変電機器の残留磁束を考慮して上記各相毎の遮断器の開閉制御を行なう位相制御開閉演算処理部とを備え、上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記特定相を設定できる機能を備え、上記特定相に設けられた上記電圧計測部より計測された電圧波形の位相から、上記特定相の周期的な零点を予測し、上記特定相の電圧零点近傍で上記遮断器の各接触子を三相同時に開極させ、上記各相毎の遮断器が閉極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記特定相の上記電圧計測部より計測された上記特定相の電圧波形の位相から、上記特定相の周期的な零点を予測し、電圧零点で開極した上記特定相を第1投入相とし、上記変電機器の残留磁束を考慮して投入時の励磁突入電流が略最小になる投入点で投入し、残りの相を上記特定相の投入点後の上記特定相の電圧零点近傍で投入するようにしたものである。
なお、実施の形態2の上記構成で、上記特定相は、電力系統の送電線の中で中間に配置された中相であり、上記電圧計測部が上記中相の電圧を計測するようにしてもよい。
さらに、実施の形態2の上記構成で、上記特定相は、電力系統の送電線の中で両端に配置された端相のいずれかの特定相であり、上記電圧計測部が上記端相のいずれかの特定相の電圧を計測するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1における位相制御開閉装置の構成を示すブロック図である。 この発明における位相制御開閉装置の開極動作を説明するための各相の電圧、電流、磁束挙動等を示すタイミングチャートである。 この発明における位相制御開閉装置の閉極動作を説明するタイミングチャートである。 図3のタイミングチャートによる閉極動作に対する各相の電圧、電流、磁束挙動を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 変圧器 50 遮断器
31 開閉極信号 32 計測データ
52a、52b、52c 消弧室 54a、54b、54c 操作装置
72a、72b、72cおよび73a、73b、73c 電圧計測部
80…位相制御開閉演算処理部 81 演算・動作制御部
81a 遮断位相検出手段 81b 投入位相検出手段
82 基準位相検出部 83 残留磁束検出部。

Claims (8)

  1. 電力系統に接続された変電機器と、
    この変電機器に接続され、上記変電機器の故障電流や負荷電流を遮断すると共に上記変電機器を励磁するために投入する各相毎の遮断器と、
    上記各相毎の遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部と、
    上記変電機器の残留磁束を考慮して上記各相毎の遮断器の開閉制御を行なう位相制御開閉演算処理部とを備え、
    上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、各相に設けられた上記電圧計測部より計測された電圧波形の位相から、一つの相の周期的な零点を予測し、上記一つの相の電圧零点近傍で上記遮断器の各接触子を三相同時に開極させ、
    上記各相毎の遮断器が閉極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記一つの相の上記電圧計測部より計測された上記一つの相の電圧波形の位相から、上記一つの相の周期的な零点を予測し、電圧零点で開極した上記一つの相を第1投入相とし、上記変電機器の残留磁束を考慮して投入時の励磁突入電流が略最小になる投入点で投入し、残りの相を上記一つの相の投入点後の上記一つの相の電圧零点近傍で投入するようにした位相制御開閉装置。
  2. 上記電圧計測部より計測された電圧波形の位相から、周期的な零点を予測する上記一つの相は、上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、開極信号を発信する位相を演算するのに要する演算時間経過後に、最初に電圧零点を迎える相である請求項1記載の位相制御開閉装置。
  3. 上記一つの相を第1投入相とし、上記変電機器の残留磁束を考慮した投入時の励磁突入電流が略最小になる投入点は、上記変電機器の上記一つの相の残留磁束が定常磁束と略一致する点である請求項1または請求項2記載の位相制御開閉装置。
  4. 上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、電力系統の送電線の中で中間に配置された中相を設定できる機能を備え、上記一つの相は上記中相である請求項1記載の位相制御開閉装置。
  5. 上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、電力系統の送電線の中で両端に配置された端相のいずれかの特定相を設定できる機能を備え、上記一つの相は上記端相のいずれかの特定相である請求項1記載の位相制御開閉装置。
  6. 電力系統に接続された変電機器と、
    この変電機器に接続され、上記変電機器の故障電流や負荷電流を遮断すると共に上記変電機器を励磁するために投入する各相毎の遮断器と、
    三相中のいずれかの特定相の上記遮断器の変電機器側と電力系統側の電圧を計測する電圧計測部と、
    上記変電機器の残留磁束を考慮して上記各相毎の遮断器の開閉制御を行なう位相制御開閉演算処理部とを備え、
    上記各相毎の遮断器が開極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記特定相を設定できる機能を備え、上記特定相に設けられた上記電圧計測部より計測された電圧波形の位相から、上記特定相の周期的な零点を予測し、上記特定相の電圧零点近傍で上記遮断器の各接触子を三相同時に開極させ、
    上記各相毎の遮断器が閉極指令を受けた場合に、上記位相制御開閉演算処理部が、上記特定相の上記電圧計測部より計測された上記特定相の電圧波形の位相から、上記特定相の周期的な零点を予測し、電圧零点で開極した上記特定相を第1投入相とし、上記変電機器の残留磁束を考慮して投入時の励磁突入電流が略最小になる投入点で投入し、残りの相を上記特定相の投入点後の上記特定相の電圧零点近傍で投入するようにした位相制御開閉装置。
  7. 上記特定相は、電力系統の送電線の中で中間に配置された中相であり、上記電圧計測部が上記中相の電圧を計測するようにした請求項6記載の位相制御開閉装置。
  8. 上記特定相は、電力系統の送電線の中で両端に配置された端相のいずれかの特定相であり、上記電圧計測部が上記端相のいずれかの特定相の電圧を計測するようにした請求項6記載の位相制御開閉装置。
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