JP2006038348A - 面状暖房器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、経済的かつ容易に消費電力を知る。
【解決手段】この面状暖房器具は、面状発熱体1と温度コントローラ2を備える。面状発熱体1は、電源スイッチ20を介して商用電源Aからの電力によりヒーター11a,11bが発熱し、それにより温度が高くなる。この温度を温度検知線12a,12bにより検知し温度検知信号を出力する。温度コントローラ2は、温度検出回路ブロック22に入力された温度検知信号と、温度調節回路23で設定された閾値とを、制御回路ブロック21で比較し、その比較結果に基づいてリレー24a,24bを切り替え、通電をオンオフする。また、制御回路ブロック21は通電のオン時間及びオフ時間から通電率を判定し、表示灯3は、上記通電率の大きさに基づいて色を変化させて点灯することで、通電率の大きさを報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電気カーペットなどの面状暖房器具に関するものである。
従来、電気カーペットなどの面状暖房器具は、ユーザが通電状態を知る手段として、他の電気器具と同様に、例えば通電のオンオフ状態に連動する通電表示灯などを備えている。ユーザは、上記通電表示灯の明暗により、面状暖房器具が現在通電されているか否かを知ることができる。なお、例えば電磁加熱調理器具(ホットプレート等)などの電気器具では、上記通電表示灯は、温度調節ダイヤルなどの近傍にパイロットランプとして備えられる。
また、近年においては、ユーザの節電志向の高まりから、面状暖房器具などの電気器具のコンセントプラグと壁面コンセントとの間に接続され、電気器具の消費電力量を測定し表示する簡易電力計が市販されている。これにより、ユーザは、面状暖房器具の消費電力量や電気代を知ることができる。上記簡易電力計は、面状暖房器具の他、例えば電気ストーブ、電磁加熱調理器具など大電流を消費する電気器具によく使われている。
なお、特許文献1には、室温、電源電圧値、通電初期の温度検知線の温度、通電開始後の温度検知線の信号量の時間変化情報によって、温度設定を補正する温度制御手段を備えることにより、カバーがあってもなくても、ほぼ同程度の暖かさを実現し、また、補正率の決定を、部分断熱等の使われかたによって温度情報量に狂いの生じにくい低温からのスタート時の情報量に限定して、補正量の決定精度を高くする電気カーペットが開示されている。
特開平4−315786号公報(第2頁−第5頁、及び、第2図)
しかしながら、上記従来の面状暖房器具などは、以下のような問題があった。上記通電表示灯は、ユーザが通電状態を知ることができるものの、通電率などを知ることができないという問題があった。また、上記簡易電力計は、通常数千円〜数万円と高価なものであり、ユーザに面状暖房器具以外の費用負担を強いるという問題もあった。これらの問題を有する従来の面状暖房器具は、ユーザにとって必ずしも有益性の優れるものではなかった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、簡単な構成でありながら、経済的かつ容易に消費電力を知ることができる面状暖房器具を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、電力が供給されて発熱する発熱線、及び周囲温度の検出を行い、その検出に基づく温度検知信号を出力する温度検知線を配線して設ける面状発熱体と、前記発熱線に前記電力を供給する通電手段と、設定温度に対応して前記温度検知信号の閾値を設定する温度調節手段と、前記温度検知信号と前記閾値との比較を行い、その比較結果に基いて前記通電手段のオンオフを制御する温度制御手段と、前記通電手段がオン状態にあるオン時間、及び前記通電手段がオフ状態にあるオフ時間から通電率を判定する判定手段と、前記通電率の大きさを報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
この構成では、他の機器を接続することなく、通電率を知ることができるので、簡単な構成でありながら、経済的かつ容易に消費電力を知ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記オン時間及び前記オフ時間毎に予め決められた通電率が設定されている通電率設定テーブルを記憶する通電率記憶手段と、前記判定手段は、前記オン時間又は前記オフ時間のいずれか一方を一定時間に設定し、他方を計時し、前記通電率設定テーブルに基づいて、前記オン時間及び前記オフ時間から前記通電率を判定することを特徴とする。この構成では、オン時間又はオフ時間のいずれか一方を計時するだけでよく、また通電率設定テーブルに基づいて通電率を判定することができるので、器具の負荷を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記報知手段は、発光素子を備え、前記通電率の大きさに基づいて、前記発光素子の点灯状態を変化させて報知することを特徴とする。この構成では、通電率の大きさに基づいて、発光素子の点灯状態を変化させることができるので、通電率の大きさを容易に確認することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、判定可能な通電率の範囲を予め決められた範囲毎に区分けした複数の通電率範囲と、それらの通電率範囲毎に前記発光素子の点灯状態の情報とが設定されている報知テーブルを記憶する報知方法記憶手段と、前記判定手段は、前記報知テーブルに基づいて、前記通電率を含む通電率範囲を判定し、前記報知手段は、前記報知テーブルにおいて前記判定された通電率範囲と組み合わされた前記発光素子の点灯状態の情報に基づいて報知することを特徴とする。この構成では、通電率範囲毎に発光素子の点灯状態を変化させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記報知方法記憶手段は、異なる通電率範囲の閾値を有する報知テーブルを複数記憶し、前記判定手段は、前記発光素子の点灯状態が前回の点灯状態と同じになるように報知テーブルを選択することを特徴とする。この構成では、通電率範囲の閾値近傍での運転が継続した場合、判定手段による通電率範囲の判定結果に基づいて、発光素子の点灯状態が頻繁に変化するという不安定な報知を防止することができる。
本発明によれば、簡単な構成でありながら、経済的かつ容易に消費電力を知ることができる。
(実施形態1)
先ず、実施形態1の基本的な構成について図1〜4を用いて説明する。実施形態1の面状暖房器具は、自己の通電率を判定し表示するものであり、図1に示すように、面状発熱体1、温度コントローラ2を備える。
面状発熱体1は、図2に示すように、感熱発熱線10a,10b、及びLD−PEフィルムなどで形成された熱融着フィルム14を挟んで、ポリエステルスパンボンドなどで形成された表面材15及び裏面材16で両面から覆い、熱プレスで一体化して構成されている。なお、図3には、面状発熱体1の断面を示している。
感熱発熱線10a(10b)は、図1に示すように、ヒーター11a(11b)、温度検知線12a(12b)及び高分子感熱体13a(13b)を含み、面状の所定の形状に約50ミリメートル間隔で配線して設けている(図2参照)。ヒーター11a(11b)は、例えば金属箔などで形成される発熱線であり、後述する電源スイッチ20を介して商用電源Aと電気的に接続し、上記商用電源Aからの電力が供給されると発熱する。温度検知線12a(12b)は、例えば金属箔などで形成され、一端がヒーター11a(11b)の一端と接続し、他端が後述する温度検出回路ブロック22と接続して設けられ、周囲温度の検出を行い、その検出に基づく温度検知信号を温度検出回路ブロック22に出力する。高分子感熱体13a(13b)は、例えば絶縁物などで形成され、ヒーター11a(11b)と温度検知線12a(12b)との間に設けられ、ヒーター11a(11b)と温度検知線12a(12b)とを離隔する。
温度コントローラ2は、電源スイッチ20、制御回路ブロック21、温度検出回路ブロック22、温度調節回路23、リレー24a,24bを内部に含み、図4に示すように、表面に電源スイッチ20の一部、暖房面積切替レバー25、温度調節レバー26を備え、面状発熱体1の周縁コーナー部1aに設けられている。
電源スイッチ20は、図1に示すように、一端を電源コード200a(図2参照)の先端にある電源プラグ200を介して商用電源Aと電気的に接続し、他端を後述するリレー24a,24b、電線201a,201bを介してヒーター11a,11bと電気的に接続している。ユーザが電源スイッチ20を操作することにより、面状暖房器具の電源がオンオフされ、電源がオンのときに商用電源Aからの電力がヒーター11a,11bに供給される。
制御回路ブロック21は、比較回路210、タイマー211、メモリー212を内部に備えたマイコンであり、入力側において、温度検出回路ブロック22及び温度調節回路23と接続している。温度検出回路ブロック22は、温度検知線12a,12bと接続し、上記温度検知線12a,12bから温度検知信号を読み込み、その温度検知信号を制御回路ブロック21に出力する。なお、実施形態1では、温度検知信号を、周囲温度が高くなるほど大きくなり、周囲温度が低くなるほど小さくなるように設定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、周囲温度が高くなるほど小さくなり、周囲温度が低くなるほど大きくなるように設定してもよい。温度調節回路23は、温度調節レバー26(図4参照)と接続し、ユーザが温度調節レバー26を操作して設定温度を調節することにより、その設定温度に対応して温度検知信号の閾値を設定し、その温度検知信号の閾値を制御回路ブロック21に出力する。制御回路ブロック21は、上記温度検出回路ブロック22から温度検知信号を読み込むとともに、上記温度調節回路23から温度検知信号の閾値を読み込み、比較回路210により、上記温度検知信号と上記温度検知信号の閾値との比較を行う。
制御回路ブロック21は、出力側において、トランジスタ240a,240bと接続し、温度検知信号が閾値より小さい場合、トランジスタ240a(240b)に制御電流を出力し、温度検知信号が閾値より大きい場合、トランジスタ240a(240b)に制御電流を出力することを中止する。上記トランジスタ240a(240b)は、コイル241a(241b)を介して電源回路202と電気的に接続し、制御回路ブロック21から制御電流が入力されるとコイル241a(241b)に電流が流れ、制御回路ブロック21から制御電流が入力されなくなるとコイル241a(241b)に電流が流れなくなる。リレー24a(24b)は、上記コイル241a(241b)に電流が流れるとオンになり、コイル241a(241b)に電流が流れなくなるとオフになる。
制御回路ブロック21は、比較回路210での比較結果に基づいて、温度検知信号が閾値より小さい場合には、リレー24a(24b)をオンに制御することで、ヒーター11a(11b)への通電をオンにすることができ、温度検知信号が閾値より大きい場合には、リレー24a(24b)をオフに制御することで、ヒーター11a(11b)への通電をオフにすることができる。なお、ユーザが暖房面積切替レバー25(図4参照)を操作することによっても、制御回路ブロック21からの制御電流に基づいて、上記コイル241a(241b)に流れる電流を制御し、リレー24a(24b)を制御することにより、ヒーター11a(11b)への通電を選択して暖房面積を切り替えることができる。
上記のようにしてヒーター11a(11b)への通電のオンオフ制御を行うのと同時に、制御回路ブロック21は、ヒーター11a(11b)への通電がオフ状態にあるオフ時間を一定時間(実施形態1では80秒間)に設定し、ヒーター11a(11b)への通電がオン状態にあるオン時間を、タイマー211を用いて計時する。
また、制御回路ブロック21は、表1に示すような設定テーブルをメモリー212に記憶している。表1には、オフ時間を80秒に固定した場合に、タイマー211から読み込んだオン時間に対する計算オン時間、その計算オン時間毎に決められた通電率が設定されている。さらに、判定可能な通電率の範囲を予め決められた範囲毎に区分けした複数の通電率範囲と、上記通電率範囲毎に後述する表示灯3が点灯する色の情報とが設定されている。具体的には、通電率が33.3%と66.7%の2個所に閾値が設けられ、通電率が33.3%以下の場合は緑色、66.7%以下の場合は橙色、66.7%を越える場合は赤色となるように、表示灯3を点灯させる。
Figure 2006038348
制御回路ブロック21は、通電がオンからオフになると、表1に基づいて、上記計時されたオン時間及び一定時間のオフ時間から通電率を含む通電率範囲を判定する。例えば、タイマー211が計時したオン時間が43秒であった場合、表1より通電率を36%と判定することができ、表示灯3は緑色に点灯する。なお、タイマー211は、オフ時間終了後の通電再開時点をゼロとしてオン時間を計時する。また、通電率の判定タイミングは、各オフ期間の開始時点又は終了時点のいずれであってもよい。実施形態1では、通電率を判定することができる時間間隔を10秒に設定しているが、この時間に限定されるものではなく、必要とする精度及びメモリー212の容量に応じて、適宜変更して設定してもよい。
表示灯3は、例えば複数色(実施形態1では緑、橙、赤)の発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Diode)という)などの発光素子で形成され、制御回路ブロック21と接続し、電源スイッチ20の内部に備えられ、ユーザが電源スイッチ20から電源をオンにする操作を行うと、上記LEDの少なくとも1つが点灯する。また、上記表示灯3は、制御回路ブロック21に制御され、表1において上記判定された通電率範囲と組み合わされた色に変化して点灯することにより、通電率の大きさを報知する。
次に、実施形態1の面状暖房器具の定格消費電力を500Wとした場合の電気代について説明する。例えば、表示灯3の色を3色(例えば緑、橙、赤)に変化させると、表2のように、表示灯3の色別に、1時間あたりの電気代の最小及び最大を算出することができる。実施形態1の面状暖房器具は、このような表をユーザが見えやすい場所に備えているので、ディジタル表示などの駆動回路や液晶表示等を備えなくても、ユーザは電気代の目安を容易に知ることができる。なお、表2では、1時間あたりの消費電力1kWの電気代を23円としている。
Figure 2006038348
次に、室温20℃の環境下でフローリング上に設置して通電試験を行った場合における実施形態1の面状暖房器具の動作について図5の測定チャートを用いて説明する。ユーザが温度調節レバー26(図4参照)を操作することにより、設定温度を約45℃に調節している。先ず、電源投入時は通電がオン状態から始まり、よって通電率が100%となり、表示灯3(図1参照)は無条件に赤表示になる。面状発熱体1(図1参照)の温度は上昇していき、それとともに温度検知信号も大きくなっていく。最初のオン時間の終了時点、すなわち最初のオフ期間の開始時点以降に、通常の通電率の判定及び表示を開始する。以後、通電がオンからオフになるときに通電率の判定を行い、この通電率の変化に基づいて表示灯3は、色を変化させて点灯する。
以上、実施形態1によれば、他の機器を接続することがなく、通電率の大きさに基づく通電率範囲毎に表示灯3の色を変化させて点灯することができるので、簡単な構成でありながら、経済的かつ容易に通電率の大きさを知ることができる。また、オン時間のみを計時するだけでよく、また設定テーブルに基づいて通電率を判定することができるので、器具の負荷を低減することができる。上記より、ユーザのニーズに対応することができ、ユーザの不満を解消することができる。
(実施形態2)
実施形態2は、図1に示すように、面状発熱体1、温度コントローラ2を備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態2の制御回路ブロック21は、実施形態1の制御回路ブロック21と異なる点として、実施形態1の設定テーブル(表1参照)と共に、表3に示すように、表1と異なる通電率範囲の閾値を有する設定テーブルをメモリー212に記憶している。そして、制御回路ブロック21は、判定された通電率が通電率範囲の閾値近傍である場合に、表示灯3による点灯の色が、前回の点灯の色と同じになるように設定テーブルを選択する。
Figure 2006038348
次に、実施形態2の面状暖房器具の動作について説明する。先ず、今回判定した通電率が、通電率範囲の閾値近傍で前回判定した通電率より高くなる場合には、表1では表示灯3の色が変わってしまうので、表3に基づいて表示灯3の色を一定にして点灯を行う。これに対して、今回判定した通電率が、通電率範囲の閾値近傍で前回判定した通電率より低くなる場合には、表3では表示灯3の色が変わってしまうので、表1に基づいて表示灯3の色を一定にして点灯を行う。
以上、実施形態2によれば、通電率範囲の閾値付近での運転が継続した場合、判定手段による通電率範囲の判定結果に基づいて、表示灯3の色が頻繁に変化して表示が不安定になることを防止することができる。
なお、実施形態1又は2の変形例として、図6に示すように、表示灯と共に、若しくは表示灯に代わって、液晶パネルなどのディジタル表示部30を温度コントローラ2に設け、上記ディジタル表示部30に通電率の判定値を数値でディジタル表示させてもよい。このような構成にすると、通電率の大きさをより正確に知ることができる。
実施形態1又は2の他の変形例として、表示灯は、同系色の状態で、通電率の大きさに基づいて、明るさを例えば連続的に変化させて点灯してもよい。具体的には、通電率が高いほど明るく点灯し、通電率が低いほど暗く点灯する。このようにすると、通電率の大きさをより正確に知ることができる。
実施形態1又は2の他の変形例として、表示灯は、通電率の大きさに基づいて、点滅の周期を変化させて点灯してもよい。このようにしても、通電率の大きさをより正確に知ることができる。
実施形態1又は2の他の変形例として、表示灯と共に、若しくは表示灯に代わって、スピーカ又はブザーを備え、通電率の大きさに基づいて、音又は音声を変化させて出力してもよい。このような構成にすると、ユーザが器具の見えない場所にいたとしても、音又は音声の変化により通電率の大きさを知ることができる。
実施形態1又は2の他の変形例として、表示灯の色を5色(例えば白、青、緑、橙、赤)にしてもよい。このようにすると、表4のように、表示灯の色別に、1時間あたりの電気代の最小及び最大を算出することができる。このような表を面状暖房器具に備えておくと、ユーザは電気代の目安をより詳細に知ることができる。なお、表4では、面状暖房器具の定格消費電力を500Wとし、1時間あたりの消費電力1kWの電気代を23円としている。
Figure 2006038348
また、実施形態1又は2の他の変形例として、制御回路ブロックは、ヒーターへの通電のオン時間及びオフ時間から直接、通電率を算出してもよい。このようにすると、現在の通電率をより正確に知ることができる。
実施形態1又は2の他の変形例として、制御回路ブロックは、例えば10〜300秒の間で、オフ時間を適宜変更してもよく、また、複数のオフ時間を周期的に変化させて設定してもよい。ただし、オフ時間が長すぎると暖房感を損なうので、300秒以下とするのが望ましい。この場合、一定時間のオフ時間毎に、オン時間及び通電率が設定された設定テーブルを記憶し、通電率及び表示灯の色を判定する。
実施形態1又は2の他の変形例として、制御回路ブロックは、ヒーターへの通電のオン時間を一定時間に設定し、オフ時間を計時して、通電率を判定、表示させてもよい。この場合、オフ期間中に温度検知信号を読み込み、その温度検知信号と、温度調節回路からの設定温度に対応する温度検知信号の閾値とを比較し、温度検知信号が閾値まで低下したときに、ヒーターへの通電を開始する。
本発明による実施形態1の面状暖房器具のブロック図である。 同上の面状発熱体の構成図である。 同上の面状発熱体の断面図である。 同上の外観図である。 同上の時間に対する温度検知信号、通電率、表示灯の色を表す図である。 同上の他の面状暖房器具の外観図である。
符号の説明
1 面状発熱体
11a,11b ヒーター
12a,12b 温度検知線
2 温度コントローラ
20 電源スイッチ
21 制御回路ブロック
210 比較回路
211 タイマー
22 温度検出回路ブロック
23 温度調節回路
24a,24b リレー
3 表示灯
A 商用電源

Claims (5)

  1. 電力が供給されて発熱する発熱線、及び周囲温度の検出を行い、その検出に基づく温度検知信号を出力する温度検知線を配線して設ける面状発熱体と、
    前記発熱線に前記電力を供給する通電手段と、
    設定温度に対応して前記温度検知信号の閾値を設定する温度調節手段と、
    前記温度検知信号と前記閾値との比較を行い、その比較結果に基づいて前記通電手段のオンオフを制御する温度制御手段と、
    前記通電手段がオン状態にあるオン時間、及び前記通電手段がオフ状態にあるオフ時間から通電率を判定する判定手段と、
    前記通電率の大きさを報知する報知手段と
    を備えることを特徴とする面状暖房器具。
  2. 前記オン時間及び前記オフ時間毎に予め決められた通電率が設定されている通電率設定テーブルを記憶する通電率記憶手段と、
    前記判定手段は、前記オン時間又は前記オフ時間のいずれか一方を一定時間に設定し、他方を計時し、前記通電率設定テーブルに基づいて、前記オン時間及び前記オフ時間から前記通電率を判定することを特徴とする請求項1記載の面状暖房器具。
  3. 前記報知手段は、発光素子を備え、前記通電率の大きさに基づいて、前記発光素子の点灯状態を変化させて報知することを特徴とする請求項1又は2記載の面状暖房器具。
  4. 判定可能な通電率の範囲を予め決められた範囲毎に区分けした複数の通電率範囲と、それらの通電率範囲毎に前記発光素子の点灯状態の情報とが設定されている報知テーブルを記憶する報知方法記憶手段と、
    前記判定手段は、前記報知テーブルに基づいて、前記通電率を含む通電率範囲を判定し、
    前記報知手段は、前記報知テーブルにおいて前記判定された通電率範囲と組み合わされた前記発光素子の点灯状態の情報に基づいて報知することを特徴とする請求項3記載の面状暖房器具。
  5. 前記報知方法記憶手段は、異なる通電率範囲の閾値を有する報知テーブルを複数記憶し、
    前記判定手段は、前記発光素子の点灯状態が前回の点灯状態と同じになるように報知テーブルを選択することを特徴とする請求項4記載の面状暖房器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008275289A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

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