JP2006036418A - 押し棒コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属切り屑の塊や、混在する固い物体により押し棒に過大な力がかかったり、コンベア後部に多量の切り屑が溜まったりする事がなく、コンベア出口から切り屑がスムースに排出される押し棒コンベアを提供すること。
【解決手段】 押し棒コンベアにおいて押し棒の直線的往復運動を確保するため摺動軸を長くして間隔の広い軸受で受け、押し棒の最後部において摺動軸と押し棒をピンで連結し押し棒がピンのまわりを自由に回転できるようにし、押し棒側のピン接続部の両側下部に鋸刃状突起をつけ、押し棒底部にV型平面溝を設け、またコンベア出口に鍔の外周にV型突起をつけた回転供給ロールを装備した。
【選択図】 図1

Description

本発明は直線的な往復運動により物品を搬送する装置に関し、より詳細にはその装置の押送部材(押し棒)、搬送装置および押送部材駆動部の構造に関するものである。
機械的にバラ物を運ぶコンベアとしては各種のチエンコンベア、ベルトコンベア、スクリュウコンベア等があるが、たとえば機械加工の結果生じる切り屑を運ぶコンベアとしてはチエンコンベアが主として使われてきた。しかし切り屑輸送用のチエンコンベアには帰路のチエン等部材による輸送物の持ち帰り、往路コンベア上での切り屑のすべりや、詰まりによる輸送障害やチエン等部材への切り屑の噛み込み、チエンの早い磨耗等の多くの問題があった。
これらの諸問題を解決するため複数の押送部材の周期的な運動によって輸送物を搬送するコンベアを本願出願者と同一人が発明し出願した切り屑供給装置(特開2001−347438)および本願出願者と同一人等が発明した押し棒コンベア(特開2003−252421)がある。しかし該切り屑供給装置や押し棒コンベアでは駆動が不安定になったり押し棒の下に一定以上の大きさの硬い輸送物が入り込むと底板との間に挟まり押し棒後部に反力として大きい力がかかりコンベアが過負荷で停止したり、押し棒が曲がったりする問題があった。
また、先の発明では押し棒の後部に相当量の切り屑が溜まりトラフ後部から溢れ出たりするという問題が生じた。
またコンベア前方に切り屑の塊があったり、切り屑に端材などの異物が混入している時には場合により押し棒に大きい力がかかり押し棒が中間部で曲がるという問題が発生した。
さらに押し棒コンベアが深いホッパの底に取付けられる場合はホッパの底の出口から切り屑を排出するとき供給ロールの働きが十分でなく後方から移送された切り屑がホッパ内の出口付近で詰まるという問題が起きた。
特開2001−347438号公報 特開2003−252421号公報
本発明が解決しようとする課題はこれまでの押し棒コンベアにおいて時々発生した過負荷や押し棒の損傷が少なく、後部に溜まる輸送物が少なく、かつ出口付近で輸送物が詰まることが少ない押し棒コンベアを提供する事である。
また、重量は同じで、送り効率が良く、曲がりにくい押し棒を提供することである。
箱型の長い容器であるトラフの底に直線的に往復運動するそれらの帰路中に輸送物との係合を少なくした形状の複数の押し棒を並列にならべ相隣る押し棒を位相をずらせて駆動することを特徴とする押し棒コンベアにおいて、各押し棒をクランクまたはシリンダーおよび摺動軸の組合せで駆動し、摺動軸を長くし、摺動軸受間隔を広げて安定した直線往復運動を確保し、押し棒と摺動軸をピン結合とすることにより押し棒がピンのまわりを回転できるようにして押し棒の下に輸送物または異物が入り込んだ場合でも押し棒や摺動軸に大きい力がかからないようにしている。
押し棒と摺動軸を連結するピン接続部の両側面下部に押し棒下部板と同様の鋸刃状突起を付けコンベア後部に溜まる輸送物量を少なくする。
中心線に対して対称で後方に向かって狭くなる多数の鋸刃状突起を持った押し棒下部板と後方に向かって低くなる多数の鋸刃状突起を持った押し棒上部板からなる押し棒の下部板の最大幅部と押し棒上部板の最大高さ部の位置をずらせて従来の押し棒の最弱部の曲げ強度を40パーセント程度上げる。なお、押し棒上部板と押し棒下部板を溶接接合して押し棒を形成する事も、また上部板と下部板を一体物として成形した押し棒とする事もできる。
押し棒の底面に後方に向かって深くなるV型平面溝を設けることにより押し棒下面と底板の間に入った輸送物を前方に送る。
押し棒の鋸刃状突起を押し棒コンベア出口付近で大きく、押し棒コンベア後方で小さくしコンベア出口付近での押し棒コンベアの輸送能力を確保すると同時にコンベア後方における輸送能力を落として輸送物である切り屑がホッパ出口付近で詰まらないようにする。
押し棒コンベアの出口付近に複数個の円盤状のそれぞれの鍔が並列した各押し棒の間に位置するように取付けた回転する供給ロールの各鍔の外周にV型突起を配置し、切り屑がこれら突起に引っ掛けられて下方に移動し押し棒との共同作業で出口から順次排出される。
請求項1の発明はこれまでの押し棒コンベアで度々問題となった駆動の不安定さを減少させ、押し棒と底板の間に挟まる輸送物によって生じる主として上向きの大きい力の発生を防止し、コンベア運転を安定させると同時にコンベア過負荷や、押し棒および摺動軸に生じる大きい反力による損傷の可能性を著しく少なくすることができた。
請求項2の発明は押し棒コンベアの輸送手段である鋸刃状突起を最後部のピン接続部まで設けるもので、この発明によりコンベア後部に溜まる輸送物を最小限にすることができた。
請求項3の発明は押し棒の上部板の最弱断面位置と下部板の最弱断面位置をずらせる事により押し棒の基本的な仕様を維持しながら押し棒の最弱断面の強度を一定以上確保することにより曲がりを防ぐことができる効果がある。
請求項4の発明は従来の押し棒コンベアでは押し棒の下に入った輸送物は鋸刃状突起の作用範囲外であるためなかなか移動できず輸送効率の低下や輸送物がコンベア後方に溜まる一因となっていたが押し棒下部板にV型平面溝を設けることにより押し棒の下に入り込んだ輸送物も前方に移動させて輸送効率の低下や輸送物がコンベア後方に溜まる事を防ぐことができるようになった。
請求項5の発明はホッパの底部に従来の押し棒コンベアが取りつけられた場合出口付近で詰まることがあり一度詰まり始めると後方から押されたますます固く詰まるという問題があったがこの発明により前部と後部のバランスが取れて押し棒の前部はより確実に輸送物を前方に移送させ、後部は前方の輸送物が移送してから前方に動くので輸送物が出口付近に固く詰まることが少なくなった。
深いホッパの底部に押し棒コンベアが取付けられた場合請求項5の発明をもってしてもまだ出口で詰まることがあるが、請求項6の発明はこのような場合でもホッパに投入された切り屑を出口から順次排出することを可能にしたという大きな効果がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図6に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係わる押し棒コンベアは図1に示すようにクランクまたはシリンダーおよびできるだけ間隔をあけた軸受で支えるようにした摺動軸で形成される駆動部と、摺動軸と押し棒をピンで結合させて押し棒をピンの回りに回転できるようにして押し棒の下に輸送物や異物が入り込んでも押し棒が逃げて押し棒に大きい力がかからないようにした輸送部から構成される。
図2は押し棒と摺動軸を連結するピン接続部の両側面下部に押し棒下部板と同様の鋸刃状突起を付け、コンベア後部にまで来る輸送物がコンベア輸送部最後部の摺動軸受けの前に一定量以上溜まらないようにする。
図3は押し棒を構成する上部板と下部板の最弱断面の位置を互いにずらせて押し棒の最弱断面の強度を一定以上確保するもので、このようにしても輸送能力は同じかまたは若干向上するという結果が出ている。
図4は押し棒の1要素例を示したもので押し棒の底面に後方に向かって深くなるV型平面溝を設けることにより押し棒下面と底板の間に入った輸送物がV型平面溝の後面で押されて前方に移動する。
図5は押し棒の鋸刃状突起が前方で大きく、後方で小さくなっている例を示すものであるが、このようにすることでコンベア前方ホッパ出口付近において切り屑は大きい鋸刃状突起により深く引っ掛り前方への移送がより確実に行われる。一方鋸刃状突起を小さくしたコンベア後部では引っ掛りが少なく前方への移送力が減少するのでホッパ出口付近で後方から押されて詰まることが少ない。
図6は押し棒コンベア出口に外周にV型突起がつけられた複数の円盤状鍔を持った供給ロールを装備した例で供給ロール上方にある切り屑が円盤状鍔のV型突起に引っ掛けられて下方に移動し、下方においては押し棒の鋸刃状突起との共同作業によって切り屑は出口から順次確実に排出される。
本発明の押し棒駆動部と押し棒を示した図である。 ピン接続部下部に鋸刃状突起を設けた時の図である。 押し棒の下部板と上部板の最弱断面をずらせた場合の図である。 押し棒底部にV型平面溝を加工した図である。 押し棒の鋸刃状突起を前方で大きく、後方で小さくした図である。 押し棒コンベアの出口に外周にV型突起をつけた供給ロールを装備した図。
符号の説明
L ずらせ寸法
V V型平面溝
1 押し棒
2 上部板
3 下部板
4 底板
5 上部鋸刃状突起
6 下部鋸刃状突起
7 ピン接続部
8 摺動軸
10 摺動軸受
11 結合軸
12 クランク
13 コンベア出口
14 円盤状鍔
15 V型突起

Claims (6)

  1. 箱型の長い容器であるトラフの底に直線的に往復運動するそれらの帰路中に輸送物との係合を少なくした形状の複数の押し棒を並列にならべ相隣る押し棒を位相をずらせて駆動することを特徴とする押し棒コンベアにおいて、押し棒コンベアを駆動するクランクまたはシリンダー、押し棒を直線的に往復運動させる摺動軸、摺動軸を相離れた2個所で支える摺動軸受を配し、摺動軸と押し棒をピンで連結したことを特徴とする押し棒コンベア。
  2. 押し棒と摺動軸を連結するピン接続部の押し棒側を箱型またはコの字型にしてピン接続部の両側面の下部に押し棒下部板と同様の鋸刃状突起を付けたことを特徴とする請求項2記載の押し棒コンベア
  3. 中心線に対して対称で後方に向かって狭くなる多数の鋸刃状突起を持った押し棒下部板と後方に向かって低くなる多数の鋸刃状突起を持った押し棒上部板を組み合せてなる押し棒下部板の最大幅部と押し棒上部板の最大高さ部の位置をずらせた押し棒を使用することを特徴とする請求項1、2および3記載の押し棒コンベア。
  4. 押し棒の下部板底面に後方に向かって深くなるV型平面溝を設けたことを特徴とする請求項4記載の押し棒コンベア。
  5. 押し棒の上部板の鋸刃状突起を押し棒コンベア出口付近で大きく、押し棒コンベア後方で小さくした事を特徴とする請求項1、2、3および4記載の押し棒コンベア。
  6. 押し棒コンベアの出口付近に複数個の円盤状のそれぞれの鍔が並列した各押し棒の間に位置するように取付けられた供給ロールの各鍔の外周にV型突起を配置したことを特徴とする請求項1,2,3,4および5記載の押し棒コンベア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101216046B1 (ko) * 2012-06-12 2012-12-27 남호창 폐전선 절단장치
CN104326221A (zh) * 2014-10-22 2015-02-04 王贤淮 制备模内自动取料叠堆的多功能传送套袋机组的卸料装置
CN107458866A (zh) * 2017-08-04 2017-12-12 芜湖挺优机电技术有限公司 生产用缓冲机械推手
CN108033255A (zh) * 2018-01-12 2018-05-15 重庆安木科技有限公司 一种行星轴选料系统

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