JP2006035947A - 樹脂製部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け時の変形量の不均衡に起因する表面形状の波打ちを防止し、美観に優れた樹脂による一体成形の樹脂製部品を提供する。
【解決手段】胴体部1aと、自動車の車体2に取り付けるための支持部1bと、を樹脂により一体成形した樹脂製部品1において、該胴体部と該支持部との連結部分1dを、胴体部1aの上縁部のみとしていわゆる片持ちとし、該連結部分にて弾性変形可能とすることにより、該胴体部の長手方向において該胴体部に該支持部が連結している部分と、胴体部のみの部分との変形量の差を小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製部品の構造に関する。
従来、例えばサイドモール、ロッカーモール、オーバーフェンダ、バンパーといった自動車用外装部品等の樹脂製部品の技術は公知となっている。
従来の自動車用外装部品を自動車の車体に取り付ける場合、該自動車用外装部品を自動車の車体に取り付けるための支持部材を取り付け、さらに支持部材と自動車用外装部品とを係止する係止部材(クリップ等)を用いていた。例えば特許文献1に記載の如くである。
また、樹脂製の自動車用外装部品の場合、部品点数および工数の削減のために自動車用外装部品と支持部材とを一体成形することが検討されている。
実開平7−37821号公報
樹脂製の自動車用外装部品の胴体部は弾性変形するため、金属製の自動車用外装部品と比較して自動車の車体への取り付けが容易であるという利点を有するが、その反面、以下の如き問題点を有する。
すなわち、自動車用外装部品の胴体部のうち支持部(支持部材としての機能を果たす部分)の近傍は他の部分よりも強度が高くなる傾向があり、該自動車用外装部品を自動車の車体に取り付けたときに、該支持部の近傍と他の部分とで変形量に大きな差(変形量の不均衡)が生じる場合がある。このような場合、本来平滑となるように成形されている自動車用外装部品の表面が波打った形状となり、美観が損なわれる場合がある。
例えば、図4および図5に示す従来の自動車用外装部品の実施の一形態であるロッカーモール101の場合、胴体部101aと支持部101bとの連結部分101dおよび連結部分101dは、それぞれ胴体部101aの上縁部および中途部の二箇所に形成されており、いわゆる「両持ち」となっている。
従って、ロッカーモール101の長手方向において、胴体部101aに支持部101bが連結している部位(図4に相当)は、胴体部101aのみの部位(図5に相当)と比較して構造的な強度が大きく、弾性変形しにくい。
結果として、ロッカーモール101は、自動車の車体への取り付け時に胴体部101aに支持部101bが連結している部位(図4に相当)と、胴体部101aのみの部位(図5に相当)との間で変形量に大きな差(変形量の不均衡)が生じ、本来平滑となるように成形されている胴体部101aの表面が波打った形状となり、美観が損なわれる場合がある。
本発明は以上の如き状況に鑑み、取り付け時の変形量の不均衡を防止し、美観に優れた樹脂製部品を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、胴体部と、取り付けるための支持部とを樹脂により一体成形した樹脂製部品であって、該胴体部と該支持部との連結部分を片持ちとし、該連結部分にて弾性変形可能としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、取り付け時に胴体部に支持部が連結している部位と、胴体部のみの部位との間で変形量に大きな差はなく、胴体部の表面が波打った形状となることを防止して、美観に優れた状態を保持することが可能である。
以下では、図1、図2および図3を用いて、本発明に係る樹脂性部品の実施の一形態であるロッカーモール1の詳細構成について説明する。
なお、本明細書における「樹脂製部品」の具体例としては、本実施例のロッカーモール1を含む自動車用外装部品や自動車用内装部品が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、樹脂により成形される部品を広く含むものとする。
また、本明細書における「樹脂」とは、ゴム、プラスチック、熱可塑性エラストマー等を包含する高分子材料の総称とする。
樹脂製部品の成形に用いられる樹脂の具体例としてはウレタン樹脂、オレフィン系樹脂、ポリプロピレン、ABS樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、樹脂製部品として使用可能なものであれば他の樹脂でも良い。
図1、図2および図3に示すロッカーモール1は、車体前後方向に長い形状の自動車用外装部品であり、一般的には自動車の車体側面下部に設けられる。本実施例のロッカーモール1は樹脂により一体成形される。
ここで、本明細書における「自動車用外装部品」とは、樹脂製部品の実施の一形態であって、自動車の車体の保護や装飾(美観)等の目的で、自動車の外部表面に取り付けられる部品を指す。
自動車用外装部品の具体例としてはサイドモール、ロッカーモール、フェンダーモール(フェンダーカバー)、オーバーフェンダ、バンパー等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、自動車の外部表面に取り付けられる部品であれば他の部品でも良い。
ロッカーモール1は主に胴体部1aおよび支持部1bを具備する。
胴体部1aはロッカーモール1の胴体を成す部分であり、車体外側に面する部分には塗装(車体と同じ色または異なる色)が施される場合もある。
支持部1bは自動車の車体に取り付けるための部分であり、胴体部1aの長手方向に沿って複数箇所に所定の間隔を空けて形成される。従って、胴体部1aの長手方向に略垂直な断面図としては、胴体部1aに支持部1bが連結している部位(図1に相当)と、胴体部1aのみの部位(図2に相当)が存在する。
支持部1bには係止溝1cが形成され、該係止溝1cを後述する係止部材3のフランジ部3bに係止させることにより、ロッカーモール1が自動車の車体2に取り付けられる。
本実施例の場合、胴体部1aと支持部1bとの連結部分1dは胴体部1aの上縁部のみに形成されており、いわゆる「片持ち」となっている。従って、ロッカーモール1は樹脂からなることから該連結部分1dにて容易に弾性変形可能となっている。
自動車の車体2には係止孔2aが形成され、該係止孔2aには車体2とロッカーモール1とを係止するための係止部材3が取り付けられる。
係止部材3は主に差し込み部3aと、フランジ部3bとを具備する。差し込み部3aは弾性変形可能な材料(例えば、プラスチック等)からなり、切り欠き溝が形成される。差し込み部3aを車体2の外部から係止孔2aに押し込むと、差し込み部3aは切り欠き溝が狭まる方向に弾性変形し、該係止孔2aを通過すると再び拡径する。
このようにして、係止部材3はフランジ部3bを車体2の外部に突出させた状態で車体2に係止される。
以上の如く、ロッカーモール1は、胴体部1aと、自動車の車体2に取り付けるための支持部1bとを樹脂により一体成形した自動車用外装部品の実施の一形態であって、該胴体部1aと該支持部1bとの連結部分1dを片持ちとし、該連結部分にて弾性変形可能としたものである。
このように構成することは、以下の如き利点を有する。
すなわち、図1、図2および図3に示す本実施例のロッカーモール1の場合、胴体部1aと支持部1bとの連結部分1dは胴体部1aの上縁部のみに形成されており、いわゆる「片持ち」となっている。従って、ロッカーモール1は樹脂からなることから該連結部分1dにて容易に弾性変形可能となっている。
結果として、本実施例のロッカーモール1は、自動車の車体への取り付け時に胴体部1aに支持部1bが連結している部位(図1に相当)と、胴体部1aのみの部位(図2に相当)との間で変形量に大きな差はなく、胴体部1aの表面が波打った形状となることを防止して、美観に優れた状態を保持することが可能である。
なお、本明細書においては、樹脂製部品の実施例として、自動車用外装部品の実施の一形態であるロッカーモール1を用いて説明したが、これに限定されず、他の自動車用外装部品(例えば、サイドモール、ロッカーモール、フェンダーモール(フェンダーカバー)、オーバーフェンダ、バンパー等)においても、本発明を適用することにより上記と略同様の効果を奏する。
また、本発明は、樹脂製部品の他の実施例である自動車用内装部品(ダッシュボードやドアトリム等)に適用しても略同様の効果を奏する。
本発明に係るロッカーモールの胴体部と支持部とを含む断面図。 本発明に係るロッカーモールの胴体部を含む断面図。 本発明に係るロッカーモールの斜視図。 従来のロッカーモールの胴体部と支持部とを含む断面図。 従来のロッカーモールの胴体部を含む断面図。
符号の説明
1 ロッカーモール(自動車用外装部品)
1a 胴体部
1b 支持部
1c 連結部分
2 車体

Claims (1)

  1. 胴体部と、取り付けるための支持部とを樹脂により一体成形した樹脂製部品であって、
    該胴体部と該支持部との連結部分を片持ちとし、該連結部分にて弾性変形可能とした、ことを特徴とする樹脂製部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011163375A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Uchihama Kasei Kk 樹脂部材

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