JP2006035909A - 空気入りランフラットタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイヤのサイド部内部に略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層を備えた空気入りランフラットタイヤにおいて、ショルダー部に発生する偏摩耗を低減することを目的とする。
【解決手段】 タイヤ赤道面におけるベルト層6の外径Rcに対しするベルト層端部の外径Rsの比(Rs/Rc×100)を100以上、かつ、103%以下として、クラウン形状が平らになったときのベルト層端部6Eのタイヤ周方向の収縮力を小さくし、ショルダー部8に現れる前後力を抑えてショルダー部8に発生する偏摩耗を低減する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タイヤのサイド部内部に略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層を備えた空気入りランフラットタイヤに関し、特にショルダー部の耐偏摩耗性を改善するものである。
一般的に、タイヤのトレッド部の断面形状は、いわゆるクラウン形状とよばれる、複数の円弧を連続的につないだ凸状の曲線形状となっている。このクラウン形状により、タイヤのサイド部の剛性の影響を受けるショルダー部への接地圧集中を防ぎ、ショルダー部の肩落ち摩耗などの偏摩耗を低減させている。
ところが、タイヤのトレッド部の断面形状をこのようなクラウン形状とした場合、接地圧集中に起因するショルダー部の偏摩耗を低減させた反面、ショルダー部の外径とトレッド部中央の外径との径差に起因する偏摩耗が発生してしまうこととなる。すなわち、ショルダー部の外径が、タイヤ幅方向中央(タイヤ赤道面)におけるトレッド部の外径に比較して小さいことから、タイヤ転動時にショルダー部に対して前後方向のせん断力(以下、前後力という)がより多く発生し、路面とショルダー部の表面との間が滑りやすくなり、ショルダー部の偏摩耗(ヒール・アンド・トゥ摩耗など)が発生する。
このように、ショルダー部の偏摩耗は、少なくとも、ショルダー部への接地圧集中と、その接地圧集中を解決しようとしたクラウン形状の内周と外周との径差という、互いに相反する2つの要因に起因して発生することが分かっている。
このような問題点を解決する方法として、従来では、ショルダー部の接地圧集中を可能な限り防ぎつつクラウン形状の径(クラウンR)を極力大きくして、ショルダー部の外径とトレッド部中央の外径との径差を小さくする方法や、クラウン形状を構成する複数の円弧の曲線形状を適正化する方法などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−30713号公報
ところで、近年では、タイヤのサイド部内部に略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層を備えてサイド部の剛性を飛躍的に高めたランフラットタイヤとよばれるタイヤが開発されている。ランフラットタイヤでは、サイド部の剛性が飛躍的に高められた結果、従来のタイヤに比較してショルダー部への接地圧集中がより増大してショルダー部の偏摩耗が発生しやすくなっており、上述したようなクラウン形状の径(クラウンR)を大きくする方法や、クラウン形状を構成する複数の円弧の曲線形状を適正化する方法では、偏摩耗に対する改良としては限界があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、タイヤのサイド部内部に略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層を備えた空気入りランフラットタイヤにおいて、ショルダー部に発生する偏摩耗を低減することを目的とする。
上述した問題を解決するために、本発明は、次にような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、一対のビードコア(ビードコア3)に跨って円環状に配設されるとともに、前記一対のビードコアを巻き込むように折り返されたカーカスを有するカーカス層(カーカス層5)と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に配設され、かつ、端部がショルダー部(ショルダー部8)の近傍にて終端され、カーカス層を補強する少なくとも1層のベルト層(ベルト層6)と、サイド部(サイド部9)内部に、略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層(補強ゴム層2)とを備え、タイヤ赤道面における前記ベルト層の外径Rcに対する、前記ベルト層の端部の外径Rsの比(Rs/Rc×100)が100%以上、かつ、103%以下であることを要旨とする。
ここで、ベルト層の外径Rc、及び、ベルト層の端部の外径Rsはいずれも、タイヤ軸線SLを中心とする径である。
かかる特徴によれば、カーカス層の外周(タイヤ径方向外側)に配設されたベルト層について、タイヤ赤道面におけるベルト層の外径を100%としたとき、ショルダー部の近傍となるベルト層端部の外径が100%以上、かつ、103%以下となるようにした。
このような特徴を有する空気入りランフラットタイヤによれば、タイヤ赤道面からショルダー部の近傍にかけて外径を絞った(小さくした)ベルト層を備えた空気入りランフラットタイヤに較べて、次のような特有の作用が得られる。すなわち、タイヤに荷重がかかり接地面付近のクラウン形状が平らになったときのベルト層のタイヤ周方向の伸びに着目すれば、タイヤ赤道面におけるベルト層のタイヤ周方向の伸びよりも、ショルダー部の近傍となるベルト層端部のタイヤ周方向の伸びを小さくすることができる。このような作用は、言い換えればショルダー部の近傍となるベルト層端部のタイヤ周方向の収縮力を小さくするものである。
一方、路面とトレッド面(ショルダー部のトレッド面を含む)の表面とに発生する滑りの原因となる前後力は、路面とトレッド面の摩擦力と、タイヤを構成する部材(トレッドゴムやベルト層など)の粘弾性的性質による収縮力とよって現れるせん断力である。
本発明の第1の特徴によれば、上述したように、接地面付近のクラウン形状が平らになったときに、ショルダー部の近傍となるベルト層端部のタイヤ周方向の収縮力を小さくすることができる。従って、ベルト層端部の近傍に位置するショルダー部に現れる前後力が小さくなり、路面とショルダー部の表面とに発生する滑りが抑えられて、ショルダー部に発生する偏摩耗を低減することができる。
さらに、本発明の第1の特徴によれば、タイヤ赤道面におけるベルト層の外径を100%としたときのショルダー部の近傍となるベルト層端部の外径を103%以下となるようにしたので、ベルト層端部からトレッド面までのゴムゲージ(特にベルト層端部からトレッドパターンの溝底までのゲージ)を十分に確保することができる。
このように、かかる特徴によれば、ショルダー部に発生する偏摩耗を低減することができる。特に、肩落ち摩耗に対する耐摩耗性を向上させることができる。さらに、ショルダー部に現れる前後力を小さくすることができるので、ショルダー部のブロックの踏込み側と蹴出し側とに現れるヒール・アンド・トゥ摩耗に対する耐摩耗性を向上させることができる。
本発明の第2の特徴によれば、前記一対のビードコアを巻き込むように折り返されたカーカスのカーカス端部(カーカス端部5E)が、前記ベルト層と折り重なるように終端されることが好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、タイヤのサイド部内部に略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層を備えた空気入りランフラットタイヤにおいて、ショルダー部に発生する偏摩耗を低減することができる。
次に、本発明に係る空気入りランフラットタイヤの実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の記載において説明する図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。
(空気入りランフラットタイヤの構造)
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1のタイヤ軸方向における一部断面図である。本実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1は、タイヤに異常(例えば、パンク等)が生じ、タイヤの内圧を正常に保つことができない状態となったときでも、飛躍的に剛性が高められたサイド部によってトレッド部を支え、所定の走行距離に渡る走行性能を確保して安全性を高めたランフラットタイヤである。
同図に示すように、空気入りランフラットタイヤ1は、トレッド部7と、ショルダー部8と、サイド部9とを有する。サイド部9の内部には、サイド部9の剛性を高めるために、略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層2が備えられている。
また、空気入りランフラットタイヤ1は、一対のビードコア3(対面側は図示せず)に跨って円環状に配設されるとともに、ビードコア3を巻き込むように折り返されたカーカスを有するカーカス層5を備える。
なお、カーカス層5が有するカーカスは、高弾性率、低熱収縮率、耐熱性、接着安定性等の特性に優れるレーヨン繊維からなる補強コードを有するものとなっている。ランフラットタイヤでは、ランフラット走行時(タイヤ内圧がほぼ零)にカーカスに張力が付与されない状態となるため、このような特性を具えた補強コードが必要となる。また、レーヨン繊維からなる補強コードで補強されたカーカスを備えたタイヤは、操縦安定性、高速耐久性、ユニフォミティーに優れた性能を発揮する。
さらに、空気入りランフラットタイヤ1は、カーカス層5のタイヤ径方向外側に、カーカス層5を補強するための、スチールコードをゴム被覆した2層のベルト6a、6bを有するベルト層6を備える。ベルト層6のベルト層端部6Eは、ショルダー部8の近傍にて終端されている。
なお、本実施形態における空気入りランフラットタイヤ1においては、上述したように補強ゴム層2を備えたことによってタイヤ重量が増加してしまうため、重量増を抑えるための工夫としてカーカス層5が有するカーカスの数を一層のみとした。さらに、1層のカーカスで十分なタイヤ剛性を得るため、ビードコア3を巻き込むように折り返されたカーカスは、サイド部9を介してトレッド方向へ延設され、ベルト層6と折り重なる位置でカーカス端部5Eが終端される構造となっている。
そして、空気入りランフラットタイヤ1のベルト層6は、タイヤ赤道面CLにおけるベルト層6の外径Rc(タイヤ軸線SLを中心とする半径)に対して、ベルト層端部6Eの外径Rs(タイヤ軸SLを中心とする半径)の比が、100%以上、かつ、103%以下となっている。すなわち、ベルト層6の外径は、タイヤ幅方向中央部とショルダー部近傍(ベルト層端部6E)とで等しい径か、又は、タイヤ幅方向中央部よりショルダー部近傍(ベルト層端部6E)において大きい径となっている。
なお、タイヤ赤道面CLにおけるベルト層6の外径Rcに対するベルト層端部6Eの外径Rsの比が103%を越えると、ベルト層端部からトレッド面までのゴムゲージが十分に確保できず、好ましくない。
また、空気入りランフラットタイヤ1は、ベルト層6のタイヤ径方向外側に、ベルト層6を補強するため、熱収縮性の有機繊維コードを配列した第1補強層10aと第2補強層10bとを有するベルト補強層10を備える。
(比較評価)
本発明の効果を確かめるために、発明者らは、上述した本発明の実施形態に基づいて、従来例のタイヤを1種、比較例のタイヤを1種、本発明が適用された実施例のタイヤを2種製造して評価試験を実施した。この評価試験では、前述した比較例、及び、実施例のタイヤをそれぞれ実車に装着して実車走行による摩耗試験を行い、ショルダー部のショルダーブロックに発生したヒール・アンド・トゥ摩耗量を評価した。
なお、ヒール・アンド・トゥ摩耗量の算出方法として、ショルダーブロックの踏込み側と蹴出し側との残溝の差を、タイヤの両側のショルダー部周上の全てのショルダーブロックで測定して平均値を算出し、従来例のタイヤを測定したときの平均値を100としてヒール・アンド・トゥ摩耗量(指数)とした。
表1は、クラウンR(すなわち、クラウン形状の径)と、ベルト層の径差(すなわち、タイヤ赤道面CLにおけるベルト層の外径Rcに対する、ベルト層端部の外径Rsの比)と、実車走行による摩耗試験後にショルダーブロックに発生したヒール・アンド・トゥ摩耗量(指数)を取りまとめたものである。
なお、比較評価に関するデータは、以下に示す条件において測定されたものである。
1)タイヤサイズ:245/45R18 96V
2)タイヤ構造
・カーカス層・・・・レーヨン×1層
・ベルト層・・・・・スチールコード×2層
・ベルト補強層・・・ナイロンキャップレイヤー
3)走行モード
・ホイールリムサイズ・・・8JJ×18
・タイヤ空気圧・・・・・・230kPa
・荷重・・・・・・・・・・5名乗車相当
・スラローム・・・・・・・75km/h : 60%
・直進加速・・・・・・・・20〜80km/h : 20%
・直進減速・・・・・・・・80〜20km/h : 20%
・走行距離・・・・・・・・2,000km
Figure 2006035909
(結果)
従来例のタイヤは、ベルト層の径差が90%となっいる。すなわち、タイヤ赤道面CLにおけるベルト層の外径Rcよりもベルト層端部の外径Rsのほうが小さい、タイヤ赤道面CLからショルダー部の近傍にかけて外径を絞った(小さくした)ベルト層となっている。
比較例のタイヤは、ベルト層の径差は従来例のタイヤと同じ90%であるが、従来例のタイヤに較べてクラウンRを大きく設計したものである。
実施例1のタイヤは、本発明の実施形態に基づいたタイヤであり、従来例のタイヤに較べてベルト層端部の外径Rsを大きくしてベルト径差を100%、すなわち、タイヤ赤道面CLからショルダー部の近傍にかけて外径を均一としたベルト層となっている。
実施例2のタイヤは、本発明の実施形態に基づいたタイヤであり、従来例のタイヤに較べてベルト層端部の外径Rsを大きくしてベルト径差を103%、すなわち、タイヤ赤道面CLからショルダー部の近傍にかけて外径を大きくしたベルト層となっている。
比較例のタイヤと従来例のタイヤとの試験結果から、クラウンRを大きく設計すると、タイヤのショルダー部に発生するヒール・アンド・トゥ摩耗について、耐摩耗性が劣ることが確認できる。
実施例1のタイヤと従来例のタイヤとの試験結果から、ベルト径差を大きく(ベルト径差90%をベルト径差100%に変更)すると、タイヤのショルダー部に発生するヒール・アンド・トゥ摩耗について、耐摩耗性が向上することが確認できた。
実施例2のタイヤと実施例1のタイヤとの試験結果から、ベルト径差をより大きく(ベルト径差100%をベルト径差103%に変更)すると、タイヤのショルダー部に発生するヒール・アンド・トゥ摩耗について、より耐摩耗性が向上することが確認できた。
なお、実施形態、実施例1及び実施例2において、ベルト層6は、スチールコードをゴム被覆した2層のベルト6a、6bを備えるものとしたが、本発明はこれに限定されない。ベルト層6が備えるベルトの数は2層以外であってもよいし、また、コードの材質もスチールコードでなくてもよく、例えば、アラミド繊維などで形成された繊維コードであってもよい。
また、実施形態、実施例1及び実施例2において、カーカス層が有するカーカスは、レーヨン繊維からなる補強コードを有するのもとしたが、本発明はこれに限定されない。カーカスが有する補強コードの材質は、レーヨン繊維でなくてもよく、例えば、ナイロン6、ナイロン66、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートおよびアラミドなどを用いて適宜、設計・変更が可能である。
(作用・効果)
以上説明した本発明の実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1によれば、サイド部9の内部にサイド部9の剛性を高めるための略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層2を備え、カーカス層5の外周(タイヤ径方向外側)に配設されたベルト層6について、タイヤ赤道面CLにおけるベルト層6の外径Rcを100%としたとき、ショルダー部8の近傍となるベルト層端部6Eの外径Rsが100%以上、かつ、103%以下となるようにした。
従って、本発明の実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1によれば、接地面付近のクラウン形状が平らになったときに、ショルダー部8の近傍となるベルト層端部6Eのタイヤ周方向の延びを小さくして、ベルト層端部6Eのタイヤ周方向の収縮力を小さくすることができる。その結果、ベルト層端部6Eの近傍に位置するショルダー部8に現れる前後力が小さくなり、路面とショルダー部8の表面とに発生する滑りが抑えられて、ショルダー部8に発生する偏摩耗を低減することができる。
また、本発明の実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1では、一対のビードコア3を巻き込むように折り返されたカーカスのカーカス端部5Eが、ベルト層6と折り重なるように終端されている。
より具体的には、上述したように、本発明の実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1は、カーカス層5が有するカーカスが、ビードコア3を巻き込むように折り返され、サイド部9を介してトレッド方向へ延設され、ベルト層6と折り重なる位置でカーカス端部5Eが終端される構造となっている。
このような構造によって、空気入りランフラットタイヤ1は、サイド部9からショルダー部に渡り、2層のカーカスが配設されて補強されることとなり、サイド部9の内部に設けられた補強ゴム層2と併せて、より高いサイド部9の剛性を有するタイヤとなっている。そして、このようにサイド部9の剛性がより高い構造の空気入りランフラットタイヤ1において、本発明はより多大な効果を発揮する。
本発明の実施形態に係る空気入りランフラットタイヤ1のタイヤ軸方向における一部断面図である。
符号の説明
1…空気入りランフラットタイヤ、2…補強ゴム層、3…ビードコア、5…カーカス層,カーカス、5E…カーカス端部、6…ベルト層、6a,6b…ベルト、6E…ベルト層端部、7…トレッド部、8…ショルダー部、9…サイド部、10…ベルト補強層、10a…第1補強層、10b…第2補強層、CL…タイヤ赤道面

Claims (2)

  1. 一対のビードコアに跨って円環状に配設されるとともに、前記一対のビードコアを巻き込むように折り返されたカーカスを有するカーカス層と、
    該カーカス層のタイヤ径方向外側に配設され、かつ、端部がショルダー部の近傍にて終端され、カーカス層を補強する少なくとも1層のベルト層と、
    サイド部内部に、略三日月状の断面形状を有する補強ゴム層とを備え、
    タイヤ赤道面における前記ベルト層の外径Rcに対する、前記ベルト層の端部の外径Rsの比(Rs/Rc×100)が100%以上、かつ、103%以下であることを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
  2. 前記一対のビードコアを巻き込むように折り返されたカーカスのカーカス端部が、前記ベルト層と折り重なるように終端されることを特徴とする請求項1に記載の空気入りランフラットタイヤ。
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