JP2006034876A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006034876A
JP2006034876A JP2004223148A JP2004223148A JP2006034876A JP 2006034876 A JP2006034876 A JP 2006034876A JP 2004223148 A JP2004223148 A JP 2004223148A JP 2004223148 A JP2004223148 A JP 2004223148A JP 2006034876 A JP2006034876 A JP 2006034876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
display
game
winning
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004223148A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Koga
朗 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2004223148A priority Critical patent/JP2006034876A/ja
Publication of JP2006034876A publication Critical patent/JP2006034876A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】 パチスロ等の遊技機において、遊技機の筐体内の部品レイアウトの自由度を向上させるとともに、不正行為を防止する。
【解決手段】 筐体たるキャビネット2の内部に複数のリール体3L・3C・3Rを備えて、それぞれのリール体の表面に複数の図柄を表示し、キャビネット2に設けた表示窓4L・4C・4Rを介して上記図柄の組合せを遊技者が視認可能とする。そして、前記リール体3L・3C・3Rが停止した状態で表示窓4L・4C・4Rから視認される図柄の組合せに基づいて所定の賞態様を発生させる。前記リール体3L・3C・3Rは可撓性を有する無端リール体に構成される。この無端状のリール体3L・3C・3Rは、キャビネット2内の手前上側の第1ローラ61と、手前下側の第2ローラ62と、奥側の第3ローラ63と、に巻回されている。第3ローラ63の近傍には、遊技機の制御を行うための副基板67が配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明はリール体を有する遊技機の構成に係り、詳細には、遊技機の筐体内の部品レイアウトの自由度を向上し得る構成に関する。
特許文献1は、複数の識別情報がその表面に表示されたリール体を複数個備え、この複数個のリール体の表面にある識別情報の組合せが表示窓から視認可能であり、前記複数個のリール体が停止した状態で前記表示窓から視認される識別情報の組合せに基づいて所定の賞態様を発生させる遊技機を開示する。この特許文献1の遊技機はポーカーゲーム機とされており、リール体として、複数の識別情報(トランプの数字)がその表面に表示された可撓性の環状ベルト体と、その環状ベルト体をその周方向に駆動させるローラ体とからなる、長円リール体からなる。そして、この長円リール体は、遊技機に縦長の状態で収容されている。
この特許文献1の構成によれば、その奥行方向の厚みを小さくでき、リール体を使用しない遊技機(パチンコ機)と同じくらいに薄いものとなることを実現できるという。なお、特許文献1は、上記長円リール体の構成は「雀球」と呼ばれる遊技機についても適用できる旨を言及している。
特開2002−248200号公報(請求項1、図2、図3、0015、雀球について0108)
しかし、上記特許文献1の構成は、環状ベルト体が長円状に巻回されるために、どうしても環状ベルト体の表面積(識別情報の表示面積)が小さくなってしまう。特許文献1のポーカーゲームのように、5列リールで識別情報がトランプの数字(13種類程度)である場合や、雀球の14列リールのようにリール自体を細長くしなければならない場合はさほど問題ないが、例えば所謂パチスロ機のように3列リールで20種類前後の図柄を表示させる場合は、環状ベルト体を上下により長い長円状とする必要がある。
しかしながらパチスロ機などの一般的な遊技機においては、近年の多機能化・高機能化の要請に伴って、筐体の内部には制御基板や電源ボックスやメダル払出用ホッパ等の多数の各種部品が既に配置されており、そのような上下方向に長い長円リールを筐体内に配置することはレイアウト上の困難が伴う。
一方、環状ベルト体を細くしたり、環状ベルト体に表示する図柄を小さくしたりすることで、より多くの数の図柄を表示できるようにするアプローチも考えられる。しかしながら、この場合は表示窓の縮小等につながり、ゲームの迫力が減殺されて、遊技者の興趣をそそるという点で不十分なものになってしまう。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
◆本発明の観点によれば、以下のように構成する、遊技機が提供される。筐体の内部に複数のリール体を備えて、それぞれのリール体の表面に複数の識別情報を表示する。前記筐体には、前記複数のリール体の表面の識別情報の組合せを遊技者が視認可能とするための表示窓を備える。前記複数のリール体が停止した状態での前記表示窓から視認される識別情報の組合せに基づいて所定の賞態様を発生させる。前記リール体は、前記複数の識別情報がその表面に表示された可撓性を有する無端リール体に構成される。この無端リール体は、筐体内の手前上側に配置される第1ローラと、手前下側に配置される第2ローラと、筐体内の奥側に配置される第3ローラと、に巻回されている。
この構成によれば、筐体内におけるリール体の占有スペースを、筐体奥側が細くなる側面視三角形に形成できる。従って、筐体奥側において部品の配置スペースを大きくとることができ、筐体内の部品レイアウトの自由度が向上する。また、リール体は三角形状に巻回されているから、長円状とするよりもその周長を長くし易く、識別情報を表示するための面積を広くとることができる。
◆前記の遊技機においては、当該遊技機を制御するために筐体内に設けられる制御基板のうち少なくとも1枚を前記第3ローラの近傍に設置したことが好ましい。
これにより、筐体前面からのアクセスの難しい筐体奥のスペースに制御基板が配置されることとなって、制御基板の部品の交換や制御ソフトウェアの書換等の不正行為を困難とすることができる。
◆前記の遊技機においては、前記筐体は、箱型の本体と、その前面を開閉可能となるように前記本体に枢支された扉体とを備えており、当該遊技機を制御するために筐体内に設けられる制御基板のうち少なくとも1枚が、前記第3ローラの近傍位置に配置されて前記本体側に固定されていることが好ましい。
これにより、筐体前面からのアクセスの難しい筐体奥のスペースに制御基板が配置されることにより、制御基板の部品の交換や制御ソフトウェアの書換等の不正行為を未然に防止できる。また、当該制御基板は扉体に固定されず本体側に固定されるので、扉体を軽量化でき、扉の開閉を容易に行える。
本発明の実施の形態を図1ないし図5に基づいて以下に説明する。
本実施形態の遊技機はいわゆるパチスロ機であって、複数の図柄(識別情報)の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、変動する表示を遊技者の操作により停止可能に構成されている。本発明は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機に適用可能なものであるが、以下の実施形態においてはメダルを用いるものとして説明する。
図1には遊技機1の外観が斜視図として示され、この遊技機1は中空のキャビネット2を備える。このキャビネット2は、前面開放状の箱型の本体2aと、この本体2aの開放状の前面を閉鎖するように取り付けられる前面パネル(扉体)2bを備えている。この前面パネル2bは図示しないヒンジ機構によって本体2aに対して枢支され、メンテナンス作業など必要な場合には、図略のロック機構を解除した上で、前記ヒンジ機構を介して前面パネル2bを図1の太線矢印方向に回動させて右開き状に開放させることで、キャビネット2の内部へのアクセスを可能としている。
前面パネル2bには、略垂直面としてのパネル表示部2cが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられる。表示窓4L・4C・4Rは、後述するリール体3L・3C・3Rに表示された複数の図柄をそれぞれ縦方向に3つずつ、合計9つの図柄を表示できるようになっている。また、表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。
トップライン8bは、各表示窓4L・4C・4Rの上段、センターライン8cは中段、ボトムライン8dは下段をそれぞれ水平に横切って設けられている。また、クロスダウンライン8aは、表示窓4Lの上段、表示窓4Cの中段、表示窓4Rの下段を横切るように、クロスアップライン8eは、表示窓4Lの下段、表示窓4Cの中段、表示窓4Rの上段を横切るように、それぞれ斜めに設けられている。
これらの入賞ラインは、後述のBETスイッチ11・12・13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
上記入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する一の図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール体3L・3C・3Rが横一列に設けられている。各リール体3L・3C・3Rの表面には、複数の図柄(識別情報)からなる図柄列が記されている。図柄列は、図2に示すように、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「下チリ(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「Replay(図柄96)」及び「上チリ(図柄97)」の複数種類の図柄からなっている。
図1に示すように、各リール体3L・3C・3Rの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リール体3L・3C・3Rは一定の速度(例えば80周/分)で走行し、この結果、リール体3L・3C・3R上の各図柄は、前記表示窓4L・4C・4Rの内部を上から下へと次々と通過する。なお、リール体3L・3C・3Rの詳細な構成は後述する。
図1に示すように、表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲームを行なうために賭けられたメダルの数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。BET数が「1」であるときは、1−BETランプ9aが点灯するとともに、上記5本の入賞ラインのうち1本の入賞ライン8cが有効化される。BET数が「2」であるときは、2−BETランプ9bが点灯するとともに、3本の入賞ライン8b・8c・8dが有効化される。BET数が「3」即ち最大であるときは、最大BETランプ9cが点灯するとともに、5本の入賞ライン8a・8b・8c・8d・8eが有効化される。本実施形態では、一のゲームは、全てのリール体3L・3C・3Rの走行が停止したときに終了する。なお、クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成るものであって、貯留されているメダルの枚数を表示するようになっている。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(いわゆるWINランプ)17、及び払出表示部18が設けられる。当り表示ランプ17は、基本的に、ビッグボーナス(以下BBと略称する)又はレギュラーボーナス(以下RBと略称する)の入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
パネル表示部2cの右側上部には、ボーナス遊技情報表示部20が設けられる。ボーナス遊技情報表示部20は7セグメントLEDを備えており、ゲームの回数等の所定の情報を表示する。表示窓4L・4C・4Rの下方には水平面の台座部10が備えられ、この台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5は、遊技に関連する情報等を表示画面5aに表示する。例えばST(スーパータイム)時においては、内部当選役に応じたアシスト内容を表示するといったようにである。
液晶表示装置5の右側にはメダル投入口22が設けられている。液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられている。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETスイッチ11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り替えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、スタートレバー6が取り付けられている。スタートレバー6は所定の角度範囲で揺動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技開始指令信号を出力することによって、リール体3L・3C・3Rを走行させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
前面パネル2bにおける台座部10の下方位置には、光透過性のプラスチック板からなる腰部パネル24が設けられている。図示しないが、この腰部パネル24には機種名やタイトル、遊技機のメーカー名やそのロゴなどが表示されており、腰部パネル24の背後に設置されている図示しない蛍光灯や冷陰極管等の電飾手段によって、内部から明るく照らされるようになっている。
前面パネル2bの上部左右にはスピーカ21L・21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方には、LEDランプ29が配設される。台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール体3L・3C・3Rの走行をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
次に、図3を参照して、キャビネット2の内部の構成を説明する。キャビネット2の本体2aの内面には金属製の図示しない薄板(内貼材)が貼り付けられるとともに、当該本体2aの強度を高めるために、金属製のミドルボード60が固定される。このミドルボード60の上には、前述のリール体3L・3C・3Rが配置されている。
このリール体3L・3C・3Rは図3に示すように、可撓性を有する無端状ベルトから構成される無端リール体とされ、3本平行に設けられている。そして、リール体3L・3C・3Rのそれぞれは、キャビネット2内の手前上側に配置される第1ローラ61と、手前下側に配置される第2ローラ62と、キャビネット2内の奥側に配置される第3ローラ63と、に巻回されている。これら3つのローラ61・62・63は、各リール体3L・3C・3Rごとに3つ一組で設置されており、各リール体3L・3C・3Rごとに独立して回転可能とされている。
前記3つのローラ61・62・63のうち1つのローラ(例えば、第1ローラ61)にはステッピングモータが内蔵されており、このステッピングモータが回転駆動することで、対応するリール体3L・3C・3Rを所定の速度で走行させ得るように構成されている。
リール体3L・3C・3Rの上方には主基板66が設置されており、この主基板66上に図4の如く構成される主制御回路71によって、リール体3L・3C・3Rの走行制御を行わせたり、いわゆる「内部抽選」を行わせたり、その抽選結果や停止ボタン7L・7C・7Rの操作等に基づいて前記リール体3L・3C・3Rの停止制御等を行うようになっている。この主基板66は、外部からの不正操作を防止するために箱状の収納ケースに収容されている。
また、キャビネット2の内部空間の奥であって、リール体3L・3C・3Rの前記第3ローラ63のすぐ上の位置(第3ローラ63の近傍位置)には、副基板67が設置される。副基板67は、固定手段としてのL字状のアングル部材68・68によって、本体2aの内面に固定されて取り付けられる。この副基板67上には図5に示すような副制御回路72が構成されており、この副制御回路72によって、液晶表示装置5の表示画像を変更したり、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御したりするようになっている。
キャビネット2の下段(底板上)には、遊技機1の動作に必要な電力を供給するための電源ボックス65や、払出しのためのメダルを貯溜するためのホッパ40が設置されている。なお、図3に図示する以外にも様々な部品がキャビネット2内に配置されていることは言うまでもないが、図3においては副基板67とリール体3L・3C・3Rの位置関係を判り易く示す等のため、説明に必要な主要な部品以外は図示を省略している。
上記のように構成された遊技機1は、図4に示すように、前記の主基板66に設けられた主制御回路71と、前記の副基板67に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。なお、副制御回路72の詳細は図5に示される。図4において、主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行なうCPU31(抽選手段、遊技制御手段)と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、当選役を決定するようになっている。この当選役には、前回のゲーム以前で当選し、未だ入賞していないボーナス(BB、RB)の当選情報も含まれるようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能である。あるいは発生器36やサンプリング回路37を乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、当り表示ランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダルを収納し、ホッパ駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパ(払出しのための駆動部を含む)40と、リール体3L・3C・3Rを走行駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、前記ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパ40を駆動制御するホッパ駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、各BETスイッチ11・12・13、C/Pスイッチ14、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出して、遊技開始指令信号を出力する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール走行センサからのパルス信号を受けて各リール体3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパ40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、内部抽選による当選役や、ボーナスの所謂「持越し」のためのフラグ情報や、投入されたメダルの枚数、遊技回数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。
主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図5に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいてLEDランプ29や液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21L・21Rからの音の出力制御を行なう。この副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板66とは別の副基板67上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77で構成されている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行なうサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。この乱数サンプリングにより、CS、NS等を発生させるかどうかが決定される。プログラムROM75は、サブCPU74で実行するコマンド処理ルーチンやST実行判定処理ルーチン等の制御プログラムを格納している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として使用される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
以上のように、本実施形態の遊技機1は、筐体たるキャビネット2の内部に複数のリール体3L・3C・3Rを備えて、図2に示すように、それぞれのリール体3L・3C・3Rの表面に複数の図柄91〜97を表示している。またキャビネット2の前面には、複数のリール体3L・3C・3Rの表面の図柄91〜97の組合せを遊技者が視認可能とするための表示窓4L・4C・4Rを備える。そして、前記複数のリール体3L・3C・3Rが停止した状態での前記表示窓4L・4C・4Rから視認される図柄91〜97の組合せに基づいて所定の賞態様を発生させるように構成している。
そして図3に示すように、前記リール体3L・3C・3Rは、前記複数の図柄91〜97がその表面に表示された可撓性を有する無端リール体に構成されている。更に、この無端状のリール体3L・3C・3Rは、キャビネット2内の手前上側に配置される第1ローラ61と、手前下側に配置される第2ローラ62と、キャビネット2内の奥側に配置される第3ローラ63と、に巻回されている。
この構成により、キャビネット2内におけるリール体3L・3C・3Rの占有スペースを、キャビネット2の奥側が細くなる側面視三角形状に形成できる。従って、表示窓4L・4C・4Rを通じた図柄91〜97の視認性を良好に確保しつつ、キャビネット2の奥側において部品の配置スペースを大きくとることができ、キャビネット2内の部品レイアウトの自由度が向上する。また、リール体3L・3C・3Rを長円状ではなく三角形状に巻回することで、無端状のリール体3L・3C・3Rの一周分の長さを長くでき、図柄91〜97の列を表示するための広い面積を確保できる。この結果、大きく形成された表示窓4L・4C・4Rの中を大きな図柄91〜97がダイナミックに通過する構成とでき、視覚的効果を良好としてゲームの興趣を向上させることができる。
また本実施形態の遊技機1においては、図3に示すように、当該遊技機1を制御するためにキャビネット2内に設けられる制御基板66・67のうち、前記副基板67を、前記第3ローラ63の近傍に配置している。
これにより、キャビネット2の前面からのアクセスの難しいキャビネット2の奥のスペースに副基板67が配置されることとなるから、副基板67の部品の交換や制御ソフトウェアの書換等の不正行為を困難とすることができる。特に本実施形態では、遊技機1の正面からみたときに前記リール体3L・3C・3Rの奥に隠れるような形で副基板67が配置されるから、不正行為のためにキャビネット2の前面側から当該副基板67にアクセスするのは極めて困難である。このように本実施形態では、副基板67への不正行為が極めて困難な筐体内レイアウトを実現できているのである。
更に本実施形態では、前記キャビネット2は、箱型の本体2aと、その前面を開閉可能となるように前記本体2aに枢支された前面パネル2bとを備えている。そして、当該遊技機1を制御するためにキャビネット2内に設けられる制御基板66・67のうち、前記副基板67が、前記第3ローラ63の近傍に配置されるとともに、アングル部材68を介して前記本体2a側に固定されている。
従って、上述のように不正行為を未然に防止し、遊技店と遊技者との利益の公平を確保できる。即ち、従来の構成では前面パネル2bの背面、即ちキャビネット2の正面から近い位置に副基板67を配置していたために、前面パネル2bの隙間などから細い異物を差し込んで副基板67に対する不正行為が行われたり、無線による不正行為が行われるおそれが大きかった。この点、本実施形態では副基板67を奥側に配置しているために、そのような不正行為を受けるおそれが大幅に減少されるのである。また、副基板67が前面パネル2bに固定されないので、前面パネル2bを軽量化でき、メンテナンス時などにおいて前面パネル2bの開閉を容易に行うことができる。
副基板67はキャビネット2の内部空間で前記第3ローラ63のやや上方に配置されているが、第3ローラ63の下方位置に配置されても良い。例えば、ミドルボード60と第3ローラ63との間に副基板67を配置することが考えられる。あるいは、第1ローラ61のすぐ奥側に副基板67が配置されていても良い。また、三角形状に巻回される無端状のリール体3L・3C・3Rの内部に副基板67を配置しても良い。
第3ローラ63の近傍に配置される基板としては、図5のような回路が構築されているものに限られない。例えば、LED駆動回路77のみを備えるもの、音源IC78やパワーアンプ79のみを備えるもの、画像制御回路81のみを備えるものが考えられる。あるいは、内部抽選を行う抽選手段を構築した基板を第3ローラ63の近傍に配置しても構わない。
副基板67の本体2aへの取付けとしては、図3のようにL字状のアングル部材68を用いてキャビネット2の内面に固定することに限定されない。例えば、S字状のアングル部材を用いて固定したり、キャビネット2の内面や前記ミドルボード60に直接ネジ止めしたり、キャビネット2の内部に固着したフレーム枠に固定したりすることが考えられる。
また、遊技機は、以下の構成を上述の実施形態における構成に代えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を当選役として決定する当選役決定手段と、当選役に基づいて入賞表示手段に入賞態様を表示させる入賞表示制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる告知表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行なう表示制御手段と、遊技結果表示手段又は入賞表示制御手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で当選役決定手段が当選役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも当選役として持ち越す当選役持越手段と、当選役決定手段が当選役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を当選役とする蓄積特定役当選手段とを少なくとも1つ以上備えていても良い。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると入賞表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であっても良いし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でも良い。また、重なって表示されても良い。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れか、複数又は全部により遊技者に報知を行なうようになっていても良い。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気力ードヘの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると入賞表示制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられても良いし、入賞表示制御手段は当選役決定手段と同一の基板に設けられても良いし、別体でも良い。さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、当選役決定手段と別体の基板に設けられても良いし、別体でも良い。
『入賞表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でも良い。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、入賞表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力しても良いし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続けば何でも良い。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行なうプログラム等である。また、『当選役決定手段』は、当選役抽選手段、当選役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当選手段等から構成されている。
尚、本実施形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)や、複数の図柄のうちに特定の図柄が含まれていること(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、入賞表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の当選役または特定の当選役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当選?』、『ボーナス当選?』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の当選役または特定の当選役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の当選役または特定の当選役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様を含む。また、その演出態様は、『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字を含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、一または複数の、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等、並びにそれらの組合せ等を含む。
『当選役』は、複数の役から当選役決定手段により当選役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、当選役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用しても良い。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当選役決定手段が小役を当選役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、当選役決定手段が小役を当選役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、当選役決定手段がレギュラーボーナスを当選役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、当選役決定手段が決定した当選役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する当選役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の当選役ナビゲート機能、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能。遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイ。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用しても良い。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から入賞表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用しても良い。
その他、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。即ち、本発明は、筐体の内部に複数のリール体を備えて、それぞれのリール体の表面に複数の識別情報を表示し、前記筐体には、前記複数のリール体の表面の識別情報の組合せを遊技者が視認可能とするための表示窓を備え、前記複数のリール体が停止した状態での前記表示窓から視認される識別情報の組合せに基づいて所定の賞態様を発生させる遊技機において、前記リール体は、前記複数の識別情報がその表面に表示された可撓性を有する無端リール体に構成され、この無端リール体は、筐体内の手前上側に配置される第1ローラと、手前下側に配置される第2ローラと、筐体内の奥側に配置される第3ローラと、に巻回されている構成であるが、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
実施形態のパチスロ機の斜視図。 リール上に配列された図柄の例を示す展開図。 リール体の構成と副基板との位置関係を示す、キャビネット内部の斜視図。 実施形態の電気的構成を示すブロック図。 実施形態の副制御回路の構成を詳細に示すブロック図。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット(筐体)
2a 本体
2b 前面パネル(扉体)
3L・3C・3R リール体、無端リール体
67 副基板(制御基板)

Claims (3)

  1. 筐体の内部に複数のリール体を備えて、それぞれのリール体の表面に複数の識別情報を表示し、
    前記筐体には、前記複数のリール体の表面の識別情報の組合せを遊技者が視認可能とするための表示窓を備え、
    前記複数のリール体が停止した状態での前記表示窓から視認される識別情報の組合せに基づいて所定の賞態様を発生させる遊技機において、
    前記リール体は、前記複数の識別情報がその表面に表示された可撓性を有する無端リール体に構成され、
    この無端リール体は、筐体内の手前上側に配置される第1ローラと、手前下側に配置される第2ローラと、筐体内の奥側に配置される第3ローラと、に巻回されていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、当該遊技機を制御するために筐体内に設けられる制御基板のうち少なくとも1枚を前記第3ローラの近傍に設置したことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載の遊技機であって、前記筐体は、箱型の本体と、その前面を開閉可能となるように前記本体に枢支された扉体とを備えており、当該遊技機を制御するために筐体内に設けられる制御基板のうち少なくとも1枚が、前記第3ローラの近傍位置に配置されて前記本体側に固定されていることを特徴とする遊技機。


JP2004223148A 2004-07-30 2004-07-30 遊技機 Withdrawn JP2006034876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223148A JP2006034876A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223148A JP2006034876A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006034876A true JP2006034876A (ja) 2006-02-09

Family

ID=35900475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004223148A Withdrawn JP2006034876A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006034876A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008023222A (ja) 遊技機
JP2008206785A (ja) 遊技機
JP2007289483A (ja) 遊技機及び遊技システム
JP2007175131A (ja) 遊技機
JP2007143799A (ja) 遊技機
JP2006181142A (ja) 遊技機
JP2008178586A (ja) 遊技機
JP2006262930A (ja) 遊技機
JP2007229031A (ja) 遊技機
JP2009183397A (ja) 個人情報管理装置
JP2008154875A (ja) 遊技機
JP2008054753A (ja) 遊技機
JP2009005886A (ja) 遊技機
JP2008154859A (ja) 遊技機
JP2008125647A (ja) 遊技機
JP2006034876A (ja) 遊技機
JP2009055947A (ja) 遊技機
JP2006204405A (ja) メダルセレクタ及びそれを備えた遊技機
JP2008154773A (ja) 遊技機
JP2009022320A (ja) 遊技機
JP2009005891A (ja) 遊技機
JP2007143796A (ja) 遊技機
JP2009005890A (ja) 遊技機
JP2008272099A (ja) 遊技機
JP2009022425A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070502

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081110