JP2006033795A - リモートコントロールシステム、コントローラ、コンピュータにコントローラの機能を付与するプログラム、当該プログラムを格納した記憶媒体、およびサーバ。 - Google Patents

リモートコントロールシステム、コントローラ、コンピュータにコントローラの機能を付与するプログラム、当該プログラムを格納した記憶媒体、およびサーバ。 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な操作によって確実に、目的とする操作指令を入力でき、これによりユーザの利便性を飛躍的に向上させ得るリモートコントロールシステムを提供する。
【解決手段】 リモコン端末200から音声入力があると、音声認識部107にて音声認識され、キーワードが抽出される。かかるキーワードをもとに、検索式生成部110にて検索式が生成され、検索部111にて選択候補となり得る制御項目が検索される。かかる制御項目は、出力情報生成部113にて、テレビ画面上に表示される。ユーザは、リモコン端末200をポインティングデバイスとして用いて、表示された制御項目のうち、所望の制御項目を選択指示できる。しかる後、操作キーの“選択”キーを操作すると、当該制御項目の制御コードが取得され、テレビ300に送信される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リモートコントロールシステム、コントローラ、コンピュータにコントローラの機能を付与するプログラム、当該プログラムを格納した記憶媒体、およびサーバに関し、特に、家電機器を遠隔操作する際に用いて好適なものである。
一般に、家電機器に対する操作指令の入力は、リモートコントローラ(以下、「リモコン」という)を用いて行われる場合が多い。ワイヤレスリモコンを用いる場合には、場所を選ばず任意に操作指令を入力できるため、ユーザの利便性を高めることができる。
しかし、近年の機器の多機能化に伴い、リモコン操作がかなり煩雑化しつつある。特に、デジタルテレビ等のIT機器においては、多機能化の進展が著しく、操作ボタンの細分化に加え、制御項目も階層化しつつある。このため、一つの制御項目を入力するのに、煩雑な操作ボタンの選択作業が必要となり、また、目的の階層に至るまでに、複数の操作ボタンを重ねて操作する必要が生じる。このように、デジタルテレビ等のIT機器においては、リモコン本来の利便性が、操作の煩雑さゆえに滅殺されつつある。特に、高齢者等、IT操作に不慣れな人にとっては、利便性の低下が顕著となっている。
また、デジタルテレビにおいては、チャンネル数、番組数が膨大であることから、目的とする番組になかなか到達できない。番組選択には、ジャンル選択等の機能がテレビ側に準備されているが、この場合も、各機能が階層化されていることから、目的とする機能を読み出すまでに複数のキー操作が必要となる。また、どのキーにどの機能が割り当てられているか分からないため、目的の機能を読み出すために、マニュアル等を精読する必要が生じる。
これに対し、以下に示す特許文献1には、音声によって操作指令を入力できるコントロールシステムが記載されている。すなわち、EPG受信手段で受信した放送番組情報の放送番組名と音声認識変換部で認識した音声信号とを比較し、両者が一致した時に、その一致した放送番組名とその関連するデータ、即ち、放送する日付け、開始時間、終了時間、放送局からなるデータを放送番組予約データとする機能が記載されている。
かかるコントロールシステムでは、煩雑なボタン操作を回避できるため、リモコンの利便性を向上させることができる。
特開2000−316128号公報
しかし、上記の場合には、音声認識時における誤認識を避けることができないため、誤った制御指令が機器に設定される場合がある。その結果、誤った番組予約がビデオレコーダに設定される惧れがあり、それに応じて、ユーザが、予約の消去、再設定等、余分な操作を行わねばならないとの不都合が生じる。
そこで、本発明は、このような不都合を解消し、簡易な操作によって確実に、目的とする操作指令を入力でき、これによりユーザの利便性を飛躍的に向上させ得るリモートコントロールシステムを提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、以下の特徴を有する。
第1の発明は、操作端末と、該操作端末に対する操作入力に応じて機器制御用の制御情報を出力するコントローラとを有するリモートコントロールシステムにおいて、音声情報を入力するための音声入力手段と、画面上に表示された表示項目を選択指示するための指示入力手段と、前記音声入力手段に入力された音声情報に基づいて選択対象となり得る候補項目群を生成する候補生成手段と、該候補生成手段によって生成された候補項目群をもとに画像情報を生成する画像情報生成手段と、該画像情報生成手段によって生成された画像情報を画面上に表示させる表示手段と、該表示手段によって画面上に表示された候補項目群のうち前記指示入力手段によって選択指示された制御項目を判別する判別手段と、該判別手段によって判別された制御項目に応じた制御情報を出力する制御情報出力手段とを有することを特徴とする。
第2の発明は、上記第1の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記候補生成手段は、制御項目とキーワードとを対応付けて格納するデータベース手段と、前記音声入力手段に入力された音声情報をもとにテキストデータを構成するテキスト構成手段と、該テキスト構成手段によって構成されたテキストデータと前記データベース手段に格納されている各制御項目のキーワードとを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードを含む制御項目を選択対象の候補として抽出する候補抽出手段とを有することを特徴とする。
第3の発明は、上記第2の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記候補抽出手段は、前記テキスト中の文字列と前記キーワードの整合度合いを前記制御項目毎に検出し、整合度合いが大きいものから順に選択対象の候補となる制御項目を抽出することを特徴とする。
第4の発明は、上記第3の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記候補抽出手段は、前記テキスト中の文字列に含まれる用語のうち前記キーワードに整合する用語の個数を前記制御項目毎にカウントし、当該カウント数が大きいものから順に選択対象の候補となる制御項目を抽出することを特徴とする。
第5の発明は、上記第2乃至第4の発明のうち何れか一の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記テキスト構成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報を音声認識してテキストデータを生成する音声認識手段を備え、前記入力された音声情報に対して類似度が高い上位N個(Nは自然数)の音声認識結果のテキストデータ群を前記キーワードと比較すべきテキストデータとして前記候補抽出手段に提示することを特徴とする。
第6の発明は、上記第1の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記候補生成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報をもとに、外部サーバから、選択対象となり得る候補項目群を取得する候補群取得手段を有することを特徴とする。
第7の発明は、上記第1乃至第6の発明のうち何れか一の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記指示入力手段は、前記操作端末を画面に向けることにより画面上に指示位置が重ねて表示されるポインティングデバイスを含むことを特徴とする。
第8の発明は、上記第1の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記候補生成手段は、類義語とキーワードとを対応付けて格納する類義語データベースと、制御項目とキーワードとを対応付けて格納する制御項目データベースと、前記音声入力手段に入力された音声情報をもとにテキストデータを構成するテキスト構成手段と、該テキスト構成手段によって構成されたテキストデータと前記類義語データベースに格納されている類義語のキーワードとを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードに対応付けられた類義語を選択対象候補として抽出し、抽出した類義語を選択対象として画面上に表示させる類義語表示手段と、該類義語表示手段によって画面上に表示された類義語のうち選択指示された類義語と前記制御項目データベースに格納されている各制御項目のキーワードを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードを含む制御項目を選択対象候補として抽出する候補抽出手段とを有することを特徴とする。
第9の発明は、上記第8の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記候補抽出手段は、前記選択指示された類義語の他、前記類義語データベースにおいてこの類義語に対応するキーワードに対応付けられた他の類義語を、前記制御項目データベースに格納されている各制御項目のキーワードと比較して、前記選択対象候補とされる制御項目を抽出することを特徴とする。
第10の発明は、上記第8または第9の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記テキスト構成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報を音声認識してテキストデータを生成する音声認識手段を備え、前記入力された音声情報に対して類似度が高い上位N個(Nは自然数)の音声認識結果のテキストデータ群を前記キーワードと比較すべきテキストデータとして前記類義語表示手段に提示し、前記類義語表示手段は、前記N個の音声認識結果について前記選択対象候補とされる類義語を抽出するとともに、該類義語と前記音声認識結果の両方を選択対象として含む画像を画面上に表示することを特徴とする。
第11の発明は、上記第10の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記類義語表示手段は、前記N個の音声認識結果と、このうち認識順位が最上位の認識結果に対応する類義語を選択対象として含む画像を画面上に表示することを特徴とする。
第12の発明は、上記第11の発明に係るリモートコントロールシステムにおいて、前記類義語表示手段は、表示された前記N個の認識結果のうち一の認識結果が選択指示されたとき、表示中の類義語に代えて選択指示された認識結果に対応する類義語を選択候補として画面上に表示することを特徴とする。
この他、上記各発明に係るリモートコントロールシステムの特徴は、当該システムを構成するコントローラまたは端末装置の何れかの特徴として個別に把握することもできる。また、各発明の機能をコンピュータに付与するためのプログラムあるいは当該プログラムを格納した記憶媒体として把握することもできる。さらに、選択対象となり得る候補項目群の抽出機能を外部サーバに負担させる場合には、当該サーバの特徴として把握することもできる。
本発明によれば、音声入力によって選択対象となる候補項目群を生成した後、その中から、指示入力手段によって目的とする制御項目を選択するものであるから、制御項目が膨大で且つ階層的となっていても、簡易に候補項目を絞り込むことができ、その中から所望のものを選択することによって、確実に、目的の制御内容を機器に設定することができる。
なお、本発明においても、音声認識時における誤認識が生じ得るが、かかる誤認識によって候補項目群に不適合な制御項目が含まれていても、その後の選択によって、最終的に、適正な制御項目に確定できるため、不適合な制御項目が候補項目群に含まれることはさほど問題とはならず、むしろ、音声入力のみによって候補項目群を提示できるといった操作の簡便性によるメリットを、ユーザに強調することができる。
加えて、第2乃至第5の発明によれば、大量の検索対象項目の中から効果的に、候補項目群を絞り込むことができ、特に、第5の発明によれば、目的とする制御項目が候補項目群から漏れるのを効果的に抑制することができる。
なお、第6の発明のように、候補項目群を外部サーバから取得するよう構成することもできる。この場合、システムの処理負担を軽減することができ、システムの処理シーケンスを簡素化できる。
また、第7の発明のように、指示入力手段をポインティングデバイスを含むようにして構成することもできる。この場合、操作端末を差し向けるだけで目的とする制御項目を指示できるので、操作の簡便性を高めることができる。
また、第8の発明のように、一旦、音声認識結果とその類義語を表示させ、その中からユーザが所望のものを選択指示したときに、制御項目候補を表示するようにすれば、どのようにキーワードにて音声入力すれば適当か分からないような場合にも、まずは思いついたキーワードを音声入力することで、そのキーワードに近い語が選択候補として表示されるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また、第9の発明によれば、選択指示した類義語のみならずこれと近い関係にある語を用いて制御項目が抽出されるため、制御項目の選択範囲を適正に拡張することができる。
また、第10乃至12の発明によれば、大量の検索対象項目の中から効果的に、候補項目群を絞り込むことができ、特に、第11および12の発明によれば、選択対象とされる類義語が多い場合にも、認識候補の選択指示に応じて、当該認識候補に対する類義語の表示に切り替えることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
この他、本発明の特徴ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によって更に明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、本発明の一つの例示形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施形態に制限されるものではない。
(実施形態1)
図1に本実施の形態に係るコントロールシステムの構成を示す。
図示の如く、本コントロールシステムは、コントローラ100と、リモコン端末200と、テレビ(デジタルテレビ)300と、外部インタフェース400から構成されている。
なお、本コントロールシステムは、テレビ300の機能ないし動作状態を、リモコン端末200によって遠隔制御するものである。リモコン端末200からは、操作内容に応じた電波信号がコントローラ100に出力される。コントローラ100は、かかる電波信号を受信して、操作内容に応じた処理を実行する。
リモコン端末200には、操作キーの他、マイクロフォンが配備されており、音声入力が可能となっている。さらに、ジャイロスコープが内蔵されていて、上下左右に振り動かすことにより、それに応じた変位信号を出力するよう構成されている。このように、リモコン端末200は、キー入力手段として用いる他、音声入力手段あるいはポインティングデバイスとして用いることができるものとなっている。
本コントロールシステムにおいては、マイクロフォンから音声入力があった場合に、それに関連する制御項目がコントローラ100によって抽出され、テレビ300上に表示される。すなわち、コントローラ100は、音声認識機能と検索機能を備えており、音声認識結果に応じてデータベースを検索し、音声中含まれているキーワードに関連する制御項目を制御対象候補として抽出する。抽出された制御項目群は、テレビ300上に表示される。
ユーザは、リモコン端末200をポインティングデバイスとして操作して、表示画面上に表示された制御項目群から所望の制御項目を指示することができる。そして、所望の制御項目を指示した後、リモコン端末200上の“選択”キーを操作することにより、当該制御項目に応じた機能をテレビに設定することができる。
なお、上記制御項目抽出の際にコントローラ100にて参照されるデータベースは、当該テレビの機能に関するデータベースと、放送番組に関するデータベースから構成されている。このうち、放送番組に関するデータベースは、外部インタフェース400を介して外部ネットワークからEPG(電子番組表)等を適宜取得することにより最新の状態に更新される。
図2に、コントローラ100およびリモコン端末200の機能ブロック図を示す。
図において、ポインティングデバイス201は、上記の如くジャイロスコープを含み、リモコン端末200の変位に応じた情報(ポインティング情報)を操作情報送信部204に出力する。マイクロフォン202は、入力音声を音声情報に変換して操作端末送信部204に出力する。操作キー203は、ユーザによるキー操作に応じた情報(キー情報)を操作端末送信部204に出力する。操作情報送信部204は、ポインティングデバイス201、マイクロフォン202、操作キー203から受信した各情報を、どの手段によって入力されたかを示す識別情報とともに、電波信号として出力する。なお、電波信号に代えて赤外線信号を出力するようにしてもよい。
操作情報受信部101は、リモコン端末200から送信された電波信号を受信して操作情報を取得し、取得した情報を、指示位置検出部102、キー情報処理部104、音声認識部107の何れかに出力する。すなわち、同時に受信した識別情報がポインティングデバイスを示すものであれば、受信信号からポインティング情報を取得し、これを指示位置検出部102に出力する。また、識別情報が操作キーを示すものであれば、受信信号からキー情報を取得し、これをキー情報処理部104に出力する。さらに、識別情報がマイクロフォンを示すものであれば、受信信号から音声情報を取得し、これを音声認識部107に出力する。
指示位置検出部102は、操作情報受信部101から受信したポインティング情報をもとに、画面上における現在の指示位置を検出し、検出結果を指示対象判定部103に出力する。すなわち、ポインティング情報に基づいて、指示位置が表示画面上の基準位置からどれだけどの方向に移動したかを算出し、さらに、この算出結果をもとに、現時点における指示位置の座標(表示画面上の座標)を算出して、これを指示対象判定部103に出力する。
指示対象判定部103は、指示位置検出部102から受信した指示位置情報をもとに、画面上に表示されている項目のうち現時点で指示されている項目を判定し、判定結果を操作処理部105に出力する。すなわち、出力情報生成部113から提供される、表示画面上に表示されている制御項目とその表示エリアとを対応付けた対照情報をもとに、指示位置検出部102からの指示座標がどの制御項目の表示エリアに含まれるかを判定し、指示座標を表示エリア内に含む制御項目を、判定結果として操作処理部105に出力する。
キー情報処理部104は、操作情報受信部101から受信したキー情報を解釈処理し、キー操作の内容を示す情報を操作処理部105に出力する。
操作処理部105は、指示対象判定部103またはキー情報処理部104から受信した情報に基づいて、以下の如く、制御コード発行部106または出力情報生成部113に指令情報を出力する。
すなわち、指示対象判定部103から受信した判定結果が、一定時間以上、同じ制御項目を指示している場合、この制御項目を画面上において拡大表示させる指令を出力情報生成部113に出力する。また、かかる拡大表示の後、さらに一定時間が経過したことに応じて、拡大表示を終了させる指令を出力情報生成部113に出力する。
また、操作処理部105は、キー情報処理部104から受信した情報が、“選択”キー以外のキー操作(音量のUP/DOWN、チャンネル選択、等)に応じたものである場合には、キー定義に従った制御コードを出力させる指令を制御コード発行部106に出力する。さらに、キー情報処理部104から受信した情報が、“選択”キーである場合には、指示対象判定部103から受信した指示対象の制御項目を示す情報とともに、当該制御項目に対応する制御コードを出力させる指令を制御コード発行部106に出力する。
制御コード発行部106は、操作処理部105からの指令入力に応じて制御コードをテレビ300に出力する。なお、かかる制御コードの発行処理については、追って、図5の処理フローを参照しながら詳細に説明する。
音声認識部107は、操作情報受信部101から受信した音声情報をもとに、マイク入力された音声の音声認識を行い、認識結果を検索式生成部110に出力する。すなわち、音声認識辞書選択部109によって選択された音声認識辞書をもとに、入力音声に対する音声認識処理を行い、入力音声の文字列から、キーワードを抽出して、そのテキストデータを検索式生成部110に出力する。
音声認識辞書108は、音声認識処理時に音声認識部107によって参照される認識辞書であって、テレビの機能ないし動作状態の設定において用いられると想定される用語ないし文字列に対応した音声認識辞書として構成されている。なお、かかる音声認識辞書108は、出力情報生成部113からの指示情報に応じて、音声認識部107が参照する辞書情報を、音声認識辞書選択部109によって適宜選択設定できるよう構成されている。たとえば、各辞書情報を制御項目に関連付けて格納しておくことにより、音声認識時に必要な制御項目に対応する辞書情報のみを適宜選択することができる。この他、各辞書情報の属性を種々設定することで、属性に応じた辞書情報を適宜選択することができる。
音声認識辞書選択部109は、出力情報生成部113からの指示情報に応じて、音声認識部107が参照する音声認識辞書を適宜選択設定する。たとえば、音声認識辞書108中の辞書情報のうち、テレビ画面上に表示されている制御項目に関連する辞書情報のみを選択し、これを、音声認識部107が参照する辞書情報として設定する。
検索式生成部110は、音声認識部107から入力されたキーワードをもとに検索式を生成し、これを検索部111に出力する。検索部111は、制御項目(コマンド)検索用DB112を参照し、音声認識部107から入力されたキーワードにマッチングする制御項目を抽出する。また、外部インタフェース400を介してEPG等の番組情報を取得し、これをもとに、制御項目検索用DB112中の番組情報に関するデータベースを更新する。
なお、制御項目検索用DB112の構成およびこれを用いた制御項目の検索手法については、追って、図3、図4および図6を参照して詳述する。
出力情報生成部113は、検索部111によって抽出された制御項目をもとに、当該制御項目をテレビ画面上に表示する表示情報を生成し、これをテレビ300に出力する。また、かかる制御項目をもとに、上記の如く、表示画面上に表示されている制御項目とその表示エリアとを対応付けた対照情報を生成し、これを指示対象判定部103に出力する。さらに、上記の如く、現在表示されている制御項目に関連する辞書情報のみを音声認識部107にて参照する辞書情報として選択設定する指令を音声認識辞書選択部109に出力する。
図3および図4に、制御項目検索用DB112のデータ構成を示す。
図3は、テレビ制御コマンドDB(テレビの機能に関するデータベース)の構成を示すものである。図示の如く、テレビ制御コマンドDBは、制御項目のIDと、制御項目のタイトルと、制御項目に付されたキーワードと、制御項目に応じた機能をテレビに設定するための制御コードから構成されている。
なお、一つの制御項目に複数の制御コード(コード1、コード2、…)が設定されているのは、制御項目のディレクトリが階層的となっているためである。すなわち、図5に示す如く、当該制御項目(項目C3)が3階層目に存在する場合、現状のテレビでは、そのディレクトリ上に存在する1階層目、2階層目の制御項目(項目A1、B1)に対応する制御コード(コード1、コード2)を順次テレビに送信して設定した後でなければ、当該制御項目である3階層目の制御項目(項目C3)をテレビに設定することができない。このため、図3に示すテレビ制御コマンドDBにおいては、当該IDに対応する制御項目を設定する際に必要な制御コードが、階層順位が低いものから順に記述されている(コード1、コード2、…)。これにより、各コードを順次テレビに送信することにより、当該IDの制御項目をテレビに設定することができる。
なお、ディレクトリを辿ることなく最終的な制御コードのみを送信することにより当該制御コードに応じた機能をテレビに設定できるようになれば、図3の如く制御コードを複数記述する必要はない。この場合、一つの制御項目に対し、当該制御項目の機能を設定するための制御コードのみを記述するようにすればよい。
図4は、テレビ番組検索用DBの構成を示すものである。図示の如く、テレビ番組検索用DBは、番組のID、タイトル、サブタイトル、放送日、開始時間、終了時間、出演者、関連情報、ジャンル、キーワードおよび制御コード(コード1、コード2、…)から構成されている。なお、一つの番組に複数の制御コード(コード1、コード2、…)が設定されている理由は、上記テレビ制御コマンドDBの場合と同様である。
次に、図6を参照して、本コントロールシステムの動作について説明する。
コントロールモードが起動されると、まず、出力情報生成部113により、テレビ画面上に初期画面が表示される(S101)。ここで、先に行われたコントロール操作をやり直すような場合には、1ステップ前の画面が初期画面として表示される。この場合、テレビ画面には、1ステップ前に表示された表示項目がそのまま表示される。
1ステップ前の表示項目が画面上に表示されている場合、出力情報生成部113は、当該表示項目に関連する辞書情報のみを選択設定する指令を音声認識辞書選択部109に出力する。これを受けて、音声認識辞書選択部109は、音声認識辞書108中の辞書情報のうち、当該表示項目に関連する辞書情報のみを、音声認識部107が参照する辞書情報として選択設定する(S102)。
しかる後、コントローラ100は、リモコン端末200から操作情報を受信したかを判別し(S103)、受信した場合には(S103:yes)、かかる操作情報が、ポインティングデバイス201、マイクロフォン202、操作キー203のうち何れによるものであるかを判別する(S104、S105)。そして、マイクロフォン202からの音声情報である場合には(S104:yes)、音声認識辞書選択部109によって選択設定された辞書情報をもとに、音声認識部107にて音声認識を行い、入力音声に含まれている用語(キーワード)を抽出する(S109)。抽出されたキーワードは検索式生成部110に出力される。
検索式生成部110は、受信したキーワードをもとに検索式を生成し、これを検索部111に出力する(S110)。検索部111は、かかる検索式をもとに、制御項目検索用DB112から、キーワードに整合する制御項目を検索する(S111)。検索された制御項目は出力情報生成部113に出力される。
出力情報生成部113は、受信した制御項目を含む表示画面を生成し、これをテレビ300に送信して、テレビ画面上に表示させる(S112)。同時に、出力情報生成部113は、表示画面上に表示した制御項目とその表示エリアとを対応付けた対照情報を生成し、これを指示対象判定部103に出力する。
なお、制御項目の表示は、表示項目中に、図3、図4に示すデータベースのタイトル、サブタイトル等を文字として含めるようにして行われる。たとえば、表示項目が、テレビの機能に関する制御項目を表示するものであれば、図3に示すテレビ制御コマンドDBのタイトルが、表示項目中に文字として含められる。また、表示項目が、テレビ番組に関する制御項目を表示するものであれば、図4に示すテレビ番組検索用DBのタイトル、サブタイトル等が、表示項目中に文字として含められる。
リモコン端末200から受信した操作情報がポインティングデバイス201からのポインティング情報である場合(S104:no、S105:no)には、かかるポインティング情報をもとに、指示位置検出部102にて指示位置座標を算出し、算出結果を指示対象判定部103に出力する(S106)。
指示対象判定部103は、受信した指示位置座標と、出力情報生成部113から受信した対象情報をもとに、当該指示位置に表示項目(制御項目)が存在するかを判定する(S107)。そして、表示項目が存在する場合には(S107:yes)、出力情報生成部113にて、当該表示項目をハイライト表示し、さらに、一定時間以上、当該表示項目が指示されている場合には、当該表示項目を拡大表示する(S108)。なお、かかる拡大表示時には、図4に示す情報のうち、登場人物や関連情報等、通常表示時に表示項目中に含まれていない情報も、文字として表示項目中に含められ表示される。
リモコン端末200から受信した操作情報が操作キー203からのキー情報である場合(S104:no、S105:yes)には、かかるキー情報をキー情報処理部104にて解釈し、キー操作の内容を示す情報を操作処理部105に出力する(S113)。操作処理部114は、受信した情報が、“選択”キー以外のキー操作(音量のUP/DOWN、チャンネル選択、等)に応じたものである場合(S114:no)には、キー定義に従った制御コードを出力させる指令を制御コード発行部106に出力する(S115)。
他方、受信した情報が、“選択”キーである場合(S114:yes)には、指示対象判定部103から受信した指示対象の制御項目を示す情報とともに、当該制御項目に対応する制御コードを出力させる指令を制御コード発行部106に出力する。これを受けて、制御コード発行部106は、当該制御項目の制御コード(図3または図4の「コード1」、「コード2」、…)を取り出し、これを順次テレビ300に出力する(S116)。
次に、上記S109〜S112における動作の詳細について図7を参照して説明する。
まず、S109においては、認識順位の高いものからN番目までの認識結果が抽出される。なお、図7では、N=5に設定されている。次に、S110にて、ぞれぞれの認識結果中に含まれる用語(キーワード11、キーワード12、…、キーワード52)と、図3および図4に示す各制御項目の用語とを比較して、これらキーワード11、キーワード12、…、キーワード52に整合する制御項目を検索・抽出する検索式が生成される。そして、S111にて、制御項目検索用DB112を参照しながら、かかる検索式が実行される。
具体的には、以下のようにして検索処理が実行される。まず、各制御項目中に含まれる用語とキーワード11、キーワード12、…、キーワード52とを比較し、キーワード11、キーワード12、…、キーワード52のうち、各制御項目中に含まれる用語に整合(完全一致または部分一致)するキーワードの個数(マッチング数)をカウントする。
なお、制御項目が図3に示すテレビ制御コマンドDBのものである場合には、制御項目の“タイトル”および“キーワード”の何れかに整合するキーワード11、キーワード12、…、キーワード52の個数をカウントする。一方、制御項目が図4に示すテレビ番組検索用DBのものである場合には、制御項目の“タイトル”、“サブタイトル”、“登場人物”、“関連情報”、“ジャンル”および“キーワード”の何れかに整合するキーワード11、キーワード12、…、キーワード52の個数をカウントする。
図7は、キーワード11、キーワード12、…、キーワード52のうち、キーワード11、キーワード21、キーワード31が比較対象の制御項目中の用語に整合した場合を示している(ハッチング)。この場合、当該制御項目のマッチング数は3である。
なお、マッチング数の計算に際しては、N番目までの認識結果それぞれに認識順位に応じた重み付けをしてマッチング数を算出するようにしてもよい。たとえば、最上位から順に、a1、a2、…、anの重み付けを設定し、最上位の認識結果中のキーワードのマッチング数にはa1を乗じ、以下、第2位、…、第n位の認識結果中のキーワードのマッチング数にそれぞれa2、…、anを乗じ、その後、重み付けを乗じた後の全てのマッチング数を総計することで、当該制御項目のマッチング数とするようにする。なお、重み付けは、順位に応じて一律に設定する他、たとえば、各認識結果の認識スコア(音声認識の確からしさを表す値)に応じた重み付けを設定するようにしても良い。
このようにして、全ての制御項目に対しマッチング数が取得されると、次に、S112にて、各項目のマッチング数を大小比較し、マッチング数の大きいものから順に並ぶようにして、表示画面を構成する。かかる表示画面がテレビ画面上に表示されて、選択対象となり得る制御項目が、ユーザに提示される。
なお、マッチング数が所定の閾値より小さい制御項目は、表示対象から除外するようにしても良い。また、抽出された制御項目がテレビ番組に関するものである場合には、当該制御項目中の日付、開始時間、終了時間を参照し、当該番組が現時点において放送されていない場合には、当該制御項目を表示対象から除外するようにしても良い。
図8に、本リモートコントロールシステムにおける動作の具体例を示す。
ユーザが、リモコン端末200のマイクロフォン202に向かって、「BSデジタルでスポーツ」と音声入力すると(図8:上段左)、上記の如く、かかる音声入力を音声認識した結果と制御項目検索用DB112中の各制御項目の用語が比較され、選択対象の制御項目がテレビ画面上に表示される(図8:上段右)。
かかる表示を受けて、ユーザが、リモコン端末200をポインティングデバイスとして操作すると、表示画面上に表示されている表示項目(制御項目)のうち、ポインティングデバイスによって指示された表示項目が順次ハイライト表示される(図8:下段右)。ここで、同一の表示項目が所定時間以上指示されると、当該表示項目が拡大表示され、関連情報や登場人物等、当該表示項目に関する更なる詳細情報がユーザに提示される。
しかる後、所望の表示項目(制御項目)を指示している状態で、ユーザが、リモコン端末200の“選択キー”を操作すると(図8:下段左)、当該制御項目の制御コード(コード1、コード2、…)が取得され、順次、テレビ300に送信される。これにより、テレビ300に、当該制御項目に応じた機能が設定される。なお、図8では、NHK衛星第1にて放送されている番組「大リーグ」のチャンネルがテレビに設定される。
以上のように、本実施の形態におけるリモートコントロールシステムによれば、音声入力によって選択候補を粗く絞り込み、その後、ポインティングデバイスで所望の項目を指示しながら“選択”キーを操作することで、所望の制御機能をテレビに設定することができる。よって、デジタルテレビのように操作機能が多彩で、且つ、番組数が膨大である場合にも、所望の機能ないし番組を、簡易かつ円滑に、テレビに設定することができ、リモートコントロールシステムの利便性を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、コントローラ100の構成を機能ブロックとして示したが、コントローラ100は、セットトップボックス等のように、かかる機能を実行するための専用機器として構成することができる他、かかる機能を実行するためのプログラムおよびデータベースをパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにインストールすることによって構成することもできる。なお、かかるプログラムおよびデータベースは、CD−ROM等のメモリ媒体に格納して取引される形態の他、インターネット等を介したデータ通信によって取引される形態をとることもできる。
また、コントローラ100を汎用コンピュータにて構成する場合には、たとえば図9に示す如く、LAN接続された2つのPC(Personal Computer)601、602に上記コントローラ100の機能を分割するようにしても良い。なお、図9の場合は、図2の機能ブロックのうち、検索部111と制御項目検索用DB112の機能をPC602が負担し、その他の機能をPC601が負担している。すなわち、PC601は、音声認識処理の結果から検索式を生成し、これをPC602に送信する。これを受けて、PC602は、検索式に応じた検索を実行し、検索結果をPC601に送信する。なお、PCに上記コントローラ100の機能を実装する場合には、同図に示す如く、リモコン端末200からの信号を受信するためのリモコン受信機500を別途準備する必要がある。
なお、上記では、制御対象機器をテレビ300としたが、これ以外の機器を制御対象とすることも勿論可能である。さらに発展させて、ホームネットワーク等、LAN接続された複数の機器を統括的に制御するよう、コントロールシステムを構成することもできる。
図10は、ホームネットワークに接続された複数の機器を統括的に制御する際のシステム構成例を示すものである。この場合、図2に示す機能ブロック中、音声認識辞書108と制御項目検索用DB112を複数機器に対応するものに変更する必要がある。すなわち、音声認識辞書108と制御項目検索用DB112には、ホームネットワークに接続される機器毎に、音声認識辞書と制御項目データベース(図3、図4に対応するもの)を構築しておく必要がある。
この場合、リモコン端末200に対し音声入力がなされると、各機器用の音声認識辞書がマージされた認識辞書が設定される。そして、設定された認識辞書をもとに、音声認識部107にて音声認識処理が実行される。さらに、認識結果をもとに、検索式生成部110にて検索式が生成され、かかる検索式が検索部111にて実行される。このとき、検索部111は、検索式に含まれている認識結果(上記図7に示すキーワード11、キーワード12、…)と、制御項目検索用DB112に構築されている各機器用の制御項目データベースとを比較し、上記の如く、マッチング数をカウントする。そして、出力情報生成部113にて、マッチング数が大きいものから順に、制御項目をテレビ画面上に表示させる。
この他、ポインティングデバイス201または操作キー203による操作がなされたときの動作は、ほぼ上記と同様である。すなわち、ポインティングデバイス201にて指示された制御項目がハイライト表示ないし拡大表示される。さらに、所定の制御項目が指示された状態で操作キー203の“選択”キーが操作されると、当該制御項目の制御コード(コード1、コード2、…)が取得され、対応機器に送信される。
なお、制御対象機器の特定は、テレビ画面上に表示される表示項目(制御項目)に、対象機器を識別するための情報(和室エアコン、リビングエアコン、等)を併せて表示することによって可能となる。
かかる表示は、たとえば、図2に示す機能ブロックを以下のように変更することにより実現できる。
すなわち、ホームネットワーク上の機器を管理するための機器データベースを別途準備し、当該データベースに登録されている各機器と、制御項目検索用DB112上の各機器用の制御項目DBとを関連付けておく。具体的には、制御項目検索用DB112上に、“機種毎”に制御項目DBを準備し、それぞれの制御項目DBに機種情報(製品コード、等)を併せて付与しておく。これにより、機器データベース上の機器と制御項目DBは、機種情報(製品コード、等)によって関連づけられる。
なお、機器データベースには、登録機器の機種情報(制御コード、等)が機器毎に格納されている。また、機器の識別情報(機器ID/機器種別/設置場所/等)も併せて格納されている。
検索部111にて検索式を実行し、制御項目を抽出すると、次に、検索部111は、制御項目検索用DB112から、当該制御項目を含む制御項目DBの機種情報を取得する。そして、当該機種情報に対応する機器を、機器データベースを参照して特定し(同一機種の機器がホームネットワーク上に複数接続されている場合はそれぞれ特定)、さらに、特定した機器の識別情報(機器ID/機器種別=エアコン/設置場所=和室/等)を機器データベースから取得する。
このようにして取得した機器の識別情報を、当該抽出した制御項目とともに出力情報生成部113に送信する。このとき、一つの制御項目に対し複数の機器の識別情報が取得された場合には、機器毎に、識別情報と制御項目の組を個別に構成して出力情報生成部113に出力する。
これを受けて、出力情報生成部113は、当該制御項目のタイトル等の他、当該機器の識別情報に含まれている機器種別、設置場所等の情報を表示項目中に含めて表示情報を生成する。これにより、テレビ画面上に表示される表示項目(制御項目)に、対象機器を識別するための情報(和室エアコン、リビングエアコン、等)が併せて表示される。同時に、出力情報生成部113は、表示画面上に表示した制御項目と、その表示エリア、さらに、当該制御項目に組み合わされた識別情報の機器IDを対応付けた対照情報を指示対象判定部103に送信する。
テレビ画面上に表示されている表示項目のうち一つがユーザにより選択されると、当該表示項目の制御項目と機器IDが、指示対象判定部103から操作処理部105を介して制御コード発行部106に出力される。これを受けて、制御コード発行部106は、当該制御項目の制御コード(コード1、コード2、…)を取得し、さらに、機器IDと機器データベースを比較して当該制御コードの送信先機器を特定する。そして、取得した制御コードを、特定した送信先機器に向けて送信する。これにより、当該機器にユーザ所望の機能が設定される。
なお、検索部111による検索時には、各機器の現時点の動作状態から制御項目の適否を判別し、制御項目として不適正なものを選択候補から除外するようにしても良い。すなわち、検索部111は、音声認識結果から制御項目を抽出すると、各制御項目に対応する機器を、上記の如く、機器情報(製品コード、等)をもとに特定する。そして、特定した機器の現時点における動作状態を検出し、当該制御項目による制御内容が、現時点の動作状態から適正なものであるかを判別する。適正であれば、当該制御項目を選択候補に含め、適正でなければ、当該制御項目を選択候補から除外する。
この場合、現時点の動作状態をもとに制御項目の適否を判定する処理が検索部111に必要となる。かかる処理は、たとえば、各制御項目と、対応機器の動作状態とを対応付けたテーブルを別途準備し、かかるテーブルを参照することにより実現できる。
ところで、上記のようにネットワーク上の各機器を統合的にコントロールする場合には、機器毎に音声認識辞書と制御項目DBを準備しなければならないこととなる。しかしながら、音声認識部や音声認識辞書、検索部、検索用DBを一体化してコントローラ内に持つ構成の場合には、予め、ネットワーク上に接続され得る機器を想定した上で音声認識辞書や制御項目DBを構成しなければならず、このため、音声認識辞書や制御項目DBのサイズがかなり大きくなってコスト高となってしまう。また、新たな機器が市場に投入された場合に、音声認識辞書や制御項目DBの修正が難しく機器の追加が困難になるとの問題が生じる。
この問題は、音声認識部や音声認識辞書、検索部、検索用DBの機能を、インターネット等に接続された外部サーバに負担させることにより解決できる。
図11は、かかる場合のシステム構成例を示すものである。この構成例では、リモコン端末200から音声入力があった場合に、音声情報と、ホームネットワーク上に接続された機器と識別するための機器情報が、コントローラ100から外部サーバに送信される。外部サーバは、かかる送信を受けて、音声情報を音声認識処理し、これに関連する制御項目を検索する。そして、その検索結果をコントローラ100に送信する。
図12は、かかる場合における外部サーバの構成を示す図である。図において、通信処理部701は、インターネットに対する通信処理を行う。機器管理部702は、ユーザによって登録される機器を管理する。ユーザ機器DB703は、登録機器の機器情報(機器ID/機種情報/等)を格納するデータベースである。
データベース統合処理部704は、機器管理部702から入力される機種情報をもとに、音声認識辞書DB705に格納されている辞書情報をマージする。音声認識辞書DB705は、機種毎に音声認識辞書を格納するデータベースである。音声認識処理部706は、データベース統合処理部704によってマージされた認識辞書をもとに、通信処理部701から入力された音声情報を音声認識処理する。検索式生成処理部707は、音声認識処理部706から入力された認識結果(キーワード)をもとに検索式を生成する。
データベース選択処理部708は、機器管理部702から入力される機種情報をもとに、制御項目検索用DB709に格納されている制御項目データベースを選択する。制御項目検索用DB709は、機種毎に制御項目データベースを格納するデータベースである。
検索処理部708は、検索式生成処理部707から入力された検索式をもとに検索処理を実行する。すなわち、データベース選択処理部708にて選択された制御項目データベース中の各制御項目と、検索式中に含まれているキーワードとを比較してマッチング数をカウントし、マッチング数の大きいものから順に、制御項目を選択対象項目として抽出する。なお、検索処理の詳細は、上記図7を参照して説明した処理と同様である。さらに、検索処理部710は、抽出した制御項目の制御内容と、機器管理部702から入力される機器の状態情報とを比較し、機器状態にそぐわない制御項目を選択対象項目から除外する。そして、最終的に残った制御項目を、候補項目生成部711に出力する。
候補項目生成部711は、入力された制御項目に対応する機器IDを機器管理部702から取得し、これを制御項目に組み合わせて、候補項目群を生成する。送信情報生成部712は、候補項目群を対応ユーザのコントローラに向けて送信するための送信情報を生成し、これを通信処理部701に出力する。
図13に、本システムの処理フローを示す。
ユーザのホームネットワーク上に新規機器が接続されると、コントローラ100は、当該機器の機種情報(制御コード、等)、機器の識別情報(機器ID/機器種別/設置場所/等)を機器データベースに登録し、その後、当該機器の機種情報と機器IDを外部サーバに送信する(S10)。外部サーバは、受信した情報を検証し、適正ユーザからのものであれば、これをユーザ機器DB703に登録する(S11)。
また、コントローラ100は、ホームネットワーク上の機器から状態情報を受信すると、これを機器データベースに格納するとともに、受信した状態情報と当該機器の機器IDを外部サーバに送信する(S20)。外部サーバは、受信した情報を検証し、適正ユーザからの適正機器に対するものであれば、これをユーザ機器DB703に登録する(S21)。
また、リモコン端末200に対し音声入力があると、リモコン端末200は、当該音声入力に関する音声情報をコントローラ100に送信する(S30)。これを受けてコントローラ100は、当該音声情報を含む検索依頼情報を生成し、これを外部サーバに送信する(S31)。
これを受けて、外部サーバは、まず、機器管理部702にて、当該ユーザのものとして登録されている機器群の機種情報をユーザ機器DB703から取得する。次に、データベース統合部704にて、取得した機種情報に対応する音声認識辞書を音声認識辞書DBから抽出し、これをマージして、音声認識用辞書を生成する(S32)。さらに、生成した音声認識辞書をもとに、コントローラ100から受信した音声情報を音声認識し、認識結果(キーワード)を取得する(S33)。そして、取得した認識結果をもとに、検索式生成処理部707にて検索文を生成し、これを検索処理部710に出力する。
次いで、外部サーバは、機器管理部702にて取得された機器群の機種情報をもとに、データベース選択処理部710にて、当該機種情報に対応する制御項目データベース群を、検索参照用として選択設定する(S34)。さらに、選択設定した制御項目データベース群をもとに、検索処理部710にて、検索式生成処理部707からの検索式を実行し、候補項目群を抽出する(S35)。そして、抽出した制御項目に対応する機器IDを機器管理部702から取得し、これを制御項目に組み合わせて、候補項目群を生成する。さらに、生成した候補項目群をもとに、送信情報生成部712にて、候補項目群を対応ユーザのコントローラに向けて送信するための送信情報を生成し、通信処理部701を介して、コントローラ100に送信する(S36)。
コントローラ100は、受信した候補項目群から制御項目と機器IDを取得し、このうち、機器IDをもとに、機器データベースから、対応機器の機器種別と設置場所を取得する。そして、制御項目と対応機器の機器種別および設置場所を同時に表示する表示項目をテレビ画面上に表示させる(S37)。
しかる後、リモコン端末200がポインティングデバイスとして操作されると(S40)、コントローラ100は、指示対象の表示項目がハイライト表示または拡大表示する(S41)。そして、リモコン端末200の“選択”キーが操作されると(S50)、上述した如くして、まず、指示対象の表示項目に対応する機器を特定し(S51)、次いで、当該制御項目の制御コードを取得して、これを、S51にて特定した機器に向かって送信する(S52)。これにより、当該機器にユーザ所望の制御機能が設定される。
このように、本実施の形態によれば、音声認識処理ないし選択項目の絞込み処理を外部サーバに負担させることにより、コントローラの構成の簡素化とコストの低減を図ることができる。また、新規機種が市場に投入された場合には、外部サーバのデータベースに当該機種の認識辞書および制御項目データベースを追加すればよく、もって、新規機種をホームネットワークに新たに追加した場合にも、円滑に、コントロール動作を実行することができる。
さらに、本実施の形態によれば、外部サーバを用いた新たなビジネスを構築することができ、また、操作権限を外部サーバに登録することにより、あるユーザが、他のユーザ宅の機器を制御することができるようにもなる。このように本実施の形態によれば、円滑なコントロール動作の他、ビジネスシーンないしサービス形態の拡張を図ることができる。
(実施形態2)
上記実施形態では、音声入力がなされたとき、音声認識結果に応じた制御項目群が選択候補として表示され、その中からユーザ所望の制御項目が選択指示されたとき、その制御項目に応じた制御コードがテレビ300に対して発行された。これに対し、本実施の形態では、音声入力がなされたとき、まず、音声認識結果とその類義語群が選択項目として表示画面上に表示される。その後、その中からユーザ所望の項目が選択されると、その項目に応じた制御項目群が選択候補として表示される。そして、この制御項目群の中からユーザ所望の制御項目が選択指示されたときに、その制御項目に応じた制御コードがテレビ300に対して発行される。
図14は、音声入力がなされたときの表示画面を説明する図である。
図示の如く、音声入力がなされると、表示画面上(メイン領域)に、認識結果とその類義語が選択項目として表示される。同図の例では、認識結果第1位(スポーツ)の類義語が類義語エリアに表示されている。類義語エリアには、認識結果の類義語として、当該認識結果に対応する項目語、正規化表現、上位語および下位語(詳細は追って説明)が表示される。
この状態において、第2位以下の認識結果が選択指示されると、指示された他の認識結果の類義語が類義語エリアに表示される。なお、所定順位までの認識結果に対応する類義語の数が少なく、これらを全て同時に類義語エリアに表示できる場合には、当該順位までの類義語を類義語エリアに同時に表示するようにしても良い。
また、この状態から、類義語エリアに表示された類義語群の何れかが選択指示されると、その類義語に応じた制御項目が検索され、選択候補として表示される。このとき、検索式は、選択された類義語のみならず、その正規化表現も含めて生成される。このため、上記実施の形態に比べ、やや広範な制御項目群が選択候補としてユーザに提示される。
この他にも、本実施の形態では、さらに操作性を向上するための機能が付加されている。これらについては、以下の説明において、その都度説明を行う。
図15に、本実施の形態に係るコントローラ100およびリモコン端末200の機能ブロック図を示す。
本実施の形態に係るコントローラ100は、上記実施の形態に比べ、指示対象情報判定部103、操作処理部105、検索式生成部110、出力情報生成部113の機能が相違している。また、類義語拡張部120、表示データ蓄積部121、類義語DB(データベース)122およびテキスト出力部123が新たに追加されている。
指示対象判定部103は、指示位置検出部102から受信した指示位置情報をもとに、画面上の項目のうち指示対象となっている項目を判定する。そして、指示対象の項目が図14に示す類義語エリア内の項目または認識エリア内の項目であれば、判定結果をテキスト出力部123に出力し、指示対象の項目がそれ以外の項目であれば操作処理部105に出力する。
操作処理部105は、上記実施の形態と同様、一定時間以上継続して、同じ指示対象が指示されているとき、指示対象項目を強調するための表示(ハイライト、拡大表示、等)を出力情報生成部113に行わせる。また、制御項目群が表示されている状態において、キー情報処理部104から選択キーの押下を示す情報を受信したとき、指示された制御項目に応じた制御コードを制御コード発行部106に出力させる。このとき同時に、操作処理部105は、発行された制御コードに応じた補助操作画面を出力情報生成部113に出力させる。たとえば、音声切り替えを行うための制御コードが発行された場合には、主音声/副音声/主音声+副音声を選択するための選択ボタンを出力情報生成部113に出力させる。補助操作画面に関する処理は、追って詳述する。
さらに操作処理部105は、キー情報処理部104から受信した情報をもとに表示項目のさらなる絞り込みが可能であるかを判別し、絞り込みが可能である場合には、絞込みの実行を検索式生成部110またはテキスト出力部123に指示する。操作処理部105は、表示項目の絞込みに用い得るキー操作項目とその適用カテゴリーをテーブルとして保持しており、入力されたキー操作情報がテーブル上のキー操作項目に一致し、且つ、そのキー項目の適用カテゴリーが現在表示中のキー項目群に対応する場合に、表示項目の絞り込みが可能であると判別する。
画面上に認識結果と類義語項目が表示されている状態(図14)において、キー情報処理部104から絞込みに用い得るキー操作項目を受信した場合、操作処理部105は、テキスト出力部123に対し、表示対象の類義語項目をさらに絞り込む旨の指示を行う。また、画面上に制御項目が表示されている状態において、キー情報処理部104から絞込みに用い得るキー操作項目を受信した場合には、操作処理部105は、検索式生成部110に対し、表示対象の制御項目をさらに絞り込むための検索式の生成出力を指示する。なお、絞込みが可能である場合の処理については、追って詳述する。
検索式生成部110は、テキスト出力部123から受信した情報(項目語、正規化表現)および操作処理部105から受信したキー操作項目をもとに検索式を生成し、これを検索部111に出力する。検索式生成部110の処理の詳細については、追って詳述する。
出力情報生成部113は、上記実施の形態における機能に加え、テキスト出力部123から受信した音声認識結果およびその類義語から出力画面のレイアウト情報(図14)を生成しテレビ300に出力する。また、このレイアウト中に含まれる項目とその表示エリアとを対応付けた対照情報を生成し、これを指示対象判定部103に出力する。
類義語拡張部120は、音声認識部107から受信した上位N個の音声認識結果(Nベスト)をもとに、各認識結果に対する類義語(項目語、正規化表現、上位語、下位語)を類義語DB122から抽出し、表示データ蓄積部121に出力する。表示データ蓄積部121は、類義語拡張部120から入力されたNベストに対する類義語を格納するとともに、これらをテキスト出力部123に出力する。
類義語DB122は、図16に示す構成にて類義語情報を格納している。図16に示すように、類義語情報は、項目語と、正規化語と、上位語と、下位語からなっている。
項目語は、音声認識結果に対する類義語を検索する際に音声認識結果と比較される見出し語である。正規化表現は、項目語を概念的に包括する表現にて表したものである。上位語は、項目語を上位のカテゴリーにて表現したものである。下位語は、項目語によって規定されるカテゴリーに含まれる下位の意味語である。
なお、類義語DB122は、正規化表現、上位語、下位語となっている全ての用語を、項目語としても格納している。すなわち、図16の例では、項目語“スポーツ”の下位語である“ゴルフ”、“サッカー”、“モータスポーツ”、“野球”、“テニス”、…は、それぞれ項目語としても類義語DB122に格納されており、これらの項目語に対応付けて、その正規化表現、上位語、下位語(もしあれば)が格納されている。
上述の類義語拡張部120は、音声認識部107から受信した上位N個の音声認識結果(Nベスト)と類義語DB122内の項目語とを比較し、完全一致する項目語とその正規化表現、上位語および下位語を音声認識結果毎に抽出する。そして、これら類義語情報と音声認識結果を表示データ蓄積部121に出力する。表示データ蓄積部121は、類義語拡張部120から受信した類義語情報と音声認識結果を格納するとともに、これらをテキスト出力部123に出力する。
テキスト出力部123は、表示データ蓄積部123からNベストの類義語情報(項目語、正規化語、上位語、下位語)を受信したとき、これを出力情報生成部113に出力し、併せて、これらをもとに図14に示す表示画面を生成するよう出力情報生成部113に指示する。
また、テキスト出力部123は、表示画面上において指示された項目が類義語DB122内の項目語であると指示対象情報判定部103にて判定されたとき、当該項目語とその正規化表現を含む検索式を生成出力するよう、検索式生成部110に指示する。
また、テキスト出力部123は、表示画面上において指示された項目が図14の認識結果エリアに表示された項目であると指示対象情報判定部103にて判定されたとき、指示された音声認識結果に対応する類義語とNベストを、それぞれ類義語エリアと認識結果エリアに表示するよう、出力情報生成部113に指示する。
さらに、テキスト出力部123は、表示画面上に認識結果と類義語が表示されている状態(図14)において、操作処理部105から、上述の如く、キー操作項目による表示項目の絞込みを行う指示を受けたとき、このキー操作項目をもとに、表示データ蓄積部121内の類義語情報(項目語、正規化語、上位語、下位語)の絞込みを行う。そして、絞り込んだ後の類義語情報を出力情報生成部113に出力し、絞込み後の類義語を含む表示画面を表示するよう、出力情報生成部113に指示する。
なお、かかる絞込みは、たとえば、キー操作項目をキーワードとして、表示データ蓄積部121内の類義語情報(項目語、正規化語、上位語、下位語)に対しテキスト検索を掛けることにより行うことができる。すなわち、表示データ蓄積部121内に格納された類義語のうち、キー操作項目をテキストとして含む類義語を抽出する。この他、類義語DB122に、類義語とともに各用語の属性情報を格納しておき、キー操作項目に対応する属性情報を有する類義語を抽出することにより絞り込みを掛けるようにすることもできる。
次に、図17ないし図22を参照して、本コントロールシステムの動作について説明する。なお、上記実施の形態における図6の処理ステップと同一部分には同一符号を付してある。
コントロールモードが起動されると、まず、出力情報生成部113により、テレビ画面上に初期画面が表示される(S101)。このとき、本実施の形態では、図14のサブ領域に、数回前までの操作履歴が表示される。以下、S102〜S108の処理ステップが上記実施の形態と同様にして行われる。ただし、本実施の形態では、図6のS104がS201に置き換えられている。
本実施の形態では、リモコン端末200にマイクスイッチが配されている。マイクスイッチが押下されている間、または、その後一定期間、マイクロフォン202から音情報が送信される。S201では、かかるマイクスイッチがユーザによって押下されたかが判別される。
マイクスイッチがキー操作部203に配されている場合、マイクスイッチの押下を示すキー情報がリモコン端末からコントローラ100に送信される。この場合、S201の判別は、操作処理部105によって行われる。
マイクスイッチが、マイクロフォン202の起動スイッチになっている場合、マイクスイッチの押下に応じて、音情報が操作情報送信部204から操作情報受信部101に送信される。この場合、図15の構成に、音情報の受信を判別する機能部が追加される。S201の判別は、この機能部によって行われる。
S201にて、マイクスイッチの押下が検出されると、S202にて、テレビ300の出力音量が調整される。すなわち、テレビ300の出力音量が閾値レベルを越えている場合には、出力音量を閾値レベル以下に減じる制御コードがテレビに出力される。これにより、テレビ300からの音声がマイクロフォン202にノイズとして入力されるのが抑制される。その結果、ユーザからの入力音声を円滑に認識処理できるようになる。
このようにしてテレビ300の出力音量が調整された後、処理フローは、音声認識ルーチンへ(図18)と移行する。また、操作キー203に対しキー入力がなされた場合には、キー情報処理ルーチン(図20)へと移行する。ポインティングデバイス201が操作された場合には、S106以降の処理が行われる。S106以降の処理は、上記実施の形態における図6の処理と同様である。
図18に、音声認識ルーチンを示す。
図17のS202からこのルーチンへ移行すると、音声認識処理が開始され(S240)、“音入力可能”のメッセージがテレビ300の画面上に表示される(S241)。なお、上記S201(図17)の判別が操作処理部105にて行われる場合、この表示は、操作処理部105から出力情報生成部113に対する指示に応じて行われる。
その後、音声認識部107にて音声認識結果が得られると、類義語拡張部120において類義語拡張処理が行われる(S243)。すなわち、上位N個の音声認識結果(Nベスト)と類義語DB122内の項目語が比較され、完全一致する項目語とその正規化表現、上位語および下位語が音声認識結果毎に抽出される。そして、抽出された類義語情報は表示データ蓄積部121に出力される。
図19に、S243における処理フローを示す。
処理が開始されると、変数Mに1がセットされ(S250)、N個の音声認識結果の中から認識順位が第M位の語W(M)が抽出される(S251)。次に、W(M)と完全一致する項目語が類義語DB122中の類義語情報群から検索され(S252)、完全一致する項目語があれば(S252:yes)、その項目語に対応する正規化表現、上位語、下位語が類義語DB122から全て抽出される(S253)。そして、抽出された項目語とその正規化表現が同一であるかが判別され(S254)、同一であれば、その項目語と上位語、下位語が表示データ蓄積部121に出力される(S255)。他方、同一でなければ(S254:no)、その項目語と、正規化表現、上位語、下位語が表示データ蓄積部121に出力される(S255)。
S252において、W(M)と完全一致する項目語が類義語DB122中にないと判別されれば、W(M)と、空の類義語情報が表示データ蓄積部121に出力される(S257)。
このようにしてW(M)に対する処理が終了すると、変数Mに1が加算された後、S251に戻り、次の認識順位の認識結果に対する処理が同様にして行われる。かかる処理は、認識順位が第N位の認識結果まで繰り返し行われる(S259)。これにより、Nベストに対する類義語情報が表示データ蓄積部121に出力される。
図18に戻り、このようにしてS243における類義語拡張処理が行われると、次に、表示画面上に表示されていた“音入力可能”のメッセージが消去され、さらに、テレビ300の出力音量が、S202(図17)にて調整される前の状態に戻される(S247)。そして、表示データ蓄積部121から受信した類義語情報と音声認識結果がテキスト出力部123から出力情報生成部113に出力され、図14に示すような画面を表示するための情報が出力情報生成部113からテレビ300に出力される。これにより、テレビ300の表示画面が、図14に示すような画面に更新される(S248)。
S242にて、音声認識結果が得られなければ、S244にて、マイクスイッチの押下が解除され、且つ、解除後一定期間が経過したかが判別される。ここで、“no”ならば、引き続き音声認識結果の受信が待機される(S242)。“yes”であれば、音声認識処理が中止され(S245)、表示画面上に表示されていた“音入力可能”のメッセージが消去され、さらに、テレビ300の出力音量が、S202(図17)にて調整される前の状態に戻される(S247)。そして、表示画面が、初期画面表示後の状態に戻される(S248)。
なお、ここでは、マイクスイッチの押下解除後一定期間が経過するまで音声認識処理を行うようにした(S242)が、マイクスイッチが押されている間だけ音声認識処理を行うようにしても良い。
また、音声認識結果が得られなかった場合には、S248にて、“音声認識結果が得られませんでした。”との表示を行ってから、初期画面表示後の状態に戻すようにしても良い。
なお、音声認識結果は得られたが、音声認識に対するスコアが低いため、音声認識結果が棄却(リジェクト)される場合は、S242において音声認識結果が得られたと判別されない。この場合には、直ちに、“音声認識結果が得られませんでした。”との表示を行い、ユーザに、再度の音声入力を促すようにするのが好ましい。これにより、音声入力を行ったにも拘わらず何も起こらないとの事態を回避することができ、利便性の向上を図ることができる。
図20に、キー情報処理ルーチンを示す。
図17のS105からこのルーチンへ移行すると、キー情報処理部104にてキー情報処理が行われ(S113)、さらに、操作処理部105にて、上記の如く、このキー情報によって表示項目の絞込みが行えるかが判別される(S210)。ここで、表示項目の絞り込みが行えると判断されると、このキー情報によって先行処理が可能である場合には先行処理が実行され(S211)、S212以降の絞込み処理が行われる。
なお、先行処理とは、たとえば、入力されたキー情報がBS放送を指示するものである場合に、テレビ300の受信系をBS放送の受信モードに切り替える等の処理である。これにより、その後の選択処理にてBS放送のテレビプログラムが選択された際に、そのプログラムの出力を迅速に行うことができる。
このようにして先行処理が行われると、次に、現在の表示画面が、認識結果と類義語項目群を表示するもの(図14)になっているかが判別され(S212)、これを表示中であれば(S212:yes)、テキスト出力部123にて、上記の如く、キー情報を用いた表示項目の絞込みが行われる(S217)。そして、絞り込んだ後の認識結果と類義語情報がテキスト出力部123から出力情報生成部113に出力され、表示画面上の表示項目が、入力されたキー情報に関連するものに絞り込まれる(S216)。
一方、S212にて、現在の表示画面が、認識結果と類義語項目群を表示するもの(図14)になっていない、すなわち、制御項目群を表示するものになっていれば(S212:no)、検索式生成部110に対する検索条件としてキー情報による絞り込み条件(キー操作項目)が登録され(S213)、これを用いた検索式が検索式生成部110にて生成される(S214)。そして、この検索式をもとに、検索部111にて検索が実行され(S215)、表示画面上に表示されていた制御項目が、キー情報に関連するものに絞り込まれる(S216)。
S114にて、選択キーが押下されたと判別されると、選択された表示項目が類義語エリア内に含まれるものであるかが判別される(S217)。
現在の表示画面が、認識結果と類義語項目群を表示するもの(図14)であって、そのうち、指示対象の表示項目が類義語エリア内にある項目であれば、S217における判別は“yes”となる。現在の表示画面が、認識結果と類義語項目群を表示するもの(図14)であっても、指示対象の表示項目が認識結果エリア内にある項目であれば、S217における判別は“no”となり、また、これとは異なる表示画面、すなわち、制御項目群を表示するものであれば、S217における判別は“no”となる。S217における判別結果が“yes”の場合、S214に移行し、検索式の生成が行われる。
図21に、S214における処理フローを示す。
処理が開始されると、S214において、キー情報による絞り込み条件が登録されたかが判別される。この判別は、図20のS213からS214へと移行した場合(制御項目群表示中)は“yes”となり、S217からS214へと移行した場合(認識結果と類義語群を表示中)は“no”となる。
この判別が“yes”ならば、検索式生成部110にて、先に制御項目を検索したときの検索式にキー操作項目による絞込み条件が追加され(S231)、これが検索部111に出力される(S236)。これにより、検索部111にて、先の検索時よりもキー操作項目にてさらに絞り込まれた制御項目が抽出される。
一方、S231における判別が“no”なら、検索式生成部110にて、指示された項目に対応する語(項目語、正規化表現、上位語および下位語の何れか)に完全一致する項目語が類義語DB122から検索される(S232)。そして、抽出された項目語とその正規化表現が同一であるかが判別され(S233)、同一であれば、項目語のみを用いて検索式が生成される(S234)。同一でなければ、項目語と正規化表現を含む検索式が生成される(S235)。生成された検索式は、検索部111に出力される(S236)。そして、この検索式が検索部111で実行され、対応する制御項目が制御項目検索用DB112から抽出される。
図20に戻り、指示対象が類義語エリア内の項目でなければ(S217:no)、次に、指示対象が認識候補エリア内の項目であるかが判別される(S218)。ここで、“yes”ならば、操作処理部105から出力情報生成部113に対し、選択された音声認識候補の類義語群を類義語エリアに表示する旨の指示がなされ、これにおうじて、表示画面が更新される(S216)。
他方、S218における判別が“no”、すなわち、表示画面上の制御項目群のうち何れかが選択された場合には、制御項目検索用DB112から、対応する制御コードが取り出され、テレビ300に出力される(S219)。これにより、テレビ300は、制御コードに応じた状態に設定され、その後、補助操作処理が実行される(S220)。
図22に、S220における処理フローを示す。
処理が開始されると、テレビ300に発行された制御コードに応じた補助操作画面が出力情報生成部113によって行われる(S260)。たとえば、音声切り替えを行うための制御コードが発行された場合には、主音声/副音声/主音声+副音声を選択するための選択ボタンが画面上に表示される。その後、補助操作画面に対する操作が行われれば、対応する制御コードの発行指示が、操作処理部105から制御コード発行部106に対して行われる(S261)。これにより、選択された機能に対応する制御コードがテレビ300に発行される。そして、補助操作画面の表示から一定時間が経過したかが判別され(S262)、経過していなければ、引き続き補助操作画面に対する操作が待機される。一定時間が経過すれば、補助操作画面の表示が終了され(S263)、補助操作処理が終了される。
図23は、補助操作画面の表示例である。同図(a)は、音声切り替えに関する制御コードとして副音声の設定を指示する制御コードがテレビ300に発行されたときの表示例である。この表示から、ユーザは、さらに音声切り替えの指示入力を行うことができる。また、この画面には、音声切り替えに関連する機能項目がサブ領域に表示される。表示されて機能項目のうち、たとえば“音量”の機能項目が選択されると、同図(b)に示すように、音量を変更するためのスライドバーが表示される。ユーザは、左右キーを操作して音量を調整することができる。
図24に、本リモートコントロールシステムにおける動作の具体例を示す。
ユーザが、リモコン端末200のマイクスイッチを押下した後、マイクロフォン202に向かって、「スポーツ」と音声入力すると(図24:上段左)、上記の如く、第N位までの音声認識結果(同図では第4位)と、第1位の認識結果に対する類義語項目群がテレビ画面上に表示される(図24:上段右)。
かかる表示を受けて、ユーザが、リモコン端末200をポインティングデバイスとして操作すると、表示画面上に表示されている表示項目(制御項目)のうち、ポインティングデバイスによって指示された表示項目が順次ハイライト表示される(図24:上段右)。
この状態において、最上段にある認識結果のうち、認識順位第1位とは異なる認識結果が選択されると、その認識結果に対応する類義語項目群がテレビ画面上の類義語エリアに表示される。
他方、この状態において、類義語エリアにある表示項目群が選択されると、その表示項目に対応する項目語およびその正規化表現と、制御項目検索用DB112中の各制御項目の用語が比較され、選択対象の制御項目がテレビ画面上に表示される(図24:下段右)。
しかる後、所望の表示項目(制御項目)を指示している状態で、ユーザが、リモコン端末200の“選択キー”を操作すると(図24:下段左)、当該制御項目の制御コードが取得され、テレビ300に送信される。これにより、テレビ300に、当該制御項目に応じた機能が設定される。
以上のように、本実施の形態におけるリモートコントロールシステムによれば、音声入力によって音声認識結果と類義語群が選択項目として表示される。よって、どのように音声入力すれば適当か分からない場合にも、思い付いた言葉を入力することにより、行いたい操作により近いジャンル、カテゴリーの項目を表示させることができる。そして、その後、その項目を指示することにより、制御項目群を選択候補として表示させることができる。このとき、制御項目群は、項目語と正規化表現をもとに検索されるため、上記実施形態に比べ、やや広い範囲にて表示される。よって、上記に比べ、所望の制御項目を表示させ易くなる。
なお、上述の実施形態2では、類義語DB122内の全ての項目語が音声認識辞書108内に登録されている。すなわち、類義語DB122内の全ての類義語(項目語、正規化表現、上位語、下位語)が音声認識107によって音声認識可能となっている。この場合、たとえば初期画面において、「音声入力後に表示される項目は全てキーワードとして音声入力できます。」とのメッセージを画面上に表示しておけば、音声入力後に表示される画面(たとえば、図24の上段)を見ることにより、ユーザは、音声入力可能な語を知ることができる。そして、次回以降は、所望の語を直接音声入力することができる。かかる操作を繰り返すことにより、ユーザは、音声入力可能な語を次第に学習する。よって、使う度に、どのようなキーワードを音声入力すれば適当であるかが分かって行き、音声入力すべきキーワードの範囲が広がって行く。本システムは、使い続けていく程、その利便性が拡張する。
なお、本実施形態においても、コントローラ100の構成を機能ブロックとして示したが、先の実施形態と同様、コントローラ100は、セットトップボックス等のように、かかる機能を実行するための専用機器として構成することができる他、かかる機能を実行するためのプログラムおよびデータベースをパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにインストールすることによって構成することもできる。
なお、かかるプログラムおよびデータベースは、CD−ROM等のメモリ媒体に格納して取引される形態の他、インターネット等を介したデータ通信によって取引される形態をとることもできる。
また、コントローラ100を汎用コンピュータにて構成する場合には、先の実施の形態に示す図9と同様、LAN接続された2つのPC(Personal Computer)に上記コントローラ100の機能を分割するようにしても良い。
以上、本発明に係る種々の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもない。
たとえば、図2に示す実施形態では、コントローラ側で音声認識を行うようにしたが、かかる機能をリモコン端末200側に負担させるようにすることもできる。この場合、リモコン端末200からは、音声情報に代えて、認識結果(キーワード)がコントローラ100に送信される。さらに、リモコン端末200側に選択項目の抽出まで負担させるようにすることもできる。
また、上記実施の形態では、リモコン端末200にマイクロフォン、ポインティングデバイス、操作キーを同時に配するようにしたが、リモコン端末200を2つまたは3つ準備し、それぞれに、マイクロフォン、ポインティングデバイス、操作キーの機能を分離して配するようにすることもできる。
但し、上記のように一つのリモコン端末に全ての操作手段を同時に配する方が、携帯性に優れ、また、操作の簡便性が図れる。たとえば、テレビ画面から目を離すことなく、音声入力と選択項目の指示を行うことができ、さらに、予め“選択”キーに指を掛けていれば、制御項目の選択までも、キーを見ることなく行うことができる。なお、このことからすれば、“選択”キーは、リモコン端末を把持したときに所定の指に係りやすい位置に配置するようにすると良い。また、リモコン端末自身の形状も、そうなるような形状とするのが好ましい。
また、上記図12および図13に示す実施形態では、外部サーバからコントローラに対し、候補項目と機器IDを外部送信するようにしたが、さらに表示項目を画面上に表示するための画面情報を併せて送信するようにしても良い。この場合、外部サーバ側のユーザ機器DB703に、ユーザ側機器の識別情報(機器種別/設置場所/等)を併せて登録しておく必要がある。
また、上記図12および図13に示す実施形態では、外部サーバにて音声認識と選択項目の抽出を行うようにしたが、かかる処理を、外部サーバからメーカサーバ等に依頼するようにしても良い。この場合、外部サーバは、ユーザ機器DBから対象機器を特定し、当該対象機器を製造するメーカのサーバに、音声情報を含む依頼情報を送信する。あるいは、音声認識は外部サーバ側で行い、認識結果を依頼情報に含めてメーカ側のサーバに送信するようにしてもよい。この場合、メーカサーバは、上記外部サーバにおける音声認識機能および/もしくは制御項目選択機能を負担する。ここで、メーカサーバ上のデータベースには、自身の製品ラインナップに関する音声認識辞書DBおよび制御項目検索用DBが構築されている。
また、上記実施の形態では、ポインティングデバイスをジャイロスコープにて構成したが、ジョイステッィクやジョグダイアル等によって構成することも可能である。
さらに、本発明は、図8に示す表示形態に限らず、抽出された制御項目をテキスト情報の羅列によって表示するような表示形態も含み得るものである。すなわち、抽出された制御項目をもとに選択画面を提示できるものであればよく、制御項目の表示形態や、表示順序、項目配置等を特に制限するものではない。
また、上記の表示形態に加え、マイクロフォンに入力された音声の大きさ(音声レベル)を測定し、これを、数字やグラフィックス等の形態にて、画面上に表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態2では、類義語として、項目語、正規化表現、上位語、下位語を示したが、例えば、図5に示すような機能ツリーを辿ったときに上位―下位の関係にあるように機能的に近い語を類義語としても良い。あるいは、同じ時間帯で違うチャンネルのテレビプログラムや、同じチャンネルで前後の時間帯に放映されるテレビプログラム等のように、検索時に何らかの関係があるような事象を表す語を類義語としても良い。
また、上記実施の形態では、ポインティングデバイス201、マイクロフォン202、操作キー203のうち何れからの情報であるかを識別する識別情報を付加して、これら情報を操作情報送信部204からコントローラ100側に送信するようにしたが、ポインティングデバイス201、マイクロフォン202および操作キー203に対応して個別に送信手段を配し、各送信手段に対する受信手段をコントローラ100側に配するようにしても良い。
さらに、コントローラ100の機能をテレビ300に含めるようにすることもできる。さらに、テレビ300が携帯型のものであれば、コントローラ100の機能のみならず、リモコン端末200の機能もテレビ側に含めるようにしても良い。この場合には、表示項目を選択するためのキー、表示項目の選択を確定するためのキーおよび音声入力を行うためのマイクロフォンがテレビに搭載され、各キーからの情報およびマイクロフォンからの情報が、内蔵されたコントローラ部に受け渡される。
この他、データベースの構成やデータベース上の検索項目等についても種々の変更が可能である。本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施形態1に係るリモートコントロールシステムの構成を示す図 リモコン端末とコントローラの構成を示す機能ブロック図 テレビ制御コマンドDBの構成例を示す図 テレビ番組検索用DBの構成例を示す図 制御項目のディレクトリ構造を示す図 コントローラの動作を示すフローチャート 制御項目の検索処理を説明する図 リモートコントロールシステムの動作例を示す図 他の実施形態に係るリモートコントロールシステムの構成を示す図 他の実施形態に係るリモートコントロールシステムの構成を示す図 他の実施形態に係るリモートコントロールシステムの構成を示す図 外部サーバの構成を示す機能ブロック図 リモートコントロールシステムの動作を示すフローチャート 実施形態2に係る表示画面の構成例を示す図 実施形態2に係るリモコン端末とコントローラの機能ブロック図 実施形態2に係る類義語DBのデータ構成を示す図 実施形態2に係るコントローラの動作を示すフローチャート 実施形態2に係る音声処理ルーチンの処理フローチャート 実施形態2に係る類義語拡張処理のフローチャート 実施形態2に係るキー情報処理ルーチンの処理フローチャート 実施形態2に係る検索式生成処理のフローチャート 実施形態2に係る補助操作処理のフローチャート 実施形態2に係る補助操作画面の表示例を示す図 実施形態2に係るリモートコントロールシステムの動作例を示す図
符号の説明
100 コントローラ
102 指示位置検出部
103 指示対象判定部
104 キー情報処理部
105 操作処理部
106 制御コード発行部
107 音声認識部
108 音声認識辞書
109 音声認識辞書選択部
110 検索式生成部
111 検索部
112 制御項目検索用DB
113 出力情報生成部
120 類義語拡張部
121 表示データ蓄積部
122 類義語DB
123 テキスト出力部
200 リモコン端末
201 ポインティングデバイス
202 マイクロフォン
203 操作キー
400 外部インタフェース
601 PC
602 PC
704 データベース統合処理部
705 音声認識辞書DB
706 音声認識処理部
707 検索式生成処理部
708 データベース選択処理部
709 制御項目検索用DB
710 検索処理部
711 候補項目生成部
712 送信情報生成部

Claims (29)

  1. 操作端末と、該操作端末に対する操作入力に応じて機器制御用の制御情報を出力するコントローラとを有するリモートコントロールシステムにおいて、
    音声情報を入力するための音声入力手段と、画面上に表示された表示項目を選択指示するための指示入力手段と、前記音声入力手段に入力された音声情報に基づいて選択対象となり得る候補項目群を生成する候補生成手段と、該候補生成手段によって生成された候補項目群をもとに画像情報を生成する画像情報生成手段と、該画像情報生成手段によって生成された画像情報を画面上に表示させる表示手段と、該表示手段によって画面上に表示された候補項目群のうち前記指示入力手段によって選択指示された制御項目を判別する判別手段と、該判別手段によって判別された制御項目に応じた制御情報を出力する制御情報出力手段とを有する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  2. 請求項1において、
    前記候補生成手段は、制御項目とキーワードとを対応付けて格納するデータベース手段と、前記音声入力手段に入力された音声情報をもとにテキストデータを構成するテキスト構成手段と、該テキスト構成手段によって構成されたテキストデータと前記データベース手段に格納されている各制御項目のキーワードとを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードを含む制御項目を選択対象の候補として抽出する候補抽出手段とを有する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  3. 請求項2において、
    前記候補抽出手段は、前記テキスト中の文字列と前記キーワードの整合度合いを前記制御項目毎に検出し、整合度合いが大きいものから順に選択対象の候補となる制御項目を抽出する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  4. 請求項3において、
    前記候補抽出手段は、前記テキスト中の文字列に含まれる用語のうち前記キーワードに整合する用語の個数を前記制御項目毎にカウントし、当該カウント数が大きいものから順に選択対象の候補となる制御項目を抽出する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  5. 請求項2乃至4の何れかにおいて、
    前記テキスト構成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報を音声認識してテキストデータを生成する音声認識手段を備え、前記入力された音声情報に対して類似度が高い上位N個(Nは自然数)の音声認識結果のテキストデータ群を前記キーワードと比較すべきテキストデータとして前記候補抽出手段に提示する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  6. 請求項1において、
    前記候補生成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報をもとに、外部サーバから、選択対象となり得る候補項目群を取得する候補群取得手段を有する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  7. 請求項1乃至6の何れかにおいて、
    前記指示入力手段は、前記操作端末を画面に向けることにより画面上に指示位置が重ねて表示されるポインティングデバイスを含む、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  8. 請求項1において、
    前記候補生成手段は、類義語とキーワードとを対応付けて格納する類義語データベースと、制御項目とキーワードとを対応付けて格納する制御項目データベースと、前記音声入力手段に入力された音声情報をもとにテキストデータを構成するテキスト構成手段と、該テキスト構成手段によって構成されたテキストデータと前記類義語データベースに格納されている類義語のキーワードとを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードに対応付けられた類義語を選択対象候補として抽出し、抽出した類義語を選択対象として画面上に表示させる類義語表示手段と、該類義語表示手段によって画面上に表示された類義語のうち選択指示された類義語と前記制御項目データベースに格納されている各制御項目のキーワードを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードを含む制御項目を選択対象候補として抽出する候補抽出手段とを有する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  9. 請求項8において、
    前記候補抽出手段は、前記選択指示された類義語の他、前記類義語データベースにおいてこの類義語に対応するキーワードに対応付けられた他の類義語を、前記制御項目データベースに格納されている各制御項目のキーワードと比較して、前記選択対象候補とされる制御項目を抽出する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  10. 請求項8または9において、
    前記テキスト構成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報を音声認識してテキストデータを生成する音声認識手段を備え、前記入力された音声情報に対して類似度が高い上位N個(Nは自然数)の音声認識結果のテキストデータ群を前記キーワードと比較すべきテキストデータとして前記類義語表示手段に提示し、
    前記類義語表示手段は、前記N個の音声認識結果について前記選択対象候補とされる類義語を抽出するとともに、該類義語と前記音声認識結果の両方を選択対象として含む画像を画面上に表示する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  11. 請求項10において、
    前記類義語表示手段は、前記N個の音声認識結果と、このうち認識順位が最上位の認識結果に対応する類義語を選択対象として含む画像を画面上に表示する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  12. 請求項11において、
    前記類義語表示手段は、表示された前記N個の認識結果のうち一の認識結果が選択指示されたとき、表示中の類義語に代えて選択指示された認識結果に対応する類義語を選択候補として画面上に表示する、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  13. 操作端末から受信した操作入力情報に基づいて機器制御用の制御情報を出力するコントローラであって、
    前記操作端末から受信した音声入力による操作入力情報に基づいて選択対象となり得る候補項目群を生成する候補生成手段と、該候補生成手段によって生成された候補項目群をもとに画像情報を生成する画像情報生成手段と、該画像情報生成手段によって生成された画像情報を画面上に表示させる表示手段と、該表示手段によって画面上に表示された候補群のうち前記操作端末から受信した選択指示入力による操作入力情報に応じた制御項目を判別する判別手段と、該判別手段によって判別された制御項目に応じた制御情報を出力する制御情報出力手段とを有する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  14. 請求項13において、
    前記候補生成手段は、制御項目とキーワードとを対応付けて格納するデータベース手段と、前記操作端末から受信した音声入力による操作入力情報をもとにテキストデータを構成するテキスト構成手段と、該テキスト構成手段によって構成されたテキストデータと前記データベース手段に格納されている各制御項目のキーワードとを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードを含む制御項目を選択対象の候補として抽出する候補抽出手段とを有する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  15. 請求項14において、
    前記候補抽出手段は、前記テキスト中の文字列と前記キーワードの整合度合いを前記制御項目毎に検出し、整合度合いが大きいものから順に選択対象の候補となる制御項目を抽出する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  16. 請求項15において、
    前記候補抽出手段は、前記テキスト中の文字列に含まれる用語のうち前記キーワードに整合する用語の個数を前記制御項目毎にカウントし、当該カウント数が大きいものから順に選択対象の候補となる制御項目を抽出する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  17. 請求項14乃至16において、
    前記テキスト構成手段は、前記音声入力手段に入力された音声情報を音声認識してテキストデータを生成する音声認識手段を備え、前記入力された音声情報に対して類似度が高い上位N個(Nは自然数)の音声認識結果のテキストデータ群を前記キーワードと比較すべきテキストデータとして前記候補抽出手段に提示する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  18. 請求項13において、
    前記候補生成手段は、類義語とキーワードとを対応付けて格納する類義語データベースと、制御項目とキーワードとを対応付けて格納する制御項目データベースと、前記操作端末から受信した音声入力による操作入力情報をもとにテキストデータを構成するテキスト構成手段と、該テキスト構成手段によって構成されたテキストデータと前記類義語データベースに格納されている類義語のキーワードとを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードに対応付けられた類義語を選択対象候補として抽出し、抽出した類義語を選択対象として画面上に表示させる類義語表示手段と、該類義語表示手段によって画面上に表示された類義語のうち前記操作端末からの選択指示情報に対応する類義語と前記制御項目データベースに格納されている各制御項目のキーワードを比較して当該テキスト中の文字列に整合するキーワードを含む制御項目を選択対象候補として抽出する候補抽出手段とを有する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  19. 請求項18において、
    前記候補抽出手段は、前記選択指示情報に対応する類義語の他、前記類義語データベースにおいてこの類義語に対応するキーワードに対応付けられた他の類義語を、前記制御項目データベースに格納されている各制御項目のキーワードと比較して、前記選択対象候補とされる制御項目を抽出する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  20. 請求項18または19において、
    前記テキスト構成手段は、前記音声入力による操作入力情報を音声認識してテキストデータを生成する音声認識手段を備え、前記音声入力に対して類似度が高い上位N個(Nは自然数)の音声認識結果のテキストデータ群を前記キーワードと比較すべきテキストデータとして前記類義語表示手段に提示し、
    前記類義語表示手段は、前記N個の音声認識結果について前記選択対象候補とされる類義語を抽出するとともに、該類義語と前記音声認識結果の両方を選択対象として含む画像を画面上に表示する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  21. 請求項20において、
    前記類義語表示手段は、前記N個の音声認識結果と、このうち認識順位が最上位の認識結果に対応する類義語を選択対象として含む画像を画面上に表示する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  22. 請求項21において、
    前記類義語表示手段は、表示された前記N個の認識結果のうち一の認識結果が選択指示されたとき、表示中の類義語に代えて選択指示された認識結果に対応する類義語を選択候補として画面上に表示する、
    ことを特徴とするコントローラ。
  23. 請求項13乃至22の何れか一項に記載のコントローラの機能をコンピュータに付与するプログラム。
  24. 請求項13乃至22の何れか一項に記載のコントローラの機能をコンピュータに付与するプログラムを格納した記憶媒体。
  25. ネットワークを通じてコントローラと通信を行うための通信手段と、
    前記コントローラから受信した音声情報に基づいて選択対象となり得る候補項目群を生成する候補生成手段と、
    前記候補生成手段にて生成された候補項目群を前記通信手段によって前記コントローラに送信する送信手段とを有する、
    ことを特徴とするサーバ。
  26. 請求項25において、
    前記候補生成手段は、候補項目を検索するためのデータベースを機器毎に備え、前記データベースのうち制御対象となり得る機器に対応するデータベースを検索用データベースとして設定し、設定したデータベースに基づいて、前記コントローラから受信した音声情報をもとに、選択対象となり得る候補項目群を取得する、
    ことを特徴とするサーバ。
  27. 請求項26において、
    前記データベースは、前記音声情報を音声認識するための音声認識辞書を含み、前記候補生成手段は、前記音声認識辞書のうち制御対象となり得る機器に対応する音声認識辞書を選択して統合した音声認識辞書を音声認識用として設定し、設定した音声認識辞書に基づいて、前記コントローラから受信した音声情報を音声認識し、認識結果に基づいて、選択対象となり得る候補項目群を取得する、
    ことを特徴とするサーバ。
  28. 請求項26または27の何れかにおいて、
    前記候補生成手段は、ユーザ毎に区分して機器情報を登録する機器データベースを備え、該機器データベースに登録されている機器情報をもとに、制御対象となり得る機器に対応するデータベースを特定する、
    ことを特徴とするサーバ。
  29. 請求項25乃至28の何れかにおいて、
    前記候補生成手段は、前記コントローラから制御対象となり得る機器の動作状態を示す情報を取得する状態情報取得手段と、取得した状態情報に基づいて制御対象となり得る候補項目群の適否を判別する判別手段を備え、該判別結果に基づいて、選択対象となり得る候補項目群を制限する、
    ことを特徴とするサーバ。
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