JP4328757B2 - 番組選択装置及び番組選択装置の制御方法 - Google Patents

番組選択装置及び番組選択装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチメディア、情報技術、及びコンピューティングの分野に関し、詳細にはプログラムに関連するデータを表示するための方法及び装置に関する。本発明はまた、プログラムに関連するデータを表示するためのコンピュータプログラムを記録しているコンピュータ読取り可能媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。
最近では、特にマルチメディア、情報技術、及びコンピューティングの分野において、人々は、毎日膨大な量のデータにさらされている。よって、特定の人又はそのようなデータのユーザが、使用可能なデータ項目を介して効率よく検索して、当該特定のユーザに関連したデータ項目のサブセット(部分集合)を決定できることが重要である。
従来から、これらの使用可能なデータ項目からの関連したデータ項目のサブセットを決定する2つの主要な方法が存在している。これらの2つの主要な従来の方法は、大雑把に、「検索(searching)」及び「ブラウジング(browsing)」と呼ばれている。従来の検索方法は、それを有効に機能させるために、キーワード、検索カテゴリ、他の検索条件等、かなりの量のデータをユーザが入力することを必要とする。これらの従来の検索方法は、ある種のタイプのユーザインターフェースには不適切である。例えば、詳細なデータを入力することがしばしば困難で非効率的となるテレビジョンスクリーンやリモートコントロール等のインターフェースには不適切である。
テレビジョンスクリーンやリモートコントロール等のユーザインターフェースでは、従来のブラウジング方法の方がより適切な可能性がある。そのようなブラウジング方法では、データ項目の集まりのデータ項目は、カテゴリ階層等の、ある形式のデータ構造に構成することができる。そして、このデータ構造を介してブラウジングするメカニズムをユーザに提供することができる。
しかし、従来のブラウジング方法には、いくつかの課題がある。例えば、従来のブラウジング方法は、ブラウズされるデータ項目の集まりの中のデータ項目数がある大きさを超えるとブラウジング効率が低下し始め、当該ある大きさよりも小さいときにしかうまく機能しない。更に、データ項目を固定されたデータ構造に構成する従来のブラウジング方法は、異なるユーザ間の個々の好みの違いを考慮に入れていない。従って、この構成は、個々のユーザにとって最適とならないこともある。
ある従来の検索方法及びブラウジング方法は、使用可能なデータ項目からデータ項目のサブセットを取り出すときにユーザの好みを考慮している。そのような従来の方法においては、ユーザの好みは、(例えば、そのユーザに直接に尋ねることにより)明示的に、又は、(例えば、ユーザの振舞いを解釈することにより)暗黙的に、或はそれらの両方により収集される。次いで、これらの収集されたユーザの好みは、ユーザプロファイルにまとめられる。このユーザプロファイルは、個々のユーザがどのようなデータ項目を好むかを判定するのに用いることができる。テレビジョンシステムのためのユーザプロファイルは、例えば、テレビジョンユーザについての視聴データを含んでいる。この視聴データは、見られたテレビ番組、見られていないテレビ番組、格付けされたテレビ番組のユーザ視聴率、及びそのユーザから収集された他のデータを含む。
推奨システムは、ユーザプロファイルを使用して、ユーザに勧めることのできるデータ項目のショートリストを生成することができる。例えば、テレビジョンシステムについての推奨システムを使用して、所与のユーザプロファイルに基づいてテレビ番組を格付けすることができる。次いで、この推奨システムは、このユーザがこのテレビ番組に興味をもつ可能性の順序にソートされたテレビ番組のリストを生成することができる。一例として、図9は、テレビ番組ランキング900と、ユーザに推奨するためのテレビ番組リスト901を含む推奨リスト905を示している。
単にユーザプロファイルだけに基づいて推奨を行う場合の主要な課題の一つは、特定のユーザの意図が場合によって変化し得るということである。即ち、ある場合に特定のユーザによって選択された特定のタイプの好ましいデータ項目が、必ずしも異なる場合における好ましいタイプのデータ項目であるとは限らないこともある。例えば、本を販売するオンラインショッピングカタログについて考えてみる。ある場合には、このユーザは、子供のための贈り物として子供の本を好むこともある。しかし、別の場合には、この同じユーザが、このユーザ達の仕事のための参考資料としてドキュメンタリーの本を好むこともある。
ある従来の検索方法及びブラウジング方法では、現行のコンテキスト(例えば、現在選択されているデータ項目)を使用して、この現行のコンテキストに関連したオプションが生成される。しかし、これら現行のコンテキストを用いた方法は、使用可能なデータ項目のサブセットにおけるデータ項目数が大きくなるような、データ項目の大規模な集まりについては不十分なこともある。この課題に対しては、ユーザの好みに基づいてこのサブセット中のデータ項目を推奨順序でソートすることによって、ある程度まで対処することができる。
しかし、これらの従来の現行のコンテキスト及びソーティングを用いた方法にも、依然として課題が存在する。例えば、すべての関連したデータ項目をオプションとしてそのユーザに提示することは、ある種のタイプのインターフェースにおいては不適切である。例えば、長いオプションリストを介してナビゲートすることが非効率的となる、テレビジョンスクリーンやリモートコントロールなどには不適切である。
したがって、テレビジョンやハンドヘルドリモートコントロールなどのインターフェースと共に使用するのに適切な、データ項目に関連するデータを表示するためのより効率的な方法についての必要性が存在することは明らかである。
本発明の一つの目的は、既存の構成の1つ又は複数の短所を実質的に克服し、あるいは少なくとも改善することにある。
本発明の一態様による番組選択装置の制御方法は、
番組の映像データを受信し、受信した番組の映像を表示装置に表示するとともに、現在放送中及び将来放送予定の番組の属性を示す番組属性情報を予め記憶部に記憶しておき、番組属性情報が記憶されている番組から任意の番組を選択するよう制御する番組選択装置の制御方法であって、
ユーザが現在視聴中の第1の番組に関連付けられた前記番組属性情報における属性値の中から、1つまたは複数の任意の属性値を自動的に選択する属性選択ステップと、
前記属性選択ステップで選択された属性値と前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記属性値が関連付けられた第2の番組を抽出する抽出ステップと、
前記選択された属性値を用いて抽出された前記第2の番組の番組名情報及び抽出に利用された前記属性値、ならびに前記第1の番組の番組名情報をユーザインタフェースとして描画し、前記第1の番組の映像の一部の領域に重畳して前記表示装置に表示させる表示ステップと、
ユーザの指示に従って、前記表示ステップで表示された前記ユーザインタフェースに含まれる前記第1の番組または前記第2の番組のいずれかを選択する番組選択ステップと、を有し、
前記番組選択ステップによって前記第2の番組が選択されたことに応じて、前記属性選択ステップでは前記第2の番組に関連付けられた属性値を選択し、
前記抽出ステップでは、前記選択された第2の番組の属性値と前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記第1及び第2の番組以外の新規番組を抽出し、
前記表示ステップでは、前記新規番組の番組名情報及び前記新規番組を抽出するのに用いられた前記属性値を描画し、前記第1の番組の映像に重畳して表示する。
また、本発明の他の態様によれば、以下の構成を備える番組選択装置が提供される。すなわち、
番組の映像データを受信し、受信した番組の映像を表示装置に表示するとともに、現在放送中及び将来放送予定の番組の属性を示す番組属性情報を予め記憶部に記憶しておき、番組属性情報が記憶されている番組から任意の番組を選択するよう制御する番組選択装置であって、
ユーザが現在視聴中の第1の番組に関連付けられた前記番組属性情報における属性値の中から、1つまたは複数任意の属性値を自動的に選択する属性選択手段と、
前記属性選択手段で選択された属性値前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記属性値が関連付けられた第2の番組を抽出する抽出手段と、
前記選択された属性値を用いて抽出された前記第2の番組の番組名情報及び抽出に利用された前記属性値、ならびに前記第1の番組の番組名情報をユーザインタフェースとして描画し、前記第1の番組の映像の一部の領域に重畳して前記表示装置に表示させる表示手段と、
ユーザの指示に従って、前記表示手段で表示された前記ユーザインタフェースに含まれる前記第1の番組または前記第2の番組のいずれかを選択する番組選択手段と、を有し、
前記番組選択手段によって前記第2の番組が選択されたことに応じて、前記属性選択手段は前記第2の番組に関連付けられた属性値を選択し、
前記抽出手段は、前記選択された第2の番組の属性値と前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記第1及び第2の番組以外の新規番組を抽出し、
前記表示手段は、前記新規番組の番組名情報及び前記新規番組を抽出するのに用いられた前記属性値を描画し、前記第1の番組の映像に重畳して表示する。
1つ又は複数の任意の添付図面中において、同じ参照番号を有するステップ及び/又は機能に対する参照が行われる場合がある。この場合、これらのステップ及び/又は機能は、その反対の意図が示されない限り、この説明の目的について同じ1つ(又は複数)のファンクション又は1つ(又は複数)のオペレーションを有している。
なお、上述した「背景技術」、及び従来技術の構成に関連したセクションに含まれる説明は、それぞれの出版及び/又は使用を通じて公知技術を形成するドキュメント又はデバイスの説明に関するものである。これらのドキュメント又はデバイスが何らかの形で当技術分野における通常の知識の一部分を形成することを本発明者あるいは特許出願人が表現しているものとは解釈すべきではない。
本明細書中で説明している方法の原理は、データ項目の集まり、及びこれらのデータ項目のうちの選択された項目に関連したデータを検索し、取り出すためのユーザインターフェースを含む任意の環境に対して適用可能である。しかし、以下では、説明を簡単にするために、テレビジョンセット上で視聴するためのテレビ番組の選択、及びこれらのテレビ番組に関連するデータ属性の表示に関して、方法及びステップを説明する。よって、これらの説明される方法だけに本発明を限定することは意図されるものではない。例えば、以下に説明される方法は、オンラインショッピングカタログ、デジタル写真アルバムなどにも応用することができる。
図1は、以下に説明される方法を実行することができるテレビジョンシステム100のハードウェアアーキテクチャを示している。このシステム100は、テレビジョンセット112(例えば、デジタルテレビジョンセットなど)の形態のディスプレイデバイスに結合されたセットトップボックス101を含んでいる。又、システム100は、リモートコントロールユニット105の形態のコントローラを含む。このコントローラは、テレビジョンセット112上に表示するためのテレビ番組に対応するデータ項目を選択可能に構成される。図1に示すように、リモートコントロールユニット105は、方向ナビゲーションボタン106と、専用ファンクションボタン107、108及び111を含んでいる。リモートコントロールユニット105のボタン106、107、108及び111は、任意の形態を取ることができる。例えば、これらのボタン106、107、108及び111のうちの1つ又は複数のボタンは、リモートコントロールユニット105の表面上に印刷或は成形によって定義された区域の形態とすることができる。この場合、定義された区域は、図1に示すボタン106、107、108及び111と同様にユーザにより選択可能である。又、リモートコントロールユニット105は、スマートカード(不図示)及びスマートカードリーダ(不図示)の形態とするともできる。この場合、スマートカードは、その表面上に形成されたいくつかのユーザ選択可能な印(indicia)(又は区域)を有している。そして、このようなユーザ選択可能な印は、リモートコントロールユニット105のボタン106、107、108及び111と同様な形態でスマートカードの表面上に配列され得る。
セットトップボックス101は、リモートコントロールユニット105のボタン106、107、108及び111のうちの1つ又は複数のボタンの押下又は選択に従ってリモートコントロールユニット105から発信された信号109を受信する。セットトップボックス101は受信した信号109を解釈し、それによってコントロールイベントがシステム100内で発生するようにすることができる。これらのコントロールイベントは、以下で説明するように、システム100の状態に対する変更、及び/又はテレビジョンセット112上での適切な再生をもたらすことができる。
システム100において、リモートコントロールユニット105は、無線周波数トランシーバ又は赤外線(IR)トランシーバ(不図示)を使用して、信号109をセットトップボックス101に送信することができる。或は、リモートコントロールユニット105を、通信ケーブル(不図示)を介してセットトップボックス101に有線接続するようにしてもよい。同様に、図1では、セットトップボックス101が、通信ケーブル104を介してテレビジョンスクリーン112に接続された状態が示されているが、そのような有線接続の代わりに無線接続を用いることもできる。例えば、セットトップボックス101とテレビジョンセット112の間の通信を行うために、さらなる無線周波数トランシーバ又はIRトランシーバ1308(図13参照)を使用することができる。
図13は、システム100におけるセットトップボックス101をより詳細に示す図である。ある実装形態において、セットトップボックス101は、基本的には一般的なコンピュータシステムの縮小版である。そのようなコンピュータシステムとしては、例えば、IBM-PCコンピュータシステム及びその互換コンピュータシステム、Sun Sparcstationコンピュータシステム、又はこれらから発展した同様なコンピュータシステムを含むことができる。
セットトップボックス101は、典型的には、少なくとも1つの中央処理ユニット(CPU)1305と、例えば半導体のランダムアクセスメモリ(RAM)及び読取り専用メモリ(ROM)から構成されたメモリユニット1306を含んでいる。なお、CPU1305は「プロセッサ」とも称する。また、セットトップボックス101は入出力(I/O)インターフェースを有する。この入出力(I/O)インターフェースは、少なくともテレビジョンセット112との間でデータの伝送を行うためのI/Oインターフェース1313を含む。I/Oインターフェース1313は、また、携帯型フロッピー(登録商標)ディスクドライブやCD−ROMドライブなど他のデバイスとの間のデータ伝送や、通信ネットワーク(例えば、インターネット)との間のデータ伝送にも用いられ得る。また、セットトップボックス101の入出力(I/O)インターフェースは、IRトランシーバ1308のためのI/Oインターフェース1315を有する。IRトランシーバ1308は、信号109の送受信を行うように構成される。セットトップボックス101のコンポーネント1305、1306、1308、1313及び1315は、典型的には、相互接続されたバス1304を介して、一般的なオペレーションモードをもたらす形で通信を行う。リモートコントロールユニット105から受信される任意のデータの中間記憶は、半導体メモリ1306を用いて実現される。なお、セットトップボックス101のコンポーネント1305、1306、1308、1313及び1315は、テレビジョンセット112内部に構成されてもよい。
本明細書中で説明しているこれらの方法を実装するソフトウエアプログラムは、メモリ1306に常駐し、セットトップボックス101のCPU1305によって実行中に読み出され、制御される。これらのソフトウエアプログラムの中間記憶は、半導体メモリ1306を使用することにより、たいていはCPU1305と協働して達成される。また、ソフトウエアプログラムは、CD−ROM又はフロッピー(登録商標)ディスク上に符号化されて提供される場合もある。このような場合、I/Oインターフェース1313を介してメモリ1306にソフトウエアプログラムをダウンロードすることによってこれらのソフトウエアプログラムが供給されることになる。また、これらのソフトウエアプログラムは、更に他の形態でメモリ1306にロードされてもよい。例えば、磁気テープ、ROM又は集積回路、光磁気ディスクを含む他のコンピュータ読取り可能記憶媒体からロードされるように構成できる。或は、セットトップボックス101と他のデバイスとの間の無線又は赤外線の伝送チャネルを用いてロードされるように構成できる。或は、スマートカードやコンピュータPCMCIAカードのようなコンピュータ読取り可能カードからロードされるように構成されてもよい。更には、TV放送や、ウェブサイト上に記録されている情報の電子メール伝送が介在するインターネット及びイントラネットなどからロードされるように構成されてもよい。なお、上述のものは、関連するコンピュータ可読媒体の例示的なものにすぎない。他のコンピュータ読取り可能な記憶媒体も、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を逸脱することなく実施することができる。
また、本明細書中で説明している方法は、説明される方法のファンクション又はサブファンクションを実施する1つ又は複数の集積回路等の専用ハードウェアによる形態で実装することもできる。そのような専用ハードウェアとしては、グラフィックプロセッサ、デジタル信号処理プロセッサ、1つ又は複数のマイクロプロセッサと関連するメモリ等を挙げることができる。
システム100において、メモリユニット1306は、複数のデータ項目を記憶している。これらの各データ項目は、現在放送されている、又は将来のある時刻に放送されるテレビ番組に対応する。各データ項目は、メタデータセットを含むことができる。メタデータセットには、対応するテレビ番組名や放送の詳細が含まれる。放送の詳細には、対応するテレビ番組の放送のチャンネル及び時刻、及び/又は、対応するテレビ番組に関連する様々なデータ属性(例えば、ジャンル、キャスト、演出家、賞、監督、シリーズ、スタジオなど)に対応するデータ値が含まれる。
図1には、ユーザインターフェース110を表示するテレビジョンセット112が示されている。ユーザインターフェース110は、本明細書中で説明する方法に従ってCPU1305によって描画され、通信ケーブル104を介してテレビジョンセット112に伝送される。ユーザインターフェース110は、テレビジョンセット112上に表示される任意のライブビデオストリーム上にオーバーレイ表示される。リモートコントロールユニット105によって送信される信号109は、CPU1305によって受信される。CPU1305は、ボタン106、107、108及び111のうちのどのボタンが選択されるかに応じて、以下で更に詳細に説明するようにユーザインターフェース110の状態を変化させる。
図2は、ユーザインターフェース110をより詳細に示す図である。ユーザインターフェース110は、所定の空間的配列における複数のサテライト領域202、205、208及び211によって取り囲まれた中央領域200を含んでいる。中央領域200は、メモリ1306に記憶される特定のテレビ番組に対応するテレビ番組名201を含んでいる。以下、中央領域200に示されるテレビ番組名201に対応するテレビ番組を「ピボット番組」と称する。
また、各サテライト領域202、205、208及び211は、属性名204、207、210及び213に加えて、それぞれテレビ番組名203、206、209及び212を含んでいる。テレビ番組名203、206、209及び212は、ピボット番組201に関連するテレビ番組を表している。これら関連するテレビ番組とは、1つ又は複数のデータ属性(例えば、ジャンル、キャスト、演出家、賞、監督、シリーズ、スタジオなど)について類似の値を共有するものである。また、テレビ番組名203、206、209及び212によって表されるテレビ番組の各々について、それをピボット番組201に関連づけるデータ属性の属性名が各サテライト領域に示される。即ち、各テレビ番組をピボット番組201に関連づけるデータ属性の属性名204、207、210及び213が、各サテライト領域202、205、208及び211の中にそれぞれ示される。従って、サテライト領域202、205、208、211の各々に示される属性名204、207、210、213は、それらサテライト領域の各々に示されるテレビ番組とピボット番組201との関連付けをシステム100のユーザに示すものである。
図12は、ユーザインターフェース110を使用して、テレビ番組(例えば、プログラムB)に対応する選択されたデータ項目に関連するデータ属性を表示する方法1200を示すフローチャートである。方法1200は、メモリ1306中に存在し、CPU1305によってその実行中に制御されるソフトウェアとして実装することができる。
方法1200は、第1のステップ1202から開始される。ステップ1202においてCPU1305は、ユーザインターフェース110における、あるテレビ番組(例えば、プログラムB)に対応する第1のデータ項目を表すサテライト領域202、205、208及び211のうちの1つの選択を検出する。サテライト領域202、205、208及び211は、リモートコントロールユニット105のボタン106、107、108及び111を使用して選択することができる。次に、ステップ1203において、サテライト領域202、205、208及び211のうちのリモートコントロールユニット105を使用して選択された1つのサテライト領域に応じて、ピボット番組を更新する。即ち、CPU1305は、中央領域200に表示されているピボット番組201を選択されたサテライト領域中の第1のデータ項目に対応するテレビ番組名(例えば、203)で更新する。この処理は、以下で更に詳細に説明する。又、ステップ1203において、CPU1305は、各サテライト領域202、205、208及び211を更新し、メモリユニット1306の検索に基づいて対応する第2のデータ項目を表示する。これら第2のデータ項目のそれぞれは、更新されたピボット番組201に関連する新たなテレビ番組を表す。各サテライト領域202、205、208及び211の属性名204、207、210及び213も、ステップ1203においてピボット番組201が更新される際に更新される。これらの更新された属性名204、207、210及び213は、各サテライト領域202、205、208及び211における新たなテレビ番組(即ち、第2のデータ項目)と、更新されたピボット番組201との間の関連付けを示す。なお、各サテライト領域におけるテレビ番組は、それらに関連付けられたテレビ番組名(例えば、203)によって表されている。方法1200は、ステップ1203を実行した後、終了する。
視聴、録画、或は他の操作の対象とするべき、適切なテレビ番組が見出されるまで、メモリユニット1306に含まれるテレビ番組に関連するデータ属性を表示するように、方法1200を使用することができる。
方法1200の上述したステップは、リモートコントロールユニット105を使用してサテライト領域202、205、208及び211のうちの1つが再び選択されることに応じて反復される。この場合、CPU1305は、以下で更に詳細に説明するように、中央領域200に表示されるピボット番組201を、選択されたサテライト領域中の第2のデータ項目に対応するテレビ番組名(例えば、203)で再び更新する。また、CPU1305は、各サテライト領域202、205、208及び211を更新して、メモリユニット1306の検索に基づいて対応する第3のデータ項目を表示する。そして、第3のデータ項目の各々は、更新されたピボット番組201に関連する新しいテレビ番組を表すことになる。
図2に示されるように、サテライト領域202のビジュアルハイライトインジケータ214を使用することができる。ビジュアルハイライトインジケータ214により、サテライト領域202に示されるテレビ番組名203が選択されており、テレビ番組名203によって表されるテレビ番組に適用されるアクションの待ち状態にあることを表すことができる。この待ち状態のアクションは、ピボット番組201を更新するためにプログラム名203を使用する(すなわち、プログラム名203が、新しいピボット番組201になる)ということであってもよい。非選択のプログラム名206、209及び212から選択されたテレビ番組名203を区別するために、太字の書体を使用してもよい。
図3は、図2に示したユーザインターフェース110において、追加のテレビ番組名302を含む追加の領域301を含む状態を示している。追加の領域301は、1つ又は複数の同様なデータ属性を他のテレビ番組(即ち、他のテレビ番組名によって表される)と共有すること以外による、新しいピボット番組201の選択を可能にする。一例を挙げると、追加の領域301の追加のテレビ番組名302は、ピボット番組201に対して最も関連性の少ないテレビ番組を表すようにすることができる。これにより、システム100のユーザは、「ワイルドカード」選択を行うことができるようになる。図3に示されるユーザインターフェース110の追加のテレビ番組名302は、現在のピボット番組201(すなわち、中央領域200中に現在表示されているテレビ番組名)に似ていないテレビ番組についての高速検索を可能にする。この追加の領域301は、サテライト領域202、205、208、211の選択、及び選択されたサテライト領域202、205、208、211に関連するテレビ番組の表示が、上述のように、当該ユーザが興味を持つ方向に導いていない場合に使用できる。
他の例において、追加の領域301のテレビ番組名302を、ピボット番組201に類似しない、最も高く推奨されるテレビ番組とすることができる。或は、追加の領域301のテレビ番組名302を、ピボット番組201に似ていない、ランダムに選択されたテレビ番組とすることもできる。
図4A、4Bには、図3のユーザインターフェース110と共にリモートコントロールユニット105が示されている。図4Aに示されるように、リモートコントロールユニット105は専用ファンクションボタン111を有しており、それらのうちの1つのボタン406が図4Bのユーザインターフェース110を起動するように構成されている。図4Aに示されるように、アイコン407は、ボタン406のファンクションを示している。
方向ボタン106は、「上」方向ボタン401、「右」方向ボタン402、「下」方向ボタン403、「左」方向ボタン404、及び中央ボタン405を含んでいる。図4Bのユーザインターフェース110のサテライト領域202、205、208及び211の空間的配列は、それぞれ方向ボタン401、402、403及び404の空間的配列に対応する。同様にユーザインターフェース110の中央領域200は、リモートコントロールユニット105の中央ボタン405に対応する。リモートコントロールユニット105とユーザインターフェース110におけるこれらの配列により、ユーザは、リモートコントロールユニット105の方向ボタンとサテライト領域との対応を把握できる。即ち、リモートコントロールユニット105の方向ボタン401、402、403及び404と、ユーザインターフェース110の対応するサテライト領域202、205、208及び211の間のマッピングを簡単に理解できる。
図5A及び5Bは、別のユーザインターフェース510とリモートコントロールユニット105を示している。このユーザインターフェース510は、中央領域511と、サテライト領域512、513、514及び515を含んでいる。図5Bに示されるように、領域511、512、513、514及び515は、リモートコントロールユニット105の方向ボタン405、401、402、403及び404の空間的配列に直接にマッピングされていない。ユーザインターフェース510では、各領域512、513、514及び515はビジュアルインジケータ(例えば、516)を含む。このビジュアルインジケータにより、領域512、513、514及び515をリモートコントロールユニット105上の方向ボタン401、402、403及び404に視覚的にリンクさせることができる。ユーザインターフェース510の配列は、例えばテレビジョンセット112上にユーザインターフェース510を表示するために必要となる垂直方向のスペース量を減少させる。
図5Cは、更に別のユーザインターフェース520を示している。ユーザインターフェース520は、領域521、522、523、524及び525を含んでいる。これらの領域522、523、524及び525は、ピボット番組(例えば、ピボット番組201)を含む領域521のサテライトとしてではなくて、直鎖状に配列される。図5Bに見られるように、領域522、523、524及び525は、リモートコントロールユニット105の専用ファンクションボタン108(すなわち、ファンクションボタン501、502、503及び504)の空間的配置にマッピングされる。ユーザインターフェース520では、領域522、523、524及び525は、それぞれファンクションボタン501、502、503及び504を使用して選択することができる。即ち、領域522、523、524及び525は、リモートコントロールユニット105の方向ボタン401、402、403及び404は使用せずに選択されることになる。
図6は、図4Aのリモートコントロールユニット105及び図4Bのユーザインターフェース110を使用してテレビ番組を選択する方法600を示すフローチャートである。方法600は、セットトップボックス101のメモリ1306に常駐し、CPU1305によってその実行中に制御されるソフトウェアとして実装することができる。以下で説明する、ステップ602の開始からステップ607の完了までの間の方法600の実行期間を「ブラウジングセッション(browsing session)」と称する。
方法600は、まず、ステップ602から開始される。ステップ602において、CPU1305は、リモートコントロールユニット105から受信される信号の検出に応じて、ユーザインターフェース110を描画する。そして、この描画されたユーザインターフェース110をユーザインターフェース110が表示されるテレビジョンセット112へと送信する。なお、ステップ602において、受信される信号は、例えばユーザがファンクションボタン406を選択するのに応答してリモートコントロールユニット105より送信されるものである。また、ステップ602においてユーザインターフェース110を描画する際に、CPU1305は、テレビ番組名を中央領域200に描画する。中央領域200に描画されるテレビ番組は、このユーザが現在見ているテレビ番組とすることができる。このテレビ番組は、初期のピボット番組201となる。ユーザインターフェース110は、テレビジョンセット112上で現在見られているテレビ番組のライブビデオの上部にオーバーレイ表示される。
なお、初期のピボット番組201は、例えばユーザが電子プログラムガイドから選択したテレビ番組とすることもできる。また、ステップ602において、CPU1305は、各サテライト領域202、205、208及び211に、属性名204、207、210及び213に加えて、それぞれのテレビ番組名をレンダリングする。ユーザインターフェース110の各サテライト領域202、205、208及び211における各テレビ番組名(例えば、203)は、初期のピボット番組201に関連したテレビ番組を表す。例えば、ジャンル、キャスト、演出家、賞、監督、シリーズ、キャスト及びスタジオなどのうちの1つ又は複数のデータ属性の類似した値を共有することに基づいてピボット番組201に関連したテレビ番組が取得される。これらのデータ属性の1つ又は他のデータ属性が、各サテライト領域202、205、208及び211中の属性名204、207、210及び213として示される。ステップ602において、各サテライト領域202、205、208及び211に描画されるテレビ番組名及びデータ属性は、セットトップボックス101のメモリ1306からCPU1305によって選択することができる。
次に、ステップ603において、CPU1305は、リモートコントロールユニット105から受信された、これらのサテライト領域のうちの1つ(例えば、202)の選択を表す別の信号の検出に応答して、ピボット番組201を更新する。ステップ603において、CPU1305は、選択されたサテライト領域のテレビ番組が現在のピボット番組201となるように、選択されたサテライト領域のテレビ番組名(例えば、プログラムB)で初期のピボット番組201を置き換える。こうして、ピボット番組201が更新される。なお、ステップ603では、CPU1305により、リモートコントロールユニット105からの信号の検出に応答してサテライト領域をハイライトさせることもできる。この場合、CPU1305は、リモートコントロール105からの別の信号の受信に応じて初期のピボット番組201を更新することになる。この「別の信号」は、例えば中央ボタン405の選択に応じてリモートコントロールユニット105によって送信される。
一つの例において、ステップ603において、ユーザインターフェース110のテレビ番組名203、206、209及び212のうちの特定の1つが、初期のピボット番組201を更新するのに用いられる。
尚、ステップ603において、サテライト領域の選択に応じて直ちに他の動作を実施するようにしてもよい。ここで他の動作とは、例えば、選択されたサテライト領域(例えば202)によって表されるテレビ番組の録画のスケジューリングなどである。このような他の動作は、例えばリモートコントロールユニット105の1つ又は複数のファンクションボタン107、108及び111の選択時に実行するように構成されてもよい。
次に、方法600のステップ604において、CPU1305は、サテライト領域202、205、208及び211の各々において、テレビ番組名203、206、209及び212と属性名204、207、210及び213を更新する。即ち、現行のピボット番組201に関連したテレビ番組を表すように、各サテライト領域のテレビ番組名と属性名を更新する。ステップ604において各サテライト領域202、205、208及び211にレンダリングされるテレビ番組名及びデータ属性は、再びセットトップボックス101のメモリ1306からCPU1305によって選択されることになる。一例において、ステップ604では、選択された特定のテレビ番組名が同じブラウジングセッション中のピボット番組201でなかった場合にのみ、この特定のテレビ番組名が、サテライト領域202、205、208及び211のテレビ番組名203、206、209及び212を更新するのに使用され得る。或は、ステップ604において選択される1つ又は複数のテレビ番組名が、現行のブラウジングセッション中においてピボット番組201であったものであってもよい。さらに他の例においては、ステップ604において、選択された特定のテレビ番組が、同じブラウジングセッション中の現行のピボット番組201の直前のピボット番組ではない場合にのみ、この特定のテレビ番組名を使用してサテライト領域202、205、208及び211のテレビ番組名203、206、209及び212を更新するようにしてもよい。
一例として、図7は、中央領域200におけるピボット番組201の更新に続いて各サテライト領域202、205、210及び213が更新された後の、図2のユーザインターフェース110を示している。図2のユーザインターフェース110では、「プログラムA」が、現行のピボット番組201であり、中央領域200中に描画され、示されている。又、「プログラムB」、「プログラムC」、「プログラムD」及び「プログラムE」は、それぞれサテライト領域202、205、210及び213中に描画され、示されている。これらのテレビ番組は、それらの属性値(夫々「属性1」204、「属性2」207、「属性3」210及び「属性4」213)のうちの1つについての同様な値を共有することに基づいて現行のピボット番組201に関連づけられている。図7の例において、プログラムBを表すサテライト領域202が、例えば方向ボタン401、402、403、404及び405を使用してこのユーザによって選択される。サテライト領域202の選択により、図2に示す状態から図7に示すユーザインターフェース110の状態へユーザインターフェース110が遷移を開始する。図7のユーザインターフェース110では、プログラムBが現行のピボット番組201になり、ユーザインターフェース110の中央領域200に示される。そして、プログラムF、プログラムG、プログラムH、及びプログラムJが各サテライト領域202、205、206及び207中に示されている。これらは、それぞれ属性「シリーズ」204、「監督」207、「スタジオ」210及び「キャスト」213のうちの1つ又は複数の同様な値を共有することに基づいて現行のピボット番組201に対して関連づけられることが示されている。
方法600において、続いて、処理はステップ605に進む。このステップ605で、CPU1305は、リモートコントロールユニット105からの更なる信号を受信する。ステップ605において、CPU1305が受信する信号がリモートコントロールユニット105の中央ボタン405の選択を表す場合、方法600は、ステップ606へと進む。この信号は、このユーザが、現行のピボット番組201が表すテレビ番組を視聴することを望むことを表す。また、サテライト領域のうちの1つ(例えば、202)の選択を表す信号をCPU1305が受信すると、処理は、方法600のステップ603へ戻る。
ステップ606において、CPU1305は、現行のピボット番組201が表すテレビ番組を現在放送しているチャンネルにテレビジョンセット112を同調させる。例えば、CPU1305は、通信ケーブル104を介してテレビジョンセット112内に構成されたチューナに信号を送信し、テレビジョンセット112をこのチャンネルに同調させることができる。或は、ステップ606において、CPU1305は、現行のピボット番組201が表すテレビ番組を録画するべくスケジュールするなど、他の制御イベントを実行するようにしてもよい。次のステップ607において、ユーザインターフェース110は、隠され(即ち、縮小され、又はディスプレイから消去され)、方法600の処理を終了する。
以上、方法600について、ユーザインターフェース110に関して説明してきた。代わりに、本明細書中で説明しているユーザインターフェース510及び520、又はユーザインターフェース110の他の任意の配列を方法600において使用することもできる。次に、方法600について以下でより詳細に説明することにする。
前述のように、メモリユニット1306は、複数のデータ項目をその中に記憶して含んでいる。これらの各データ項目は、現在放送されている、又は将来に放送される予定であるテレビ番組に対応している。各データ項目は、対応するテレビ番組の放送の詳細や、様々なデータ属性に対応するデータ値を記述するメタデータセットを含むことができる。テレビ番組の放送の詳細としては、少なくとも対応するテレビ番組名、対応するテレビ番組の放送のチャンネル及び時刻などが含まれる。また、様々なデータ属性としては、例えば、ジャンル、キャスト、演出家、賞、監督、シリーズ、キャスト、スタジオなどが含まれる。メモリユニット1306に記憶される任意の特定の2つのデータ項目の間の類似性は、各データ項目に関連するデータ属性(即ち、メタデータセット)の関数としての距離測定基準(distance metric)を定義することにより、定量化できる。この距離測定基準は、N次元までの関数とすることができ、ここでNは、このデータ属性セット中の異なるデータ属性の数を表している。
図8は、データ属性のうちの1つに関して、メモリ1306に記憶される任意の2つのデータ項目間の距離を決定するために使用することができる距離マトリックス805を示している。距離マトリックス805は、データ属性800(即ち、キャスト)と、データ項目(例えば、A801〜F802)を含んでいる。マトリックス805のこれらのデータ項目(例えば、A801〜F802)は、セットトップボックス101のメモリ1306に記憶されるデータ項目を表す。図8の例において、距離マトリックス805の各データ項目(例えば、A801〜F802)は、現在放送されている、又は将来に放送される予定であるテレビ番組に対応する。距離マトリックス805はまた、データ属性(例えば、800)に関する任意の2つのデータ項目(例えば、A801とF802)の間の距離を表す距離値(例えば、803)を含んでいる。例えば、データ項目A801とF802の間の距離を表す距離値803は、データ属性800に関するデータ項目A801とF802の値の間の類似性に基づいて決定することができる。図8の例において、考慮されているデータ項目A801とF802に関連する属性は、属性「キャスト」800である。図8の例において、2つのデータ項目806及び801によって表されるテレビ番組は、キャスト属性800について同じ1つ(又は複数)の値を有する。このような場合、距離マトリックス805中の任意の2つのデータ項目(上記例では、806及び801)は、この属性800についてゼロの距離値807を有する。すなわち、2つのデータ項目801及び806が表すテレビ番組の両方のキャストは同じである。対照的に、2つのデータ項目801と802はキャスト属性800について異なる1つ(又は複数)の値を有しており、この場合、距離値803は1に等しくなる。
本明細書中で説明している方法を実装するソフトウェアは、図10に見られるようにデータコンポーネント1000、処理コンポーネント1001、及びユーザインターフェースコンポーネント1002を含む3つの論理コンポーネントに分解できる。データコンポーネント1000は、テレビ番組データをリストアップした電子番組ガイド(electronic program guide)1003、ユーザデータを含むユーザプロファイル1005、及びユーザに特有のテレビ番組推奨を含む推奨リスト1009を含んでいる。データコンポーネント1000はまた現行コンテキスト1007も含むことができる。現行コンテキスト1007は、現在見られているテレビ番組、現在選択されているテレビ番組、及び現行のブラウジングセッション中で選択されたテレビ番組のシーケンスのようなデータを含む。
処理コンポーネント1001は、データコンポーネント1000からのデータを使用して、テレビジョン112上に表示するための1組の推奨テレビ番組を決定する。処理コンポーネント1001は、1組の適切なデータ属性を決定するデータ属性選択計画1004と、各データ属性についての番組の推奨を決定する番組選択計画1011によって構成され得る。ユーザインターフェースコンポーネント1002は、例えば前述のユーザインターフェース110、510及び520のうちの任意の1つの配列に従ってテレビジョンセット112上に推奨のテレビ番組を表示する。
本明細書中に説明している方法は、番組空間内で動作する。一例において、この番組空間は、現在放送されているテレビ番組、及び近い将来に放送される予定のテレビ番組を含んでいる。或は、この番組空間は、現在放送されているテレビ番組、及びすべての将来の番組を含むこともできる。さらに他の例においては、この番組空間は、メモリ1306に記憶される電子番組ガイド中のすべてのテレビ番組を含んでいる。さらに他の例においては、この番組空間は、現在放送されているテレビ番組のみを含む。
図11は、図4Aのリモートコントロールユニット及び図4Bのユーザインターフェースを使用して、テレビ番組を選択する方法1100を示すフローチャートである。但し、ユーザインターフェース510及び520のいずれも、方法1100において使用することができる。方法1100は、セットトップボックス101のメモリ1306中に存在し、CPU1305によってその実行中に制御されるソフトウェアとして実装することができる。なお、この場合においても、ステップ1101の開始からステップ1109の完了までの間の、方法1100の実行の期間を、以下で説明するように「ブラウジングセッション」と称することにする。方法1100は、前述した番組空間の任意の1つにおいて実行することができる。
方法1100は、ステップ1101から開始される。ステップ1101において、CPU1305は、システム100のユーザの好みに基づいて、このユーザに対して1つ又は複数のテレビ番組を推奨するためのテレビ番組推奨リスト1009を生成する。推奨リスト1009は、例えば、機械学習アルゴリズム(machine learning algorithms)を含む適切な任意の推奨システムにより、ステップ1101において生成され得るが、これに限定されるものではない。
一例において、テレビ番組推奨リスト1009は、ブラウジングセッションの開始に当たって動的に生成することができる。或は、テレビ番組推奨リスト1009は、定期的に生成され、メモリ1306に記憶しておくようにしてもよい。この場合、ブラウジングセッションの開始時に、テレビ番組推奨リスト1009をメモリ1306から取り出すことができる。
続いて、方法1100のステップ1102において、CPU1305は、テレビ番組推奨リスト1009のテレビ番組に関連する各データ属性についての距離マトリックス(例えば、マトリックス800)を決定する。ステップ1102において決定される距離マトリックスは、推奨リスト1009のうちの2つの任意のテレビ番組を以下の式(1)に従って0又は1のどちらかの距離にマッピングする1組の数学的関数として構成することができる。
Figure 0004328757
尚、式中で、p及びqは、2つのテレビ番組を表し、va(p)及びva(q)は、それぞれ各プログラムp及びqに関連する属性aの値を表す。
或は、ステップ1102において決定される距離マトリックスは、推奨リスト1009のうちの2つの任意のテレビ番組をある数値の距離にマッピングする1組の数学的関数として構成してもよい。例えば、数字の属性値をもつ2つのテレビ番組では、これら2つのテレビ番組間の距離は、これら2つのテレビ番組に関連する属性値間の差の絶対値とすることができる。
ステップ1102において決定される距離マトリックスは、方法1100が実行される特定の番組空間における2つの任意のテレビ番組について決定することができる。この場合、距離マトリックスは、メモリ1306に記憶することができ、またブラウジングセッションの開始時にメモリ1306から取り出すこともできる。或は、ステップ1102において決定される距離マトリックスを、方法1100によって必要に応じて決定するようにしてもよい。
続いて、方法1100のステップ1103において、CPU1305は、一つのテレビ番組を選択し、この選択されたテレビ番組を現行のピボット番組201に設定する。このステップ1103において選択されるテレビ番組は、例えば、現在視聴されているテレビ番組としてもよい。或は、ステップ1103において選択されるテレビ番組は、このユーザが、以前にメモリ1306内に構成される電子プログラムガイド1003から選択したテレビ番組としてもよい。更に、ステップ1103において選択されるテレビ番組を、ステップ1101において生成されるテレビ番組推奨リスト1009のうちの最も高く推奨されるテレビ番組としてもよい。
次に、方法1100のステップ1104において、ステップ1103で現行のピボット番組201として選択されたテレビ番組の名前(又は、この名前を表す一意の識別子)が、現行コンテキストのためのデータとしてメモリ1306に記憶される。現行のピボット番組201を記憶することにより、この現在のブラウジングセッションのナビゲーションパスを介しての後戻り(back tracking)が可能になる。しかし、後戻りが必要とされない場合には、この現行のピボット番組201を記憶する必要はない。ステップ1104において、現行のピボット番組201の名前は、テレビジョンセット112上で図4Bのユーザインターフェース110における領域200中に表示することもできる。
次いで、方法1100のステップ1105において、CPU1305は、現行のピボット番組201に関連付けられた1つ又は複数のデータ属性を候補属性として選択する。ステップ1105において選択されるデータ属性は、1組の検索条件を構成する。選択されたデータ属性は、メモリ1306に記憶されるデータ項目をナビゲートするためのテレビ番組オプションを選択するために使用することができる。ここで説明している例においては、ステップ1105において、以下の所定の判断基準に基づいて、4つまでのデータ属性を、動的に選択することができる。この判断基準は、
(i)現行のピボット番組、及び
(ii)以下でさらに詳細に説明しているように、(a)情報ゲイン又は(b)一意性のいずれかを使用して得られる、選択されたデータ属性の候補を推奨するためのテレビ番組の使用可能性である。
この場合において、動的という用語は、ステップ1105において、CPU1305が実施する事実上自動的なデータ属性の選択を示している。方法1100が実行されると、ステップ1105において、データ属性が選択されるが、そのようなデータ属性の選択のためにユーザ入力は必要とされない。或は、ステップ1105において、ユーザ入力を使用して、これらのデータ属性を選択可能な構成としてもよい。
ステップ1105において選択されるこれらのデータ属性は、選択が可能な場合にはいつでも一意的である。この場合、これらの選択されたデータ属性は、以下で説明するような乏しいメタデータの使用可能性、又は他の判断基準に起因して、ピボット番組201について反復するようにしてもよい。乏しいメタデータの例としては、使用可能なデータ属性数が所定数よりも少なくなってしまうといったような、現行のピボット番組201に関連する使用可能な属性値の欠如が挙げられる。この所定数は、例えば、図2、3、4B、5B及び5Cに示される配置においては4である。
前述のように、ステップ1105において選択されるこれらのデータ属性は、情報ゲインを使用して選択することもできる。データ属性についての情報ゲインは、どのテレビ番組が以前にシステム100のユーザによって視聴されたか、又は視聴されていなかったかについて判定する際に、このデータ属性がどれほど有用であるかを定量化する数値である。属性a及び分類wに対する情報ゲインIは、以下の式(2)に従って決定することができる。
Figure 0004328757
式中、wは、視聴済み分類(watched classification)を表す。ここで、この視聴済みに分類されるテレビ番組とは、システム100のユーザによって以前に視聴済みであるとしてテレビジョンシステム100によって決定されているものである。例えば、テレビジョンシステム100は、ある種の統計を使用して、テレビ番組がこのユーザによって以前に視聴されているか否かを決定することができる。Hwは、この分類wについてのエントロピーを表す。また、nは、この属性aについての異なる値の総数を表し、vaiは、属性aについての1組のすべての異なる値のうちの1つの値を表し、Pvaiは、属性aについてのvaiの値を有するテレビ番組の確率を表す。また、H〈w|vai〉は、属性aが値vaiを有するとしたときの分類wについてのエントロピーを表す。
この分類wについてのエントロピーHは、以下の式(3)に従って決定することができる。
Figure 0004328757
式中、Pwは、分類wを有するテレビ番組の確率を表す。属性aが値vaiを有するものと仮定したときの分類wについてのエントロピーHは、以下の式(4)に従って決定することができる。
Figure 0004328757
本明細書中で説明しているように、メモリ1306に記憶される対応するデータ項目を有する各テレビ番組の属性aについての情報ゲインIaは、システム100のユーザの過去の視聴行動から決定される。情報ゲインIaについての値は、式(2)に従って、メモリ1306に記憶されるデータ属性aごとに決定することができる。次いで、これらの属性は、属性aごとに決定された情報ゲインIaに従ってソートすることができる。次いで、ステップ1105において、これらソートされたデータ属性のうち、現行のピボット番組201が対応する値をもたないすべてのデータ属性が捨てられ、情報ゲインIaについて最高の対応する値を有する属性がこれらの属性として選択される。
前述のように、これらの選択されたデータ属性は、乏しいメタデータの使用可能性、又は他の判断基準によって、そのピボット番組201について反復して用いることができる。例えば、選択された属性を反復して用いる必要があるかどうかについての決定は、以下の判断基準の任意の組合せに基づいて行うことができる。
a)情報ゲインIについての所定のしきい値。
b)第1の属性と第2の属性の間の情報ゲインIの差。
c)ピボット番組201についての使用可能な属性数。
上記の判断基準a)に関して、所定のしきい値は、ブラウジングセッションの開始前に(すなわち、方法1100の実行に先立って)定義することができる。属性aについての情報ゲインIaが所定のしきい値を割り込む場合には、属性aは反復使用されない。この所定のしきい値としては、例えば、このブラウジングセッションについての最小情報ゲインIと最大情報ゲインIとの間の中間に設定することが挙げられる。
上記の判断基準b)において、第1の属性と第2のデータ属性の間の情報ゲインIの差が大きい場合には、この第1の属性をこの第2の属性よりも頻繁に使用して、どのテレビ番組が視聴済みであるかを判定する。この場合には、第2の属性を選択する代わりに第1の属性が反復される。
また、上記の判断基準c)に関して、現行のピボット番組201についての使用可能な属性数が必要なデータ属性数より小さい場合に、データ属性を反復して用いることができる。例えば、図2、3、4B、5B及び5Cの配列では、現行のピボット番組201についての使用可能なデータ属性の数が4よりも少ない場合に、これらのデータ属性を反復することができる。ステップ1105において、これらのデータ属性は、一意性を使用して選択することができる。データ属性についての一意性は、ピボット番組201の属性の値が、現行のプログラム空間においてどれほどユニークであるかを定量化する数値である。|P|個の番組を有する番組空間P上の、値vを有する現行のピボット番組cの属性aについての一意性U(a)は、以下の式(5)に従って決定することができる。
Figure 0004328757
式中で、dista(va(p),va(f))は、式(1)に関しての前述の2つの属性値va(p)とva(f)との間の距離を決定するための関数であり、|P|は、番組空間Pにおけるテレビ番組数を表す。
次に、ステップ1105において実行されるような、現行のピボット番組201に関連する1つ又は複数のデータ属性を、一意性を使用して、候補属性として使用するために選択する方法1400について説明する。方法1400は、セットトップボックス101のメモリ1306中に存在し、CPU1305によってその実行中に制御されるソフトウェアとして実装することができる。
方法1400は、ステップ1401から開始される。ステップ1401で、CPU1305は、上記式(5)に従って、ピボット番組201に関連するデータ属性の一意性Uc(a)を決定する。次いで、ステップ1403において、CPU1305は、Uc(a)=1となるすべての一意のデータ属性を廃棄する。次に、ステップ1405において、現行のピボット番組201に関連する残りのデータ属性(すなわち、ステップ1403で廃棄されなかった属性)が、その一意性に従ってソートされる。ステップ1407では、CPU1305は、候補属性として使用するために、ピボット番組201に関連する1つ又は複数のソート済みのデータ属性を選択する。方法1400は、ステップ1407で終了する。尚、ステップ1407においては、一意性の高い方から、データ属性が候補属性として選択される。また、ステップ1407において、2つのデータ属性が同じ一意性を有する場合には、より高い情報ゲインを有するデータ属性が選択される。更に、ステップ1407において、2つのデータ属性が同じ情報ゲインを有する場合には、これらのデータ属性のうちの1つが候補属性としてランダムに選択される。
前述のように、データ属性の情報ゲイン及び一意性を自動的に選択する以外に、図11のステップ1105において、ユーザ入力を利用して、これらのデータ属性を選択するようにしてもよい。一例においては、ブラウジングセッションの前に、候補属性として使用するために、システム100のユーザが1つ又は複数のデータ属性を選択するように構成することが挙げられる。この場合、これらの選択されたデータ属性は、ブラウジングセッションの進行中に変化することはない。或は、システム100の開発中に、候補属性として使用するために、システム100の設計者が、1つ又は複数のデータ属性を選択するようにしてもよい。この場合も同様に、これらの選択されたデータ属性は、ブラウジングセッションの進行中に変化することはない。
次に、方法1100のステップ1106において、CPU1305は、ステップ1105において選択された候補属性ごとに候補テレビ番組を選択する。これらの候補テレビ番組は、ステップ1102において決定された距離マトリックスを使用して、ステップ1101において生成されたテレビ番組推奨リスト1009から選択される。ステップ1106において、候補テレビ番組が以下の判断基準を満たす場合には、候補テレビ番組は特定の候補属性について選択される。判断基準は、
a)選択された候補テレビ番組が、現行のブラウジングセッションにおいて、以前にピボット番組になっていないこと、
b)候補テレビ番組についての特定の候補属性の値が、ピボット番組201に関連する対応する属性の値に等しいこと、及び
c)選択された候補テレビ番組が、上記b)において選択されるテレビ番組のうちで最高の推奨格付けを有すること、である。
尚、複数のテレビ番組が、同じ推奨格付けと、この候補属性に対応する属性についての同じ属性値を有する場合には、現行のピボット番組201に「最も近接」したテレビ番組が選択される。この場合に、この「近接度」は、例えば以下の式(6)に従って決定することができる。
Figure 0004328757
式中でdista(va(p),va(c))は、2つの属性値va(p)とva(c)の間の距離を決定するための上記式(1)に従って決定される。特定の候補属性について、上記選択判断基準a)、b)及びc)を満たすテレビ番組がない場合には、この特定の候補属性は、ステップ1105で選択された候補属性のうちの次の候補属性で置き換えられる。
特定の候補属性について等しい属性値を有することに加えて、特定の候補属性についての現行のピボット番組201の属性値と同様な属性値を有するテレビ番組もまた、候補テレビ番組として考えることができる。2つの属性値の間の距離が所定のしきい値距離より小さい場合には、これら2つの属性値は、「同様」であると考慮することができる。この所定のしきい値距離は、例えば、最小距離値と最大距離値の間の中間に設定することができる。
前述のように、ステップ1105における1つ又は複数のデータ属性の選択、及びステップ1106における候補属性の選択は、CPU1305によって実行される。代わりに、ステップ1105及び1106は、異なるCPUによって実行することもできる。この場合、各CPUは、セットトップボックス101内に構成されてもよいし、或はこれらのCPUの一方又は両方がこのセットトップボックスの外部に構成されてもよい。
次に、方法1100のステップ1107において、候補テレビ番組及びこれらに関連する属性が、図4Bのユーザインターフェース110に従って、テレビジョンセット112上の、ピボット番組201の近傍に表示される。図4Bに示されるように、ステップ1103において設定される現行のピボット番組201は、ユーザインターフェース110の中央領域200中に表示される。そして、ステップ1106において選択された4つの候補テレビ番組が、それぞれ対応する候補属性204、207、210及び213と一緒にサテライト領域202、205、208及び211中に表示される。或は、ユーザインターフェース110、510又は520の何れか、或は他の任意の適切な構成のユーザインターフェースを使用して、ピボット番組201及び候補テレビ番組、ならびに属性をシステム100のユーザに対して提示してもよい。
次に、ステップ1108において、リモートコントロールユニット105の中央ボタン405の選択を表す信号が、CPU1305によって受信されると、処理1100はステップ1109へ進む。この信号は、このユーザが、ピボット番組201によって表されるテレビ番組について、視聴、録画、或はそのテレビ番組上で実施される他の何らかのアクションを行いたいと望むことを表している。そうでない場合には、CPU1305から受信される信号は、ステップ1107において表示されるユーザインターフェース110のサテライト領域のうちの1つ(例えば、202)の選択を表し、処理はステップ1108からステップ1110へ進む。
ステップ1109において、現行のピボット番組201が選択され、方法1100即ち当該ブラウジングセッションが終了する。例えば、前述のように、ピボット番組201によって表されるテレビ番組が現在放送されている場合、CPU1305は、テレビジョンセット112をチャンネルに同調させる。また、現行のピボット番組201が将来に放送される予定のテレビ番組を表す場合には、例えば、テレビジョンシステム100はこのテレビ番組を録画すべきかどうかについてユーザ入力を求めるように構成される。或は、このテレビ番組が放送されるときに、ユーザに対して通知を行うべきかどうかについてユーザ入力を求めることができる。
ステップ1110では、現行のピボット番組201が、ステップ1108においてユーザが選択したサテライト領域(例えば、202)により表される候補テレビ番組で置き換えられる。その後、ステップ1110からステップ1104へ戻り、ステップ1104において、現行のピボット番組201がメモリ1306に記憶される。以降、ステップ1104から1110によって示される処理が、CPU1305によってリモートコントロールユニット105の中央ボタン405の選択、即ち現行のピボット番組201の選択を表す信号109を受信するまで反復される。
ステップ1105を反復するごとに、新たに選択された1組の候補属性は、以前に選択された1組の候補属性と異なることもある。この場合、この新たな1組の選択された候補属性は、新たな1組の検索条件を構成する。
又、ステップ1106において、候補属性ごとの候補テレビ番組の選択に続いて、CPU1305によりメモリ1306から追加の候補テレビ番組を選択することができる。一例によれば、この追加の候補テレビ番組は、方法1100のステップ1103において設定される現行のピボット番組201とは類似しないテレビ番組が選択される。そして、方法1100のステップ1107において、追加の候補テレビ番組がユーザインターフェース110の領域301中に表示される。この追加の候補テレビ番組は、ピボット番組201とは類似しない、最も高く推奨されるテレビ番組とすることができる。或は、更に、他の例として、この追加の候補テレビ番組は、ステップ1103において設定されるピボット番組201とは異なる、ランダムに選択されるテレビ番組としてもよい。
前述の好ましい1つ(又は複数)の方法は、特定の制御フローを含む。本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、異なる制御フローを使用した、この好ましい1つ(又は複数)の方法に対する多数の変形形態が存在する。更に、この好ましい1つ(又は複数)の方法の1つ又は複数のステップは、順次にではなくて並列に実施することもできる。
又、上記は本発明の一部の実施形態についてしか説明しておらず、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、これらに対して修正及び/又は変更を行うことが可能であり、これらの実施形態は、例示的であり、非限定的なものである。
テレビジョンシステムのハードウェアアーキテクチャを示す図である。 図1のユーザインターフェースを示す図である。 追加のテレビ番組名を含む追加のサテライト領域を含む、図2のユーザインターフェースを示す図である。 方向ボタンを含む、図1のリモートコントロールユニットを示す図である。 図3のユーザインターフェース、ならびにこのユーザインターフェースのサテライト領域とこのリモートコントロールユニットの方向ボタンとの間の関係を示す図である。 図1のリモートコントロールユニットを示す図である。 他のユーザインターフェース、ならびにこのユーザインターフェースのサテライト領域と、図5Aのリモートコントロールユニットとの関係を示す図である。 更に他のユーザインターフェース、並びにこのユーザインターフェースの直線的に配列されたサテライト領域と、図5Aのリモートコントロールユニットとの関係を示す図である。 図4Aのリモートコントロールユニット、及び図4Bのユーザインターフェースを使用してテレビ番組を選択する方法を示すフローチャートである。 このピボット番組及びこのサテライト領域の更新に続く、図2のユーザインターフェースを示す図である。 図1のセットトップボックスのメモリに記憶される任意の2つのデータ項目間の距離を決定する際に使用するための距離マトリックスを示す図である。 テレビ番組ランキング、及びユーザに推奨するためのテレビ番組のリストを含む推奨リストを示す図である。 本明細書中で説明している方法を実装するための、ソフトウェアの論理コンポーネントを示す図である。 図4Aのリモートコントロールユニット、及び図4Bのユーザインターフェースを使用してテレビ番組を選択する方法を示すフローチャートである。 図2のユーザインターフェースを使用して、選択されるテレビ番組に関連するデータ属性を表示する方法を示すフローチャートである。 図1のセットトップボックスの内部構成を示す概略ブロック図である。 図11の方法の間に実行される、候補属性として使用するために現行のピボット番組に関連する1つ又は複数のデータ属性を選択する方法を示すフローチャートである。

Claims (4)

  1. 番組の映像データを受信し、受信した番組の映像を表示装置に表示するとともに、現在放送中及び将来放送予定の番組の属性を示す番組属性情報を予め記憶部に記憶しておき、番組属性情報が記憶されている番組から任意の番組を選択するよう制御する番組選択装置の制御方法であって、
    ユーザが現在視聴中の第1の番組に関連付けられた前記番組属性情報における属性値の中から、1つまたは複数の任意の属性値を自動的に選択する属性選択ステップと、
    前記属性選択ステップで選択された属性値と前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記属性値が関連付けられた第2の番組を抽出する抽出ステップと、
    前記選択された属性値を用いて抽出された前記第2の番組の番組名情報及び抽出に利用された前記属性値、ならびに前記第1の番組の番組名情報をユーザインタフェースとして描画し、前記第1の番組の映像の一部の領域に重畳して前記表示装置に表示させる表示ステップと、
    ユーザの指示に従って、前記表示ステップで表示された前記ユーザインタフェースに含まれる前記第1の番組または前記第2の番組のいずれかを選択する番組選択ステップと、を有し、
    前記番組選択ステップによって前記第2の番組が選択されたことに応じて、前記属性選択ステップでは前記第2の番組に関連付けられた属性値を選択し、
    前記抽出ステップでは、前記選択された第2の番組の属性値と前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記第1及び第2の番組以外の新規番組を抽出し、
    前記表示ステップでは、前記新規番組の番組名情報及び前記新規番組を抽出するのに用いられた前記属性値を描画し、前記第1の番組の映像に重畳して表示することを特徴とする番組選択装置の制御方法。
  2. 前記番組選択ステップによって選択された番組を決定するためのユーザ操作を受け付ける決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された番組が現在放送中の番組である場合には、当該番組を前記表示装置に表示するように当該番組を放送中のチャンネルに選局し、前記決定ステップで決定された番組が将来放送予定の番組である場合には、当該番組を録画予約するためのユーザインタフェースを表示する制御ステップと、を有することを特徴とする請求項1に記載の番組選択装置の制御方法。
  3. 番組の映像データを受信し、受信した番組の映像を表示装置に表示するとともに、現在放送中及び将来放送予定の番組の属性を示す番組属性情報を予め記憶部に記憶しておき、番組属性情報が記憶されている番組から任意の番組を選択するよう制御する番組選択装置であって、
    ユーザが現在視聴中の第1の番組に関連付けられた前記番組属性情報における属性値の中から、1つまたは複数任意の属性値を自動的に選択する属性選択手段と、
    前記属性選択手段で選択された属性値前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記属性値が関連付けられた第2の番組を抽出する抽出手段と、
    前記選択された属性値を用いて抽出された前記第2の番組の番組名情報及び抽出に利用された前記属性値、ならびに前記第1の番組の番組名情報をユーザインタフェースとして描画し、前記第1の番組の映像の一部の領域に重畳して前記表示装置に表示させる表示手段と、
    ユーザの指示に従って、前記表示手段で表示された前記ユーザインタフェースに含まれる前記第1の番組または前記第2の番組のいずれかを選択する番組選択手段と、を有し、
    前記番組選択手段によって前記第2の番組が選択されたことに応じて、前記属性選択手段は前記第2の番組に関連付けられた属性値を選択し、
    前記抽出手段は、前記選択された第2の番組の属性値と前記記憶部に記憶された番組属性情報とを用いて、前記第1及び第2の番組以外の新規番組を抽出し、
    前記表示手段は、前記新規番組の番組名情報及び前記新規番組を抽出するのに用いられた前記属性値を描画し、前記第1の番組の映像に重畳して表示することを特徴とする番組選択装置。
  4. 前記番組選択手段によって選択された番組を決定するためのユーザ操作を受け付ける決定手段と、
    前記決定手段で決定された番組が現在放送中の番組である場合には、当該番組を前記表示装置に表示するように当該番組を放送中のチャンネルに選局し、前記決定手段で決定された番組が将来放送予定の番組である場合には、当該番組を録画予約するためのユーザインタフェースを表示する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の番組選択装置。
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